1・3・5手 実戦型詰将棋
飯野健二著 池田書店 950円+税 2010年7月29日発行
評価 初めて5手詰に取り組む人ならきっとA  難易度★★ 

レイアウト良し 1ページにつき2問、その裏側に2答の形式
しかし、裏透けがありやや気になる(ただし、答えの部分は裏透け対策が完璧にしてある)
ヒントが問題の左側に一行ある(手などで簡単に隠せる)

第1問~第80問が1手詰、第81問~第164問が3手詰、第165問~第274問が5手詰です
全問、玉を右上に配置し、駒数が少なめの形です

詰将棋の本は多いですが、難易度★★というのがほとんどありませんでした
本書は、その難易度を補完してくれる貴重な一冊になっていると思います

この本の対象者は、「3手詰ハンドブック」は二冊とも解いた、
でも「5手詰ハンドブック」は難しくてやる気にならない、という人向けです
そこにピタリと照準が当たっています

つまり「将棋をやるからには、せめてこれくらいの5手詰は解けると、
実戦で玉を寄せるのが楽しくなりますよ」という著者の飯野七段の
気持ちが込められているのを感じるのです

難易度は、1手詰<3手詰<5手詰ですが、それぞれの手数の中では、
どの問題も難易度はさほど変わりません 後半になるにつれ、難易度があがるということはありません

5手詰ハンドブックは4問4答形式だったので、1問に3分くらいかかる人だと、
1ページめくるのに12分かかるわけで、気が重くなりがちだったと思われます
これは2問2答形式なので、半分の時間でページをめくることが可能ですね
そして、ヒントがあるので、それを見れば難易度をまた下げることができます

逆に、本当の初心者にこの本を薦めるのはどうかと思います
1手詰は解けるでしょうが、5手詰になるともう無理で、途中で投げ出してしまうでしょう
あくまで、この本は3手詰がすでに解ける人が、5手詰を解くことを目標にした本だと思います

私が思うに、正直、もう本書の5手詰が解けるくらいで、
詰将棋を卒業してもいい、という層の人たちがかなりいるのではないでしょうか
「将棋はルールを知っていて、年に2~3回指すくらい」の人であれば、
本書の5手詰を楽しんで解けば、もう充分と思えるのです
私はこの本を父に薦めてみたいと思います

5手詰から2問、抜粋して載せておきます 適当に選びました

第171問 ↓

後手の持駒:飛 金三 銀三 桂三 香四 歩十七 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂 馬|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v金 ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・v銀 ・v玉v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=0 まで

第188問 ↓

後手の持駒:飛二 角 金四 銀四 桂二 香三 歩十七 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩v香|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 馬 ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:桂 
手数=0 まで
第18期 銀河戦
本戦Gブロック 最終戦
深浦康市王位 vs 三浦弘行八段
対局日:2010年5月11日
解説:鈴木大介八段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:井道千尋女流初段

21年度の成績は、三浦27勝17敗 深浦34勝20敗 2人の対戦成績は、深浦の10-8

解説の大介「三浦は昔は終盤派だったが、今は研究家で序盤タイプ
 深浦は手厚い重厚な居飛車党、振り飛車はほとんど指さない」

雑談で、大介「三浦は一日最低10時間くらい勉強しているらしい
 深浦はいつも連盟に来て、指している」

さて、先手三浦で、深浦の一手損角換わりだ 相腰掛け銀に進み、▲4七金型vs△4三金型だ
三浦の攻めを深浦がどう受け止めるか、という展開になった

のだが、この将棋、もうムチャクチャ難しすぎて、わけわかんなかった!
それが正直な感想!

大介「悩むんです この戦型はすごく悩むんです」
大介「一番、将棋の奥底まで考える人向けの戦法です 感覚で指す人はだいたい負けます」
大介「本当の実力が出ますね」
大介「両者苦戦の将棋」
大介「いやいや いやいや」
大介「これを『わかった』と解説するのは、ウソつきになっちゃう」
大介「この4手くらいは、一手指したほうが良く見える」
大介「見てるだけでヘトヘト」
大介「いや~ 難しい将棋ですね」

見ているこっちはもっとわからん(^^;
結果、三浦の攻めを深浦が切らし、122手で深浦の勝ち
大介「そうとう調べないとわからないが、形勢がもしかしたら2転3転しているかもしれない
  深浦の会心の将棋」
・・・深浦の将棋は、難しくて見ている人にはわかりにくくなりがちと思う

これでGブロックは深浦が最終勝ち抜き者、糸谷が5連勝で最多勝ち抜き者となった
大介「持ち時間の短い将棋で抜群の強さを誇る、糸谷に注目」
激指定跡道場2ですが、この間の、NHK杯の▲島vs△井上戦で指された、
▲矢倉vs△右四間の講座も充実していますよ かなり詳細です
ただし、講座では後手は△8四歩型で、先手は▲5八金と右金を上がってますけどね

立石流に関しては、ある局面の講座の、解説の形勢判断で、
「先手良し」と書かれているけど、実際はどうなんだろう?
と思った部分があり、検討モードで確かめてみると、まだ互角だったりする場合がありました
所司七段の形勢判断より、検討モードの形勢判断を信用してしまいます(^^;

この局面は定跡道場で解説されているかな?と思った場合は、その局面にしてから、
「局面検索」→「完全一致で検索」すると、見つかる場合があります
見つかれば、そこから直に講座とリンクして、講座を見ることができます
「完全一致で検索」以外の検索の仕方はありません
「あいまい検索」はできません

あと、先日、定跡道場2には「指導対局モードがない」と書いてしまったのですが、ありました
すいませんでした


話は変わって、昨日の▲林葉直子vs△中倉彰子女流初段の対局、棋譜を見ました↓
http://joshi-shogi.com/kifu/nrs4_2-7.html

私が衝撃的だったのは、林葉さんが負けたことなどではなく、この内容です
32手目の、中倉さんの△8五歩ってなんですかこれは・・・orz 
正直、アマ級位者並みの悪手・・・ 定跡を知っていれば絶対指さない類の手です
長年将棋から離れていた林葉さんは、この際どうでもいいです
中倉彰子さんは現役の女流初段のプロなんですから、こういう手は指さないでほしかったです
マジでorz
激指定跡道場2の、定跡講座の中から、振り飛車編の中の、
立石流の部分を取り上げてみました 私が立石流に興味あるからです
解説の量が少なめな戦型というのもポイントです(^^;
(だって、まとめるのも大変なんですもん)

相横歩取りは、絶対の一手の連続で、なんとなく、という手は許されなかったのですが、
立石流のような手将棋の戦法の場合はどのようになっているのか、がわかると思います

相横歩取りは膨大な量があったので、本線の一変化しか紹介できなかったですが、
立石流に関してはこれが講座内容の全てです

講座での分岐手には、それぞれ○(好手)、─(通常手)、×(悪手)のマークが横に表示されています
それは私が(カッコ)の中に書いてフォローしました
立石流に対しては、19手目で居飛車に3種類の候補手があり、
そこで大きく3つの作戦に分かれていますね


*振り飛車
*第5部:後手四間飛車その他
*第13章:立石流四間飛車
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩
*居飛車にする。
△4四歩 ▲4八銀 △4二飛
*振り飛車の中で最もバランスが良く人気があり良く指されている戦法。
▲6八玉
*居玉を避ける。
△6二玉
*すぐに囲いにいく。
▲7八玉 △7二銀 ▲5六歩 △7一玉
*玉を安定させる。
▲5八金右 △3五歩
*立石流を目指す手。
▲2五歩
*飛車先を伸ばす。
△3二金
*先に△4五歩▲5七銀△3二金でも同じ。
▲9六歩
*端歩で様子を見る。
△9四歩
*端歩は受ける。
*(▲5七銀、▲6八銀、▲2四歩、いずれも通常手)
▲5七銀
*第1節 銀を中央に上がっておく。
△4五歩
*角筋を通す。
*(▲1六歩が好手、▲2四歩は通常手)
▲1六歩
*分岐1 端歩で打診する。
△1四歩
*端を受ける。
▲2四歩
*ここで飛車先を切りにいく。
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩
*穏やかに受ける。
▲2六飛
*浮き飛車にするのが、最善の引き場所。
△8二玉
*玉を入城する。
▲8六歩
*有効な手で待つ。
△8八角成
*ここで交換する。
*(▲同玉と▲同銀、どちらも通常手)
▲同 玉
*玉で取って左美濃を目指す。
△2二銀
*銀を上がる。
▲7八銀
*左美濃に組む。
△4四飛
*飛車を活用する。
▲6六歩
*(△2四飛が通常手、△3三桂は悪手)
△2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2五歩
*飛車交換を避ける。
△3四飛
*手順に石田流へ。
▲4六歩
*押さえ込みを目指して動く。
△同 歩 ▲同 銀 △3三桂
*桂を活用するが。
▲1五歩
*機敏な仕掛けで、先手有利。


変化:36手
△3三桂
*桂を跳ねて、次に飛車交換を狙うが。
▲1五歩
*端攻めが好手。
*(△2四歩が好手、△2四飛は通常手)
△2四歩
*2筋から反発する。
▲1四歩
*取り込む。
△2五歩
*2筋を伸ばす。
▲2八飛
*引くのはしかたない。
*▲1六飛は△3八角が嫌み。
△2四飛
*2筋から反撃する。
▲2七歩
*辛抱する。
△1四香
*香車をさばく。
▲1五歩
*いったんは打っておく。
△同 香 ▲同 香 △1四歩
*香車を取り返して、先手十分ながら、はっきりしない。


変化:38手
△2四飛
*飛車交換で勝負する。
▲同 飛 △同 歩 ▲1四歩
*この手が大きい。
△2八飛
*攻め合いに。
▲1三歩成 △同 香 ▲同香成 △同 銀 ▲3四角
*筋の良い角打ち。先手有利。


変化:31手
▲同 銀
*この手もある。
△2二銀 ▲7七銀
*カベ銀を直す。
△4四飛
*飛車を活用する。
▲6八金上
*陣形を整えて待つ。
*(△2四飛が通常手、△3三桂は悪手)
△2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2五歩
*飛車交換を避ける。
△3四飛
*手順に石田流へ。
▲4六歩
*押さえ込みに動く。
△同 歩 ▲同 銀 △3三桂
*桂を活用するが。
▲1五歩
*機敏な仕掛けで、先手十分。


変化:36手
△3三桂
*やや欲張った指し方で、危険な手。
▲1五歩
*機敏な仕掛け。
△2四飛
*しかたない。
▲同 飛 △同 歩 ▲1四歩
*この手が大きい。
△2八飛
*攻め合いに。
▲1三歩成 △同 香 ▲同香成 △同 銀 ▲3四角
*筋の良い角打ち。先手十分。


変化:21手
▲2四歩
*分岐2 飛車先を切りにいくが。
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩
*穏やかに受ける。
*(▲2八飛が通常手、▲2六飛は悪手)
▲2八飛
*引くのはしかたない。
△8二玉
*玉を入城する。
▲8六歩 △8八角成
*ここで交換する。
▲同 銀
*この手もある。
△2二銀 ▲7七銀
*カベ銀を直す。
*▲8七銀も有力な一手。
△4四飛
*飛車を活用する。
▲6八金上
*陣形を整えて待つ。
△3三桂
*桂を活用する。
▲6六歩 △2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2六歩
*飛車交換を避ける。
△3四飛
*手順に石田流へ。
▲6七金右 △3六歩
*飛車先を切る。
▲同 歩 △同 飛 ▲3七歩
*穏やかに受ける。
△3四飛 ▲6五歩
*位を取る。
△3一銀
*銀の繰り替え。
▲7五歩
*玉頭に位を取る。
△4二銀 ▲7六銀
*銀を好形に上がる。
△4三銀
*銀を安定した形に上がる。
▲7七桂
*桂を活用する。
△5二銀
*以下▲8五歩などで、一局の将棋。


変化:25手
▲2六飛
*やや疑問手。
△8二玉
*玉を入城する。
▲8六歩
*左美濃を目指す。
△8八角成
*ここで交換する。
▲同 銀 △2二銀 ▲7七銀
*カベ銀を直す。
△4四飛
*飛車を活用する。
▲6八金上
*陣形を整えて待つ。
△3三桂
*桂を活用する。
*(▲2八飛が通常手、▲6六歩は悪手)
▲2八飛
*やむを得ない。
△2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2六歩
*先手手損だが、しかたない。
△3四飛
*手順に石田流へ。
▲6六歩 △3六歩
*飛車先を切る。
▲同 歩 △同 飛
*穏やかに受ける。
▲3七歩 △3四飛
*飛車先を切り、後手満足。


変化:35手
▲6六歩
*疑問手。
△2四飛
*機敏な手。
▲同 飛
*しかたないが。
△同 歩
*飛車の打ち込み場所が多く、後手有利。


変化:19手
▲6八銀
*第3節 銀を上がっておき、引き角の含みを作る。
△4五歩
*角筋を通す。
▲7七銀
*角交換を避けて引き角を狙うのが、有力手。
*(△4四飛が通常手、△8二玉は悪手)
△4四飛
*分岐1 飛車を浮いておくのが本筋の一手。
▲7九角
*角を引いて戦う。
△3四飛 ▲4六歩
*後手の金銀が動いてないうちに押さえ込みにいく。
△同 歩 ▲5七銀
*こうして使っていく。
△3六歩 ▲同 歩 △同 飛
*穏やかに受ける。
▲3七歩 △3四飛 ▲4六銀
*押さえ込める形で、先手十分。
まで33手で中断

変化:22手
△8二玉
*分岐2 玉を入城するのはやや疑問手。
▲7九角
*歩取りを見せる。
△4四角
*この一手だが。
▲5七銀
*角を圧迫にいき、先手十分。


変化:19手
▲2四歩
*第2節 飛車先交換するのも自然な一手だが、立石流の狙いに入る恐れもある。
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩
*△4五歩も考えられる。
*(▲2六飛と▲2八飛、どちらも通常手)
▲2六飛
*分岐2 浮き飛車にする。
△4五歩
*角筋を通す。
▲5七銀 △8二玉
*玉を入城する。
*(▲5五歩と▲6六歩、どちらも通常手)
▲5五歩
*5筋に位を取って、角交換を避ける。
*▲8六歩は同形あり。
△4四飛 ▲6八銀上 △3三桂
*飛車交換を目指す。
*(▲5六銀と▲2八飛、どちらも通常手)
▲5六銀
*銀を好形に上がるが。
△2四飛
*飛車交換が機敏な手。
▲同 飛
*しかたないが。
△同 歩
*飛車の打ち込みを目指して、後手有利。


変化:31手
▲2八飛
*飛車交換を避ける。
△2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2六歩
*しかたないが。
△3四飛
*手順に石田流に組んで、後手十分。


変化:27手
▲6六歩
*角交換を避ける。
△4四飛
*飛を活用する。
▲7七角 △3三桂
*飛車交換を目指す。
▲2八飛
*飛車交換を避ける。
△2四飛
*飛車交換を挑む。
▲2六歩
*飛車交換はできない。
△3四飛
*歩を打たせて手順に石田流に組んで、後手十分。
今回は、メインの機能、定跡講座の話です
私は初めて定跡道場シリーズを買ったのですが、その詳しさにびっくりしています

将棋タウン様の、ここのページを読んでいて、予備知識はあったんですけどね↓
http://www.shogitown.com/book/consi/soft/15toudai_jyouseki1.html

この定跡講座、使い勝手がなかなかいいと感じられます
自分が知りたい定跡局面まで、短時間で行けると思える仕組みになってます

使うときは、まず画面の上のバーにある「講座」をクリックして、
「居飛車」か「振り飛車」か「駒落ち」を選びます
すると、別ウインドウが表示されます 
戦型をスッキリと分類した戦型案内が表示されるので、自分がどの戦型の定跡を調べたいか選びます
各定跡形の分かれ目となる、ポイントの局面図が表示されます 

調べたい局面が見つかったら、「講座を開始」をクリックします
すると普段使う画面に移り、講座が始まります
普段使う画面で駒が動きながら、一手ごとに左下に解説が表示されるシステムです

講座は詳しいと思われます これは下の相横歩取りの変化で実際に体感してみてください
分岐手順には、○マーク(好手)、─マーク(通常手)、×マーク(悪手)がついていてわかりやすいです
悪手も解説されているところがうれしいですね 

今、局面の形勢判断はどうなのか、悪手はどの程度の悪手なのか、
分岐の変化に無い手をやったらどうなるのか、
検討モードに移行させて、評価値を数値で見ることが可能です

講座をさせながら、同時に検討モードを使うのはなぜかできない仕様なのですが、実は可能なのです
講座のコメント欄を×をクリックすることで、いったん講座が終わります
局面はそのまま残っているので、そこで検討モードを使えばいいのです
(このやり方がわかるまで、ちょっと時間がかかりました)
そこからまた講座に移るには、また講座の種類を選ぶ途中の画面から
進めなければならないようですが、これは定跡手順の復習になるのでまあ許容範囲でしょう

激指定跡道場2には、膨大な定跡が解説されてます
部、章、節の順に分岐して整理されています

具体的に、どんな風なのか、一例を書き出してみました
今回は居飛車編の中から、定跡の中で一番激しいと思われる、相横歩取りを取り上げてみました
kifu for windowsに貼り付けて見て下さい

分岐の変化の解説まで紹介していると、あまりの量の多さに私が死にかねませんので、
一番上に来ている変化のみを採用しました
解説はすべて所司七段のものです 私の文は(カッコ)の中に書いてます


*居飛車 
*第6部:横歩取り戦法その他 
*第1章:相横歩取り ▲7七銀型
*第1節△7四飛に▲同飛 
▲7六歩
*(初期局面に戻して、ここから解説させることが可能です)
△3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金
*先に▲2四歩もあるが、いったんは受ける方が普通といえる。
△3二金
*後手も当然受ける。
▲2四歩
*同形から先手が先に飛車先を切る。
△同 歩 ▲同 飛 △8六歩
*△2三歩▲3四飛△8八角成▲同銀△2五角▲3二飛成の順は現在少なく先手有利の見方が多い。
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛
*横歩取りの戦型に。むろん▲2六飛や▲2八飛も一局。
△8八角成
*△3三角が最も多く他では△3三桂。
▲同 銀 △7六飛 ▲7七銀
*相横歩取り▲7七銀型 カベ銀を形良くし、最も自然な一手。
*(この手で▲7七桂とするのは、第2章相横歩取り ▲7七桂型その他に分類されています)
△7四飛 ▲同 飛
*第1節 大決戦へ。
*(この手で▲3六飛と引くのは、第2節:△7四飛に▲3六飛、に分類されています)
△同 歩
*(ここで先手の手が、▲4六角、▲8三飛、▲2八歩、▲8四歩、▲8二歩に分岐しています
*ここでは好手を意味する○マークがついている▲4六角の変化を追っていくことにします 以下も○マークがついている筋を追っていきます)
▲4六角
*分岐1 一歩得をする最有力手。
*(ここでは以下、△8二角、△6四歩、△7三角、△8二歩、△8六歩に分岐しています
*○マークがついた△8二角の変化を追っていきます
*以下も、同様に○マークがついている変化を追っていると考えてください
*なお、2つ以上有力な手がある場合は、上にきているほうを採用しました)
△8二角
*▲8二歩の打ち捨てを省略された形で後手不満のようだが最善手と見られている。
*(▲同角成と▲7三歩に分岐しています)
▲同角成
*角交換するのが、本手。
△同 銀 ▲5五角
*両取りを掛ける。
*(△8五飛、△2八歩、△2五飛に分岐)
△8五飛
*現在の最善手。
*(▲8六飛と▲1一角成りに分岐)
▲8六飛
*飛車合わせが、最善手。
*(△同飛と△5五飛に分岐)
△同 飛
*飛車を取るのが、最善手。
▲同 銀
*(△2八歩、△7三銀、△6四角に分岐)
△2八歩
*最善手。
*(▲8二角成と▲同銀に分岐)
▲8二角成
*銀を取るのが、最善手。
△2九歩成 ▲4八銀
*いったん逃げて一歩得をする。
*(△3八歩と△2七角に分岐)
△3八歩
*手筋の垂らしが、最善手。
*(▲8一馬、▲7二銀、▲同金に分岐)
▲8一馬
*本筋。
△3九と
*△3九歩成もあるが、この方が普通。
*(▲同銀と▲5八金に分岐)
▲同 銀
*最善手。
△同歩成 ▲同 金
*(△5五角、△4五角、△3八歩、△2七桂に分岐)
△5五角
*最善手。
*(▲7二銀、▲6三馬、▲2二歩に分岐)
▲7二銀
*強く攻め合う。
*(△3七角成、△同金、△6二金に分岐)
△3七角成
*最善手。
*(▲4八玉と▲6八玉に分岐)
▲4八金
*金を上がって受けるのが、最善手。
△3九飛 ▲4九桂
*(△4八馬と△5六桂に分岐)
△4八馬
*角を切って殺到するのが、最善手。
▲同 玉 △3六桂 ▲5九玉 △4九飛成 ▲6八玉
*(△6二金打と△5二銀に分岐)
△6二金打
*いったんは受けに回るよりないが。
▲6一銀成 △同 金
*(▲7二金と▲8二飛に分岐)
▲7二金
*食い付いていく。
*(△5二金と△3八竜に分岐)
△5二金
*△7二金がやや重い形なのでかわしてみるが。
*(▲7一飛と▲3三歩に分岐)
▲7一飛 △4二玉 ▲6二金 △3三玉 ▲5二金 △7六銀
▲3四金
*(△2二玉と△同玉に分岐)
△2二玉 ▲2三歩 △1二玉 ▲4一飛成
*詰めろだが。
△3八龍
*(▲5八玉と▲7九玉に分岐)
▲5八角
*(△1四歩と△3三銀に分岐)
△1四歩
*軽い受けの形。
*(▲2二歩成と▲3三歩に分岐)
▲2二歩成
*成り捨ての手筋。
△同 玉 ▲2四歩
*詰めろ。
*(△1二香と△1二銀に分岐)
△1二香
*粘り強い手。
*(▲2三歩成と▲4二金に分岐)
▲2三歩成 △同 金 ▲同 金 △同 玉 ▲4九金
*頑張る指し方。
*(△5九銀と△2九竜に分岐)
△5九銀
*勝負する手順。
*(▲同玉と▲同金に分岐)
▲同 玉
*頑張った手順。
△4八金
*(▲6九玉と▲6八玉に分岐)
▲6九玉
*最善の応手。
△5八金 ▲同 金
*(△3九竜と△4八桂成に分岐)
△3九龍 ▲5九銀 △4九角 ▲6八金左
*先手有利。
*(ここまでで本線と思われる手順の講座が終わっています)
まで91手で中断
島  朗九段vs井上慶太八段   NHK杯 1回戦
解説 有吉道夫

おお、矢内、後ろ髪を伸ばして下ろしている これも似合うね 今日もキラキラ輝いてるね
♪キラキラ まぶしくて Wow Wow Yeah! It's automatic だ

島は予選で、高野、ヒフミンに勝って本戦出場 井上はB1のため予選免除
そして、解説に有吉御大がきたー
有吉「2人とも居飛車党の研究家」

事前のインタビュー
島「井上は、私から見ると丁寧な将棋、攻めには迫力がある、とても強敵
 矢倉模様の熱戦にしたい」
井上「島は、手厚い重厚な本筋の将棋 今日は勝ちたい、いい将棋が指せれば」

先手島で、角道を止めて矢倉を目指したのに対し、井上は右四間で速攻の体勢を築いた
▲矢倉vs△矢倉崩し右四間、という、個人的に非常に興味深い戦型になった
最短の手順で井上が仕掛け、島が受け止めるという展開 これはワクワクだ
 
井上、いったん玉を固めたが、感想戦でこの構想を後悔していた
玉の囲いはせず、もっとガンガン攻めるべきだった、とのこと 

島が▲3六歩、と飛車のコビンを開けた瞬間、中央で決戦になった
島には△5五角の王手飛車の筋がある、 どうやって受けるんだろう、と思っていたら、
中央は放置して▲3七桂の攻め合い! うおー、これは激しい
有吉「攻めるは守るなり、ですね」

▲5三歩の叩き、さらに飛車が取られるのを覚悟で横に活用、取られる直前の▲6三歩の叩きで、
猛烈に攻め、一気にたたみかけていく島 
有吉「中盤の最高潮の攻防戦ですね」 
そして島の飛車が助かった 一方、井上の飛車は9筋に追いやられ、
有吉「井上、苦戦を意識していますね」
矢内「思っていた展開とは違ってしまったんでしょうね」

しかし、井上も△4九角から△7六角成とする攻防手を出す 気がつきにくい手だ
これは見ごたえがある! まさに一手指したほうが良く見える展開だ
有吉「お互い、受けながら攻めるという高等戦術ですね
 攻めたり受けたりの、非常に熱戦ですね」

とにかく、指し手が高度だ 持ち時間が短い将棋なのに、両者ギリギリの線に踏み込んでいくのだ 
見ていてドキドキだ
まだ続くかと思っていたら、島が一連の組み合わせ手順で、井上玉をバッサリと一気に寄せてしまった
最後はドカンと飛車で金を取って成りこんで勝ちを決めた ここは見ていて気持ちよかった
有吉「うまい寄せがありましたね 見事な決め手ですね」
結果、77手で島の勝ち! うわー、手数は短かったけど、すごい熱戦だった

有吉「島の反撃が強烈だった 攻め合いで、相居飛車の典型的な将棋だった」
いや~、これは面白かった 高度で、難解だったけどね 
一手指したほうが良く見える、切り合いの展開 これは個人的にモロに好みで、ツボにはまった

今期NHK杯、1回戦の中で屈指の面白さだったと思う
有吉先生の解説もなかなか良かった 毎回、これくらい見せてくれたらいいねえ
うんうん、今回は面白かった とても満足だ

やっぱり、男子のトッププロはレベルが高い!と思わせてくれた一局だった
うーん、先週の里見戦とは大違い・・・ 
さて、来週は清水女流の登場だ 相手は堀口一史座か これも強敵だな~(^^;
第18期 銀河戦
本戦Fブロック 最終戦
久保利明二冠 vs 長沼 洋七段
対局日: 2010年5月19日
解説:橋本崇載七段
聞き手:上田初美女流二段
記録:伊藤明日香女流初段

21年度の成績は、久保41-20 長沼16-11 2人の対戦成績は久保の4-2

解説のハッシー「久保は軽快な技を駆使する振り飛車党、最近は非常に充実している
 長沼はオールラウンダー、受け八分の丁寧な受け将棋
 久保のさばきを長沼が押さえ込めるか」

長沼が勝つと、同ブロックで4連勝している神吉に、最多連勝者での
決勝トーナメント行きの権利が回ってくるという大一番
逆に長沼が負けると、神吉は決勝トーナメントには行けない

ハッシー「久保さんは最近、勝っているせいか表情もやわらかい
 長沼さんは人柄が温厚で、人気があります
 僕はなぜか長沼さんに、橋本先生と呼ばれてしまってます(笑)」

先手久保で、▲5筋位取り中飛車+穴熊 対して、長沼は△居飛車の持久戦模様
だったのだけど、長沼は△7三銀と上がった銀を、また△6二銀引とするなど、
どうも作戦がうまくいってない様子
5筋で交換になった歩も、また5筋に打って、安全策にしてしまった
ハッシー「これは長沼が作戦負けを認めた手ですね」

ハッシー「後は固められたらプロ的に見れば終わり」
ハッシー「長沼に苦労が多い将棋」
ハッシー「え~? △7三桂と跳ぶんですかぁ? いやこれは▲6六歩と突かれて・・・
 うーんちょっと・・・ 長沼の作戦負けですねぇ」
ハッシー「長沼から動く手がもうない」
ハッシー「プロが10人いれば、10人とも先手を持ちたいという局面」
ハッシー「痛いですねぇ この歩の垂らしは」

・・・と、もうボロボロの一方的になりそう、と言わんばかりだったのだが?

長沼が先手の銀の頭に歩を叩いて、行き場所を訊いたときに、
久保が銀を2回引いて、安全策を取ったあたりからおかしくなったんだと思う
結果、穴熊が後手の攻め駒に食いつかれることに!

そしてなんと、長沼、遊んでいた馬で、ボロっと金をタダで取っちゃった!
えええ? 久保、金のタダ取られ、これ、おかしいんじゃないの?

ハッシーの解説、今回はいまいち切れがない
ハッシー「これ、いいんですかね?」
ハッシー「久保に受けの奥義みたいなのがあるんですかね?」
ハッシー「もっと久保の楽勝かと思ったんですけど」
ハッシー「どっちが勝っているか全くわかりません」
どうもハッシーが混乱している
自分で考えると、もう長沼が勝ちに見えるんだけど・・・

個人的に「おお」と思ったのは、飛車を近づける△5二歩の中合いだ あれは絶好の手筋だったね
優勢になった長沼、安全運転で、久保の攻めを丁寧に受け止め、なんと勝っちゃった!
最後は大差がついていた

ハッシー「久保さんのこんな負け方はめずらしいです
 序、中盤にうまくさばけすぎてかえっておかしくなった」
ハッシーの解説がいまいちだったし、感想戦もなかったので、どこで逆転したのかよくわからなかった

まあ、しかしそれはいい とにかく、長沼が勝ったのだ!
これで、Fブロックからは、長沼が5連勝で最終勝ち抜き者、神吉が4連勝で最多勝ち抜き者で
決勝トーナメント進出となった

ハッシー「決勝トーナメントでの神吉さんの服装にも注目です」
よっしゃ! ちょうど、フリークラス棋士の引退規定が変わったところなのだ
銀河戦は、優勝、もしくは準優勝で引退せずにすむのだ
神吉さん、どんな戦いぶりを見せてくれるのか!
里見香奈女流二冠vs小林裕士六段   NHK杯 1回戦
解説 森けい二

父からのDVDが届き、今日、ようやく見ることができました(^^;

さて! ワクワクだ いよいよ見るぞ
自分の心境は、ヒカルの碁でいうと、塔矢行洋と進藤との新初段シリーズのときに、
観戦にきた塔矢アキラのセリフがピッタリだ
「・・・里見二冠 里見二冠が 全国のファンが見守る中 デカコバと指す
 とうとうここまであがってきた 待っていたこの時を!
 いったいどんな将棋を指すのか どんな将棋を見せてくれるのか!」 

その前に、矢内のファッションチェックだ
また矢内の髪型が変わってる~ 編みこみにして、後ろに回している
モンゴルの部族みたいだ 後頭部には、のりで巻いたおにぎりを乗っけている きっと非常食なのだろう

里見は黒のスーツか 化粧をほとんどしてないみたい
里見は女流棋士枠の決定戦に勝ち、本戦出場

デカコバは、やはりデカイ 里見と比べると、体積が3倍くらいあるように感じられる
デカコバは総合成績優秀で予選免除

解説の森「里見は初めてのNHK杯で、師匠の私も緊張している
 デカコバは男子プロとしては負けると何を言われるかわからないので、プレッシャーがかかるでしょう」

事前のインタビュー
里見「相手の棋譜を並べたり、普段どおりの勉強をしてきた
 落ち着いて、見ている人に楽しんでもらえる将棋を指したい」

デカコバ「里見さんは終盤が強いので、終盤のねじりあいを見て欲しい
 NHK杯は、ひとつでも多く勝ちあがりたい」

先手里見で、三間飛車の早石田だ 里見は鈴木新手も久保新手も見送り、美濃に囲った
デカコバもオーソドックスな形で対応、角交換の定跡形になった
後手は飛車を浮いて受ける、△8四飛型というのが最近の研究ということらしい

里見は左銀を中央に出て、積極的だ
ドキドキドキ、どうなるんだ、と、こっちが緊張して見ていた
らば、里見、いきなり▲4六角の自陣角で、打開を図ってきた!
森「思い切った角を打ちましたね」
これは、成立しているのか?

ところが、直後にデカコバに△4三角と打ち返されてみると、なんともう攻めが失敗!?
森「この△4三角が受けの決め手でしたかね~」
えええ、もう決め手が出たの? うっそー(^^;

森の解説手順とは違ったが、飛車角、両取りの銀を打ち、着実に駒得をしたデカコバ
ここまではデカコバの思惑どおりに見える・・・

森「ここで▲7二銀と打ったらいいんじゃないの ほめますよ」
矢内「じゃあ、打ってくれるんでは」
が、無情にも、里見の手は▲7五歩・・・!
森「今の▲7五歩は、ほめられないです」 ああ~

ヒカルの碁でいうと、塔矢アキラvs佐為のネット碁での一局、
アキラ「形勢は・・・ まだ戦えるのに・・・ か、勝てる気がしない」といったところか
ムードがそういう感じだ、なんか力の差が歴然だ 

そして、押されていた終盤、里見が完全に一手パスの悪手を指してしまった!
うわー、これは、今出た銀が引かされて、本当に完全な見落としだ
級位者並みのミスだ わあー
森「あーこれは一手パスですね この一手パスはひどいな~ あーこりゃひどいわ 投了級です」
わあー orz

その後は押されまくり、美濃のコビンを徹底的に攻められ、一方的になってしまった
84手で、デカコバの勝ち
1時間9分で終局となった デカコバは考慮時間を6回余していた

矢内「ん~、なかなか・・・(内容が大差なので言葉がない矢内)」
森「里見が何回か勝負手を逃してました」

感想戦では、里見のほうに、こうやっていれば、という筋をずっと検討していたけど、
実戦でそれを指せる雰囲気じゃなかったね 実力差はいかんともしがたかった
正直、大駒落ちでもどうか、と思わせる大差負けだった

まあ~、しょうがないか うーん、終盤のねじりあいを見たかったが、全然そこまでいかなかったね
これが現状での男子プロと女流プロの差か
よ~し、清水にカタキを討ってもらおう! 
でもたしか、清水ってNHK杯に10回くらい出てるけど、まだ1回も勝ったことがないんだったっけ
女流に男子並みの強さを求めてはいけない、という原点に立ち返らねばならないのか
あー、残念だった
<お詫びと訂正>
朝の7時頃にいったんアップして、「次の一手機能が1秒しか考えてくれない」と
書いてしまったのですが、マニュアルを読んでみると、解決策が見つかりました(^^;
「ファイル」→「各種設定」で、次の一手機能の棋力を変更することができたんですね
これで次の一手機能がまともに使えるようになりました すいませんでした

7月23日に発売された、将棋ソフト「激指 定跡道場2」を買ってしまいました
激指9を買ってからまだ半年しか経っていないので、どうするか迷いましたが、
「定跡講座」がどんなものか知りたくて買いました
私は今まで、「定跡講座」が入ったソフトを一本も持っていなかったのです

で、印象ですが・・・ すごい量の定跡が収録されています
解説も、一手一手、ほとんどの手に所司先生のコメントが入っています
まずポイントとなる局面を図で示し、初手から知りたい場合は、初手に戻って解説してくれてます
ぐわ、これはすごいわ(^^;


激指9との違いは? 激指9は、「女流棋士と7番勝負」、「キャラとの対局」、「詰棋バトル」、
 「実戦詰将棋」、「棋譜鑑賞」、「指導対局」といった、言わば遊びモードが充実していましたが、
それらは激指定跡道場2にはありません 
ただし、「レーティング対局」はカットされずに、残されてあります
追記:「指導対局」もカットされずにありました すいませんでした

激指9になくて激指定跡道場2にあるのは、
「320の指定局面から対局する定跡道場」、「渡辺明実戦編」、そしてキモの「定跡講座」です 

あとはいつもおなじみの、「検討モード」、「棋譜解析」、COMに最善手を訊く「次の一手」等です
ユーザー独自の「定跡編集」もできるようになってますが、私はそんな難しいことはやりません(^^;

まあしかし、これらはマイコミのHPを見ればだいたいわかることです↓
http://soft.mycom.co.jp/

今回は検討モードと、次の一手機能がどうなっているか調べてみたいと思います

検討モードを使って見ましたが、激指9は思考が六段まででしたが、
激指定跡道場2は六段+++という段位まで考えるので、だいぶ時間がかかる感じです

以前、このブログで、2009.12.24(ここの日付に、私のPCのスペックが詳しく書いてます)に、
「激指9の検討モードがおかしい件」という記事を書きました

それは直っているんでしょうか? 次の一手機能はどうでしょう?
まずはこの局面です↓
 
後手:ボナンザ
後手の持駒:角 歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・v飛 ・v金 ・v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・v歩 ・v歩 ・v玉 ・|三
| ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩v歩v歩|四
| ・v歩 ・ 歩v銀 ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 銀 ・ ・ 歩 歩 歩 歩|六
| 歩 歩 飛 ・ 歩 金 ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:激指<全戦型> 六段
先手の持駒:角 歩 
手数=40 ▽5五銀 まで

激指9の検討モードで調べてみると、(候補手3手)

1回目 1分30秒かかって、六段の思考が完了 形勢は+110
最善手▲8五銀、次善手▲6七銀、3手目の候補手▲8八角

2回目 1分45秒かかって、六段の思考完了 形勢は+298
最善手▲6七銀、次善手▲8五銀、3手目の候補手▲8八角 

うーむ、最善手を▲8五銀にしてしまうことがある激指9、どうにもこうにも信用に欠けます
次の一手では、棋力を六段に設定して15秒ほどで▲6七銀でした

激指定跡道場2の検討モード、次の一手機能はどうか?(候補手3手)

1回目 7分ちょうどかかって!六段+++の思考が完了 形勢は+188
最善手▲6七銀、次善手▲6一角、第3候補手▲8八角

2回目 5分45秒かかって、六段+++の思考が完了 形勢は+92
最善手▲6七銀、次善手▲6一角、第3候補手▲8五銀

1回目は、7分もかかってしまいました~ 2回目も5分45秒 こ、これは待つのがツライ
ただし、1分ほどで、もう六段+まで思考が行っていて、▲6七銀が最善手と出ていましたから、
もうそこでユーザーの判断で打ち切っても良さそうですね

ところが! 次の一手では、1秒で「最善手は▲8五銀」と出ます! な、なんで~
マジで、な、なんでやねん! もうちょっと考えてよ~ 1秒で判断しないでよ~orz
・・・と思いきや、これは私の勘違いで、
「ファイル」→「各種設定」で棋力を変更できるのが、わからなかったためでした(^^;
棋力が最高は六段+++まで選べますね
1秒で返答してくるのは、棋力を初期値の三段のままにしてしまったからでした(^^;
六段+に設定して訊いてみると、20秒ほどで「最善手は▲6七銀」と出ました あー、よかった

次の局面↓

後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・v玉v銀 ・v飛 ・ ・ ・ ・|二
| ・v歩v歩 ・ ・v銀v角v歩v歩|三
|v歩 ・ ・v歩v歩v歩v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・ 歩 ・|五
| 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ ・|六
| ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ 桂 ・ 歩|七
| ・ 角 玉 銀 金 銀 ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=27 ▲4五歩 まで

後手番

まずは、激指9の検討モードで調べてみると、(候補手3手)
1回目 35秒で六段の思考が完了 形勢は-54
最善手△同歩、次善手△4二飛、第3候補手△3二金 

2回目 30秒で六段の思考が完了 形勢は-54
最善手△同歩、次善手△4二飛、第3候補手△3二金 つまり、1回目と同じ

なんですかね、この△同歩が最善っていうのは・・・ 
先手に角交換されてから、2筋を切った後の▲4四歩が厳しく、△同歩は敗着でしょう・・・
次の一手機能(六段に設定)だと、2回やって、2回とも7秒ほどで△4二飛が最善と出ました

では次に、激指定跡道場2の検討モードで調べてみると、(候補手3手)
1回目 2分45秒で六段+++の思考が完了 形勢は-70
最善手△3二金、次善手△4二飛、第3候補手△5五歩

2回目 2分40秒で六段+++の思考が完了 形勢は-70
最善手△3二金、次善手△4二飛、第3候補手△5五歩 つまり、1回目と同じ
ただし、これも30秒ほどでもう六段+まで思考が行っていて、△3二金が最善手と出てましたから、
そこで読ませるのを打ち切ってもよさそうです

次の一手機能の棋力を六段+に設定して訊いてみると、10秒ほどで△3二金と出ました

追記:前期銀河戦で、▲谷川vs△羽生、この局面で、羽生の△9六角成りという絶妙手がありました↓
激指定跡道場2の次の一手機能(六段+)で調べると、10秒で△9六角成りを正解してました
検討モードでも、いきなり△9六角成りが最善手の一番手にきました

結論:激指定跡道場2の検討モード、次の一手機能は使える

後手:羽生善治名人
後手の持駒:飛 歩五 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ 馬 ・ ・ ・ ・v香|一
| ・v玉v金 ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v桂v銀 ・ ・ ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・v桂v歩 歩v歩 ・ ・ ・|五
| 歩 歩 ・ ・ 銀 ・v歩 ・ ・|六
| ・v角 銀 ・ ・ 歩 ・ ・ 歩|七
| ・ 玉 ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ 金 ・ ・ ・v龍 香|九
+---------------------------+
先手:谷川浩司九段
先手の持駒:金 銀 桂 
手数=9 ▲8八玉 まで

後手番
第18期 銀河戦
本戦Eブロック 最終戦
丸山忠久九段 vs 谷川浩司九段
対局日: 2010年5月19日
解説:阿久津主税銀河
聞き手:野田澤彩乃女流1級
記録:伊藤明日香女流初段

21年度の成績は、丸山26勝19敗 タニー21勝16敗 2人の対戦成績はタニーの26-24
さすがにすごい数を対戦しているね 50局やって、ほぼ互角か

解説の阿久津「丸山は角換わり腰掛け銀が得意、非常に研究熱心 終盤が正確
 タニーは角換わりが得意で、終盤の寄せの速さに定評がある」

先手丸山で、横歩取りになった タニーの△8五飛戦法だ
丸山は全くのノータイム指しで、スッスッスと駒をすべらせていく 
タニーもついていき、両者本当にノータイム指しで、
番組開始15分にして、もう終盤になってしまった

阿久津「指し手が速いですね~」 もう、この戦型は解説者だけが頼みの綱だ
今回は阿久津なので安心だ
松尾流(だったよね)の角筋に飛車を回る、△5五飛の変化だ
阿久津「(43手目の)▲6七金が、丸山の研究でやってみたい手だったのかも」
感想戦で、丸山「▲6七金をやってみたかった」
初手の段階から43手目まで、もう考えているんだね

途中、阿久津と聞き手の野田澤との雑談になった
野田澤「阿久津さんは、普段けっこう研究とかされてるんですか? ひとりでとか・・・」
阿久津「自分なりにはやりますけどね 野田澤さんは研究はしないんですか?」
野田澤「そうですね 根(こん)つめてはあんまり、なかなか・・・」
阿久津「根つめずにやってるんですか(笑)」
野田澤「ふふふ(^^;」

阿久津「研究は、人それぞれ色々な場所でやっているでしょう、棋士は頭の中に盤がありますよね」
野田澤「・・・はい(^^;」

ここ、面白かった 野田澤さん、ビクビクしていた雰囲気が感じ取れた 
野田澤さんは研究ということをしているのだろうか、頭の中に盤はあるのだろうか(笑)

丸山が激しい順に突っ込んでいき、タニーも付き合って攻め合いになった
が、感想戦でタニー「△8九竜のところでは、一回、△6四銀と自陣に手を戻しておくのが正解だった
 本譜ははっきり負けにした」
しかし、丸山にも疑問手が出た 感想戦で丸山「▲6九馬はひどい手だった 一気に難しくなった」
そうだよね、▲6九馬は感触が変すぎる手だもんね

阿久津「どっちが勝つかわからない大熱戦です」 考慮時間も両者使いきり、30秒将棋だ
おお、これはもしかして、タニー、いけるのか?

丸山の▲6九馬の悪手で、タニーにチャンスボールが来たはずなのだが、どうにも局面が難しすぎた
はっきりした手を見つけられず、107手で丸山の勝ちになった

感想戦でも、タニーの勝ち筋は見つからなかった
開始15分で終盤になったが、終局は1時間17分経ったところだった
これで、Eブロックは、丸山が最終勝ち抜き者、中村太地が3連勝で最多勝ち抜き者になった

実はこの一局、自分は、始まる前から勝敗がわかってしまっていたのだ
タニーがA級順位戦で三浦に勝ったとき(6月29日)、
「今期のタニーは絶不調で、銀河戦で先崎に勝った1勝だけで、あとは全敗している」
との情報を、どこからかソースは忘れたけど、得てしまっていたのだ
だからこの一局は、タニーが負けるんだろう、と思っていたら、やはり負けてしまったか

まあ、しかし、この一局、それほどメチャクチャな内容ではなかった
ちなみに、激指9で、終盤を調べてみたのだが、難しくてわかんなかった

事前に勝敗がわかってしまう・・・ 収録が5月19日、放映が7月22日だもんね
今の時代、2ヶ月間、どこにも情報がバレないってのも、無理がある
もうちょっと、なんとかならないもんだろうか

それはそれとして、聞き手の野田澤さんと、記録の伊藤明日香さんで目隠し将棋をやってほしいと思った
この2人、果たして、できるんだろうか? できないような気が・・・(笑)
第18期 銀河戦
本戦Dブロック 最終戦
佐藤康光九段 vs 山崎隆之七段
対局日: 2010年5月21日
解説:谷川浩司九段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:井道千尋女流初段

先週の土曜に放送された一戦 まだ見終わってなかったんです(^^;

21年度の成績は、康光24勝25敗 山崎35勝19敗 2人の対戦成績は康光の6-1

解説のタニー「康光は昨年度、不振で負け越してしまった
 しかし、独創的な序盤作戦はあいかわらずで、プロ間でも注目の存在
 久保との棋王戦で5番勝負フルセットの末、負けたのが痛かったと本人の談
 
 山崎は昨年度、ネット最強戦で優勝、山崎流と言われる指し方が色々な戦型である
 独特のセンスを持っている棋士 彼がもっと活躍するのが将棋界のためになると私は思っている」

先手康光で、後手山崎の一手損角換わり しかし、康光はやはり普通の作戦ではなかった
▲2七銀としてから、▲8八飛と回した! 対一手損角換わり陽動向かい飛車作戦、と言ったところか
タニー「これが康光流なんです(笑)」

山崎はどうするかと思って見ていると、果敢にも2筋の位を奪還にいった!
これは強い手だ だけど、この山崎の構想は、その後が指しこなすのが大変で、
マネをしないほうがよさそうだ 銀が分裂し、実戦では山崎自身も困ってしまうことになった

お互いに玉を固める手がなく、完全な手将棋
31手目で、手を渡された山崎、大長考に沈んだ 苦心の末、3筋から動き、仕掛けた
タニー「さすがの勝負手ですね まだほとんど駒がぶつかっていないのに、
 もう勝負手、というのも変ですけど(笑)」
なんと、山崎、ここでもう最後の考慮時間を使いきり、30秒将棋になってしまったではないか
うわー、これは苦しいわ 康光はまだ6回残している 

康光の攻めが続く 康光にうまい自陣角を打たれ、2筋から動いた反動がモロに来た
山崎玉は崩壊し、風前の灯(ともしび)だ
タニー「あきらめたのか、山崎の手が早くなっちゃいましたね」
康光、持ち駒に金、銀、銀、桂を持っていて、あとは寄せるだけ・・・なんだけど、後手玉が広く、
寄せが意外に難しい、というなんとも妙な局面となった

タニー「康光は怖がらずに、強い手で寄せにいきましたね」と言っていたのだが、
そういう手が重なり、一気に詰ましにいかないとおかしい、という局面にまでなってしまった

康光、一回受けに回る、という冷静な手を指したが、何か山崎に有効な攻めがあれば逆転だ
何か勝負手がありそう、思っていたら、本当に山崎の勝負手が来た
先手玉の腹、飛車の頭に当たる位置に、△8八銀という銀のタダ捨ての打ち込み!
おお、これは実は自分も即座に考えた手なのだ、当たった、もしかしたら?と思われたが・・・
進んで見ると、康光玉は寄らなかった

結果、99手で康光の勝ち 逆転寸前の、あぶないところだったと思う
タニー「なんとか康光が逃げ切った 山崎は序盤がうまくいかなかった」

これ、24でのリレー将棋ならどうか、(自分は今回のリレーには参加してませんが)
まずこういう風にはならないだろうなあ、と思って見ていた一局だった
手数が短く終わりそうなのだ ヘタをすれば、60手くらいで終わっても全然おかしくない内容だ
61手~90手が担当の3将ですら、もう勝敗は決まっていて、ただ手続きで駒を動かすだけ、
になってもおかしくない(^^;
互いにほぼ居玉で、仕掛けた手がもう「勝負手」だったのだから、こうもなるか

ちなみに、自分の24での対局で、手数がかなり短く終わった将棋が続いたことがあった
73手、80手、47手、73手、59手、73手、57手、48手
この8戦はさすがに短いね 7勝1敗なんで、成績はいいから、手を抜いているわけじゃないです(笑)

康光vs山崎ということで、もう少し盛り上がってほしかったのだが、まあこんなものか
これでDブロックは、康光が最終勝ち抜き者、山崎が2連勝ながら最多勝ち抜き者となった
2010.07.21 あ、暑い!
大阪、暑いです~! マジで!
それはそれとして、TV将棋観戦がしたくてたまりません
でもDVDレコーダの中には何も録画されてません
とりあえず、明日の朝に再放送がある、銀河戦の康光vs山崎ですね
屈指の好カード、早く見たい~
PM4時40分、今やっと帰ってきました 
どうしようもない事情により、滞在が一日延びてしまいました~

里見vsデカコバはどうなったのか? さっそく見ようと思います

と、思い、DVDレコーダーの中を見たんですが、なぜかここ2~3日の予約してあった分が、
全く録画されていないではないですか! な、なぜ!?
よく調べてみると、現在時刻が設定されていないことが判明! う、うわ なんだこりゃ?

そ、そうか! 停電だ! 出かける前日の停電が原因だ 
落雷があって停電したせいで、DVDレコーダーの初期設定がパーになってしまったのだ!!
それで、その後の入っているはずのNHK杯とかが録画されていないのだ・・・ ガーン

父に電話したら、父のレコーダには、まだ里見vsデカコバが残っているということで、
DVDに焼いてもらって、送ってもらうことにしました
感想を書くのはまたさらに後日になってしまいました(^^;

楽しみにしていた、世界コンピュータ選手権の勝又教授の解説は、もう再放送がないようで、
完全に見逃してしまうことになりました この日を2ヶ月待ったのに orz
停電、恐るべし・・・
土、日、月と帰省します 次の更新は月曜の午後以降になると思います

昨日はすごい雨で落雷があり、近くの電柱にカミナリが落ちました
で、夕方の3時間ほど、付近一帯が停電しました
電気がないと、なーんにもできませんね

家の中は真っ暗だし、扇風機も回らないから暑い、
逆に、外は明るいし、風があるので涼しい、なので、外に出る人が続出
必然的に、ひさしぶりに近所付き合いが発生

この状況を題に、一句詠んでみました

落雷に 電気とられて 夕涼み

・・・「朝顔に つるべとられて もらい水」から変化させてみたんですけど、
どうも出来はいまひとつ(^^; あー、もう考えてる時間ないわ 出発します(笑)   
第18期 銀河戦
本戦Cブロック 最終戦
森内俊之九段 vs 行方尚史八段
対局日: 2010年5月25日
解説:阿部 隆八段
聞き手:山田久美女流三段
記録:渡辺弥生女流2級

21年度の成績は、森内28勝22敗 行方21勝16敗 2人の対戦成績は4-4のイーブン

解説の阿部「森内は第18世永世名人資格者で、第一人者 今は充実の域 
 手厚い指し回しは鉄板流と呼ばれる
 行方は中終盤に力を発揮する 両者ともに受けが強く、粘り強い居飛車党」

先手森内で、矢倉になった 行方は△5三銀右の急戦矢倉を選択

雑談で、阿部「今は戦法が色々なのが出てきましたね~
 淡路先生が一手損角換わりを初めてやったとき、
 私は『淡路先生、これだけはないでしょう』と言ってしまったんですが、
 今は自分が一手損角換わりをやっているという(笑)」

序盤、行方が5筋の位を取り、先手の銀が当たりになった瞬間、森内の▲2四歩の突き捨てが来た!
このタイミングなら△同歩と取るしかない・・・ 後からだと、△同銀と取られる形だ
森内が一本取ったのかと思いきや、感想戦で森内「指しすぎになるかもしれないので難しいところ」
だそうだ

駒組みが進み、森内が▲2五歩と合わせる順が回ってきた
これに行方、大長考して考え込んでしまった え~、もう行方、ダメなのか?
もう終わってるの? が、行方は△同歩として、銀桂交換にはなったが、充分勝負形に持ち込んだ
守りの桂を△3三同桂と手順に活用して、攻め合いに持ち込んで難しいのか 
なるほどね~ ここはさすがだった のだが・・

その数手後の行方の△1五桂という手が大問題だった
この手が指された瞬間、阿部「これはすごい手ですね あまりいい手に見えないんですけど・・・」
この阿部の直感、モロに的中! 森内に手順に横に飛車を逃げられ、その飛車が大活躍~
後は、森内に攻められまくり、行方陣は崩壊した
わずか81手で、森内の勝ち! 

△1五桂はココセだったね それも、ココセの見本のような手・・・orz
阿部「△1五桂は行方の一手バッタリ」
感想戦で行方「こんな桂を打つ人はいませんよね 飛車が下にしか引けないと思っていた」
だわー、だめだね、それはね(笑)
それまでがお互い、細かいミリ単位の手の応酬だったのに、
この手はメートル単位でもう何もかもを台無しにする手だったね(^^;

この一局の最後の森内の手、羽生の伝説の▲5二銀を彷彿(ほうふつ)とさせる手だった
だいぶスケールは小さいけどね 
阿部「ここはいい手がありますよ 次の一手に出したいような手です プロなら一目(ひとめ)です」
で、森内はその手を見事に指した まあ、当然だろうけどね 自分も正解しました(^^)

本局は、行方、ダメかった・・・

これでCブロックからは森内が最終勝ち抜き者、行方が2連勝ながら最多勝ち抜き者となって、
決勝トーナメント進出となった
<第110話>
飛鳥田“大会運営のスタッフ── どこかの高校の先生に 怒られました・・・ 
 ごもっともです・・・”
スタッフの先生「全国大会で乱闘とは 言語道断 だいたい君らは 観戦だろ?
 対局者に とやかく言う 立場かな?」

うなだれる飛鳥田君、ほほに当たったパンチの跡が痛そうです
しかし・・・ これ、馬島君の傷害事件ですよね・・・ よく怒られただけで済みましたね・・・

鳥山香「あの場にいなくて よかった」
角野「ああ」
(角野の他人事のような態度に、あきれた鳥山香 
 「あんたも男子チームの一員だろ!」という顔で角野を見つめた鳥山香 あせった角野)
角野「え? な なんだよ? お前らの面倒 見てたんだよ オレは・・・ え? え?」
内村“しくじったな カドちゃん・・・ おろかなり”

内村さんが、角野君のことを「カドちゃん」と呼んでいます
ここに来て、はじめて「角野」の読み方が明らかになりました!
「かどの」が正解だったんですね 自分は「かくの」かと思ってました
第1話から出てきた角野君、「角野」の読み方がわかるまで、第110話までかかりました(^^;

(武藤先生に向かって、謝る飛鳥田)
飛鳥田「先生 すいませんでした」

馬島君が謝る姿はどこにもありませんね・・・orz

鳥山香「飛鳥田先輩 大丈夫でしたか?」
内村「痛そ!」
飛鳥田「大丈夫だよ」

馬島君の蹴りがモロに腹に入った、鷹洋の六本木君は大丈夫だったんですかね・・・

飛鳥田「女子の3回戦は どうなったの?」
内村「勝ちました!! ダーッ」
(アントニオ猪木ばりに拳を突き上げた内村、両手でピースサインをする鳥山香、ほほえむ成田)

飛鳥田「じゃ 決勝トーナメント進出・・・ 初出場で・・・ すごい!!」
内村「まだあと 4回戦もあるけどね」
鳥山香「勝った同士 当たるから どんどん手ごわくなるよね」

飛鳥田“・・・・・・”
(何か考えた飛鳥田、意を決した)

飛鳥田「みんな 聞いてほしい さっきあったこと 実は・・・」
(鷹洋とのやりとりを説明した飛鳥田)
みんな「えええ!? そんなこと言っちゃったの 鷹洋に!?」
馬島「だって あいつら ムカつくもん つぶす!!」
内村「しぇー」
角野「思っても 言わんだろ フツー」

飛鳥田「いや 馬島くんは 正しい!!」
みんな「えええ!?」

あ、飛鳥田君、な、何を言い出すんでしょうか?

飛鳥田「馬島くんの おかげでわかった・・・ “全国大会に出よう”なんて言ってたけど
 ホントは 自分の言葉 信じてなかったのかもしれない
 せいぜい 角野くんを連れ戻すための 方便としか・・・」
角野「せいぜい・・・(^^;」
飛鳥田「でも わかった 人の言葉からは 逃げられる けど 自分の言葉からは・・・
 全国大会で戦いたい ボクはここで戦いたい!
 そう ここで戦いたくて しかたがないよ!!」

下段を一段、ぶち抜きの大コマで、飛鳥田君のドアップが来ました!
週刊将棋の紙面を存分に、容赦なく使ってくる柳葉先生、素敵です!

感動した鳥山香“じ~ん”
びっくりしている内村“はぁぁ”
鳥山香「いーです!! それです!! 部長!!」

飛鳥田 「今はボクたちが 敗者だけど・・・ 敗者には敗者の 戦い方がある
 鷹洋を研究できるんだから  ごめん 女子チームの4回戦 応援できない
 男子3人で鷹洋の棋譜を 採りにいこうよ」
角野「あ・・・ でも・・・ 1人は残ったほうが よくないか?」
飛鳥田「武藤先生 女子をお願いします」
(鳥山香が角野をギロッと思い切り睨んだ、「お前も鷹洋の棋譜を採りにいけ!」と目が怒っている)
角野「な・・・ 何よ その目は?」
内村“また 失敗をやっちまったな カドちゃん”

飛鳥田「いこう!!」
(鷹洋の棋譜を採りにいった男子3人)
内村「いつも ポケターンとしてる部長が クール!」
鳥山香“飛鳥田先輩・・・ 萌えるかも・・・”
成田「・・・・・・」

飛鳥田君の背中を優しく見つめる成田さん、「飛鳥田先輩はこういう人だ」
と最初からわかっていたようです 

成田「あたしらも行こう 全国大会4回戦」
内村・鳥山香「うん」

“全国大会出場”へ向け、新たに意を決した飛鳥田君、この後の飛鳥田君の成長は?
角野君と鳥山さんの仲は? 馬島君はこの調子でいけば、いつ逮捕されるのか?
女子チームや番さんの、ライバルたちとの対戦は? 連載は週刊将棋でやってます!
(笑え、ゼッフィーロ 名場面集 ひとまず 完)
阿久津主税七段vs脇 謙二八段   NHK杯 1回戦
解説 森下卓

画面に出てきた矢内の髪型を見てびっくり、マゲをゆってる~ ふははは
三つ編みを後ろでまとめて、まんじゅうみたいにしてるんだけど、力士のマゲみたい
床山にやってもらったんだろうね ははは

阿久津は銀河戦優勝で予選免除 脇は予選で、小阪、桐山、田中魁秀に勝って本戦進出

解説の森下「阿久津はセンスがいい、天才的、感度がいい、局面をパッと見たときの
 ひらめきのすごさは棋界屈指
 脇は、闘志、ファイトをむき出しにして戦うタイプ」

事前のインタビュー
阿久津「脇さんは対局中、闘志を全面に出してくる 攻め将棋のイメージがある
 僕も脇さんも対局中は表情が変わるので、そこを見てもらえれば楽しいと思う」

脇「阿久津さんは、若くて強くてカッコいい、今日は私はカタキ役かな
 激しい将棋になると思う」

先手阿久津で、後手の脇はなんと4手目角交換の作戦
四間飛車に振ってから、向かい飛車にした ここのところ、この作戦、よく見るな~(^^;
森下「脇は最近、この作戦をよく指している」
角交換型の、▲居飛車+矢倉vs△向かい居飛車+穴熊になった
 
森下「阿久津には攻めにセンスを感じる 局面をパッと見たときの直感がズバ抜けている」
確かに、阿久津は華麗な攻めを見せてくれることが多いよね 森下、阿久津をベタぼめだ

森下「脇は、私が見たので強烈な印象が残っているのは、30年前、対局中、
 扇子で自分の頭をバンバン叩いて、『がんばれ、脇謙二!』って自分で言っているんですよ」
それは実にめずらしい人だね(^^;
森下は「まあ、扇子で相手の頭を叩いたらダメなんですけどね」とギャグを言っていた
このギャグは面白かった 森下、あなどれない・・・

自分が見た中で、脇さんの将棋で印象に残っているのは、昨年度の第17期 銀河戦  Eブロック 7回戦、
vs豊島戦だ この将棋、脇さんの会心譜だった このときも、駒音、手つき、気合いがものすごかった

さて、角を持ち合っているのに、お互いに金を3段目に上がるという、意欲的な作戦だ
2人とも攻めが好きなだけあるね 脇が銀をぶつけて、戦いになった
脇の銀をぶつける駒音、パッーンッ!!とすごい駒音だった

銀交換になった後、阿久津がどう攻めるか見ものだったが、
阿久津は桂取りだけが狙いの、そっぽの銀を打った
森下「こういう銀は打ったらイカンと言いましたが(笑)」

阿久津の角打ちに対する脇の受けの手では、森下「こう金を上がるのは穴熊が薄すぎるんで~」と
言っていたが、脇は金を上がって受けた 森下の予想、はずれまくり(^^;
森下「さすがファイター脇、という感じですね(笑)」
矢内「阿久津はふんばらないと、脇の勢いに飲まれそうですね」
とにかく駒音が高い脇、いいね 闘志満々だ 

局面、中盤の勝負所になった 脇の飛車引きに対して、森下は角を引き成る手を解説、
まあそれが無難だろう、と思って見ていると、阿久津は成銀を突っ込んだ!
森下「おお~、なるほど! 阿久津流の強い手ですね」

先手は角が飛車で当てられて質駒になっているけど、大丈夫なのか? 
うーん、局面をどうとらえたらいいのか、大局観がよくわからない将棋だ
ここのあたり、感想戦で、対局者と森下の3人ですら検討して迷っていたので、
自分くらいのレベルでは仕方がないだろう

実戦は、阿久津は角は取られたものの、穴熊の金をはがし、成銀がどんどん迫っていく展開になった
玉が薄く、考慮時間も使い切った脇が苦しいか 
でも、穴熊だし、底歩が利くのでまだまだ粘れるんじゃないか、と思って見ていた
が、脇は駒を前に出し、攻めていった
森下「脇は駒が前に出てますね」 これが結果的に敗因になった

すかさず、阿久津に▲7三桂、とぶち込まれた! うわ、なんだこれは?
森下「あ!そうか! これいい手ですね あ、そうか これ、痛すぎますね~!」
あらー、ド急所の桂の打ち込みだったのか これは穴熊が崩れる典型的なパターンだ・・・
以下は、阿久津にいいように攻められまくり、穴熊が見事に崩壊した
大差がついて、阿久津の快勝となった

この日の脇は、穴熊独特の感性が欠けていたようだった
穴熊は特殊な戦法なんで、使い手を選ぶよね 
穴熊は、使うほうがまず穴熊モードのスイッチを入れないと、大差負けになっちゃう、
という典型的な例だったと思う 
終盤の競り合いがなく、やや残念な一局となってしまった

あと、森下は▲7三桂を見落とすなどして、やっぱり終盤は手が見えてなかったと思った
これでは、美局倶楽部で海原雄山に「森下の棋譜など並べたら、終盤が弱くなるわ!」と
言われても仕方ないか、と思った(^^;

さて、来週はいよいよ里見女流二冠の登場! 相手は強敵、小林裕士(デカコバ)だ 
女流の勝ちを期待してはいけない、と思いつつ、期待してしまいますね 出るか、イナズマ流!
第18期 銀河戦
本戦Bブロック 最終戦
郷田真隆九段 vs 橋本崇載七段
対局日: 2010年4月22日
解説:山崎隆之七段
聞き手:久津知子女流初段
記録:渡辺弥生女流2級

21年度の成績は、郷田16勝23敗 ハッシー19勝22敗 2人の対戦成績はハッシーの3-2

ハッシーは頭のソース焼きそばに、ストレートパーマを当てたようだ
青のりがかかっていないのが少しさびしい

解説の山崎「郷田は居飛車党で、前に指した手を活かそうとする意思の強い将棋
 相手の変な手をとがめに行く、妥協しない棋風
 ハッシーは居飛車、振り飛車、両方指す 序、中盤で積極的に動いていく
 両者とも『前に出る』という棋風なので、中盤で激しくお互いの意思がぶつかるだろう」

この山崎の解説と事前予想、ドンピシャリだった
先手郷田で、後手ハッシーは角交換四間飛車にした
そこから、ハッシーは向かい飛車に振り、△2四歩と伸ばした
先日の▲高橋vs△長沼は、同じ戦型だったが、この△2四歩が通ってしまい、
後手が2筋方面でいい形を作ることに成功、長沼の作戦勝ちになった
なんで高橋はとがめに行かなかったのだろう、と自分は不思議に思っていたのだ

山崎「△2二飛から△2四歩ですか、積極的ですね~ ハッシー、強気ですね」と言っている
本局では、郷田がとがめに行った 右桂を跳ねた後、▲7七角の自陣角!
山崎「後手の飛車を狙った手、もう収まらない ハッシーが積極的すぎた可能性も」

あらら、これ、ハッシー、大丈夫なのか? まだ番組開始から20分しか経ってないのに、
もういきなり敗勢ってことはないだろうか?
感想戦で、ハッシー「▲7七角を打たれて、もう困った」
やっぱりそうだったか・・・(^^;

山崎「後手、模様は苦しいですが、耐えていれば、
 いつのまにかけっこう優勢になってたりとかするんでね
 意外に差がなかったりとか」
山崎、いつもそんな風に思って指しているんだね
序盤で差がついたらもう取り返しがつかない、と思っている棋士も多いであろう中、
この考え方はまさに山崎流だね(笑)

本譜は郷田がうまい攻めを見せる 後手の歩頭に桂をポンと跳ねる、▲4五桂!
これが取れないではないか もう銀桂交換は確定だ ぐ、ぐあ これは痛い
山崎「なるほどぉ~ これは次の一手ですね!」
あ~、ハッシー、ボコボコにされるのか 

ところが? 郷田が優勢だったはずが、手が進んで見ると、互角の駒の取り合いになった
ハッシー、郷田の端に逃げた飛車を、うまく捕獲することに成功した
山崎「あ、いや、これは先手の攻めをうまく逆用しましたね 郷田はこんなはずでは、と思ってるかも」
この中盤での駒の取り合い、アクロバティックだった
山崎「どちらかの一方的に展開になってもおかしくなかったんですけどね」

しかし、やはりハッシーが苦しそう、先手の成駒で着実に攻められて、もう風前の灯かと思われた 
受けも攻めも、どうやっていいかわからない・・・
そこで奥義が出た 美濃の8二の玉を一つ端に寄る、△9二玉!
秒をギリギリまで読まれて、「うわー、もう指す手がないです、わからないので一手パス」という風に指す、
これがこの奥義のコツだね(笑) この手が郷田の油断を生んだ これだから勝負は面白い

直後の郷田の飛車の打ち場所が甘く、ハッシーに付け入られてしまった
ハッシーの2枚の角での攻め、これが思いの他、厳しかった この追い込みは見ていてびっくりだ
聞き手の久津「すごいスピードでハッシーが追い上げてますね」
山崎「わからなくなりましたね」

ハッシーがどう寄せるかだ 終盤は金銀が入り組んで「必至問題」さながらの局面が続いた
ハッシー、一度は決め手を逃したものの、その後は正解手を指し続け、先手玉を寄せた
△9二玉が、この最終盤になってモロに効いているのだから面白い
結果、ハッシーの逆転勝ち!

山崎「序、中盤は郷田がハッシーの構想を積極的にとがめて優勢になったが、
 ハッシーの反撃の勝負術が見事だった」

感想戦で、郷田「序盤、自陣角を打ったあと優勢になり、良くなる手順がありすぎて、迷ってしまった」
とにかく、この将棋は出入りが激しかった
感想戦では、出るわ出るわ、「こうやっとけばよかった」というお互いの反省点の指摘の連発
変則的な序盤から、お互いに妙手あり、疑問手ありで、両者とも冷静になれなかった印象だった 

Bブロックはこれが最終戦なんだよね やっぱり、もうちょっとレベルが高くないといけないよね(^^;

これでBブロックは、ハッシーが4連勝で最終勝ち抜き者、
中田功が2連勝ながら最多勝ち抜き者の権利を得た コーヤン、ラッキーだね
<第109話>
(一柳の対局が終わったが、呆然として動けない馬島)

馬島“こいつの将棋・・・ まるで浅利さんの・・・”
ガタッ(一柳がイスから立ち上がった)
馬島“ビクッ”

(馬島を見つけた鷹洋の八嶋)
八嶋「あれ 神奈川の?」
六本木「なんでここに?」
一柳「さぁ・・・ おおかた 全国レベルを見ておけば 県代表にでもなれると 思ったんじゃない?」
八嶋「へー そー へー」
六本木「クッ クッ クッ」

鷹洋のメンバーをもう一度整理しておくと、
大将の美形が一柳、副将のでっかいガタイが六本木、三将の長髪で眼鏡が八嶋です
前に乱闘騒ぎを起こした馬島君、完全に顔を覚えられてますね

馬島「・・・・・・」
八嶋「へー そー」
六本木「ギャハハハハ!」

(馬島、笑われて頭にきた)
馬島「お前ら ダッせぇ 全国で勝てねぇ理由が 分かったぜ」
一柳・六本木・八嶋「・・・・・・・」

(不穏な空気に気づいた飛鳥田)
飛鳥田“わぁあああ! 馬島くん 鷹洋の子と にらみあってる!? なんで?”

馬島「チャンピオンはどこだっけ? 東京の大仏学院か?
 あんたら そこに勝てるなんて これっぽっちも 思ってねぇだろ?」
一柳・六本木・八嶋「・・・・・・・」
飛鳥田「ま・・・ 馬島くん!」
馬島「身分わきまえて 決められた席に 座っているだけだ 
 士農工商で言ったら 商? おとなしく案内された席に座る あんたらはそれだけだ
 よい子ちゃんたち!」

(鋭い目で馬島をにらむ一柳)
六本木「このヤロ! 勝てもせずに よくも言えたもんだな!」
審判の先生「そこ 静かに」
飛鳥田“オロッ オロッ”
馬島「神奈川県 最強の座? へっ 次はよく見て 腰おろせ
 イスがなくなって 尻もち つくかもな!! オレたちが座ってっから!!」

六本木「将棋に勝ってから ほざけ!」
ドン(六本木が馬島の肩を突き飛ばした)
馬島「あーあ 見た? ねぇ 暴力」
そばに居た他校の生徒「いや あの・・・」
ヒュン ドゴッ!!(いきなり馬島の強烈な後ろ回し蹴りが、六本木の腹にモロに炸裂した)
六本木「ゴッ・・・!」

この後ろ回し蹴り、かなり高度な技ですが、馬島君、難なく使いこなしてます! 

馬島「正当防衛 ね? 証言してね」
そばに居た他校の生徒「いや あの・・・ だからって・・・」
六本木「ゴッ ゴフッ」
八嶋「この!」
止めに入った飛鳥田「だめ!」
ボカッ(飛鳥田の顔に八嶋のパンチが入った)

ワアアア(大騒ぎになった会場)
角野「な・・・ なんだぁ?」
内村「ウマだ・・・ 絶対ウマに違いない・・・ 全国大会でもやったか・・・」

ちょ・・・馬島君・・・ 心を入れ替えて真面目になったはずでは・・・
もう・・・空手部にでもテコンドー部にでも転部してください・・・ マジで・・・orz  (つづく)  
第18期 銀河戦
本戦Aブロック 最終戦
渡辺 明竜王 vs 藤井 猛九段
対局日: 2010年5月14日
解説:加藤一二三九段
聞き手:中村桃子女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級

いよいよ渡辺の登場 対するは藤井 楽しみな一戦
21年度の成績は、藤井16勝15敗 渡辺37勝13敗 2人の対戦成績は、渡辺の3-2

解説のヒフミン「藤井は振り飛車が強いが、最近は居飛車、特に矢倉も指している 
 NHK杯で優勝あり、早指しも得意
 渡辺は完全な居飛車党、竜王6連覇中、A級での活躍が楽しみ 銀河戦は過去2度優勝」

先手藤井で、相矢倉に進んだ 
ヒフミン「渡辺は矢倉が得意です」
藤井の矢倉と言えば早囲いだが、本局もそうなった
藤井は独特の工夫を凝らしているようで、
なんだかよくわからないうちに無事に早囲いで玉を固めるのに成功した
▲6六銀右型の、4枚矢倉だ

ヒフミン「どちらも不満のない展開かと思います」
・・・と言っていたら、藤井、飛車を中飛車に振ってきた!
ヒフミン「目を見張るような一着です」
渡辺も中飛車にして5筋を受けたが、5筋を無条件に一歩交換されてしまった
なんだか藤井の作戦勝ちに思える
先手は右銀は6六でいい形、角もいい位置、飛車も手順に引き飛車、藤井の主張が全部通った感じだ
渡辺、こんなんでいいのかな?と思って見ていた

渡辺、大丈夫なのか、と思っていたら、△7三銀と一回上がった銀を、△6二銀と引いて受けた!
おおー、これは見ない手だ これが竜王の実力か?
ヒフミン「これはなかなか思いつかない、指しにくい手です」

しかし、藤井の攻め駒がいい位置、渡辺は動かざるを得なくなった
ヒフミン「渡辺の中飛車が中途半端かも」
ここで、また渡辺が驚くべき手を指す
藤井が中飛車なのに、渡辺、攻めを呼び込む、△5五歩! 
さらに、△6二銀をもうひとつ下げる△5一銀! 徹底防戦だ
ヒフミン「△5一銀、はあ~ こういうところはですね、うーん、なかなかですね、指しにくい手ですね~」

が、しかし、渡辺のこれらの手、いかんせん不自然すぎた
どれもこれも、棋理に無い手だもんね・・・ どうにもこうにも、渡辺、苦しくなってしまった
ヒフミン「藤井が優勢と思いますよ 渡辺としては困った感じです」 
なんと、渡辺、藤井に桂で王手角取りをモロにかけられてしまった!  
ヒフミン「藤井としては気分がいいでしょうね 渡辺は受け一方で不本意な将棋になってしまった」

藤井、駒得した後は、手なりで寄せていき、109手で藤井の快勝となった
渡辺としては全くノーチャンスだった
ヒフミン「藤井の積極的な指し回しで、会心の勝利だった」

え~・・・ こんなんでいいのか、渡辺・・・ 
感想戦では、渡辺「中盤から後は苦しすぎた もう終盤はひどすぎた」

渡辺の△6二銀も、△5一銀も、全部苦し紛れの手だったんだねorz
結局、この将棋の勝負所は、序盤の構想にあったことは明白だ 
藤井の序盤戦術、恐るべし、と言いたいところだけど、
矢倉が得意で竜王6連覇中の渡辺をして、この大差負けはどうにもこうにも・・・
熱戦を期待していただけに、かなり残念だった

矢倉って、定跡が山のようにあるよね 渡辺ともなれば、それをほぼ全部知っているよね
それがこんな作戦負けになるっていうのは、どういうことなんだろう
正直、今までの定跡の意味って何?と問いたくなるような一戦だった(^^;

これでAブロックからは、クッシーが4連勝で最多勝ち抜き者、
藤井が2連勝で最終勝ち抜き者になり、決勝トーナメント進出になった
(棋譜の取り込み方をもう一度書いておきます
このブログの棋譜は、すべてKifu for Windowsというフリーソフトに対応しています
まずはそれをダウンロードしてください
そして、図面を含めた以下の部分を、棋譜の最後まで(変化順も含め)ドラッグして、青く反転させます、
青くしたまま、右クリック、コピーします そしてKifu for Windowsの「編集」→「棋譜、盤面の貼り付け」で、取り込むことが出来ます これで解説文を横に表示しながら、動く盤面で見ることが出来るんです)

<第108話>
(一柳の終盤戦を観戦する馬島)

後手:一柳
後手の持駒:角二 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 飛 飛 ・ ・ ・v金v桂v玉|一
| ・ ・ ・ ・ とv銀 ・v銀v香|二
| ・ ・v桂 ・ ・v歩 ・v歩v歩|三
|v歩 ・v歩v歩v歩 ・ ・ ・ ・|四
| ・ 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ 銀 銀v金 歩|六
| 歩 ・ 桂 ・ ・ 金 ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 玉|八
| 香 ・ ・ ・ ・vと ・ 金 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:桂 歩 
後手番
先手:相手

*図は▲5二とまで
*(この局面、激指9で検討モードを使って調べてみましたが、難解でした 形勢不明の局面のようです)
*
*馬島“穴熊は残っているが 二枚飛車と と金で攻められてる 自陣はもたない しかも秒読み 
*澄ました顔することだけは 県代表級だな へっ!!”
*
*ビッ ビッ ビッ(時計が秒を読む)
*(そのとき、馬島のほうを見て、にこっと笑った一柳)
*馬島“な・・・ ななな?”
△3九と
*キュッ(一柳の手がしなった)
*
*馬島“▲同金は△9三角とからまれそうだな 放置して△2九と▲同玉のほうが広いし ▲4二とで勝てる!! いけいけ!!”
▲4二と
*一柳「・・・」
*ビッ ビッ (時計が秒を読む)
*
*馬島“へっ 困ってやがる・・・ 神奈川では無敵っつっても 全国じゃ このレベルだな”
△3八角
*チャリッ
*馬島“詰めろ!? ▲同金は詰み だが▲3九金なら問題ねぇな 苦し紛れの手か!?”
*
*(そのとき、また一柳が馬島のほうを見て、余裕の笑みをこぼした)
*一柳「フッ」
▲3九金
*馬島“・・・!! こ この このヤロォ!! 余裕かましやがって!! 絶対つぶす!!”
△2九角打
*馬島“! また妖しい手を? だがどうってことねぇ!! ▲同金△同角成り▲同玉で 先手の勝ちだ!!”
▲同 金 △4七角成
*ひゅっ バシィッ!
*
*馬島“!! え・・・? えぇ? ・・・え?
* 次に頭金で負ける!! 1七に何か埋めないと!”
*
*(ここで▲1七角の変化を分岐します)
▲1七銀
*ゴトッ
*一柳「・・・・・・」
△3六馬
*パシッ
*馬島“! しまった・・・!”
▲2七桂 △1七金 ▲同 玉 △2六銀
*馬島“つ・・・詰まされた・・・!!”
*
*(感想戦を始めた一柳)
*一柳「▲1七銀のところでは── ▲1七角とされていれば こちらの負けでしたね ▲1七角△3六馬▲2七銀で・・・」
*(一柳、馬島に視線を送りながら)
*一柳「でも・・・ 銀を打ちたくなりますよね?」
*
*馬島“・・・・・・・!!”

変化:8手
▲1七角 △3六馬 ▲2七銀
*(これで、先手玉に寄りつきがなく、先手の勝ちでした)

呆然とする馬島君、一柳君の底はまだ見えません!
馬島君の脳裏に、浅利アマの「最善手を読むのではなく 相手の心を読むんだ」のセリフが
よぎりました (つづく)
<第107話>
『西風女子チーム 予選3回戦』

相手「負けました・・・」
内村「ありがとうございました!!」

(勝った内村の頭をなでる角野)
角野「よくやった よくやった」
内村「ニャ~♪」

充実感いっぱいで、うれしそうに頭をなでられる内村さん、猫のような尻尾が生えてます

角野「鳥山と成田もなんとかなりそうだし このまま3連勝で本戦トーナメントいけそうだな」
内村「え? それって優勝?」
角野「アホ」

内村さんは、大会のシステムを全く理解していないことが判明しました(笑)

角野「番さんと会ったとき 女子全国って どれだけ高いレベルなんだよって ビビッたが・・・
 個々の差が すんげぇ でっかいんだな」
飛鳥田「・・・」
角野「まぁ しかし・・・ 内村 ここまで全勝だろ? 頑張ってるよ」
(満面の笑みで威張る内村)
内村「ま!! 私が本気出せば この程度よ くわっ くわっ」

飛鳥田「ダメだよ 内村さん」
内村「?」
飛鳥田「勝った相手の前で そんな態度いけないよ ボクならそんなことしないな
 それに・・・ 途中で相手が間違えるまで むしろ悪かったんだから 威張れないでしょ?」
(急に小さくなった内村)
内村「ハイ・・・」
角野「なんで飛鳥田には そんなに従順?」
(角野を手でしっしっと払いのける内村)
内村「おだまり! 人としての信用度の違い!」

角野「飛鳥田も あんまりカリカリすんなって よくやってんじゃんコイツら」
飛鳥田“よくやってる・・・ そうわかってるよ
 全国大会本戦トーナメントなんて 女子たちが行こうとしているのは
 ボクが夢見た目標の その先・・・ ホントによくやってる
 よくやってないのは・・・ ボクだ・・・”

例によって、飛鳥田君が落ち込みモードに入ります

飛鳥田“全国出場の 約束も果たせず 
 角野くんに追いつけず 馬島くんに追い抜かれそうで・・・
 何をやってんだよ! ボク・・・”

飛鳥田君、背中に大きな黒い影を背負ってます  飛鳥田君の棋力は伸びていないのでしょうか?
内村さんが勝った棋譜をぜひ見たいところですが、ないですね 残念です(^^;  (つづく)
昨日、カウンターが通算10万ヒットを記録しました
これを一里塚としてまだまだ続けていければと思います(^^)

「笑え、ゼッフィーロ」を、ぜひ最終回までまとめたいですね
けど、なんか、この漫画、ものすごく長くなりそうな気配なんですけど・・・(^^;
第18期 銀河戦
本戦Hブロック 10回戦
鈴木大介八段 vs 野月浩貴七段
対局日: 2010年4月8日
解説:丸山忠久九段
聞き手:藤田 綾女流初段
記録:井道千尋女流初段

土曜に放送された銀河戦
21年度の成績は、大介15勝20敗 野月23勝16敗 2人の対戦成績は大介の5-4

解説の丸山「大介は豪快なさばきを得意とする振り飛車党、ゴキゲンと石田流をよく指す
 野月は軽快な攻め将棋で、筋に明るい
 両者とも早指しが得意 2人とも攻め将棋なので、激しい攻め合いをどちらが制するかが見所」

お、聞き手が偶然、藤田綾だ 今回の服装は、胸がそれほど目立たない、うんうん、これならOKだ
大介、野月、ともにスーツは地味だが、ネクタイが派手だ
大介は紫、野月は緑、どちらも鮮やかな色だ ついでに、野月は金髪だ この金髪は似合っていると思う

さて、先手大介で、▲角道を止めた普通の三間飛車+高美濃vs△居飛車穴熊という戦型
丸山「大介は相手に穴熊に組ませて戦うことも多いですね」
大介は4筋の位を取り、その位を左銀で支える指し方だ
え~と、これって、コーヤン流? よくわかんない(^^;

大介が5筋から仕掛け、中飛車にした 野月は果敢に銀を出て対応 いきなり銀交換になった
おおざっぱな中盤だけど、こんな単純に進んでいいのだろうか? 
どちらかが読み抜けをしていないのだろうか?
丸山「直線的な流れになってますね」

10手ほど進み、後手からの、高美濃の金の頭に歩を叩く手を見て、
丸山「これはけっこう痛い手ですね」
さらに、後手の角打ちで、金と桂の両取りがモロにかかってしまった
え~、大介、こんなんで大丈夫? しかも考え込んじゃってる・・・
藤田綾「ここで考えてますね」
丸山「先手はどう指すのか非常に難しいですね」
2人で検討するが、いい手が全然見つからない

で、結局、大介は金を逃げただけ、野月は桂の丸得に成功した
丸山の解説はとてもわかりやすく、ほとんどの候補手を盤面を使って解説してくれてる
後手がどこに飛車を打つか、という局面になり、
丸山「先手には持ち駒に角があるので、ここに打ったらこうやって両取り、
 ここに打ったらこうなって両取りがあるので、飛車の打ち場所には気をつけないといけません」
うーん、解説、うまいわ パパッと一瞬で見えているね さすがだわ 

局面が進んでいくんだけど、なんか・・・どんどん野月がリードを拡大していく感じ
大介、角を2枚打ったけど、これも角が相手の質駒になっただけのような気がする
丸山「角2枚が重くなっているんですよね こういう展開は穴熊はもう食いついて離れないです」
大介が勝つ順が全く見えないんですけど・・・ 駒損もひどい
桂損から、桂2枚損になり、その桂で金を取られ、飛車で香車を補充され、もうボコボコ・・・

大介、最後は、玉の後ろから角をドカンと打ち込まれた
野月、必至をかけても勝ちだったが、ファンサービスで13手詰みを見せてくれた
野月は考慮時間を6回余して勝ち 野月は力半分で勝ったと思える将棋だった
丸山「途中からは差がついた」
あちゃー、大介、この内容は、不出来すぎ・・・orz

昔の、藤井システムが登場する以前の、居飛穴が猛威を振るっていた頃の将棋を見た気がする
振り飛車側が無策に進めて、普通にさばきあって、攻め合ったら、
結果は居飛穴側の完勝でした、みたいな内容だった ああー、とても残念だ
感想戦で、大介「本譜は踏んだり蹴ったりだった」 もうこの対局は早く忘れたほうがいいかもね(^^;

大介の極端に不出来な将棋は以前にもあった そのときも、この人が去年までA級?と思った
調子に波があり、出来、不出来が激しいタイプなのだろう 
大介に、将棋連盟代表の棋士として、コンピュータの相手をさせるのは怖すぎると思った
日浦市郎八段vs松尾 歩七段   NHK杯 1回戦
解説 田中寅彦

おお、矢内、前回とほぼ同じ髪型だ 髪の毛のまとめかたがちょっと変わっただけ
横向きにまとめたこの髪型、サザエさんパート2だね 服は白いスーツ、いいね
解説はタナトラか 序盤はともかく、終盤の解説の精度が心配だがどうなるか

日浦は、予選で伊藤能、塚田、森下に勝ち本戦出場 松尾はB1のため予選免除

解説のタナトラ「日浦は時を重ねるにつれ、充実してきた、 
 若い頃は一発屋だったが、バランスよく育ってきた
 松尾は今が旬(しゅん)のとき、トップクラスに肩を並べるかどうかの分かれ道、
 他の棋士よりワンランク上の研究をしていると思う」

事前のインタビュー
日浦「松尾は研究熱心で、攻守のバランスが取れている
 時間の短い将棋は得意ではないが、1回戦を突破したい」

松尾「日浦は居飛車党で独特の得意の形を持っている、
 そのペースにはまらないようにマイペースでいきたい
 一局一局全力で指したい」

先手日浦で、戦型はなんと、先手の一手損角換わり!
ここまでくると笑ってしまう、もはや戦型は何でもあり?
松尾は棒銀の速攻でとがめようとしている これは面白くなりそうだ

長考に沈んだ日浦、結局▲2五歩と突き、通常の定跡と先手後手が入れ替わっただけの局面になった
タナトラ「作戦的に、少し日浦が損をした」
松尾が銀交換に成功したが、日浦は右銀を▲5五銀と出るひねった指し方
こういう将棋は怖すぎて、自分なら指せないな~ 何しろ、お互いに居玉だ(^^;
角、銀を持ち合っているので、油断するとすぐに両取りがかかりそうな将棋だ

矢内「松尾は三段リーグを1期で抜けている」
タナトラ「実は、私の三段の成績も12勝4敗なんですよ 3ヶ月半で抜けました」
そ、それはすごい タナトラ、そんな実績があったのか その割には活躍していないように思うが、
今調べて見ると・・・タナトラは、タイトル戦出場2期、獲得1期、棋戦優勝6回か
うーん、一流になり損ねた棋士なんだろう(^^;

日浦はどうか 顔が誰かに似ているんだよね ずっと考えていたが、志村けんに似ているのか
動物でいうと、カエルとカッパを足して2で割った感じ

さて、局面、日浦の手がバシッとしなっている 優勢を意識しているのか
タナトラ「日浦さんがやりやすいと思います 
 成銀、成桂を相手の玉頭に作って、角銀を持っていますからね」

どう考えても日浦が優勢でなきゃおかしいんだけど、でも、△5二歩と受けられたら、
先手はどうすればいいのかわからない・・・
と思っていると、松尾が歩を手に持って、盤面の中央付近に手を近づけた
やはり△5二歩か、と思いきや、松尾の手は5六へ! 松尾、△5六歩で攻め合いに!
感想戦で日浦「△5二歩かと思っていた」 そうだよね 松尾、強気の反撃だ

お互いの考慮時間がなくなり、秒読みに入った
そのとき、考慮時間のカードの真後ろに居た、読み上げの藤田綾の胸が、アップでドカーンと映った!
ぐああ、胸、でけえ~! って、そうじゃないだろ、今はもう終盤で目が離せないところなんだぞ
しかし、この後も藤田綾の胸が気になってしまうことになった
他の記録係や対局者が、ネクタイを替えればそのまま葬式に行ける黒のスーツなのに、
藤田綾だけが、半そでで胸がドカーンのラフな服装! おーい、これは問題じゃないのか?
ある意味、男性視聴者に対するセクハラでは?

盤面、相居玉での寄せ合いだ うう、面白い 藤田綾の胸どころではない
松尾の△5六歩からの猛攻で、一気に日浦がピンチになってきた
タナトラが「こうやるのは後手の自殺行為ですよ」と解説していた手順で、松尾は迫ってくる
さすがタナトラの解説、終盤の精度はガタ落ちだ(^^;

どんどん薄くされていく先手玉!
タナトラ「え~ これ、先手困ったですね~ 松尾、見事ですね~」
顔が真っ赤になっている日浦!
中盤では、両者の心理が顔に出ず、タナトラが「お茶の席みたい」と表現してたが、
さすがにここにきて日浦、表情が変わった く、苦しそう・・・

松尾、緩みなく攻め続け、取った桂も使い、一気に先手玉を詰ましてしまった! 
ピッタリで詰まして、92手で松尾の勝ち! つ、つえ~、松尾!
タナトラ「ピッタリでしたね 見事な、一瞬の寄せでしたね」

タナトラ「日浦がリードして、松尾の追い込みという、両者の持ち味が出た一局だった」
いや、面白かった 相居玉での寄せ合い、これはたまらない面白さがあるね
こういうのはお互いが居飛車党どうしでしか味わえない、居飛車党の特権かもしれない

一局を通してずっと目が離せなかった
・・・目が離せないところへ、いきなりドカーンと来た藤田綾の胸(^^;

地味なカードと思ったが、戦型のおかげで楽しめた一局だった
感想戦でも日浦の敗因は分からなかった シンプルだけど、難解だったね
居玉も立派な囲いだね 案外、攻めにくいんだね 
松尾の強さ、勢いが見れて良かったと思う
楽しみな一戦 アルゼンチンは、メッシはどんなプレーを見せてくれるのか?

試合前のマラドーナ監督
「面白くなければ攻撃ではない
 記者は好きなように記事を書けばいい 
 ただ、私たちは勝つ それだけは間違いない」

試合前、解説者の金田さん「総合力ではドイツが上か
 しかし、アルゼンチンのメッシをはじめとする、FW3人の攻撃力はすさまじい」

開始早々の前半3分、ドイツがフリーキックのチャンス 
 センタリングにFWが突っ込んできて頭を合わせ、いきなりゴール! これでドイツの1-0
 自身の前に飛び込まれたアルゼンチンのGK、なすすべなし

アナウンサー「自由のアルゼンチン、規律のドイツ しかし、ドイツの動きがいいですね」
金田「ドイツの選手がどんどん前に出てきますね」
韓国戦では、圧倒的にゲームを支配していたアルゼンチンなのに、
この試合はボールが思うように回らない 攻撃に苦心しているように見えるアルゼンチン

アナ「ドイツの選手の名前がポンポン出てきます
 それだけパスが回っているということですね」
前半23分、ドイツのFWのクローゼが決定的なチャンスを逃す
前半31分、36分と、アルゼンチンはメッシのフリーキックのチャンスが2度ある
だが、1度目のシュートは大きくバーの上にはずれる
2度目のフリーキックは相手DFの壁に当たり、そこからいったんはゴールを決めたが、
これは完全なオフサイド

金田「両チームのミドルシュートが、ことごとく枠に行かないですね これは緊張があるんでしょう」

これで前半は終了 ドイツの1-0で折り返し 後半のアルゼンチンの巻き返しが期待された
前半は早々のゴールがあったとはいえ、その後もややドイツペースだった
アルゼンチンに決定的なチャンスはなかったと思う

さて、後半開始 
アナ「冒頭で、『人種差別をなくそう』と表現すべきところを、
 『人種差別の撤廃をなくそう』と言ってしまいました すいませんでした」
これはちょっと笑った

後半8分、アルゼンチンFWの強烈なシュートが、ドイツDFの顔面に直撃!
 こんなのを食らったら、普通なら倒れこみそうなところだが、
「やったぜ」とゴールキーパーとハイタッチをするそのDF 身体が強いね~(^^;
アルゼンチン、メッシにボールを回そうとしてがんばって攻めているんだけど、ドイツの守りが固い!

オフサイドラインのギリギリで走り出すアルゼンチンのFW、しかし判定はオフサイド
このギリギリの攻防に、金田「攻めも守りもレベルが高いですね~」

後半18分、アルゼンチンが決定的な場面を作り出し、シュートするも、
ドイツのDFが足を伸ばし、ボールを外に出して難を逃れた
アナ「このドイツの集中力! あそこで足を出すドイツDF!」
後から思えば、後半開始からここまでの時間帯のアルゼンチンの攻撃を、
ドイツが防いだのが勝負所だったか・・・

後半22分、今度はドイツの攻撃 アルゼンチンのDF陣に囲まれたが、
ドイツの誰かが倒れながらもボールをしっかりコントロールして前にパス、
それをさらにパスでつなげて、クローゼが落ち着いて決めた! 
ゴールが決まった瞬間のアナ「決定的だ~! 追加点~! クローゼ!」 
アナウンサー、興奮してる(^^; これでドイツの2-0 ああ・・・

さらにその後、ドイツはカウンターからチャンスを作った 
FWの誰かがドリブルで深く切り込んで、ラストパス!
アナ「これは決定的だ~ フリードリッヒのゴールで3点目~!」
このドリブルをした人、見事だった これでなんとドイツの3-0 

マラドーナ監督が映し出された 最初から変わらず腕組みをしたままだが、まゆげは下がっている・・・

金田「(ポジション取りの攻防で)クローゼは相手DFに手で押されているのに、びくともしませんね」
さらに後半の43分、またアナが叫ぶことになる
アナ「クローゼ~~!」 なんと、またもやドイツがカウンターを決め、4-0
金田「ここしかないという味方FWの精度の高いクロスでしたね」
アナ「これでクローゼは、W杯の通算得点王も狙えますね」

そして試合終了
アナ「世界中の誰もが予想しえなかった、4-0!」
金田「ドイツの力は本物 1点取った後の、アルゼンチンの猛攻をしのぎ、
 2点、3点、4点をカウンターで取った」

ド、ドイツ、強いです・・・ まさかこんな差がつくとは・・・
ドイツ、コンプリートな試合運びに見えました
もう一試合やっても、またドイツが勝つと思えました
アルゼンチンのサポーターたちの、呆然とした顔が映ってました
 
防御では、決定的なピンチが発生する前にことごとく防ぎ、
攻撃では、カウンターできたチャンスをことごとく決める、という理想的な構図でした
メッシもがんばってましたが、どうにもこうにも、チームとして、ドイツが完全に上回ってました
メッシ・・・ ダメッシ・・・orz  ドイツが優勝でまず間違いないでしょう 
<第106話>
(鳥山香が落ち込んでいたその頃・・・
 鷹洋の一柳の対局を、そばで見ている馬島の姿があった)

鷹洋(おうよう)高校、やはり全国大会まで出てきていましたね
大将の一柳君は、相変わらずの美形です

(馬島に気づいた一柳)
一柳「・・・」
馬島“強い・・・ 鷹洋 3人とも強い! 強いが・・・ 追いつける!!
 コイツらの将棋は 強いが怖くない 浅利さんのような怖さや 得体の知れなさはない
 追いつける・・・ はず!!”

『西風女子チーム 予選2回戦』
鳥山香“角素抜き 角素抜き・・・”
角野“よし! よし! 今回はよく指せてる この調子なら・・・”

鳥山さん、さすがに慎重になってますね(笑)

(武藤先生が違うチームの方へ行っているのに気づいた飛鳥田)
飛鳥田“? 武藤先生・・・ どうしてほかの学校を? しかもメモまで?
 あ そうか! 同じリーグで対戦しそうな学校を 先回りして チェックしてるんだ!!
 さすが全国大会 経験者!! た・・・たしかに・・・ 
 今指している将棋を 見守ることより 大事なことかも・・・”

カリカリ カリ・・・
(ふと、武藤先生のペンが止まった 会場全体を見回す武藤先生)
武藤「・・・・・・」

(そのとき、武藤先生に声をかけてきた老人がいた)
老人「武藤くん」
武藤「?」
老人「あ 今は武藤先生か・・・ 私 高知土佐丸の内高校の 将棋部顧問 四谷です
 実は懐かしうて お声お掛けしましてね
 10年ほど前の 山形・天童大会で 選手として出場しとる 君を見かけとるんですわ」
武藤「!」
四谷「当時 常勝不敗と思われた大仏学院を 東京大会で倒し 
 そのまま全国の頂点へ・・・ 印象的でした」

武藤先生は、高校生だった時、団体戦の全国大会で優勝しているんですよね

(会場の選手たちを見つめる、武藤先生と四谷老人)
ビシッ パシッ パシ

四谷「時代は変わっても 変わっちゃーせんでしょう この熱気は」
武藤「・・・」
四谷「騒ぎやー せんですか? 私なんか もぉ 枯れちゅうですが・・・
 武藤先生は まだお若い 騒ぎやー せんですか? 血が・・・
 戦っちゅう 若いもん 見ちゅうと はやいっさん 戦ってみたいって
 騒ぎやー せんですか? 血が・・・!」

まだ26歳の武藤先生、今は西風高校で指導者として指していますが、この先、
再び選手として指すことがあるんでしょうか?
そのデッカイ顔からは、何も読み取れませんが・・・ (つづく) 
第18期 銀河戦
本戦Gブロック 10回戦
三浦弘行八段 vs 糸谷哲郎五段
対局日: 2010年4月2日
解説:近藤正和六段
聞き手:上田初美女流二段
記録:渡辺弥生女流2級

21年度の成績は、糸谷35勝16敗 三浦27勝17敗 2人の対戦成績は三浦の1-0

解説の近藤「糸谷は居飛車党の力戦派、勇敢に突進していく棋風
 三浦は序盤の作戦をあらかじめ決めてくるタイプ 銀河戦でも準優勝があり、早指しも得意
 角換わりか、横歩取りの激しい将棋になると思う」

先手糸谷で、何と糸谷がゴキゲン中飛車に! これは、解説者が近藤だからこうやったのか?
5連勝して、すでに決勝トーナメント進出を決めている余裕か?
聞き手の上田「近藤先生の顔が、ほころんでいるんですけど(笑)」

が、ここからが問題だ 糸谷は5筋位取りにしたのだ
こうやると、自分的にある大問題が発生するのだが・・・

危惧したとおり、三浦は、もう早々に穴熊を決め込んでしまった
上田「5筋の位取り中飛車に対して、居飛車の穴熊は、少し前まで、
 『うまくいかない』と言われていたんではないですか?」
近藤「居飛車の方は、右銀を△6二銀~△5一銀として、防御に専念する指し方が出てきたんです」

対して、糸谷、美濃か?穴熊か?どっちだ?
近藤「私でしたら、美濃にするんですけどね 私は穴熊を指したこともあるんですけど、
 先輩の棋士から『お前は穴熊はヘタだからやめろ』と言われました(笑)」 

自分は見ていて、▲3八銀! ▲3八銀! と、心の中でエールを送っていた
糸谷の選択は・・・ 無情にも、▲1八香! ぐああ 相穴熊orz

ここから、両者金銀4枚のガッチガチの相穴熊になった だめだこれは・・・ 見る気が到底起きない・・・
ああ~、この一局、昨日からずっと楽しみにしてたのに! 近藤のギャグももっと聞きたかったのに!

早回しで結果だけ見ると、140手で三浦の勝ち 攻め合っての、一手違いだった 
近藤「終盤、糸谷が自玉の玉頭から攻めていって、私は糸谷の勝ちかと思ったんですが、
 三浦が余しに余した 大熱戦だった」

あー、見る気が満々だったのに、かなり残念だった
もっと見たかったのに、序盤だけで終わってしまい、ガックリきてしまった(^^;

ところで、序盤だけでも見ていて思ったのだが、聞き手の上田初美さん、この人は相当いいね
NHK杯の聞き手役をまかせたい、矢内の次の聞き手役の最有力候補に推したいと強く思った
明るいし、ちょうどいいくらいの美人、質問も適度にするし、意見もちゃんと言う
そして何より、声が抜群に聞き取りやすいのだ この人の声の通りは棋界でナンバーワンだ
この人をたまにしか見れないのは、非常にもったいない 

NHK杯の聞き手は、慣例では3年交代、まだ矢内は来期もやってくれると思うけど、
今から次の聞き手のことを考えてしまうのだった
以前、このブログ(5月18日の日記)でちょっと触れた、TVアニメ「悪魔くん」 
今日、テレビ大阪で、最終回が放送されました↓
http://streaming.yahoo.co.jp/c/y/tab/tab20023011/2002300042/

水木しげる原作のこのアニメ、最初の1~3回くらいは見ていたんですが、
さすがに子供向けなので、その後は見る気が起きず、全話を録画したまま放置してました

って、なんで将棋のブログなのに「悪魔くん」の話題が出てきているのかというと、
単純に個人的な趣味からです(^^;
最終回のストーリーはどんなだったのか? 以下、ネタバレなんで、見たくない人は見ないでね

冒頭のいつものテーマソング
♪手ごわい敵は うじゃうじゃいるぞ ここにも そこにも あそこにも
 エロイムエッサイム エロイムエッサイム ほら熱い夢が僕らの魔法だぜ!

ナレーション「妖精界、地獄界、天上界、人間界の4界征服をたくらむ東嶽大帝(とうがくたいてい)と、
 この世にユートピア建設を目指す悪魔くんの戦いは、ついに決戦のときを迎えようとしていた」

最終回のタイトル「夢よ、とどけ君の心に!」

むちゃくちゃデカイ東嶽大帝が、悪魔くんの目の前にそびえたつ
東嶽大帝は、ドラクエ3のゾーマと、桃鉄のキングボンビーを足して2で割った感じだ

東嶽大帝の指先から放たれる念動派に、悪魔くんはつかまってしまう
悪魔くんの生命エネルギーが吸い取られていく!
十二使徒たちは悪魔くんを助けようとするが、東嶽大帝の圧倒的なパワーの前に、全く何もできない
さらに、悪魔くんは、重要アイテムのソロモンの笛も奪われてしまった!

その頃、人間界では・・・ 
悪魔くんの母「あなた、世界中で次々と異変が起こっているそうよ」
悪魔くんの父「こんなときに、しんご(悪魔くんの名前)はどこへフラフラ出かけているんだ」

悪魔くん、もうダメなのか? そのときだった、悪魔くんと十二使徒たちを運んできた、
「見えない学校」(悪魔くんたちの基地)が、再び悪魔くんにエネルギーを与えた!
立ち上がった悪魔くん そして、ソロモンの笛が空中を舞い、東嶽大帝にダメージを与えた!

メフィスト2世「今だ! 悪魔くん!」
手元に戻ってきたソロモンの笛を吹き、十二使徒たちが悪魔くんの周りに集まった
十二使徒たちがそれぞれの位置につき、究極の魔法、六芒星(ろくぼうせい)を発動させようとした
が、百目(ひゃくめ)が、いままでのダメージが大きく、立ち上がれない!
百目が立ちあがらなければ、魔方陣が完成しない!
鳥乙女(とりおとめ)「がんばって、百目ちゃん!」
こうもりねこ「根性でやんす! 百目!」

みんなに励まされ、立ち上がった百目!
悪魔くん「僕たちの夢と希望となって輝け、六芒星!」
六芒星がついに発動した! 天空に黄金の大輪が輝き、東嶽大帝はその中に吸い込まれていった・・・!
メフィスト2世「東嶽大帝を倒したんだ!」
百目「やったんだモン!」

師匠であるファウスト博士のもとに帰ってきた十二使徒たちと悪魔くん
十二使徒たちに向かって、ファウスト博士「これでもうみんなは一人前の悪魔じゃ 
 みんな、それぞれの出身地に戻り、悪魔と人間の架け橋になるんじゃ」
百目はみんなと別れるのはイヤだと泣くが、たしなめるメフィスト2世
悪魔くんは、ソロモンの笛をファウスト博士に返し、人間界に戻っていった

・・・その後、人間界で活躍する十二使徒たちが一人一人、映し出された

悪魔くんの妹「メフィスト2世さんや、百目ちゃんとはもう会えないのかしら・・・」
悪魔くん「会えるさ いつか悪魔と人間が本当に仲良くなったときに」
百目「悪魔く~ん 帰ってきちゃったんだモ~ン」
悪魔くん「百目~!」

最後に、悪魔くんが、いつものポーズとともに、このセリフで締めた
「エロイムエッサイム 夢よ、とどけ 君の心に!」 アニメ悪魔くん 全42話 ここに完結