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2階の道場には、50人ほどのお客が指していました
平日の夕方は、だいたいこのくらいの人数なのでしょうか
小学生がけっこういました そういえば、今は春休みなのか

さて、解説会のお客の数は22~23人、最終第5局なのに、少ないですね
この人数、もはや町内会のシークレット・ギグと言える状況です(^^;

魁秀「私がここで解説をやらしてもらうのは、もう何年ぶりかな
昔は駒を動かしてくれる人がとなりにおったんですけど、
経費削減のせいか、ひとりでやれということで(笑)」
そういえば、以前、井上八段は、三段の弟子をつれてきて、アシスタントをやらせていました
魁秀さんには弟子が色々いるようなので、誰かつれてきてくれればよかったですね
阿部隆、福崎文吾、このあたりがアシスタントに って無理か?

田中魁秀さんの解説、前半の5時~6時15分までの解説、つまり序盤の解説は
すごくよかったんです 将棋の局面と相まって、牧歌的でした
こういう雰囲気は自分は好きなんですよね
だけど、お客が少ないし、昨日は常連のマジカルエミちゃんもいないし、
メタボのおっちゃんもいませんでした これはさみしかったです

33手目、魁秀「ここで先手はどう指したか、わかりますか?誰か?」
お客「▲6五歩」
魁秀「あ、正解!どうやってわかったのかな?もう知ってはりましたか?」
お客「ここへ来る前、ネットで見ました」
・・・あの、そういう人は黙っているのが暗黙のルールじゃないでしょうか(^^;
ネット全盛だなー、とあらためて思って笑いましたけどね

質問のほうは、誰も質問しないので、仕方がないので自分が先陣を切って発言するハメに
34手目、私「そこで△7三桂はないですか?」
魁秀「あ、△4四銀じゃなくて、先にやね うん、これはどうするんやろうね ▲6六銀と立つのかな
うん、これもあるね」

41手目、魁秀「ここで後手はどう指したか、わかりますか?誰か?」
ポイントの局面なので図にしました
以下、図面を貼り付けますので柿木にコピペして見てね↓

後手の持駒:角 銀 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・v飛 ・ ・v桂v香|一
| ・v玉v金 ・ ・ ・v金 ・ ・|二
| ・v銀v桂v歩 ・v歩 ・v歩v歩|三
|v歩v歩v歩 ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ 歩v歩 ・ ・ 歩 ・|五
| 歩 ・ 歩 ・ ・ 歩 ・ ・ ・|六
| ・ 歩 ・ 銀 歩 ・ 歩 ・ 歩|七
| ・ ・ 玉 金 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 銀 

▲7七桂
*魁秀「ここで後手は次にどう指したか、わかりますか?誰か?」
*お客はシーンとしてしばらく誰も答えなかったので、思いついた手をとにかく言ってみた
△6五桂
*私「△6五桂はどうですか」
*魁秀「あー、△6五桂ね、うん」
▲同 桂
*駒を動かす魁秀先生
△6四歩
*魁秀「次に△6五歩~△6六桂と打てれば後手良しやね」
*私(これは先手に持ち駒が多いから、何か返し技がありそう・・・(^^;)
▲7三銀
*魁秀「こうやね」
*私(うわ)
△同 金
*魁秀「ここで▲同桂成じゃアカンですよ」
▲6二角
*魁秀「これはさすがに先手がいいね」
*私(自分が対局者だったら、もうこれで終わってたかも・・・(笑))

結局、この▲7七桂に対する応手の局面が、この将棋の一番のポイントだったと思います
自分の発言の後、色々候補手が出ました
お客「△5四銀」
魁秀「あ、それもありますよね、立派な手です」
お客「△9二香」
魁秀「強い!この手に目がいくのは、三段以上ですね」
常連のおじいちゃん「△3三角」
魁秀「正解!実戦は久保さんはこう指しました」

この常連のおじいちゃんは、カンニングはしていないでしょう
だってパソコンとか携帯を扱えそうに無いから(^^;
いつもすごく小さい字で棋譜を自分でつけていて、デジタルとは無縁っぽいです
おじいちゃん、強いね 
その後、「長いことやっとるから」とまわりに言う、うれしそうなおじいちゃんの姿がありました
康光の▲7七桂に対して、△3三角~△4二角で端を狙ったのが、久保さんの勝因でしたね

魁秀「▲3六歩~▲3七桂、これは堂々としてますねえ 後手にやってこい、という手やね
この▲6六銀はどうでしょうかね 指しにくい手、おすすめできない手 久保さんは『ありがたい』、と
思っているかもしれませんよ」

そして、52手目が「次の一手クイズ」だった
魁秀「さて、ではみなさん考えてください」
事務の人「あの、先生、候補手をいくつかお願いします、
そうじゃないと答えがバラバラになっちゃうんで」
魁秀「あ、候補手?正解も入れてやね?当然そうやね(^^;
えーっと、△5六歩、△8五銀、△9七銀 これでどうかな 
この3つでいいですか?もうちょっと候補手を増やしますか?」
複数のお客「今から増やしても、もうそれには誰も入れへんで(笑)」
ここはけっこう笑った

結局、このクイズは19人が正解、うち10人がサイン色紙などが当たりました
お客の総勢は22~23人でしたから、正解率がすごく高かったです
自分はもう商品はいらないので、正解を度外視で、
自分の思いついていた手△3五歩、という手を書いておきました
これは、▲同歩なら利かし、という意味です
けっこういい手かな、と思いました
正解手以外の手も、紹介して検討してくれる場合もあるのです
が、しかし今回は、正解した人があまりに多かったためか、もうあっさりスルーされてしまいました(^^;

解説のほうなんですけど、序盤の解説はよかったんですけど、休憩をはさんだこの△9七銀以降、
かなりバタバタ進んでしまいました
でもしょうがないですかね 実際、あまりポイントらしきところもありませんでしたからね
見ていた自分としては、久保さんの勝因は、△3五歩などの変なことを考えず(笑)、
シンプルに進めたことにあった感じがしました
よけいな変化を考えず、全て簡明に進めたように思います
そして決め手は△5一金ですね
この瞬間、自分は久保さんがはっきり勝ちになったと思いました

解説会終了後、「ちょっと残念やけどな」と、知り合いらしきお客と話す魁秀さんの姿がありました
ちょっとなー、この関西会館に康光の師匠である魁秀さんをもってきたのは
ミスキャストか、と思わざるをえなかったですね、さすがにね
何しろ、第5局ですから、どうやっても決着がつきますからね
魁秀さんは、第1~2局目にもってくれば、問題なかったと思いますね(^^;

この棋王戦の5番勝負、全部解説会に行ったわけだけど、
どう考えても、第2局目が一番面白かったです 
これはどっちが勝つかもハラハラで、5局の中で飛び抜けていました
「▲7五飛戦法」で、新手の升田賞、取れるかもしれませんね
逆に、他は内容としては、大差が多かった感があります

この第2局のことは、魁秀さんの雑談にも出てきました
魁秀「久保さん、昔から、この人は天分があるな、と思っていました
第2局の▲7五飛、一般のアマの人がやったら、ひとめで『この人は弱いな』と思うね
とうてい普通の人には指せませんね」

久保さん、戴冠おめでとうございます これからも捌きのアーティストとして活躍してください!
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田中魁秀九段「棋譜はもう最後まで入ってきてますね えー、結論から言うと久保さんの勝ちです」
ええー、やっぱり久保の勝ちか しかし、もっと、もったいつけて結果を言ってほしかった
魁秀さん、まだ棋譜を並べている途中で結果を言ってしまうとは、
これじゃあ、いまひとつ盛り上がらない・・・

久保としては、力半分で勝てた内容ではなかったか
康光のほうが自爆した印象がある
久保は端攻めだけで勝ってしまった うーむ、どうにも・・・
自分は久保さんを応援していたんで、結果は良かったんだけどもね

しかし、タイトルを取ったとわかった瞬間に、拍手もできないのはね
だって、解説の魁秀先生は佐藤康光の師匠なので、
魁秀「ここは関西会館だから久保さんのファンが多いと思いますけど、
僕は師匠なので佐藤さんに勝ってほしいんです(^^;」
と最初に言っていたもんだから、拍手もできねー 
 
PM5時、魁秀さん登場、盛大な拍手が起きる、と書きたいが、
客の数は11人、す、少ない(^^; 結局22~23人までしか増えなかった
第4局のときが70~80人いたことを考えれば少ないね
まあ第4局は関西会館で対局があったんだけども、あの日も平日だったのにね

さて、解説がはじまったと思いきや、やたらのんびり解説をしている魁秀さん、
だってゴキゲン中飛車の基本、序盤の5手目に角交換から▲5三角と打ち込む変化は成立しない、
とかじっくりやっているんだもの
この調子で、「次の一手クイズ」を出す途中の休憩までは、ずっとのんびりした解説だった
局面も序盤はわかりやすかったしね 今日はこんな調子でゆっくり解説してくれるのかなあ、
それはお得だと思っていた

そしたら、休憩終了の再開後の、次の一手の正解手(△9七銀)の発表後、
突如、人が変わったかのように解説の駒を進めるスピードが早くなり、
6時40分から7時15分まで、あっというまに終わってしまった
そこで冒頭の一文になるわけだ
魁秀「棋譜はもう最後まで入ってきてますね えー、結論から言うと久保さんの勝ちです」

おーい、あっけないよー でも、中盤~終盤で、自分でも別に、ここはこうすればどうなのか、
と疑問に思ったところもなかった
△9七銀以下、普通に久保が端攻めに成功してそのまま勝っちゃった、という棋譜だもの
魁秀「どれが敗因か、▲6六銀のあたり、そこへ行くまでの佐藤君の作戦が問題やったかな、
久保さんにとってはわかりやすい展開やった」とのこと

自分としては、もう、そもそも▲7七桂と跳ねたのが、うかつだったように思う
康光の「駒を前へ出し過ぎて、作戦が収集不能になる」という悪いところが出ちゃった内容だった

あっけなかったけど、とりあえず久保棋王が誕生したんだよね
詳しくは明日また書こうっと  とりあえずこれで今日は終わります
まあ、法事はいつもどおりだったんだけど残念なことがひとつ
それは3月24日、愛知県に行く日のことだ
その日は朝から愛知に車で行く予定だったのだ
自分は野球のWBCの決勝が見たかったので、母に「WBCが終わるまで待ってくれ!」と言って、
TVを見ていたのだ 朝の10時から見始めて、昼の1時過ぎ、9回までずっと見ていたのだ
9回、1点リードした日本の勝ちで終わるはずだったのだ
しかし、なんと9回裏にダルビッシュが打たれ、韓国に追いつかれてしまったではないか!

当然まだ自分は見ようとしていたが、
母が「もう待てない!いつになったら終わるかわからんやん!」とブチ切れ寸前になってしまった
母の車の運転で行くので、もうこれ以上は待たせられない・・・
泣く泣く大阪を後にした 車のラジオはどこもWBC中継をやっていなかった

愛知に着くと、父が先に着いていた
父に自分が「1回からずっと見ていたのに、9回までしか見れなかったんだ」というと、
父は大受け、爆笑した そして兄から父に来たという携帯のメールを見せてくれた
そこには「イチローすごかったな!!イチローのこのヒットは伝説になるで!」と書かれてあった
兄は仕事中のはずなのに、どういうわけかライブで見ていたようだ
父は優勝が決まった瞬間のダルビッシュの雄たけびのマネをしてからかってくるし・・・

イチローのヒットより、母のブチ切れのほうが伝説になりそうだもん
あー、イチローのヒット見たかったorz
女流代表決定戦  
解説 森内俊之 聞き手 中井広恵

女流のNHK杯枠1人を決める、女流4人によるトーナメント

まずは矢内vs清水 先手矢内の矢倉、後手清水の右四間
この2人、またこの戦型、矢内も負けず嫌いだなー(^^;
女流名人戦第5局とたぶん同一局面に進み、矢内の新構想、
一手パスに見える▲8六歩、が出た これは意味がわからないが、なにか作戦なのだろう
この手に対し△4四歩としたのが玉のコビンを空けて、損だったようだ
ここから森内賞賛の手順で矢内が優勢を築いた
しかしそこから逆転、また逆転で矢内の勝ちになったとのこと

次は石橋vs里見 里見の4手目△3三角戦法で石橋の勝ち

いよいよ矢内と石橋の決勝戦
先手石橋で、なんと相矢倉になった それも本格的な戦型だ
森内は「なんで女流は相矢倉が少ないんですかね」と言っていたが、 
それは難しくて指しこなせないからだと自分は思う(^^;
この将棋でも、駒組みで銀を上がるタイミングとか難しかった
森内の解説がなければ、一手のミスで終わってしまう局面ということがわからないところだ

中盤、矢内が馬を作ることに成功したのに対し、石橋が4六の銀を▲5七銀と引いたのが
ありえない発想!ここは攻め合いという発想しか浮かんではいけないはず・・・
自分は見ていて「うえっ」と叫んでしまった
ここまで、両者まずまず解説の森内の言うとうりに指していただけに、ああーという感じだった
森内もびっくりして「(矢内さんは当然)桂を跳ねますね、これは(^^;」と言っていた

石橋は▲5七銀以後、ずっと守勢になってしまった
矢内のうまい手順での飛車の捕獲が決まり、矢内の勝ちになった
やっぴー、NHK杯初出場決定!

森内の解説のうまさが印象に残った
自分としては応援していた矢内が勝ってうれしかった
矢内は、本戦ではどうなるか 相矢倉はやらないほうがいいような・・・
ぜひ、がんばっていい内容の将棋を見せてほしい!
帰省のため、29日まで更新休みます
亡くなったおじいちゃんの17回忌をやるそうです
こういうのって、何回忌まであるんでしょう(^^;
再開は30日の棋王戦の解説会の日になる予定です

いや、それにしても、昨日の羽生の△9四歩・・・
一日経った今もまだ感動してます 渡辺も3~4回ほど「すごい」と言ってましたね
あの局面で9筋に目が行くのか うーん・・・

渡辺のブログで、△9四歩でも羽生玉に詰みがあったそうですけど、
あの30秒将棋の中での一手ですからね
(見ている最中、自分ではっきり森内の疑問手と思った手があり、
87手目の▲3五金、これは▲3六金のほうがよかったと思いました
この▲3五金は森内はノータイムで指し、
「あ、これは危険だ、4六の地点が無防備だ」と思いました
結局、△4六銀と打たれてしまいましたね)

NHK杯の棋譜はいつもここを見させてもらってます↓
http://homepage3.nifty.com/amihot/
森内俊之九段vs羽生善治名人 決勝
解説 渡辺明

ええー、すげえええええええええ
何、この大熱戦!!
げええ、最後、羽生マジックの△9四歩出たアアアアアアア
マジですげえわ これは・・・
渡辺も再三の絶賛の一手、端を一つ突くだけで勝敗を入れ替える△9四歩!!

「まさに 神の一手を目指す者の力を 2人に見せつけられたよ
私もまた心に刻もう 羽生善治の名を」

って、もう羽生のすごさは何回も見てきたと思ったけど
今回もまたものすごかった!!

先手森内で、相振りになった
森内の▲四間+矢倉、羽生の△三間+ボナンザ囲い
羽生の囲いはいわゆるボナンザ囲い △7二玉、△7三銀、△5二金左、△6二金直の形

羽生が攻め、森内が受ける展開
森内の考えにくい好手、▲4八玉で、羽生の攻めは切れ模様
しかし羽生も△4四銀の銀のタダ捨ての奇手を放ち、攻めをつなぐ
森内玉が下段に落とされ、逆転で羽生の勝ちか

ところが、森内は玉一枚になりながらも、
玉を左に早逃げして逃れていく うわ、これが寄らないのか 

羽生は攻め駒が足らず、あとは森内の攻める番、ああ再び逆転で森内の勝ちか、と
思われた、最後の最後、秒を9まで読まれて出た、
羽生の玉の逃げ道を空ける絶妙手、△9四歩!!
羽生玉は7二にいるのに9筋の歩を突く手があったなんて!!
結果、羽生玉が逃げ切り、羽生の勝ち・・・!!

いやもうこれは・・・ またNHK杯史上に残る名局が誕生したね
△9四歩は神の一手かも・・・ 羽生、すげえええええ! まいりました!
25手目 ▲4三桂成以下つぶれです→▲6三桂成以下つぶれです
90手目 △5五飛~△4五香で詰みなんですね→△5五飛~△4四香で詰みなんですね

間違えたので、訂正しておきました

さて、今日はNHK杯の決勝
昨日の銀河戦は明日まわしにして、今日はこれを見ようと思います

そうか、順位戦のことすっかり忘れていた、
B2は豊川さんは負けたけど昇級か
C1は窪田さんか

今週の将棋は棋王戦第4局、康光がうまく指したということか
ハッシーは解説がうまいね
・・・って、最後、エミちゃんの映像キター!!
エミちゃん、青い風船もってるね(笑)
その後ろの自分は、あ、顔映ってない、エミちゃんの後ろで白い服きたのが私(^^;
今期の銀河戦で自分的に1、2を争う面白い一局
(まだ今期の銀河戦は半分しか終わっていないけど)
田村の攻め、長沼の受け、両者の棋風が良く出た名局と思いました

コメントは全て解説の西尾明五段のものです
私の言葉は(カッコ)の中です

ファイル名:田村vs長沼 ゴキゲン超急戦.kif
開始日時:2009年1月9日
棋戦:第17期 銀河戦本戦Dブロック 6回戦
戦型:ゴキゲン中飛車超急戦
先手:田村康介六段
後手:長沼 洋七段

▲7六歩
*田村六段は多少強引でも攻めを選択します
*圧倒的な攻め将棋です
△3四歩
*長沼七段はNHK杯で羽生名人に勝ってベスト4という鮮烈な印象があります
▲2六歩
*2人ともオールラウンドプレイヤー、田村の攻め、長沼の受けという展開が予想されます
△5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △5五歩 ▲2四歩
△同 歩 ▲同 飛
*ここで後手が△3二金とすれば、穏やかな将棋ですね
△5六歩
*かなり激しい将棋になりましたね
▲同 歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三角 ▲2一飛成 △8八角成
*ここらへんは一本道です
▲5五桂
*馬の利きを遮断すると同時に▲6三桂成を狙っています
*もうこのあたりは定跡化されている手順です
*結論はまだ出ていません
△6二玉 ▲1一龍
*ここは後手に選択肢がいくつかあって、△9九馬、△7二玉、△5四銀 色々考えられます
△9九馬
*(この手を見て、ここまでノータイムで指してきた田村が初めて3分ほど考える)
*ここから▲6六香△5四銀▲1八角という展開が昔ありました 最近多いのは▲3三角で▲6三桂成から馬を抜く狙い、あとは▲2二歩も考えられます
▲6六香
*これは田村六段にとって、激しい内容なので、うってつけの将棋と言えるかもしれません
△5四銀
*長沼七段は受け将棋で、曲線的な手を好みますね
▲2三角
*ここで△3二銀は▲同角成△同金▲6三桂成以下つぶれです
△5一金右 ▲3四角成 △7二玉
*次に△6二銀と上がった形がとても堅いです
*先手は▲2四歩か▲1三竜か▲4三桂成か
▲4三桂成 △同 銀 ▲同 馬
*後手は攻めるなら△5七歩、守るなら△6二銀ですね
△6二銀 ▲5二馬 △同金直 ▲2一飛
*これはかなり攻めっ気の強い手ですね 後手は一段目に底歩が利きますからね
*(銀河クラブの豊川の解説では、馬を切った手が英断でここでは先手が良くなっているとのこと)
*(ここで長沼は15分の持ち時間を使い切る 田村はまだ持ち時間を10分余している)
△5七歩
*歩がなくなるので勝負手ですね
▲6八金寄
*▲同金は△4五桂があるのでやりにくいですね
*▲6八金寄りは△8九馬~△6七馬の筋を防いだ手です
*後手は△1四角で▲4八銀△3二銀でしょうか
*(ここで長沼は長考、考慮時間が残り5回になる)
△4三香
*▲3一飛成△同金▲同竜なら△5一飛と受ける予定でしょうね
▲3一飛成 △同 金 ▲同 龍
*ここは後手はしっかり受けないと、攻め合い負けですね
△5一飛
*形勢判断がつかないところですけど、次は▲4一金か▲3六竜ですね ▲4一金は局面の結論を出しに行く手ですね ▲4一金△4七香成▲5一金△同銀・・・これは難しい変化ですね
*(ここで田村は大長考、持ち時間の15分を使いきり、さらに考慮時間を5回も使った)
▲4一金
*後手が飛車を逃げると、▲3二竜がきびしいです
△同 飛
*あ、△4七香成じゃなくて取りましたね
▲同 龍 △5一金打 ▲3一龍
*▲2一竜と逃げると、△3五桂と力を溜める手がきびしかったですね
△4七香成 ▲4八歩
*ここで△3八歩は、▲2八銀で後手は歩切れになるので得かどうか難しいですね
△5八歩成 ▲同金上 △同成香 ▲同 玉 △8九馬 ▲5四銀
*次に▲6五香打ちという狙いですね
△7九馬
*この瞬間、できるなら後手玉を寄せてしまいたいところです ▲5三香が次に▲6一銀からの詰めろですね
*▲5三香がありますね
▲5三香
*ここは後手は読みきるのは難しいので感覚に頼らないといけないところです
△2五角
*5二の地点に利かせて詰めろを消した手ですけど、角を使ってしまってどうかというところですね
▲3六歩 △4六桂 ▲4七玉
*(ここで長沼は考慮時間をすべて使い切る 以下30秒将棋)△6八馬でしょうか
△4一金打
*あ、受けましたね 迷ったら受けるのが長沼七段、迷ったら攻めるのが田村六段ですね
▲5二香成 △同 角 ▲3三龍
*これが詰めろっぽいですね
△5三歩 ▲6九金打
*ここにきて先手が優勢になってきた気がします
△3一香
*(この手を見て田村は最後の考慮時間に入る
*これ以降、お互い完全な30秒将棋になった)
*この△3一香はいい手ですね
▲4四龍
*(これが敗着 感想戦で出た正着は▲1三竜だった)
△6九馬 ▲同 金 △5四歩 ▲4六龍
*(田村、この手はノータイム しかし、田村は次の手を見落としていた)
△2七桂
*(逆転を生んだ妙手)
*△2七桂ですか △4二香の狙いですね
▲2八銀
*(秒を8まで読まれて指した田村、変調だ)
△1九桂成 ▲同 銀 △4二香
*▲同竜でしょうか ▲8六香の狙いです
▲4四桂
*桂を一枚使ってしまったので、▲8四桂からのトン死筋がなくなりましたね
*先手が良くなったと思ったんですけど、△2七桂がいい勝負手でしたね
△2五角
*次に△4四香▲同竜△3六角で王手しての金取りがありますね
▲5七玉
*これは大熱戦になりましたね
△3六角
*だいぶ後手が盛り返しましたね
▲4七歩
*▲4七銀と使ってしまったのでは、後手玉が安全になりますね
△4五金
*▲3六竜で勝負でしょうか
▲同 龍
*あ、角でなく金を取りましたか
△同 角 ▲8五飛
*(田村、この手はノータイム!)
*これは角が逃げたら後手玉が詰みますかね?
△5六角
*おおっ! すごい手ですね 8三の地点に角を利かせたんですね
▲同 玉 △7四銀
*ほおー、ここで受けましたか
*そうか、飛車の横利きがなくなると、△5五飛~△4四香で詰みなんですね
▲2五飛 △3九飛
*ここでは後手が堅いので後手優勢ですね
▲5八角
*これは面白い手ですね △3六飛成なら▲4六歩ですね
△3六飛成
*(長沼、なんとこの手は田村のお株を奪うノータイム指し)
▲4六歩 △2五龍 ▲同 角 △5五飛
*しかしこれがありましたね 後手がはっきり優勢です
▲4七玉 △2五飛 ▲1八角
*(この手は田村、ノータイム)
*△3六角と飛車成を同時に受けた手ですね
△3八角 ▲5八玉 △2九角成
*▲5四角と出たいんですが、それは△5五飛がありますね
▲2六歩
*取れば▲5四角ということですね
△5五飛 ▲5六歩 △同 馬 ▲6八玉 △4六馬
*これははっきりしましたね
▲7八玉 △1九馬 ▲5六歩 △1八馬 ▲5五歩 △3六馬
*次に△7七銀▲同玉△6九馬の狙いがありますね
*先手は受けても一手一手です △4四香とされても手も足もでませんので投了やむなしです
まで116手で後手の勝ち

銀河クラブの豊川「この逆転負けは田村さん、アツかったでしょうね、
この日は眠れなかったと思いますよ」

<見ていての感想> 序盤から一手も息を抜けない展開だったにも関わらず、
最終盤でもまだノータイムで勝負手を指す力を持った両者、よく息が上がらずに思考が続くなあ、
とホントに感心しました △2七桂、そして△5六角は見ごたえがありました
第17期 銀河戦
本戦Aブロック 7回戦
平藤眞吾六段 vs 小倉久史七段
対局日:2009年1月8日
解説:富岡英作八段
聞き手:斎田晴子女流四段
記録:井道千尋女流初段

20年度の成績は、平藤5勝11敗、小倉10勝11敗 2人の対戦成績は平藤の5-2

先手平藤の居飛車穴熊、後手小倉の角道を止めた三間飛車
ああー、相穴か、と思ったら、小倉は美濃にした
そして小倉がいきなり仕掛けた
平藤は▲1六歩のいわゆる「居飛車の税金」を省略していたのだ
小倉は飛車をぶつけ、飛車交換にもっていった 解説の富岡は早くも「小倉良し」と断言、
これでもう中盤戦終わり、なんか淡白だ

ここまで2人はかなり早指しだったのだが、その後も早い早い、
7筋の折衝での、小倉の△7六銀打ちという考えにくい手、
平藤の▲5五角の飛び出しの勝負手、これも指すのが両者早かった

あまりのバタバタした早い展開に、解説の富岡が思わず「どうなんですか」というほどだ
どうなっているのかは、こっちが聞きたいのだが(^^;

そしてなんと、両者考慮時間を1回ずつしか使っていないのに、
「事実上もう終わっている」局面になってしまった
富岡「先手には攻防手が必要だが、もう攻防手がない」と断言した
結局、考慮時間を平藤は5回、小倉は6回余して終了となった
番組開始から50分足らずで一局終わってしまった

あまりにバタバタ進んだ将棋だった
感想戦で、△7六銀打ちは悪手、▲5五角と出た手も疑問手、ということがわかった

どうなのか、これ・・・ どうして両者もう少し慎重に指さないのか
いや、面白いところもあったんだけどね
平藤は「淡白だった」と言っていたが、淡白だよなあ、これはどう考えてもね
両者考慮時間が9回余っているが、もう事実上決着がついた局面になっていたんだから・・・

うーん、早指しの人どうしだとこうなるものか?でも、なんかやっぱり納得いかない
PM4時頃、関西会館に到着、
解説会の4時半の開場までまだ30分もあります さすがに早すぎたようです

そんなとき、道場でマジカルエミちゃん発見!
(このブログにはもう何度も登場していますが、エミちゃんは解説会によく来るオカマの人です)
エミちゃんは観戦専門の人かと思いましたが、道場で指してもいるとわかりました
さっそくファッションチェックです
白と茶色の組み合わさったワンピース、フリフリがついたスカートです
黒の長い靴下、クツは黒のスニーカーです
クツの大きさだけはさすがにどうしようもないみたいです
そして今回のファッションのポイント、頭に白のバンダナみたいなものをつけていました
うん、いつもどおりオシャレです 
今回のファッションのテーマは何でしょう?うーん、タイトルをつけるなら「夢」でしょうか
ところで、エミちゃんの年齢は不詳です 女性の年齢を詮索するのは失礼ですもんね
でも・・・羽生世代?

そして、開場して席を確保していると、なんと自分の目の前にエミちゃんが座ったでは
ありませんか!これはチャンス、何かお近づきになれるかもしれません
あまり近づきすぎるのもどうかと思うけどね
と、思ったら、エミちゃんの隣に座った人(彼氏?)が、エミちゃんと一緒のところをケイタイで写真
を撮るので、自分に「シャッターを押してくれ」と頼んできたではありませんか!
もちろん快諾し、シャッターを押してあげました
エミちゃん、写真に写る前に、化粧直しをしておりました
これをきっかけに、一言だけ聞いてみました
私「あのー」
マジカルエミ「はいナ!」
私「エミちゃんは、何段くらいで指していらっしゃるんでしょう?」
マジカルエミ「二段です!」
おおー、やっぱり見込んだ通り、なかなかお強い
エミちゃんはよく質問しますが、高度な質問ばっかりですからね

解説会が終わった直後、室田女流と3人で撮って欲しかったようです、
エミちゃんとその彼氏?の写真をまた撮ることになりました
将棋の女流、オカマさん、その彼氏?・・・これはどういう構図でしょうか
もう何が男だか女だか、わけがわかりません
せっかくなので、聞いて見ました
私「その人はエミちゃんの彼氏ですか?」
マジカルエミ「ははは(笑) 彼氏は別にいます」
なんと、エミちゃん、まだ別に正式な彼氏がいるようです!
男の人「はは、こんなところをエミちゃんの彼氏に見つかったら、何をされるかわかりません(笑)」
マジカルエミ「この人は『マジカルエミ・コミュニティ』の会長さんです 彼氏は副会長の人」
コミュニティまであって、組織があるようです
もう素人はこの辺ですっこんだほうが良さそうですね

さて、エミちゃん情報はここまでです
自分の隣に座った人、これがなんと千葉県から来ていらっしゃいました
なぜわかったかというと、次の一手クイズでその人は正解して商品をもらっていたのですが、
「次の正解者は・・・千葉県の○○さん」と畠山さんが言ったので、びっくりでした
ちなみに私もクイズを当て、商品の久保さんのサイン色紙をゲットしました
(▲8一とが次の一手の正解手)
その千葉から来た人と次の一手の予想などで少ししゃべっていたのですが、
相当お強いのが、言葉の端々から伝わってきました

その人は棋譜をつけていましたが、その字のキレイなこと!
早いテンポの解説だったのにも関わらず、キッチリつけていました
私はいつもメモを取りながら聞いているので、その人に「あれ、何か書いていらっしゃいますね」
と話し掛けられてしまいました 私が「あ、はい、ブログを書いているので・・・」と言ったんですけど、
その自分のメモの字のキタナイことといったら・・・
はっきり言って、自分以外では解読不能なくらいキタナイです
別に保存しておくものでなし、キタナくていいんですけど・・・
しかし、その千葉から来た人とでは、もう字は比べ物にならず、習字の先生が書いたお手本と、
象形文字くらいの差があります これにはさすがに赤面するよりありませんでした

さて、久保さんのサインには「遊心」と書いてありました
これで久保さんが勝ってくれていたら、さすがだなあ、と思うところなんですが、
今回の将棋の内容だと、「遊んでいないで勝って結果を出してくれえええ」と思わず
心の中で叫んでしまいました 
終局後の久保さん表情を見ましたが、あまり内面まではわかりませんでした
次はぜひ勝って、結果を!!

最終第5局は、30日に東京将棋会館であります
関西会館での解説者は、田中魁秀九段です
タコ焼きは母が「食べる」と言ったんで、もうほとんどあげた
さて、仕切りなおしだ

畠山鎮さんは緑のスーツ、室田女流はうすーいピンクだか肌色系統のスーツだ
(色のボキャブラリーが少ないんで、色をどう表現していいかわかんないんです)

室田「お2人の対戦成績は、佐藤16勝、久保13勝です」
畠山「従来どおりの形になりました 角道を止めての四間はホント減りましたね
古い将棋になりました 昭和の将棋です」

畠山「棒銀をやるのは、最近では加藤一二三九段だけですね
加藤先生なら、△7五歩と仕掛けたところで昼食休憩でしょう、△7五歩でうな重です」
ここは自分は笑った 会場の人も笑っていた

少し戻って、後手が居飛車穴熊にする将棋もちょっとだけ雑談で触れていたのだが、
畠山さんの考えでは、居飛穴に対しては藤井システムはアマチュアの人にはオススメ、
とのことだった 先手の左銀をナナメに繰り出して、一気に攻める順を室田さんと解説していた
単純に居飛穴に潜ろうとする相手には、なるほど有効だろうと自分も思った

さらに雑談で、
室田「久保先生の将棋は目指したい」とのこと
畠山「この間のA級最終戦のBSの放送で、宮田君は背中がドーンと映ってましたね(笑)」
と言って、畠山さん、宮田君のマネして大盤に覆いかぶさった
ここは自分は笑った 会場の人も笑っていた

さて、先手から▲7五歩と取る作戦だが、これは昔からある定跡だそうだ
ただし、30~40年まえの定跡で、9筋を▲9六歩と突いてある形が前例があったかどうかまでは
わからない、との畠山さんの解説

▲9五角と飛び出す将棋になったわけだが、この後の△9四歩、ここの応手あたりがもう
この対局の最大の勝負どころだったようだ
終局後の久保さんの感想でも、「△9四歩は見えていたんですけど、▲5九角は利かされだし、
どうやったらいいのかわからない」とのことだった

一段落して見ると、久保さんのほうは銀を手放しており、歩切れだ
どうももうここからは久保さんにチャンスは来なかった印象だ
康光の指し回しがうまかったと言うしかないか
先手は▲2六角成と馬を作ったわけだけど、この馬を働かせるのに、
2手もかけて位置を変えなければならなかった

8筋を強引に突破した康光、どうもここのあたりから、康光有利になってきた

畠山「昔だったら、米長先生あたりに若手が優勢な局面になっても、米長『俺を相手に
簡単に勝てると思っているのか』と米長先生が言って、そこから逆転、ということが
実際にあったんですけど、今の羽生世代以降の人は、もう淡々と盤面だけ見てきますからね」

畠山「佐藤さん、5筋の歩は重いと思えたんですけど、△9九角とセットでよく利いてますね
しかし、こんなところであきらめていたら、三段リーグは抜けられませんよ」

こう言って畠山さん、なんとか久保さんの逆転の筋をずっと探してきたのだけど、
局面は差がつくばかりで逆転の筋は見つからない
それどころか、一方的に差は開くばかりだ

最後は、久保玉は香2枚で上から直射をされており、横からも迫られている
大駒は久保が全部持っているが、全然使い道がない 佐藤陣は鉄板だ
どう見ても大差・・・ そして久保投了となった あちゃー

畠山「久保さんはここの道場出身ですけど、力が入ってしまいましたかね
この将棋はお互いにやりたい事をやった、という感じでした
前例がないことをやらないと、こんな上まで勝ち上がってこれない、
定跡に頼っているだけではタイトル戦には出れませんのでね」とのことだった

局後、大盤で康光さんと久保さんが降りてきた
康光さんは青の和服、久保さんは灰色の和服だ
2人で検討してくれたが、難しくて自分にはほとんどわからなかった うう
7~8人のプロのカメラマンが写真をバシャバシャ取っていた

まあこんなとこか 内容はもう仕方ないとしても、解説会の時間が短かったのは残念だった
さあー、今日は関西会館での対局、現地の大盤解説会やでえ、と勢いこんで
行ってきましたが・・・ うう・・・ 結果も、将棋の内容も、解説会の内容も期待はずれに・・・orz

PM5時から始まった解説会、お客のほうは、用意したイスが満席になるほどで、
70~80人くらいきていた

解説者は畠山鎮七段、聞き手に室田女流、そして、戦型は久保の▲四間vs康光の△棒銀
ここまではよかった、ここまではね
しかし、「対局が終わったら対局者が2階の解説会の会場に降りてきて、
しゃべってくれる」というスケジュールがあるため、
畠山さんの解説が早足になることになってしまった

ええー、そんな早足の解説じゃ、ついていけないよー、しかも、いつのまにやら
久保がもうだいぶ追い詰められてるような気がする
畠山さんも「久保さんが苦しい」とのこと

解説用の棋譜が現在の局面に追いついて、なんとか久保さんの逆転の筋を探すものの
見つからない、それどころか形勢は悪化する一方、
もう康光の駒が全部久保陣の急所に利いている
これはもうどう考えても逆転は無理
ほどなく久保投了 くうー

解説会の会場に、康光、久保の両者が降りてきてくれて
しゃべってはくれたが、どこが敗因かわからない模様
しかもしゃべっている内容が高度すぎて、自分にはわかんねー
ただ、久保「ずっと悪いと思ってました (局面が一段落したワカレのところは)
歩切れでもう自信がない」
康光「棒銀は予定ではなかったんですけど、なんとなくやりたくなった」とのことだった

くうー 今回の解説会、期待したのにいい 時間も、7時ちょっとすぎたくらいで終わってしまい、
短かったよお うう 次の30日の第5局も行くからな!
とりあえず、これでアップしておく 今日中にもう一回、ちゃんと書いてアップするからな!
今から、タコ焼きをやけ食いするからな!
佐藤康光棋王vs森内俊之九段 準決勝
解説 青野照市

いよいよ準決勝第2局だ
というか、昨日見るつもりだったのだけど、昨日は自分は一日中、爆睡しておりました

先手康光で一手損角換わりに進む、と思いきや、康光の銀が▲2七銀と上がった
あれ?ひとマス間違えた?▲3七銀じゃないのか いやこれはもしや・・・
青野の解説がきた、やっぱりい、これは振り飛車から銀冠にするつもりだ
康光のムチャな序盤作戦キター
しかも、▲5六歩とつっぱるおまけつき

あらら、森内が△4四銀と出てきて、もうのっぴきならない局面に、
相居玉での力戦だ
青野「これは分類ではその他の戦型ですね」
「その他の戦型」キター

中盤のあたり、聞き手の中倉「佐藤NHK杯は、見ていて一番指して欲しい手をやってくれますね」
全く同意だった もうどんどん駒を前に前進させていく康光(^^;

今回の解説の青野さんの序~中盤の手の見え方はすごいと思った
理論的に局面を捕らえて、ビシビシ手を当てていた △5七桂成の空成りも当然のように当てるのか
青野さん、伊達に長くA級にいたわけではないね

しかし、森内のほうが自然に駒を動かしていればよかったのに対し、
康光のほうは銀捨ての特攻を仕掛けねばならぬことになった
森内は応対を間違えることなく、順調に駒得し、「鉄板流」の受けを見せた

結果的には、森内の快勝か
序盤ですぐ△4四銀から中央で動いていって、▲2七銀~▲5六歩を
見事にとがめた森内はさすがだった
作戦を趣向した康光のほうが、時間を使う展開になってしまった
これで康光と森内の対戦成績は30-27、ほぼ互角だね
決勝は羽生vs森内、永世名人対決だ

そういえば、自分は先日、棋王戦第3局の解説会に行ったとき、
康光の揮毫が書かれたプリント扇子をもらった
そこには、「駿足長阪」と書いてある
意味を調べると、以下のようだった↓

>揮毫(きごう)は、「駿足長阪」(しゅんそくちょうはん)。
>名馬は、険しく長い阪にあうと速く走って越えようとすることから、
>英傑や才能ある人物が自らの才を試す機会を待ち望む、といったたとえです。

これ、今回の趣向にピッタリだ 
康光さん、今こういう心境だから、森内相手に、▲2七銀~▲5六歩をやってみたかったんだろう
しかしムチャだな(^^;
今回は負けたけど、これからも意欲的な作戦、頼みます!

明日の関西会館での棋王戦、楽しみにしてます
第17期 銀河戦
本戦Hブロック 6回戦
高野秀行五段 vs 中座 真七段
対局日: 2008年12月10日
解説:飯島栄治六段
聞き手:高群佐知子女流三段
記録:上田初美女流二段

20年度の成績は、高野8勝11敗、中座14勝13敗 2人の対戦成績は中座の3-2

先手高野で、ノータイムで横歩を取り、△8五飛戦法に進んだ 本家の中座飛車だ
解説の飯島「先手は△8五飛戦法に対しては、10個くらいの中から作戦を選ぶことになる」とのこと
高野は▲5八玉の中住まい型にした

中盤、力戦になり、相手に手を渡す手の応酬となった
中座の角を5段目に浮いた手なんかは、かなり思いつかない発想の手だ
じりじりと高野の時間がなくなり、時間切迫で▲6六角と手放したが、
この角が桂馬で狙われ、中座が有利になった
飯島は「ここまでうまくはなかなか指せませんよ、さすがに中座七段」
「これは明らかに後手優勢です」と言っていた

中座の角で、飛車、金の準両取りもかかり、
あとはもう中座の寄せを見るばかり、と思っていた
が、中座のほうが有利になったがため、決めにいくかどうかで悩む場面になり、
それまでは早指しだった中座が時間を使い出した

そのとき、いきなり高野の勝負手▲2一角の打ち込みが飛んできた!?な、なにこれは?
中座はこの角を放置で決めに出たが、まだ読みきれていなかった 
秒に追われて時間切れスレスレで指した△5七桂成が逆転を呼んだ悪手!

感想戦ではここは「△5九角▲5八玉△4八銀で、後手が勝ち」と言っていた
(しかし、今激指4に入力してみると、ここはまだ色々あってかなり難しいようだ)

実戦はとにかく流れが一変、互いに30秒将棋の中、中座は王手の連続で追いまわしたが、
高野は絶妙の玉さばきを見せ、ギリギリで逃げ切った
高野、見事な逆転勝ち!「受けの棋風」の高野、本領発揮だった
飯島もびっくりで「名局でした」と言っていた

見ていて今回も思ったが、自分は空中戦が苦手、△8五飛は序盤は定跡が難しいし、
中盤なんかは、飯島の解説がなければ意味がほとんど理解できなかっただろう
手渡しの応酬って難しいわ ただ終盤はかなりハラハラして面白かった

・・・しかし、これを見ている最中にも、大詰めのNHK杯のほうが
気になっていたのはもう仕方ないか(^^;
ここら辺の特徴と言えば、交通がやたら混んでいることだ
歩いている人、自転車、原付バイク、普通自動車、トラック、バス、
これらが、狭い道をすり抜けるように互いにかわしながら通行している

家から近くにある、とある道路なんて、人の歩く歩道の幅が両側ともに10センチくらいしかない
どう考えてもこんな幅では歩けない はみだすしかない
その道路では、車は脇に歩いている人を避けるために、
もうセンターラインを越えて走ることが常識になっている
その道は小学生、中学生の通学路でもある
しかもそこはバスの通り道でもある バスが両側から来て、交差するときはスレスレで、
かなり見ていてハラハラする 考えようによっては、F1レース並みのすごさだ
これが日常的に行なわれている

大阪全体に言えることだろうが、信号などは信用はできない
青であろうが赤であろうが、車が来ていなければ道路をわたる、車が来ていればわたらない、
これが考え方の基本だ
いちいち少し進むたんびに信号があるのだ 道路の向こう側まで4~5メートルしかないのだ 
もう信号無視したくなるのも当然だろう
(しかし、さすがに車は基本的には信号を守っている)

さて、自分の普段よく通る道だけでも、約4個所ほど、ガードレールのそばに花が飾ってある
つまりは、その場所でここ一年以内くらいに交通事故が発生し、人が死んでいらっしゃるわけだ
特に名産品など何もない街だけど、この花が我が街の名物かもしれない

自分は愛知県に親の実家があるので、どうしてもそこと比べてしまう
愛知県のほうは、それはもう道路が広くて、歩道もちゃんとあって、別の国みたいだ

・・・大阪に来るときは、ぜひ交通事故に気をつけておくんなはれッ!
気ぃ抜いて歩いてたら、命がいくらあっても足りまへんでぇッ!
(今日、「ミナミの帝王」というマンガを読んだため、こんな口調になっとりま)
高橋九段、48歳でA級に昇級ですか 
井上八段(45歳)とペアで昇級、いやいや驚きました(^^;
第17期 銀河戦
本戦Gブロック 6回戦
田中魁秀九段 vs 西尾 明五段
対局日: 2009年1月23日
解説:石田和雄九段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、魁秀5勝13敗 西尾19勝10敗 2人は初手合い

解説の石田九段によると、魁秀は「攻めの棋風」、西尾は「研究熱心で序盤に明るい」
そして両者居飛車党とのことだった

が、始まってみると後手の西尾が角道を止め、四間飛車にした(^^;
そして、西尾は四間飛車穴熊、魁秀は居飛車で銀冠

石田さんの名物、漫談解説が聞けた
石田「一見この形はスキありと見えますけど、後手からの△4五歩は無効、
ヘタに△4五歩と突くと、▲5七銀と引かれて、(角を)取って取って(2筋を)『ブェッ!!』」
本田「はははは」

ところが、魁秀さん、なんとここから銀冠穴熊にしてしまい、
相穴に・・・ 残念ながら観戦を終えました

ちと、自分はここのところ疲れていることもあり、終了です  西尾が勝ったようです おわり
第17期 銀河戦
本戦Fブロック 6回戦
勝又清和六段 vs 佐藤天彦四段
対局日: 2008年12月19日
解説:佐藤紳哉六段
聞き手:鈴木環那女流初段
記録:井道千尋女流初段

先週の土曜に放送された分
20年度の成績は、天彦30勝8敗 勝又12勝9敗 2人は初手合い
天彦の勝率が0,789とすごい数字になっている

先手天彦で、相居飛車矢倉模様の力戦になった
天彦が早囲いを見せたのに対し、勝又は居角のまま急戦矢倉の構えで対抗

序盤の駒組みが一段落してみると、勝又は指す手がなく手づまりに思える、
対して天彦のほうはプラスの手がまだまだ残っている
自分は、ああー、こういう展開になるから急戦矢倉は流行らないんだよなあ、と
思って見ていた
解説の紳哉も「先手の天彦君のほうがうまくやったように見えます」と言っていた

しかし、ここから勝又の手がうまかった
飛車を中飛車にし、角を天彦の急所の角とぶつけるという構想
これが非常にうまくいった 
感想戦でも、この角のぶつけで、もう形勢が難しいということだった
解説のときには紳哉は「この中飛車にする構想は勝又さんがひねりだしましたね」と言っていたのだが、
感想戦で勝又は「中飛車にするのは経験がある形で予定」ということだった
さすがはデータマン勝又だ

局面が進み、勝又が攻める展開、ズドンと5筋に飛車を成り込むことに成功した
この飛車を成り込むときの手つきはバシッと勢いがあった
紳哉によると「勝又さんはイメージと違って気合いで指す熱いタイプ」とのこと
一方、「天彦君は相手の攻めをひっぱりこんで受けるのが天彦の将棋」
そのとおりの展開だ どっちが勝っているのか

が、どうもこの将棋は勝又に勝ち運が向いていた
天彦は両取りの角を打ち、勝又の竜を取ったのだが、この角が遊ぶ展開になった
一方、勝又の方は馬が手順にいい位置に引けた
これで形勢に差が開いてしまった
特に勝又の読み筋だったわけではないらしい

天彦、もうちょっと粘るかと思われたが、最後は飛車を切られて豪快に寄せられた
今期の勝率の差からして、天彦が勝つだろうと思ってみていたけど、まあこういうこともあるか

勝又さんが「気合で指すタイプ」というのがわかった一局だった
ノータイムでバシッと指すことがあるんだね 
対局中かなり前かがみになっていた勝又さん、頭で盤を隠す棋士をひさしぶりに見た(^^;
一度、現在最強のコンピュータvs勝又さんの対局を見てみたいと思った

ちょっと話は変わるが、聞き手のカンナちゃんが、「佐藤」という苗字の棋士を
全員暗記していたのは面白かった さすがだね
カンナ「佐藤という苗字は7人もいるんですよね、九段が佐藤康光(やすみつ)さん、
八段が佐藤義則(よしのり)さん、七段が佐藤秀司(しゅうじ)さん、
六段が佐藤紳哉(しんや)さん、五段が佐藤和俊(かずとし)さん、四段が佐藤天彦(あまひこ)さん、
そして新四段の佐藤慎一(しんいち)さん」
紳哉「あれ、全部の段にいるんですね(笑)」
今日の朝日新聞の朝刊26面に、有吉さんの終局後の笑顔の写真つきで記事が載っていました
高崎四段に勝ったんですね すごいです
有吉九段が負ければ引退、高崎四段には、勝てば昇級の一局だったんですけどね

73歳が22歳の若手バリバリに勝ったんですね
実は一週間ほど前、TVの夕方のニュース番組で、有吉さんが10分ほど取り上げられていました
(近畿地方だけかも)
若手にまじって研究したり、自宅で棋譜並べ、そして毎朝山道を駆け歩いて、
体力作りをしている有吉さんが映し出されていました

以下、朝日新聞の記事より
>有吉九段は「最後の一局になるかもしれなかったので、悔いの残らないように、と
>だけ思って臨んだ。本局は非常にうまく指せた。命拾いした。」と語った。

ホントにすごいです おめでとうございます
久保新手▲7五飛をまとめてみました
週刊将棋『斬新!升田幸三賞も狙える7五飛戦法』
詳しくは今週発売の週刊将棋でどうぞ


ファイル名:久保新手▲7五飛.kif

*2009年2月28日、棋王戦第2局
*先手が久保、後手が康光
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩
*久保は石田流を目指した
△8四歩 ▲7八飛 △8五歩
*康光は居飛車で受けて立った
*この△8五歩を指したことにより、▲6六歩~▲7六飛は間に合わないので、角交換の乱戦がほぼ避けられず、戦型は早石田に決定
▲4八玉
*この▲4八玉のかわりに▲7四歩とすれば鈴木大介の新手
△6二銀 ▲7四歩
*関西会館の神崎七段によれば、ここでの▲7四歩はめずらしい手、普通は▲3八銀~▲3九玉とのこと
△7二金
*もし次に▲7三歩成なら△同銀(△同金)で、後手の金銀が自動的に上がって来るので、先手が押さえ込まれて損と言われている
*しかしここで久保には秘策があった!
▲7五飛
*久保新手▲7五飛!
*棋王戦の実戦では、康光は△4二玉とした
*しかし、ここで△7四歩なら久保はどうするつもりだったのか?
△7四歩
*神崎七段の解説では、▲同飛~▲3四飛という予定ではないか、とのことだったが・・・
▲4五飛
*なんと▲4五飛!!な、なんだこれは!?
△3二金
*後手はこう守るくらいだろう
▲2二角成 △同 銀 ▲5五角
*角交換から▲5五角と打つ
△7三桂 ▲4三飛成
*飛車の特攻!
△同 金 ▲2二角成
*これが久保の研究手順!
*週刊将棋『▲4五飛で一撃必殺』
*久保「名前は“▲7五飛戦法”。これが流行ってくれるのを期待します。」
あー、結局一点も取れずか 残念
しっかし、お互いピッチャーがものすごくレベルが高い
速球が145キロなんてあたりまえ、変化球も130キロ以上で、ものすごく速く見えた
曲がり具合もキレがバツグンだ 本戦が楽しみだ
PM4時35分頃、解説会の会場の4階に行くと、なんと誰もいない
自分が一番乗りですか
日曜ということで、2階の道場には100人くらいお客がいました
こっちは盛況ですね   

さて、道場の受け付けの横に、週刊将棋が置いてありました
あれ、日付が3月11日号になっている A級最終戦が特集されてあります
もう発売されているんですか これは買う一手ですね

中を開いて見ると、棋王戦第2局が3ページにわたって取り上げられています
久保の新手、▲7五飛が絶賛されていますね
新手の升田賞候補に挙がっているようです いいねいいね

さて、ボチボチ人が集まってきました
いつものよく質問するおじいちゃんが来ました
私「こんにちは」
おじいちゃん「あ こんにちは あの、NHK杯、見ました?」
(NHK杯の話題キター、事前に見ていてよかった)
私「あ、見ました」
おじいちゃん「あれ、▲3七歩でフタされたやろ?その前に馬を引いておく手はなかったんかいな?
▲7五歩と銀取りに打たれたときに、△6四馬と引きつける手はなかったか?」
私「・・・あ!なるほど 本譜は銀を逃げてしまったけど、銀を取られるけど
馬を引きつけておいたほうが、たぶんよかったですね うーんそうか いや、ありましたね」
おじいちゃん「銀得しても、△9二銀と打つようでは意味ないやろ」

このおじいちゃん、まったくあなどれません
しかし、そんな詳細な変化をいきなり聞いてきますか すごいです
(今、もういちど局面を確認してみましたが、△9二銀で端攻めの筋がなくなったので、
おじいちゃんの言うように▲7五歩の銀取りに△6四馬がまさったように思います)

あら、メタボのおっちゃんも来ました
今日は日曜なんで、いつものスーツ姿でなく私服ですね
おっちゃん「久保は羽生に弱いなあ、ボロボロやったな」
(またNHK杯の話題キター、しかもこんどは何の前振りもなく見たことを前提にしゃべってきている)
私「そうですね もうボコボコでしたね」
おっちゃん「穴熊、全然手付かずやで」

残念なことに、今回はマジカルエミちゃんは来ていませんね
どんな格好をしてくるか、ファッションチェックをして楽しみたかったのですが・・・
ちなみに、なぜマジカルなのかというと、子供向けの変身アニメに多分に興味があるらしく、
魔法のステッキみたいなものを持ち歩いているんですよね
このステッキの正式名称も聞いてみたいところです エミちゃん今回は来ていません 残念です

さて、今回の解説者は平藤さんでしたが、良くも悪くも何だか、なごんでしまうんですよね
しゃべりでもそうですし、存在そのものがなごみます 勝負師とは程遠い感じです
雰囲気が、神主とか、寺社仏閣の関係の人のようです
二胡(にこ)という中国の伝統楽器をこの前スカパーで演奏していましたっけ
これもなごみ系の楽器ですね

黒いふちのめがねをかけていて、髪は短く切っています
めがねをかけた顔は誰かに似ています・・・ うーん、誰でしょう
そうか、昭和天皇ですね ヒゲはないけど、昭和天皇に似ていらっしゃいます

今回の将棋、大局観がものすごく難しく、途中、どっちが優勢なのか、わかりにくい将棋でした
何しろ、康光が大きく駒得しているものの、
攻め駒が2筋方面に遊び駒として残りまくっていましたからね
だからこそ平藤さんの意見を聞きたかったのですが、あまり言ってくれなかった印象でした
聞いていると全体的に康光が優勢っぽいようなんですが、
「こういう中央からの攻めの展開は振り飛車が勝つのをよく見ます」とも言うんですよね
実際はどっちが優勢だったんでしょうか

自分は久保さんを応援していたのですが、まあ仕方ありません
次は3月18日(水)、関西会館で対局が行なわれますね
解説会は畠山鎮七段、聞き手に室田伊緒女流初段も来てくれるそうです
久保さん、ここは絶対に勝ちたい一局でしょう このタイトルが取れるかどうかで、
久保さんの人生が変わりそうです 
自分は応援に行くこと、確定ですね 
ああー、久保さん残念、負けてしまった
これ、途中で逆転していて、久保さんに勝機があったと思うんだけど、どうだったんだろうか

PM5時5分、平藤さん登場 お客はその時点で12人、最終的には23~24人ほどだったか
やっぱり少ないなー(^^;

平藤「久保さんは、近年好調で、タイトル戦には出ているんですけど、たいがい羽生さんが
相手で、痛い目にあっているんですよね でも今回は相手が佐藤さんなので、
チャンスと言えばチャンスです(笑)」

平藤「第1、2局はお互い正面からぶつかりあった、そんな印象でしたね」

先手康光で居飛車、後手久保はゴキゲンだ
2筋から康光が仕掛け、角の割り打ちで角金交換、さらに先手は▲2二金と強引に打ち込み、
竜を作った 43手目、先手が竜を▲4三竜と突っ込んだところ
平藤「ここはいい勝負だと思います、5階で検討している杉本七段、豊島四段らも、
振り飛車党と居飛車党で意見が分かれています」とのこと

平藤「△4五馬としたところでは、見事にバランスが取れている、という感じだったんですが、
ここから佐藤さんの構想がうまかったです」
▲4六歩と突いたのが好手だったとのことだ
これを△3五馬として、竜を引かせて△4六馬と歩を取りたいのだが、
その瞬間に▲2二歩成△同角▲2四歩の垂らしがあって、△4六馬は成立しないのだった

この後、驚きの一手が出た ▲2二銀!
平藤「これは珍しい手ですねえ こういう手はプロの対局ではなかなか見れません、
ましてやタイトル戦ですからね」
これを打って負けたら、何を言われるかわからない手だ(^^;
しかし、ここから後手は具体的に指す手に困ることになった
▲2四歩からの、のんびりしたと金作りが間に合いそうだ

平藤「後手は歩切れが痛いですね 先手は後手に歩をあげてはいけませんよ、
それは後手は大助かりで、脱水症状の患者に、水をあげてしまうようなものです」
これは例えが面白く、笑った

ここから久保は苦しくなる 康光の指し手の狙いを未然に防ぐだけの手が続くことになった
平藤さんの解説は、佐藤ペース、ということだった

△5六歩と後手が決戦に出たところで、先手は角の丸得に成功した
平藤「先手の攻め方は筋の悪い見本みたいなようですが、右側で遊んでいるのは
全部得した駒なんですよね」とのことだった

しかし・・・? △5六歩から中央での受け方が、検討してみると案外難しい
ここが本局最大のポイントだったと思う
△8五桂と打った局面で、平藤さんに質問してみた

私「△8五桂じゃなくて、△2七歩成▲同竜△5七飛成の筋はないですか?」
平藤「あー、それは・・・ ん、相当ある手かもしれません、もしかしたらそっちが正解?
このタイミングだと△2七歩成は取る一手、それで飛車のほうを切るのか、
いや、センスがいいですよ この順は」
平藤先生に誉められてしまった
まあ、自分は普段、銀河戦などを見まくっているんで、多少手は見えてもおかしくないだろう(^^;

ここはかなりのチャンスだったんじゃないだろうか
本譜は先手に5筋に銀を上がられて、もう飛車切りの筋はなくなってしまった

この△8五桂からの攻めで、後手は桂2枚を先手に渡したのだが、結果的にこの2枚の桂で
美濃囲いが寄せられてしまうことになる

平藤「▲4三角?ここに角打ちですか ん、なんか変な感じですけどね
あれ、おかしくなった? 後手の5四の飛車が光ってますね ▲6六桂から飛車を取られても、
後手の美濃囲いは全然なんともないんです」

平藤「ここで▲6九金と手を戻しましたか さっきは、銀を引っ掛けられて守りの金を逃げるようでは
ダメ、とさんざん解説したんですけど、今度は状況が違っています(^^;」

平藤「△4八銀不成ですか、ここで僕なら▲5八馬と引きたくなるんですけどね、佐藤さんは
馬は攻めに利かせておくつもりですね」
お客のひとり「▲5八馬には△3八飛と打つのでは?」
平藤「あ、それがありますね それはいい手ですね そうか△3八飛か」

ここで▲5五銀と出たのが康光の勝着だったと自分は思う
これで急所の飛車を攻められ、つるし桂の筋が出来てしまった
しかもこの手に対して、△1九と、しかないのではつらい・・・

平藤先生は、△1九との善悪は言わず、秒に追われましたかね、と言っていた
平藤「持ち時間4時間の将棋ですけど、久保さん残り10分を切ってますね
10分を切ったところから秒読みが始まるので、もうすごく焦るんです」とのことだった

ああ、△1九とでは勝てない・・・
あとは康光の寄せを見るばかりとなってしまった あちゃー

んー、平藤先生の解説では、佐藤ペースがずっと続いて逆転には至らなかった、
という感じだったが、これはどうだったんだろうか?
冒頭でも書いたように、久保さんに勝機があったのでは、
これは痛い負けかもしれない もう勢いで勝っておきたい将棋だった
次の第4局は、久保さんは是が非でも勝ちたいだろう

第4局は関西会館であるのだ ナマ久保とナマ康光が見れるだろう 
これはぜひ解説会に行かねばならない
今日は例外でNHK杯を日曜に更新します 

久保利明八段vs羽生善治名人 準決勝
解説 内藤國雄

もう・・・羽生強すぎ・・・ 勝負を見るというより、羽生の好手観賞になってしまったorz
どんだけ強いんだ 羽生・・・

先手羽生で居飛車、後手久保はゴキゲンから中飛車
角交換からの力戦になった 羽生は穴熊、久保は銀冠だ

結果は羽生の完勝だった 久保のどこが敗因かもわからない内容 
羽生の好手だけで、10手くらいあったんじゃないか、そんな印象だ
目立った手だけでも、2二の角を取ってくださいの▲3四歩、
気がつきにくい3段目に飛車を成る▲3三飛成、
7筋から銀捨ての特攻、▲3七歩の馬の利きを消すフタ歩
優勢になってからの▲5五歩の落ち着き

もうねえ、今の久保をもってしても、なす術なし!
もう勘弁してくださいorz

今から棋王戦第3局の解説会に行くんで、この記事はこのへんでおわり
2009.03.08 WBC、日本大勝
とりあえず、イチローの第一打席だけは見るか、と思い初回から見ていた
するとイチロー、会心のライト前ヒット、さらにそこから連打でいきなり3点も先制!
しかし次の1回裏、松坂がノースリーから韓国の4番に特大のホームランを打たれる
もうどんだけ飛ばすんだってくらいのホームラン(^^;

荒れた試合だ、これは長引きそうだと思って、一度休憩
15分くらいして、またTVをつけると、日本が5対2で勝っている
また点を入れたのか、あーイチローのセーフティーバント、見たかったな、と思っていると、
日本の4番村田が変化球を見事に捕らえ、3ランホームラン!!
なんと8対2だ もう草野球みたいな展開だ
その後、2回裏を松坂が抑えたところでTVを消した もう試合が壊れた雰囲気だった

で、あとからニュースを見ると14対2  なにこれ(笑)
まあ、韓国がもう敗戦処理ピッチャーを出してきて、主力ピッチャーを休ませたようだ

ひさしぶりに野球をみた でも、実は知らない人がいっぱいだった・・・
阪神の岩田って誰?そんなのいたっけ? もうわかんない(^^; 
しかし、7回から見る予定を早めてよかった
7回コールドになってるもん(笑)
明日は、NHK杯の久保vs羽生、そして棋王戦の第3局がある 久保デーだ
解説会に行くつもりだが、まさか相穴にはならないだろうか
やや心配だ 週刊将棋によれば、久保は2月23日の久保vs松尾で、
久保は四間穴熊を使って勝っている 相穴になる可能性はある・・・

それともうひとつ心配なのは、自分の体力だ
解説会に行くと、誰かがNHK杯の結果をしゃべってしまうことが考えられる
解説会に行く前に、NHK杯も見ておかねばならないだろう
ちょっと体力的にキツイ  そんなわけで今日は将棋休み

野球の日韓戦は、興味はあるけどまだ予選だから7回くらいから見るかな
第17期 銀河戦
本戦Eブロック 6回戦
近藤正和六段 vs 豊島将之四段
対局日: 2008年11月28日
解説:遠山雄亮四段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:井道千尋女流1級

20年度の成績は、豊島14勝8敗 近藤7勝10敗 2人は初手合い

先手豊島の居飛車、後手近藤はゴキゲン中飛車だ
序盤早々、後手が9筋の位をふたつ伸ばした手を見て、豊島が2筋から積極的に仕掛けた

勢い良く▲3四飛と横歩を取った豊島、竜を作り、その竜で近藤の飛車を押さえ込み、
完勝した 最後はものすごい差がついてしまった(^^;
考慮時間も、豊島は6回余して勝った

解説の遠山「近藤六段としては、そんなに自分が悪い手を指した気もないと
思っているでしょうけど、気がつけばうまくやられていましたね」
「豊島四段のいいところばかりが出た一局、近藤六段は指した手が全部マイナスにされた」
との総評だった

感想戦で近藤は2筋の折衝で、「△3二金と上がるのはくやしい」と言って、
角交換から△2二飛とぶつけていたけど、
後手は端の位を確保しているんで、△3二金は仕方ないんじゃないか、と見ていた自分は思った
ただ、さすがに近藤、▲3四飛のときに、横歩を取られたのを無視して、△7四歩~△6四歩と
いう筋を指摘していた 「取らせてその間に自陣の整備」というのは面白い発想だった

印象に残ったのは、1一のと金が、また使える展開になったことだ
豊島は、と金で香車を取ったのだが、この1一のと金がまた働いてくる展開を
豊島は予想していたのだろうか?だとしたら、豊島かなり恐るべしだ
感想戦でも検討していたが、手を渡されて後手にはさしたる手がないようだった

結果的にゴキゲン破りのお手本のような一局になった
中盤以降の豊島の指し回しは落ち着き払っていた
豊島18歳、近藤37歳、どっちが年上だかわからない(^^;
こんな風に勝てたら、気持ちいいだろうと、居飛車党の自分は思った一局だった
2009.03.05 矢内負け
だめだ・・・ 矢内負けちゃったorz
結局、39手目が最大のポイントだったようだ
もうその後は勝ち目がなかったっぽい ああ残念
なんとか矢内に勝ってほしい
また清水の矢倉崩し右四間を矢内が受ける展開になっている(^^;
清水、なんと銀頭に角打ち?
これは受け切れそうだ(12時15分)
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