次の一手の正解は▲8五角で、9人が正解、全員に扇子(木村もしくは深浦の)か本(深浦の新刊)
が当たっていた 

この▲8五角、どうだったのか、金を打たれて、いきなり角が消されてしまった
福崎「今打った角ばっかりの角が消えましたね これでいいのかと、心配になりますね」
お客「▲9六角はなかったんですか」
福崎「んー、わかりませんね いや、あったかもしれませんね ▲9六角なら本譜の順がなかったですもんね」

福崎「こういう展開は木村が好き、後手は王様が逃げまくる展開です」
形勢は木村がいいように自分には見えた 深浦に決め手がないのだ
長引くと、木村の敵陣の飛車などが働いてくる

福崎「次の手、勝負手でしたよ ▲6五桂!桂の高飛び歩のえじきと言いますけど、これはもっとひどいです、敵の歩の頭に桂が跳んでます(笑)」
苦し紛れに見えた桂跳ねだ しかし、後から考えると、これがもしかしたら、深浦の勝因になる一手だったのかもしれない

福崎「この手に木村さんは1時間ほども考えましたよ、どういうことでしょうね 意表を突かれたのか、決め所と思って腰を落としているのか どうですか、みなさん、どっち勝っていると思います?」
そんなの、難しくてわかりません(^^;

福崎「先手の王様はもう生きた気がしませんよ ここで後手も玉が上がりましたか
(王と玉がすれ違ったので)ケーブルカーの行きと帰りのような王と玉ですね」
福崎先生、例えがバツグンにうまいなあ この例えには、お客から拍手が起きていた

福崎「お互いに死力を尽くしているでしょうね いつ終わるかわかりませんね」
そうですよね 木村が寄せて、勝利するのかと思いきや、深浦玉は寄りませんでしたね
もうどっちがいいかわかりませんね

福崎先生、だんだん手を並べるだけになってきた 
入玉模様で手が長引き、もう一手一手の善悪を言っても仕方ない、そういう雰囲気だ
福崎「あんまり詳しい解説ができなくて申し訳ない」
しょうがないですね この展開じゃ、細かい解説は無理でしょう(^^;

盤上に深浦の駒がだんだん増えてきた 手順に右の金銀が取れ、駒得だ
福崎「深浦さんがラグビーのような将棋を制したのかもしれませんよ これは木村さん困ったね~ 後手玉は枯れ葉のように舞ってるだけですからね」

福崎「秀吉vs柴田勝家みたいな展開ですね いったん後ろに引きだすと、本陣まで一気に引いてしまうというね」
福崎先生、戦国史マニアですね そんなのふつうは知らないでしょう(^^;

福崎「そう言えば、昔はいましたよ ボクが記録係をやっていると、途中でいなくなって、電話で『福崎君、投げておいてくれ』と言う人が(笑) 悔しくて、『負けました』と自分で言いたくないんですね(笑)」

福崎「あー、ここで木村さんが投了しました! これは激闘でしたね 何か調べたら木村さんに勝つチャンスがあったと思いますね
 深浦さん、歩の前に桂を跳ねた辺りではダメかと思いましたけどね 深浦王位、3連敗から4連勝、これで一皮むけて、強くなったと思いますね 横歩取りの苦手な戦型でしたけど、これで解説を終わらせていただきます」
お客「パチパチパチ」

その後、マジカルエミちゃんらと写真を取る福崎さんの姿があった (終わり)
福崎「2人のどっちを応援してるとかはないんですけどね」
実は自分もそうなんですよね(^^;

局面、いきなり角交換の力戦になっている
飛車をぶつけてきた手に対し、交換して後手が△8九飛と打つのは▲8八角とフタをされ、
福崎「飛車がサバの缶詰みたいになりますけどね~」
このギャグはけっこう受けてましたね

福崎「受けが大好きの木村、攻めが強烈な深浦、棋風はこうですね」

福崎「さて、後手は角をどこに打ったでしょう!」
出ました、福崎さん得意の「次はどうやったでしょう」だ(^^; 
福崎先生、これでこれまで何度も解説会の難所を凌いできてますもんね(笑)
子供「△8四角!」
福崎「あ~、それは打った角が狙われるね」
お客「△4四角!」
福崎「あ、それはある手かも でも本譜は違います △5五角と打ったんですね」

いきなり角を叩き切り、強引に銀で飛車を取りに行くという後手の手だ
福崎「プロではあまり見ない筋ですね もう大決戦になってますから、早く終わりますよ今日は
非常にエキサイトしてます 40手過ぎで、もう終盤です」

福崎「後はボクだったら、カンで勝負ですけどね」

福崎「▲4六角と打って、桂を取って▲2四桂の狙いですね ここから『私は私、あなたはあなた』
2人とも自分の指したい手をどんどん指していきますよ」

福崎「▲6六歩、これはヘタしたら入玉ですね いったん手を戻して△6一金、これは渋い!
対して▲6七玉、渋い!△4二玉、渋い! お互い簡単には負けない、ということです」

福崎「▲7二歩に対して、堂々と取りました、△同銀!こういうところが木村さんらしい、タフさを感じますね 
持ち駒をいっぱい持っている先手が勝てそうな気がしますけど・・・・ 決めに来ました、▲2四桂!」

福崎「かなり理屈っぽい解説で申し訳ないんですけど、お互い玉が薄いですからね」
そうなんですよね、もう局面がせっぱつまってて、
だいたいこんなもんでいいか、みたいな手じゃいけないですもんね

71手目が次の一手で休憩になった ヒントが「角をどこかに打つ手」ということだったので、
自分は▲9六角にした (その3に続く)
PM5時、福崎九段登場 拍手が起きる お客は40人ほどだった

福崎「あ、みなさん雨の中お越しくださいまして、ありがとうございます
本来、この仕事はなかったはずなんですけど(^^;」

福崎「去年の竜王戦を思い出しますね、羽生さん、勝っていたら永世7冠ということで、国民栄誉賞を取るという話があったんですけどね」

福崎「この木村さんと深浦さんのことはよく知らないんですよね~ 
木村さんは頭がちょっとハゲてんのかな~ 身体的特徴はどうでもいいですかね」
お客「福崎先生、顔が黒いですね」
福崎「テニスのしすぎで(笑)」

福崎「2人とも居飛車党ですから、けっこう地味、辛気臭いところがあるんですけど(笑)」
そうなんですよね、それを福崎先生の解説でどうにかしてほしいところです(^^;

福崎「あ、対局場はお馴染みの陣屋旅館、焚き火が燃えて、昔の戦場(いくさば)のような雰囲気のする宿です」

さて、先手深浦で、戦型は横歩取り△8五飛に進んだ
福崎「最近は後手が勝率が持ち直してきたんですね 横歩取りっていうのはまあ怖い将棋ですけどね、今はそんなこと言ってられないです 最近の将棋は100メートル走のよう、技術が発達して、ギリギリの勝負をやってますね」

福崎「何か質問があったらしてくださいね」
常連のおじいちゃん、カガワさん、さっそく手を上げて、何か質問した
福崎「あ、さっそくですか(^^;」
持ち歩の数を間違えてお客から何回か指摘される福崎さん、
大盤解説は解説者は横から見る形になってしまうので、見づらいようだ
福崎「助け合っていこうね 何か問題が起きたときは(^^;」

福崎「私は今、C級にいるんですけど、ご飯を食べるとお腹に血液が行くので、お昼は食べずにがんばってます」
という福崎先生、すごく痩せて見える スリムだ

福崎「木村と深浦、2人の人生にとって、相当大きな勝負と思います 
なんとも形容の難しい将棋ですね どっちかがハメられる場合がありますね」 (その2につづく)
王位戦第7局の関西会館の大盤解説会に行ってきます
解説者は福崎九段です 福崎さんは△8五飛戦法をどう解説するんでしょうかね
1・3・5手 こども詰め将棋入門
中原誠 監修 池田書店 920円+税 1999年発行
評価B 難易度★~★★☆ 

この本は古本屋で見つけたので買ってみました
アマゾンでは現役で売られているのでレビューしてみます

レイアウトが1手詰めはピンク、3手詰めは青、5手詰めは緑の3色の色刷りで見やすいです
詰め将棋のルールの説明が始めにあり、7ページ分も使って説明してくれています
問題図の下にはキャラクターが出てきて、セリフでヒントがあります
これを見ると難易度を下げることができます
さらに解答が丁寧で語り口がフランクです
ほぼ全ての漢字にふり仮名がふってあり、子供が読むのにとてもいいと思います
ふり仮名がふってある詰め将棋本というのは、私は他にはなかなか見覚えがないですね

1手詰め24問、3手詰め24問、5手詰め24問、おまけとしてチャレンジ問題が7問あります
(チャレンジ問題は5手詰め6問、7手詰め1問)

この、1手詰めから5手詰めまで入っているというのが、評価が分かれるところと思います
私的には残念ながらこれはマイナスポイントです
1手詰めと5手詰めでは、難易度が100倍くらい違うのに、
同じ本に収録するのはどうも賛成できません
もう入門書に専念して、1手詰めと3手詰めに限定すれば良かったと思いますね

最初の問題は、頭銀の1手詰めで「2分で10級」、
チャレンジ問題の最後は、7手詰めで「5分で三段」です 難易度に差がありすぎと思います(^^;

さて、この本の面白いところは、イラストで登場するキャラクターです
4人の人物がいて、それがちゃんと個性があり、キャラが立っています
こういうところ、子供はしっかり見てますよ 自分が子供のときそうでしたからね

1番面白いキャラは「八っつぁん」(はっつぁん)という八百屋さんです
この人がヘボ将棋指しで、現れると必ず不正解の手順をアドバイスしてくれます
これがとても参考になります(笑)
最初の頭銀の1手詰めの問題では「ヘッ!(銀を)どこに打っても詰みじゃねえか」とか
桂が不成で王手する問題では「三段目に入れるんだ、成るに決まってるじゃネエカ チッ へたくそめ」
と毒づいてくれます(笑)

さて、巻末のチャレンジ問題の「5分で三段」の7手詰め、挑戦してみませんか?
私はホントに5分くらい考え込みました(^^; 変化が多くてけっこう難しいですよ
この問題では八っつぁんは「七手詰め?かんべんしてくれー」と駒台の陰に隠れてしまってます(笑)
(ただ、この問題は前ページに類型問題が5手詰めであり、
それをやってからなら割と簡単な仕組みになっています)

下の図をドラッグして青く反転させ、コピーして
Kifu for Windowsの編集のところに貼り付けると図が出ます↓

後手の持駒:飛 角二 金二 銀二 桂三 香四 歩十六 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂v歩|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v金v玉 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ 銀 龍 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 銀 
手数=0 まで


この下に正解手順と解答の解説をそのまま書き写しておきます↓




〔正解手順〕
>▲1三銀△同玉▲1二金△同玉▲3二龍△1三玉▲2四金まで7手詰め
〔解説〕
>最後の問題はちょっと難しいけど、7手詰めに挑戦してもらった。
>1手目は▲1三銀がうまい手だ。この手で▲3二龍は
>△同玉▲4三金△2二玉▲3三銀打△1二玉で詰まないぞ。
>2手目△同桂は▲3二龍△同玉▲3三金以下詰みだ。
>3手目の▲1二金が急所で△同歩は▲2四龍で早く詰む。
>6手目△2二金の合駒は▲2三金まで。
>相手の金でしめくくりだ!(ギズモ注:途中図、解答図は略しました)
鈴木大介八段vs宮田敦史五段  NHK杯 2回戦
解説 松尾歩

前期A級棋士だった大介登場だ 対するは詰将棋が得意なスーパーあつし君

解説の松尾「大介は力強い振り飛車党で感覚で指す将棋、
 早指しで中盤の難所をビシビシ乗り切る
 宮田は居飛車が基本で力戦も得意、しっかり読んで指す将棋
 対照的な2人の対戦」

松尾は髪の毛の後ろ側に寝癖があったが、誰か指摘してあげればいいのに(^^;
矢内がしっかり髪を整えているから、そこに目がいってしまった

大介は最近メガネをかけ、だいぶ印象が違って見える 個人的にはコンタクトにしてほしい
宮田は髪の毛が短くて、お寺の若い修行僧のようだ

さて、先手大介で、戦型は▲四間飛車+高美濃vs△居飛穴になった
そこから大介が銀冠に発展させ、宮田は松尾流4枚穴熊を目指し、
その最中に小競り合いという展開だ

松尾「△1二香と穴熊を目指すところでは、△1二玉型もありますよね
 最近矢内さんが得意とされてますね」
矢内「うふ(笑)」
松尾「宮田君は妥協するところが全く無い、それと詰将棋が好きでいつも本を持ち歩いてますね」
矢内「控え室でも、じっと目をつぶって(笑)」
松尾「もしかしたら詰将棋を考えていたのかもしれませんね」

松尾はトークが苦手かと思っていたのだが、雑談も無難にやっていた
矢内をよく笑わせていたし、意外とやるね

松尾が雑談しているうちに、宮田はどんどん時間を使い、なんとまだ大介が15分の持ち時間を
使いきらないうちに、残りの考慮時間が0回になってしまった こんなのは初めて見た(笑)
本当に対照的な2人だ 

宮田はまだ序盤で角をどう使うかのところで5回も考慮時間をすでに使っていた
ただ、感想戦を見ていると、結果的に早くにやっぱり時間を使いすぎたのが
今回の敗因のひとつようだった

大介が攻めかかり、リードを奪うという展開
松尾「宮田のどこが悪かったのかわからないうちに大介ペース」
大介は巧みに歩を使い、快調に攻め続け、最初の紹介どおりに中盤の難所をビシビシ指し、
最後は駒を一枚も余さずピッタリ詰め上げた
結果、宮田を圧倒、大介の会心譜!

大介の穴熊崩しのお手本のような一局だった
投了図で宮田は駒台に歩が8枚も乗っていた いかに大介がうまく歩を使ったかの証明だね
松尾「大介の中盤のうまさが光った一局、宮田としては不出来だった」

いや~、今回の一局はキレイな棋譜だった 4枚穴熊がここまで見事に潰れると、
気分がスカッとする 気持ちいい~(^^)

感想戦では、さすがに大介は機嫌がよく、
大介「松尾流の攻防は自分の本に書いてあるんで」とか、
 「本譜ほどうまくいくとは思わなかった」とコメントしていた

大介「(宮田君と自分では)終盤力に差があるんで、本譜でもドキドキでした」
と言っていたけど、終盤までいかない、中盤力で押し切る会心の指し回しだったね 見事だった

ただ、ちょっと残念だったのは、感想戦の時間が20分ほどもあったにも関わらず、
プロ好みの序盤中心の変化の検討だったのが気になった
せっかくのキレイな棋譜だから、もう一度最後までひととおり並べて見せてほしかった

私はいつもNHKの棋譜はこのページで再度見させてもらっています↓
http://homepage3.nifty.com/amihot/

<今週のやっぴー>
胸元が広く開いた白のジャケット、すっきりしててすごくいい!
ピカッと光ってる感じがした 服装S
「うふ」とか「えへ」とかよく笑ってたし、機嫌もよかったみたいだ 
清楚でハイソ、愛想もいい矢内の魅力度 ★★★★★
10年近く使ってきたパソコンが、ついに壊れそうだ
このパソコンは、父の自作で、10年ほど前としては高スペックなパソコンだ

ペンティアム3の800MHz、メモリ512MBだ
OSはWindows98だ 未だに98(笑) 

どう壊れそうかというと、まず「終了」がうまくできなくなることが多くなった
画面左下の「スタート」から「終了」しようとしても、頻繁にフリーズしてしまうのだ
その場合、電源ボタンで無理やり強制終了しなくてはならない(^^;

そして今度は、起動がうまくできなくなった
なにやらCドライブに異常が発生し、電源ボタンを押してから3回キーを押さないと
98の画面が出てこなくなった(^^;
まあ、よく今まで10年近くももってくれたと思う

10月の終わり頃に、新しいOSのWindows7が一般用として出回るらしいので、
それが出たらWindows7が搭載されているパソコンを買おうと思っている 
それまでもう一頑張りしてくれー(笑)

まあ、母のパソコンから、このブログに書き込むことも出来るんだけどね
なんとかもう1ヶ月くらい生き延びてから、天寿をまっとうしてほしいものだ
昨日の解説会で疲れていたので、いつもより遅めに行く
合計3局指した

vsMさん ● Mさん、なんと私を待っていてくれた
 Mさんは関西会館の道場では、三段以下の相手には適当に振り飛車で指しているそうだ
 今回はMさんは本気の居飛車だ
 私が後手で一手損角換わりをしたが、全くいいところなく潰される
 その後、じっくり感想戦で教えてもらう その内容の高度なこと ぐへえ
 考えていることがめちゃ細かい Mさん強いわ

vs60歳くらいのおじさん ● 私の右四間vsおじさんの四間飛車
 これも全くいいところなく負け 思いっきりさばかれてしまった 
 しかし右四間の受け方が参考になった この人も強い

vsさっきと同じおじさん ○ 私の必殺技、飛車先突かず棒銀がモロに成功、
 銀が5段目に進出し、たくさん歩得し、飛車も好位置、右桂も跳ねてる、もう圧倒的な作戦勝ちになる
 野球でいうと、5回終了時点で15対0くらいの差があったと思う
 が、なんとそこから、ものすごく追い上げられ、終盤はギリギリの勝負になってしまった
 どうにかこうにかスレスレで勝ち 終盤は難解な変化があった
 まさかこれを負けるのか?と思いながら指していた
 正直、指していて怖かった・・・ 寿命がちぢんだ感じがする(^^;
 このおじさん、相当な負けず嫌いで、局後、ずっと終盤を検討していた
 60歳くらいでこんなに勝敗にこだわることがまだ出来るっていうのも、けっこうすごいと思う(笑) 

最近、体調がいいせいで、将棋が指せてうれしい また来週も道場に行こうと思う
PM6時、長沼七段登場、拍手が起きる
お客は最初は20人くらいで、どうなることかと思ったが、最終的には40人くらいまで増えた

長沼「ひさしぶりに解説させてもらいます 山崎さん、2連敗ですけど、一回勝つと大分違いますんで逆転も充分あると思います」

そう言って、さっそく駒を動かし始めた長沼さん
長沼「20年くらい前だったら、矢倉か振り飛車だけだったんですけどね 今は4手目に後手の選択肢がすごくたくさんある、△3二金、△3三角、△5四歩、△9四歩、△4四歩、△8四歩、△4二飛、戦型が多すぎて大変です 羽生さんは何でもやりますからね 僕なんか4手目は2種類ですけど(^^;」

先手山崎で、中座飛車になった
長沼「この中座飛車というのは、内藤流の△3三角と、中原囲いと、△8五飛という3つを組み合わせた戦法なんですね 
その先手の対策として、山崎さんが指した新山崎流がすごく優秀で、後手でやる人が減ったんですよ 
でも今また後手の対策が進んで、やる人が増えてきています」

序盤の定跡を色々と説明する長沼さん 
長沼「色々変化があって、こういう変化を全部知っていないと、先手、後手、どちらも持っても指せません
今日、大盤解説のために調べたんですが、一手進むごとに10局くらい参考棋譜が出てきて、大変でした」

解説を聞いていて、長沼先生、正直、あまりこの戦型に詳しくないですね(^^;
まあ、あまり詳細に説明されても、どうせ自分にはわからないんで、こっちも困りますが(笑)

さて、序盤から羽生が飛車を展開し3五の歩を取り、さらに山崎が飛車をぶつけて飛車交換するという、激しい戦いになった

山崎の▲2三歩の叩きに、羽生が先手の桂の利きに銀を逃げた△3三銀というのもすごい手だ
長沼「△3三銀は私は全く知りませんでした 中座さんは研究会で出た手で、知っていたということですね」
私「羽生さんはどうして知っているんでしょう?」
長沼「羽生さんも研究会をやっているんですね 忙しい人ですけどね」

先手は桂で銀を取れるのだが、桂を渡すと居玉の先手陣は危ないのだった

ここで山崎に△3三銀以上の驚愕の手が出た
なんと、角取りに歩を突いた▲1六歩!
もう放っておいても、羽生のほうから角を切るところだ 
これには長沼さん、何回もびっくりしていた

長沼「これは・・・すごいですね すごすぎますね 後手は金がボロッと取れるけど、先手は玉が左に逃げて、後手の打った銀が遊ぶから、これでやれる、という横歩取り独特の感覚ですね 相当横歩取りを指しなれていないと指せない、▲1六歩が勝着になるか敗着になるか、ですね」

さて、局面だいぶ進み、▲2二歩成△同竜、となったところでは、後手の竜を引かせたので、自分の感覚では山崎がやれるんじゃないかと思ってみていた
山崎は▲8五桂と考えにくい桂を打ち、重たく攻めたのも、よく考えると好手っぽい・・・
羽生は7筋をどう受けるんだろう?

長沼さんも「後手は△7一香で受けるのが本命」とさかんに言っていた
このあたり、棋譜が少しずつしか入ってこないので、一手一手、長沼さん、予想しながらの解説だ

が!羽生に桂打ちを無視されて△2九竜と突っ込まれてみると、山崎の打った桂が成れない!
桂を渡すと、先手陣はたちまち寄ってしまうのだ うわー、羽生、うまいわ ホントにここは感心した
逆に山崎の指す手がすごく難しくなった

自分が思うに、ここで、どうも山崎は思考のペースが乱れたんじゃないかな~
せっかくの2枚の桂が動けないのだ 駒割も、角と金銀香の3枚替えの駒損・・・ 

長沼「▲7七玉の早逃げですか、これでは先手、景気が良くないですね」
さらに、そこからありえないような展開が!
長沼「△8四歩に▲同竜と引かされた?それで羽生に△7四金を打たれた? 単に△7四金もいい手かと思っていたら、ゼロ手で△7四金を打たれてしまいましたね これは痛いですね~ これは山崎さんつらいです」

これには自分もびっくりだ この終盤の忙しいときに、ありえないような一手パス!
正直、こんなのはプロの将棋ではほとんど見たことがない 長沼さんも相当びっくりで、
長沼「棋譜が間違えてるんじゃないかと(^^;」
でも、検討してみると、桂取りの△8四歩に対して、山崎は桂を突っ込むわけにもいかないのだった

そこからは羽生に先手先手で攻め込まれ、
長沼「羽生さんばっかりたくさん指してますね」
うへー、もう一気に山崎、敗勢だ
場の空気が静まり返ったので、自分は発言してみた
私「ここから山崎さんが勝つ順をお願いします」
長沼先生とお客さん「(笑)」
この発言はけっこう受けた って、もうギャグを言うしかないような急転直下の展開・・・

私「長沼先生は、何か羽生さんに勝つコツを、知っているんですよね?」
長沼「いや、あれはドッキリカメラでしたから」
これにはお客は爆笑していた(笑) 
以前、長沼さんはNHK杯で羽生に勝ったのだが、あれはドッキリカメラの収録だったんですね(笑)

もう後は羽生の寄せを見るばかりとなってしまった
最終手の△8七角をお客が指摘し、その手が見えてなかった長沼さんは感心していた
というか、山崎が▲9一竜と香を取って、▲9三玉と入玉する順を解説していたけど、
これはご愛嬌だね(^^;

長沼「山崎さん、残念でしたね やる手やる手が全部裏目に出た感じでした」
あ~、山崎、本当に残念だった この一局は羽生のいいところばかりが出たと思う
△2九竜、△8四歩は絶好手だったと思う
羽生、無敵の18連覇!!もう勘弁してください

<こぼれ話>
時間が早く終わったため、長沼さん、また初手から棋譜を並べ、
投了から30分以上も延長してくれました

長沼「これで福崎さんは前王座18連覇を守りましたね」とギャグも言ってました(笑)

お客の中に一人、すごくしゃべるおじいちゃんがいて、
そのおじいちゃん、べらべらと10分くらいしゃべってて、長沼さん、その話をずっと聞いてあげてました
長沼先生、いい人ですね(^^;

今回の解説会は色んな人が質問してましたが、そのほぼ全てに長沼さん、丁寧に答えてました

私は帰り際、「銀河戦の田村戦、すごく面白かったです 今年もがんばってください」と
声を掛けて帰りました 
(このブログに載せていた、自戦記・研究等のカテゴリにあるこの▲田村vs△長沼の棋譜、
間違って、対局者名を先手と後手を入れ違えて書いてました
訂正しました すいませんでした)

自分はとなりに座った常連の兄ちゃんと喋りながら見ていました
最後に「これで矢内が遠のいてしまったなあ」と言うと、
その兄ちゃんは「YouTubeのやつですね(笑)」と、通じてました(^^;

あ~、山崎、全敗か・・・
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」 という俳句がありますが、
「3連敗 矢内は遠く なりにけり」 そんな今回の王座戦でした (終わり) 
前回、「羽生が勝つのを見るのは飽きた、もう行くのやめた」と書きましたが、
やっぱり行きます(^^; 今週は銀河戦もないですしね
解説者は長沼七段です 山崎、1勝して盛り上げてくれ!
<第63話>
『大会直前、6人それぞれの前日』

(鳥山香、自宅にて お風呂に入っている)
香の母「香ー いつまでお風呂 はいってんのー?」
鳥山香「う・・・ もうちょっと・・・」

鳥山さんの入浴シーンが来ました!読者サービスですね!
湯船に浸かっている鳥山さん、けっこうきわどいです!!
柳葉あきら先生、ありがとうございます!!

香の母「長湯すると明日の大会 疲れちゃうんじゃない?」
鳥山香“だって・・・ 早く出ると 早く明日が来ちゃうみたいだもん”

香の母「飴玉とお茶しか 口にしてないんでしょ? おかゆでも作ったげよか?」
鳥山香「いらない 食べたくない」

鳥山香“・・・ってか お腹痛い・・・ あー 明日一つも勝てなかったら どうしよう・・・
 成田さんより 勝ち数が少なかったら どうしよう・・・”

鳥山さん、飛鳥田君一人しかいなかった将棋部に入ったり、
角野君のセクハラ発言に対して強烈なパンチをお見舞いする豪胆さがあるかと思えば、
大事なことの前に緊張するという繊細な面もあるんですね

(成田、自宅の自室にて ペットのハムスターにエサをやっている)
成田「ん? もっと食べたいの? じゃ仕方ない サービス 太るからこれだけね?」
(エサのひまわりの種を食べるハムスターたち)
カリカリカリカリ
成田「いいなぁ お前達は 食べてても寝てても 息してるだけで 可愛くて・・・」

成田さん、何を言っているんでしょうか?成田さんこそ超美人だというのに?

成田「私なんか・・・ 将棋してなかったら みんな認めてくれたかなぁ・・・」

何でしょうか、このセリフと憂いを含んだ表情は? 謎です
成田さんには何か隠された重大な秘密でもあるのかもしれません

(内村、アルバイト先のケーキ屋にて)
バイトの女子「内っちゃん おつかれ」
バイトの男子「おつかれ あれ 上がり早いね」
バイトの女子「明日 将棋の大会だからさ」
バイトの男子「将棋やんのー? だっせー」
内村「なんでこの男は 素直に応援 できないかね?」
バイトの女子「だから モテねーんだろうなぁ」
バイトの男子「な・・・」
内村「女の子もいて 仲良くなれて 結構楽しいよ 男子のが多いけどね 明日も楽しみ♪」

内村さんは、見た目どおりの裏表がない子ですね

(角野、自宅にて 携帯に馬島からメールが入った)
〔From〕 ウマ 〔件名〕 なぁ
〔本文〕 つきあうなら 三人の誰がいい?

〔To〕 ウマ 〔件名〕 Reなぁ
〔本文〕 内村

(以下、メールでのやりとり)
馬島「お前・・・ 絶対 胸で決めただろ?」
角野・馬島「デッケェもんな 内村!!」

この2人、完全に胸だけで決めてます(^^; 他はどうでもいいんでしょうか
角野君に至っては、内村さんに「小学生にしか見えない」という発言をしたこともあったんですが(^^;

馬島「鳥山と成田は オレに気があるぞ」
(メール終了)
角野「ウマは うぬぼれだけは高段者だな オレだろオレ ヤツラが気があるのは」

この2人、ある意味幸せかもしれません

(馬島、自宅の自室にて パソコンに向かっている)
馬島「フゥーーー」
(伸びをして肩をならした)  
ゴキゴキッ
馬島「あー もォ ネットに出てる手順写すの すんげぇ大変
 手作りのノートなら 持ち込んでもOKかなぁ 飛鳥田のダンナに 頼んでみっかぁ」

馬島君、角頭歩戦法の研究をしていたんですね 熱心な一面もあるんですね

(飛鳥田、自宅のベランダにて お月様に手を合わせる)
飛鳥田「どうぞ明日は 無事に終わりますように
 なんかの奇跡で 全国大会 行けますように」

飛鳥田君、けっこうずうずうしいお願いですね(笑)

『──その日は来た──
場所は横浜── 奇跡は起きるか!?』

西風ヶ丘将棋部のミラクルは成るんでしょうか、いよいよ決戦です! (つづく) 
<第62話>
玉姉「あたしは 違うと思うよ」
(ムッとした飛鳥田)
飛鳥田「なんで?」
玉姉「あんたは 大会出たことないだろうけど・・・ 大会でいい成績の学校も 見たことない?」
飛鳥田「そのくらい あるよ!」
玉姉「その子たちは 『友達ができたら嬉しい』って 態度だった?」
飛鳥田「! え・・・ あ・・・ いや・・・」
玉姉「大会に出るんなら 大会の結果以外 望むのは不純だわ」
飛鳥田「・・・・・・」

飛鳥田君、痛いところを突かれたようです

(部屋でベッドに寝そべる飛鳥田)
飛鳥田“エッラそー 将棋は勝負だけかっての・・・ なんだってんだ ・・・・・・・・
 あの鷹洋の人たちは 県大会のために どれだけ 時間や力を注いでいるんだろう・・・
 番さんも・・・ ”

(次の日、学校で部活にて)
内村「え? またコレやるんですか?」
飛鳥田「そう 飛車・角・金だけで 相手玉を追い詰めるゲームね
 駒の動かし方を も一回 おさらいしよう」
内村「いまさらー?」
飛鳥田「武藤先生によると 全国大会クラスでも 駒の筋を間違えるらしい 特に角の成りとかね
 相手の間違いを その場で見つけたら 反則勝ちなんだよ
 相手の駒の動きにも 注意して」
内村「ふぁーい」

飛鳥田「馬島くんと成田さんが指して ボクと角野くんは10秒将棋
 終わったら先後入れ替えて とにかく時計に慣れよう」
馬島「なにコレ?」
角野「さあ・・・?」

玉姉の言葉に触発された飛鳥田君、やる気になっているようです

(左手で指して、右手で時計を押す馬島)
飛鳥田「馬島くん 指した手と同じ手で時計を押すの」
馬島「うわ いけね つい」

これは正式ルールなんですかね?自分は大会にほとんど出たことがないので知りませんね

角野「オラ 飛鳥田 気ぃ 取られてると」
(10秒将棋だったので切れ負けになってしまった飛鳥田)
飛鳥田「あ・・・ ああ!!」

飛鳥田“少しだけでも 純粋に・・・”

もう大会まで日がありませんが、せめてもの追い込みですね

飛鳥田「んーと 団体戦の得点計算は スイス式ってやつです」

スイス式とは、勝ったもの同士、負けたもの同士を対戦させていくリーグ戦ですね

角野「ややこしい計算はするが 基本は勝ち星だろ?」
飛鳥田「そう 点数同じチームどうしは 大将の勝ち星で比べる それも同じなら副将」
馬島「え? ってことは強いヤツに弱い大将を当てる アテウマはできない?」
飛鳥田「うん それでチームを作ると・・・」

(そして、以下のようにメンバー順が決まった)
男子は、大将に角野 副将に飛鳥田 三将に馬島
女子は、大将に成田 副将に鳥山香 三将に内村

馬島「えー? オレ三将? 納得できねえなぁ」

いよいよメンバー順も決まりました!
馬島君はほっとくとして、他のみんなはどんな戦いぶりを見せてくれるんでしょうか? (つづく) 
<第61話>
『県大会が近づいてきた 3日後の6月1日に男・女団体 そして6月8日に男・女個人』

飛鳥田“さすがに みんなまじめだ 馬島くんですら”
(熱心に将棋に取り組む5人を見る飛鳥田)

飛鳥田“ボクは 逃げ出したい!! 角野くんと武藤先生は「全国大会を目指す」っていう
 目標で来てる・・・ あ・・・鳥山さんも目標にしてたっけ?
 だけど・・・ 勝てっこ ないじゃん あんな学校(鷹洋)に・・・”

飛鳥田君、お城将棋大会での鷹洋の強さにショックを受けているようです

(妄想する飛鳥田)
角野「全国ムリだから 部やめるわ」
馬島「オレも もーいい」
武藤「・・・」(無言で背中を向け去っていく)

飛鳥田“そーなったら 将棋部解散!? そーなったら部長のボクのせい!?
 そーなったら「笑え、ゼッフィーロ」連載終わり!? いっそ逃げたい!!”

飛鳥田君、得意の取り越し苦労ですね

飛鳥田“・・・・・・ よし・・・ 負けたら なかったふりしよう” 
負けた場合↓
「県大会なにそれ? そんなことより 楽しくやろうよ アハハハ」

飛鳥田“そうだよ ボクはもともと 将棋の楽しさを 誰かに伝えたかったんだし 
 女の子たちは 全国大会なんて 言わないし”

内村「先輩」
飛鳥田「はい はぁい」
内村「全国大会 連れてってください」
(飛鳥田、完全にフリーズ)
飛鳥田「はい?」
内村「全国大会」
飛鳥田「こ・・・今年の全国大会は 群馬県の前橋だけど・・・ 電車で連れて行けばいいの?」
内村「イェ 県大会 勝ち抜いて 全国大会に出る方法 教えてください」

飛鳥田“あなた この前 駒の動かし方 覚えたばかりでしょう?
 生まれてから まだ1、2勝しか してないでしょう?
 そんなあなたを どうやって 全国に連れていけると?
 しかも県大会3日前に ボクにどーして そんなプレッシャーを?”

内村さん、初心者の強みか、怖いもの知らずですね(^^;

内村「全国た・・・」
飛鳥田「ま・・・待った 待った待った待った!! き・・・気持ち 落ち着かせるから ハーッハーッ」

成田「内村さん 指してくれる?」
内村「この間 番さんって子に 会ったでしょ?」
成田「優勝した子?」
内村「そう タラコ唇の あんな強い子とも 将棋指せて 仲良くなれるんだよ
 全国大会に行けたら いろいろな友達 できるかなぁと思って」
飛鳥田“ああ そういう考え方もあるんだ・・・”

(その日の夜、飛鳥田、家で晩御飯を食べている)
玉姉(たまねえ)「あんた・・・ 最近 憔悴(しょうすい)してない?」
飛鳥田「そぉかな・・・」

飛鳥田君、顔がやつれています

飛鳥田「玉姉 高校ンときの 吹奏楽部(ブラバン)のコンクール前 どうやって緊張ほぐした?」
(玉姉、ボリボリとタクアンをほおばる)
玉姉「緊張~?」
飛鳥田“参考にならんな この人は・・・”

飛鳥田「そーだ!! コンクールってさ 優勝目指す以外も あんでしょ!!」
玉姉「ん?」
飛鳥田「実は今日 こういう話があって・・・」
(飛鳥田、内村さんのことを説明する)
飛鳥田「いい話だと思わない?」
玉姉「そうかな? それあたしは違うと思うよ」

玉姉の哲学がまた聞けそうです (つづく)
谷川浩司九段vs糸谷哲郎五段   NHK杯  2回戦
解説 久保利明

久保「谷川は棋界の第一人者、光速の寄せが出るか
 糸谷は受けに特徴がある 谷川の攻めvs糸谷の受けの構図になりそう」

先手タニーで▲三間飛車の石田流+美濃、糸谷は△居飛車+左美濃
そこから長い駒組みが続き、▲4枚銀冠vs△穴熊になった
谷川が2筋の位を取っているが、糸谷は一歩を手にしていたのが序盤のポイント
久保は感心して「歩を受けに使わず持っておくという発想か、柔軟ですね」

久保は「後手から仕掛ける将棋じゃない」と言っていたにも関わらず、糸谷から動いた
糸谷は飛車を見捨てて拠点に桂を打ち込み、勝負をかけた
この桂打ちは、穴熊党には当然の手なのかもしれないけど、自分はびっくりだ
糸谷が攻め切るか、谷川が受け切るかという展開だ
展開の予想が外れた久保は苦笑していた(^^;

そこからは糸谷の好手のオンパレードだった気がする
飛車取りに角を打たれたときに、久保は「逃げる位置が難しい」と言っていたが、
いったん右に逃げるという好手、2筋に歩を叩いたタイミング、歩を成れる位置に銀を打ち込んだ手、
と金攻めを見たつなぎの歩打ち、久保が「変調か」と言った端の桂打ちも、
結果的には勝利を呼び込んだ 穴熊は手付かずで、糸谷の快勝!

感想戦の時間が5分しかなかったが、仕掛けのところまで戻って
谷川「ちょっと仕掛けられて面白くなかったかも」と言っていた
もう戦いが始まってからは、糸谷ペースだったということか

あ~、タニー、ちょっと残念だ 自分はタニーを応援してみていたんだよね
強い糸谷を、さらに上回る谷川将棋を見たかった
本局はお互いに万全の駒組みからの力勝負だったので、
タニーは何の言い訳もできない負け方だったと思う

いやいや、それにしても糸谷、強いね 見ていて、指し手から自信を感じる
谷川相手に全く臆することがなく、自ら仕掛け、中終盤堂々と渡り合っていた
一局の流れとして、糸谷に特に疑問手はなかったんじゃないだろうか
なかなかできることではないと思う 時間も今回も2回余しての勝ち
やはり「怪物糸谷」の評判どおりの恐るべき20歳だ

プロらしい手筋も多く出て、糸谷の強さも見れて、ひさしぶりに楽しかった一局だった

<今週のやっぴー>
髪型をちょっとパーマ?みたいなのをかけていて軽くイメチェン いいね
服もやわらかい生地の白のジャケット、最近は髪や服装に変化があって、見るのが毎週楽しみ 服装A
先日の、マイナビ女王戦の就位式での赤い和服も良かった
あらためて女王防衛おめでとう度 ★★★★★
全103局もある中で、ざっと感想を見返して、印象に残っている勝負を書き出してみることにした

大内vs稲葉 すばらしい指し回しをしていた大内が最後に大ポカで負けた将棋
        感想戦での大内の「何やってんだ・・・」が面白かった        

佐藤和俊vs小林健二 相振りの和俊の会心譜 コバケンに何もさせなかった

田村vs長沼 これはゴキゲン中飛車超急戦の名局 
        「自戦記研究等」のカテゴリに解説つきの棋譜をまとめたくらいだ
        (対局者名を、先手と後手を入れ違えて書いてしまってました、修正しました)

豊島vs脇 新鋭の豊島を、ベテランの脇が気合いたっぷりでねじ伏せた一局
       ビシッ!!バシッ!!と指す脇さんの「負けてたまるか」という気迫が伝わってきた

中川vs小林裕士 早指しでのデカコバのすごさが発揮された一局 

野月vs井上 横歩取りの名局 お互いの横歩取りに対する思い入れが伝わってきた大熱戦だった

谷川vs羽生 羽生に、終盤で詰めろ逃れの詰めろの絶妙手が出た一局

小林裕士vs森内 デカコバが好手連発したが、森内が絶妙の勝負術で逆転勝ちを収めた一局

橋本vs北島 粘るハッシーを、北島が見事な端角の二段活用の構想で勝利を収めた一局
        北島の会心譜

来期もたくさん好局があることを期待します(^^)
第17期 銀河戦
決勝トーナメント 決勝戦
深浦康市王位 vs 阿久津主税七段
対局日: 2009年8月14日
解説:渡辺 明竜王
聞き手:矢内理絵子女王
記録:渡辺弥生女流2級

いよいよ決勝戦
決勝トーナメントで、阿久津は行方、森内、北島を破っての、
深浦は西尾、康光、丸山を破っての決勝進出
2人の対戦成績は深浦の3-2

解説の渡辺「阿久津は序盤が多彩、切れ味するどい攻め将棋
 深浦はオールラウンダー、研究家で終盤の粘りが特徴」

聞き手はなんと矢内だった 髪型がちょっとシャギーっぽく工夫してあり、かわいかった

さて、先手阿久津で、一手損角換わりの出だしから▲7八金を見た深浦が四間に振った
康光戦でも出た、立石流もようだ
が?何を思ったのか、阿久津が飛車を右四間に振ったのが疑問手で、またもとの位置に飛車を
戻ることになり、明らかな手損だ

ところが、その後に深浦にも飛車を2筋に回る疑問の構想が出て、阿久津が有利になってしまった
渡辺「深浦としては誤算があったとしか思えない 
 阿久津は大ピンチだったのが一歩得で金銀交換、有利になった」

え~、決勝なのに、こんなアマチュアっぽい展開?
もっとスレスレの、手筋の応酬とか、すごい読みの入ったプロっぽい将棋が見たいよ~、
と思っていた自分にとっては拍子抜けだ

本譜は深浦は粘り、渡辺「これはまだ難しいのかも」と言っていたが、
最後には深浦は粘りを欠いてしまい、阿久津が長手数の詰みを読みきって、
明解な一手勝ちを収めた この詰みを読みきったのはさすがプロ 結果、阿久津が優勝!

あ~、うーん、でもこれはプロの棋譜というより、アマチュアっぽい棋譜だった
手に汗握るようなハラハラする部分は特になかった せっかくの決勝だったし、残念だ

表彰式で、阿久津には表彰状、優勝カップ、目録、花束が贈呈された
深浦は画面に映ることすら全くなし(^^;
やっぱり優勝と準優勝の差は大きいね

阿久津「子供の頃から見ていた銀河戦で優勝できてうれしい
 本戦に入ってからはいい将棋が指せたと思う」

<9月23日 追記> 銀河クラブの真田は、「熱戦だった」と言っていた
 解説者の渡辺が強すぎて、最後の詰みなどを早く指摘しすぎたのが、
 見ていていまひとつ盛り上がらなかった一因だった(^^; 解説の仕方も難しいね
PM2時~7時まで道場で指す 今日の戦績↓

1局目● vsおじいちゃん 私が飛車落ちの上手 飛車落ちの上手なんて私は初めてだ
 序盤、いきなり角交換の将棋にしたが、相手にうまく指された
 勝負手を放つも、おじいちゃんに落ち着いて冷静に対処された これは完敗

2局目○ vs1局目と同じおじいちゃん 手合いもさっきと同じ こんどは角道を止めて指した
 右四間で攻めてきて互角の分かれ、最後はおじいちゃんトン死(^^;

3局目○ vsおじさん おじさんは四間飛車の玉頭銀だったが、銀がバックするという消極的な
 手を指したのがまずく、こちらは万全の体勢を築き上げ、厚みで完勝
 
4局目○ vsさっきと同じおじさん 相振り飛車を指してみた
 が、やはり序盤が不慣れで壁金のひどい格好になる おじさんがうまく攻め、
 もう敗勢だったが、おじさんが寄せを逃してこちらの玉が入玉できてしまった 大逆転勝ち

5局目○ vs強豪のMさん いよいよ本日のメインイベント 私の棒銀vsMさんの四間飛車
 Mさん、さすがに定跡に詳しかったが、私もそこそこ詳しいので互角の勝負になった
 結果、うまく指せて快勝 これは満足な一局だった 感想戦もあって充実していた

うん、今日も楽しかった 最近、詰将棋もやっているし、ちょっとは強くなっているかもしれない
ずーっと長年ネットばっかりだったので、リアルで駒を触るのはいいね
第17期 銀河戦
決勝トーナメント 準決勝 第2局
北島忠雄六段 vs 阿久津主税七段
対局日: 2009年7月31日
解説:高橋道雄九段
聞き手:山田久美女流三段
記録:野田澤彩乃女流1級

阿久津は、行方と森内に勝っての準決勝進出 北島は羽生とハッシーに勝っての準決勝進出
2人の対戦成績は北島の4-3

解説の高橋「阿久津は若手の期待される一人、非常に攻めが強くて、今勢いがある
 北島は攻守にバランスが取れていて落ち着いている
 阿久津の攻めを北島がいなせるかどうかの展開になりそう」

この一局、自分は北島に注目して、期待していたのだ
先手阿久津の居飛車で、北島はもう十八番といっていいゴキゲン中飛車
・・・で、そこからお互いノータイムで香を上がり、なんと相穴熊にいいいい
高橋「阿久津にしてはすごく意表の作戦」
なんでだあ ゴキゲンでの相穴熊はめずらしいのに、よりによってこの大一番で相穴orz

でも、せっかくだからがんばって見ようとしたんですけど、やっぱり自分には相穴は
どうしても受け付けられませんでした・・・ あ~もう残念だ

結果、相穴にしては短手数の109手で阿久津の勝ち
阿久津の猛攻が決まり、快勝だったようです
あ~、この一局、楽しみにしていたのだがorz
北島、こんなことなら美濃にしておけば・・・ ガクッ

阿久津「自分らしい積極的な攻めができた 決勝は勝っても負けても最後なんで、
自分らしい将棋を指したい その上で優勝できたらうれしい」
山田久美さんはひさしぶりに見たが、まだまだキレイだった
3年連続王座戦の解説会に行っていますが、正直、羽生の勝ち将棋を見るのは、もう飽きました(^^;
久保、木村、そして山崎と3人がボコボコです・・・
内容的に、「相手が羽生じゃなければ、挑戦者が勝っていたんじゃないの?」と
いう将棋が多すぎるんですよね で、羽生がそういう好調な挑戦者を上回っての勝ちというパターン 
この第2局も、対局中はとりわけ山崎に悪手があったというようには感じませんでした

王座戦での羽生の勝ち将棋を見るのは飽きたので、
次の王座戦の解説会は、第5局になったら行こうと思います
第5局は解説者が阿部さんなので行きたいです ・・・第5局まであるのか?
もし次の第3局で羽生が勝つと、5年連続で3連勝での防衛ということになりますね ぎょえー

次回に確実に解説会に行くのは、9月30日の王位戦第7局、深浦vs木村の最終戦ですね
解説者は福崎さんなので、これは漫談を楽しめるでしょう

さて、昨日、「初めて解説会に来た」という人がいました
その人としゃべりましたが、その人は初めてプロ棋士を間近に見たということで、楽しんでいるようでした
ただ、「お客さんの数が少ないですね」とも言っていましたが(^^;
さすがに20人は少なく、50人くらいいることも多いし、もっとお客がしゃべって質問することも多いんですけどね
昨日はけっこうみんな静かでした マジカルエミちゃんもいませんでしたしね
私は面白い解説者として、福崎さんと井上さんをオススメしておきました

その人は「近くのコンビニで、森内さんを見かけてびっくりした」とも言ってました
森内・・・ うーん、自分も見たかった 今日、井上さんとのA級順位戦があるんですね
井上さんにがんばって勝ってほしいところです 
PM6時、脇さん登場、解説会開始、お客は20人くらい(^^;

脇「今日は山崎さんにとって非常に大事な一局です 第1局は、山崎は終盤で体(たい)を入れ替えるのが得意ですけど、羽生には通用しなかった」

先手羽生で、一手損角換わりだ ▲棒銀vs△腰掛け銀
序盤の技術的な解説があり、山崎が早くも勝負に出た
羽生の飛車先に歩を叩いたのだ
これで後手に馬ができ、先手の飛車を捕獲できた

脇「みなさんなら、後手をもってホクホクとなるところでしょう(笑)」
そうだよね~、いくら歩切れでも、飛車が取れたら気分はいいよね(^^;

脇「この2人が対戦したら、力戦になりますね 他人がやった将棋をなぞるようなのはイヤなんですね
羽生は力戦を楽しむタイプ、山崎は他人の棋譜をあまり並べない、『え、そんな手あるんですか』っていうタイプ」

脇「山崎は敗勢から2~3手進むと、勝ちになってる、そういう将棋です」

山崎が△2五桂と跳ねた局面、
脇「形勢は難しいというか、僕がわかっていないだけかもしれないけど、羽生側に苦労が多いです」
おお、これは、山崎、いけるか?

少し進み、
脇「形勢は山崎がいけそうですけど、ワナは多い」
うんうん、ここを乗り切って勝ってくれ!

脇「△2九飛と打ち込みました、1番普通の手、これで良ければ山崎勝ち」
よっしゃ!いけるでー!となった直後、

脇「ここで▲3五歩?!(今打った飛車で)銀がタダ取りになっているこのタイミングで? この▲3五歩の逆襲はうっかりしました 銀を先に撮って、山崎が悪くないはずですけど・・・」

脇「▲1六角と出られてみると、後手をもって自信がない 結構大変ですねこれね これちょっと▲3五歩は気づかない手でしたね
さっきまでは山崎側をもって自信満々だったんですけど、僕の解説も景気が悪くなってきたんですが・・・(^^;」

脇「羽生が攻めさせるだけ攻めさせて、ちょいと切り替えした」

そして局面進み、山崎が△6五桂という勝負手を放ち、羽生が銀を逃げてくれた
脇「はいはいはい、これは効きましたよ、これはかなりのもんじゃないでしょうか」
山崎ファンのお客は喜んでいたのだが・・・
どうしても、山崎に勝ち筋がみつからない 先手の2四の角が攻防の絶好の位置なのだ
後手は居玉で粘りがきかない

脇「山崎のほうは1分将棋です 羽生はまだ40分残してます 時間の差が形勢の差に現れてる感じです」
ああ~、なんで~?山崎、何か悪い手をやったか?山崎有利って言ってたやん・・・

脇「▲7一角、普通の手です この手は羽生のグリグリが出たかもしれません 最近は手がブルブル震えるようですけど(笑) 僕の予想手がビシビシ当たるようでは、もうアカンわけです」

で、山崎、悔しかったのだろう、形作りをせずに投了となった

脇「山崎がうまくやった気がしましたけどね ▲3五歩から流れが変わりましたね 羽生はどの辺から予定だったんでしょうねえ 山崎にしてみたら、キツネにつままれたような負け方、羽生は強い勝ち方でした」

脇「内容的には競り合っていると思いますが・・・ 王位戦のような3連敗3連勝ということもあるし、盛り上げていってほしいですね ちょっと残念やったなあ」

ああ~、な、なんでこうなるんだ なんで王座戦の羽生はいっつも勝つんだよ
もうこれで王座戦15連勝だ どうなってんの
しかも、勝ち方が強い勝ち方なんだよね 相手の思惑を上回って勝っている

この一局、ポイントは▲3五歩にあるようだ
今ネット中継を見ると、山崎は飛車で銀を取ったが、
いったん△2五銀と逃げておくのが有力だったようだ
△2五銀ならどうなのか、自分はずっと気になっていたのだ やっぱり有力だったのか
うーん、でも脇さんも、「先に銀を取って悪いわけがないと思うのが第一感」と言っていたし・・・
羽生の勝負術にしてやられたorz  (終わり)
2009.09.16 王座戦第2局
今日は王座戦第2局の大盤解説会に行ってきます
解説者は脇八段です
母「あたしなんて30年以上連続で晩御飯作り続けてるけど、誰も誉めてくれへんわ」
増田裕司五段vs堀口一史座七段   NHK杯 2回戦
解説 島 朗

島「増田は関西の中堅の雄、気迫あふれる棋士
 堀口(シーザー)は哲学の棋士、序盤、信念で飛ばせるところは飛ばして岐路にきたら長考」

先手増田で、横歩取りだ シーザーは△3三角戦法から△8四飛型、玉はお互いに中住まいだ
島「今は堀口さんしか指さない形と思います」

雑談で、シーザーが5時間以上の大長考をして勝ったことに触れ、
島「1時間なんか、堀口さんにとっては長考の内に入りませんから」
矢内「あ、そうなんですか フフ」
この5時間の大長考はいつも話題にのぼるが、自分はどんな棋譜か知らないのが残念だ

さて、空中戦だが、序盤早々に縦歩取りを狙った28手目の△7四飛、これが機敏だったようだ
というか、これがもうシーザーの勝因だった 逆に言えば増田がうかつすぎた
感想戦で増田「手順が迷ったすえに、最悪の組み合わせでしたね」
なんと縦歩を取られ、▲7七歩と屈服する歩打ち!
感想戦でシーザーも「▲7七歩には驚いた」
しかも3五の歩を突き捨ててからまた3五に歩を打つという順 
こういうのはプロではまず見たことがないな~(^^;

シーザーが飛車を振り回し、角も飛び出し、このまま圧倒するかと思いきや、
受けに回った銀上がりがどうだったのか、案外難しくなってしまった
島「堀口さんがもっと良くできたはず かなり先手も面白くなった 大ピンチに見えたが」

ところが、チャンスが回ってきた増田が、馬を捨ててしまう悪手で完全に勝負あった

シーザーが一気に寄せてカッコ良く決めてくれればまだ良かったのだが、
なんと自玉に手を戻しての安全策(^^;
島「最後の最後に安全路線になりましたか」
増田、最後は2枚竜で追いまわされてのボロ負け え~・・・

一局を振り返って、島「堀口の序盤のリードが大きかった、増田は力を出す間がなかった」
うーーーん、これは・・・ 今週の内容は残念!シーザーの髪の毛くらいの内容の薄さだった
来週の谷川vs糸谷に期待だね

<今週のやっぴー>
真っ白い服で、ストーンとした最近流行っているマタニティみたいな服、これはかわいい!
首から胸元の襟巻きみたいなのもいい
髪型も少しパーマをあてて、昭和レトロみたい 凝っている!
ここのところ矢内のファッション、毎週のように変化して見ごたえありだね
服装+髪型でS
矢内のファッションが今週の救いだった度 ★★★★
第17期 銀河戦
決勝トーナメント 準決勝 第1局
深浦康市王位 vs 丸山忠久九段
対局日: 2009年7月28日
解説:高橋道雄九段
聞き手:古河彩子女流二段
記録:井道千尋女流初段

いよいよ準決勝だ 深浦は西尾と康光に勝って、丸山は山崎と小倉に勝っての準決勝進出
2人の対戦成績は深浦の12-8

解説の高橋道雄(以下タカミチ)「深浦は基本は居飛車党だが振り飛車も指す、
 少しでもスキがあれば攻めていく 丸山は激辛流、作戦巧者、間合いの取り方がうまい
 この2人は練習でもよく指していて、公式戦の100倍は指しているはず 手の内を知り合った同士」

先手深浦で横歩取り、丸山がノータイムで桂を跳ねて△3三桂戦法になった
序盤はどんどん進んでいく
タカミチ「考えればキリがないところ」
聞き手の古河「知っている道だから早くいけるんですね」
全くそのとおりと思った 横歩取りは知っているべきことが多すぎ、自分は怖くて指せない(^^;

序盤のタカミチの解説はやたら詳しく、さすがにタカミチは後手番での
△8五飛戦法のスペシャリストと思わせた

お互いがひねり飛車のような展開だ
古河「ちょっとこの歩はくやしくて後手は打ちたくない感じですよね」
タカミチ「丸山にはそれはないんですよ こうやりたくないっていう感覚はないんです
 あくまで、合理的に最善を追及して指すタイプなんです」
古河「コンピュータみたいですね」
ここは古河さん、ちょっと面白かった

やや小競り合いの後、丸山が金を寄って、じっと自陣を固めた
タカミチ「こういう戦うような戦わないような手順、丸山は間合いの取り方がうまい」
が、その瞬間に深浦は▲2二歩と歩を垂らし、さらに▲2一歩成で攻めてこい、とやった
ここは手の内を知り合った同士の場面だった
タカミチ「丸山が攻めさせられる展開、丸山の好みではない」 
そして、タカミチの言うとうり、丸山は長考に沈んだ 一気に5回も考慮時間を使った

その後、互い桂をクサビに打ち合う展開になった
丸山は先手の桂を角で食いちぎり、一見うまそうな飛車と馬の両取りに桂を打ったが、
これが敗着となった なんと、桂が王手で手順に抜かれてしまった
感想戦での丸山「桂を打ったのはまずく一手パス、勝負どころがなくなっちゃった」
以下、深浦陣が寄りつきがなくなり、けっこう差がついて深浦の勝ち

一流棋士であるはずの丸山、この桂を抜かれる順をうっかりするのか
前期の成績が19勝21敗と5割以下だった丸山、どうも、タカミチも言っていたが、
不調っぽいな、と思わせた
不調なりに銀河戦もここまできたし、A級だし竜王戦も1組なんだけどね
本局ではいまいち元気が見られなかった

タカミチ「全体に深浦がいいペースで指した、丸山の長所を抑えた」
手の内を知っている者同士なので、こういう相手のいいところを出させない内容になったのも
仕方ないところか

この一局、対局者が2人とも地味っぽい存在、解説のタカミチも「地道タカミチ」というニックネーム、
聞き手の古河さんも地味、戦型が自分の苦手な横歩取り△3三桂、
さらには昨日の道場で体力を使った自分は、見ていてどうにもこうにも眠かった・・・(^^;
来週の決勝は、ちゃんと体調を整えてから見ようと思う

深浦「時間が無いなりに落ち着いて指せた 
  阿久津も北島も早指しが充実しているので、決勝は気を引き締めてがんばりたい」
2009.09.12 今日の戦績
PM2時~8時まで道場で指していました

1局目○ vsおじいちゃん 相矢倉模様 
玉頭攻めをうっかり、完全に不利になった
しかし、終盤でおじいちゃん3手詰みを見落とし、大逆転勝ち(^^;

2局目○ vsおじさん 私の右四間の対し、石田流の浮き飛車
 おじさんがさばくか、私が押さえ込むかという勝負、どうにか押さえ込んで全駒模様になった
 これが今日1番の出来の将棋、快勝(^^)

途中休憩 詰め将棋作家のKさんにものすごい詰将棋を見せてもらう 
 このKさんは詰めパラの常連さんだ すげー

3局目● vsAさん 角換わりで、Aさんの早繰り銀対私の腰掛け銀
いきなり角銀交換の駒損をうっかり、全然ダメぽ
どうも先に角を手放すのは、先手番としておもしろくないようだ 参考になった
(実はこの3局目の前に1局事件があった
角換わりになったのだが、Aさん、いきなり飛車先の歩を切ってきて、
端に角打ちの王手飛車の筋をうっかり、まあこれはノーカウント(^^;)

4局目○ vsMさん Mさんの中飛車から角交換の力戦 私が金銀4枚で固め、
攻めが続くかどうかギリギリだったが、運よく玉が捕まり、勝ちになった
とてもラッキーな勝ち方だった 前の私の悪手が相手の判断を狂わせた

今日の戦績は3勝1敗でした 充実してました
やはり、詰将棋はやっておかねば、と思いましたね まあ実際にやるかどうかは別・・・(笑)
先日指した、知り合いのAさんに聞いたのだが、
駅前の道場では毎週土曜に将棋好きな人が集まっている、とのこと
先週も実際、そうだった 6~7人、そこそこの強さの人がいたと思う
席主の人と私とはいい勝負だしね(席主の人は五段の免状を持っていて飾ってあるけど、
24では1700点くらいと思う(^^;)

ここのところ、体調もけっこうましで、週に一度なら道場に通えそうだ
今日も行こうと思う 毎週土曜の昼からは、道場に行くことになりそうだ(^^)
第17期 銀河戦
決勝トーナメント 2回戦 第4局
丸山忠久九段 vs 小倉久史七段
対局日: 2009年7月16日
解説:先崎 学八段
聞き手:熊倉紫野女流初段
記録:井道千尋女流初段

20年度の成績は、小倉18勝15敗 丸山19勝21敗 2人の対戦成績は丸山の2-7
小倉は阿部を破って、丸山は山崎を破ってのベスト8進出

解説の先崎「小倉は豪快でワンパクな振り飛車の攻め将棋
 丸山は粘り方に特徴があるしぶとい将棋」

丸山はヘアースタイルが茶髪に染めて、短い髪を微妙に立たせている
一時期のサッカーのナカタみたいな髪型だ 最新の流行形なのだろう
ちなみに聞き手の熊倉さんも髪型が凝っていて、巻き巻きのでっかいヤドカリヘアーだ

先手小倉で、戦型は▲三間飛車+美濃vs△居飛車穴熊だ
この戦い、序盤早々に「5分経過」のテロップが2回も流れ、
うわ、これは収録に長時間かかったんだな、と思ったら、とんでもなかった
長時間でなく、超長時間だった

先崎の解説を参考に、全体の流れを振り返ってみると
双方浮き飛車に構え、駒組みが終わって戦いになる
→小倉がサバキに出たが、丸山が小倉のと金の利いている場所に桂を跳ねて、丸山優勢になる
→すぐ終局模様と思われたが、小倉の攻防の▲7六角打ちが名角、先崎ベタ誉め、形勢不明に
→小倉、馬の逃げる位置を間違え、不利になる
→小倉、▲3三銀の打ち込みで勝負、形勢不明に
→丸山、敵の玉頭に桂を打ち込み、有利に
→なったかと思いきや、小倉も▲3三金の打ち込みで勝負、先崎は驚愕
→なんと千日手模様になる もう千日手かと思われた
→小倉が何を勘違いしたのか、打開してしまう 先崎あきれる そして小倉敗勢に
→丸山、ヒヤヒヤの寄せ方だったが寄せ切った

総手数、214手、長えええええー(^^; この一言に集約される一局だった
両者ともに好手も悪手もてんこ盛り、延々続いた戦い、長かった・・・
結果的には小倉の千日手打開が最後の敗因となった
もう、どんだけ長いねーん
今日の収穫「将棋は体力も必要」

あとひとつ、千日手模様になったとき、
熊倉「千日手って、対局者が指摘するんでしたっけ?」
先崎「いやまあ、なんとなく雰囲気で」
なんじゃそりゃ(^^; プロの千日手って、正式には誰が決めるんでしょうね 何か規定があるのかな
またあとで調べよう もう疲れた(笑)
追記:連盟のページでは、千日手は誰が決めるのか、明記した箇所は見つけられませんでした

勝った丸山「必敗の局面もあったが運が良かったです 
 大混戦で、内容的には反省点も残るが、今はほっとしている」 準決勝の相手は深浦だ
先週の土曜、駅前の道場で、Aさんという人と指す機会がありました
Aさんの実力は、24で三段くらいです
Aさんとは私が小学生のときに3~4局教わったことがあり、そのとき以来20年ぶりです
少しは成長した私を見せられるでしょうか?
相居玉の激しい戦いになりました

ファイル名:09Sep05 ギズモvsAさん 20年ぶりの一局.kif
開始日時:2009/09/05(土)
先手:ギズモ
後手:Aさん

▲7六歩
*20年ぶりのAさんとの一局
*成長した自分を見せられるだろうか?
△3四歩 ▲4八銀
*最近凝っている、飛車先突かず戦法にした
△8四歩
*Aさんは元々、居飛車党のようだ
▲2二角成
*予定の角交換 好きな角換わりになった
*手損よりも、戦型を角換わりにする作戦
△同 銀
*以下、駒組みへ
▲6八銀 △6二銀 ▲7八金 △3三銀 ▲4六歩 △7四歩
*Aさん、早繰り銀のようだ
▲4七銀
*早繰り銀には、腰掛け銀で受けることにしている
△8五歩 ▲7七銀 △7三銀
*Aさんの戦法はこれで早繰り銀に決定
▲5六銀 △3二金
*この金は上がる必要があるかどうか、難しいところ
▲4五歩
*後手が攻めてきたときに、4六に角を打つ用意
△6四銀 ▲6六歩
*歩越し銀には、歩で対抗
△5四歩
*5筋の歩は突きにくいかと思ったが、突いてきた
*この将棋、ここからもう中盤に入る
▲6五歩
*銀をどうするのか聞いた手 出るのかな、引くのかな
△5五銀
*出てきた!
*しかしこれは後手、危険では、と思っていた
▲4七銀
*これで銀挟みが受からなさそう、Aさんどうするんだろう?
△8四角
*こんな手があったのか!全く気がつかなかった
*どう受けるか ここは長考した
▲5六歩
*これで攻め合いに持ち込むことに決めた
*が、感想戦で、ここでは▲6七金と受ける手が有力だった、とのこと ▲6七金があるのなら、後手も角は△2四角と打つべきだったか(△7九角成の筋があるので)
△5七角成
*これで銀の取り合いだが・・・
▲5五歩 △4七馬 ▲5四歩
*この歩が伸びるので、こちらがいいのでは、と思っていた ここで次の手、Aさんが問題の手を指す
△4二銀
*銀を引いた ・・・が?これは?
▲5五角
*Aさん、この手を完全に見落とし!やったあ、これは勝てるかも、と思った 大長考に沈むAさん 私は周りのお客と雑談する余裕(^^;
△9二飛
*とにかく飛車を逃げるしかないよね
*▲8三銀はさすがに重いだろう
▲1一角成
*しかし、ここからAさんが実力を発揮する
△3三桂
*当然の一着だが、桂の二段跳ねの狙いが厳しい
*あれ?形勢は思ったより全然難しい?
▲5八香
*相手が歩切れなので、この一手しか見えなかった
*モタモタしていれば△6五馬と引かれて後手が有利になる
△4五桂
*あれ、けっこうやばいかも・・・
▲5三歩成
*ここで次の手は、△5七歩かと思っていた
△同 銀
*あれ、取ったか △5七歩のほうがイヤだったな
▲同香成
*うん、これならこっちがやれそうだ
△5七桂成
*ちょっと有利っぽいので、じっと受けておくか
▲5八歩
*これでどうかな
△6七銀
*Aさん、また長考のすえ、攻めてきた
*次からのなにげなく指した私の手順が波紋を呼ぶ
▲5七歩
*これで、後手の攻め駒が一枚減るよね
△7八銀成 ▲同 飛
*次の一手は△6七金で、飛車が逃げておけば、後手の攻めは切れ模様では?
*が?Aさん、「ははは」と笑っている 何だ?
△6九金
*どっかーん! 私の「ぎょえっ」という声が道場に響いた 大トン死!!もうこれはギャグマンガだよ・・・orz
*成銀を取らず、▲5八金なら私が有利だった
*あ~、私の終盤の実力が存分に発揮されてしまったorz

2局目はいいところなく、完敗でした
でも、これからも、ときどき道場でAさんに教えてもらえることになりそうです(^^)
ひさしぶりのリアル対局、楽しかったです
「まるごと90分」が終了し、最近新しく始まった「週刊将棋ステーション」
今週の週刊将棋ステーションのゲストは、なんと矢内!
どんな内容かワクワクだ 以下、まとめてみました

まず、画面に矢内がキター!おおー、まず注目の服は、
これは青のシマシマで大きなネクタイがある服!
先週のNHK杯で矢内が着ていて、私が評価Sにした服じゃないですか!
やっぱりこの服はかわいい~!胸元には小さなネックレスだ
顔もすごくいいね、凛(りん)としてるね
肌が白い、そしてクチビルの右下にはホクロがあったのか これは私は初めて気がついた

さて、まずは先週の棋戦結果だ
羽生王座vs山崎七段の王座戦第一局だ
山田さん「矢内さんは現場に居られたんですよね どうでしたか」
矢内「山崎さんは悔しいというより、ちょっと自分自身に怒っているようでした」

第17期倉敷藤花戦では、
恩田アナ「矢内女王vs村田智穂初段、この将棋は矢内女王の勝ちとなりました、
 ご自身の対局を振り返っていかがですか」
矢内「この将棋に関しては、矢内女王が強かったです」
これには笑った
矢内「非常にうまく指せました」
この対局の矢内の写真が映ったけど、あれ、矢内がメガネ(茶色のふち)をかけている
矢内は目が悪かったのか、メガネ姿、めずらしいな・・・って、このときの服も、
今日と同じ青のシマシマじゃないですか!
この服、見るの、もう3回目だよ 持っている服の数が少ないのかな~(^^;

女流王将戦の挑決まで勝ち進んでいる上田初美初段のインタビューがあった
笑顔を見せる上田さん、21歳か、うーん、この人もかなりかわいいなあ~、
前に銀河戦での聞き手のときも、いい感じだったしね MOMOSAさんが応援するのもわかる(^^;

そして、次はメインのトークトレインのコーナーだ
恩田アナ「あらためて今日のゲストの紹介です、矢内理絵子女王です」
ここで矢内がにっこり微笑んだ顔が、アップで映し出された
うお~、か、かわいい~!やっぱり上田さんより矢内が一番だ(笑)

ここからはキーワードに沿ってのトークだ
<女王防衛について>
矢内「もう終わってだいぶ経ちましたから落ち着きましたが、終わって直後はうれしかったですね~
 今の力は出し切れた、3局通して、全体的にツキがあった
 イベントで『矢内女王です』と紹介されると、まわりはザワザワザワッと(笑)
 どこの女王だって感じで、すぐ覚えてくれます(笑)」
山田さん「タイトル名として、最初は違和感があったんですけど、最近慣れましたね」
私も同意見です 最初、せっかく名称を公募したのに、ありきたりな名前にしたなあと
否定的だったんですが、慣れましたね(^^;

<最近のご自身の将棋をどう分析されますか?>
矢内「ヘタだな~、とホントに感じます ハンパなくヘタなんです 
 でもその中で女王戦は粘り強く指せたですけどね 反省点が多いです」

<最近、気になる女流棋士は?>
矢内「本田さん、上田さん、中村真梨花さんですね その3人といっしょに研究会をやっているので」
山田さん「里見さんはどうですか」
矢内「まだ彼女は高校生なんですけど、将棋もそうなんですが、人間としても完成されてるというか、
 かなりしっかりしている 私が17~18歳の時と全然違います」
10年前、矢内も18歳のときに、女流王位のタイトルを獲っているんですよね

矢内「今の女流棋界を見ていて、楽しいです
 誰が挑戦者になるか、誰になってもおかしくないので見ていて楽しい、
 指していると大変(笑)」

<普及に関する矢内女王の考えは?>
矢内「将棋は指さないけど、この棋士のファンなんだ、という人を増やしたい」

<出身地の埼玉県の行田(ぎょうだ)市の観光大使>
そういうものにもなっている、とのこと
ゼリーフライという行田市の名物を紹介していたが、どんな食べ物か、
いまいちよくわからなかったです(^^;

<今後の抱負を聞かせてください>
矢内「大きな目標はタイトルの数を増やしていきたい、
 それには一つ一つの対局を大事に積み重ねていきたい」

ひとつひとつの質問にしっかり答えていく矢内が印象的だった
ホント、典型的な誰からも好かれる優等生タイプだね

45分間の週刊将棋ステーションが終わり、次は最新対局徹底解説だ
これを矢内が解説してくれるのだ 聞き手はカンナちゃんか
・・・って、ま、負けてるぅぅぅ カンナちゃんに、オシャレ度で矢内はボロ負けしてるぅぅぅ
カンナちゃんは髪を茶色に染めてカットも工夫しているし、服も黒の露出の多いシャツで、
大きなベルトをして花のアクセサリーがドンとベルトについている
わぁぁぁ 矢内、オシャレ度で明らかに負け!

でも!そこがいいの!矢内はこれでいいのだ!
ただ、さすがに同じ服の3連発はどうかな~(笑) 
その後、王座戦第一局の解説と、自戦解説でも矢内がたっぷり見れて、楽しい時間でした(^^)
やさしい詰物二百題 ──付・将棋よもやま話──

西村一義著 将棋天国社 1995年初版発行 2005年第3版発行 1000円+別途送料
評価S  難易度 ★★★☆ 1ページにつき2問の構成
レイアウト良し ヒントは無し 裏透け気にならず 本の型は羽生の頭脳とほぼ同じ型

「楽しかった!」これが、この詰将棋本をやっての感想です
棋書ミシュランで、私はこの本の存在を知りました
『「いちばんやさしい7手からの詰将棋」と類似の出題傾向です』とミシュランにあったので、
「いちばん~」をやってみて楽しかった私は、この本を注文することにしました

全問玉が右上で、解いてみたくなる形、そして難易度が今の私にとってドンピシャリでした
簡単すぎることなく難しすぎることもなく、解後感が良く、200問、どれも良問そろいと思いました

この本の特徴として、「手数表示がない」というのがあります
必ず5手~11手のどれかなのですが、順番がアトランダムで何手詰かわからないのです
これがこの本をとても面白くしている要因になっていました

5手で詰んだ、と思って答えを見たら、玉方の最善の逃げ手順を見落としていて、
7手詰だった、といったようなことがよくあり、解いていて気が抜けないのです
つまり、必然的にきっちり全ての変化順を読みきらねばならず、
それが読みのとてもいい訓練になったと実感があります

解答の解説は、図はひとつだけですが、ポイントのところの途中図で、いいと思います
詰め上がり図はないですが、私は全く気になりませんでした

こんなに楽しくやれた詰将棋本は、私にとって5手詰ハンドブック(赤)以来です
1問につきひとつ書いてある「よもやま話」もサービス精神旺盛で楽しかったです 評価Sです

普通の本屋では手に入らないので、棋書ミシュランのページから注文方法を確認してください
この本を紹介してくれていたRocky-and-Hopperさんに、感謝です!

以下、この本から抜粋しておきます
よもやま話から、笑ったのを2つ
<愛妻家の中村修八段。結婚式での挨拶で「僕は金底の歩になります」と。
 岩より堅い愛を誓う。>
<恩師、佐瀬勇次九段は麻雀が大好きで、いつも仲間を物色する時は
 「メンバーが三人足りないが・・・・・」。>

簡単な部類の問題の例 第2問目↓

後手の持駒:飛 角二 金二 銀四 桂四 香三 歩十八 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 
手数=0 まで

この問題、私、▲2一金△同玉▲2三飛成△2二合▲3二金までの5手詰、簡単だな、
と思って答えを見たんです そしたら、▲2一金には△3二玉の逃げ方があるじゃないですか!
1ページ目だから、油断しました(言い訳) こういう読み抜けが、私の弱いところなんですよね(^^; 


難しい部類の問題の例 第175問↓

後手の持駒:飛 角二 金二 銀四 桂二 香二 歩十六 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ 龍 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v金|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 桂 
手数=0 まで

この問題は難しくて、私はギブアップしてしまいました
これくらいのレベルの問題もたまに入ってます(この問題は全体でも屈指の難しさと思います)

注文方法が特殊ですが、気になる人は買う価値ありと思いますよ!