<第29話>
(飛鳥田の「条件」は、香落ちで指すことだった 角野はこの条件を飲むことになった)
角野“コイツが部長になって 盛り返してきた理由がわかった・・・
 コイツ こんな顔してて メチャメチャ 押しが強ぇえんだ!!”

(さらに、女子3人を角野の後ろに座らせ、
女子の視線でプレッシャーをかける作戦を実行した飛鳥田)
角野“あぅぅ・・・ 視線が気になるぅ・・・”
飛鳥田“ゴメンよ 今日はどうしても 勝たなきゃ いけないんでね
 香落ち定跡は ちゃんと勉強してあるのさ!!”
角野“なんか もォ 破られちゃった気が・・・”

(図は▲1五飛まで)

上手の持駒:歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・ ・v桂 ・|一
| ・v玉v銀 ・v金v銀v飛 ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩 ・v角 ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 香|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ 飛|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 ・ ・|七
| ・ 角 玉 ・ 金 銀 ・ ・ ・|八
| 香 桂 銀 金 ・ ・ ・ 桂 ・|九
+---------------------------+
下手の持駒:歩二 

上手番

<第30話>
角野“自信満々 1筋にきやがった ックショォ 定跡調べてて ズッケェなあ・・・
 毎度毎度 オレのために いろいろ策を・・・”

角野“すげえよ 飛鳥田・・・ 全国なんて目標 先輩もオレも 誰も立てなかったよ
 できればその目標にのりたい 女子とも仲よくなりたい 
 でもそれって・・・ お前に負けるってことなんだよ ンなこと できっかぁ!!”

角野“端はもたない 3筋食い破って 玉の堅さで勝負だな・・・”
飛鳥田“1筋から殺到して 速度で勝とう  勝って 5人になって 将棋部を続けるんだ!!”

<第31話>
『局面は── 1筋から物量で攻める飛鳥田 3筋から玉の堅さに頼って攻める角野
 という展開になっていた』

内村「ネェ アホの人 ワザと部長に負けてくれないかなぁ」
成田「やめろよ その呼び方(^^; ワザとはないよ」
内村「ギブ(将棋部)に 戻りたくないのかな?」
成田「ギブ・・・(^^; 戻りたいけど 部長に負けるのも いやなんだろ」

飛鳥田“角野くん ホントのこと言うと 5人目は誰でもよかったんだ
 けど・・・ 君と対局する この楽しさ・・・ 5人目は君しかいない!!”
角野“う・・・! 足りない・・・ オレの負けだな・・・ お前 大したヤツだよ”
 
(図は▲7二金まで)

上手の持駒:飛 桂 歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 銀 ・ 銀 ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v玉v歩v歩v歩 ・ ・ ・ ・|三
| ・v歩 ・ ・ ・ ・v角 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ 銀 ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩v馬 ・ ・ ・|七
| ・ ・ 玉 銀 ・ ・ ・ ・v龍|八
| 香 桂 金 ・ ・ ・ ・ 桂 ・|九
+---------------------------+
下手の持駒:金二 香 歩七 

上手番

角野“形作りくらいは させてくれよ”
△6六桂 ▲8八玉
角野“うっ! 飛鳥田 この手は!!”

<第32話>
角野“なんという手を・・・ 飛鳥田ァ~!! △6六桂は形作りだったのに・・・
 その逃げ方じゃ △7八飛で詰んじまうぞ・・・”

角野“普通に指せば オレの勝ちだが・・・ そうしたら 将棋部は廃部だ・・・
 戻ろうと思った場所を オレは自分の手で 潰すのか・・・”

角野“ワザと負けるってことは で・・・できねぇ!! し、しかし廃部・・・”
飛鳥田“詰み!?”

(角野、無言で飛車を7八に打ち込んだ)

<第33話>
飛鳥田“ああ・・・ ごめんね ごめん・・・”
飛鳥田「負けました・・・」

(呆然とする女子たち)
飛鳥田「ひどいトン死に なっちゃったね」

(感想戦がはじまった 泣きそうになる鳥山香)
成田「泣くのはやめろ 2人とも全力で指したんだ あたしらは泣くな」

(しかし、感想戦の最中、飛鳥田の肩が思わず下がった それを見て泣く内村)
角野「おい」
飛鳥田「・・・」
角野「おい 負けたと思うな オレも勝ったとは思わん」
飛鳥田「ハァ?」
角野「公式戦は 平手だろ もうちっとは マシな戦いを できるようにしとけ
 これから鍛えてやるよ」
飛鳥田「え?それって?」
角野「なんだよ 復帰しちゃ いかんのか?」

飛鳥田と女子たち「・・・・・・」

内村「やった!! えらい!! アホの人!!」
角野「誰が アホの人か!!」

『将棋部 5人目決定 ・・・やっと存続・・・』  

ついに部員が5人そろいました!今後の5人の活躍やいかに?
そして武藤先生は? 連載は週刊将棋でやってます!
(笑え、ゼッフィーロ 名場面集 ひとまず完)
<第25話>
(武藤先生が倒れたさわぎに紛れ込んでいた角野)
角野“タイプの違う女の子3人  も・・・戻りたい!!正直、土下座してでも戻りたい!!”

角野君の3人の女の子のタイプ分けは次の様です
・鳥山香→しっかり者 正妻型
・成田→ツンデレ 愛人タイプ
・内村→お茶目な 妹キャラ

さすがに女好きの角野君、的確なタイプ分けのように思います
(ところで、『ツンデレ』って何でしょう?最近けっこう耳にします
ウィキペディアで調べてみると、おおむね
「初めはツンツンしているが、何かのきっかけでデレデレ状態に変化する」ことだそうです)

飛鳥田「あれ?角野くんは どうして 一緒にいるんだっけ?」
角野“んーと んーと・・・”
 「この間の対局は 負けたと思うな!! オレも勝ったとは思わん!!
 将棋部への 復帰を賭けて もう一回やってやる!!」

角野君、大声ですごい勢いです

鳥山香「か・・・勝ったほうが リターンマッチ 挑んでる?」
成田「勢いで ごまかしている つもりらしい・・・」
内村「アホ?」

飛鳥田「それ・・・ ボクの出す条件で やってくれる?」
角野「お・・・おう もちろんだ」 “やったね!! やったね!! ごまかせた!!”
 
角野君、おどりながら大喜びです
このとき内村さんにとって、「角野」=「おどるアホ」の方程式が成り立ちました

<第26話>
(将棋部の正式顧問である、扇先生に呼び出された飛鳥田)
扇「あのさ・・・ いちおう顧問なんだけど 私!
 相談なく ほかの先生に 顧問頼むって どういうこと?」
飛鳥田「でも 扇先生 将棋教えられませんよね」
扇「それだけ?」
飛鳥田「はい」

飛鳥田君、全く平然としています すごいです

扇「断られて いい気味だわ!!」
飛鳥田「あの・・・ もう帰ってよろしいですかな?」

飛鳥田君、すごいです 大物の器を感じます

(角野とのリターンマッチ対策を考える飛鳥田)
飛鳥田“どうしよう・・・ 前回は 結局 長引いて 力負けしちゃった・・・
 かなり力の差があるんだよなぁ・・・  もしかして・・・ これなら・・・”

飛鳥田君、何か思いついたようです

<第27話>
女の子たち「とにかく今は 部長に任せるしか ないわね」

(成田が、角野を呼び出した)
成田「5月8日 空いてる?」
角野「デ・・・ デートのプランなら スケジュール 空けてやってもいいぞ あ」
(成田、角野の手帳を取り上げ、5月8日のところに『2年8組で対局』と書き込んだ)

角野「俺に勝たれたら 困るだろ? 飛鳥田が負ければ(部員数が足らないので)廃部だぞ?」
成田「暇つぶしだからね 将棋部は  でも これより楽しい暇つぶしが 見つかる前に
 廃部だと 退屈になるし  なにより・・・ あの部長は簡単には 引き下がらないからねぇ」
(自信ありげに微笑む成田、それに対し角野は逆に自分のほうがプレッシャーを感じた)

ここの2人の表情のアップの対比シーン、魅せます
さすがに成田さん、飛鳥田君を好きなだけあって、飛鳥田君に一目置いているようです

<第28話>
(5月8日、ついに対局の日がやってきた 対局を前に考え込む角野)
角野“飛鳥田を・・・ トロくさいやつだと 思ってた・・・
 それなのに 部の存続まで あと1人にこぎつけ 顧問も代える寸前まで・・・
 その間 オレは何してたっけ? この一ヶ月 オレは・・・?”

角野君、飛鳥田君と比べて何も成長していない自分に、あせりを感じているようです

角野“今日の対局・・・ オレが負ければ復帰して 将棋部は安泰・・・
 勝てばたぶん廃部  ワザと負けようかな・・・ いや 飛鳥田なんかに負けられねぇ!!
 いやしかし・・・  あーもう知るか!! どうせ盤の前じゃ 勝つことしか 考えないんだ
 それで 将棋部がなくなっても知るか!! むしろオレが潰したる!!”

(2年8組の教室に入った角野、待っていた飛鳥田たち 黙ったまま目を合わせた2人) 
いよいよ勝負のときがやってきました! (つづく)
<第21話>
(部活をさぼり帰ろうとする成田、鳥山香が呼び止めるが聞かない)
成田「帰る」
鳥山香「あ ちょ・・・」
ドッ (呼びに来た飛鳥田とぶつかる成田)
成田「う・・・ あ・・・」
(間近で飛鳥田を見て、モロに赤面する成田)
飛鳥田「ん?顔赤いけど 熱?」
(ますます赤面する成田)
成田「なんでもない!! なんでもないから!!」

なぜ成田さんは飛鳥田君に惚れてるんでしょう?・・・こんなんありか?
いや、宇多田ヒカルによれば、It´s automatic なんですよね
恋に理屈は要らないんですよね でもやっぱり・・・こんなんありか?

(指導ゲームの三駒戦で未だに苦戦する内村、
飛鳥田は王様の利きにチップを置くという工夫を考え出した)
内村「勝った!!やった やったぁ」
『棋力上がらず 指導力ばかり上がる 飛鳥田であった』

こんなんでホントに全国大会に行けるんでしょうか?
野球でいうと、キャッチボールが出来るかどうかくらいで
甲子園を目指している状態でしょうか

<第22話>
(指導者の必要性を感じる飛鳥田、部員みんなで武藤先生にお願いに行くことにした)
飛鳥田「ただ 将棋部の維持のためでなく 全国に出られるチームを 作りたい
 そのために 先生のお力を お貸しいただきたいんです お願いします!!」

周りで見ていた先生たち“飛鳥田、立派になったな まじめなだけで 影うすかったのに”
(職員室全体に 武藤、引き受けてやれ、の空気が流れる
しかし・・・ 指でバツのポーズを取る武藤先生、ああ~っ、という空気に変わる)

武藤先生の壁は厚いようです

<第23話>
内村「なんで ダメなんですかぁ!!」
(泣いてしまう内村)
飛鳥田「せめて 指導対局をボクと  彼女らに真剣勝負の雰囲気を 味わってもらいたくて
 一局だけです お願いします」
武藤“コクッ” 

ついに山が動きました!

(教室にて盤をはさんで、向かい合う飛鳥田と武藤
 武藤先生、初手を指そうとするが・・・ 顔が青ざめ、手が動かない!?)
ドッ!

武藤先生、倒れて机につっぷしてしまいました!!

<第24話>
みんな「大変だ・・・ わ~ 呼吸が変だぁ!!」

(保健の先生が駆けつけた)
保健の先生「パニック症候群・・・だそうよ ストレスの原因と出会うと
 過呼吸や 心臓発作 起こしちゃうの」
飛鳥田「ストレス・・・? 将棋が?」

(武藤先生の過去が明かされる 勤めていた法務省の不正をリークして、上司に目をつけられ、
 その上司と将棋をやらされたことが トラウマになっている模様)

武藤先生、26歳にして、なかなか厳しい過去を経験しているようです (つづく)
<第20話>
特別編として、作者の柳葉あきら氏が、8月6、7日に開催された
第44回全国将棋選手権大会の取材に行っています

柳葉「実は この取材 こわかったのです・・・ 
 週刊将棋で 同じ高校将棋マンガ『UP・SET・ぼ~いず』を 描いたのが 8年前・・・
 つまり・・・ 8歳 年をとったわけで ものの見方も マンガの描き方も変わったからねぇ・・・
 同じように 彼らを見られなかったら どうしましょう・・・」

しかし現場で柳葉氏は、人間同士の戦いに熱いエネルギーを感じたようです
女子のレベルが格段に上がったことに驚いています

柳葉「人は入れ替わっても “高校生”は 変わらないのだ ボクが変わっても
 “高校生”は同じだ ならば・・・ 同じものを 変わった目で 描けばよいのだ
 そう思いました!」

『笑え、ゼッフィーロ』、面白いです、柳葉先生、これからもがんばってください!
<第16話>
(囲碁部に入ったと思った鳥山さんが、女の子を3人も連れて戻ってきた
3人ともド素人だが、鳥山さん、独自の指導将棋を思いついたのだった
上手側は玉1枚、下手側は持ち駒に飛、金、銀の3枚 計4枚だけの将棋)

鳥山香「ルールは簡単 そちらの下から三段目より下へ 王様が入れば私の勝ち
 王様の行き場がなくなったら そちらの勝ち
 あと タダで取られる駒を打ったら 反則負けね」

図にするとこうなります ↓

上手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
下手の持駒:飛 金 銀 
手数=0 まで

(どちらが先手番になるかは明記されていません 
初めのうちは、下手が先手でいいかと私は思います)

鳥山香「うん、負けました」
ド素人の女の子「きゃあ!勝ったあ!」
飛鳥田“将棋の醍醐味を教えてる!!”

将棋は、相手の王様を追い詰めて詰ます、というのが核のゲームですもんね

鳥山香「囲碁部に行ってみたのは 将棋よりも女性への普及を ちゃんとやっているって聞いたので
 実際 体験してみたかったんです」

この子は、ホントにただ者じゃないですね

<第17話>
鳥山香「まず・・・ 泣きます 女の子は
 男の人には 意外でしょうけど・・・ 女の子のほうが 負けずぎらいなんです
 将棋の駒は 囲碁よりキャラクターが たくさんあります
 それがわかりにくいんですが・・・ キャラクターの差を覚えれば
 格ゲーに似てる感覚もあります コンボとか
 このゲームは そのためのものです」

この子は、格ゲー(格闘テレビゲーム)もやっているのか?「コンボ」を知ってるってどういうわけだ(^^;
注:コンボとは、ある一定の技をつながりで出す連続技のことです

飛鳥田「どうして そんなにわかるの?」
鳥山香「私 ヘタッぴですもの ヘタッぴの 女の子の気持ちはよくわかります」

蛇の道はヘビ、ヘタッぴの気持ちはヘタッぴ、ということですね

<第18話>
(将棋部は、今やこーんなんだった 『男1人に女4人』) 
・・・こんな将棋部があっていいのでしょうか?アンビリーバボーです

(内村さんが新たな女の子を連れてきた 美人だが気の強そうな子だ 以下、成田)
成田「この子とやる やれないなら帰る」
鳥山香「いいですよ 指します」
飛鳥田“この子 5級くらいかな 鳥山さんよりは ずっと強い・・・
 でもなぜかな ワザと勝たないように して見える?”

(泣きだしてしまう鳥山さん)
見ていた一同「ワワッ ひど!! なにコレ?」
成田「将棋部 入ってほしい? ほしいなら 入ってやってもいいよ」
3人の女の子たち「あの子 入るならやめる」 「私も」 「一緒にいられないよね」

飛鳥田君、ピンチです

<第19話>
飛鳥田“ど・・・どうしよう 最悪な筋は 5人全員入部しても ケンカばかり
 やっぱり揉め事は 先に回避すべきだ!!”

飛鳥田“取れば自分の駒・・・ 使い方はあとの問題だ 
 前へ出るなら 先に進むなら  決めた!!”
飛鳥田「入って下さい 仲よくやろう」

(飛鳥田に見つめられて手をさしのべられ、意外にも顔が真っ赤になった成田さん)
成田「あ・・・ あそ ん・・・ んじゃ ま ヨロシク・・・」

(この結果、素人の女の子2人は去ることになった)
『この決定が よかったのかどうか・・・ 今はわからない』

結果的には、これでよかったと自分は思います
「将棋を指せる子」が欲しいですもんね やっぱり・・・
素人の子は、今は楽しんでいても、そのうち飽きて辞める可能性が高いですからね
ただ、内村さんは、成田さんに「あんた 私を誘ったんだから 先に抜けるのなしね」
と言われ、残ることになりました もし内村さんにも抜けられていてはヤバかったですね(^^;
(つづく)
<第13話>
飛鳥田「負けちゃった 勝たなきゃ 意味ないよ どうしよう」
鳥山香「そうでしょうか? 勝たなきゃ意味ないでしょうか・・・」

そばで見ていた鳥山さんには、何か感じるところがあったようです

(一緒に下校するふたり、そこに風が吹く 鳥山さんのスカートが・・・)
鳥山香「キャッ」
飛鳥田「・・・・・・」
鳥山香「・・・・・・」

こんなシーン、自分の高校生活では全然考えられませんでしたorz

鳥山香「うん!飛鳥田先輩は勝って下さい 角野先輩に将棋で勝って下さい
 あの人は 将棋で負かされないと 気がつけないみたいだから」

この子は、本質をすぐに見抜く才能があるようですね

<第14話>
飛鳥田「鳥山さんと 2人っきりでどうしよう? だいたい女の子なんて どう扱えばいいのか
 わかんないよ・・・」

激しく同(以下略)

(鳥山香が囲碁部で教わっている姿を発見した飛鳥田)
飛鳥田「ええーっ!? 鳥山さん 囲碁部にィ!?」

これはショックですね 言葉もありません(笑)

<第15話>
(角野に負け、鳥山さんにも見限られ、落ち込む飛鳥田 家での晩御飯のとき姉に相談する)
飛鳥田「た・・・玉姉(たまねえ)、高校のとき 部活楽しかった?」
玉姉「いや つらかったよ ウチの吹奏楽(ブラス) 朝練 昼練 休日練
 何度顧問の先生を 謀殺しようとしたか!!」
飛鳥田「やんなきゃ よかった・・・って 思わなかった?」

弟の顔を見た玉姉、この時点で事情を察したようです

玉姉「あのな “やらなきゃいけないこと” なんて 世の中にゃ ほとんどないよ」
飛鳥田「労働や 教育や 納税は?」
玉姉「そんなのは 国が勝手に 決めたことだ」

すごい考え方です アナーキーですね こんな考え方の人が増えたら、その国は滅びそうです(^^;

玉姉「ただし “やったほうがいいこと” はある!! 確実に!
 私にとっちゃ それが部活だった」

玉姉、こんな哲学を持っていて、悩む弟に即答するとは、けっこう大物のようです
飛鳥田君もこの家族の一員、姉と似た血が流れているかもしれません
(つづく)
<第10話~第12話>
飛鳥田「角野くん 角野くんが戻ったら 全国大会を目指そう」
角野「グホッ ゴホ グハ ゲヘッ」 (イスから落ちそうにる角野)
飛鳥田「目標は 高いほうがいいでしょ? とはいっても 全国も 個人戦は レベル高すぎ
 でも 団体戦なら 夢じゃない」

第10話~第12話の飛鳥田vs角野の一戦を棋譜にしてみました
図面があるところはそれぞれ確かなんですが、総譜がないので、序盤~中盤は私の推測手順です
特に、中盤の52手目から60手目の手順は疑問ですが、私にはこれしか思いつきませんでした

ファイル名:飛鳥田vs角野.kif
持ち時間:不明だが対局時計使用
棋戦:復帰を賭けた戦い
戦型:早仕掛け▲4五歩
場所:放課後の教室 鳥山香が記録係
先手:飛鳥田 1級
後手:角野 二段

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二飛
▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5八金右 △3二銀 ▲5六歩 △8二玉 ▲3六歩 △7二銀
▲9六歩 △9四歩 ▲6八銀 △5二金左 ▲5七銀左 △4三銀
▲4六歩 △5四歩 ▲4五歩 △6四歩 ▲3七桂 △6三金
▲2四歩
*(第10話 第1図)
*角野“ち・・・ 一回 △2二飛と回っておくべきだったか? ▲4四歩から4筋制圧されるけど ここは△2四同角しかないか”
△同 角 ▲9五歩
*角野“えっ 4筋じゃなく端!? これ指し過ぎだろ? いやそれよりも・・・ 飛鳥田ってこんな積極的な将棋指してたか?”
△同 歩
*角野“この子(鳥山香)か・・・! 俺が出た途端 入部って・・・ ぐっおぉお 負かしてやる!!負かしてやる!!”
▲4四歩 △同 銀 ▲4三歩
*角野“まずい・・・ どこへ運ばれていくのか よくわからない流れになってきた 考えてみると 飛鳥田って 定跡の研究大好きなんだったっけ・・・ ハマったか?”
△同 飛 ▲2四飛
*(第11話 第1図)
*角野“な・・・!? 飛車切り!?”
△同 歩
*角野“これは△2四同歩の一手だが・・・ 狙いは?”
▲3二角
*角野“あっ ▲3二角の両取り!! ムゥ 飛鳥田のくせに 生意気な”
△4二飛 ▲2一角成 △4一飛打
*角野“自陣二枚飛車 どだ?”
▲3三桂
*(第11話 第2図)
*角野“あ! ま まずい・・・ △5一飛と逃げると 端で一歩取られ ▲4三歩とたたかれて 浮いた銀を角で抜かれる”
△5一飛
*角野“こいつ いつの間に こんな踏み込んでくる将棋に・・・”
▲9五香 △同 香 ▲4三歩
*角野“この子(鳥山香)? この子がはいって変わった? つきあってる感じじゃないが?”
△5二飛寄 ▲4四角
*(第11話 第3図)
*角野“くっ んなこと考えてる余裕ないや このままじゃ王様丸焼きだ”
△8四香
*角野“といっても左側 制圧されちゃって 玉頭にアヤつけるくらいしか・・・”
▲4一銀
*角野“マジだ コイツ マジで全国狙ってる?”
△5三飛
*(52手目から60手目の手順が疑問なのですが、これしか思いつきませんでした)
▲同角成 △同 飛 ▲4二歩成 △6二金引 ▲4五桂 △6三飛
▲2二飛
*(第11話 第4図)
*飛鳥田“これで勝てる!! この打ち込みで・・・ 勝って堂々全国を目指そう!!”
△8七香成
*(第12話 第1図)
*角野“そこまでマジか? ならば 簡単には 負けられないね!!”
▲同 玉
*飛鳥田“こ これは・・・ 取るしかない けど・・・ △9六角で金の素抜きが受からない ぎゃ・・・逆転!?”
△9六角
*飛鳥田“ま・・・負け”
▲7七玉
*飛鳥田“いや あきらめるな!! 将棋部を続けるんだ!! 角野くんと一緒に!!”
△6九角成 ▲5四馬 △8七金 ▲6六玉
*角野“入玉狙いで まだ粘るか!?”
△5八馬
*角野“左側は制圧されているし 仕方ない 駒を補充しつつ 相入玉を含みに”
▲5五玉 △3六馬 ▲5二と
*(第12話 第2図)
*角野“なっ? 入玉狙いじゃなかったんか? と・・・突然寄せに!?”
△4三金
*角野“くっそぉ!”
▲6二と △同 金 ▲6三馬 △同 金 ▲7二飛成
*(第12話 第3図)
*角野“こ これは? 取る一手だけど 9二から飛を打たれて △8二角に▲6一銀? △同玉▲5二銀成△同玉▲8二飛成で・・・ 詰み?”
△同 玉 ▲9二飛
*(ここで△8二角合の変化を分岐しておきます)
*鳥山香“空気が変わった? 飛鳥田先輩の勝ち!?”
*角野「・・・・・・」
△8二飛
*飛鳥田“えっ!? ひ・・・飛車!? 角じゃなく えっ あれ 詰みがなくなっちゃった・・・”
*『△8二飛は 飛鳥田の読みを上回った妙手で 事実上この一手で将棋は 終わったのだ』
▲6一銀 △同 玉 ▲5二銀成 △同 飛 ▲同飛成 △同 玉
▲8二飛 △6二銀 ▲5三香 △同金右 ▲同桂成 △同 玉
*(投了図)
*飛鳥田「負けました・・・」
*
*角野“コイツ こんなに指せるヤツじゃないのに・・・ 序盤作戦といい・・・ 俺に勝って俺を引き戻すため ここまで・・・ チッ!”
まで94手で後手の勝ち

変化:82手
△8二角 ▲6一銀 △同 玉 ▲5二銀成 △同 玉 ▲8二飛成
*(第12話 想定図  以下の詰み筋を並べておきます)
△6二銀 ▲4一角 △4二玉 ▲3二金 △5一玉 ▲8一龍
△7一飛 ▲同 龍 △同 銀 ▲5二飛 △6一玉 ▲5三桂打
△同金左 ▲同桂不成 △同 金 ▲5一金

(つづく)
<第7話>
飛鳥田「将棋部 はいってくれるんだ!!」
例の女の子(以下、鳥山香)「でもまず納得させてほしいんです どうして部活なんですか?
 ゲームソフトもネットもあるし 将棋の・・・コンテストっていうんですか?そういうのも 一人で
 出られますよね」
飛鳥田「え・・・と・・・えとね 去年まで2つ上の先輩あわせて 7人いたんだ 将棋部は
 みんなで対局して 研究して 大会に出たり 他校に試合に行ったり 合宿したり
 楽しかった・・・ (将棋部がなくなれば)あの楽しさを味わうことも それを誰かに伝えることも
 もう・・・ だから ボクは一人でも 弱くても その・・・ 
 ごめんなさい ボク頭悪いから うまく言えないや 納得できてないよね ごめんね」
鳥山香「先輩 一緒にやります お願いします」
飛鳥田「え~!? あっ ありがとう っていうかなんで?」

ほんとに、なぜ入ってくれたんでしょうか(^^;
飛鳥田君の誠実さ、朴とつさが伝わったのかもしれませんね
しかし、作者もさすがにちょっと無理があると思ったのか、読者にツッコまれる前に
飛鳥田君にツッコませて、防御策をとってます(笑)

<第8話>
飛鳥田「女の子が・・・ しかもこんな可愛い子が はいってくれるなんて」
(ジーン ぐろうり はれるや ホニャ~ン)  

もう飛鳥田君、夢見心地です(^^;

(鳥山香に高校将棋大会の説明をする飛鳥田)
飛鳥田「夏の高校選手権は 各県の団体 個人の代表が集まって 日本一を決める(以下略)」
鳥山香「じゃあ目標は・・・ 全国大会出場ですかしら?」

なんだかこの子に真顔で見つめられてそう言われると、出来そうな気がするから不思議です

飛鳥田「この子、見かけはおとなしいのに・・・ 『全国大会出場!!』
 でも・・・ 仲間がもっといれば もしかしたら・・・」

(コンビニで立ち読みしている角野を見つけ出した飛鳥田)
飛鳥田「暇そうだね 角野くん 作ってあげるよ ボクが 角野くんのすべきこと」 
角野「何?」
飛鳥田「ボクと勝負しよう」

<第9話>
角野「なんだよ オメ ケンカ売ってんのか!?」
飛鳥田“絶対に 絶対に 気圧されないぞ!! ボクも するべきことをするんだ”
角野“このヤロ・・・ いつもと雰囲気が違う・・・”

飛鳥田「将棋が好きなんだろ 角野くん 好きなことをするべきだよ」
(角野を正面から見据えて手をさしのべる)

角野君、完全に図星で将棋がやりたかった模様
うーん、飛鳥田君、はっきりいってカッコいいです!
そして、飛鳥田vs角野、角野が負けたら将棋部に戻る、という勝負が始まった!(つづく)
週刊将棋に連載中の、「笑え、ゼッフィーロ up・set ぼ~いず NEXT GENERATION」の
これまでの名場面を、ダイジェストで振り返っていきたいと思います
なお、ゼッフィーロとは、「春をつげる西風」という意味だそうです ↓
http://shimousadainagon.moe-nifty.com/nitenichiryu/2008/09/post.html
イタリア語で、 zefiro と書き、「そよ風」の意味とのこと
神奈川県の、西風ヶ丘高校が舞台になっているからこのタイトルがついたんですね

<4月2日号の扉絵> 
飛鳥田(あすかた)、角野(かどの)、鳥山香、成田、武藤(むとう)先生が
舞う駒とともにポーズをキメて出ています なかなかカッコいい絵です
・・・あれ?部員は5人のはず、内村がいないぞ 初心者の女の子だ
まさか、内村さん、途中でやめないだろうな(^^;

<第1話>
飛鳥田「頼むよ 角野君!!このままじゃ 廃部だよ」
角野「おー 廃部しろ ガッツリと!! ないほうが学校 明るくなる」

・・・いきなりすごい発言が飛び出ています(^^;
これは触れてはいけない話題ではないでしょうか(笑)
(自分の行っていた高校には、将棋部はあったのでしょうか?知りません
中学では将棋部があったようです 
ちなみに自分は中学バスケット部、高校ソフトテニス部でした)

<第2話>
(始業式の体育館にて)
司会の先生「では 新任の武藤先生の ご挨拶です」
武藤「武藤です 来ました」
(2コマ分 武藤先生がフリーズ 帰っていく)
司会の先生「え・・・ も・・・ もうよろしいんですか?」

生徒達、爆笑 大受けしてます(笑)

<第3話>
(将棋部の顧問が、囲碁部と兼任で、扇先生という若い女の先生になった)
角野「飛鳥田 俺辞めるぞ 扇にも腹立つが いい機会だ」
飛鳥田「え!?」
角野「将棋なんか やってても モテねえもん」
飛鳥田「辞めればモテるの? 角野君」

これは面白かったです 笑いました(笑)

<第4話>
(部員を勧誘する場にて ポツンと中庭のすみっこに座っている飛鳥田)
ごっつい体をしたラグビー部の部長「とりあえず 部室の用具 全部ここらに置いとけ」
ごっつい体をしたラグビー部員達「ウォイッス!!」
飛鳥田「あっあの ここ 荷物置き場じゃ・・・」
(あっさり場所を取られ、その後ラグビー部の用具の整理をはじめた飛鳥田)

現実は厳しいですね(^^;

<第5話>
(武藤先生のアドバイスで、飛鳥田が多面指しをすることになった
見物の初心者を相手に勝とうとしてしまう飛鳥田に、武藤先生が一言)
武藤「目的を忘れないように」

これは名言ですね 感動しました 目的は勧誘することですもんね 

(美人の女の子が見物に来て、一言)
女の子「これって 将棋ですよね? やってみてもいいんですか?」

げええ あ、ありえねー(笑) いや、万が一ということもあるか、なにせ漫画だから(^^;

<第6話>
飛鳥田「あの・・・ 将棋部に はいってくれませんか」
例の女の子「いいですよ」
飛鳥田「そーだよね 無理だよね やっぱり・・・ え?」
例の女の子「はいります 私 将棋部に」

万が一、キター!!!! (つづく)
「笑え、ゼッフィーロ」 作 柳葉あきら

週刊将棋に連載されている漫画 2008年4月9日号から連載開始
図書館に週刊将棋があるので、初回から今までの分すべてを読み返した
(今、11月19日号まで図書館にある)

>新連載 青春将棋ドラマ
>高校将棋団体戦日本一を目指して全身全霊を懸けた少年たちの物語「up・set ぼ~いず」。
>あれから8年。時を経て、場所を変え、大人になった少年の一人が戻ってきた。
>それなりに傷つき分別も持ってしまった元・少年と、今・少年の出会い。起こす火花と化学変化。
>ふたたび!少年たちの戦いが始まる。
>高校将棋漫画決定版、まさかの第二部が湘南を舞台に始まった!

8年前に、週刊将棋で連載されていた漫画の第二部だそうです
「up・set ぼ~いず」は自分は全然知らないです

タイトルの「ゼッフィーロ」って、なんだ?どういう意味だろう、とグーグルとヤフー辞書で調べてみたが、
意味がわからなかった いまどき、パソコンで調べても「該当なし」になるのを
タイトルにつけるか うーん

しかし、これがなかなか面白い ハマッている自分に最近気がついた
11月19日号はついに5人目の部員を獲得、将棋部の存続が決まった

~登場人物紹介~
飛鳥田 ♂ 2年生
これ、なんて読むんだろう、「ひとりだ」かな
武藤先生の言葉で、「最初から仲間がいるやつなんていない」というセリフがあるので、
「ひとりだ」かもしれない ふり仮名が一回も出てこないので、
これからも正式な呼び方はわからないままかもしれない
と思って今グーグルで入力してみると、「あすかた」と読むことがわかった これは読めなかった
むう、ふり仮名が必要でしょう これはね 
性格はまじめ、将棋以外のことはあまり気にしていないタイプ、
高校生にしては老成したところがある
自分一人になってしまった将棋部の部員獲得に奔走する 棋力アマ1級
追記:フルネームは、飛鳥田 剛 (あすかた ごう) 剛と書いて、「ごう」と読みます

角野(かどの)♂ 2年生
女好き、飛鳥田より男前だが、三枚目キャラ 
部をやめるつもりが、飛鳥田との対戦の結果、将棋部に戻ることになった
棋力アマ二段で、今のところ部では最強の存在  

鳥山 香 ♀ 1年生
「鳥」という字が 飛鳥田とかぶってるんですけど(^^;
この子がいたから、部が存続したようなものと思う
飛鳥田の勧誘で、一人しかいない将棋部に入部、他の女の子を3人もつれてきた
冷静で聡明で美人・・・ありえねー(笑)
棋力 ルールは知っている程度

成田 ♀ 1年生
この子が入ったため、女の子2人がやめるハメになった 
美人で勝気なお姉さん系 実は飛鳥田が好き・・・やっぱりありえねー(笑)
棋力 鳥山香よりは強い 

内村 ♀ 1年生
名無しだったが、内村という名前であることが最近判明 角野のことを「アホの人」と呼んでいる
棋力 ルールもやばいくらい

武藤(むとう)先生 ♂
ふけて見えるが26歳 8年前に高校将棋部で日本一になった経験がある
飛鳥田が将棋部顧問を頼むが、引き受けてくれない
一局だけ指導将棋をするが、持病のパニック障害のせいで初手も指せず倒れてしまった
元、国の上級官僚で、ストレスのため体を壊した過去をもつ

今頃気がついたんだけど、この漫画ではまだ春、部員名簿提出締め切りの
5月15日になっていないくらいの日付なんだね もう連載から半年たったけどね(^^;  
今回で部員がそろい、一段落ついたので、もう自分の中ではこれで終了でもいいかと思っている

以下は自分の希望です
ここからの展開で、「強くなる」「勝つ」ということをテーマにするのはやめてほしいなあと思う
全国大会出場っていう言葉が出てくるけど、もう無理と思う
部員集めに奔走してるような部では・・・
しかも最強の角野ですら二段、1級の部長、弱い女の子3人で、
ここからどんどん強くなっていき、上達至上主義になっちゃったらいやだなあ
「個人では味わえない、将棋部としての楽しみ方」を描いて欲しい
強くなることがテーマの作品っていうのはありがちすぎるんで、できればやめてほしい

弱くても、弱いなりに充分楽しめるのが将棋と思っている
駒の個性、色々な戦法、考え方、個人個人の独創的な発想、
仲間の将棋を観戦し応援する楽しさ、他の学校の将棋部との交流、
勝ち負けより戦うこと自体の面白さ、そういうようなことを伝えていってほしい
それができる漫画と思うので、期待してしまう