最近のことだが、先手になったとき、▲7六歩△3四歩▲4八銀、と指すようにしている
ギズモシステムと言えるかもしれない
これがけっこういいと思っている
(まあ、英春流と同じ出だしだけど)

今までは、先手になったら、飛車先を伸ばすようにしていたのだ
横歩取りをやりたくないためだ 
自分が先手だと、▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角・・・というように大概なっていた

ところが、飛車先を伸ばして思うことだが、あんまり効き目がないのだ
後手の△3三角は、角に桂馬のヒモをつけて、有効な手だと思う
居飛車のほうは、2手も費やしたのに、効果がいまひとつだと思うようになった
振り飛車相手だと、苦労して2筋を突破しても、それが勝ちにはつながらないことも多い

さらに、この頃の対振り飛車の将棋では、▲2五歩が狙われることが多い
△2五桂とポンと取ってくる振り飛車の戦法だ

それなら、はじめから飛車先を伸ばすのはやめたほうがいいのではないか、
それがギズモシステムの発想だ
振り飛車党を相手に、3手目▲4八銀は、マイナーだが今までにもあった戦法だ

さて、問題は、相手が居飛車党だったときだ
4手目△8四歩にはどうするか? ▲7六歩△3四歩▲4八銀△8四歩、
このときが問題だ
答えは簡単、こちらから▲2二角成、と角交換をしてしまうのだ
一手損をするが、角換わりの将棋にしてしまうのだ 
角換わりは自分は好きだから、これでいいのだ

一応、主張もある 相手は、△8四歩、と飛車先を伸ばしてしまっている
こちらはまだ▲2六歩を保留している 右四間にしたときなどに、▲2六歩は突いていないほうが
いいときもあるのだ

先手番、後手番の差より、実戦的には戦型の差のほうが大きいと思うのだ 
最初から後手番だったと思えばいいのだ 恥を捨て、実を取るのだ(^^;

さらに、データの裏付けもある
平成20年度はプロで約2300局の対局が行なわれて、後手が勝ち越した
と、いうことは、極端な話、先手より後手になったほうがいいのだ

ギズモシステムをまとめると、こうなる
・飛車先の歩はいつでも突けるので後回し、3手目▲4八銀とする
・振り飛車党が相手なら▲4八銀は有効
・居飛車党が相手で4手目△8四歩には、こちらから角交換で角換わりにする(恥は捨てる)
・自分が後手番なら、一手損角換わりで戦う(これで先手でも後手でも角換わりで戦える)

3手目▲4八銀を、しばらくためしてみようと思う
今のところ7~8局指したが、感触はすごくいい
2009.04.29 散らかり具合
母「あんたの部屋、フェーズ5やな」
2009.04.28 ボールペン
解説会で、いつもメモを取りながら聞いているのだが、そこで使っているのがボールペンだ
ボールペンで、解説の先生がしゃべったポイントの言葉を、紙にひたすら速記するわけだ
のろのろ書いていると、もう解説が次に行ってしまうため、スピードが命だ
ただし、あまり汚くなってもいけない あとで自分で見て、判別できる字でなくてはならない

おととい、父からアドバイスがあった
父「ワシは速記には、1.4mmのボールペンを使っている、これが使いやすくて速く書ける」とのこと
ボールペンの先端は普通は0.7mmが標準だから、これは相当太い部類だ

さっそく、昨日100円ショップに行った そこで「極太1.4mm」が売っていたので、買った
ためしに字を書いてみた  そしたら、なんと今までより2~3割増しで速く書けるではないか!
これはいい!と思った ・・・が?
書いた字を見ると、今までより2~3割増しで汚くなっているではないか!
これでは自分で何を書いたのか判別ができない・・・
矢倉規広六段vs阿部 隆八段  NHK杯 1回戦
解説 畠山 鎮

2人の棋風について、畠山「阿部は本筋で自分の信念重視、
対照的に矢倉は勝負カン重視」とのこと

先手阿部で、相振り模様の序盤から、お互いに馬を作りあう大乱戦になった
自分は矢倉のほうがちょっといいのかと思ってみていたら、なんと千日手にいいい
結果的に、これを千日手にしたのはまずかったんじゃないかなあ
矢倉のほうが、金銀を盛り上がって押さえ込んでいたので、なんとかしたかった
△4四飛と浮いて、千日手を避けることはできなかったんだろうか

千日手指し直し局、先手矢倉で相振りになった 
矢倉の▲向かい飛車+金無双vs阿部の△三間飛車+穴熊だ
阿部は一目散にクマった もうこれが勝因と言っていいんじゃないだろうか

△6四歩からの意外な仕掛けで、戦いが始まった
中盤、形勢は難しいのかと思われたが、
駒がさばけてからの終盤は「穴熊の暴力」を見るばかりとなった
阿部陣は鉄壁だ 自陣を全然見なくていいというのは、楽だね
阿部が強いのか、穴熊が強いのか・・・
先週の高橋vs豊島に続き、どうも、早指しで穴熊に勝つイメージができない

矢倉のほうには、さしたるチャンスも来なかった印象だ 
金無双の2八の銀がモロにマイナスになった
しかし、今もう一度見返してみると、95手目は馬を逃げずに、2段目に飛車を下ろして
勝負したかったところと思う でもあそこでは矢倉は気持ちでもう負けていたね

解説の畠山さんは、時間が短い将棋での指し方を色々言っていた
「方針を決める」「手をわかりやすくする」等だ
この間、畠山さんの解説会にいったときも、「急戦矢倉はアマの大会では効果的」と
言っていた とにかく攻め筋がわかりやすいことと、短手数で終わりやすいので、
一日で何局もある場合は疲れないのでいい、とのことだった 
こういう戦略って、やっぱりあるよね 人と人との戦いだもんね

幸か不幸か、今週は矢内はそれほど気にならなかった(^^;
第17期 銀河戦
本戦Dブロック 8回戦
佐藤秀司七段 vs 片上大輔五段
対局日: 2009年3月13日
解説:近藤正和六段
聞き手:熊倉紫野女流1級
記録:上田初美女流二段

20年度の成績は、秀司13勝13敗 片上17勝19敗 2人の対戦成績は片上の2-1

近藤「佐藤秀司は居飛車党で手厚い将棋、片上はオールラウンダーだが居飛車が多い」
先手秀司で、片上はゴキゲンを採用、▲居飛車銀冠vs△ゴキゲン+穴熊になった

熊倉「近藤先生の得意なゴキゲン中飛車になりましたね」
近藤「『得意』じゃなくて、『好き』という、ウフフ」
相変わらず、コンちゃん、ごきげんです

さて、この将棋、5筋を焦点に、秀司が押さえ込むか、片上がさばくかという
銀冠vs穴熊の典型的な展開になった 銀冠は秀司の十八番だそうだ

自分としては穴熊をどう押さえ込むのか興味があったのだが、
5、6筋で戦いになり、ものの見事に片上にさばかれてしまった
飛車、銀を持ち合い、角の交換も確定、秀司のほうは金も一枚守りから離れている、
対して片上陣は何の不満もない完璧な穴熊囲い

もうあとは手続きで片上の勝利と思われた、ところが!
なんとここから片上の手が突如乱れた
攻め方を誤り、逆転で秀司の勝ち・・・ なんでだ・・・

これは大逆転の部類に入ると思う 
中盤で駒がさばけたところではどう見ても片上が大優勢だ
なんでこれが逆転してしまうのか コンちゃんも驚いていた感じだった

うーん、プロレベルであまりこういう逆転は見た事がない
もうちょっとレベルの高い将棋を期待していたというのが本音だ

それにしても、対抗形での銀冠vs穴熊は、穴熊のほうに分があるとは思わざるをえない
振り穴側が、角道を止めず、さらに△6三金型にしてきたら、
攻撃の手が多い穴熊側が面白いと思う
第17期 銀河戦
本戦Cブロック 8回戦
橋本崇載七段 vs 佐々木 慎五段
対局日: 2009年3月13日
解説:近藤正和六段
聞き手:熊倉紫野女流1級
記録:上田初美女流二段

20年度の成績は、佐々木23勝15敗 ハッシー25勝18敗 
2人の対戦成績はハッシーの3-0

解説の近藤「佐々木は最近は中飛車が多い、
橋本はオールラウンドだが居飛車が多い」とのこと

ハッシーの髪の毛は、茶色にそめていてパーマがかかっている
ソース焼きそばを頭にかぶっていると考えればわかりやすい

先手佐々木で、3手目▲7五歩だ 8手目まで棋王戦第2局の久保vs康光と
同じように進み、これはもしや、久保新手▲7五飛か!と思ってわくわくしたが、違った
残念だ 久保新手が指されたのは2月28日なので、可能性としてはあったのだけどね

本局は佐々木の升田式石田流を、ハッシーが正面から居飛車で受けてたった
近藤「升田式石田流は、プロではほんの限られた棋士しか指しません
手をつくるのが難しいことと、居飛車側に対抗策が色々ある」とのこと
近藤の解説はとてもわかりやすかった 対抗形での近藤は、本当によく手が見えている
一局を通して、感心させられっぱなしだった

聞き手の熊倉との面白いやりとりもあった
近藤「ここで佐々木五段は悩むところですね」
熊倉「どういった手が考えられますか」
近藤「パッと見えると、悩むところとは言わないんですね」
熊倉「(笑)」

中盤、佐々木が馬を作り、かわりにハッシーは一歩得して押さえ込む展開
細かい手で押さえ込む展開は、ハッシーの十八番と思う
本局も、結局ハッシーが押さえ込みに成功して、逃げ切るという内容だった
終盤ではハッシーに疑問手もあってややもつれたようだが、
それまでのリードが大きかったというところだ
一局を通して、「読み」を必要としない、手の見え方の勝負だった

これで佐々木はハッシーに4連敗ということになったのだが、
作戦がまずいんじゃないかなあと思う
ハッシーは棋理に明るく、対抗形でのこういう押さえ込みを
めっぽう得意にしている感がある
ハッシーに勝つには、何か別の作戦が必要、と思わされた

ちなみに、自分の場合、後手番で▲7六歩△3四歩▲7五歩となったときは、
△6二銀とあがるように決めている
居飛車側は飛車先を突くメリットがあまりなさそうだからだ
そこから石田流本組みに組まれてもいいから、飛車先を2つ突く手を他にまわして
戦えば、居飛車をもってやれると思っている
鈴木新手とか、久保新手に対応するのがとてもじゃないけど手が回らない、
というのもある(^^;
2009.04.24 週刊文春
週刊文春の先崎さんの記事、この2週はとても面白かったです
探偵ナイトスクープの企画で、「将棋+ボクシング」で対戦したことが書かれていました
いつ放送されるかわからないので、見逃さないように今から録画を「毎週録画」に
セットしておきました
マイナビオープン女王戦の挑戦者決定戦、中村真梨花vs岩根忍です
(タイトル戦は岩根さんの出産の都合により6月中旬以降になったとのこと)

ウィキペディアの「中村真梨花」の項より↓
>振り飛車党にしてはやや珍しい攻撃的な棋風で、中盤から敵陣に強引に攻め掛かり
>一気に寄せまで持って行く戦法は、棋界では「マリカ攻め」と呼ばれている。

この一局、負けはしましたが、中村真梨花の「マリカ攻め」が炸裂します
劣勢になってからの真梨花の追い上げが見ものです
中村真梨花は、銀河戦の聞き手のときも、男子プロが気付かなかった寄せを指摘する姿を
自分は2回、目撃していて、「この子は強い」と思ったことがあります

先週の土曜のBSでの井上八段の解説を棋譜にまとめました
コメントは井上八段のものです
(カッコ)の中は私のコメントです

ファイル名:真梨花vs岩根.kif
開始日時:2009/03/09
持ち時間:各3時間
棋戦:マイナビ挑戦者決定戦
戦型:相振り飛車
場所:東京将棋会館
先手:中村真梨花女流二段
後手:岩根忍女流二段

▲7六歩
*先手が中村さんです
*(中村真梨花は竹部、里見、中井に勝っての挑決進出)
△3四歩
*この2人は振り飛車党です
*(岩根は長沢、斎田、清水に勝っての挑決進出)
▲6六歩 △3五歩
*ですから相振り飛車になりましたね
▲7八銀 △3二飛 ▲6七銀 △6二玉 ▲7七角 △4二銀
▲8八飛 △3六歩
*いきなり行ったんですね
▲同 歩 △同 飛 ▲3八銀
*すぐに▲3七歩と打つのは味消しですね
△7二銀 ▲8六歩 △7一玉 ▲8五歩 △3四飛
*飛車の横利きで▲8四歩を防ぎました
▲4八玉 △3三銀
*積極的な指し方です
▲5八金左
*あとの展開を見ますと、この手では▲3七歩と受けておいたほうが良かったです
*矢倉を見せて、この手もやりたい手なんですけどね
△4四銀
*ここからの岩根さんの指し回しが非常に良かったと思います
▲8四歩
*次に△3五銀となると、交換できなくなりますからね
△同 歩 ▲同 飛 △8三歩 ▲8六飛
*次は△3五銀▲3七歩となるかな、と思ったんですけどね
△3六歩
*決断の一手ですが、これがいい手でした
▲5六銀 △3三角
*これで、次の△1五角が受けにくいです
▲1六歩 △1四歩
*後手は端から攻めができる展開になりました
*岩根さんが序盤をうまく組み立てました
▲3七歩
*位を解消にいったんですけどね
△1五歩
*端攻めです
▲同 歩 △同 香 ▲1六歩
*▲1七歩もあったんですけど、気合いが悪いですね
△同 香 ▲同 香 △1五歩
*香の交換は、攻め駒がさばけた後手が有利ですね
▲3六歩 △1六歩
*次に△1七歩成があるんです ▲1八歩と受けても、△1七歩成▲同歩△1八歩という攻めがあります
▲3七銀
*3六の歩を守りました
△1七歩成 ▲同 桂 △1六歩 ▲2五桂 △1五角
*後手は自然な攻めが続いています
*攻めにリズムがあります もう後手の攻めを全部は受け切れないです
▲2六銀 △同 角 ▲同 歩 △3六飛
*▲3七歩と受けても△2六飛でダメです
*先手はここからは攻め合いにいくしかないです(はたして、ここからどうやって攻めるのか?見ものです)
▲8二歩 △同 玉
*玉を近づけました
▲7五歩
*このへんは、なかなかうまくアヤをつけにいったと思います
△3七歩
*ここでは、△7六香と打つ奇手もありました、▲同飛に△8五銀と打つ狙いです
*
*もう先手は行くしかないです ▲3九歩と受けても△2六飛で、よけいに厳しくなります
▲7四歩 △同 歩 ▲4六角
*これで後手が駒を使って受けてくれれば、後手の攻めが弱くなるんですけどね
△6四歩
*「大駒は近づけて受けよ」ですね
▲同 角 △7三銀 ▲6五銀
*角はもう逃げていられません
△7二金
*落ち着いて締まりました(注:△6四銀と角を取る手もあったようです)
*厳密には先手が足りない局面なんですけど、ここですごい勝負手が出ました びっくりしました
▲7四銀
*角がタダで取られるから、やりにくい手なんですけどね
*(マリカ攻めキター!!)
△6四銀 ▲8五香
*迫力がありますね
△8四香 ▲同 香 △同 歩 ▲6五歩
*これがすごい勝負手でしたね 飛車がぶつかって銀取りです 岩根さんはもう1分将棋になってますんで、慌てたと思います
△8六飛 ▲同 角
*角が使えて、先手の駒に勢いが出てきました
△1八飛
*とりあえず打ってみたくなる飛車なんですが、この手は疑問でした ▲3八歩と受けてくれるなら、△同歩成▲同金△3七歩で調子がいいんですけどね
▲5九玉
*△3八歩成が詰めろではないんです
△7三銀 ▲8三歩
*先ほど香を打って歩を吊り上げた効果が出ています
△同 金 ▲同銀成 △同 玉 ▲7四歩 △同 銀
*この局面が、唯一、先手のチャンスの局面でした 本譜は攻めにいったんですけど、ここでは受けの好手がありました
▲7一飛
*この手では、▲2九金と打っていれば、勝敗はどうなるかわかりませんでした ▲2九金があるので、△1八飛は打たないほうが良かったんです
△3八歩成 ▲8一飛成 △8二香
*これで後手玉に寄せがないんです ▲9五桂も△9四玉で続きません ▲8二竜のときに△3七角がありますしね
▲3八金 △同飛成 ▲4九金
*攻めがないので、受けに回ったんですけど、痛い手がありました
△同 龍 ▲同 玉 △2七角
*王手竜取りなので、投了もしかたないです(負けたけど、マリカ攻めは堪能しました)
まで94手で後手の勝ち
延々続く、福崎さんの漫談

福崎「角が5段目で成れるなら、▲9五角成なんですけどねえ」
さすがにこれには会場が爆笑でした
4段目でもなく、5段目って、先生、もう無茶苦茶です

福崎「対局者どうし、お互いにクイズを出し合っているようなものです」

福崎「今日負けたほうは疲れますね 勝てば、次の朝5時に起きて、棋譜を並べたりするんでしょうけどね」

福崎「野球だったら、見てて、もうちょっとわかるんだけどなあ」
先生、解説者なのに、そんなことをいいますか(笑)

福崎「将棋ファンって大変ですね、自分の頭で考えないといけない
ふつうの将棋好きでも、なかなかここ(関西会館)まで来てくれませんよね」

福崎「僕が昔、将棋が強かったころは、家に和服のタンスまであったんやけどなあ、今は和服は押し入れの風呂敷の中です」

福崎「あ!棋譜が来ました!・・・2手しか進んでませんね、もう泣きそうになりますね」
誰もアシスタントがいないし、この将棋は何がなにやら、複雑すぎますもんね(^^;

福崎「▲9四歩?これは棋譜が間違っているのかな?これは棋譜が間違っているね」
・・・が、しかし、検討の結果、この▲9四歩と言う手もあるということがわかった
プロ棋士の「棋譜が間違っている」という発言を、本当に聞く機会があるとは思わなかった(笑)
ここまで予想手がハズレまくっていたけど、ついに羽生の手に対し、「棋譜が間違い」発言まで飛び出した(^^;

(駒を色々動かしたあと)
福崎「もう戻すのも大変やな、これは(^^;」
事実、このあと、先手の持ち歩の数が間違っていて、驚愕の事態になりましたね

福崎「羽生さんは、もう寄せられたら仕方がないということか 郷田さんが勝ちそうです
かなり遅れましたけど、羽生ファンと郷田ファン、どっちが多いのかな 挙手をお願いします」
本当にかなり遅れましたね、もう9時半を回ってます
羽生ファンと郷田ファン、どっちも同じ数くらいですね
ちなみに自分は羽生のほうに手をあげました

福崎「△3七歩?これで後手が勝ったら、相当形勢が離れていたということですけど・・・ これはどうなのかなあ」
この△3七歩は、どうみても変な手ですよね

福崎「えー、▲9七玉から▲5九角?これは、堅忍不抜(けんにんふばつ)、ガマン、ここまでガマンしますかねえ? 郷田さんは残り3分、チキンラーメン状態です」

福崎「さっきまで、けなしていた△3七歩が利いてきました!
先手の飛車が3筋に利いてないので、後手玉が詰めろになっていませんね!
ギリギリですわ、ギリギリ!」

福崎「僕は前に、羽生さんが円盤に乗って帰っていくのを見たことがあります」
前回の解説会でも、たしかこれを言ってました
福崎先生、このギャグが気に入っているのかもしれません

福崎「3五の地点にオアシスがありましたね、オアシスが!」
玉の安全地点のことを、オアシスというんですね

(奨励会員がきて、指摘した)
奨励会員「福崎先生、先手の歩の数、3つです」
福崎「え、歩の数?先手に3つもある?3つも間違えてた?」
先手はもう歩切れかと思って検討していたのに、なんとまだ歩は3つもあるとのことです
ここまで豪快に間違えていたのはさすがに初めて見ました(笑)

福崎「延々1分将棋やってますよ、やってるやってる!」

(そして、ついに羽生の攻めが切れ、羽生投了となった)
福崎「昔の花村先生なら、後手の人がトイレに行っている間に、先手の敵陣の角をひとつ右にずらして、投了図以下、▲5八金までで先手の勝ちやね」
また会場、爆笑でしたね 福崎先生、最後までおいしいところは逃しません さすがです

福崎「△3七歩が勝因になりました(笑)これは指運の可能性が・・・
羽生の▲9七玉から▲5九角っていうのもすごかったですね
今日のヒーローは△3七歩です!」
これで解説会が終わりました 楽しかったです(^^)
20分の休憩のあと、解説会が再開された

福崎「候補手3つの内わけは、△2五同銀が21人、△3三銀が27人、△5三金が1人」
自分は△3三銀にした

福崎「正解は、実は・・・(と言いながら後手の玉を手に持つ福崎さん)
 ゴメンゴメン、悪ノリやね(^^; 正解は△2五同銀!普通は△3三銀と、
 銀を引きそうやけどね この取った手が吉と出るか凶と出るか」

8人に扇子の商品が当たった 小さな女の子も当たっていた

(休憩後、途中から来た人のために、最初の局面からまた並べ始めた福崎さん)
福崎「今日はいつも質問するカガワさんが来ていないからスイスイ進むね」
あの、福崎先生、そのギャグは2回めですよね おいしいですね(^^;

福崎「でもね、カガワさんは30年前から知り合いなんですよ」
へえ、あのおじいちゃん、30年前から将棋やってるのか
前に久保の手を当てたのは伊達じゃないないねえ

福崎「羽生さんは、相手の得意を避けませんね
 相矢倉で郷田に勝ってこそ、と思っているんでしょう
 郷田さんは折り目正しい将棋です 変な手で勝ってもうれしくない、というね」

福崎「(駒組みの△4二銀と引いた後手の形は)ハリネズミが体を丸めて、
 ハリを広げて相手が攻めてくるのを待っている状態です」
福崎先生、相変わらず表現が豊富ですね

福崎「そういえば、第1局で対局中の羽生にサインを求めるという変なことが
 あったようですが、昔、米長先生とかは色々やってました
 対局中に自分から色紙を書いたり、知り合いの女優さんを対局場につれてきたりね」

福崎「この郷田さんの△8六歩から△9五歩、壊れたコンピュータのような手ですが、
 A級順位戦で1位になった人がやると、すごみがありますね 羽生の▲9六香もねえ、
 僕だったら香は2筋に攻めに使うことを考えるんですけどね 
 この9筋の形を真剣に考えてやっているわけです(^^;
 やっている本人たちも、変わった形やな、と思っていると思います」

福崎「さあ、(解説会の)休憩再開後の局面になりましたよ、もう羽生は金を
 取るでしょう、まだ取っていない ▲3五歩ですか、そうか、桂は動かさずに、
 後手の△1九角成を防いでいる意味なのか」
羽生は結局、桂で金を取らずでしたね(^^;

福崎「ここでもしチェスなら、桂が右横に跳ねて、銀を取って必勝やね
 チェスは八方桂なんですよ こんな解説してたって言わんといてね(^^;」
すいません、福崎先生、このブログで書いてます(^^;

福崎「大将棋(だいしょうぎ)になりましたねこれは、大将棋!」
そうですよね、もう動いていない駒があまりないですよね
不動駒が3枚以下でしたっけ、おおしょうぎと読むのかと思ってました

福崎「これもあります、あ、それもありますね でもそれでもないんです、
 さて、ここで羽生のやった手は何でしょう!」
福崎先生、こんなふうにすすめるもんだから、こっちも考えずにはいられません
もうBSでも放送していないところなので、即答する人も誰もいませんね(笑)

福崎「▲8五歩? 悪手になる可能性が高いですけど・・・ さっぱりわからない
 あ、▲8六角の狙い?実戦的な手ですよ、だんだんいい手に見えてきましたよ」

だんだん指し手が入らなくなってきて、漫談と化してした
福崎「後手は、駒台の香の上に歩を乗せて、香を隠しているかもしれませんよ」
あのー、先生、そんなこと本当にやったら、大問題ですから(笑)

福崎「僕なんか、この1ヶ月は対局なしですからね」

福崎「局面が複雑になってくると、強い人ほど目がランランとするんです
 このあいだ、ここが停電になったとき、目が光って指せましたから」

福崎「僕なんかは、局面が複雑になると眠くなるんですよね
 考えると頭が酸欠になって、口がパクパクします 金魚みたいなものです」

福崎「タコとイカが戦っているような将棋、つかみどころがないです
 解説していて、どうなっているのか僕もわからないです
 ひょっとして、まだ田植えの段階?まだ種まきの段階?
 いつ実がみのるのか、わからないです」

その4に続く
解説会の入場料1200円を払うと、赤いリボンをもらってそれを服に付けるのだけれど、そのリボン、めっちゃボロボロだった(^^;

PM6時、解説会開始 福崎さんが来る
そのときお客は25人程度だったが、すぐに増え、最終的には60人くらいいた

始まって直後、自分の真正面に、マジカルエミちゃんが来た
福崎「戦型は地味なんですけどね、あ!地味じゃない人が来ました」
マジカルエミ「きゃあの きゃあの」
んで、自分の目の前に座りました(^^;
今日は黒のツーピース、このかっこうで親類のお葬式とかにも出るんでしょうかね

解説は序盤は定跡形だったんで、どんどん早回しで進めてました

福崎「郷田さんは正統派でケレン味がない将棋です、僕なんかは奇襲戦法をやるんですけどね」

福崎「今日は、いつも質問するカガワさんが来ていないからスイスイいくなあ(笑)
でも、どうしたのかと、心配にもなりますね(^^;」

福崎「序盤はまだコンピュータもダメですね
コンピュータが教えてくれたら楽なんですけどね『ソノカタチハ ダメダ』とかね」
福崎さんのコンピュータの物真似キター(笑)

福崎「郷田さん、こんなとこで153分も考えましたよ 
あ、直後にまた118分考えてます △8六歩!これは見たことがない手ですねえ 
先手の角が利いているのは郷田さんは絶対わかってますよ
△8六歩は一発勝負用でしょうね、これが手として成立しているとは思えません」

福崎「△8六歩に対して、羽生は『何があるの?』と言いながら取りましたよ、▲同歩です
△9五歩にも、『何があるの?』と言いながら取りましたよ、▲同歩です
いや、実際に口には出してはいないと思いますけどね」

福崎「郷田さんは何を考えているんでしょうか、本人に聞いて見ないとわかりませんね
ま、僕ごときにには答えてくれないでしょうね」

福崎「ここで羽生さんがどう指したかわかりますか?」
最前列の子供、一瞬で即答「▲9六香」
福崎「あ、当たり(^^; お互いに読み筋をはずしあってますね」
どうみても、この子は事前に知ってましたね

福崎「△7二飛は、▲9二香成~▲8五桂を避けた手ですね
▲8七玉ですか!今日は遅くなるかもしれませんよお」
その予測、バッチリ当たりましたね、解説会の終了は夜10時を過ぎましたね(^^;

福崎「▲9六玉!端に玉がきました、この端を見てください、1次元の世界みたい(笑)
この9筋、ひょうきんですね オレたちひょうきん族っていうテレビが昔ありました
これはパソコンで検索しても、この端の形は出てこないでしょう」

この9筋の形に、会場も笑いにつつまれた もうこれどうなってんの?
端に玉がいて、桂が3枚も端にあるなんて!素人同士の将棋?(^^;

次の一手クイズを出す場面で
福崎「まだ予定の休憩時間まで20分もあるよ まだ棋譜入ってきませんか?
棋譜はまだですか? じゃあ、ここは羽生は十中八九、桂で金を取るでしょう、
これを次の一手にしたくはないなあ、桂で金を取ったとして次の一手を考えましょう」

▲5四桂と金を取った手のあとを、みんなで延々5分以上考えていた
そして候補手も決まり、休憩にする直前になって、棋譜が入ってきた

福崎「あ、棋譜が来ました あ、▲5四桂じゃなかったです 今までのこと全部忘れて!」
羽生は▲5四桂じゃなく、▲2五歩と突いたのだった
次の一手クイズで、正解者なしになるところだ
それどころかその後も羽生は▲5四桂と取らなかったので、
検討はほとんど無駄になった(笑)
この時点で7時、まだまだ大熱戦の入り口だった(^^;
ぐええ なんじゃこの熱戦はー!
福崎「タコとイカの戦いみたいになっています、お互いの足と足がからみ合って、わけがわかりません」

実は、行く前に家で、タコとイカ、食べてきたんだよね これマジ・・・
で、料理を作った母に文句を言ったのだ
私「タコの酢の物と、イカの煮付け、タコとイカって、食べ合わせが悪くないか?」
母「似たようなもん同士やろ」
材料を買ってきたのは自分なので、それ以上何も言えなかった

げええ、今振り返ってみて、ちょっと気分が悪くなっている
延々4時間、タコとイカの戦いをじっと見てたわけだから・・・

福崎「郷田さんの勝因は△3七歩ですね、今日のヒーローは△3七歩です!」

この一言でやっと解説会が終わった 長かったなー
面白かったんだけども、疲れたよこれは(^^;
福崎さんの解説、ここまで予想がはずれるかというくらいはずれまくってた
でもはずれて当然って気もする こんな将棋、手を予想したって当たらないわ
メモ用紙が10枚にもなったなあ どうまとめるか(^^;
昨日は一日中、爆睡してしまい、更新不能でした
今日は名人戦第2局の解説会にいってきます
解説者は福崎文吾九段です
戦型は相矢倉になっていますね
第17期 銀河戦
本戦Bブロック 8回戦
中田宏樹八段 vs 小林裕士六段
対局日: 2009年1月30日
解説:北島忠雄六段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:井道千尋女流初段

先週の土曜の銀河戦 メンツを見たときに、地味だったんで、NHK杯を先に見て、
これが後回しになってしまいました(^^;

20年度の成績は、中田宏樹17勝11敗、小林裕士12勝10敗 
2人の対戦成績は1-1のイーブン

解説の北島は、両者居飛車党で、
中田宏樹は攻守のバランスが取れ本筋の将棋、プロにも中田宏樹ファンが多いとのこと
小林裕士は攻めっ気が強い、しかし勝負に対して欲がないので、実力のわりに勝っていないとのこと

先手デビルで、後手小林は一手損角換わり
相腰掛け銀から、棋風どうり小林が猛攻を仕掛け、
デビルの歩成を一手パスの悪手にさせた小林の快勝となった

自分はこの角換わりという戦型がけっこう気に入っている
今回の小林の△7六角という打ち場所、覚えておこうと思った
角の打ち場所はそのまま真似できることが多いので、
自分のようなプロの将棋をよく観戦している人間には向いていると思う

以下、雑談
中田はプロに2人いるが、中田功は「コーヤン」、
今回の中田宏樹は「デビル」という愛称があり、これはピッタリと思う
悪気はないんです、単に顔がデビルに似ているからです(^^;

小林は3人いて、小林健二は「コバケン」という愛称があるのでいいとして、
小林宏と小林裕士は、両者とも「こばやしひろし」で、同姓同名なのだ
この2人の何かいい愛称がないのだろうか?
「山登りが好きなこばやしひろし」、「関西所属で顔が丸いこばやしひろし」
今のところ、このくらいだろうか

今思いついたが、小林裕士は身長185cm体重90kgとでっかいので、
「デカ林」はどうだろうか デカバヤシ・・・うん、これから小林裕士はデカ林と呼ばせてもらうことにする

<追記>考えた結果、「コバ」ははずせない、ということから、
小林裕士は「デカコバ」と呼ぶことにした
一方、小林宏は178cm60kgと細いので、「ホソコバ」と呼ぶことにした
高橋道雄九段vs豊島将之四段  NHK杯 1回戦
解説 谷川浩司

A級に上がった高橋48歳と、期待の新鋭豊島18歳の対戦

この一局、注目していたのだが、内容、結果とも順当だった
つまり、豊島が高橋を圧倒しての勝ち(^^;
正直、この将棋を見たら、どっちがA級棋士かわからない、
高橋のかわりに豊島をA級に放り込みたい、そう思った人は自分だけではないだろう(^^;

高橋はスポーツ刈りでさっぱりした髪型、豊島は後ろ髪が跳ねていて、昔の羽生を連想させた

先手高橋で居飛車持久戦、後手豊島はゴキゲンから穴熊、という玉の固め合いになった
両者仕掛けが難しく、局後の感想戦で高橋は
「先手としては作戦としてつまらないかも」と言っていた

中盤、△1五角と飛び出した手に対し、高橋は長考、なんとここで考慮時間を使いきってしまった
対して豊島はまだ7回も残している △1五角は思い切った手だが、豊島は長考していない 
個人的に、ここが勝敗を分けたと思う
局後に高橋は「竜を作った後、▲4二歩と垂らして、と金作りを目指すべきだった」と言っていたが、
そのためには考慮時間を残しておかなければいけなかったと思う

竜を作りあい、豊島が△7二金左と上がった手が心理的な好手、
この手で金が遠のいたので、▲4二歩と打ちづらくなった
豊島は△1五角の勝負手、そして手渡しの△7二金左、実戦的な手を心得ている
とても18歳とは思えない
感想戦を聞いていると、逆に高橋はこの将棋で常に最善手を探していたようだが、
この持ち時間の短いNHK杯ではそれはNGになることもあるんじゃないか、
勝負術というものが勝敗に大きく関わってくる、と感じた

終盤は豊島が一気の寄せを決めた
いきなり香を打ち込んでいく順は、解説のタニーもすぐには見えていなかった順だ
鮮やかに決め、内容的に勝つべくして勝った、豊島の順当勝ちと言えると思う(^^;

雑談になるが、平成20年度版の将棋年鑑のアンケートで、好きな音楽は?という項目がある
高橋は「J-POP、アニメand特撮」、豊島は「宇多田ヒカル Beautiful World」と回答している
このBeautiful Worldは、自分も宇多田ヒカルの中でもダントツに好きな曲だ
今もこの曲を聴きながら書きました(^^)
Beautiful World 試聴 ↓
http://www.emimusic.jp/hikki/disco/single22.htm

聞き手の矢内、やっぱりいいねえ
母が来て、「これがあんたの好きな人か、この人にはこんなことはできんやろ」
と言って、ブタやペンギンの物真似をして自分に見せてきたが、どうかもうやめてほしいものだ
<第49話>
馬島「すげぇ・・・ 勝っちゃったよ ゲーム機に」

さすがに武藤先生、携帯ゲーム機には後れはとりませんね

馬島「いや待てよ パソコンならどうだ? そうだ!! そうだ!!
 ノートパソコン持ってくっから 最強将棋ソフト『棋神降臨ver.11』と 対戦してください
 それが勝ったら オレの勝ちってことで!!」
(ずっこける飛鳥田と角野、あきれる鳥山香)

角野「お前なあ・・・ こういう場面は 『ボクが間違ってました』とか
 悔い改めて 感動を呼ぶもんだろ?」
馬島「ん? 反則したって バレなきゃいいって 何で勝っても 勝ちは勝ち」
飛鳥田・角野・鳥山香“言い切った・・・”

このシーン、3人とも目が横線一本ずつになっています めちゃカワイイです(^^;

馬島「細かいことは 気にすんな!! 勝って勝って勝ちまくって
 全国行きゃいいんだ!! アハハハハハ」
飛鳥田“まぁ 監視すればいいか・・・”
馬島「お前ら」
飛鳥田・角野“なんで上から?”
馬島「オレの足 引っ張んなよ」
(ウインクした馬島)
馬島「ギャハハハ 言うたった 言うたった」

こういう場面、何で関西弁が使われるんでしょう(^^;

馬島「全国大会どこ? 群馬? いいじゃん 温泉じゃん」
鳥山香(角野を横目に見ながら)「オヤジっぽいのがまた一人・・・ ハアァ」
角野「なんだよ・・・」

馬島「ヨッシャ!! 場も温まったところで カラオケでオレの歓迎会を!!」
飛鳥田「まだ 時間があるから 練習しよう
 武藤先生は 馬島くんと角野くんを 指導してください」
馬島「で・・・でも」
飛鳥田「練習しようよ 全国狙うんでしょ? 歓迎会は いつでもできるよ」
馬島「あんた 物言い柔らかいのに 押し強ぇな・・・」
角野「気づくの おせえよ」

(全員それぞれ、練習がはじまった 内村に指導対局する飛鳥田、思わず感慨にひたる)
内村「先輩?」
飛鳥田「あ・・・ ゴメン」

飛鳥田“・・・・・・ そろったんだなあ・・・ 一人っきりだったのに・・・
 顧問にも出会い 1人増え2人増え 2チームを 県大会に出すところまで そろったんだ・・・”

ここにくるまで、いろんなことがありました
最初の部員勧誘では、誰にも声をかけることができずに、ひとりポツ~~ンと
座っているだけだった飛鳥田君、そこへ奇跡的に入部してきた鳥山さん
鳥山さんの「はいります 私 将棋部に」 この一言はこの物語に刻まれる名言でしょう
鳥山さんがつれてきた、内村さんを含む3人の女の子、
内村さんはなかなか上達せず苦労しています
内村さんがつれてきた成田さんは、他の2人の女の子を結果的に追い出してしまいました
飛鳥田君と角野君との二度の勝負は見ごたえがありました
二度とも飛鳥田君は負けましたが、2局目の後の角野君の
「負けたと思うな オレも勝ったとは思わん」 これも名言でしょう 
当初の顧問は扇先生でしたが、なんだかんだといやがらせをしてきました
そして、一度は将棋を指した瞬間に倒れてしまった武藤先生、やせるために走りました
過去のトラウマを乗り越え、武藤先生が再び将棋が指せるようになったとき、
成田さんは「あの デッカイ 腹ン中は いま 歓びで 一杯だよ」というポエムを作っていました

(武藤先生の指導対局を受けている馬島、ゲーム機をこっそり出す)
♪ピロン
角野「てめ 何カンニングしてんだよ」
馬島「ああ サイレントモードに しとけばよかった!!」
(見ていた飛鳥田)
飛鳥田“ふ・・・ 不安は残るが・・・”

ついに男子3人、女子3人、顧問がそろった西風将棋部!が、はたして馬島君は大丈夫なのか?
次回から新展開、いよいよライバルキャラたちの登場が・・・?
連載は週刊将棋でやってます! (笑えゼッフィーロ 名場面集 ひとまず 完)
第17期 銀河戦
本戦Aブロック 8回戦
松尾 歩七段 vs 小倉久史七段
対局日: 2009年2月19日
解説:田村康介六段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、松尾20勝13敗 小倉12勝13敗 2人の対戦成績は松尾の2-1

田村「松尾は相手の得意を受ける棋風、小倉は純粋な振り飛車党で三間飛車が得意」とのこと
先手松尾で、▲居飛車持久戦模様vs△急戦向かい飛車

中盤、松尾が、さっき自分で打った歩を直後に突いて取られてしまう、という手を指し、
まずくしたと思った瞬間、▲7七飛の自陣飛車が出た!
これは相当な好手で、田村に「名手でしたね」と言わしめた
が、松尾は攻めの決め手を逃し、またどっちがいいかわからなくなった

最後は松尾が角と銀を打ち間違え、詰みを逃してしまった
結果、170手超えの長手数で小倉の勝ち

終局後、本田「二転三転でしたね」
田村「二転三転どころか、何回逆転したかわからない(^^;」

面白かったのは田村の解説だ
田村「私にはどうすればいいかわかりません」
田村「この手は、ありがたくてしょうがないですね」
田村「これは私なら1秒で△同馬です」
田村「なんだ、これ?私がボケてるんですかね?」
(本田に何回か最善手を指摘され、ほんとに驚いて)
田村「あ、そうか!」

思ったことを素直に言ってくれて、親しみがもてる感じだった
「本譜のほかにこういう手順もありました」と、簡潔にまとめて言ってくれていて、
聞いていて全然退屈しなかった

松尾だが、自分には強いのかどうなのかよくわからない
順位戦でB1に昇級したが、今期の成績は順位戦を除けばほぼ指し分けだ
この将棋も、▲7七飛の名手を指したかと思えば、プロならまず間違えない最後の
即詰みを、角と銀を打ち間違えるという手も指した
以前はNHK杯で二歩も指したことがあるしね
来期の順位戦はどうなるのか
めずらしい角頭歩戦法のアマ強豪の一局を紹介します
先週の土曜にスカパーで放送されたものです
学生代表の東大と、社会人代表のリコーの対戦
7人同士の団体戦の中の一局
(ちなみに結果は5勝2敗で東大の優勝)

コメントは屋敷九段のものです
屋敷「いっしょに解説した阿久津さんは、かなり興味をもっていました」とのこと

ファイル名:角頭歩戦法 東大vsリコー 団体戦.kif
開始日時:2009/02/21
持ち時間:各75分 切れ1分
棋戦:第21回アマ団体日本選手権
戦型:角頭歩戦法
場所:大田区リコー大森会館
先手:東大(五将)谷崎さん
後手:リコー(五将)馬上さん

▲9六歩
*谷崎「大舞台なので、ギャラリーを意識して面白い将棋を指したい」
*馬上「相手にとって不足なしです」
*
*この初手にはびっくりしました 解説場は大騒ぎでした
△3四歩 ▲8六歩
*たまげましたね 失礼ながら、初心者の手かと思っちゃいました(笑)
△8四歩 ▲7六歩
*「角頭歩戦法」と言いまして、一時期米長先生が指していました
△8五歩
*後手が挑発にのる、思い切った手です
*先手の研究にハマる可能性がありますからね
*穏やかに、△6二銀や△4四歩もありました
▲同 歩 △同 飛
*先手の谷崎さんも、この変化を一番研究しているはずですからね
▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂 △8七飛成
*ここは△8九飛成もあるところです
▲8八飛
*すさまじい戦いですね
△8六歩
*△同竜の飛車交換もありました
▲8七飛 △同歩成
*後手がうまくやったようなんですが・・・
▲6五桂
*次にすぐ▲5三桂不成は、△8六角があります
△8九飛
*この手で△8五飛は、▲7五角がピッタリです
*△8五飛▲7五角△7四歩▲5三角成△6五飛は、▲4三馬で先手良しです
▲8四飛
*初手の▲9六歩が活きて、王手飛車がないんです
*以下△7二銀には▲8三歩です
*後手は歩切れが痛いですね
△7七角 ▲4八玉 △8八と
*△7八とは、▲8九飛があります
▲8一飛成 △7九と ▲8九龍 △同 と
*と金が離れたのは後手つらいですね
▲5三桂不成
*桂の三段ジャンプが成功しましたね
*もう後手は受けが難しいです
△4四角成
*催促しましたね
▲6一桂成 △同 玉 ▲5八金左
*落ち着いた一手です
△9九と ▲8一飛
*これが厳しい手になりました 先手は玉が堅いですし、攻めも続きます この後も激しい順が続きましたが、79手で谷崎さんの快勝となりました
*(局後)馬上「完敗でした 相手の研究かと思ったんですけど、踏み込みました」
*谷崎「秘策がすごくうまくいって、快勝できたんで、すごくうれしかったです」
まで33手で中断
<第47話>
(部活の場である教室に、ウマヅラが来た)
ウマヅラ「へへへぇー 将棋部っていったら ムッサイ男ばっかと思ったら 女の子だらけ
 しかもみんな可愛い 入部してよかったぁ~」
鳥山香“なんだろ コレ?”
内村“でっかーい 汗くさーい”
成田“入部?”
ウマヅラ「あ オレ 馬島(まじま)!2年生! じゃあオレの歓迎会に カラオケでもいこうよ!!」
 
ウマヅラは、馬島という名前のようです 名前までついているってことは、
もうこの子が物語に大きく関与してくることは間違いないようです・・・

飛鳥田「馬島くん とりあえず 一局指そうよ」
馬島「やだ」

将棋部に自らきて、将棋を指したくないとは、これはいったい?

馬島「だってオレ 将棋ってネットでしか やったことねぇもん  人とはやったこと ねぇもん
 って童貞野郎(チェリーボーイ)みたいだな!! ゲハハハハハ!!」

馬島君、品性もないようです・・・

角野「こいつ ホントに 西風名人か?」
飛鳥田「県大会 出てくれるつもり あるんでしょ?」
(馬島、女子を指差して)
馬島「この子たち出るんでしょ? 出る出る ヤル気満々」
飛鳥田「じゃあ マナーくらい 覚えてくれないとね スポーツだってルール覚えるでしょ」
(飛鳥田、座って駒を並べ始めた)
馬島「あんた・・・ 妙に押しが 強いね」

馬島君もつられて座って、対局開始です
飛鳥田君、なんだかんだいって、ちゃんと部長ですね 案外頼りになります

飛鳥田「お願いします」
馬島「おっしゃす」
飛鳥田「あ 礼をして」

馬島「ウリャ!!」 ビチッ
鳥山香“ひどい手つき・・・”
飛鳥田“手つきより 気になることが・・・ 弱い!! おかしい!?
 あのときの手応えと まるで違う!? 本当に西風名人?”

馬島君のとりえは、強いことのはずですが・・・?

馬島「ちょっと・・・ 便所」
(馬島が席を離れ、教室を出て行った)
鳥山香「なにぃ アレに負けたの あのウマに!?」
内村「やだかんね!! あんなの やだかんね!!」
角野「なんだなんだ みんなオレのせいかよ?」

鳥山さん、早くもウマ呼ばわりです 内村さんに至っては、全否定です

(馬島が戻ってきた)
馬島「ども」 ベシャ
飛鳥田“ムッ 突然 超強気な手で・・・! し・・・しかし 差をつめられるほどでは ないけど・・・”
馬島「・・・・・・ ちょっと便所」
(馬島、また出て行った)
角野「あいつ 本当に西風名人か? 観戦してただけのやつと 違うか?」
飛鳥田「さ・・・ さあ」

(馬島、戻ってきて指した) ベチョオ
飛鳥田“ま・・・ また強手!? 戻るたびに強手! いったいどうなってんの?
 トイレでドーピングでも してんのかな?”
角野“こいつ 何者ン・・・!?”

<第48話>
『西風名人と 名乗った馬島 苦しくなるとトイレに立ち 
 戻ってきては強手で挽回という 変な棋風だった』

馬島「便所」

馬島君、またトイレです いくらなんでも、回数が多すぎです

(不審に思った内村が、あとをつけた)
内村「・・・あ!」
馬島「んーと 銀があって 飛車で」 ピコピコ ♪ピコ
内村「ゲーム機? 将棋ゲーム? さ・・・ さてはそれで」

謎の棋風の正体は、ゲーム機でのソフト指しでした!

馬島「あ・・・ いや これは・・・」
内村「ひど!」
馬島「あ ワケを聞けよ」
(馬島が内村の手をつかんだ)
内村「放して!!」 
ドッ!
(内村が巨大な体にぶつかった)
ぬううっ

巨大な武藤先生が、満を持して登場です!その体はいつにもましてデカイです!

内村「先生!!」
馬島「ひっ?」

(教室にて)
馬島「悪かった 謝る カンニングしました」
角野「卑怯なヤッちゃな それで大会に 出るつもりだったんか?」
馬島「おいおい ゲーム機に負けたのは誰だよ」
角野「う」
馬島「オレは いい道具を 使っただけだぜ F1でもなんでも 機械の性能大切だろ?
 世界中の誰もが コンピュータに勝てなくなる日が来る!!
 先取りして何が悪い!! ゲーム機にも勝てねぇくせに 偉そうに言うなっ!!」
角野「うう ごめんなさい・・・ って何でオレが」 

角野君は、携帯ゲーム機に負けてしまったようです
今の携帯ゲーム機って、そんなに強いんですかね?

(じっとやりとりを見ていた武藤先生、馬島の目の前にゲーム機を置き、手招きした)
飛鳥田「武藤先生が 対局してみるみたいだよ そのゲーム機と」
馬島「コレ(ゲーム機)が勝ったら オレが武藤先生に 勝ったって思っていいの?」
武藤“コクン”

(武藤先生とゲーム機の戦いが始まった)
馬島“うなずいたこと 後悔させてやる”
ピシィッ ベチャ

鳥山香「人はコンピュータに 勝てないんですか?」
飛鳥田「ンー 将棋は難しいって いっても 手順は有限だから いずれは・・・」
鳥山香「じゃあ 先生は?」
飛鳥田「将棋は 人と人とのゲームだし それに この程度じゃ
 武藤先生の相手に ならないよ」

馬島“う・・・ なに コイツ 強・・・ う・・・!”
武藤 ズン!  

さすが武藤先生強いです、ゲーム機を一刀両断しました!(つづく)
4月8日の朝日新聞の夕刊に、下の記事が載っていました ↓
http://www.asahi.com/igo/topics/TKY200904080214.html

・すでに「アマ三段以上」 ・将棋の前に名人破る?

「ヒカルの碁」では、17巻の89ページで
『囲碁ではコンピュータが人の上をいくには、まだ100年かかるといわれているよな?』
というセリフが出てきます(この巻は初版は2002年)
それだけにこの記事は自分にとって衝撃的でした
これからどうなるのか楽しみです
2009.04.13 散らかり具合
私“この部屋、だいぶ散らかってるなあ となりの部屋まで物があふれていってる・・・”
(ちょうど母が、となりの部屋の掃除をしだした)
私「あんた、この部屋を見て、どう思う?」
母「吐きそう」
西尾 明五段vs井上慶太八段  NHK杯 1回戦
解説 野月浩貴

銀河戦4連勝中の西尾と、A級に上がった井上の対戦
これに勝ったほうは2回戦で羽生と対局できるという、けっこうおおきな一番
自分は思い切り井上さんの応援だ
井上さん、どんな将棋を見せてくれるのか

先手西尾で、一手損角換わりかと思いきや、井上が角道を止めてじっくり行く作戦
解説の野月によれば、西尾は角換わりにめっぽう強いそうだ
そして、暗算六段というではないか ぎょえー
ちなみに自分は暗算というものがめっぽう苦手だ モロに文系人間だ(^^;

西尾矢倉模様、井上は菊水矢倉から押さえ込み、と言う展開
駒組みが続き、50手目、△3六歩と突き出し、いよいよ大勝負、西尾の飛車切りは必至、
というとき、西尾、なんと▲1六飛と飛車を逃げた!?
自分では絶対ありえない手だ 野月もびっくりしていた
しかし、これでまだ難しいというのだから驚きだ

野月が「井上さんのほうに手を選ぶ側が続いている」と言っていたが、
井上さん、ずっと冷静に対応し続けた印象だ
88手目の△4四銀、あれは自分は全く考えなかった
おそらく西尾も意表を突かれたんじゃないかな

西尾は、どこかで飛車を切るなどの勝負手を放つべきだっただろうが、
それを逃したかっこうとなった
実は、投了した瞬間、自分は「えっ!!」と叫んでしまった
そうか、もう井上玉は寄らないのか その意味での投了か

丁寧に指し回した井上さん、結果的に、快勝!
やった、これで2回戦の羽生戦が断然楽しみになった
できれば、羽生に勝って、その直後に井上さんの解説会にいき、祝勝会・・・っていうのが
最高なんだけど、どうなるか

矢内は、この日は真っ白な服に緑のインナーを着ていた
やっぱり、見ていて将棋とは別な感情が入ってしまい、気になるなあ
これから夏になり、薄着になってくるわけだけど、ちょっと・・・(^^;
第17期 銀河戦
本戦Hブロック 7回戦
窪田義行六段 vs 高野秀行五段
対局日: 2009年3月5日
解説:飯塚祐紀六段
聞き手:早水千紗女流二段
記録:井道千尋女流初段

20年度の成績は、高野11勝16敗 窪田19勝11敗 2人の対戦成績は窪田の3-1

先手高野で、▲居飛車穴熊vs△三間石田流+美濃囲いの対抗形になった

高野が攻め切るか、窪田が受け切るかの展開
窪田も金銀4枚と飛車の横利きも通して、攻め切るのも難しいかと思ったが、
高野が非常にうまく指し回し、快勝した 高野の会心譜と言っていいと思う

この日の高野は気合いが入っていた ビシッビシッと駒音高かった
飯塚「窪田さんも粘り様がなかったですね」とのことだった

もう一回棋譜をざっと見直したが、高野の流れるような手順、見事だ
一手のミスもなかったんじゃないだろうか
最後の一手だけ見ても、駒得に目がくらんで▲7一銀と打ってしまいそうなところだ
▲6三銀で、受けなしかあ 

両者の棋風について、
飯塚「高野さんは折り目正しい正統派、窪田さんは他の人と違う独自の棋風」とのこと
さらに、飯塚「(次の一手の予想で)高野さんの手は当てれると思うんですけど、
窪田さんの手は当てられませんね、窪田さんは、ガラパゴス諸島で独特の生態系で
生きている感じ」とのことだった
これには聞き手の早水も笑っていた

早水さんは笑い上戸なのだろう、いつもちょっとしたギャグでかなり笑っている(^^;
今回も笑いが絶えず、10回くらい笑っていたと思う
いつか、自分のギャグで早水さんを笑わせる機会はないものだろうか?
2009.04.12 R3連敗
ひさしぶりに実戦、24でRを指したら、いいところなく3連敗
それも全部完敗だ あー、だめだわ 観戦してるだけじゃ強くなんねぇ(^^;
もう1回負けたら、1級に転落だ どうなってしまうのか

追記 その後、なんとか1勝をかえした 
しかし、これも超必勝だった将棋が大接戦になる始末・・・
<第46話>
『悲願・全国大会出場!! どころか── 10日後に迫った 県予選出場チームすら
そろえられないでいる 西風ヶ丘高校将棋部であった』

(部活中にて やつれた顔をした飛鳥田)
鳥山香「先輩・・・ 大丈夫ですか? 顔色が・・・」
飛鳥田「う・・・ 大丈夫・・・ 睡眠不足な だけだから」
角野「ネット 見まくってんだろ? もー出てこねえよ 西風名人は あきらめろって」
飛鳥田「角野くんが 軽率なこと しなきゃあ・・・」
角野「せ・・・ 積極的って 言えよ!! お前は慎重すぎて オッサンくさいっての!」

飛鳥田君は「オッサンくさい」を通り過ぎて、「ジジくさい」感じがします

角野「も1回 県予選だけでも出てくれるやつ 探そうぜ 入部してくれなくてもいいから」
飛鳥田「──って あらかた聞いたよ」
角野「文化系だけだろ? 体育会系が まだだべ?」
飛鳥田「あ・・・ 先生、(女子)3人の指導 お願いします」
武藤“コクッ”

無言でうなずく武藤先生、相変わらず無口です
地道に指導してくれているんですね

(体育館にて バスケ部が活動している)
キュッ キュパッ ザシュッ
(ウマヅラの部員がシュートを決めた しかし、ラフプレーだった)
ウマヅラ「へっ!!」
バスケ部員A「ちっ・・・」
バスケ部員B「また・・・」
ウマヅラ「先輩 シュートんときの プッシュ やりすぎじゃねっスか」
キャプテン「そうかい 悪かったな」
ウマヅラ「ちょ・・・ 謝り方とか あんじゃねぇ?」
キャプテン「謝り方・・・? 審判見えなきゃ ヒジや蹴り入れる お前にか?」
ウマヅラ「あら・・・ 知ってたの(^^;」

このウマヅラの子、なんだか問題児のようです

キャプテン「なんで レギュラーになれんのか お前こそ考えろ」
バスケ部員たち「クス」 「ケ」 「へへ」
ウマヅラ「なんだ この!」
(ウマヅラが怒り、ケンカがはじまった)
バスケ部員たち「ワッ」 「ヒイッ」

飛鳥田「なんか モメてるけど やっぱおっかないな 体育会系」
角野「いいから 聞いてまわるぞ」

体育会系は、なんだか飛鳥田君とは無縁の世界のようです

(飛鳥田が勧誘するのを見ているウマヅラ 近くにいた卓球部員に足でツンツンした)
ウマヅラ「ネェ ネェ」
卓球部員「ああ? 将棋部 来月の大会の選手が 足らないんだと
 頭しか使えないヤツは 大変だね」
(ウマヅラ、卓球部員にいきなり蹴りを喰らわした)
ゲシィッ!
卓球部員「なななな・・・?」
ウマヅラ「頭も使えんヤツが スポーツやんな」

このウマヅラの子、かなりの問題児ですが、ま、まさか・・・?

ウマヅラ「先輩 早退します あとしばらく 休むかもしれません」
キャプテン「え!?」
バスケ部員たち「ええ~っ」 「バーカ 二度とくんな!!」 「いっそ辞めちまえ!」

ウマヅラ「よォ 選手 さがしてるって?」
飛鳥田と角野「?」
(ウマヅラ、自分を指差した)
ウマヅラ「オレ どう? 西風名人」

西風名人、キターー!! って、イケメンを期待していたら、ウマヅラ・・・
しかも、乱暴者で嫌われ者・・・orz どうなってしまうのか? (つづく)
2009.04.11 解説会の予定
   日程          解説者  
第1局 4月10日(金) 桐山清澄九段
第2局 4月22日(水) 福崎文吾九段
第3局 5月 8日(金) 久保利明棋王
第4局 5月21日(木) 小林健二九段
第5局 6月 3日(水) 谷川浩司九段
第6局 6月16日(火) 未定
第7局 6月24日(水) 未定

↑上が関西会館の解説会の予定です
昨日は行きませんでしたが、次の2局目、そして3局目は解説会に行く予定です
4局目以降はどうするか、まだ決めていません

対局中の羽生にサインを求める人がいた珍事があったようですね
冷静に対応した羽生、さすがですね(^^;
>羽生名人は、一瞬驚いた様子ながらも、応じた。
>羽生名人は「突然だったのでとまどったが、10秒、20秒のことなので気にならなかった」と
>冷静に振り返った。
第17期 銀河戦
本戦Gブロック 7回戦
千葉幸生五段 vs 西尾 明五段
対局日: 2009年1月23日
解説:石田和雄九段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、西尾20勝10敗 千葉15勝13敗 2人の対戦成績は1-1

先手西尾で、4手目△3三角戦法 角交換から、▲居飛車vs△中飛車だ
この将棋の見どころは、もう解説の石田九段に尽きる
もう完全に1人漫談だった

(西尾が7筋の位を取ったのを見て、千葉は穴熊にした)
石田「ちょっと・・・ バランスを重んじなければいけない角を手持ちにした将棋で、
穴熊は・・・ 勝因になるか、敗因になるか」

(駒がぶつからず、駒組み合戦がが延々続く)
石田「んー、長い駒組み合戦ですねえ」

石田「▲6五歩突いたら、△5五銀と出るつもりだ(実際に▲6五歩、△5五銀となった)
そうですそうです、そうですそうですそうです」

石田「ま、こうしておいて、▲8六歩でしょ(実際に▲8六歩となった) そ、そ、そ、そ」

(いろいろ、のところを手をぐるぐるまわしながら)
石田「だあから、もういろいろいろいろいろ考えているんです」 

聞き手の本田「考慮時間がなくなりましたね」
石田「ん、ない!ない!」

(先手に角を成られてしまい)
石田「んんー?角を成らしたのは、ちょっとおかしかったんじゃないのお?」

(後手の金のタダ捨ての△5二金を見て)
石田「プロの技ですねえ、プロの技ですねえ、プロの技ですよお」

(終盤、読みが必要なところ)
石田「取って取って取って、こうやってこうやってこうやってこうやって、んーーーー、んーーーーー」

(王手馬取りの飛車打ちを発見して)
石田「あ!▲同玉には、△8三飛なんてあるじゃないの!へー!へー!へー!
へー、なんて言ってちゃいけないや」

(千葉が秒読みギリギリに慌てて指して)
石田「すごい迷ったね、超迷った感じ」

(西尾が意外な玉の逃げ方をして)
石田「えー?なんだ、そっちに逃げるの?えー?大丈夫?」

(終局間近の局面で)
石田「いいや いいや それも微妙なんだよ あらららららら これは詰むな!
これは詰んだよ!詰みですね詰みですね詰みですね はいはいはい」

石田先生、将棋の内容よりも解説が面白かったです(^^;
記事の下に、自分の知らない間に、広告のアドレスが表示されるようになっている!
これはどういうことだろう・・・ こういうのは無しでやりたいんだけど・・・ ぎょえ
何が起きたのか、全然わからねー

「FC2総合インフォメーション」というところに行くと、こんな文章があった↓
>2009年4月9日(木)よりFC2ブログ (blog.fc2.com) に、
>アカマイの高速コンテンツ配信システムの導入と、それに伴う広告表示を、
>FC2ブログ全サーバで実施、運用を開始します。

・・・が!約5分後、消し方がわかったあ ラッキー やったあ
インフォメーションには、FC2ブログを利用している他の人たちからの、
広告表示はやめてくれという書き込みが、多数!
これには笑った(^^;

実は1週間ほど前には、IDとパスワードの両方の変更をいきなり要求され、
やり方がわからなくて一時的にこのブログに書き込めなくなり恐怖した
こういう事でブログが停止してしまうのが一番怖い
その日の夜、明日はどうなるのか、期待半分、怖さ半分だ
でも、もうサイは投げられたんだよね

手術日当日、手術は午前中だというので、朝早くに出かけた
病院につくと、コーヒーが飲み放題だった(もういいかこれは)

さて、なんだか幼稚園児が着るような、スモッグのようなものを着せられた
またビデオを見せられ、今日はどう行動したらいいか解説があった
「手術を受ける直前になって、“今日はちょっといやだな”とか“怖くてたまらない”とかで、
ドタキャンもありなので、そのときはスタッフに言ってください」ということだった
しかし、ここまできてドタキャンするか?こっちは80万円突っ込んでるんだ
それはありえねえわ 

スモッグを着て、目薬をさされ、イスにすわって待っていた 
この、待つ時間っていうのが怖いんだよなあ、始まってしまえばもうなるようにしかならんけど・・・
怖いので、将棋のことを考えようと思った そうだ、ひとり目隠し将棋をすればいいんだ
▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△4四歩、▲4八銀、
あーだめだここまでしかいかねえ もう一回だ 
▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△4四歩、▲4八銀、
やっぱりだめだ 5手しか進まねえ・・・

そしていよいよ自分の番がきた
手術台の上に寝た あとは寝ているだけだ
「あー、これはもう、宇宙人にさらわれて、UFOの中で人体実験されてるときみたいなもんだ」
目に何種類かの目薬をさされ、いよいよレーザー照射開始だ
照射が始まり、助手の人が「30秒・・・20秒・・・」と低い声で秒読みをしていたが、
それが緊迫感をすごく増幅させた
左目が終わったら次は右目・・・(逆だったかも知れないけど)
レーザーは焦げ臭いにおいがした

レーザー照射が終わって、手術終了 手術は15分ほどか
院長「緊張しませんでしたか」
私「・・・はい」 と答えたものの、体は震えていたと思う 
どういう質問だよ、緊張するっての!怖いっての!(^^;

そして、視力が回復しているかどうか簡単なチェックがあった
うん、大丈夫みたいだ 確かに裸眼でよく見えるようになっている
病院内でゴーグルみたいなものをつけて、1時間ほど目をつぶって待機した
待機が終わり、この日は終了 やっぱりなんだかんだで時間がかかり、
朝9時からはじめて、昼の12時を過ぎていた

帰り際、スタッフの人から目薬をわたされた
2種類ある これを今後、何時間おきかにささなければならない
それが3ヶ月くらい続くのだ
めんどくさいな、と思いつつ、目薬をもらって帰った

さて、その日はTVを見るのは厳禁だった 
というか、一週間くらいTVや本を見ないほうがいいらしい
その後の一週間は、やることがなくてヒマだった 目薬をさすのがめんどくさかった
毎日、目の調子ばかり気にしていた
河川敷に行くと、遠くの見え方がすばらしく、気分爽快だった
手術してはじめのほうは、よく見えるようになっているそうだ
しかし、それがだんだん落ちてきて、一定のところで視力が止まるそうだ

手術後1ヶ月くらいまでは、毎日目の調子が気になったのだが、
もう気にするのに飽きてしまった どうせ見え方は収まるところで収まるのだ
でも、なんか・・・ いつまでたっても夜が見えにくい・・・ 暗いところで見えにくい・・・
錦糸眼科のホームページで出ていたけど、これは「ハロ」という現象だ

1ヵ月後、3ヶ月後の検査では、医者は「視力は変動するので様子をみましょう」とのことだった
そして時は流れ、半年後の最終検査だ
裸眼視力を測ったところ、なんか0.4くらいしか出ていないようだ・・・
自分はやっぱりなあ、と思った 細かい文字が見えにくいもんね
院長先生「うーん、再手術しましょうか」
私「いや、もういいです 僕は車の運転もしないし、これで何も不便はありませんので」

自分の判断で、再手術は断った なぜなら、再手術は、角膜を今より削ることだ
自分の目は、太陽光の明るいところでは、遠くまですごくよく見えているのだ
そのときの視力は1.0並みだ しかし、部屋の中などでは視力が落ちるのだ
だから、角膜を削る深さの計算は、合っていたのだ 今以上に角膜を削っても無意味と思った

それから2年半経った現在、手術をやってよかったと思っている
自分は体力がないんで、すぐベッドに寝転ぶことが多いが、そのときメガネをはずさなくていい、
というのはすごく便利だ それに何より、どういうわけか体力が少し向上した
裸眼になって、楽になったというのもあるだろう
しかし、なぜか基本的な体力そのものが少しだけついたのだ
これはかなりありがたかった 今ブログをやっているのも、この体力のおかげである部分が大きい
そして、これも謎だが、生活が朝型に一変した
朝、目覚ましをセットしなくても、勝手に4時~6時に目が覚めるのだ
夜は9時くらいに寝るようになった これはホントに不思議な現象だ
一日を長く使えることになり、手術をしてから一日一日が長くなった

反面、悪い点は、やはり暗いところでの視力だ
暗いところでは極端に視力が落ちる 夜、外出が怖いくらいだ
TV将棋観戦も、TVから2メートルも離れると
駒の字が見えにくく判別しにくい 
この「見えにくさ」はストレスにはならないタイプの見えにくさなんだけど、
将棋で駒の字が見えにくいのは致命傷だ 
だから、いつもTVに1メートル半くらいに近づいて見ている 
今、自分的に一番の問題になっているのは将棋での大盤解説会だ
会場全体の雰囲気を知るには、席は後ろのほうでなければならない
しかし、それだと大盤の駒の字が見えない
しかたなく、前から2~3列目に座っている、というのが現状だ
もうひとつ、本屋など、照明に照らされて色がついた細かい物がいっぱいあるところでは、
目がチカチカする まあこれはそんなに問題じゃないけどね

あとひとつ、「パソコンをしたり、本を長時間読むときは
老眼鏡をかけなければならない」というのがある
手術後5年くらいはそうすべきだそうだ しかし、これは自分にとってなんでもないことだ
本を読むときは、メガネをかけたほうが、逆に集中できる、くらいに思っている
老眼鏡は1000円くらいで、安いしね
でも、パソコンは最初の1年くらいは老眼鏡をかけてやっていたけど、今はもう裸眼でやっている(^^;

ところで、自分が手術を受けてから約半年後のこと・・・
なにげなく錦糸眼科のホームページを見ると、
なんと、手術料が半額に下がっているじゃありませんか!!
父の「あと半年後にしておいたら?」という予言、モロに的中!
そういえば、半年後の最後の検査に行ったとき、やたら客の数が増えていたもんなあ
でも、まあ、しょうがないか こういうのは・・・

ちなみに、先崎さんが受けた手術は「レーシック」、
自分が受けた手術はそれよりひとつ技術が進んだ「イントラレーシック」です

もし、自分がこの手術、オススメか?と聞かれたら、「なんともいえない、人による」
と答えますね 手術後の個人差がかなり大きい気がします
実際、自分も兄や妹には全然ススメてません
「迷うくらいならやめておいたほうが無難」と思います
メガネ、コンタクトで特に不便を感じていない人、もともと軽い近眼の人、は受ける必要はないと
思いますね  (終わり)
2年半前の9月、自分は目のレーザー手術を受けた
そのことについて書こうと思う

今、手元に残っている診察券がある
「錦糸眼科」の診察券だ そこに記録が書いてある
2006年の、9月23日初(初診)、9月24日OPE(手術)、10月1日W(1週間後の検査)、
10月23日M(1ヶ月後の検査)、12月10日3M(3ヵ月後の検査)
そして記録には残っていないが半年後の検査も行った
病院に行ったのは、計6回ということか

とりあえず結果からいうと、レーザー手術は自分的に「おおむね大成功」ということだ
でも、悪くなった点もあるのだ 以下、箇条書きにする
<良くなった点> 
裸眼視力がよくなった
メガネ、コンタクトがいらなくなった
体力が少しだが向上した
なぜか、朝早く起きて夜早く寝る習慣が勝手に身についた(体質がそうなった)

<悪くなった点>
裸眼視力が1.0までは出ていない
将棋を見るとき、今でもTVに近寄らないと、駒の字の判別ができない
少しでも暗いところでは視力が出にくい
そのため、極度の鳥目になった 夜、外出するのが怖いくらい
目が若干だが疲れやすくなった 本などを読んで、目が疲れたときに、粘りが効かない感じ

さて、2006年の9月、自分は「先崎学の実況!盤外戦」という本を手に入れ、読んでいた
この本は先崎八段のエッセイ本で、2006年5月が初版だ

そこのエッセイの中に「さらば、ド近眼」というのがあった(P133~P152)
先崎さんがレーザー手術を受けた顛末が詳細に書かれている
それを読んで、自分は「あ、もうこの手術は自分は受けるわ」と確信した

もう、前からメガネをはずしたくてたまらなかったからだ
中学1年からメガネをかけていて、コンタクトも併用していた
これがわずらわしくてならなくなっていたのだ
もうひとつ、その頃は体調も今より悪く、何か自分を変えたかったのだ

お金は親から出してもらうので、父に電話で「レーザー手術を受けようと思っている」と
電話しておいた 父は「あと半年、待ったら?」と言ったが、もう自分はすぐ受けようと思った
何しろ、先崎さんの文章にも出てくるが、他の手術と根本的に違うのは、
「怖い」ということだ 手術を受ける個所が「目」、その「目」にレーザーを当てる、
という怖さを克服しなければならないのだ
これは、もうその気になった今を逃せば、チャンスはこないかも、と思ったのだ

さっそく先崎さんが手術を受けたという錦糸眼科のホームページに行って、
電話番号を見つけ、資料を請求した 
数日して資料が届いた 分厚い本もあったが、それにいちおう目を通した
どうやら、安全な手術のようだ・・・ 囲碁の武宮さんも受けたということだし・・・
この院長なら信用できる もうこういうのは考え出したらキリがないし・・・
そして、初診の予約を取り付けたのだった

全国に4~5箇所ある錦糸眼科だが、幸いにも大阪分院が
自宅から電車で1時間くらいのところにあった 病院は駅から歩いて1分だ
今より体力のなかった自分にとって、これはありがたかった 
予約した日、病院に行くと、病院はすいていた
コーヒーが飲み放題だった(どうでもいいことだが)

さて、簡単な履歴書みたいなものを書き、30分か1時間か忘れたが、ビデオを見せられた
目にレーザーを当て、角膜(だったはず)をけずるビデオだ
ぎょえー、ナマナマしいね 何か難しい専門用語も出てきたが、要するにこっちは、
手術中にはじっとしているしかないのだ 
(手術中は、専用の器具で目は自分の意志と関係なく開いたまんまだ)
そしてもちろん、視力検査なども受けた
視力はたしか、両目とも0.04くらいだったか

検査が終わり、帰り際、次の予約をどうするか決めるときがきた
要するに、手術を受けるのか、受けないのか、どちらかなのだ
自分の腹はもう決まっている 手術を受けるためにここへ来たのだ
でもやっぱり怖いので、怖さを感じる期間をできるだけ短くしようと思った
自分「あの、一番近い手術日はいつですか」
受け付けの人「明日が空いています」
自分「じゃあ、明日手術を受けます」
受け付けの人「わかりました 手術の執刀の先生は誰にしますか」
自分「院長先生でお願いします」
受け付けの人「じゃあ、手術料60万円+院長の執刀料20万円、合計80万円になります」
自分(げっ た、たけー)「わかりました」
そして近くのコンビニのATMから20万円を4回引き出し、80万円を払ったのだった
手術は明日だ (つづく)