2010.02.10 2kgやせた
私「2kgやせたで」
母「あんた、眼の手術で角膜を削ったから、その分の体重が減ったんやね」
土曜に放送された銀河戦

第18期 銀河戦
本戦Fブロック 5回戦
勝又清和六段 vs 神吉宏充六段
対局日: 2009年11月18日
解説:有吉道夫九段
聞き手:山田久美女流三段
記録:渡辺弥生女流2級

4連勝している神吉が登場 今回の神吉さんの服装は、上下真っ白なスーツだ
それに合わせて眼鏡も白い(^^;  対するはデータマンこと勝又教授だ
そして解説が有吉さんだ 有吉さんは引退なので、これがテレビでの見納めだろう

20年度の成績は、神吉4勝11敗 勝又15勝18敗 2人の対戦成績は勝又の1−0

解説の有吉「神吉は早見えで、玉を堅く囲って飛車角を振り回して好きに指す、
 理論にはこだわらない棋風
 勝又は神吉と対照的で、研究を基本にして理論的に指す」
聞き手の山田久美「勝又のデータが役に立つかどうかが見ものですね」

画面に対局者2人が映し出された 神吉がいつもよりさらにデカイ 勝又が小柄なせいか 
聞き手の山田久美「大人と子供のような感じですね」 
将棋年鑑で調べてみると、神吉は178cm108kg、勝又は167cm63kgだ

雑談で、有吉「師匠の大山には、香落ちで2局教えてもらった うれしかった
 だけど、うれしさのあまり棋譜をつけておくのを忘れた(笑)」

さて、先手神吉でおなじみの三間飛車+美濃、勝又は居飛車で急戦模様という将棋だ
神吉が7筋の位を取っていた手に勝又が反発して、すぐに戦いになった
神吉は角道を開ける6五ポンで、もうのっぴきならない局面だ

ここで、神吉の強手が炸裂する 後手の桂の利きである7三に、神吉は角をブチ込んだ!
有吉「勝又の理論にない手かも」 そのとおりで、感想戦で勝又「角の打ち込みは全く見えてなかった」
これで神吉が一気にペースをつかんだ 
勝又教授の序盤のデータ、はっきり言って、全く役に立たず(^^;

神吉は角桂交換の駒損だが、なんといっても竜の存在がムチャクチャ大きい しかも美濃は鉄壁だ
もうこれ、全然ダメじゃないの、あっちゃー、勝又教授、全然力を出す間もなく必敗形になっちゃった
・・・と思っていたのだが、ここから勝又は粘った 
持ち駒の角2枚を盤上に打ちつけるという考えにくい手をひねり出した
感想戦では、これでまだ難しいところがあったというから、さすがプロだ

すると、神吉は一瞬の気の緩みを見せ、緩手を指してしまった 
その隙に、勝又が一気に形勢を挽回!
もともと駒損していた神吉が、逆に今度はもう全然ダメになっちゃった
局後、神吉「鼻血でました」

優勢になった勝又に、終盤、飛車取り放置の桂跳ねという妙手も飛び出した
これはホント、「あっ」と言わせる手だった
山田久美「絵に描いたような手ですね 次の一手に使えそうですね」
有吉「かっこいい手ですね すばらしいです」

神吉は大量に持ち時間を余していて、ここから考え始めたけど、もうすでに手遅れだったね
結果、勝又の逆転勝ちになった

この一局、対局者2人のいいところと悪いところがよく出ていたと思う
神吉は角の打ち込みの強手で優勢を手にしたが、勝負どころで時間を使わず間違えた
勝又は角の打ち込みが見えていなかったが、そこから勝負手を放ち、逆転までもっていった

ちょっと思ったけど、この2人には、棋士の代表としてコンピュータと対戦させるのは怖いね

神吉さん、画面が消えるときに、顔をひんまげるファンサービスをしてくれていた
でも、決勝トーナメントにはほぼ出場決定だろうから、そこでぜひ大暴れしてください!
マジで楽しみにしています
渡辺 明竜王vs深浦康市王位   NHK杯  準々決勝
解説 橋本崇載

いよいよNHK杯も佳境、ベスト8の戦いに入った
今週は先週に引き続き渡辺の登場だ 
先週の久保戦で、渡辺がかっこよかったんで、自分は渡辺を応援して見ることにした 
渡辺が苦手としているという深浦が相手ということで、どんな将棋になるか楽しみだ

解説者はハッシーだったが、ハッシーは頭にパイナップルをかぶっていた
ハッシー「渡辺は切れ味するどい攻めが特徴、最近は受けも強くなってバランスのいい将棋を指す
 深浦は作戦家でどんな戦型でも指しこなす 中終盤はねばり強く、技を駆使する」

先手渡辺で、相矢倉に進む 序盤、お互いに時間を使わずにすごく手が早い
双方がっちり組み合い、▲4六銀+▲3七桂の定跡形に進んだ
これで渡辺の攻めvs深浦の受けという図式になった
ハッシーいわく、この先手の陣形は「細い攻めをつなげていけるかどうか」という作戦で、
渡辺には合っているとのこと 逆に後手の陣形は受け重視の深浦に合っているということだ

戦いが始まり、渡辺が攻めかかり、駒が交換になる
矢内「形勢はどうですか」
ハッシー「全くわかりません」
おーい、見ているこっちはもっとわかんないんですけど(^^;

この将棋、深浦の桂使いがポイントになった
まずは△5四桂で渡辺の攻めの銀をバックさせた
渡辺が攻めるが、どうも深浦にうまく対処され、攻めがつながらない
ハッシー「攻めきる自信がなくなってきた」
そして深浦は△5七桂という実に考えにくい手で、渡辺の角の利きを遮断した
これにはハッシーが「ひゃー」、矢内も「おー」と驚いていた

渡辺の攻めが続かず、飛車を転換せざるを得なくなり、渡辺は準王手飛車をかけられてしまった
これではつらい ああー、今回は渡辺の負けか・・・

しかし渡辺も粘る 2筋の香を捨てて、歩に打ち換えた手が盲点の勝負手だった
香を走ったときには、矢内「これはどういう狙いで?」
ハッシー「ヤケクソではないと思いますが(^^;」と言っていたのだが、
直後に歩を打たれて見ると、一気に後手玉も寄りの形が見えた
ハッシー「こういう手が浮かびません、香を捨てて歩を打つ、頭が柔らかいですね」
ここは自分も見ていてホントに感心した

だが、深浦も再度の△5四桂、これが一発利かしで入った この手はかなりの好手だったようだ
だめだ、差が縮まらない、渡辺、今回はこれまでだったか
深浦の受け、どこがすごいというのはわからないけど、
全体にレベルが非常に高く、バランスが取れているように思う
こうやって渡辺はいつも負かされているのか あー、残念 

と思っていた矢先だった 深浦が金を逃げて一手緩んだ?
おおー? これは角が飛び出し、渡辺にチャンス到来か?
ハッシー「あれ これはおかしいですね これは事件、事件、大事件ですね」
うわー、もう渡辺は投了目前と思われたのに、事件発生!!

猛烈に深浦玉を追い詰めていく渡辺、その指し手に緩みは全くない
一度食いついたらもう離さない、渡辺のするどい攻め、本領発揮だ
最後は詰めろ飛車取りをビシッ!と指し、深浦、投了! 
なんと渡辺、大逆転勝利! うっひょー やってくれた!

いやー、まさかこんな結末が待ち受けていたとは・・・ やっぱり将棋は怖い・・・
そして渡辺は怖い 勝負をあきらめていないからこそできる逆転劇だった

終局直後の2人は、だまりこんだままで厳しい表情だった わかるわかる
渡辺にしてみれば「ずっと負けの将棋だった」ということだろうし、
深浦にしてみれば「やってしまった」と思っているのがよく伝わってきた

相矢倉の難しい将棋で玄人好みの展開だったけど、最後に大逆転という結末、
将棋の面白さが出た好局だったと思う いやいや面白かった

渡辺は2月5日にはB1順位戦でも深浦に勝ち、待望のA級昇級を決めている
渡辺竜王、おめでとうございます これからも活躍してください ブログも楽しみに見させてもらってます

<今週のやっぴー>
黒の上着に黒のスカート 上着には霜降りみたいな白い模様が入っていた
うんうん、こういうシンプルなのが似合うね 服装A
矢内に似合う服の種類はスタンダー度 ★★★★
昨日、目のレーザー手術の再手術を受けました
(前の手術の詳細は、2009年4月8、9日の日記にあります)
手術はうまくいき、ほっとしてます
視力は両眼で0、4から1、2になりました
視力はまだ今後変動があるんですけどね

最近、テレビを見るのに、かなり近づいて見てたんですよね
だから、思い切って再手術しました
これでテレビも後ろから見れるし、大盤解説会でも後ろの席からでも見れると思います

あと、道場のリアル対局で、角の遠くからの利きを見逃すことがけっこうあったんですが、
これも直ればいいんですけどねー
先日、角での王手飛車の筋を一局の中で2回も見落とし、それにはさすがに愕然としました(笑)

そんなわけで、今日は目を休めるため、テレビはお休みにしますので、
土曜の銀河戦についてはあさっての火曜に回させてもらいます

明日はいつもどおりNHK杯の感想を書きます
とにかく手術が無事に終わり、よかったです(^^)
第18期 銀河戦
本戦Eブロック 5回戦
中村太地四段 vs 遠山雄亮四段
対局日: 2010年1月8日
解説:加瀬純一六段
聞き手:野田澤彩乃女流1級
記録:井道千尋女流初段

今回から表示が21年度の成績になっていた
21年度の成績は、太地15勝11敗 遠山15勝8敗 2人の対戦成績は太地の2−0

解説の加瀬「太地は純粋な居飛車党、激しい将棋を好む、鋭い攻め、踏み込みが身上
 遠山は純粋な振り飛車党、大さばきが好き、悪くなると粘る」

ブロガー遠山の登場 このときは盲腸の手術で病み上がりだったはずだが、
どんな将棋を見せてくれるか

先手太地で、後手遠山のゴキゲン中飛車で5筋位取り
太地は2枚銀を繰り出して押さえ込みをはかる作戦だ
加瀬「先手玉は薄いので、指しこなすのは大変」

太地の2枚銀作戦に対し、遠山は1筋の香を上がる手と、左金をじっと寄る手で手渡しして待ち受けた
加瀬「遠山がうまいタイミングで手待ちして、隙を作らないようにしている」
この序盤の遠山の間合いの計り方は実にうまいと思わせた
太地は早くも時間をかなり使い、どうやっていいかわからないようだ

時間を使った太地が、遠山の3三の角の頭に▲3四歩と打ってきたときが、
この将棋の最大の勝負どころだったと思う
遠山は△2四角と逃げたが、これで5五の地点が弱くなり、太地に5五に銀を出る手を許してしまった
遠山はまだ10回考慮時間を残していたのだ これはもったいなかった
局後、感想戦で遠山「△2二角と逃げる手もあったか」

以下、遠山は苦しくなってしまった どうにも指す手が難しすぎる
加瀬「遠山にとって難局ですよ」 
遠山、攻めていったが、駒損の攻めではつらかった

加瀬は「太地がいいと思うがスパッと決めないと危ない」と言っていたが、
太地は自陣に銀を投入するなど丁寧に受け、遠山の攻めを切らせてしまった
遠山の攻めを受け止めたあとは、後手玉を危なげなく寄せて、太地の快勝となった
5五に銀が出てからは、太地がうまく指して、遠山に勝負所を与えなかったと思う

この将棋、互いに玉が薄い将棋だったので、勝負どころがかなり早かったようだ
遠山、時間がたっぷりあったのに、ノータイムで△2四角としてしまったのは残念だっただろう
ブロガー遠山さんを応援していたのだが、残念だった
(銀河クラブでも、遠山さんの解説はわかりやすい 
解説する対局を、事前によく調べているといつも思っている)

この一局を見て思ったのは、5筋位取りに2枚銀で押さえ込みをはかる作戦、
一手一手すごく神経を使わないとだめだわ 太地は序盤で特に時間を使っていた
24の30秒将棋では、時間が足りなさすぎるとつくづく思った
自分はこの戦法はやめておこうと思った(^^;
福崎さんが帰ってきて、またしゃべりだした
「関西の人は気が弱くてね〜 他人に自分のお茶を飲まれて『それ、オレのお茶やったのに〜』て
 後から言うんですよ」 
これの意味はよくわからないんですが、こんな福崎さんのトークがとにかく止まらないんですよね

次の一手クイズを出すときにも、▲三浦vs△谷川戦から出してましたが、
福崎「△8二銀と穴熊を完成させる手が第一候補!
  その他の候補手は・・・△8二飛! これがホントの居飛車穴熊!」
もうこんな調子で、止まらないんです(^^;

福崎「次の一手の正解者には、抽選で扇子をプレゼント! 扇子が外れた人には私の本!」

福崎「ここで谷川さんの手で、検討室で脇さんがすごい手を示してくれましたよお
 その手の説明がなされた後、福崎さんは大声で
福崎「でも、脇さんは八段です! 僕は九段です!」
お客「(笑)」

谷川が穴熊にしたので、神崎さんが福崎さんに気を使って
神崎「谷川さん、昔の福崎さんとの将棋を思い出して指しているんじゃないですか?」
福崎「それはないと思うよ 谷川さん、最近年賀状くれなくなったもん」

さて、ここで検討室から、豊島五段がゲストに来て、▲藤井vs△康光の将棋を解説してくれました
藤井の▲8二銀という意表の好手が出て、藤井が優勢になったのでは、ということでした
豊島君、赤いパーカーにジーンズでした 豊島君の普段着が見れたので、けっこうお得だなと思いました
豊島君は4歳のときから関西道場に通っていて、小学校1年のときにはアマ初段になったそうです

・・・さて、もっと解説会を見てきたかったのはやまやまなんですが、終電の時間が来てしまいましたorz
結局、三浦vs谷川の一番面白いところは見れずじまいでした
谷川が攻め損なったっぽいようなことを言ってましたが、どうなったんでしょうね
私は順位戦のネット会員ではないので、後で星取表を見ることにします
うーん、やっぱり最後まで見れなかったのは残念ですが、まあ仕方ないですね (終わり)

追記:今、ヤフートピックスで、今日の結果が出てるじゃないですか!
 康光が降級、タニーと井上が負け 井上さんは自力残留もなくなるという始末 うーむ、最悪だ(^^;
福崎「▲丸山vs△郷田戦は、並べる必要があるかなー 僕なんか全然興味ないけどなー」
福崎先生、そこまでハッキリいいますか(^^; まあ、私も興味ないですけどね
福崎「丸山さんは角換わりが得意でねえ、角を持ち駒に何枚も持っているイメージがありますね」

福崎「僕は飛車を持ち駒に持つとすごくうれしくてねー 右手に飛車、左手にチョコレート、これで幸せ
 みなさん、ついてこれてる?」
お客「(笑)」 

福崎「▲木村vs△森内は変わった戦法になってますよ 飛車がこんなとこにあるね
 袖飛車になってるのか じゃあ駒を並べたときに、始めからここに飛車をおいて始めればいいのに」
客「(笑)」
ここで、上の階で検討していた澤田四段が特別ゲストに来てくれた
澤田四段はこの袖飛車戦法の使い手なのだ
福崎「森内さん、君の棋譜を見てやってみようと思ったんとちゃうか 
 澤田君、今度森内さんに会ったら挨拶しといたほうがいいよ 
 レモンサワーでもおごってくれるかもしれませんよ」
澤田とサワーをかけたダジャレだったのですが、あんまり受けてませんでしたね(^^;
澤田君、実に的確に局面を把握して、わかりやすく解説してくれました 
まだ18歳とはとても思えませんね
福崎「澤田君が将来強くなってる頃には、僕も強くなってるよ 負けないぞ!」
お客「(笑)」

神崎「ちょっと休まれたらどうですか」
福崎「お客さんが引きとめるんちゃうかなー」
(しかし、福崎さんはいったん休憩を取って控え室に下がることになった)
神崎「あー いなくなってスッキリした(笑)」

神崎「井上八段が大ピンチになってます」
ここで▲高橋vs△井上が大盤で並べられた 井上さんを応援して見ていたのだが、どうにもこうにも、
高橋の攻撃の手がまったく緩まず、もう局面はいかんともしがたいのが素人目にもハッキリわかる
まもなく、井上投了となった 
神崎「井上さんの最近の将棋では、かなり不出来な内容でした
 高橋さんはめちゃめちゃ強かったです」
ああー、井上さん、惨敗か 残念・・・

ここで、盤上に室田女流が来て、色々局面の変化についてしゃべってくれた
どの将棋についてしゃべってたかは忘れた(^^; (つづく)
会場に着くと、大盤よりも小さめの盤が5つ、継ぎ盤として立てかけられていた
お客の数は多く、一番多いときには100人くらいいたのでは、と思えるほどいた
お客の中に、マジカルエミちゃん発見(^^; 今日はメイド服のコスプレですか
髪の毛を白に染めてますね

PM6時、福崎さんと神崎さん登場 拍手が起こる
福崎「A級リーグの星取り、誰が勝ったらどうなるかとか、知ってる?」
神崎「あ、知ってますよ 成績の一番いい人が挑戦者で、下位2名が落ちます」
会場のお客「それは知ってる(笑)」
そんなことは全員わかってますよね(^^;
いきなりボケをかました神崎さん、ボケ役は福崎さんのほうかと思ってましたが、両方ボケるんですね

福崎「もう今日は全部の対局は並べません、注目のやつだけピックアップしてやります」
ということで、さっそく三浦vs谷川を中心に見ていくことになった

▲三浦の居飛車、△タニーのゴキゲン中飛車だ
神崎「谷川さんは居飛車、振り飛車、両刀使いですよね 福崎さんも両刀使いですよね
 あれ、間違えました、妖刀使いでしたね(笑)」
神崎「なんと、序盤、ここまでで三浦の考慮時間がわずか7分!」
福崎「チキンラーメンが2個できますね」
福崎「三浦さんは、ここは『薬局か』といいたくなるくらい、ドリンクを並べますね」

福崎「谷川さん△7五歩と行った! 若いですねえ将棋が 
 この▲7七歩と打たせたところでは、これは谷川さん有利か、大きく挑戦に近づいたのでは!」
神崎「この局面、どちらを持ちますか?」
福崎「僕は谷川さんを持ちますよ 詰みにならないかぎり谷川さんのほうを持ちます」

さて、次は、1局だけ早い進行の対局があるという
なんとそれは▲高橋vs△井上だ 高橋の3手目▲5八金右から、一手損角換わりになっていた
▲高橋の棒銀vs△井上が四間で受ける形だ
福崎「今日の井上さんは手堅いです 家のカギも2個つけてきたんちゃうかなー」
福崎「高橋さんも一気に攻めようということですね〜」
もう手数も進んで、いきなり激しい攻防戦になっている
福崎「形勢は・・・ 井上さん苦しいか・・・ 今日は井上ファンも多いでしょうからねえ 
 井上さんの形勢が悪いとはいえませんねー」
神崎「じゃあ、高橋さんの形勢がいいです」
ここは笑った(笑)

さて、次は▲藤井vs△康光だ
福崎「B1に落ちると収入が3割減ですからねえ」
福崎「まだ序盤、ちょっとしか進んでないのに、ここまでで康光は持ち時間の半分以上使ってる!
 ディズニーランドに行く前にお金をつかっちゃったみたいな感じですね」
福崎「康光もB1に落ちたら普通の棋士です 僕と神崎はC1ですから、普通以下の棋士です」
(つづく)
A級順位戦8回戦の、関西会館の大盤解説会に行ってきます
解説者は、福崎文吾九段と神崎健二七段です
順位戦の解説会に行くのははじめてです 体力が持つかが一番心配です

注目カードは、もちろん5勝2敗どうしの直接対決、谷川vs三浦、これですね!
それから残留争いの、井上vs高橋ですね あとは康光vs藤井ですね

谷川さんと井上さんを応援してます(^^)

次の更新は今日の深夜か、明日になる予定です
NHK杯で出た、渡辺の妙手順、△8七香〜△6九銀の組み合わせ
これを激指9とボナンザは読むことができるのか?
盤面を入力して試してみました

後手:渡辺
後手の持駒:銀 桂 香 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・v玉v銀 ・v金 ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v歩 銀 ・ ・|三
| ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・|四
| 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・v香|五
| ・ 歩 ・ ・ 飛 ・ ・ ・ 歩|六
| ・ ・ 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・|七
| ・ ・ 金 ・ ・ 玉 金 ・ ・|八
| 香 桂 角 ・ ・ ・ ・v圭 ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 銀 歩四 
後手番
先手:久保


結論からいうと「やっぱり無理でした」

激指9は、検討モードで候補手を3つにしてやってみましたが、△3九銀、△8七桂、△7五桂の3つ
「次の一手」では△8七桂と出ました

ボナンザは思考時間を180秒にしてやってみましたが、△8七銀と出ました
(ちなみに△8七香▲9七桂を入力してやると、次の△6九銀は激指9もボナンザも即、正解してました)

(なお、形勢判断ですが、激指9は△8七香と打つ前の局面では+40で互角、
 △8七銀▲9七桂△6九銀まで入力してやると−213になりました 
 ボナンザは△8七香と打つ前の局面ですでに−438、
 △8七銀▲9七桂△6九銀まで入力してやると−668になりました) 

まだまだコンピュータに後れを取る竜王ではない、ということですね
ちょっと安心しました(^^;
久保利明棋王vs渡辺 明竜王   NHK杯 3回戦
解説 井上慶太

今回はタイトルホルダー同士の対戦、楽しみな一戦だ
解説の井上「久保さんは昨年タイトルを取ってから好調を続けている、
 渡辺竜王も森内を相手に4タテで防衛して好調」

先手久保で中飛車、それに対し、渡辺は三間飛車! 意表の相振りになった
もう定跡にない形、井上「完全な力戦形ですね」

ここで2人の今までの対戦成績が出た 渡辺の2勝、久保の8勝か
井上「渡辺は久保と深浦を苦手にしている」とのこと

井上「渡辺は攻撃力がすごく、中でも歩の使い方が絶品」と評価
井上「渡辺のほうから攻めて行く将棋、久保は『どこからでもいらっしゃい』、と待っている」
解説のとおり、渡辺が2筋から歩を切っていき、攻める展開になった

雑談になり、井上さんがしみじみと「棋士も長くなってりゃいいってもんでもなくてね、
強くなる人はあっという間に強くなりますねえ」 これは実感がこもっていた(^^;

さあ、盤面、中盤になっている 渡辺の攻めが続くかどうか、微妙という展開
井上「攻めがつながると、もう久保としてはどうしようもなくなる、
 渡辺の攻めが切れたというのは見たことがないんでねー」

井上「久保の玉の早逃げは柔らかい手ですけど、どうなんでしょうか」
とりあえず、端に歩を垂らし、いったんは渡辺の攻めの手は続いた
井上「渡辺さんの手の作り方はうまいですねえ」と感心してみている
さあ、ここから渡辺が銀、桂、香と持って、さらに攻めが続くかどうかだ

渡辺の手が動いた △8七香? この香はなんだ、桂取りか 
井上「△8七香、初めて見る手ですねえ あんまり大したことないような」
久保が当然のように桂を9筋に跳ねてかわした、そのときだった
△6九銀! ぐお なんだこれは こんなとこに銀をねじこんできた 全然自分の読み筋になかった手だ
さっきの香はこの銀を打つ狙い? さっきの香の真の狙いはこっちか
こういうのは、打たれたときにはすでにダメなことが多いがどうか

複雑に駒が絡み合っているが、これは・・・渡辺の攻めが決まってる・・・ 全てを防ぐ手がない・・・!
井上「この読み筋は・・・指せんな!」
渡辺、△8七香から△6九銀は、絶妙の組み合わせ手順!

駒の交換が行われ、久保玉は、一気に寄り筋に入った
井上「あらまあ・・・ これは切れなくなりましたね」 
あっちゃー、もう久保陣はガタガタだ

入玉阻止の寄せの講座を見ているかのように、後の渡辺の手は的確だった
そして井上さんの解説、わかりやすいわ 
井上さんは凡人だから、凡人の読み筋を披露してくれるね(^^;

きっちり寄せていき、渡辺の会心譜となった 渡辺、見事な勝利! 
△8七香から△6九銀の組み合わせ、魅せたね
ズバッと鮮やかに一閃、あれでこの将棋は決まりだった
やっぱ、渡辺はスゲェ・・・ なんかスケールがでかいわ・・・

渡辺の「久保は振り飛車が強いかもしれんが、オレは将棋が強いんじゃ」と
言わんばかりの勝ちっぷりだった
うーん、これは強い勝ち方、誰があそこで△8七香と△6九銀の組み合わせを見つけられるかなあ 
他の人では、羽生くらいじゃないかな

渡辺が最後のベスト8進出者、この将棋を見せられたら、当然、優勝候補だね
来週の渡辺vs深浦も楽しみだ

<今週のやっぴー>
黒のスーツ、緑のタートルネック 今週もいつもどおり可愛いかった 服装A
渡辺の竜王連覇も長いが、矢内のタートルネックの連続記録も長い度 ★★★★
第18期 銀河戦
本戦Dブロック 5回戦
上野裕和五段 vs 中村亮介五段
対局日: 2009年11月26日
解説:田丸 昇八段
聞き手:早水千紗女流二段
記録:伊藤明日香女流初段

20年度の成績は、上野3勝19敗 亮介18勝16敗 2人の対戦成績は亮介の1−0

解説の田丸「上野はじっくりとした理論派、ポイントを積み上げていくタイプ
 亮介は早指しが得意で風貌で見られるように野生派」

上野は前髪がなくさびしい感じ、対して、亮介はもみあげが長く、髪型がゴルゴ13のようだ
田丸「上野は連盟の理事をやっている 秘書検定2級の資格も持っている
   亮介は昨年度の順位戦で遅刻し、持ち時間9分で始めて、勝っちゃった」

先手上野で居飛車穴熊、後手亮介は三間飛車から玉頭銀で攻める作戦
亮介の玉頭銀なのだが、5段目まで出てきたはいいが、その後また3段目のもとの位置まで下がる、
という見たことがない進行で、亮介は4手損もしてしまうこととなった

ここまでの序盤で、もう一時間近く経っている
これ、こんなの普通の人が見たら、「この一時間を返せ!」と怒り出しそうなものだと思ってしまった(^^; 

亮介の4手損を上野がとがめたわけでもないので、なんだか両者フラフラだ
そして解説の田丸も、聞いていてどう考えても解説するのに棋力が足りておらず、フラフラな解説だ 
田丸といえば、昔、A級まで上がったことがあるが、
そのときの将棋世界に「田丸が上がっちゃった」と書かれただけのことはあるね

長い序盤がようやく終わり、上野が▲6六飛と飛車をぶんまわした手が、この一局唯一の見せ所だった
この飛車回りを、対局者の亮介も解説の田丸も見落としていた ここに飛車を回る手があったか

あとは玉頭戦になったが、田丸のフラフラな解説では、何やってんのかよくわかんなかった(^^;
対局の両者も秒読みで、バタバタ指しているうちに終局となった 

あ〜、1時間も駒組み、それも亮介の4手損戦法、フラフラな田丸の解説でよくわからない終盤、
まあこういうときもあるか 
2010.01.30 太った
太ったorz  
体重が76キロもある・・・ 
身長が170センチないのに、体重が76キロもある・・・
げええ ヤバい 前は70キロ以下だったのだ それが76キロは太りすぎでしょう
事実、腹の肉がつまめてしまうorz

そこで、今、レコーディングダイエットというものをやっている
これは「いつまでもデブと思うなよ」という本に書かれていたものだ
まさかこの本を買ったときは自分がこのダイエット法をするなんて思いもよらなかったよ

レコーディングダイエットとは、食べたものをひたすらメモしていくわけだ
これで自分が何をどれだけ食べているか、自覚するというものだ

で、これを始めてもう1週間になるけど、特に体重は変わっていない
なぜだーorz ・・・て、原因はわかってる
「ガマンせずに何でも好きなだけ食べていい」というのが、このダイエットの第一段階なのだ
今はまだその第一段階で、好きなだけ食べているのだ 
やっていることは、食べたものを書く、それだけ(^^;

例として、昨日食べたものを書き出してみよう

タコ(400円分くらいの大量)
ごはん (2杯)
ぽたぽた焼き(せんべい 6枚)
100パーセントジュース(小さい缶だけど4〜5本)
モナカアイス
食パン2枚 (バターをつけて)
りんご
コーヒー
ギョウザ (8個)
ごはん (2杯)
つぼ漬け
ホットドッグ
チョコ (少々)
ウーロン茶
きつねうどん
いなりずし (小さいの5個)

うわ、昨日もかなり食べているなー これでやせるわけないよね
特に、深夜にゴソゴソ起き出して、タコを食べたのはまずかったなあ 
いや、タコはおいしかったんだけど、食べたのはまずかった(^^;

さあ、それじゃ、第二段階の「カロリー計算」っていうのをやるか?
食べるもののカロリーを計算するのだ うわあ、めんどくさそう 
適当にガマンして食べるようにしよう(^^;
1ヶ月後にはやせていますように!
第18期 銀河戦
本戦Cブロック 5回戦
小倉久史七段 vs 稲葉 陽四段
対局日: 2009年11月27日
解説:神吉宏充六段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:井道千尋女流初段

20年度の成績は、小倉18勝15敗 稲葉30勝13敗 
2人の対戦成績なのだが、テロップで、小倉から見て0−1と出て、稲葉から見て1−2と出ていた
どっちを信用すればいいんだ(^^;

解説はなんと神吉さんだ 真っ白なスーツ、ピンクのYシャツとピンクの眼鏡だ
神吉「小倉は三間飛車を得意とする粘り強い棋風 
 稲葉はこの髪型を見てください、飛び上がっているでしょ、これが彼の棋風です
 将棋に瞬発力があって勢いがある、飛び上がった将棋です」
聞き手の貞升「(笑)」

神吉「小倉は手数がかかる渋い将棋、昨年度は銀河戦のベスト8まで勝ちあがった」
神吉「稲葉は昨年度の棋聖戦で挑戦者決定戦まで勝ち上がった、竜王戦でも6組で優勝した
 関西では、2分切れ負け将棋をやらしたら最強の存在です
 僕と稲葉と井上と久保で、兵庫の加古川の観光大使になっています」

神吉「粘っこい受けの小倉に対し、稲葉が攻めきれるかどうかが見もの」
先手小倉で、三間飛車だ 稲葉が居飛穴模様にしたのを見て、三間から向かい飛車に振りなおす戦法
角交換から、金銀も交換する力戦になった 

小倉が馬を作りに行くのに対し、稲葉は歩の突き捨てで手を作っていく
手将棋で、どっちがいいのか、どう局面を見たらいいのか難しい将棋になった
しかし、神吉さんは雑談している(^^;

神吉「記録の井道さんの秒読みの声がいいですよね 聞いていて幸せな気分になります
 たまに、野太い声の人もおるからね」
貞升「井道さんの声は秒が切れない感じですよね」
神吉「縁側でひなたぼっこしてる雰囲気ですよね」

神吉「小倉は受けているが反撃含みも残していて棋風が出ている、
 稲葉も攻めの手で押していき、両者棋風が出ている」

稲葉が攻めの銀を打ち込み、神吉「これは面白いよ 一番激しい順ですよ」と言った直後、
稲葉は自陣の5一に金を投入する気づきにくい受け! 自分は思わず「おおっ!」と声を上げた
神吉さんも「おお〜! ここに金!」と驚いている 
穴熊なんで、ふつうは玉にくっつけて金は打ちたくなるところだよね
対して、小倉も勝負手で迫る 神吉「どっちがいいんでしょうか」と神吉さんでもわからないようだ
自分は当然わかんない(^^; 

そこで稲葉のすごい手が出た と金が飛車に当たっていて、飛車が取れたのだが、
なんと稲葉は、と金で飛車ではなく桂のほうを取った!! 
神吉「え〜!は〜! これが稲葉の終盤力!」とびっくりだ
たしかに桂を取れば、王手で迫る順がある こんな手は全然見えなかったよ
ところがこの手に間髪入れずに小倉が反応、稲葉の桂打ちの手を消す、小倉渾身の金打ち!
一手指したほうが良く見える終盤、これはすごい・・・
神吉「小倉、この金打ちはベテランの味を見せましたね」 

自陣を安全にした小倉、ここから万全の指しまわしをみせ、見事に寄せきった
小倉、接戦を制し、稲葉に見事に快勝!
神吉「これは小倉の会心譜ですね すばらしかったです」
いや強いわ 小倉、鮮やかだった 
稲葉も強かったのに、それを上回った小倉、小倉は特に目立たない存在なのにこれは強い・・・ 

感想戦で、神吉は稲葉に「ベテランでも強いやろ〜」 「ええ勉強になったやろ」と言っていた
神吉は小倉には「ウチの若いもんがやられたね」と言っていた(笑)

稲葉の敗着は、桂を取ったことだそうだ 指されたときは絶好の好手に見えたんだけどね
ふつうの手を指していたほうがよかったのか 稲葉、手が見えすぎたための負けだった
それにしても、小倉が強かったわ・・・ はあ〜(ため息)
自分とのあまりのレベルの差に、ちょっとブルーが入った一局だった(^^;
昨日に引き続き、馬島君vsトップアマの角頭歩戦法です
30手目以降の棋譜を、私が想像して継ぎ足しました
最後の局面からして、たぶんこんな手順で進んだものと思われます

最後の局面、激指9の検討モードでは+1145で先手の馬島君が優勢です
しかし、浅利氏の△4六歩は、詰めろになっています(長い手順で詰みます)
次の先手の手としては、何か受けの手、▲6八銀や▲3八銀や▲4八玉が有効のようです
馬島君は、詰めろを見破って、受けの手を指すことができるんでしょうか?
来週号が楽しみです

先手:馬島
後手:浅利(トップアマ)

*浅利「俺は強くねぇよ 安心しな」
*席主「世界アマ5連覇の浅利が弱いわけねぇだろ よく教わるといいよ」
*浅利「よせよ ・・・ま・・・ 暇人には暇人の矜持(きょうじ)があるんだがな」
*(注:矜持とはプライド、誇りの意味)
▲7六歩
*浅利「平手でいいかい? じゃ先手でどうぞ」
*馬島「ハイ お願いします!!」
△3四歩 ▲8六歩
*浅利「ホォ?」
△8四歩
*馬島“鷹洋と比べて普通の対応だ この人この戦法知らないな?”
▲9六歩
*馬島“トップアマ? 遠慮なくいかせてもらうよ!!“
△8五歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂
△8九飛成 ▲8八飛 △同 龍
*浅利「少年 本当に度胸あるな」
▲同 銀 △8七歩 ▲同 銀 △8九飛 ▲7八銀 △9九飛成
*馬島“香損 損はすぐ取り返す”
▲8六飛 △8二香 ▲8三歩 △同 香 ▲同飛成
*馬島“取り返した 読み通り!!”
△9二角
*浅利「ネット将棋をやり込んできたな 少年」
*馬島「!」
▲8六龍
*浅利「あー 驚くこたぁない・・・ やたら早い指し手 損をしない序盤 ぎこちない手つき 乱雑な駒 意外と分かるもんだ」
△4七角成
*浅利「ああいいうのは便利だけど 便利ってのは大雑把なものでさ 将棋の面白さを どっかで取りこぼしちまうんだよね」
▲6五角
*馬島「これで俺が優勢ですよね? 言ってる意味がよく分からないですけど? 世界アマ5連覇つっても 羽生や渡辺よりは弱いんでしょ? 結局」
△5七馬
*席主「あのなぁ 君」
*浅利「いいから いいから」
▲8一龍
*浅利「将棋をある定規で見ると 確かにそうだ だがそれが将棋の強みで弱みなんだ」
△8八歩
*馬島「??」
*浅利「今はわかんないだろうが・・・ 気にするな少年」
▲4三角成
*(馬島、カーッと熱くなる)
*馬島“少年・・・ 少年って・・・”
△7二銀 ▲9一龍 △8九歩成 ▲5八金左 △8八と ▲6九銀
△7九馬 ▲8四桂
*パン!
*馬島“勝った!!”
*席主“うっわ こりゃ▲7二桂成が受からない? どーなってんだよ浅利?”
*馬島“トップアマに勝った!! オレはいける!! 見てろ鷹洋!!”
△4六歩
*コトッ
*馬島“な・・・ なんだよこれ? 銀取って4七から打ち込むつもりか・・・?”