第18期 銀河戦
本戦Dブロック 2回戦
藤原直哉六段 vs 石田和雄九段
対局日: 2009年9月15日
解説:佐藤義則八段
聞き手:井道千尋女流初段
記録:伊藤明日香女流初段

20年度の成績は、石田8勝10敗 藤原8勝18敗 2人は初手合い

解説の佐藤義則「石田は若いときから居飛車一辺倒、筋のいい将棋
 藤原もやはり石田と同じく居飛車の本格的な将棋」

先手石田で、序盤、石田が5筋の位を取り、中飛車かと思われたが、やはり居飛車だった
結果、5筋位取りの相居飛車持久戦に進む

慎重に時間を使って駒組みしていた藤原がやや作戦勝ちか、と思われたときだった、
石田が金を相手の角に当てて前に出る勝負手を放った
これがなんと▲7六金〜▲8五金〜▲9四金と端まで出ていく気合いの踏み込み!
しかもまだ1度も考慮時間を使っていない  

形勢はともかく、この金の進出が藤原の虚をつき、石田がペースをつかんだ
何か藤原のほうから手をつくる方法があったのかもしれないが、
早指しということもあり、その後局面、石田優勢になった

そして果敢に攻め合いにもち込んだ石田、もう雰囲気は完全に石田ペース、
あとはどう寄せを決めるかという段階になったのだが、そこで出た、石田、角を取られる手を
うっかりするという大ポカ!痛恨の一手バッタリ!

ああ〜、今まで慎重にミスをしないように指していたのに、これは残念!
直前の攻めの▲3一金などは、見えにくい好手だったと思うが、やはりトシには勝てないか
石田「ポカしちゃった 何やってんだ〜 ひどいな〜」と、まだ終局してないのにぼやく石田の
姿があった 

この一局、対局者と解説者が3人とも初老のおっちゃん、うわあ、地味だな〜、と思っていたけど、
まずまず楽しめた
なかなか態度を決めない石田に対する藤原の慎重な駒組みはさすがと思ったし、
石田の金の3回の突進は見ごたえがあった、その後の細かい攻防もなかなかだった
藤原にもミスはあったけどね

ただ、終盤、解説の佐藤義則が、ほとんど何もしゃべらなくなってしまったのが残念
中盤まではしっかり解説していただけに、惜しかった
あと、石田は対局中、やたら動いていたのが気になった 扇子もパチパチ鳴らしっぱなし(^^;

まあでも、相居飛車の力戦を楽しめた一局だった
第18期 銀河戦
本戦Cブロック 2回戦
田中悠一四段 vs 熊坂 学四段
対局日: 2009年9月18日
解説:植山悦行七段
聞き手:中村真梨花女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、クマー7勝9敗 田中16勝15敗 2人は初手合い

解説の植山「クマーはvs有森戦では冷静な指し回しだった、
 スポーツが得意で場を盛り上げるムードメーカー
 田中は奨励会員のときは目立たなかった、軽快な振り飛車党」

先手クマーで、▲7六歩△3四歩▲6八玉と進む これ、相手が振り飛車党用の指し方だ
自分が後手だったら、ありがたくてしかたないけど(^^;
オールラウンダーなら、絶対居飛車で来るだろう しかし、田中は誘いに乗らず、中飛車に振った 
うーん、結果的にはこれがもうどうだったのか 

クマーは2筋を保留したまま、袖飛車作戦だ
そして、金無双に似た、独特の囲いに玉を収めた これがなかなか優秀だったのだから面白い
急戦の居飛車の囲いって、あまり工夫の余地がないけど、今後、このクマーのやった囲いが
メジャーになるのかどうか、興味深いところだ

クマーは飛車を一つ横に寄ってわざと田中の金を玉と反対側に上がらせた
この辺、すごく機敏だった 後は桂をポンと跳ねだし、快調な攻めだ

聞き手の中村マリカ「(攻めが)軽いですかね?」とさかんに聞いていたが、
自分は、攻めは軽いかもしれんが、マリカは軽くないだろう、と思って見ていた
マリカちゃん、顔も体も丸っこくて、雪だるまみたいだね
肩幅が植山より広(以下自主規制)

クマーが快調に攻めつづけ、植山「クマさんペース」とギャグを言うほどだ
堅い、攻めてる、駒得、という3拍子そろっていて、さあ、後は収束をみるばかり、と
なったのだが、ここからクマーの本領が発揮される

クマー、決めきれずにモタモタしてしまい、田中に形勢を挽回されてしまった
一時はどうなることかと思うくらいに差が詰まったのだが、田中もチャンスを逃したようで、
最後はどうにかこうにか勝ち切った うーん、あの大差がついていてなんでこうなるかな
100手くらいで勝ちそうなものだったが、169手もかかってしまった

植山「熊坂四段がリードをフラフラしながら守った一局」
クマーのいいところと悪いところが存分に出た内容だった
一方、田中のほうはいまいち印象が薄かった やっぱり、3手目の挑発に対して居飛車で
迎え撃てないようではプロでは厳しいのかもしれない

クマーの序盤戦術が面白かった一局だった
クマー、一回戦では陽動振り飛車、本局は3手目▲6八玉から飛車先保留の袖飛車、
次の稲葉戦ではどういう戦術で行くのか、楽しみだ

それと、マリカちゃんがしゃべるのがいっぱい聞けてよかった
これからも丸っこい顔と体で棋界をにぎわせてほしい
最近、どうにも書くネタがなくなってきてしまってます
毎日更新は難しくなりそうです

このブログでは、週に3日は確定しているんですけど、あとは別に決まってないんですよね
金曜→木曜の銀河戦
日曜→土曜の銀河戦
月曜→日曜のNHK杯

最近やっていることと言えば、またFC版ドラクエ3(^^; それからプレステ1のみんなのゴルフ1
24でもあまり指してないです・・・

何か新しいものとの出会いが必要と感じている今日このごろです
最近、自分の使っているデスクトップパソコンの調子が悪いので、
母のノートパソコンを併用して使っている

そこで、ちょっとした事件発生
さて、終了だ、と思い、「Windowsの終了」をして、
パソコンのフタを閉じようとして右手でフタを閉めたところ、
ガッシャーン!!と大きな音を立ててフタが倒れた!

なぜ?!と思ってよく見たら、パソコンはノートパソコンじゃなくて、デスクトップだった!
今閉じようとしたのは、ノートパソコンのフタじゃなくて、デスクトップパソコンのモニタだったのだ!

デスクトップパソコンのモニタを勢いよく倒してしまった(^^;
幸い、ちょっと画面にキズがついただけで、他は何も異常なし

モニタを倒したのは、右手の反射的な動きだった
私は2つ同時にはパソコンを使いこなせないようです
郷田真隆九段vs北浜健介七段   NHK杯  2回戦
解説 丸山忠久

北浜はメガネを新調したらしく、フチの太い茶色いメガネだ
正直、前までのほうが良かったような(^^;
丸山は髪の毛がツンと立っていてかっこいいね

解説の丸山「郷田は本格的な居飛車党、攻守にバランスが取れている
 北浜は中終盤に独特の冴えを見せる、序盤は穏やかで中終盤で大技を狙ってくる」

先手郷田で、戦型は横歩取り△8四飛型だ
この時点で、イヤな予感がした ああ、自分の苦手な横歩取りだ
楽しめるかな〜、と思っていたら、その予感がモロに当たってしまった

序、中盤、技がかかって差がついたら終わりなので、お互いに考慮時間を使わざるを得ない形、
見ているほうとしては眠くなる
そして、本格的な終盤になったときには、お互い30秒将棋で、逆に早すぎて
難しくてわけがわからない、そんな将棋になってしまった・・・ 
ああ〜残念!

感想戦でも、終盤は郷田、北浜、両者ともに「形勢がわからない」と言っていた
これじゃ、見ているほうはもっとわからないよー ダメだこりゃ(^^;

丸山はがんばって解説してくれたと思う
序盤の駒組みで、丸山「先手は歩を前に出したい、後手は飛角をうまく使いたい」
中盤では「(こういう将棋で)アマチュアの方にわかりづらいのは、
 局面ごとに狙いが絶えず変わってくること」
ここは聞いていてなるほど、と思った

丸山「この将棋は横歩取りの中では普通の居飛車の感覚に近い、
 明らかに普通の相居飛車の感覚とは違う将棋もあるんで」
矢内「その違いって、例えばどんな(笑) どんなふうに何が(笑)」
ここ、矢内が一人で笑いが止まらなくなっていた なぜだろう(^^;

とにかく、本局は横歩取りというわかりにくい戦型、長い序中盤、
そして本格的な寄せ合いになったとたんにお互い30秒将棋でバタバタ手が進んだ、という展開
これではどうにも楽しめず、うーん、残念だった
結果は順当に郷田が勝っていた 北浜としては敗因がわからないような将棋で無念と思う

<今週のやっぴー>
冬のソナタのヨン様を思わせる茶色のロングコートっぽい服、タートルネックのインナーがオシャレ
毎回違うファッションで楽しませてくれる矢内、スタイリストでもついているのかも? 服装A

今週は将棋の内容が難しかったんで、矢内の服装ばっかり見ていた
体にピッタリフィットするような服だったんで、矢内がやせているのがよくわかった
胸もやせてるな〜、と思って見ていた   矢内の横太り度 ★☆
第18期 銀河戦
本戦Bブロック 2回戦
大石直嗣四段 vs 木下浩一六段
対局日: 2009年9月1日
解説:依田有司六段
聞き手:村田智穂女流初段
記録:渡辺弥生女流2級

20年度の成績は、木下5勝19敗 大石は4月に四段になったばかりで5勝4敗 2人は初手合い

解説の依田「木下はほがらかで明るい性格、振り飛車党
 大石は関西所属で四段になったばかりなんでよくわからないが居飛車党」
ちなみに「大石ただし」と読み、21歳だ 大石は村田顕弘に勝ってのテレビ登場とのこと

先手木下で、▲三間飛車銀冠vs△居飛車穴熊になる
ありがちな展開になりそう、楽しめるかな、と思っていたが、
これがかなりの充実した好勝負になった 

序盤、大石に8筋を交換され、木下は角交換を拒否するために▲7七桂と跳ねさせられた
そして、その桂頭を狙われるハメになる 木下、早くも困ったか? 
だが木下は手慣れたもので、軽く角、桂をさばいて互角を保っている
木下はずっとノータイム指し、さすがはプロの指し回しだ

木下は竜を作られたものの、まだまだ勝負はこれからだ
だが?木下は飛車を回って銀に当てたのだが、
大石の桂打ちの合駒が見えにくい好手だった
木下の手が初めて止まった これ、困ってる 木下、どうにもこうにも飛車がさばけないのだ

大石に香を補充され、木下はその香で飛車を攻められるハメになった
もう万事休すか、と思われた瞬間だった 木下、なんと気合の香と飛車の刺し違え!!
これ、駒割りは、飛車の丸損だ それも相手は穴熊なのだ こんなの、めったに見たことが無い 
だが、よく局面を見ると、お互いの玉形が堅すぎて、飛車一枚損しても、
なんだかまだやれそうなのだ この木下の大局観には恐れ入った

大石のほうは飛車得したものの、攻め駒の効率が悪すぎる、いったいどうするんだろうと思っていたら、
桂を成り捨てて、攻め駒を軽くし、なるほどと思わせた

終盤になったが、木下の馬付きの金銀4枚の銀冠vs大石の居飛穴+2枚飛車の攻め、
いったいどっちがいいのかわからない

そんな混沌とした形勢のときだった、大石が△3七歩、と焦点の歩を打った
先手の駒がなんと7枚も利いているところだ 
解説の依田が「これは▲同銀だけはないですね」と言った瞬間だった、
木下、よりによって▲同銀!! これはアア、金がタダ取られ!! 木下、やっちまった!!
それまでの攻防が見ごたえがあっただけに、見ていて一気にずっこけた(笑)

木下は早指しでパッパッと指していたのだが、それがこの手拍子の敗着を呼んでしまったと思う
あ〜、せっかく穴熊相手に、飛車の丸損から逆転模様だったのに、惜しい!

もうこの将棋は終わった、と思ったが、まだ見せ場があった
自陣に駒を投入し、まだ粘ろうとする木下に対し、
大石は淀みない寄せ手順から、最後に魅せた、金の焦点の捨て駒での即詰み!!
見えにくい金打ちだと思うのだが、数手前から大石はノータイム指しだった
いや、これは大石、強い!
まるでタニーの光速の寄せを見ているかのようだった
あ〜、自分もこんな寄せを指して勝ちたい!

見どころがたくさんあって、面白かった
この一局、一言で言えば「色々あったが、大石が強かった」 これに集約される内容だった
大石、ずっと落ち着いていた 感想戦でも、きっちり読み筋を披露してくれていた
また関西に有望な新人が現れたと感じた 新四段の大石、なかなか期待できそうだ
今日は4局指した

vsNさん ● 相矢倉で、こっちが優勢になるも、王手竜取りをうっかりして負け オーマイガッ

vs詰将棋作家のKさん ○ 三間早石田に対し、角交換してから局面を収める作戦で対抗
 Kさん、無理やり攻めてきたが、飛車の丸損になり投了

vs強豪のAさん ○ Aさん、不慣れな三間石田流、こちらが右四間にしたところ、これがハマリ、
 完勝してしまった うーん、でも知識で勝負がついてしまった

vsMさん ○ 私の一手損角換わり 中盤、有利になるも、逆転されてしまう
 が、なんと最後はKさんが馬を筋違いの地点に引くという反則負け 
 うーん・・・ Kさんの敗因はビールを2缶飲んで対局したことにあった

どうにも不完全燃焼の4局だった  
今一番やりたいこと、それは将棋だ(笑) あー、一手違いの将棋を指したい!
第18期 銀河戦
本戦Aブロック 2回戦
児玉孝一七段 vs 櫛田陽一六段
対局日: 2009年9月11日
解説:飯野健二七段
聞き手:藤田 綾女流初段
記録:渡辺弥生女流2級

20年度の成績は、クッシー10勝11敗 児玉5勝17敗 2人は初手合い

解説の飯野「クッシーは早指しが得意、四間飛車一辺倒、実戦で鍛えた将棋
 児玉はカニカニ銀の使い手、居飛車党の攻め将棋」

先手クッシーで、予想どうり四間飛車で美濃囲いだ 
後手の児玉は舟囲いのナナメ棒銀から、もう1枚の銀も攻めに繰り出し、
2枚の銀で押さえ込みを計るといった構図になった
さすがは児玉、カニカニ銀の使い手、対四間飛車用カニカニ銀といったところだ

クッシーの対応が見ものだったが、わざと児玉の銀を1枚5段目に出させ、
その瞬間▲6五歩とポンと突いて、角交換で戦いになった

中盤、クッシーがさばくこうとするが、児玉は巧みの銀2枚を繰り替え、そうはさせない
細かい手筋で押したり引いたりの見ごたえがある応酬が続いた
形勢はどっちがいいのかわからない
振り飛車側は手がなくなったら終わりだし、居飛車側はとにかく玉が薄い
どっちをもっても指しこなすのは大変だ
自分はこういう急戦調で押さえ込む将棋が好きなんで、見ていて楽しかった

勝敗を分けたのは、児玉が8筋に歩を垂らした手だった
その瞬間、クッシーに手順に桂を跳ねだされた
局後、児玉「桂跳ねが見えてなくてガクッときた」

最後は銀捨ての特攻をされて、児玉陣は一気に崩壊、突然の投了となった
番組開始から59分、お互い早指ししていたということもあり、かなり早い終局となった

この銀捨ての手は、飯野が少し前に指摘していて、前の段階では
飯野「そんなバカな手を指すから私は勝てないんですよね」と言っていたが、
いざクッシーが指して決め手になると、
飯野「まんざら私も根拠のないことを言っていたわけじゃない(笑)」
と言い直し、ここは面白かった

この一局、途中までは居飛車もやれてたんじゃないか、と思ったけど、
児玉としてはいったいどこが悪かったんだろう、
結局2枚も銀を攻めに使うっていうのがやりすぎだったのか?
対局中では、ポイントがわからなかった

感想戦を見れば、どこがポイントだったのかわかるかなー、と思っていると、
まあ出るわ出るわ、本譜以外の有力な候補手がお互いに盛りだくさん、うへー
特にクッシーが主導でよくしゃべってくれ、とても有意義な感想戦だった
こんな風に駒を動かしていっぱい検討してくれるといいね

一番印象に残ったのは、クッシーの言った、「居飛車側が馬を敵陣に入らすのではなく、
自陣に引き成っておけば、振り飛車側としては指す手がなかった」との指摘だ
これは参考になった

ただ、やっぱり、居飛車の銀を2枚攻めに使うこの戦法、銀2枚の面倒を見なくてはならなくなり、
手がものすごく広くなるので、大変だ 指す人がほとんどいないのもよくわかる
振り飛車側としては押さえ込まれるのは怖いかもしれないけど、
技を駆使してのさばきがいがあるんじゃないだろうか そう感じた一局だった

一局を振り返って、飯野「クッシーの感覚が優った一局」とのことだった
さすがクッシー、四間を指し慣れていて、早指しは強いね

あと、ちょっとだけ気になったのだが、記録の渡辺弥生が、児玉さんを呼ぶときに
「こ」にアクセントをつけていた ふつう、「だ」にアクセントをつけると思うが(^^;
Windows7が出たので、パソコンをDELLで買うことにし、注文した
2週間ほどで来るそうだ 早くこないかなー
今のパソコンはもうオダブツの秒読み段階に入っていて、起動と終了が毎回変だ(^^;
<第76話>
(西風の男子チームは、なんとか予選リーグを勝ち抜き、8チームで行なう本戦トーナメントに進んだ
 しかし、トーナメントの相手は鷹洋だ)

番「本戦でいきなり鷹洋 ウウッ きっついですね」
内村「オーヨーって 強いの 番ちゃん?」
番「番ちゃ・・・(^^; 私が小学校高学年のころには 県下無敵でしたよ」

室内アナウンス「15分後に 本戦トーナメント1回戦を 開始しまーす」
飛鳥田「鷹洋とは ここでは 当たりたくなかったなぁ・・・」
馬島「でも どうせどっかで 当たるんだろ 勝っても負けても さっさとやったほうが いいよ」
角野「どっかの学校が まかり間違って 勝ってくれりゃ 楽でいいだろ」
馬島「1地区に1強豪しか いないってのが そもそも楽だろ バスケより」

角野“くっそぉ・・・ こんなことになるんなら・・・ もっと早く復帰して 練習しておけばよかった・・・”
馬島「はやく やろ〜ぜ〜」
飛鳥田“馬島くんは 当たったことないから・・・”
(お城将棋での鷹洋の強さを思い出す飛鳥田)
飛鳥田“ボクと角野くんは知ってる どれだけ強いか どれだけ差があるのか”

お城将棋では、飛鳥田君は美形君に完敗、角野君は長髪で眼鏡君に瞬殺されましたね
そして決勝戦ではその鷹洋の2人の熾烈な戦いでした

飛鳥田“でも負けたくない!! 「全国大会へ行こう」と言った自分の言葉に 負けたくない!!”
(飛鳥田を見つめる成田)
成田“当たりたかったり 当たりたくなかったり
    そんな思い 全部押し流して 最後は戦うんだね”

成田さんのポエムがひさびさに来ました! 今回もいい出来です!

(何か思いついた飛鳥田)
飛鳥田「そうだ!! 番さん」
番「ハイ?」
(離れて見ていた内村)
内村「おー なんだか怪しいな あの2人」
鳥山香「ウッチン そんなんばっかり・・・」
内村「あれ 部長 先生たちのところへ?」

(先生たちと何か話した飛鳥田、内村たちのところへきた)
飛鳥田「女子が ほかの男子チームと 練習試合組めるように 頼んできたから」
内村と鳥山香「えーっ!!」
番「飛鳥田くんに 『経験たりないんじゃないか』って聞かれて そうですっ・・・て」
内村「番ちゃ〜〜ん」
番「だってホラ・・・ あたしだって せっかく来たんだから ほかの人と指しておきたいし
 あと年上だから ちゃんづけ やだし」

番「せっかく 全国行くんだから なるべくいい成績 残さないと」
飛鳥田「そー そー」
内村「あたしゃ 前橋の帰りに 草津の温泉 行きたいだけなんすけど」
角野「バァさんかよ? 練習試合は いい考えだな」
飛鳥田「心配性すぎるかなー ボク」

(メガネやデブといった、見るからにオタクな風貌の相手と対局することになった内村たち)
内村たち“うわ!! こんなんが対戦相手!?”
オタクな相手たち“女と指すのはじめて・・・ かわいいけど” 
 “どういう戦法使えばいいんだ? かわいいけど” “絶対負けねぇ!! かわいいけど”

係の先生「ではそろそろ 次の対局はじめます!」

(西風の男子3人を応援する女子たち 拳を突いた内村)
内村“頑張れ!!”
(親指を立てた鳥山香)
鳥山香“頑張れ!!”
(じっと見つめた成田)
成田“頑張れ!!”
 
西風の男子チーム、いよいよ鷹洋と決戦です! はたして勝負の行方やいかに?
連載は週刊将棋でやってます! (笑え、ゼッフィーロ 名場面集 ひとまず 完)
2009.10.27 5手詰将棋
5手詰将棋

高橋道雄著 創元社 1050円 2009年9月初版
評価 B  難易度 ★★
コンセプト<パズル性を追及しない、実戦の終盤さながらの詰将棋>
2問2答形式 裏透け問題なし レイアウトまずまず 

ミシュランでの評価が高かったので、買って見ました
うん、これは、高橋九段が、詰将棋に一石を投じる本を作ってくれましたね

今まで詰将棋といえば、基本的に駒を使ったパズルだったわけですけど、
この本に納められた202題はそうじゃないです
玉形が実戦の囲いの形を崩した形に意図的にしています
詰まし方も、妙手、奇手もあるにはありますけど、
実戦でよく出る詰まし方が多いです

玉形が把握しやすく、詰まし方がオーソドックス、それゆえ、
難易度が下がっていて、どんどん解いていくことができました
こういうタイプの詰将棋の本、今までなかったですね 画期的な本と思います

24の低級で伸び悩んでいる人で、「今まで詰将棋は嫌いでやってなかった、
だけど終盤の詰む詰まないを鍛えたい」
そういう人にはぴったりかもしれません
今まで詰将棋を敬遠していた人にも受ける可能性があります

逆に、「こんなの『詰将棋』じゃなくて『詰む将棋』だ、読みの訓練にならない」、
という感想をもってしまう人もあるかと(^^; これは好みが別れそうです

私にはさすがに簡単すぎたので評価Bになっています
何しろ、2時間ほどで解き終わってしまいましたから(^^;
1問30秒もかからない問題がほとんどでしたしね
これが7手詰とかだったら、評価がもっと高かったですね うーん、惜しい!

個人的には、これと同様のコンセプトで、手数が5手〜9手のものが、
手数の表示なくランダムに並んでいたら最高なんですけどね
ぜひ続編をお願いしたいです (その旨を書いた読者アンケートのハガキを出しておきました)

具体的にどんな問題なのか、3問抜粋しておきます
5手詰ということなので、第5問と第50問と第150問を抜粋しました

第5問↓ 

後手の持駒:飛 角二 金二 銀二 桂三 香三 歩十三 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・ と ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・v金v銀v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:飛 金 銀 
手数=0 まで


第50問↓

後手の持駒:飛二 金 銀二 桂二 香三 歩十五 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・v金v銀v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v金 ・v玉 ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ 角 ・ 馬 歩v銀 ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 桂 
手数=0 まで


第150問↓

後手の持駒:飛 角 金三 銀二 桂四 香三 歩十四 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ 龍 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・v銀 ・v金 ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩v歩v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 銀 
手数=0 まで
屋敷伸之九段vs佐藤康光九段   NHK杯 2回戦
解説 藤井猛

解説の藤井「屋敷は安定したバランスのいい将棋
 康光はタイトルホルダーの格がある、いろんな魅せてくれる将棋を指す」

藤井によれば、屋敷は飛車を大事にする棋風で、
屋敷いわく「飛車を切るということはない、交換はある」とのこと
自分も飛車が大好きなんで、これは共感を覚えた
一方、康光は強情、攻めて切り合う将棋、だから大熱戦になる、とのこと

屋敷先手で、相居飛車だったのだが、序盤、駆け引きがかなりあり、
「両方の端歩を突きあった横歩取り」という戦型になった
康光は相横歩取りにし、角と歩3枚を持ち合っての空中戦だ

序盤、お互いかなり長考し、駒組みも難しかったため、
屋敷が1筋から戦いを起こしたときにはすでに50分が経過していた
最近の将棋にしては、これは長かった(^^;

戦いが起こり、藤井の解説のとおり、この後、桂馬が主役の展開が見れることになる
屋敷は▲3六角の自陣角を打ったが、これがどうも本譜の進行ではスカってしまった
藤井の言ったとおり、▲5六角のほうがよかったみたいだ
感想戦で藤井は「素人的には〜」と謙遜していたけど、藤井、やるね

康光は棋風どおりにバンバン攻めて、先手陣を弱体化させていった
手番もにぎっている74手目、さあ、どうやるか、やや有利だろうけど、手が広いところだ
藤井も興味深そうに見ている、攻めるところだけど、どう攻めるか、と思って見ていたら、
出ました!桂が相手の歩頭に跳ねる△5六桂の絶妙手!!
自分はこれには思わず「おおーっ!!」と叫んでしまった
いや、これは魅せたね、さすがは康光!

この桂跳ねで先手陣の玉頭に空間を作り、康光は後は的確な寄せで見事に寄せ勝った
康光の会心譜、これが魅せる康光将棋! いや〜、よかったよ
こういう桂跳ねのような絶妙手をNHK杯でみんなに見せられるっていうのが、
花形棋士のもつスター性だね
康光は間違いなくスター棋士だ、と思わせるのに充分な一手だった
康光、やってくれたね 

自分は空中戦は指さないんで、自分の将棋の参考にはならないけど、
プロのレベルの高さがみれた面白い一局だった

<今週のやっぴー>
今週は銀色のジャケット なかなかいい! ファッションのテーマは「銀幕の女王」だね 服装A
髪の毛もツヤツヤだった どうやってこんなツヤツヤにしているんだろうか?
屋敷の顔のテカテカも、どうやってなっているんだろうといつも気になるけど(^^;
母に聞くと、トリートメントをすると髪がツヤツヤになるそうだ
屋敷の顔のトリートメント度 ★★★★☆
第18期 銀河戦
本戦Hブロック 1回戦
大野八一雄七段 vs 矢内理絵子女王
対局日: 2009年9月4日
解説:滝 誠一郎七段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、矢内13勝13敗(対女流) 大野9勝9敗 2人の対戦成績は大野の1−0

解説の滝「矢内は手厚い棋風、大野はしぶい棋風、両者居飛車党」

さて、矢内の登場だ しかし、自分はこの一戦、あまり矢内に期待できないな〜、と思っていた
なぜなら、おととい大野が解説だったとき、とてもリラックスムードだったからだ
大野が「対女流には緊張しますか?」と聞かれていたときの受け答えが、ニコニコしていたのだ

おとといに大野が機嫌よく解説していたときの収録日が、9月30日だ
この対局の対局日がその前の9月4日、ということは、
機嫌がよかった大野がこの対局には勝った可能性が高い・・・
こんな裏事情を推測して見てしまった(^^;

そしたら、案の定、矢内の負け、それもけっこうひどい内容だったorz
矢内、いいところほぼなし!借りてきたネコのような指し口だった
ああ〜 なんでこうなっちゃうんだろう  ううう悲しい・・・

先手矢内で居飛車、後手の大野は4手目△3三角戦法から向かい飛車+美濃という戦型
序盤、矢内が▲6六歩と角道を止めた手が、もう早くも元気のない手だった
この▲6六歩と、その直後の▲4六銀が矛盾した組み合わせで、もうこれが敗因だった

▲6六歩は持久戦を目指した手、▲4六銀は急戦を狙った手、なんでこう指しちゃったんだろう
ハンバーガーを注文したのに、ドリンクに味噌汁を選んでしまった、
そのくらい相性の悪い組み合わせだったね

大野に機敏に飛車をぶつけられ、守勢に回らされ、もうあとは一方的な展開だった
駒音高く、ビシビシ指して来る大野に、もうなすすべなしだった
飛車交換してからは、なんだか大野が一人で指していたような気がする
矢内は防戦一方、かろうじて主張したのは端攻めくらいだった

大野は全駒になりそうなほどにかなり駒得し、「あんまりやっぴーをいじめないでくれ〜」と
思ってしまった

うーん、矢内、服装が地味すぎたんじゃないだろうか
上下黒で、下はロングスカート、これといって目立たない服装だった
せっかくのテレビ対局なんだし、もっと派手にしてきても良かったんじゃないかな
地味さが指し手にも現れてしまった感がある
顔も横顔しか映らず、残念だった

近年は女流名人戦などで、清水と互角にわたりあっている矢内、
でもまだまだ総合力では清水には及ばないんだろう、
おとといの清水と本局の矢内を比べてそんなことを思ってしまった 
うーん、ホントに残念!
近所の神社で行なわれた大会に出場してきました
囲碁・将棋合同でやっていました 囲碁は森山直基九段、将棋は安用寺孝功六段が来ていました
参加者は総計で140〜150人くらいいたと思います

私は将棋の一般部門に参加、参加者51人、結果は4勝2敗でした
スイス式で2敗失格システムなので、8位入賞くらいはしたと思います
持ち時間は各30分切れ負けということでしたが、
時計は対局によって使ったり使わなかったり、曖昧でした(^^;
時計の数が少なくて、時計が全員にはいきわたらないんですもん(笑)

戦績は○●○○○●でした
すべて居飛車で戦いました

1回戦○ 内容は忘れたけど、力勝ち でもまずまずの力量の相手だった
2回戦● 角換わりの相早繰り銀 それほど力量に差はなかったが、負け まあ仕方ない
3回戦○ かなりの劣勢から、相手が終盤間違えて逆転勝ち 負けてたら終わりだったんで助かった
4回戦○ 4枚左美濃vs三間飛車 難しい局面が続いたが、相手が角の利きを見落とし一手バッタリ
5回戦○ vsゴキゲン中飛車力戦 飛車切りからの猛攻を決めて勝ち
6回戦● 角換わりで、序盤のささいな一手ミスを敗着にされ完敗 相手は風格があって強かった  

こんな感じでした 神社での青空将棋ということで、楽しかったです(^^)
やっぱり大会はいいですね 充実してました
私と対局した人、全員がレベルが総じて高かったのでびっくりです
ムチャクチャ弱い人は一人もいませんでした

来月には、駅前の道場で知り合った人を誘って、三人での団体戦の大会に参加する予定です
こっちも今から楽しみです(^^)
第18期 銀河戦
本戦Gブロック 1回戦
植山悦行七段 vs 清水市代女流二冠
対局日: 2009年9月30日
解説:大野八一雄七段
聞き手:山田久美女流三段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、清水26勝13敗(対女流)、植山3勝9敗 2人の対戦成績は植山の1−0

解説の大野「清水はかなりストレートな攻め将棋、攻めはかなりの破壊力
 植山は大局観のしっかりしたプロらしい将棋、どちらかといえば受け将棋
 両者とも居飛車党」

先手清水で、後手の植山が無理矢理矢倉にしたのに対し、清水は▲5五歩と位をとった作戦
相矢倉の力戦になった
清水はめったに相矢倉はやらないそうなのだが、大丈夫なのか

序盤、清水がちょっとしたミスで先手番の得をなくすという展開で、
「ああ〜、これだから難しい相矢倉はやらないほうがよかったのでは、
このまま植山に押し切られるんだろう」と思って見ていたら、とんでもなかった

局面が細かい手の連続になったにも関わらず、
清水は解説の大野の言ったとおりの手順、もしくは解説を上回る手を指していった
自分は「え〜、解説と偶然手が一致しているのでは?清水はそんなに深く考えてるのか?」と
信じられなかったが、清水の巧みな指し回しは最後まで続くことになる

中盤の難しいところで、清水、絶妙の手渡しが出た
感想戦で植山は「じっと手を渡されてしびれた」
それが植山の無理攻めをさそい、あとは植山の攻めをきっちりと受けていった
結果、清水の受け切り勝ち!
植山に指す手を無くさせての勝ちだった

うわ〜、清水、つ・よ・い!! これは強いわ  
手渡しから、相手に攻めさせて受け切り勝ち、これは実に強い勝ち方!ブラボー!!
いやしかし・・・女流ってここまで強いのか?! まあ清水は特別だとは思うけど・・・

解説の大野にも、清水は読み勝っていたね 
なんか清水は植山と大野の2人に勝った感じ(^^;

これは見ごたえがあったなあ 大野がしっかり中盤を解説してくれ、
清水が何を考えて指していたかが良く分かった
相矢倉だから、手を最後まで読み切る、というわけにはいかない将棋だった
「この手順の分かれはどちらがいいか」というしっかりした大局観が求められたのだが、
それをことごとく清水はやっていたことになる
局面の枝分かれ、そして選択肢がすごく多かったのにね

うー、マジで清水強かった 今回で女流の強さを見直したね
これは清水、女流ではまず無敵なはずだ
女流の強いところを見れてとてもよかった
やっぱり、プロは見てる人に「強いなあ」と思わせてナンボ、だもんね
清水さん、強かった! 恐れ入りました
この調子で清水さんには次もいい将棋を期待!