銀河戦 本戦Cブロック 7回戦
中村 修九段 vs 藤井聡太七段
2020年1月7日
解説:西尾 明七段
聞き手:香川愛生女流三段

銀河戦に藤井聡太の登場。聡太は今1勝で、決勝トーナメントに出るには、5人抜きしなければならない。

先手中村修で、相雁木。そこから中村修が右玉に。
聡太のほうから仕掛け、中村修も積極的に動いて、攻め合いとなった。

競った中盤で、どっちがいいのかわからない。解説の西尾は「中村のほうがいいかも?」との判断。
ドキドキの終盤に突入。聡太のほうには手が広く、いかにも間違えそうだが、強ければ正解を指し続けれるはず、という展開に。
しかしすでに30秒将棋の聡太。どうなる、どうなるか~!?
そこで、聡太の鬼手が出た~!絶好の攻防の角打ち!解説の西尾も「素晴らしい手」と絶賛。
その手が決め手となり、聡太が128手で勝ち切った。ギリギリの勝利だった。あぶねえええーー。
西尾「ヒリヒリするような終盤だった」

いやー、これ、敗れたとはいえ、中村修がこんなに強かったとは・・・。聡太が一手の妥協もせずに、それでやっと薄氷の勝利。
とても面白い好局だった。聡太の底力を引き出していた中村修。これだからベテランはあなどれない。
この一局は楽しかった!そして聞き手が香川さんで、観れて良かった。満足、満足!
次は森内と当たる聡太。次も本局のような好局を期待だ。
注意・この記事はアニメ「りゅうおうのおしごと!」のネタバレをしています。まだ観ていない人は気をつけてください。

2人「どーもー、よろしくお願いしますー」
右「・・・今、『俺の全盛期は明日』と書かれた掛け軸をいただきました。こんなん、なんぼあっても困りませんからね。どうもありがとうございます」

左「ちょっといきなりですけどね、ウチのオカンはアニメを観るのが趣味なんです。それで、面白い将棋アニメで『りゅうおうのおしごと!』っていうのがあるんですけど、それに出て来る好きなキャラクターの名前をちょっと忘れたらしくて」
右「『りゅうおうのおしごと!』のキャラの名前を忘れてしもうて。どうなってるんや」
左「色々と訊くんやけど、全然わからへんねんな」
右「ほな俺がね、オカンの好きなキャラ、一緒に考えてあげるから。どんな特徴を言うてたか、教えてよ」

左「浪速の白雪姫というニックネームで、すごく将棋が強い14才の女の子やねん」
右「それは、空銀子やんか。その特徴は完全に空銀子や。もうすぐにわかったやん。銀色の髪で白い肌。女流棋士との対戦成績が47戦無敗。女流二冠で奨励会二段という、逸材や」

左「俺も空銀子やと思ったんやけどな、オカンが言うには、そのキャラは将棋を始めて3か月で、将棋図巧を全部解いて図面と手順を暗記しているっていうねん」
右「ほな、空銀子とは違うか。銀子といえどもそこまでの詰将棋の才能はないから。というか、それは雛鶴あいや。あいちゃんが竜王の九頭竜八一(くずりゅうやいち)のもとに押しかけてきて弟子になるところから話が始まるんや。オカン、もうちょっと何か言うてなかったか?」

左「オカンが言うには、超ツンデレで、暴力も辞さない、ドSなキャラやっていうねん」
右「それは空銀子や。裸のあいちゃんを八一が押し倒してしまった場に遭遇すると、銀子は激怒し、八一に『斬首されなさい』と言っとる。そして扇子でバシバシと八一の頭をめった打ちにしとる。女子小学生たちと八一が仲良く寝てるところに遭遇すると、銀子は『証拠保存』と言って、スマホで写真を撮り、『ロリ王のタイトルが誕生しました。関係者に流しておくね』と八一を脅迫しとる。怒らせたら何をするかわからんのが銀子や」

左「でもオカンが言うには、八一の2番弟子で、あいちゃんのライバルやっていうねん」
右「じゃあ空銀子とは違うか。というか、それは、夜叉神天衣(やしゃじんあい)やないか。天衣ちゃんは他人を強烈に罵倒するのが特徴で、ニコ生に出たときに師匠の八一のことを『私はこの変態の弟子よ。残念ながらね』と、しれっと言うとる。天衣ちゃんは暴力こそ振るわないけど、言葉でガンガン責めてくるんや。オカン、他に何か言うてなかった?」

左「オカンが言うには、そのキャラのドSっぷりは恋のライバルが現れたときに最高潮に達し、八一を問い詰めたっていうねん」
右「それは空銀子や。祭神雷(さいのかみいか)という女の子がストーカーとなって八一につきまとうんやが、それを聞いた銀子は八一に激怒。『それをデートっていうのよ。ぶち殺すぞワレ?』と凄んで、ローキックで八一を蹴り倒すと、足で壁ドン。狂暴そのもの。『どうせ祭神雷を都合よくキープしてるんでしょ?持ち駒みたいに』と言って精神的にも八一を追い詰めてくる。恐怖やで」

左「でもオカンが言うには、そのキャラはナイスバディで色気たっぷりやっていうねん」
右「じゃあ空銀子とは違うか。銀子は風呂屋に行ったとき、あいちゃんから『空先生もツルツルじゃないですかー!』と言われて、それを八一に聞かれとる。銀子はナイスバディじゃなくてツルツルペッタンコやから」

左「現実の女流棋士の香川愛生さんが、そのキャラのコスプレをやって、相当な好評を博したっていうねん」
右「それは空銀子や。香川さんはセーラー服はもちろん、青いカラーコンタクトをして、雪の結晶をモチーフにした髪飾りまで再現。その熱意とサービス精神にファンは喜んだんや」

左「でもオカンが言うには、優しく八一を見守ってくれる、年上のお姉さん的存在やっていうねん」
右「じゃあ空銀子とは違うか。というか、それは清滝桂香や。八一は実は桂香さんが好きなんやけど、桂香さんは八一を恋愛対象にしていない。桂香さんは、むしろ、八一と銀子の関係を心配してくれてる、すごく貴重な存在なんや」

左「それで、オカンが言うには、八一が竜王戦を戦っている最中、ついに銀子の本音が出る。『今ならなんでも言うことを聞いてあげるよ。私は八一と一緒に居たい』と告白したって」
右「だから、それは空銀子や!もう銀子って言うてしもうてるやん。だけど八一に『たかが奨励会員に何ができるっていうんだよ。邪魔なんだよ』と、その告白は無情にも拒絶されてしまうんや。それで、銀子は八一をぶんなぐって大泣きしてしまうんや。もう銀子に決まりや」

左「でもオカンが言うには、空銀子ではないって」
右「じゃあ空銀子ではないかー。それを先に言えよ。というかもうそんなこと言っても、無理があるけどな」

左「オカンが言うには、銀子とあいちゃんと天衣ちゃん、そして桂香さん、そのほかの女性たち。いったい誰が八一の心を射止めるのか、視聴者は気が気ではないって」
右「うーん、それは『りゅうおうのおしごと!』のテーマやからな。もう八一が誰を選んでも大問題になるのは必至や。作者はどうするつもりなんやろ。アニメの終わり方はあれでよかったと思う。もっと詳しく知りたい人は、小説版をお勧めするわ。小説版はまた格別な面白さがあるで」

左「でもオトンが言うには、最後は八一はシャルちゃんと結婚するんと違うかって」
右「いや、それはさすがにちゃうやろ!・・・いやでもロリコンの八一のことやから、ひょっとして?どうもありがとうございましたー」
2人「どーもー、よろしくお願いしますー」
右「・・・今、熱い緑茶を一杯いただきました。こんなんなんぼあっても困りませんからね。心が落ち着きます。どうもありがとうございます」

左「ちょっといきなりですけどね、ウチのオトンは将棋が趣味なんです。それで、オトンが将棋でよくやってしまう反則があるって言うんですけど、その反則の名前をちょっと忘れたらしくて」
右「ええ?よくやる反則の名前を忘れてもうたの?将棋が趣味やのに?どうなってるんや」
左「色々と訊くんやけど、全然わからへんねんな」
右「ほな俺がね、オトンのやってしまう反則、一緒に考えてあげるから。どんな特徴を言うてたか、教えてよ」

左「ある駒を縦の列に2枚、並べてしまうという反則やっていうねん」
右「それは二歩やないか。将棋では歩を縦の列に2枚置いてしもうたら、その時点で反則負けや。よく知られてる反則やで。二歩をやってしもうたら、負けになるうえに、すごく恥ずかしくなるんや。こんなん、すぐにわかったやん」

左「でもオトンが言うには、いったん指したのに、違う手に変えてしまうという反則やっていうねん」
右「ほな二歩とは違うなあ。というか、それは『待った』やな。『待った』を認めると勝負の性質が変わってしまう。初心者どうしとか指導対局以外では『待った』は禁止や。もうちょっと詳しく教えてくれる?」

左「オトンが言うには、プロでもたまに、うっかりやらかす反則やっていうねん」
右「それはたぶん二歩や。プロ全体で年に数回あるわ。2015年にNHK杯でハッシーが二歩をやらかしたとき、ハッシーと対局相手の行方(なめかた)の両者が頭を抱えたんや。ハッシーはその後、色紙に『一歩千金、二歩厳禁』と書くようになったんや」

左「でもオトンが言うには、プロの淡路がよくやった反則やっていうねん」
右「う~ん、ほな二歩とは断言はできんか。淡路は生涯で公式戦で7回も反則負けをしとる。二歩を4回、二手指しを2回、角の筋を間違えて進めたのが1回。将棋のバラエティ番組で淡路は米長から、永世反則王の称号をもらったんや。他に何か言うてなかったか?」

左「オトンが言うには、自陣に底歩を打ってあるときに、起こりがちな反則やっていうねん」
右「それは二歩やんか。底歩というのは、打ったことを忘れやすいうえに、下段にあるため視覚に入りにくい。だから二歩を打つ原因になってしまうんや。『底歩、二歩のもと』という格言もあるくらいや」

左「でもオトンが言うには、取った駒を自分の駒台じゃなくて、相手の駒台に乗っけてもうた、という反則やっていうねん」
右「ほな二歩とは違うか。めずらしい反則やな。というか、それはプロの糸谷の奨励会時代の反則やないか。落ち込んだ糸谷に対し、当時の奨励会幹事であった井上が、『お前が将来タイトルを取ったときに、この話が伝説になるんや』と言ってあげると、糸谷は喜んだという話が残ってるわ」

左「オトンが言うには、ネットで指すときには、その反則負けをしたことはないっていうねん」
右「それは二歩や。ネットの将棋ウォーズや将棋倶楽部24では、二歩が打てないように設定してあるんや。だからその点は安心や。ただし、指してる本人が『あれ?なんで歩が打てないの?マウスが壊れた?』と思ってびっくりしてしまう。そして、ホンマは反則負けなはずやから、すごく気まずい心境で、手を変えてその後を指し続けることになるんや」

左「でもオトンが言うには、対局開始時間になっても、その場に現れない反則やっていうねん」
右「ほな二歩とは違うか。というか、それは単なる遅刻や。プロでは遅刻は持ち時間から3倍が引かれる。例えば10分遅刻したら持ち時間から30分が引かれる。そして1時間遅刻したら、自動的に負けや。プロで遅刻と言えば中田功(いさお)や。今年の3月5日にも、やってしもうた。中田はこれまでに7回も遅刻による不戦敗で負けとる。中田の弟子の佐藤天彦が、プロ入りしたときの挨拶で『目標は遅刻をしないことです』と言ったのが有名や」

左「オトンが言うには、すごいプロになると、その反則をしても、なかったことにする技を持ってる、というねん」
右「それは二歩や。ただしそれはあくまで指導対局での話や。プロは多面指しというて、一度に何人もの客を相手にすることがある。10面指しなんかは日常茶飯事や。しかも当然、駒落ちで一局ごとに手合いはそれぞれバラバラ。プロは考える時間もほぼ無しで、混乱するのも無理はない。そこでプロでも二歩を打ってしまうことがあるわけや。でも客がその二歩に気づかないときもある。そんなときは、2つあるうちの1つの歩を突き捨ててしまうんや。客がその歩を取ってしまえば、もう証拠は残らん。完全犯罪の成立や。そのテクニックを使うと、プロの先崎がこっそり告白してるで」

左「オトンが言うには、レベルの低い初心者どうしやと、たまに歩が3枚が縦に並んで三歩になってることがあるっていうねん」
右「じゃあ二歩ではないかーって、それは三歩!もう二歩どころじゃないやん!」

左「オトンが言うには、プロの松尾歩(あゆむ)がその反則をやらかしたんで、その日から松尾歩のニックネームが松尾二歩になったっていうねん」
右「だから、それは二歩!もう今、松尾二歩って言うてもうたやん!もう二歩に決まり!」

左「でもオトンが言うには、二歩ではないと」
右「じゃあ二歩とは違うかー。それを先に言えよ。というか、お前のオトン、いろんな反則をしまくってるんと違うか?大丈夫か?」
左「でもジイちゃんが言うには、負けた腹いせに盤をひっくり返す行為と違うかって」
右「いや、そんな相手とは二度と指してくれへんやろ!どうもありがとうございましたー」
2人「どーもー、よろしくお願いしますー」
右「・・・今、棋譜用紙を1枚いただきました。専用の棋譜用紙はAmazonには売ってませんので、こんなんなんぼあっても困りませんからね。どうもありがとうございます」

左「ちょっといきなりですけどね、ウチのオトンは将棋が趣味なんです。それで好きな動き方の駒があるって言うんですけど、その駒の名前をちょっと忘れたらしくて」
右「は?駒の書体とか、盛り上げ駒かとかじゃなくて、8種類のうちの駒の名前を忘れてもうたの?どうなってるんや」
左「色々と訊くんやけど、全然わからへんねんな」
右「ほな俺がね、オトンの好きな駒、一緒に考えてあげるから。どんな特徴を言うてたか、教えてよ」

左「将棋の8種類の駒の中で、最強の動きの駒で、アンケートで一番人気やっていうねん」
右「それは飛車やないか。縦にも横にも、一番動けるのが飛車や。人気が高いのも飛車。『へぼ将棋、王より飛車をかわいがり』や。もうわかったやん」
左「でもオトンが言うには、その駒の利きをよう見落とすっていうねん」
右「ほな飛車とは違うなあ。飛車の利きを見落とすようになったら、もう将棋はできへんよ。それは角と違うか?アマ初段までなら、角のラインはたまに見落とすから。もうちょっと詳しく教えてくれる?」

左「オトンが言うには、その駒の位置でだいたいの作戦が決まるっていうねん」
右「それは飛車や。将棋の作戦は、飛車をそのままの位置で使う居飛車、左に動かして使う振り飛車、その2大作戦に分かれるんや。振り飛車党は飛車を振るときに、脳内麻薬が出る人種なんや」
左「でもオトンが言うには、王様の守りはその駒におまかせやっていうねん」
右「ほな飛車とは違うか。飛車は攻めの中心や。というか、それは金やないか?守りと言えば金やで。『王の守りは金銀3枚』が基本や。他に何か言うてなかったか?」

左「オトンが言うには、その駒は敵陣に入りパワーアップすることによって、弱点のない最強の動きをするようになるっていうねん」
右「それは飛車やんか。飛車が成ると竜という、斜めすら行ける駒になるんやから。竜が作れた時点で、プレーヤーはかなりうれしくなって、目的を達成したかのように思ってしまうんや」
左「でもオトンが言うには、成るかどうか非常に迷う駒やっていうねん」
右「ほな飛車とは違うか。飛車が成らないときなんて、打ち歩詰めを回避させる時くらいのもんや。そんなん、実戦ではまずないわ。というか、それは銀やないか?銀は斜め後ろに行けるから、成らないときもよくあるから」

左「オトンが言うには、前後左右に動けるのが楽しくて、初心者は無意味に動かしがちっていうねん」
右「それは飛車や。初手で中飛車に振ったのに、次で居飛車に戻してしまうとかな。ペア将棋で実際にたまにある現象や」
左「オトンが言うには、駒を跳び越えて、斜め前にジャンプできる駒やっていうねん」
右「ほな飛車とは違うか。というか、それは桂馬や。『ふんどしの桂』という手筋で両取りがかけられるんや。桂馬は駒の中で、一番使い方が難しいんや。あまり早く跳ぶと、『桂の高跳び歩のえじき』になる。だけど遅いと何の活躍もしないんや」

左「オトンが言うには、盤に打ちつけたときに、一番割れやすいっていうねん」
右「それは飛車や。縦に筋が入ってるから。彫り駒で割れる可能性があるのは、飛車と香車や。もう飛車って言うたも同然」
左「でもオトンが言うには、その駒が全く動かずに終わる対局も、かなりあるっていうねん」
右「じゃあ飛車とは違うか。飛車は活躍するのが宿命づけられてるから。というか、活躍しないと言えば香車や。隅の4枚の香車は、まったく手付かずに終わる将棋が、しょっちゅうあるで。ただ香車も、いったん持ち駒になってしまえば、その存在感はかなりあるから、ゲームのバランスは取れてるんやけども」

左「オトンが言うには、やねうら王というソフトによると、歩1枚を100点とすると、その駒は1300点ぐらいの価値があるっていうねん」
右「それは飛車や。ソフト的にもその存在感は圧倒的や。人間どうしでは、飛車を持ち駒にしたときのワクワク感は、将棋の醍醐味と言えるやろな」
左「オトンが言うには、その駒の格言も、すごいたくさんあるっていうねん」
右「ほな、飛車とは違うか。というか、格言と言えば歩や。『歩のない将棋は負け将棋』とか、『一歩千金』とか、『開戦は歩の突き捨てから』とか、歩の格言はいっぱいある。飛車の格言なんて、『二枚飛車に追われる夢を見る』と『王飛車接近すべからず』ぐらいしか思いつかないわ」

左「それでオトンが言うには、角でよく王手飛車がかかるっていうねん」
右「それは飛車や!今、飛車って言うてもうたやん!もう飛車に決定!王手飛車をかけられたら、取られたら負けの王よりも、飛車のほうを思わず逃がしたくなる。それが飛車の価値というもんや。飛車を強引に詰ましに行く問題集の『詰め飛車』という本も出たくらいや」

左「でもオトンが言うには、飛車ではないっていうねん」
右「ほな飛車とは違うかー。それを先に言えよ。というか、もう8種類全ての駒を言うたやろ」
左「オトンが言うには、飛ぶ車と書いてその駒になってるっていうねん」
右「それは飛車!オトンの忘れた駒は飛車や!もう決まり!」
左「でもジイちゃんが言うには、チェスのルークと違うかって」
右「いや、それはもう将棋とちゃうやろ!どうもありがとうございましたー」
本戦Cブロック 6回戦
藤井聡太七段 vs 出口若武四段
対局日:2020/1/7
解説:佐々木 慎六段
聞き手:香川愛生女流三段

ずっと前から、私は早く聡太を銀河戦で観たくて、待っていた。
聡太の相手は、ここまで5人抜きしている出口。
先手聡太で、後手の出口が三間に振り、対抗形になった。
そうほう、がっちりと組み合い、▲居飛車+銀冠vs△石田流+美濃。
解説の佐々木は「出口が理想形に組めて不満なし」と言っていた。
観ていて私も、これはもう聡太からは打開不可能ではないかと思ったのだが・・・
聡太の右金が▲5七金としたのがあまり見ない手で、そこからその右金が▲6六金~▲7五金と大活躍。
聡太は着実にリードを奪い、最後もきっちり読み切って、確実に勝ちを手にした。
97手で聡太の快勝。強い。さすが。出口としては、どこが悪かったかわからない感じだった。
これでまた聡太が来月も観れる。よしよし、勝って良かった。次は中村修との対戦が組まれている。
1981年に放送されたテレビドラマ、「煙が目にしみる」の再放送を、先日、BSでやっていて、面白かったです。
そこから名場面を紹介。脚本家のジェームス三木さんの創案シーンだと思われます。

31歳の年齢制限(昔は31歳までだった)が間近の奨励会三段の弟子と、その師匠との会話。

(正座をして深刻な顔をする三段の弟子)
弟子「・・・先生、将棋とはいったい何でしょうか?」
師匠「ああ?」
弟子「教えてください。この世に将棋のある意味を」
師匠「そんなことは俺にはわからんよ」
(弟子が師匠を見つめる。師匠も向き合って正座した)
弟子「では、いったい何のために将棋は指すのですか?」
師匠「お前はいったい何のために生まれてきたんだ。どういう目的で生きとるんだ?」
弟子「・・・わかりません」
師匠「おそらく誰にもわからんだろう。しかしだ、将棋の中には人生がある。哲学がある。芸術もある。建築のようでもあり、音楽のようでもあり、数学のようでもあり、経済学のようでもあり、化学方程式のようでもある。おそらく全てのものがあるんだ」
弟子「・・・おっしゃることは漠然とわかります。将棋は人間そのものだと思います。でもどうして勝ち負けを決めなければならないのですか?」
師匠「うーん。闘争本能があるからだろうなあ」
弟子「闘争本能・・・」
師匠「人間は戦う動物なんだ。いつもどこかで戦争が起きてるじゃないか。平和が続けば集団ヒステリーが起こる。戦争のかわりにスポーツや勝負事が盛んになる」
弟子「すると将棋指しは、野蛮な職業ですね。闘争本能むき出しの残酷な人間が勝つわけですね?」
師匠「それは違う。タイトルを取るようなスーパースターには必ず優しさがある。闘争本能を超越した美しさがある。そうは思わんか?」
弟子「思います」
師匠「そこだよ。百戦錬磨の強い相手を倒すためには、思いやりが必要なんだ。敵を知り、己を知り尽くすことが勝利につながるんだ。最も優しい人間が、最も強い人間なんだよ。勝つということは、そういうことなんだ」
弟子「・・・」
作成時とは事情が変わってしまって、未公開だった替え歌を3つ、公開しました。
時間が経ったりしていて、すでに現状とは合致しませんが、せっかくなので出します。
以下の3つで、いずれも羽生さん関連です。
HABU HABU HABU
完敗宣言
Habu is over
2017年7月作成
HABU HABU HABU 
〜Dreams Come True「LOVE LOVE LOVE」の替え歌〜

ねぇ どうして すっごくすごく強いプロ
ただ 望みたいだけなのに ルルルルル 
うまく いかないんだろう・・・

ねぇ 電王 戦で 会いたいと願う
日々に限って いちども ルルルルル
出てきてはくれないね

ねぇ どうして すごく安いパソコンに
負けました と言うだけで ルルルルル
涙が 出ちゃうんだろう・・・

名人が 負けた日が
少しずつ思い出になっても
まだ観てる まだ観てる ルルルルル
ねぇ どうして 
涙が 出ちゃうんだろう・・・
涙が 出ちゃうんだろう・・・

HABU HABU 彼を叫ぼう 彼を呼ぼう
HABU HABU 彼を叫ぼう 彼を呼ぼう
2016年9月作成
完敗宣言 〜さだまさし「関白宣言」の替え歌〜

羽生がソフトと戦う前に ソフトに言いたいことがある
かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ

羽生より先に攻めてはいけない
羽生より後に攻めてもいけない
玉は薄く囲え いつも次善手を指せ
ルールの範囲で構わないから

忘れてくれるな 機械に勝てない男に
権威を守れる はずなどないってことを
機械には機械にしか できない事もあるから
余計な手出しをせず 黙って羽生に負けてくれ

ソフトの駒と羽生の駒と どちらも同じだ 大切にしろ
手心 手加減 かしこくこなせ
たやすいはずだ 組み込めばいい

羽生の陣地に 行くな入るな
それからつまらぬ 王手はするな
羽生はトン死はしない たぶんしないと思う
しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしている

将棋は人間が 考え抜くもので
機械が計算して つくろうものではないはず
ソフトは名人を 超えて行くのだから
ファンを泣かして いると思え
これからも羽生が 最強の棋士

終盤になって競り合ってたら 羽生より先に詰ましてはいけない
例えばわずか 半手でもいい
羽生より早く 詰ましてはいけない

何もいらない プログラマーは 涙のしずく ふたつ以上こぼせ
お前のおかげで いい対局だったと 俺が言うから 必ず言うから

忘れてくれるな 世界最強の棋士は
最強の棋士は 羽生善治 ただひとり
忘れてくれるな 俺の愛するゲームは
愛するゲームは 人間同士の将棋  
2016年1月作成
Habu is over ~欧陽菲菲「Love is over」の替え歌~ 

Habu is over 悲しいけれど 終わりにしよう きりがないから
Habu is over ワケなどないよ 将棋を観てる みんなのため

Habu is over 時代の流れと 笑って言える 時が来るから
Habu is over 泣くな男だろう 電王戦は 早く忘れて

わたしはあんたを忘れはしない 輝く一手を忘れはしない
史上最強の棋士だと思うから

Habu is over わたしはあんたの 一ファンでいい そっと心に
Habu is over 最後にひとつ 機械に負けちゃいけないよ

タイトルなんかでごまかさないで 機械の力をちゃんと認めて
きっとそのうちスマホにも 負けるから

Habu is over 悲しいよ 早く終わって 電王戦を
Habu is over, uh.... 名人でいてね Habu is over....
時空棋士 
新井政彦著 マイナビ出版 2020年1月31日初版第1刷発行
Amazonで紙版1628円 Kindle版1465円
評価 A
コンセプト<奨励会三段の少年が幕末にタイムスリップ>

面白い。実にワクワクさせられた。読みやすく、紙版で全328ページであるが、どんどん読み進められる。(改行による空白がかなり多いのという事情もあるが) 私は読んでいて、えっ、もうこんなに読んじゃったの? あとちょっとしかページが残ってないじゃん!ぐあー、読み終わりたくない!という事態になった。

ストーリーに関してはここでは触れないとして、欠点が2つ。
私は紙版を買ったのだが、漢字に「ふりがな」がない。これがけっこう痛い。江戸時代で文化が現代と違うので、なじみのない難しい単語が随所に出て来るのだが、ことごとくふりがながない。「月代」とか「行燈」とか普通、読めるか?(さかやき、あんどん)
とくに「簪」という小物が重要になってくるのだが、これが私には読めなくて困った。(正解は「かんざし」)

もうひとつの欠点、それは図面と符号がふんだんに出て来て、それで対局の場面の話が進んでいく、という形式なのだ。
なんでこんなふうにしちゃったのか。局面は難解で、手数にして一気に20手ぐらいどんどん進められていく。
まるで将棋世界の観戦記のような状態。いちおう24の有段者の私ですら、理解するのをあきらめる。
こんなの、将棋ファンで高段者じゃない人は突き放されてしまう。なんでこの方式を採用してしまったのか。
図面と符号を無視して、文章で表現しているところを追っていけば、どうにかド素人でもストーリーを理解はできるとは思うが。
この作者の文章力をもってすれば、文章だけで対局シーンを書くことは充分に出来たはずなのに。
万人向けにしておかないなんて、じつにもったいない。残念なことをしたと私は思う。

でも、読んでいるときのワクワク感は、他では得難いものがあった。面白かった。「現実には不可能な夢を、本の中で実現させてみせる」というフィクションの醍醐味が味わえる。作者の才能には敬意を表したい。
2人「どーもー、よろしくお願いしますー」
右「・・・今、ザクの動力パイプをいただきました。こんなん、なんぼあっても困りませんからね。どうもありがとうございます」

左「ちょっといきなりですけどね、ウチのオカンはアニメのガンダムが好きなんです。それで、好きなガンダムシリーズがあるって言うんですけど、その名前をちょっと忘れたらしくて」
右「好きなガンダムシリーズの名前を忘れてしもうて。どうなってるんや」
左「色々と訊くんやけど、全然わからへんねんな」
右「ほな俺がね、オカンの好きなガンダム、どのガンダムか一緒に考えてあげるから。どんな特徴を言うてたか、教えてよ」

左「主人公の男の子が、名前をバカにされたぐらいで、軍人相手に殴り掛かるっていうねん」
右「それはZガンダムや。もうわかったやん。主人公のカミーユは、女の名前と勘違いされたぐらいで、ティターンズの軍人をぶん殴ってしまうんや。高校生がヤクザを殴ったようなもんや。カミーユは相当に危ない奴やで。これが第1話やから、視聴者もびっくりや」

左「俺もZガンダムやと思ったんやけどな、オカンが言うには、シャアがモビルスーツ戦ですごく強いって」
右「じゃあ、Zガンダムとは違うか。ファーストであれだけ強かったシャアが、大苦戦の連続なんや。ファーストで通常の3倍のスピードだったはずが、Zでは見る影もない。一年戦争から7年の間に赤い彗星にいったい何があったのか。百式でメガバズーカランチャーを発射するときがかっこいいのが救いや。もうちょっと詳しく教えてくれる?」

左「オカンが言うには、アムロとシャアが手を組むのが、観てて最高にうれしいって」
右「それはZガンダムの名場面やな。軟禁されてニート状態で苦しんでいたアムロを、シャアが勇気づけて、アムロを復活させるんや。ファーストから観てる人には、胸が込み上げるものがあるな」

左「それで、オカンが言うには、話が短くて簡潔やって」
右「そしたらZガンダムとは違うか。Zはとにかく話が長くて難解や。ファーストでは地球連邦軍vs独裁国家ジオン軍という、わかりやすい構図やった。それに対し、続編のZガンダムでは、地球連邦軍の一部のエリート軍人の集まりであるティターンズと、ティターンズの暴走を阻止せんとするエゥーゴの戦いなんや。要は地球連邦軍の内部分裂の話で、こんなん、子供向けとは全く言えんで。ロボットアニメというよりも政治色が濃いし、はっきり決着しない攻防が、延々と全50話の中で繰り返されるんや」

左「オカンが言うには、宇宙空間でモビルスーツが変形する意味がわからんって」
右「それはZガンダムや。Zに出て来るモビルスーツの特徴や。大気圏を突破するときには、確かに変形する意味もあると思う。でも、宇宙空間専門のメタスやらハンブラビやらメッサーラは、何のために変形するんやろな?まあかっこいいから、ええけども」

左「でもオカンが言うには、シャアの変装が巧妙やったって」
右「じゃあZガンダムとは違うか。あんなん、名前をクワトロに変えて、サングラスをかけただけ。変装と言えるレベルじゃないで。今ならスマホの顔認証でも同一人物とわかるレベルやで。他に何か言うてなかったか?」

左「オカンが言うには、主題歌が別格に名曲やって」
右「それはZガンダムや。ファーストの『翔べ!ガンダム』が作られたのが1979年。Zの『水の星に愛をこめて』が1985年。たった6年でアニメソングが劇的に進化したのがわかるなあ。今でも『水の星に~』は、まったく色あせておらん。この曲が流れただけでファンには感涙ものや」

左「でもオカンが言うには、『アニメじゃない』っていう主題歌の歌詞がストレートすぎて、ずっこけたって」
右「じゃあZガンダムとは違うか。というか、それは続編のZZガンダムや。ダブルゼータが一番アニメっぽかったのは皮肉な話や。でも後半の主題歌『サイレント・ヴォイス』とエンディングソングの『一千万年銀河』は素晴らしい曲やったな。あれでZZという作品が救われてたわ」

左「オカンが言うには、最終回の盛り上がり方が半端じゃないって」
右「それはZガンダムや。カミーユたち、シロッコ、ハマーンの三つどもえが、一気に対決するんや。今までの停滞はなんやったんやと思うくらい、話も進む。この第50話、最終回では名シーンと名言が盛りだくさんや。時間がない人は、この最終回だけを観るという手もあるくらいや。名言で俺が好きなのは、シャアがカミーユに言った『君のような若者が命を落として、それで世界が救えると思っているのか!』やな」

左「でもオカンが言うには、最後はハッピーエンドやって」
右「じゃあZガンダムとは違うか。とにかく人は死にまくるし、テレビ版のカミーユのラストシーンは、今でも伝説になってるわ」

左「オカンが言うには、カミーユが最終回であんなことになってもうて、その後シャアが絶望して地球に隕石を落とす事につながった経緯がよくわかる、っていうねん」
右「だから、それはZガンダムや!もうカミーユって言うてもうてるやん!物語はZだけでは完結せず、ZZガンダム、そして逆襲のシャアへと続くんや」

左「オカンが言うには、2005年に作られた劇場用3部作も大好評やったって」
右「それは・・・『機動戦士Zガンダム A New Translation』やけど、大好評ではなかったな・・・。1985年当時のテレビ映像と、新しく描いた映像を組み合わせて作ったため、違和感がありすぎたんや。話も前後のつながりが悪いし、俺は正直、がっかりしたで」

左「でもオカンが言うには、Zガンダムではないと」
右「じゃあZガンダムではないかー。それを先に言えよ」
左「でもオトンが言うには、エヴァンゲリオンと違うかって」
右「いや、絶対ちゃうやろ!どうもありがとうございましたー」
将棋指しの腹のうち
先崎学著 2020年1月22日初版 
紙版1320円(文芸春秋発行) Kindle版1200円(文春e-book) 
評価 B 
コンセプト<将棋界を書いたエッセイ。図面はいっさいなし> 

この本、私は買うかどうか迷いました。私はいわゆる「将棋メシ」には興味がないから。
でも買って読んで、良かったです。「メシ」の話よりも将棋界の人間模様について書かれた本でした。
笑えるところもありました。プロ棋士の名前がどんどん出てきますので、知っていることも必要かと。(注釈で人物の解説はあります)
いつもの先崎節が顕在で、「自分を羽生世代の代表者のように書く」、「とにかく自分と羽生のエピソードを書く」。
そして酒を飲む話が多数。もうどんだけ飲むのよ(笑)

でもちょっと残念なのが、先ちゃんも、年相応に、偉くなってしまったなあ、と思いました。
権力に歯向かって、盾ついている先ちゃんが私は好きだった(^^;

なんにしろ、うつ病がなおってよかった。先崎ファンなら買いの一手です。
2人「どーもー、よろしくお願いしますー」
右「・・・今、牛乳ビンのフタを黒く塗って作った碁石をいただきました。こんなん、なんぼあっても困りませんからね。どうもありがとうございます」

左「ちょっといきなりですけどね、ウチのオカンはマンガを読むのが趣味なんです。それで、好きな囲碁マンガがあるっていうんですけど、その名前をちょっと忘れたらしくて」
右「好きな囲碁マンガの名前を忘れてしもうて。どうなってるんや」
左「色々と訊くんやけど、全然わからへんねんな」
右「ほな俺がね、オカンの好きな囲碁マンガ、一緒に考えてあげるから。どんな特徴を言うてたか、教えてよ」

左「主人公の小学生に、平安時代に死んだ囲碁好きな貴族の幽霊がとりつくっていうストーリーやねん」
右「それは、ヒカルの碁やないか。もうわかったやん。もう囲碁マンガという時点で、そうじゃないかと思ってたよ。1999年に第1巻が出版されてるから、20年ほども前になるんやな」
左「俺もヒカルの碁やと思ったんやけどな、オカンが言うには、幽霊はひとりじゃなくて、物語の後半は幽霊どうしの囲碁バトルになるっていうねん」
右「ほな、ヒカルの碁とは違うか。幽霊は佐為ひとりやからね。そんなJOJOのスタンド使いどうしみたいなバトルにはならんから。もうちょっと何か言うてなかった?」

左「オカンが言うには、主人公が囲碁を覚えてからプロになるまでがめっちゃ早いって」
右「それはヒカルの碁や。小6で囲碁を覚えて、中2でプロになってるから。まあバトル系のフィクションにはありがちなスピード出世や」
左「でもオカンが言うには、手の平から気功波を出して、岩をも砕くっていうねん」
右「じゃあヒカルの碁とは違うか。というか、それは、かめはめ波やないか。オカン、ドラゴンボールと間違えてない?他に何か言うてなかった?」

左「オカンが言うには、アニメの出来栄えも最高で、何回観ても面白いっていうねん」
右「それはヒカルの碁や。絵も声優さんもみんなうまくて、主題歌も名曲揃いで、言うことなしや」
左「でもオカンが言うには、主人公が人体のツボを突いたら、体が破裂するっていうねん」
右「じゃあヒカルの碁とは違うか。というか、それは北斗神拳や。オカン、わざと間違えてないか?」

左「マンガとアニメ、あまりの出来の良さに、海外でも人気。コミックマーケットなんかでは、二次創作が大流行したっていうねん」
右「それはヒカルの碁や。男キャラがかっこいいから、一部の腐女子に大人気で、たくさんの『やおい本』が作られたんや」
左「でもオカンが言うには、登場するキャラを読者から募集して、そのアイデアで作った、というねん」
右「じゃあヒカルの碁とは違うか。というか、それはキン肉マンや。オカン、絶対わざと間違えてるやろ」

左「それで、オカンが言うには、幽霊と五冠王の対決が最高に盛り上がるシーンやっていうねん」
右「それはヒカルの碁の頂上決戦や。あれは面白かったな。思えば、アルファ碁が登場する前に、このマンガを作っておいて良かったで」
左「それで、オカンが言うには、戦いで死んだキャラがどんどん生き返るっていうねん」
右「じゃあヒカルの碁とは違うか。そもそも死ぬキャラはおらんかったからな。生き返るといえば男塾やで。粉みじんになった大豪院邪鬼ですら生き返るんやから」

左「オカンが言うには、佐為が成仏していなくなった後、読者にめっちゃ喪失感があったっていうねん」
右「だから、それはヒカルの碁や!もう佐為って言うてもうてるやん!佐為が消えて、ヒカルも号泣したけど、佐為ロスが全読者に広がったんや。祭りの後の静けさみたいな感があったなあ」

左「でもオカンが言うには、ヒカルの碁ではないっていうねん」
右「じゃあヒカルの碁ではないかー。それを先に言えよ。というか、お前のオカン、ジャンプの色んなマンガがごっちゃになってるんや」
左「でもオトンが言うには、幽遊白書と違うかって」
右「いや、絶対ちゃうやろ!どうもありがとうございましたー」
恋するShogi Lovers
~AKB48「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=dFf4AgBNR1E

将棋のことが好きなのに 私にまるで才能ない
何度目かの 失望の準備 Yeah! Yeah! Yeah!

まわりを見れば大勢の 高段者たちがいるんだもん
低級者は気づいてくれない Yeah! Yeah! Yeah!

道場に流れる駒音 ぼんやり聞いていたら
知らぬ間に調子に合わせ 指先から 動き出す
止められない 今の気持ち
カモン カモン カモン カモン ベイビー 戦ってよ

恋するShogi Lovers 初段は そんな遠くないよ
Hey Hey Hey! 勝利するには 脳に汗かくこと

ハートはShogi Lovers レーティング 今日よりもよくしよう
Hey Hey Hey! Hey Hey Hey!
勝負を捨てたもんじゃないよね あっと驚く奇跡が起きる
あなたとネットで指したことある予感

四間でちゃんと さばきたい だけど定跡 自信ない
抑え込みが 想像つくから Yeah! Yeah! Yeah!

バランスいいのがいいなんて コンピュータは言うけど
堅い玉がアドヴァンテージ いつだって 美濃囲いが 人気投票1位になる
プリーズ プリーズ プリーズ オーベイビー 居玉で来て

恋するShogi Lovers 敵陣 さあ壊してみよう
Hey Hey Hey! 先の展開 神様も知らない

涙のShogi Lovers そんなに ネガティブにならずに
Hey Hey Hey! Hey Hey Hey!
世界は相手であふれているよ 悲しい出来事忘れさせる
明日は明日の棋譜になると思う

カモン カモン カモン カモン ベイビー 戦ってよ

恋するShogi Lovers 初段は そんな怖くないよ
Hey Hey Hey! 強くなるには 詰将棋解くこと

ハートはShogi Lovers 得意な 戦法極めよう
Hey Hey Hey! Hey Hey Hey!
詰むまで投げたもんじゃないよね あっと驚く事件が起きる
あなたとどこかで指すことになる予感