奇襲党、いきます ~細川たかし「応援歌、いきます」の替え歌 3部作その2~

ああー あーあー
定跡だとか 常識だとか
筋がいいとか あー悪いとか

力将棋は 居玉も囲い
心臓止めても 角道止めるな ハーハー

鬼殺しが あるじゃないか
角頭歩が あるじゃないか

ぐっとぐっと いこうよ
奇襲党よ

本を一冊 読んだ知識で
試しに指しても すぐ変化する

アマの半分 受け方知らず
本を買っても ケンカは買うな ハーハー

筋違い角が あるじゃないか
カニカニ銀が あるじゃないか

ぐぐいっと ぐぐいっと
奇襲党よ

ソフト指しだと あー言うまえに
見せてごらんよ おまえのちからを

ウォーズの切れ負け 乱戦だらけ
白目むいても 下むくな ハーハー

パックマンが あるじゃないか
5手爆弾が あるじゃないか
嬉野流が あるじゃないか
アヒル囲いが あるじゃないか

ぐいんとぐいんと いこうよ
奇襲党よ 
準決勝のメキシコ戦と、決勝のアメリカ戦、じっくりTVで観戦。どっちも最高の内容でした。
こんな面白い見世物は、めったにあるもんじゃない。大谷の最後のラストボール、観てるほうも力が入った。
日本の野球はアメリカのベースボールに勝てる。パチパチパチ。
振り飛車党、いきます ~細川たかし「応援歌、いきます」の替え歌 3部作その1~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=ukj50QsENhY

ああー あー あー
四間飛車とか 三間飛車とか
向かい飛車とか 中飛車だとか

コンピューターは 居飛車が得意
端歩突いても うそつくな ハーハー

美濃囲いが あるじゃないか
銀冠が あるじゃないか

ぐっとぐっと いこうよ
振り飛車党よ

相振り飛車は あー振り振られ
ミラー将棋じゃ あるまいものを

アマの半分 定跡知らず
風邪を引いても 後手引くな ハーハー

金無双が あるじゃないか
矢倉囲いが あるじゃないか

ぐぐいっと ぐぐいっと いこうよ 
振り飛車党よ

評価値下がると あー言うまえに
見せてごらんよ おまえのサバキを

みんなやりたい 藤井システム
居飛穴にされても 下むくな ハーハー

角交換が あるじゃないか
石田流が あるじゃないか
トマホークが あるじゃないか
菅井 A級に いるじゃないか

ぐいんとぐいんと いこうよ
振り飛車党よ
以下、当然、ネタバレしてます。

決勝は藤井聡太竜王vs佐々木勇気八段。
先手が勇気で、相掛かり。
序盤、角交換から、先手が▲7七金型、後手も追従して△3三金型という、見たことのない形になった。
これには解説の木村も、「弱い人どうしみたい」と発言し、面白かった。

評価値が表示されているが、全く五分五分のまま、こう着状態に。どうやって戦いが起こるかわからない。
駒組みが飽和になっていたとき、番組開始から30分ほどが経過していた。

これを打開したのは後手の聡太。先に一歩損するから、果敢な積極策だった。形勢は互角のまま、戦いになった。
ここはやはり本局のキーポイントだったと思う。打開した結果が互角なら、打開した側がペースを握りやすい。
人どうしの戦いは、そういう面がある。

聡太の厳しい攻めが始まった。手持ちの角を△9三角と据えて、これが強烈なニラミだった。
結局、勇気は攻めを受けきれず、2枚替えになってしまった。聡太が角銀を取り、勇気が飛車を取った。
評価値は▲30対△70ぐらいで聡太が押している時間が続く。

勇気がなんとかしようと、がんばっているのは分かるのだが、聡太の手がまったく緩まない。
聡太は候補手の一番手の手をバンバン指していく。
と金を王手で活用する△7七と、の妙手も出た。差が開く一方なのが、伝わってくる。

勇気が、最後のお願いと、詰めろ逃れの詰めろの角打ちを放ったが、聡太は動じなかった。
最後は軽々と即詰みを決め、聡太の完勝となった。116手で聡太の勝ち。つ、強い・・・。
木村「聡太の会心譜」 
聡太が大きなミスが一手もない、「藤井曲線」を描いた一局だった。

聡太は3回、考慮時間を余しての勝ち。
たしかに勇気もがんばっていたのだが、本局は相当、両者の間に力の差があった内容だったと私は感じた。
聡太の早い読みと正確な大局観、そして優れた構想力が存分に発揮されていた。
正直、聡太と他の棋士では、角一枚ぐらい、棋力が違うのではないだろうか。

カネの取れる将棋。それが聡太の力。NHK杯の優勝も、納得だ。
これで聡太は今年度、一般棋戦と呼ばれる、銀河戦、日本シリーズ、朝日オープン、そしてNHK杯と、4つ優勝というグランドスラムを成し遂げた。ついでに、新銀河戦(非公式)も優勝している。

私もついつい本局は聡太を応援して観てた(^^; 私もミーハーファンなのだろう(笑) 
はあー、聡太の強さが発揮された一局で、観てよかったよ。私は満足だ。パチパチパチ。
原発推進どか~ん ~真心ブラザーズ「どか~ん」の替え歌~

元の歌
https://www.youtube.com/watch?v=Qjy9tOWAO-Q&t=30s

どか~んと原発 やってみようよ
明るい未来の エネルギー

どか~んと原発 やってみようよ
交付金目当てに 再稼働して

ふっと 大事故が 頭をかすめて
ゆううつな気持ちが 広がってゆく
そんな気持ちを ぐっと抑えて

どか~んと原発 やってみようよ
都合の悪いことは 知らんぷり

どか~んと原発 やってみようよ
当たって砕けろ 死んでもともと
川柳
指すたびに 下がる評価値 いってよし

解説・・・下の句を「逝って良し」にするか「一手良し」にするかで意味が180度変わる。


短歌
プロ棋士は 大きく2つに分けられる 藤井聡太と その他大勢

解説・・・聡太の人気>その他全員を合わせた人気
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人

▲2六歩
*私の先手。早指し2。私も相手も初段。
△3四歩 ▲7六歩 △3二金
*変わったことをしてくる。ここは相手の誘いに乗ろう。そのほうが面白そうだから。
▲2五歩 △8八角成
*相手は一手損角換わりだった。
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲3六歩
*しばらくは駒組みだろう。こっちは早繰り銀で速攻を狙う。速攻は対一手損角換わりの常道だ。
△5四角
*筋違い角、打ってきたかー。でも、実は私はこういう変則的な手は歓迎。奇襲退治は得意なほうだ。
▲3七銀
*将来的に▲3五歩とぶつけたいので、右の歩を守ることを優先した。
△7六角 ▲6八玉 △8四歩 ▲7八金
*▲7八銀型ではなく▲8八銀型なので、▲7八金の応援が効く。8筋は当面、大丈夫だろう。
△8五歩 ▲4六銀
*先に▲7七銀とすると、△5四角と引かれて、この▲4六銀が上がれなくなる。△3六角と歩を取られてしまうからだ。
△9四歩
*端攻めで△9八歩の筋を狙ってきた。でも受けなくてもまだ大丈夫そう。
▲3五歩
*早い仕掛けだが、待つ手もわからなかった。
△同 歩 ▲同 銀 △5四角
*▲2四歩は△2七歩の筋で失敗する。
▲3四歩
*ここを押さえたが、善悪は微妙だった。
△2二銀
*△4四銀が有力だった。そっちのほうが押さえ込まれず、後手としては良かっただろう。
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
*飛車の引き場所は・・・
▲2六飛
*ここがベストだと判断。
△3六歩
*この手は後手の好手。2九の桂の働きを封じており、次に△3七歩成▲同桂△3六歩の狙いがある。成立しているかは微妙だが先手としては怖い。
▲4八金
*3七の地点を補強。
△9五歩
*この手は次の△9六歩~△9八歩を狙っており放置できない。
▲7七銀
*これで△8六歩に▲同銀とできる。それを△同飛と切ってムリヤリ△9八歩を実現させる手もあるが、さすがに攻めすぎだろう。
△5二金
*ここから第二次駒組みとなった。
▲5六歩 △6四歩 ▲5五歩
*どっか行け。
△6三角
*ここで私は何をするべきか迷った。
▲7九玉
*とりあえず玉を固めておいた。
△6二銀
*形勢判断だが、激指15によるとほぼ互角とのこと。
▲8八玉
*しかし先手は角と一歩を持っている。後手だけ歩を持っている場合は互角だろうが、先手も歩を持っているのでちょっと先手が勝ちやすいだろう。
△1四歩 ▲4六歩
*この手は感触が悪かった。△7四角とされたら、角筋が先手陣に利いてくる。
△4一玉 ▲6六歩
*様子を見ている。暴発しないことが大事。
△7四歩
*この手は、ありがたいと思った。疑問手と感じた。先手は次の手が指しやすくなったからだ。
▲5六角
*これで2筋突破を狙った。ここで△7四角のぶつけがないので、安心して打つことができた。
△7五歩 ▲2四歩
*さあ、攻めるぞ~。
△4二金右
*ここで後手が△同歩は▲同銀で▲3三歩成の筋で2筋が突破されてしまうので、しかたないところ。
▲2三歩成 △同 銀
*次の最善手、わかるだろうか。ぜひ考えてほしい。私は逃してしまった。
▲2四銀
*これがチャンスを逃した疑問手。ここでは▲3三歩成△同金右▲3四歩以下、2筋を破ることができた。逸機(いっき)だ。
△同 銀 ▲同 飛
*まだ全く互角と激指15。
△2三歩 ▲2六飛
*ここで先手は次の手、ある手を狙っている。だから銀交換でもいいか、と思ったのだ。
△8四飛
*もし後手が何もしなければ▲8三銀と打って、飛車が詰んでいた。
*ここでまた何をしたものか、私はわからなくなった。
▲1六歩
*いかにも、手がないです、ということを示した手。まあ秒読みだし、何か指さなくてはいけないのだから、しょうがない。
△3五銀
*先手はどう対応するか。△4六銀~△5五銀と活用されては、やっかいだ。
▲2五飛
*これで△4六銀には▲4七歩がある。そこで△1三桂もあるが、さすがに指す気になれなかったのだろう。
△2四銀 ▲2七飛
*ここに引いたのは、我ながらうまい。
*しかし、こう着状態をどう解除するのか、まだ全然見えない。後手は2筋はすごく堅くなった。
△7三桂
*次の手、よく指せたと思う。
▲7六歩
*これは実戦的な好手。△7三桂跳ねに反応した手だ。
△5四歩 ▲7五歩 △5五歩
*ここで、技ありの一手が先手に出る。
▲7四角
*これで角交換は必然に。
*後手は受け方が難しく、間違いやすい。
△同 角 ▲同 歩 △同 飛 ▲8三角
*急所に角が打てた。先手がはっきり優勢に。
△8四飛 ▲7二角成
*これで、この一局は、もらったと思った。
△5二玉 ▲7五銀
*厳しい。後手は代償がない。
△9四飛 ▲7四歩
*桂得が確定。
△9二飛 ▲7三歩成 △7二飛 ▲同 と
*飛車・桂と角の交換で、急所にと金までできた。先手勝勢。
△5三銀 ▲6一飛
*あとは、冷静に攻めていけばいい。以下、平凡な手で良い。
△4四歩 ▲6四銀 △4三玉 ▲5三銀成 △同 玉 ▲9一飛成
△4三玉 ▲2一龍 △3七歩成 ▲同 飛 △5九角 ▲3三銀
△4八角成 ▲3二銀不成△同 金 ▲同 龍
*じりじりした序盤・中盤だったが、うまく指せた。激指15の棋譜解析では、先手が不利になったときはなかった。
△同 玉 ▲3三金
*2筋の突破を成功できなかったことだけは問題だったが、他はとてもうまく指せた。
*総考慮時間は、私が11分、相手が16分。
まで105手で先手の勝ち
最近、自分の部屋を片付けた。マンガ本を主に捨てまくった。200冊くらい、減らした。
捨てるにあたって、もう一度、読み直してから捨てる、という行為をしたため、片付け終えるまでに10日以上かかった。部屋はすごくキレイになった。

でも、なんだか寂しくもある。散らかっている部屋のほうが、私は落ち着くという性格だからだろう。
もう以前のような散らかった部屋にはならないように思う。

というのも、最近は本は電子書籍で買っているし、音楽もダウンロードして買っている、からだ。
そして、私は主に昔のマンガ作品が好きで集めていたのだが、それももう、ほぼ集め終わった感がある。
ドラゴンボール、ジョジョ、男塾、北斗の拳、こち亀などのジャンプ黄金期のマンガなど、もう入手した。
音楽CDも、欲しいものは主に昔のもので、集め終わった。

新しいマンガ本も買いたいのだが、今、連載中の作品というのは、まだ完結していないという欠点がある。
連載は、いつまで続くかわからないのだ。「はじめの一歩」みたいに、話が延々続き、めっちゃ長いかもしれないのだ。
私は、話が終わるまで、待たされるのが無理。終わって完結してから一気に読みたいのだ。

あとは将棋関連の本だが、これももう最近はほとんど買っていない。わからないところがあれば、ソフトで調べれば、たいがい解決してしまう。定跡本が必須だった時代とは、もう違う。将棋界の動向がどうなっているかも、ネットで情報は足りている。将棋世界を買うこともなくなった。

鬼束ちひろの歌に、こんな歌詞がある。
♪片付いた部屋が~ 私を一人にさせる~ そして震えてるの~ 自分など要らなくなると~
片付けまくって捨てまくって、次は自分まで要らなくなるんじゃないか?という不安を表した歌詞だ。名文句だなあ、と感じる今日この頃だ。
ネットの大手将棋サイト、将棋倶楽部24が24周年を迎えてます。おめでとうございます!
といっても、24ができたのは1998年の末だから、去年のうちに祝っておかなければならなかったのかもしれませんが。

24でいつでも将棋を指せるということは、私にとって「救い」です。
最近も私はあんまり体調がよくなく、月に10局くらいしか指せてないのが現状。でも、それでもいいんです。

私には24じゃなきゃダメなんです。将棋ウォーズの切れ負けは私には向いてません。
24の「早指し2」で指すのが一番楽しい。猶予時間の1分が、すごくよくできたシステムと感じてます。
盤面も見やすい。そして、シンプルで飾り気がない作りが私はとても好きです。

24の欠点といえば、相手を自動で選ぶオートマッチングに対応してない、ということでしょう。
ユーザーが相手を指定して挑戦するから、同じくらいの点数どうしでしか、ほぼ対局が成立しないんですよね。上達するには、自分より点の高い人とも指すべきなので。
それと、私個人にはあんまり関係ないけど、一番下の15級でも強い人が多すぎて、初心者お断りになっていることでしょうね。

それと、最近言われていることですが、レートのデフレ。私もかなり点数が下がり、このブログを始めたときには1700付近で指していたのが、今、初段の1550をなんとかキープしているといった具合。ただ、今私はあまり対局してないので、そのせいで弱まっているのかもしれませんが。

2000年頃の24では、私はチャットする友達がいっぱいできました。
対局を終えたあと、見知らぬ人どうし、感想戦をする文化があったんですよ。
掲示板に精力的に書き込んだりと、昔はそういった文化がありました。
まだブログもない時代だったので、掲示板に人が集まるということもあったんです。今となってはいい思い出です。
その頃は、よく通信が切れる「落ちる」という問題がありました。各個人の原因であったり、サイト全体がサーバーダウンということもありましたけど、今は通信環境が安定して、まったく落ちなくなりましたね。

とにかく、24には感謝しかありません。24で指すのは楽しいの一言に尽きます。
席主の久米さん、いつも本当にありがとうございます。どうかこれからも24をよろしくお願いします。
第30期銀河戦が終わり、新たに第31期銀河戦が始まっている。
女流枠が前期の2枠から、今期は4枠に増えて、私としてはとてもうれしい。
囲碁将棋チャンネルさん、ありがとう!

今期の女流4人の戦いぶりはどうだったのか、簡単に振り返りたい。

Eブロック1回戦 加藤桃子女流三段vs星野良生五段
相矢倉の力戦。カトモモが早々に桂を五段目に跳ねていったが、これが取り切られてしまった。ほぼ無条件の桂損。その後は差が開いて、危なげなく星野が勝ち切った。カトモモ、完敗。

Fブロック1回戦 伊藤沙恵女流名人vs長沼洋八段
相居飛車で伊藤の矢倉、長沼の中住まいという力戦。中盤、危ない手を長沼が指し、伊藤が長考。AIの評価値は80%まで伊藤有利に上昇。伊藤、最善手を指せるか!という非常に盛り上がる展開に。しかし、伊藤は最善手を逃す。あああー。惜しかったと言えるのか?伊藤はその急所で考慮時間を3回くらい使っていたのに、間違えた。終盤は伊藤は攻めが切れ模様になり、負けた。

Gブロック1回戦 
里見香奈女流五冠vs矢倉規広七段
里見はいつもの中飛車。矢倉が居飛車で見たことない囲いを採用。中盤のねじり合いのところで、里見が優位に立つ。評価値が70%まで里見側に振れる。しかしそこから里見が崩れた。矢倉の疑問手をとがめきれず、成立させてしまう。結局、矢倉にごまかされて、里見は失速。いったん有利になった矢倉は完璧な指し回しを見せ、最後は大差で矢倉が勝った。

Hブロック1回戦
西山朋佳女流二冠vs安用寺孝功七段
西山のノーマル三間+美濃に、安用寺もオーソドックスな居飛車穴熊で対抗。
戦い開始早々から、西山が苦しくなる。盤面の飛車側で普通に居飛車がリード。玉も居飛穴のほうが堅い。西山はどこに主張があるのか。安用寺は徹底した安全運転で、逆転を許さない。手数は158手と、かかったものの、安用寺の完封勝ちとなった。西山、完敗。

結局、女流勢は4人、全滅。内容的にも、完敗2局と逆転負け2局で、悪かった。
しかし私は満足だ。2人しか出てなくてその2人が負けても、たまたまか?となる。
4人出て4人負けたら、実力だ、となる。納得できる。来期もぜひ女流枠4名でお願いしたい。頼みます。

最後に、▲伊藤沙恵女流名人vs△長沼洋八段の一戦から、一番の急所となった局面を載せる。
現在、後手の長沼が4四にいた銀を△4五銀と上がったところ。
これが悪手で、AIの評価値が80%まで先手に傾いた。
次の一手で伊藤が一気に優位に立てる手がある。それを当ててみてほしい。







正解は▲5六銀とぶつける手。これを指していれば伊藤が優勢だった。以下△同銀なら、▲3六飛と十字飛車をかけて、先手が攻め駒がさばけて一気に抜け出せる。しかし伊藤は考慮時間を3回ほど使ったにもかかわらず、▲5八飛と指し、紛れてしまった。残念!
(▲5六銀には△3四銀が辛抱のいい手だが、その場合は▲5五銀以下、先手の攻めが続くと水匠5の判断)
以下を青く反転させてコピーし、Kifu for Windowsに張り付けて見てください。
局後に激指15で検討しています。

開始日時:2023/01/16
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人

▲2六歩
*私の先手で、いつもの居飛車。
△3四歩 ▲7六歩
*この局面で後手を持って何を指すかは、居飛車党の後手番の課題だ。振り飛車党なら何も迷わないだろうけど。
△3二金
*何だこれは?一手損角換わりか?
▲2五歩 △3三角
*めずらしい手だ。せっかくだから、誘いに乗ろう。
▲同角成
*めったにない後手の作戦なので、どんな対応なのかワクワクだ。
△同 金
*これは・・・阪田流向かい飛車か?
▲4八銀
*私は様子見。
△5四角
*筋違い角キター。これで△2二飛と向かい飛車にする作戦か?
▲6八玉
*▲2六飛とすれば、7六の歩は受かるのだが、△2二飛と回られて、浮いた飛車が標的にされそう。
*ただ、激指15によれば▲2六飛は最有力手。(+200ほど)
△7六角 ▲7八銀
*この手はけっこうポイント。▲7八金では、後手が振ってきたときに壁になる。
△4四歩 ▲3六歩
*右銀を出していく構想。△5四角と引かれると、この歩は突けなくなるから早めに突いた。
△5四角 ▲3七銀 △8四歩
*あら、後手も居飛車か!▲7八銀型の欠点を突いてきた格好だ。
▲5六歩 △8五歩 ▲7七玉
*しょうがないから玉で受けた。
*激指も最有力に上げている。
△7二銀 ▲5五歩
*どっか行ってくれ。
△6五角 ▲5八金右 △8三銀
*うわ、棒銀キター。ここまで変な手を指した覚えがないのに、なんか不利になりやすい将棋になっている。後手は8筋突破という目標があり、手がわかりやすいのだ。
▲6六歩
*この手はあんまりおススメでない、と激指。角は近くに居てくれたほうが先手は受けやすかった。
△3二角 ▲8八玉
*この手はちょっとした疑問手。激指が+150くらいで推移していたのだが、-150くらいになってしまった。もう8筋は破られても▲4六銀からの攻めを急ぐべきだった。
△7四銀 ▲6七金
*とりあえず固めたが、まったく自信がない。玉頭に棒銀が直撃しそう。▲8八玉が悪い構想だった。
△8六歩 ▲同 歩 △同 飛
*あれ?△7五銀じゃないのか、助かった。
▲8七歩 △8二飛
*相手が一手緩んだ。こっちも攻めを急ごう。
▲4六銀 △7五銀
*ここは先手は何かしないと、次に△8六歩からの攻めが見えている。
▲5六角
*激指によれば、まずまずの手とのこと。▲8三歩を狙っている。
*形勢は-300ほど。
*ここでは▲6五角と打つのが激指のおススメだが、それでは後手の作戦成功を認めた手になる。人間には指せないだろう。
△8四飛 ▲7七桂
*これで▲8五歩を狙う。
△6四歩
*よくわからない手だ。一手パスに近い。そして6三の地点が空いたことがこの後、大きな意味を持つ。
▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀
*この銀がここまで捌ければ、先手もやれる。
△3四歩 ▲同 銀
*ここで銀を引く人はいないだろう。
△同 金 ▲同 角 △7六銀打
*この将棋で、お互いを通じて出た、初めてハッキリとした悪手。7五の銀が遊び駒になったからだ。
*ここで私は決断の一手を指す。それは?
▲6一角成
*いっちゃえー。
△同 玉 ▲6三金
*激指もまずまず有力な角切りだったと評価。形勢は+500ほどで先手良し。
△8七銀成 ▲7九玉 △8二飛
*ここで私は▲8三歩か▲7二歩かでそうとう悩んだ。
▲8三歩
*この手は激指の一押しだった。▲8三歩で正解。
△4二飛
*さて、逃げられたが、慌てることはない。先手玉はまだまだ堅い。確実な攻めをしたい。
▲5四歩
*我ながら好手。
△同 角 ▲5三金
*これが飛車角両取りで厳しい。
△7八成銀 ▲同 金
*先手の手駒が増えて、攻めが切れなくなった。
△5二飛
*ここの局面、最大に迷った。どう考えても、先手がハッキリ勝ちになる手順があるはず。時間を費やしたが、正解が読めない。私は自分を弱いと思った(笑)
▲同 金
*これもないわけではないが、▲5四金が正解。以下△同飛に▲4三角の王手飛車で決まっていた。
△同 玉
*紛れたか?
▲5三歩
*急所の歩打ち。こういうところは私は強い(笑)。
△4三玉 ▲4一飛 △4二銀打
*ここで何をやるかもかなり迷った。ヘタをすれば逆転する。
▲5一銀
*正解の銀打ち。
△5三玉 ▲5五歩
*厳しい。一歩千金。
△3六角 ▲5四金
*玉は下段に落とせ。
△5二玉 ▲4二銀成 △同 銀 ▲8一飛成
*これが詰めろでは勝負あり。あとは慎重に指すべし。
△5一歩 ▲3八飛
*ちょっと変な感じもする手だが、許容範囲。
△4七角成
*ここでは後手玉に詰みもあるのだが、合駒の関係で少し難しい。一番手堅い勝ち方は何か?
▲3二飛成
*これでも勝ちだが、▲7二竜が正解で手堅い勝ち方。それで金か銀を合駒すれば取って詰み。角を合駒すれば▲6三金から詰みもあるし、▲3二飛成でもいい。
△4六角 ▲6八桂 △6三金 ▲6一銀
*相手の変則作戦に惑わされ、押されているところから、▲6一角成からの一気の攻めが決まって気持ち良かった一局。
△同 玉
*相手は反則してきた(^^; 88手という偶数手で先手の勝ち。
*私の消費時間は約10分、相手は約6分。
▲反則勝ち
*王手放置の反則
まで88手で先手の反則勝ち
1月1日(日) NHK 総合 PM0時15分~PM1時 神の一手を体感!天才たちの名勝負をビジュアル化

1月2日(月) NHK Eテレ PM2時35分~PM4時05分 新春将棋特番2023 新春将棋バトル バラエティ5番勝負

1月2日(月) 東海テレビ PM2時~PM3時 藤井聡太20才 (東海以外の地域では放送されないかも)


今から録画予約しておきましょう。
長年の経験から、たどりついた、私が指さない戦型についてまとめておきます。

「横歩取り」 
先手後手、どちらを持っても指したくない。空中戦は、もう全然手が見えない。形勢判断も狂いがち。

「相矢倉」
角の使い方が難しい。金銀の使い方も難しい。総力戦になり、将棋の中で最も難解な戦型ではなかろうか。

「相穴熊」
相穴は手数がかかるので、体力のない私には向いてない。対振り穴では急戦で行く。

「相振り飛車」
未知の力戦になり、私の観戦で得た経験値が活きない。対抗形になると分かっていれば、振り飛車も指したいが。

「奇襲全般」
奇襲をとがめる側が私には向いている。序盤はそこそこ知識があるので。

「角換わり相腰掛銀」
最近、これはもう止めたほうがいいと分かった。難解すぎる。早繰り銀か棒銀にすべし。

「一手損角換わり」
私のような攻めが好きな人には、向いてない。同じく、右玉も、待ちの戦型なので向いてない。

<まとめ>
上達において、得意戦法を持て、とはよく言われることです。しかし、指さない戦法を決めるというのも大事だと私は思います。特に私のような居飛車党においては。上記の戦型は、自分が選ばなければ避けることができます。
最近、あまり将棋をやってなくて、結局ドラクエ3をやっている(^^; もちろんファミコン版。

で、遊び方なんだけど、3人パーティか、もしくは遊び人を加えた4人パーティを組んでいる。
3人パーティの場合は、戦士・勇者・僧侶。戦士の代わりに武闘家or商人。僧侶を賢者に転職。
4人パーティの場合は、遊び人・勇者・僧侶・魔法使い。転職はしない。

これで最初に黄金の爪を売ったお金を持って、(約1万2千ゴールド)スタートする。FC版ドラクエ3のカセットは後期ROMと呼ばれるものがあり、その場合、2コントローラのAボタンを押しながら進めば、敵と出会わないという裏技がある。それを使えば、簡単に黄金の爪を取ってこれる。後期ROMは数が少なく、入手できない場合がある。そのときは、まず黄金の爪だけを取ってくるパーティを編成する。(商人2人と僧侶と死んだ勇者)そして防御キャンセルを駆使して、イシスまで行き、魔法の鍵を取ってから黄金の爪を取り、全滅すればいい。

レベル上げのための戦闘は、基本的にしない。ミッションをクリアしていけば、自然に上がっていく。
ただし、ガルナの塔(ダーマ神殿の北)で、僧侶がレベル20になるまでは上げる。(3人パーティの場合。そして僧侶を賢者に転職する)
もしくは、遊び人がレベル20になるまで上げる。(4人パーティの場合。遊び人は転職せずにそのまま使い続ける)

最も大事なルールとして、1回でも全滅したら、ゲームオーバー。これは絶対厳守。

そしてバラモス戦。このゲームで一番の難敵。この戦いだけ、防御キャンセルの裏技を使う。
3人パーティの場合、勇者がベホイミを、賢者がマホカンタを覚えたら、戦う。だいたい勇者レベル29~30。
4人パーティの場合、魔法使いがマホカンタとマヒャドを覚えたら、戦う。だいたい全員レベル26。
つい最近、戦略が変わった。勇者がアストロンを使うのだ。アストロンは絶対、敵の攻撃に対し先攻で唱えることができる。
バラモスの攻撃パターンは以下のようになっている。
1ターン目はイオナズンと打撃。
2ターン目は激しい炎とメラゾーマ。
3ターン目はバシルーラと打撃。
4ターン目はイオナズンとメダパニ。以下はまた1ターン目に戻ってループ。
この習性を利用する。すなわち、1ターン目が終わったあとに、2ターン目でアストロンをかける。
するとアストロンは3ターン持続するので、1ターン目を繰り返すことになる。
これで、食らったらほぼ一発で終了のバシルーラとメダパニを避ける時間を稼ぐことができる。
バラモスが1ターン目の攻撃を繰り返している間に、ピオリム、ルカニ、草薙の剣、バイキルト、マホカンタで態勢を整える。
アストロンを3回くらいかけて、態勢が整ったら、一気にたたみかける。
バラモスは毎ターン100ポイント、自動回復するので、一気にダメージを与える作戦。
あとはバシルーラとメダパニが効かないことを祈るのみだ。

ゾーマはバラモスほどは怖くない。4人パーティの場合は、僧侶をレベル34にしてベホマラーを覚えさせればほぼ勝てる。
クリア時のレベルは、3人パーティで勇者レベル36くらい。4人パーティで勇者レベル34だ。
ゾーマにはベホマが効くのでこのレベルでも勝てる。

さて、やっと本題。どんな名前をつけているか、だ。私はソフトを7本持っていて、それぞれ2組ずつの名前がつけられている。
3人パーティの場合から。
・勇者はちべ 戦士もうちん 僧侶はかせ ・・・ズッコケ3人組シリーズから。
・勇者くみちょ 武闘家あさり 僧侶たたみ ・・・マンガあさりちゃんから。
・勇者じお 戦士ぴぴ 僧侶けい ・・・マンガのサバイバルシリーズから。
・勇者じゅの 商人ちくそん 僧侶しいね ・・・同じく、サバイバルシリーズから。
・勇者まる 商人すうじ 僧侶しゃしゃ ・・・同じく、サバイバルシリーズの宇宙編から。
・勇者えいこ 商人かべ 僧侶こうめい ・・・アニメのパリピ孔明から。
・勇者ぴらふ 武闘家しゅう 僧侶まい ・・・ドラゴンボールから。
・勇者どろん 戦士ぼやき 僧侶とんすら ・・・ヤッターマンから。

4人パーティの場合。
・勇者りすたあ 僧侶くらいて 魔法使い りまあ 遊び人きゃっと ・・・TVドラマ宇宙船レッドドワーフ号より
・勇者るぱん 僧侶じけん 魔法使い こえもん 遊び人ふじこ ・・・ルパン三世より
・勇者あたる 僧侶さくら 魔法使い しのぶ 遊び人らむ ・・・うる星やつらより
・勇者とれとれ 僧侶ますたあ 魔法使い かなえ 遊び人りぶ ・・・youtubeのとれとれ店長より
・勇者まらいひ 僧侶ばんこ 魔法使い たまねき 遊び人 はたりろ ・・・パタリロ!より
・勇者かきの 僧侶びんほ 魔法使い さまよ 遊び人ちゃま ・・・おぼっちゃまくんより

遊び人を誰にするかで、かなり悩んだ。戦闘中に頻繁に遊ぶため、ふざけたキャラが必要になる。今のところ、全て気に入っている名前だ。
これらの名前をルイーダの酒場で登録している最中、魔法使いの「たまねき」が初期HP17という驚異の高い数字を出した。HP8のキャラも普通に出るのに。まだまだFC版ドラクエは奥が深い。
前半、前田のゴールで、やったああ、となった。しかし後半、すぐ追いつかれる。
双方、よくがんばって、延長でも決着つかず。互角だったと思いたいが、やはりクロアチアが押していたと思う。

最後はPKで無情にも敗戦。日本の敗因は、PKをあまり練習していなかったことにあるのではないか?
4人中、3度も相手にキーパーにガッチリ止められた。

でも今回のW杯は面白かった。充分満足だ。ありがとう、森保JAPAN。最高に楽しいお祭りだったよ。