(この記事はフィクションです。実在の番組・人物とは関係ありません)

ナレーション「将棋を題材に五・七・五。第5回を迎えたプレバト将棋川柳、今回でついにFINAL。果たして、結果はー?」

浜ちゃん「今回も将棋をテーマに川柳をよむという番組になってます。川柳ですので季語はなくてけっこうです。句をよんだ後に、才能アリ・凡人・才能ナシの3段階に分かれます。FINALですが、いつものように査定には、なつい先生に来ていただいております。じゃあさっそく行きましょう。まず最初はこの句から」

作品その1
・疑問手に 悪手で返す ヘボ将棋

浜ちゃん「先生ー、これは?」
なつい先生「超ありがちな光景ね。これ、あまりに典型的な句なんで、過去になかったかどうか、ネットで調べたんだけど、ないみたいね。句として平凡だけど、その分、汎用性が高い。しょっちゅう使える句ね。そういう意味で才能アリ」
浜ちゃん「よーし、この調子で飛ばして行こう」

作品その2
・相振りを 恐れて振れぬ 居飛車党

なつい先生「これもあるあるね。居飛車党あるある。居飛車党としては、たまには対抗形の振り飛車側を持って指してみたいんだけど、相振りになったときにどうしていいか、全くわからないのよ。羽生や森内なんかが、ごくたまに相振りになって、指しこなしているのを見ると、まさに天才だなと思い知らされるわね。でも、句としては・・・うーん、惜しくも凡人。才能アリっていうほどでもないかな」
浜ちゃん「あー、もうちょっとか。でもいい感じやぞ」

作品その3
・切れ負けで ハメ手に負けて ブチ切れた

なつい先生「まあー、これもあるあるね。特に将棋ウォーズの3切れとか。有段者が5手爆弾とか平気でやってくるんだもん。でも慣れるしかないわ。句としては才能は感じない。才能ナシ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「ハメ手には定跡が天敵。定跡を勉強し直しなさい」
浜ちゃん「ちょっと査定が厳しくなってきたな。次で挽回や」

作品その4
・浜省を 流して 香一本強く

なつい先生「これは面白いわ。ネットで指すとき、BGMでお気に入りの曲を流してる人も多いんじゃないかしら。この人の場合は浜田省吾なのね。『悲しみは雪のように』とか、『MONEY』とかが聴こえてくるようよ。この句のいいところは、上五に各自が好きなアーティストを入れれば、いくらでも応用が利くところよ。例えばビートルズでもいいし、長渕でもXでも何でもいける。この句は才能アリ」
浜ちゃん「BGMに着目した点が斬新やなあ。よし次や」

作品その5
・独房で ネット将棋に ハマりたい

なつい先生「これね、気持ちは伝わってくるわ。もう一生、引きこもって将棋だけ指して過ごしたいっていう。たしか、将棋世界の編集後記で編集者がこんなことを書いていたわ。でも刑務所でネット将棋なんて許可されるはずがないっていうね。ストレートで私はこの句は好き。才能アリまであとちょっと、厳しいけど査定は凡人」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「全うに生き直しなさい」

作品その6
・桂がとび やるぞ やったあ カツラとび

なつい先生「これはもう、いわずもがな、佐藤紳哉の芸よね。ニコ生なんかでは温かく受け入れられるのがお約束になってる。だけど、ワイドショーでこれをやると、コメンテーターたちがドン引きすることがあるのよ。一般人に向けてこれをやるのは賭けよね。体を張った、もとい、頭を張った一発芸ね。私は紳哉のサービス精神には敬意を表するわ。でも句としては凡人よ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「どうにかして髪を生やし直せればいいんだけど・・・」
浜ちゃん「それは今の医学では無理やなあ」

作品その7
・渡辺の 顔は魔太郎より 魔太郎

なつい先生「これは面白い句よ。渡辺がデビューした若い頃、ニックネームが『魔太郎』だったの。藤子不二雄のマンガ『魔太郎がくる!!』が元ネタ。すごい似てたもんだから、渡辺自身が『似てる』と認めたくらいだったの。でも、今や魔太郎よりもさらにオデコが広くなり、もう魔太郎どころじゃなくなってるの。奥さんが描いてる『将棋の渡辺くん』というマンガを見れば一目瞭然。オデコが顔の3分の2を占めてるんだから。句として才能アリね」
浜ちゃん「先生、渡辺の顔の直しは?」
なつい先生「棋士の顔は個性的であればあるほど楽しいわ。直しはいりません」

作品その8
・解いてみろ 父が薦める 森信雄

なつい先生「これは微笑ましい句ね。薦められた側が迷惑をこうむってる様子が伝わってくるわ。森信雄といえば、『あっと驚く三手詰』や、変則詰将棋シリーズや、難解な次の一手を得意としてる。しかもマニアしか解かない難度の問題ばかり。そんな問題を、解けと薦められたら、たまったもんじゃないわよね。あっはっは。家族円満のために、がんばって森信雄にチャレンジしてね。この句は才能アリ」
浜ちゃん「おお、さすがFINAL、またも才能アリ。最後までこの調子で!」

作品その9
・▲7六歩 △3四歩 ▲6八銀 あっ

なつい先生「これは斬新。わずか3手で一局を表現してる。矢倉党あるあるよね。まあ誰でも一回はこの道を通るのよ。ちなみに▲は先手、△は後手を表すんだけど、発音はしないわ。だからこれは17音に収まってる。革新的な句で、才能アリ」
浜ちゃん「おおー、こんな句は今までなかったもんなあ。なつい先生も、ノッてきてるで」

作品その10
・タイトル戦 どうせ 西山 対 里見

なつい先生「ちょっと!句の是非がどうか以前に、こんなことを言うもんじゃないわよ!そりゃ、みんな薄々、そうなるんじゃないかなー、と思って観てるんだけども。奨励会員の西山は2019年度、参加が許された女流棋戦3つで全てタイトルを獲っちゃった。それ以外の4つを保持してるのは里見。それが実状だけど、大人の日本人なら、忖度っていう言葉を覚えなさい。思ってても、言っていいことと悪いことがあるんだから。でも句としては良くできてる。悔しいけど才能アリ」
浜ちゃん「先生、これは直しは・・・?」
なつい先生「この2人以外の女流を鍛え直しなさい」
浜ちゃん「残り、あと二句?じゃあ有終の美を飾ろう」

作品その11
・将棋とは オカンが言うには 時間泥棒

なつい先生「これは厳しい句が来たわね。たしかにマニアは膨大な時間を費やしてる。私も将棋は時間の吸い取り紙だと思うわ。いくらでも指し続け、観続けられるからね。でも、私にとって将棋とは、自分の治療なの。将棋に関わることにより、病んだ精神が修復されていく感じがするの。科学的に証明されてないけど、適度に将棋を楽しむことは絶対に脳に癒しの効果があると私は確信してるわ。この句は一般人の普通の認識で、凡人ね」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「私はこれからも将棋に心を治してしてもらうわ」
浜ちゃん「いよいよラスト、ちょっと変わった句らしいです」

作品その12
・それも一局 はてしない物語

なつい先生「これは五・七・五でなく、破調の句というやつね。これは恐るべき句よ。将棋では、感想戦で『こうやればどうだったかな?』『それはまた別の将棋で、それも一局ですね』というやりとりがしょっちゅうある。『はてしない物語』というのは、児童文学の傑作でファンタジーの金字塔なの。『ネバーエンディングストーリー』という映画にもなったわ。その『はてしない物語』で、頻繁に出て来るフレーズが、物語の本筋から反れた際に『これは別の物語、いつかまた、別のときに話すことにしよう』という言葉で、それで話が本筋に戻るのよ。まるで感想戦の『本譜に戻しましょう』という表現とうりふたつ。この句は2つの言葉だけで、将棋と文学が持つ無限性をいかんなく表現しきっている。素晴らしい句ね。文句なく才能アリ」

浜ちゃん「おおー、先生、大絶賛や。すごいのが来たなあ。十二句中、七句も才能アリ!FINALにふさわしい終わり方やったと思うわ。みなさん最後までお付き合いいただいて、感謝やで。またいつか機会があればお会いしましょう。ではではさようならー」

ナレーション「これにてプレバト将棋川柳、完結!また会う日まで~」
(この記事はフィクションです)
(この記事はフィクションです。実在の番組・人物とは関係ありません)

ナレーション「四たび、将棋を題材に五・七・五。今回のプレバトは将棋川柳、第4回。果たして、結果はー?」

浜ちゃん「今回も将棋をテーマに川柳をよむという番組になってます。川柳ですので季語はなくてけっこうです。句をよんだ後に、才能アリ・凡人・才能ナシの3段階に分かれます。いつものように査定には、なつい先生に来ていただいております」
なつい先生「ちょっと待って。この企画、まだ続くの?需要はあるのかしら?不安なんだけど」
浜ちゃん「大丈夫です。どうせ他のネタなんてないですから。なつい先生は自然に思ったままを言ってください。じゃあさっそく行きましょう。まず最初はこの句から」

作品その1
・「観る将」を 季語にするなら 「一年中」

浜ちゃん「先生ー、これは?」
なつい先生「これは、将棋あるあるね。電王戦が終わったと思ったら、叡王戦がタイトルになるし、AbemaTVでの中継、そして将棋YouTuberのすごい増加。おまけにワイドショーで聡太が連日、取り上げられる。もう今じゃ、毎日、何時間でも将棋とその話題を観てられるんだから。こんな充実した時代が来るとは思わなかったわ。でもこの句は出来は平凡ね。あと一押しが足りない。査定は凡人よ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「将棋ばかり観てないで、生活を見直しなさい」
浜ちゃん「・・・まあまずはこんなもんか、じゃあ次」

作品その2
・詰将棋 やらずに強く なりたいが

なつい先生「これも将棋あるあるよね。実戦は楽しいけど、詰将棋は苦だっていう人が多いんじゃないかしら。詰将棋は野球で言うと、キャッチボール。キャッチボールでボールの動きに体を慣らすようなものよ。将棋でも詰将棋で駒の動きに慣れないことには、強くなるのは難しいわ。この句をよんでる本人も、それを分かってるから、最後に『が』が付いてるのよね。そこはいいわ。でも句の出来ばえとしては凡人ね」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「詰将棋ハンドブックで鍛え直しなさい」
浜ちゃん「やっぱり浦野先生は偉大やもんなあ。次を見てみようか」

作品その3
・角道を 止めた代償 右四間

なつい先生「この句は出来としては平凡。でもこれは使える句よ。そのとおりね。序盤で角道を止めるかどうか、もちろん自分の好きで選べるけど、止めたら相手が右四間で来ることはもう避けられないの。それを分かって角道を止めるべきなのよ。この理屈を知るだけでも、ちょっと上達するわ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「うーん、私がかなり手を入れて変わっちゃったけど、こう直したわ。『右四間を 受ける覚悟の ▲6六歩』」
浜ちゃん「おお、ストレートで分かりやすくなってる。なつい先生も句をよむんだ。批判するだけかと思ってたわ」

作品その4
・右四間 攻めが切れるか 攻め切るか 

なつい先生「また右四間ネタね。でもこれはうまい句よ。右四間の特性をよく表現できてる。プロでなぜ右四間がアマほど指されないのか?それは狙いが単純すぎて、指してて戦法として面白くないからなのよ。強い人ほど、いっぱい技を知ってるから、多くの技を使って勝ちたくなる。でも右四間は攻めがつながるかどうか、ただその一点の戦法だから、強い人ほど指したがらないわけよ。そしてこの句は、『攻めが切れる』という言葉と『攻め切れる』という言葉、この真逆の意味を持つ用語をわざと使って、将棋用語の分かりにくさを批判してるっていうところが、うまいわ。句として才能アリ」
浜ちゃん「おお、才能アリが出た!よしよし、この調子でどんどん行くで」

作品その5
・勝てなくて みんゴル ストⅡ ドラクエ3 

なつい先生「将棋で勝てないから、TVゲームに逃げちゃったわけね。うーん、これは句としての才能もなければ、将棋の才能もない。将棋で勝てなければ、努力すればいいだけよ。しかもストⅡとドラクエ3って、いつのゲームやってるのよ?もうTVゲームで今の時代に追いつく才能すらないんじゃない?救いがないわね」
浜ちゃん「先生、なんとか直せませんかね?」
なつい先生「とりあえずゲーム機をプレステ5に買い直しなさい」

作品その6
・波動拳 飛ばせて落とす 昇龍拳

なつい先生「いや、ちょっと!これ、将棋じゃなくなってるじゃない。完全にストⅡの勝ち方の話になってるじゃない。そりゃ、リュウ・ケン使いの必勝パターンではあるけれども。なんで将棋川柳でこんな句をよむ人がいるのよ?論外よ。才能ナシ!」
浜ちゃん「ストⅡの句が紛れ込んでしもうたか。先生が怒るのも無理ないなあ。次で挽回や」

作品その7
・待ちガイル 何もできない ザンギエフ

なつい先生「いや、だから!!これ作った人、出てきなさい。私の虎襲倒を食らわせてあげる。もう私、査定するの嫌。もう帰りたい」
浜ちゃん「・・・先生は春麗使いやったんか。先生、また完全にブチ切れてしもうたなあ。先生、直しは?」
なつい先生「スーファミ版、難度7のCPUベガを倒すには、ひたすら垂直跳びでキックしてハメるのが有効よ」
浜ちゃん「なつい先生もストⅡ、かなりやってるやん。どうなってるんや」

作品その8
・投了図 以下がわからず 解説待ち

なつい先生「やっと普通の句に戻ったわね。これも将棋あるある。観る将あるあると言ったほうがいいかしら。対局者が投了したとき、観てて『あっ!?』と声が出ちゃうのよ。だってこっちが詰むかどうかドキドキしながら懸命に考えてるとき、もうプロは投了しちゃうんだから。それで解説者が大盤で駒を動かしてくれるまで、詰み筋がわからない。観てて自分が情けなくなるけど、もうしょうがないわよね。詰将棋を解きまくるぐらいしかないわ。まあ句の出来としては凡人ね。才能アリまであとちょっとよ」
浜ちゃん「先生、これは直しは?」
なつき先生「私がこれを元に一句、考えてみたわ。『投了図 以下で逆転される ヘボ』」
浜ちゃん「先生、あいかわらず厳しいなあ。あと二句ある?よし、行ってみよう」

作品その9
・レーティング なんぼあっても いいですからね

なつい先生「出たわね、ミルクボーイが。この句はセンスありよ。本当に、将棋倶楽部24で指してると、レーティングの数字に一喜一憂よね。格下に31点取られたときはブチ切れるけど、それもいい体験よ。最高レーティングを更新するかどうかという一局のドキドキ感は、24ならではよね。この句は才能アリよ」
浜ちゃん「やった、先生が才能アリって言うた!よしこの調子!ラスト行ってみよう」

作品その10
・定跡を 尊び 定跡に 頼らず

なつい先生「この句は定型の五・七・五じゃないけど、それほど読みづらくはないわ。この句の深いところは、元ネタが剣術家・宮本武蔵の『神仏を尊びて神仏に頼らず』なのよ。この句はそれのオマージュね。定跡を覚えたけど、実戦で使えねー、と捨てるんじゃなくて、実戦では定跡を応用して戦うものなのよ。囲碁将棋チャンネルの藤井猛の講座では、『定跡編』と『実戦編』が交互にミックスされて構成されていて、考え方がとても分かりやすいわよ」
浜ちゃん「先生、この句は才能アリですか?」
なつい先生「この句は才能アリ!出来のいい句を、どんどん持ってこんかーい!」
浜ちゃん「・・・なつい先生、この企画、まだやる気やん」

ナレーション「今後もまだこの将棋川柳の企画は続くかもー」 END
(この記事はフィクションです)
(この記事はフィクションです。実在の番組・人物とは関係ありません)

ナレーション「またまた将棋を題材に五・七・五。今回のプレバトは将棋川柳、第3回。果たして、結果はー?」

浜ちゃん「今回も将棋をテーマに川柳をよむという番組になってます。川柳ですので季語はなくてけっこうです。句をよんだ後に、才能アリ・凡人・才能ナシの3段階に分かれます。いつものように査定には、なつい先生に来ていただいております。じゃあさっそく行きましょう。まず最初はこの句から」

作品その1
・ひとりごと 増える重度の 将棋オタ

浜ちゃん「先生ー、これは?」
なつい先生「これはもうしょうがないわよ。将棋を指していると、どうしてもひとりごとが多くなってしまう。将棋の実戦系のYouTuberなんか、延々ひとりごとを言ってるようなもんだから。句として目の付け所がいいわ。才能アリよ」
浜ちゃん「おお、今回はいきなり才能アリが来た!これは幸先がいいで。じゃあ次」

作品その2
・角換わり 流行りはソーシャル ディスタンス

なつい先生「たぶん、▲4八金▲2九飛型を言っているのね。ソフトで流行ってたのをプロが取り入れたのよね。句としてなかなか良くできてるけど、あとちょっと物足りない。凡人よ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「コロナを広めないように、しっかり距離を取り直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を見てみようか」

作品その3
・10万で 棋書70冊 買ったった

なつい先生「これはすごいわ。給付金の10万円を全部棋書につぎ込んだのね。そんなにいっぺんに買っても、読み切れないけど、その意気や良し。出版社は喜んでるわ。この句には熱いパトスを感じるわ。才能アリよ」
浜ちゃん「おお、今回はもう2つも才能アリが出た。次もこの調子で」

作品その4
・チョコ みかん ケーキ うな重 特上寿司 

なつい先生「これ、ひふみんの勝負めしを並べただけ。前回、私は言ったわよね?こういうのは句として論外だって。全く才能ナシ。それに、一般人がひふみんの真似して食べてたら、絶対に食べすぎで糖尿病になるわよ」
浜ちゃん「先生、これは直しは?」
なつい先生「食生活を見直しなさい」
浜ちゃん「・・・次で挽回しよう」

作品その5
・やまがそば こがらや イレブン 内山田 

なつい先生「だから!これ、勝負めしで棋士が出前を取る店の名前を並べただけじゃないの。前回は関東の店バージョンだったけど、今回は関西の店バージョンになってる。でもそんなことはどうでもいいわ。川柳は作品であって、食べログじゃないっての。ふざけるんじゃないわよ。全然才能ナシ!」
浜ちゃん「先生を怒らせてしもうたか。さっきのとこれ、二句続けて低レベルやったからなあ。次で挽回や」

作品その6
・味良し道夫 マンモス ホットケーキ 難解ホークス

なつい先生「だから!!前回と全く同じパターンじゃない!豊川のオヤジギャグを4つ並べただけ!五・七・五も無視して、もう完全にふざけてるわね!これ作った人、出てきなさい。ぶん殴ってあげる。もう私、査定するの嫌。もう帰りたい」
浜ちゃん「あー、先生、また完全にブチ切れてしもうた。先生、直しは?」
なつい先生「一回死んで生まれ直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を行ってみましょう」

作品その7
・女流の棋譜 並べて「俺でも勝てるかも」

なつい先生「うーん、これは微妙ね。たしかに女流の級位者の棋譜は、かなりレベルが低いものもある。だけど、並のアマチュアが女流にそうそう勝てるもんじゃないわよ。だって、自分が指した棋譜をしっかり見て、比べてみなさい。まあうぬぼれはほどほどにしておくことね。句としてというか、人間として凡人よ」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつき先生「女流をナメてないで、もう一度将棋と向き合い直しなさい」
浜ちゃん「そうやなあ。次の句、行こうか」

作品その8
・棋士みんな 背広でまるで サラリーマン

なつい先生「この句はセンスありよ。本当に、なんで、棋士は勝負師のはずなのに、背広を着てるのが当たり前になっちゃってるのかしらね?しかも、少数の和服以外、もう100%みんな背広を着てる。昔、先ちゃんが若いころ、ジーパンで竜王戦挑戦者決定戦に出てたのを思い出すわ。棋士は月給取りじゃないんだから、各々が一番力が発揮できる戦闘服を着て来ればいいのに。この句は着眼点がいいわ。才能アリよ」
浜ちゃん「先生がまた才能アリって言うた!よしよしこの調子!残り、あと二句?じゃあ行ってみよう」

作品その9
・どうしても 囲碁のルールが わからない

なつい先生「これはストレートの直球で来たわね。私の心にズドーンとストライクよ。センスあるわ。これはかなり、将棋ファンあるあるじゃないかしら。将棋のリアル大会なんかに行くと、囲碁の大会も同時に開催されてたりするわけ。そこには小学生くらいの小さい子もいっぱい出場してるのよ。『俺はいまだに囲碁のルールがわからないのに、こんな小さい子たちが囲碁の大会に出てるのか・・・』って、ショックを受けるのよ。この句は才能アリ」
浜ちゃん「またまた才能アリ!じゃあラスト、行ってみよう!」 

作品その10
・聡太より 一基を応援 俺中年

なつい先生「藤井聡太が勝ちまくって、タイトルにダブル挑戦してるわね。この句は気持ちがよくわかるわ。聡太の活躍はたしかに頼もしくてワクワクするけど、百折不撓の木村一基にも、中年の意地を見せて欲しいわね。まあ聡太から4勝もしないといけないのは、気が遠くなるけど」
浜ちゃん「先生、この句は才能アリですか?」
なつい先生「いや、この句は平凡よ。才能アリは、藤井聡太の将棋の才能よ。聡太は将棋の才能アリ1位!未来の8冠、永世名人よ!でも木村一基もがんばってほしい!全国の中高年、がんばれ!」
浜ちゃん「なつい先生、うまくまとめたなあ」
ナレーション「今後も将棋界に大注目ー!」 END
(この記事はフィクションです)
(この記事はフィクションです。実在の番組・人物とは関係ありません)

ナレーション「再び将棋を題材に五・七・五。今回のプレバトは将棋川柳、第2回。果たして、結果はー?」

浜ちゃん「今回も将棋をテーマに川柳をよむという番組になってます。川柳ですので季語はなくてけっこうです。句をよんだ後に、才能アリ・凡人・才能ナシの3段階に分かれます。いつものように査定には、なつい先生に来ていただいております。じゃあさっそく行きましょう。まず最初はこの句から」

作品その1
・友達と 話が合わない 将棋オタ

浜ちゃん「先生ー、これは?」
なつい先生「これはもうしょうがないわよ。世間じゃ将棋は、ひふみんか羽生か藤井聡太くらいしか知名度がないんだから。友達と言える人が存在するだけマシよ。句としてはありきたり、凡人ね」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「趣味を見つめ直しなさい」
浜ちゃん「・・・いつもながら厳しいなあ。じゃあ次」

作品その2
・二歩を指し 待ったをしてると 時間切れ

なつい先生「トリプル反則ね。アマにはありうるわよね。プロでも銀河戦で阿部隆がこれをやりかけたんだけど、阿部はすぐ投了したわ。反則したら謝って投了。それが投了のマナーよ。句の出来としては凡人ね」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「反則を反省し直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を見てみようか」

作品その3
・カツカレー 豚キムチうどん ワンタンメン

なつい先生「これ、聡太の勝負めしと言いたいんだろうけど、川柳に全くなってないわ。ただの料理屋のメニューじゃないの。全然だめ。論外。才能ナシよ」
浜ちゃん「先生、査定が厳しいなあ。でもこれはちょっとひどかったか。次で挽回しよう」

作品その4
・みろく庵 紫金飯店 ほそ島や

なつい先生「この句はもう、小学生の低学年レベル。勝負めしで棋士が出前を取る店の名前を並べただけじゃないの。川柳は作品であって、食べログじゃないっての。第一、みろく庵はもう閉店したし。ふざけるんじゃないわよ。全然才能ナシ!」
浜ちゃん「先生を怒らせてしもうたか。さっきのとこれ、二句続けて低レベルやったからなあ。次で挽回や」

作品その5
・青野取るいち 同飛車大学 両取りヘップバーン

なつい先生「だから!!何よこれ!?豊川のオヤジギャグを3つ並べただけじゃないの!五・七・五も無視して、もう完全にふざけてるわね!これ作った人、出てきなさい。ぶん殴ってあげる。もう私、査定するの嫌。もう帰りたい」
浜ちゃん「あー、先生、完全にブチ切れてしもうた。先生、直しは?」
なつい先生「人生をやり直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を行ってみましょう」

作品その6
・30級 藤井システム 指しこなす

なつい先生「あ、これは句としてよく出来てる。将棋ウォーズの話よね。ウォーズではどんなに棋力がある人でも30級からスタートするの。だから藤井システムを指しこなす30級がいてもおかしくないわけよ。対戦相手はたまったもんじゃないわよね。当たりたくない『恐怖の級位者』よ。この句は才能アリよ」
浜ちゃん「あ、やっと才能アリが出た!先生、直しは?」
なつき先生「私の機嫌が直ったわ」
浜ちゃん「よかったー。この調子で次」

作品その7
・NHK杯 感想戦で 目が覚める

なつい先生「これはセンスありよ。眠たいときにTVで将棋を観ると、必ず途中で眠ってしまう。それで対局が終わって、感想戦が始まったとたんに、なぜか目が覚めるのよ。日曜の昼だから、ただでさえ眠いんだけど、眠いときに観戦するのはやめたほうがいいわよね。この句は誰もが経験する、将棋あるあるね。才能アリよ」
浜ちゃん「先生がまた才能アリって言うた!よしよしこの調子!」

作品その8
・銀河戦 いったい誰が 観てるんだ

なつい先生「これはストレートの直球で来たわね。私の心にズドーンとストライクよ。センスあるわ。ホントに、銀河戦まで観てる将棋ファンって、地球上に何人いるのかしらね?私は会ったことないし、ネットでも銀河戦の話題はほとんどないわね。句として才能アリよ」
浜ちゃん「またまた才能アリ!残りあと二句ある?じゃあ次、行ってみよう!」 

作品その9
・姉弟子に 言われてみたい 「ぶち殺す」

なつい先生「これは『りゅうおうのおしごと!』を知っている前提の句だわね。主要キャラの空銀子の口癖が『ぶち殺すぞワレ』なのよ。ついでに足で壁ドンをしてもらいたいと思ってる読者が多いんじゃないかしら。『りゅうおうのおしごと!』は名作だから、ぜひアニメを観るか小説を読んでもらいたいわね」
浜ちゃん「先生、直しは?」
なつい先生「銀子の性格を直しなさい、と言いたいけれど、直ったら面白くないわ。このまま超ツンデレのままでいてほしいわ。この句は才能アリ」
浜ちゃん「空銀子は面白いよなあ。よし、最後、ラストの句を行ってみよう」

作品その10
・将棋とは 藤井聡太が 勝つゲーム

なつい先生「昔、羽生が勝ちまくっていたとき、『将棋とはどんなゲーム?』という質問に対して、『将棋とは羽生が勝つゲーム』って言われたわ。今後は藤井聡太が活躍してたくさん鬼手を見せてくれるはずよ。まさに今の将棋ブームは聡太さまさまよね」
浜ちゃん「先生、この句は才能アリですか?」
なつい先生「いや、この句は平凡よ。才能アリは、藤井聡太の将棋の才能よ。聡太は将棋の才能アリ1位!未来の8冠、永世名人よ!」
浜ちゃん「なつい先生、前回とオチが同じですやーん」
ナレーション「なつい先生も認めた藤井聡太の才能、今後も聡太に大注目ー!」 END
(この記事はフィクションです)
(この記事はフィクションです。実在の番組・人物とは関係ありません)

ナレーション「将棋を題材に五・七・五。今回のプレバトは将棋川柳。果たして、結果はー?」

浜ちゃん「今回は将棋をテーマに川柳をよむという番組になってます。川柳ですので季語はなくてけっこうです。句をよんだ後に、才能アリ・凡人・才能ナシの3段階に分かれます。いつものように査定には、なつい先生に来ていただいております。じゃあさっそく行きましょう。まず最初はこの句から」

作品その1
・密を避けろ 出したい 穴熊禁止令

浜ちゃん「先生ー、これは?」
なつい先生「気持ちはよくわかる句よ。相手にクマられると、ついこう思ってしまう。ある意味、穴熊は反則級に堅いからね。穴熊をやられたほうは、たまったもんじゃないわよね」
浜ちゃん「じゃあ才能アリ?」
なつい先生「それが、この人、もう一句出してるの。それも見て下さい」

作品その2
・STAY HOME 出したい 入玉禁止令

なつい先生「この人、二句、提出してるのよ。穴熊の次は入玉も反則だって言いたいわけよ。そんなの、ただ自分が弱いだけじゃないの。自分の弱さを相手の穴熊や入玉のせいにしてるんじゃないわよ。作品としてはいいけど、その性分が気に食わない。だから凡人よ」
浜ちゃん「先生、あいかわらず厳しいなあ。先生、直しは?」
なつい先生「性格を直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を見てみようか」

作品その3
・絶妙手 昔 称賛 今「ソフト?」

なつい先生「これは発想が平凡ね。凡人よ。寂しい世の中になったな、という句よね。特にネット対局では、すごい手をやったら『ソフト指しか?』と疑われちゃうんだから。プロでも三浦さんのように冤罪事件に巻き込まれる人が、今後も出るんでしょうね」
浜ちゃん「先生、採点が厳しいなあ。才能アリと言わせたいなあ」

作品その4
・勝負より 気になる聡太の 勝負めし

なつい先生「誰かが作るんじゃないかと思ってたのよ、勝負めしっていうテーマでね。中途半端な川柳AIが句を作ったら、こんな句ができるでしょうね。全く、棋士がめしを食べてるのが、そんなにめずらしいのかしら?私にはわからん。やっぱり、将棋というゲームの内容が難しすぎるから、めしの話題になっちゃうんでしょうけど。査定は凡人よ」
浜ちゃん「先生、厳しすぎるで。そんなこと言ってたら、将棋ファンが減ってしまうで」
なつい先生「どうせ、聡太フィーバーで増えた、にわかファンばっかりよ。サッカーのワールドカップの時だけ日本代表を応援するサッカーファンと同じよ」
浜ちゃん「・・・そういうライトなファン層の取り込みこそ、将棋界が待ち望んでいた現象やのに。もう次回から先生を替えないとあかんなあ。じゃあ次の句を」

作品その5
・三段が ソフトに二枚落ちで 負けた

なつい先生「この句を説明すると、この前、現役の奨励会三段が二枚落ちの下手で水匠というソフトに負けたのよ。もうね、これ、私ショックでね。YouTubeで棋譜を見たら、ソフトはしっかりとした指し回しで、勝つべくして勝ってる。私としては、名人がソフトに平手でボロ負けするまでは想定内だったの。でもまさか、二枚落ちで奨励会三段が負けるなんて・・・。私の頭では理解できない。川柳として見ると、この句は、作品と言う以前で、小学生の作文のようね。切り取ったところはいいけど、才能ナシよ」
浜ちゃん「先生、これは直しは?」
なつい先生「奨励会員の棋力を直しなさい」
浜ちゃん「・・・じゃあ次を行ってみましょう」

作品その6
・升田賞 ソフトのコピーで 獲れちゃった

なつい先生「これは句としてよく出来てる。この受賞はバカバカしかったわ。升田幸三賞を獲ったプロ棋士がいたんだけど、まるっきりソフトが発案したコピー。ソフトで流行ってる戦法、そりゃプロでも通用するっての。当たり前よ。そして最近ではelmo囲いという戦法で、ついにソフトが受賞。もう升田賞は終わりにしたら?と思える出来事だったわね。そこをよく表現してる。この句は才能アリよ」
浜ちゃん「たしかに、考えさせられる受賞やったなあ。先生がやっと才能アリって言うた!次はある?じゃあそれ、見てみようか」

作品その7
・ワイドショー 突然始まる 棋譜解説

なつい先生「これはセンスありよ。昨今の将棋あるあるよね。藤井聡太が活躍すると、昼のワイドショーにプロ棋士が呼ばれて、大盤を使って棋譜を解説するっていう。タナトラとか杉本とかが呼ばれてね。でもせっかく解説しても、聞いてるタレントとかMCの恵さんなんか全然ちんぷんかんぷんっていうのがよく伝わってくるわよ。ただでさえトッププロの高度な棋譜なんだから、ド素人が意味が分からないのは無理ないわ。将棋というゲームの難しいところよね。この句は何気ない日常をよく切り取ってるわ。才能アリ」
浜ちゃん「先生がまた才能アリって言うた!じゃあこの調子で最後、ラスト行ってみよう」

作品その8
・神童が 歴史を変えて ラノベ超え

なつい先生「聡太がタイトル最年少挑戦の記録を作ったわね。それで、ライトノベルの『りゅうおうのおしごと!』の作者の白鳥さんに『現実がフィクションを超えてる。もう俺ラノベ書かなくていいんじゃないかな』と言わしめたのよね。まさに、今の将棋ブームは聡太さまさまよね」
浜ちゃん「先生、この句は才能アリですか?」
なつい先生「いや、この句は平凡よ。才能アリは、藤井聡太の将棋の才能よ。聡太は将棋の才能アリ1位!未来の8冠、永世名人よ!」
浜ちゃん「なつい先生も、にわかファンと言うことが変わりませんやーん」 
ナレーション「なつい先生も認めた藤井聡太の才能、今後も聡太に大注目ー!」 END
(この記事はフィクションです)