2011.11.30
週刊将棋ステーション ゲストは上野裕和五段
ゲストの上野裕和五段に、佐藤紳哉六段から手紙があった
(手紙の中身↓)
紳哉「同門で同年齢だったから、お互い、意識するよね
上野の昔からすごいところは、すさまじい努力と根性 これからもお互いがんばりましょう」
上野「あの、髪の毛の話はないですか? いちおうそっちでもライバルなんですけど」
これには笑った(^^;
(手紙の中身↓)
紳哉「同門で同年齢だったから、お互い、意識するよね
上野の昔からすごいところは、すさまじい努力と根性 これからもお互いがんばりましょう」
上野「あの、髪の毛の話はないですか? いちおうそっちでもライバルなんですけど」
これには笑った(^^;
2011.11.29
佐藤慎一四段 vs 上野裕和五段
第20期 銀河戦
本戦Hブロック 2回戦
佐藤慎一四段 vs 上野裕和五段
対局日: 2011年9月17日
解説:松本佳介六段
聞き手:甲斐智美女流王位
記録:伊藤明日香女流初段
上野は前局で樋田(ひだ)アマに勝ち 佐藤慎一は予選で塚田に勝ち
23年度の成績は、上野5勝6敗 慎一7勝7敗
解説の松本「上野は居飛車党の作戦家、色々な戦法を指す
慎一も居飛車党で、棋風は上野に似ている」
先手上野で、▲イビアナvs△ノーマル三間飛車+高美濃になった
松本「慎一の三間とは、意表を突かれました これは△5三銀~△6四銀のコーヤン流
コーヤン流のイビアナ対策は、イビアナに組ませてしまって戦う きれいな美濃で勝つと、かっこいい」
しかし、先手のイビアナは金銀4枚でめちゃめちゃ固そう これ、後手が勝つのは大変そう~、
とずっと思って見ていた
慎一、9筋の端攻めでひたすら攻める もう端しか弱点はないよね
松本「慎一の手は、振り飛車らしくない 居飛車党がやる振り飛車みたい(笑)」
歩をぶつけて駒を前に進めりゃ、なんとかなるだろう、という攻めだね
どっちが勝ってるか、ずっと際どかったが、後手が寄せきり、100手で慎一の勝ちとなった
あー、この金銀4枚のイビアナに、三間飛車で勝てるものなのか 結局は、振り飛車が負けると思ってた
松本「2転3転していたと思う」
感想戦をやると、やはり形勢が2転3転していたことが判明 難しかったね
この一局、見ていた人は分かるだろうけど、松本の解説がすごくクセがあるんだよね
語尾が投げやり口調で、ヘラヘラ笑いながら解説しているから、聞いていてイライラしたよ
もうー、この解説者は勘弁願いたい
本戦Hブロック 2回戦
佐藤慎一四段 vs 上野裕和五段
対局日: 2011年9月17日
解説:松本佳介六段
聞き手:甲斐智美女流王位
記録:伊藤明日香女流初段
上野は前局で樋田(ひだ)アマに勝ち 佐藤慎一は予選で塚田に勝ち
23年度の成績は、上野5勝6敗 慎一7勝7敗
解説の松本「上野は居飛車党の作戦家、色々な戦法を指す
慎一も居飛車党で、棋風は上野に似ている」
先手上野で、▲イビアナvs△ノーマル三間飛車+高美濃になった
松本「慎一の三間とは、意表を突かれました これは△5三銀~△6四銀のコーヤン流
コーヤン流のイビアナ対策は、イビアナに組ませてしまって戦う きれいな美濃で勝つと、かっこいい」
しかし、先手のイビアナは金銀4枚でめちゃめちゃ固そう これ、後手が勝つのは大変そう~、
とずっと思って見ていた
慎一、9筋の端攻めでひたすら攻める もう端しか弱点はないよね
松本「慎一の手は、振り飛車らしくない 居飛車党がやる振り飛車みたい(笑)」
歩をぶつけて駒を前に進めりゃ、なんとかなるだろう、という攻めだね
どっちが勝ってるか、ずっと際どかったが、後手が寄せきり、100手で慎一の勝ちとなった
あー、この金銀4枚のイビアナに、三間飛車で勝てるものなのか 結局は、振り飛車が負けると思ってた
松本「2転3転していたと思う」
感想戦をやると、やはり形勢が2転3転していたことが判明 難しかったね
この一局、見ていた人は分かるだろうけど、松本の解説がすごくクセがあるんだよね
語尾が投げやり口調で、ヘラヘラ笑いながら解説しているから、聞いていてイライラしたよ
もうー、この解説者は勘弁願いたい
2011.11.27
高橋道雄九段vs阿部健治郎五段 NHK杯 2回戦
高橋道雄九段vs阿部健治郎五段 NHK杯 2回戦
解説 屋敷伸之
矢内、真っ白なコート そろそろ本格的に冬だもんね
屋敷は顔が今回も日焼けしている(^^; この季節、どうやったらそんなに焼けるんだろう
さて、今日はA級のベテランvs期待の若手だ 52才vs22才の対決
タカミチは竜王戦1組、順位戦A級 1回戦はシード NHK杯は31回目の出場
アベケンは竜王戦5組、順位戦C2 1回戦で有森に勝ち NHK杯は初出場
解説の屋敷「タカミチは矢倉を得意とする居飛車党の本格派、
堅い玉形で細い攻めをつなぐのを得意としている
アベケンも居飛車党、後手番だと横歩を取らせる指し方を得意とする 中終盤が鋭い」
事前のインタビュー
タカミチ「最近の若手は、毎年優秀な人材が輩出されていて、頼もしいと思う
私はNHK杯では斬られ役になっちゃっている(笑)
これが高橋将棋だ、という代表局になれば、と思って戦う」
アベケン「タカミチは寡黙(かもく)な人という印象
序盤から仕掛け、中盤から、終盤の寄せ合い、粘りまで、全て見てほしい」
先手タカミチで、タカミチは横歩を取らずに相掛かり模様か、と思われた
が、後手のアベケンのほうが横歩を取り、先後を逆にした横歩取り△8五飛のような将棋になった
▲引き飛車+中原囲いvs△8四飛+中住まいだ
タカミチが慎重にずーっと考えてる こんな序盤に何を考えてるのかな、と思ったら、
いきなりドッカーンと飛車を▲2二飛成と叩き切っていった!
屋敷「やりましたね、それを」
おー、こんな手があるのか A級のタカミチがやるんだから、成算があるのだろう
これで乱戦が確定 面白くなるか?
アベケンも、この手を知っていたようだ 8四の飛が狙われたが、△8二飛と強く引いた
屋敷「飛車を取られるところに引きましたね 面白い手ですね」
△8二飛は、馬の利きで取られるところだから、うっかりするよね
さあ、先手はのんびりしていられない 何か攻め続けなければいけないけど、歩切れだ
屋敷「タカミチは、細い攻めをつなぐのは職人芸で得意としている」
どんな攻めを見せるのか? どうするんだろう あ、いったん▲6六角と引いて、手を渡したか
これでいいのかな・・・?
なんか、タカミチの手に対するアベケンの手が、一手一手、全部ピッタリした手に見える
△7三香って厳しそう 先手大丈夫なのか? どんどん駒損しているけど、大丈夫?
で、タカミチ、打ち込んだ飛車を捕獲され、冷静に受けられて面倒を見られて、
先手は攻めは切れちゃう、自玉に受けはない 86手までで、アベケンの完勝に終わった
屋敷「アベケンの攻めと受けの自在な指しまわしが光った」
・・・って、ええぇ~ タカミチ、何もいいところなしorz 完敗もいいとこ、ボコ負けてるじゃん うぇー
この一局で、タカミチが「おおっ」という手を見せたところってあったか?
▲2二飛成と突っ込んだところだけだ
あれは作戦で前例もあるらしいから、タカミチの手とは言えないし・・・
正直、どっちがA級棋士やねーん、とツッコミたくなる将棋だった
モロに力負け、それも内容的に大差 ああー、タカミチ、残念無念
アベケンは普通に対処して力半分で勝っちゃった、という感じだった
どうにもこうにも残念、という内容だった まあ仕方がないか こういうときもあるか
来週からは3回戦、熱戦を期待だ
解説 屋敷伸之
矢内、真っ白なコート そろそろ本格的に冬だもんね
屋敷は顔が今回も日焼けしている(^^; この季節、どうやったらそんなに焼けるんだろう
さて、今日はA級のベテランvs期待の若手だ 52才vs22才の対決
タカミチは竜王戦1組、順位戦A級 1回戦はシード NHK杯は31回目の出場
アベケンは竜王戦5組、順位戦C2 1回戦で有森に勝ち NHK杯は初出場
解説の屋敷「タカミチは矢倉を得意とする居飛車党の本格派、
堅い玉形で細い攻めをつなぐのを得意としている
アベケンも居飛車党、後手番だと横歩を取らせる指し方を得意とする 中終盤が鋭い」
事前のインタビュー
タカミチ「最近の若手は、毎年優秀な人材が輩出されていて、頼もしいと思う
私はNHK杯では斬られ役になっちゃっている(笑)
これが高橋将棋だ、という代表局になれば、と思って戦う」
アベケン「タカミチは寡黙(かもく)な人という印象
序盤から仕掛け、中盤から、終盤の寄せ合い、粘りまで、全て見てほしい」
先手タカミチで、タカミチは横歩を取らずに相掛かり模様か、と思われた
が、後手のアベケンのほうが横歩を取り、先後を逆にした横歩取り△8五飛のような将棋になった
▲引き飛車+中原囲いvs△8四飛+中住まいだ
タカミチが慎重にずーっと考えてる こんな序盤に何を考えてるのかな、と思ったら、
いきなりドッカーンと飛車を▲2二飛成と叩き切っていった!
屋敷「やりましたね、それを」
おー、こんな手があるのか A級のタカミチがやるんだから、成算があるのだろう
これで乱戦が確定 面白くなるか?
アベケンも、この手を知っていたようだ 8四の飛が狙われたが、△8二飛と強く引いた
屋敷「飛車を取られるところに引きましたね 面白い手ですね」
△8二飛は、馬の利きで取られるところだから、うっかりするよね
さあ、先手はのんびりしていられない 何か攻め続けなければいけないけど、歩切れだ
屋敷「タカミチは、細い攻めをつなぐのは職人芸で得意としている」
どんな攻めを見せるのか? どうするんだろう あ、いったん▲6六角と引いて、手を渡したか
これでいいのかな・・・?
なんか、タカミチの手に対するアベケンの手が、一手一手、全部ピッタリした手に見える
△7三香って厳しそう 先手大丈夫なのか? どんどん駒損しているけど、大丈夫?
で、タカミチ、打ち込んだ飛車を捕獲され、冷静に受けられて面倒を見られて、
先手は攻めは切れちゃう、自玉に受けはない 86手までで、アベケンの完勝に終わった
屋敷「アベケンの攻めと受けの自在な指しまわしが光った」
・・・って、ええぇ~ タカミチ、何もいいところなしorz 完敗もいいとこ、ボコ負けてるじゃん うぇー
この一局で、タカミチが「おおっ」という手を見せたところってあったか?
▲2二飛成と突っ込んだところだけだ
あれは作戦で前例もあるらしいから、タカミチの手とは言えないし・・・
正直、どっちがA級棋士やねーん、とツッコミたくなる将棋だった
モロに力負け、それも内容的に大差 ああー、タカミチ、残念無念
アベケンは普通に対処して力半分で勝っちゃった、という感じだった
どうにもこうにも残念、という内容だった まあ仕方がないか こういうときもあるか
来週からは3回戦、熱戦を期待だ
2011.11.25
伊奈祐介六段 vs 佐々木勇気四段
第20期 銀河戦
本戦Gブロック 2回戦
伊奈祐介六段 vs 佐々木勇気四段
対局日: 2011年9月15日
解説:石田和雄九段
聞き手:久津知子女流初段
記録:伊藤明日香女流初段
伊奈は予選でコーヤン(中田功)に勝ち 佐々木勇気は予選で高野、前局で山口アマに勝ち
23年度の成績は、伊奈5勝5敗 佐々木12勝6敗
解説の石田「両者居飛車党、伊奈はのらりくらりとかわす将棋、佐々木は攻め将棋」
伊奈は35才、妹が渡辺竜王の嫁だそうだ そうだったのかあ 妹さんのブログ、かなり面白いよね
妹さんは女流将棋棋士を目指していたそうだ あー、そうだったのか だから詰パラとか解けるんだね
対して、佐々木勇気は石田の弟子 まだ17才だそうで、若い
先手伊奈で、相掛かりになった ▲引き飛車+棒銀vs△8五飛という、後手はめずらしい構えだ
感想戦で、石田「この△8五飛って、流行ってるの?」
伊奈「流行ってるんですよ」とのこと 後手から9筋を攻める権利があり、有力な戦法だそうだ
相掛かりと言えば、作戦をどうするかの権利が先手にばっかりあった印象だけど、
後手から攻める有力な作戦が出てきたのか 実にいいね!
相掛かりの攻め合いは見ていて楽しいので、プロで増えて欲しい
この将棋、石田の事前の予想がピッタリ当てはまった
石田「▲伊奈ののらりくらりとした受けvs△佐々木の攻め、になるんじゃないか」
この予想どおり、佐々木がいきなり9筋から攻めかかる展開
佐々木の攻めがあんまり急なもんだから、
石田「へーへーへー こんなに早くいっちゃっていいんですか」
対して伊奈は▲6六歩と角道を止め、受けに回った
石田「これは棋風です」
戦闘開始早々、もうすでに、後手、切れ模様なのでは? 後手は香車が△9五香と走ったけど、
その香が角で狙われていて、マイナスでしかない
いったいどうするんだ、と思われたところが下図 ↓
後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・v桂 ・v金 ・ ・v銀v桂v香|一
| ・ ・v銀 ・v玉 ・v金v角 ・|二
| ・ ・ ・v歩v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・v歩 ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
|v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
|v歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ 歩 角 ・ 歩 歩 歩 銀 歩|七
| 歩 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 銀 ・ 玉 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩
▲6八銀
*今、△7四歩に▲6八銀と受けたところ △7五歩は▲6七銀で受かっている
*後手の佐々木、9五の香が負担に思える 手がないのでは?と思われたが?
△5五角
*なんと、ここから佐々木、△5五角!
*石田「面白い将棋ですねえ 私は△3三角~△5一角~△7三角を考えたんですが、△5五角~△7三角とする構想ですね △7三角とできれば、香にヒモがつきますのでね」
▲6五歩
*で、伊奈の▲6五歩で、△同角成しかない、と思われたのだが・・・
△3三角
*ここで△3三角と引きあげるのか!
*石田「虚実の応酬ですね ▲同角成△同桂となれば、▲6六角の両取りの筋を防いでいるので、
* ▲7七桂に△8四飛と引くことができますね」
*
*この後、佐々木は6五の伸びた歩を△7三桂から狙って、攻めていった
*△5五角~△3三角って、すごい構想力!! 17才の指し手とは思えない・・・
ここから、佐々木の勇気100パーセントの攻めを、伊奈がいなしているか、というダジャレ模様の展開
石田九段の名調子の解説が聞けた
石田「どちらが読み勝っているのか! ここ数手が見所であります」
石田「香車でブスブスブスってなってしまう」
石田「なるほど なるほど なるほど なるほど 自分に言ってちゃいけない」
石田「馬の威力でもって、なんとかならないか、ということですな?」
石田「んー 伊奈もなかなか持ち味が出てます」
石田「いやー 一手一手が厳しい将棋でございますなあー」
石田「佐々木は攻めだね 緩まないねえ 2人の持ち味が出てるねえ」
(久津さんが好手を指摘)石田「は~ なるほどね そうやってくる可能性大だね」
石田「果たして、果たして、果たして、だな~」
石田「(佐々木の指し手が)早いんだよ 手が~」
石田「若さの勢いですよ 若さの勢いですよ 激流、岩をも砕くというね」
石田「金をタダで取られちゃったよ ダメだ」
佐々木勇気の攻撃、休まることなく怒涛(どとう)のように続き、伊奈を攻め倒してしまった
84手で佐々木の勝ち ぐお~、すごい攻めっぷりだった
これは、す・ご・い!! 若い、若いなあ!!
考慮時間も5回余しての勝ちだ 駒から勢いがほとばしっていたよ
石田「佐々木のあまりの攻めに、伊奈は面食らっちゃったね 佐々木が圧倒的に押しまくってしまった」
佐々木のすごいところは、上図での△5五角~△3三角の手と、
終盤でも8四の飛を△8六飛とふわっと浮く妙手があったことだ そんな手が見えるのか~!
佐々木の攻めと、伊奈の受け、2人の棋風がよく出ていて、石田九段の名解説ありで、
実に面白い一局だった
伊奈は「いなしの伊奈」でキャッチフレーズ決定だね
プロ14年目くらいでキャッチフレーズというのも遅いけど(^^;
佐々木勇気は「勇気100パーセントの攻め」というキャッチフレーズがいいだろう
♪そうさー 100パーセント勇気ー もうがんばるしかないさー
これをテーマソングにしたらいいね
佐々木勇気、コイツはホントに成長が楽しみな17才だなあ
若手有望株は色々いるけど、私の中では豊島に匹敵する新人、それくらいの逸材だ
本戦Gブロック 2回戦
伊奈祐介六段 vs 佐々木勇気四段
対局日: 2011年9月15日
解説:石田和雄九段
聞き手:久津知子女流初段
記録:伊藤明日香女流初段
伊奈は予選でコーヤン(中田功)に勝ち 佐々木勇気は予選で高野、前局で山口アマに勝ち
23年度の成績は、伊奈5勝5敗 佐々木12勝6敗
解説の石田「両者居飛車党、伊奈はのらりくらりとかわす将棋、佐々木は攻め将棋」
伊奈は35才、妹が渡辺竜王の嫁だそうだ そうだったのかあ 妹さんのブログ、かなり面白いよね
妹さんは女流将棋棋士を目指していたそうだ あー、そうだったのか だから詰パラとか解けるんだね
対して、佐々木勇気は石田の弟子 まだ17才だそうで、若い
先手伊奈で、相掛かりになった ▲引き飛車+棒銀vs△8五飛という、後手はめずらしい構えだ
感想戦で、石田「この△8五飛って、流行ってるの?」
伊奈「流行ってるんですよ」とのこと 後手から9筋を攻める権利があり、有力な戦法だそうだ
相掛かりと言えば、作戦をどうするかの権利が先手にばっかりあった印象だけど、
後手から攻める有力な作戦が出てきたのか 実にいいね!
相掛かりの攻め合いは見ていて楽しいので、プロで増えて欲しい
この将棋、石田の事前の予想がピッタリ当てはまった
石田「▲伊奈ののらりくらりとした受けvs△佐々木の攻め、になるんじゃないか」
この予想どおり、佐々木がいきなり9筋から攻めかかる展開
佐々木の攻めがあんまり急なもんだから、
石田「へーへーへー こんなに早くいっちゃっていいんですか」
対して伊奈は▲6六歩と角道を止め、受けに回った
石田「これは棋風です」
戦闘開始早々、もうすでに、後手、切れ模様なのでは? 後手は香車が△9五香と走ったけど、
その香が角で狙われていて、マイナスでしかない
いったいどうするんだ、と思われたところが下図 ↓
後手の持駒:歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・v桂 ・v金 ・ ・v銀v桂v香|一
| ・ ・v銀 ・v玉 ・v金v角 ・|二
| ・ ・ ・v歩v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・v歩 ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
|v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
|v歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ 歩 角 ・ 歩 歩 歩 銀 歩|七
| 歩 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 銀 ・ 玉 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩
▲6八銀
*今、△7四歩に▲6八銀と受けたところ △7五歩は▲6七銀で受かっている
*後手の佐々木、9五の香が負担に思える 手がないのでは?と思われたが?
△5五角
*なんと、ここから佐々木、△5五角!
*石田「面白い将棋ですねえ 私は△3三角~△5一角~△7三角を考えたんですが、△5五角~△7三角とする構想ですね △7三角とできれば、香にヒモがつきますのでね」
▲6五歩
*で、伊奈の▲6五歩で、△同角成しかない、と思われたのだが・・・
△3三角
*ここで△3三角と引きあげるのか!
*石田「虚実の応酬ですね ▲同角成△同桂となれば、▲6六角の両取りの筋を防いでいるので、
* ▲7七桂に△8四飛と引くことができますね」
*
*この後、佐々木は6五の伸びた歩を△7三桂から狙って、攻めていった
*△5五角~△3三角って、すごい構想力!! 17才の指し手とは思えない・・・
ここから、佐々木の勇気100パーセントの攻めを、伊奈がいなしているか、というダジャレ模様の展開
石田九段の名調子の解説が聞けた
石田「どちらが読み勝っているのか! ここ数手が見所であります」
石田「香車でブスブスブスってなってしまう」
石田「なるほど なるほど なるほど なるほど 自分に言ってちゃいけない」
石田「馬の威力でもって、なんとかならないか、ということですな?」
石田「んー 伊奈もなかなか持ち味が出てます」
石田「いやー 一手一手が厳しい将棋でございますなあー」
石田「佐々木は攻めだね 緩まないねえ 2人の持ち味が出てるねえ」
(久津さんが好手を指摘)石田「は~ なるほどね そうやってくる可能性大だね」
石田「果たして、果たして、果たして、だな~」
石田「(佐々木の指し手が)早いんだよ 手が~」
石田「若さの勢いですよ 若さの勢いですよ 激流、岩をも砕くというね」
石田「金をタダで取られちゃったよ ダメだ」
佐々木勇気の攻撃、休まることなく怒涛(どとう)のように続き、伊奈を攻め倒してしまった
84手で佐々木の勝ち ぐお~、すごい攻めっぷりだった
これは、す・ご・い!! 若い、若いなあ!!
考慮時間も5回余しての勝ちだ 駒から勢いがほとばしっていたよ
石田「佐々木のあまりの攻めに、伊奈は面食らっちゃったね 佐々木が圧倒的に押しまくってしまった」
佐々木のすごいところは、上図での△5五角~△3三角の手と、
終盤でも8四の飛を△8六飛とふわっと浮く妙手があったことだ そんな手が見えるのか~!
佐々木の攻めと、伊奈の受け、2人の棋風がよく出ていて、石田九段の名解説ありで、
実に面白い一局だった
伊奈は「いなしの伊奈」でキャッチフレーズ決定だね
プロ14年目くらいでキャッチフレーズというのも遅いけど(^^;
佐々木勇気は「勇気100パーセントの攻め」というキャッチフレーズがいいだろう
♪そうさー 100パーセント勇気ー もうがんばるしかないさー
これをテーマソングにしたらいいね
佐々木勇気、コイツはホントに成長が楽しみな17才だなあ
若手有望株は色々いるけど、私の中では豊島に匹敵する新人、それくらいの逸材だ
2011.11.22
大石直嗣四段 vs 甲斐智美女流王位
第20期 銀河戦
本戦Fブロック 2回戦
大石直嗣四段 vs 甲斐智美女流王位
対局日: 2011年9月2日
解説:小林 宏七段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級
土曜に放送された一局
甲斐女流王位は、前局で滝に勝ち 大石は予選でデカコバ(小林裕士)に勝ち
あらー、デカコバ、この大石とやらに負けちゃったのか
デカコバの将棋を私は毎年、楽しみにしてるんだけどね
23年度の成績は、甲斐9勝10敗 大石12勝6敗
解説の小林宏「甲斐は、前局の滝との一局では、非常に落ち着いていた 早指しは得意なのではないか
大石はモリノブ門下の、関西期待の若手 棋士になって2年目」
先手甲斐で、▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩 大石が甲斐の早石田を受けてたった
小林宏「早石田は、昔は升田先生くらいしかやらなかった戦法
最近は角を持ち合う将棋が多くなりましたね」
さて、角交換で、駒組みが一段落してみると、局面、膠着(こうちゃく)状態だ
先手早石田、いつもこうなるね(^^;
小林宏「先手から手を作らないと、千日手になる戦型」
甲斐は▲4六角と打ち、打開した さあーどうなるか 左方面で一気の大決戦は必至、と思われたところ、
大石、長考の末、△2四角! なんだこの手は、▲同角△同歩なら後手の手得というわけか
また角を持ち合い、戦いが先延ばしになってしまった
小林宏「実戦ならではの順、研究ではこういう手順は出ないでしょう」
甲斐、駒組みを進めるが、もうあんまり動かすところもない
ここくらいか、と思える歩(▲4六歩)を突き出してみたのだが、
それが△6九角の打ち込みで狙われるハメに! 下図↓
後手の持駒:角
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・v金v金 ・v玉 ・|二
| ・ ・v歩v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三
|v歩 ・ ・v歩v歩v銀v歩 ・v歩|四
| ・v歩 歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| 歩 ・ 飛 ・ ・ ・ 歩 ・ 歩|六
| ・ 歩 桂 歩 歩 歩 銀 ・ ・|七
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
▲4六歩 △3三桂 ▲2七銀 △6九角
実戦では、上図からの▲4六歩が敗着、△3三桂と跳ばれ、
後手の△2五桂~△6九角の筋を受ける手が、甲斐さんには発見できなかった
激指定跡道場2に訊いてみたところ、▲4六歩△3三桂には▲5九金でどうにかまだ互角、
ということだった(-150ほど)
▲4六歩のところでは、▲6六歩としておけば全く互角とのことだ
ありゃりゃりゃ、馬作りが受からないではないか 無条件で馬を作られた
しかも、馬を先手陣に潜り込まれて、形を乱されることに・・・ この馬に追われ追われて、
先手の左金、なんと9八に行かされちゃった! ▲9八金って、うわー、こんな金、見たことがない
小林宏「後手はっきり良し」
考慮時間も、残り▲0回vs△8回になり、もう盤上、甲斐のボロ負けムードが漂った
甲斐、端攻めでどうにか反撃したが、まあボロ負けは避けられないだろう、と思っていたのだが・・・
なんか、大石が受け間違えたようで? 甲斐、後手玉を追い込んでる???
甲斐が攻めてるけど、どうなってる?
小林宏「けっこう難解な終盤になってきた さすが女流王位ですね 逆転してる気もしてきました」
ええー ▲9八金を強いられたのに、甲斐が逆転したの??
が、大石に玉の早逃げを指されてみると、結局、甲斐の反撃は及ばなかった
甲斐、手のうちようがなく、116手までで投了となった 投了図は、結局大差だった
小林宏「かなり苦しかった将棋を甲斐が猛然と追い込んだが、大石がかろうじて逃げ切った」
これ、視聴者は小林宏の解説に惑わされただけで、実際は終始後手リードで、
甲斐が逆転してるってことはなかったと思う
大石は、勝ちを見切って端を対応したのでは、と終わってから思った
まあー、先手に勝ち目はないよね 何しろ、▲9八金だもんね 金落ち将棋だよ・・・
解説の精度がどうか、だったと思う 甲斐の、まさかの逆転勝ちを期待してしまったよ
残念だけど、仕方がない いつも思うが、女流vs新鋭四段では、やはり女流に勝ち目が薄い
女流にはロートルプロを当てて欲しい 大石にしたって、12勝6敗の高勝率だもんね
甲斐さんと、解説の小林宏さんとなら、いい勝負と思った(^^;
本戦Fブロック 2回戦
大石直嗣四段 vs 甲斐智美女流王位
対局日: 2011年9月2日
解説:小林 宏七段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級
土曜に放送された一局
甲斐女流王位は、前局で滝に勝ち 大石は予選でデカコバ(小林裕士)に勝ち
あらー、デカコバ、この大石とやらに負けちゃったのか
デカコバの将棋を私は毎年、楽しみにしてるんだけどね
23年度の成績は、甲斐9勝10敗 大石12勝6敗
解説の小林宏「甲斐は、前局の滝との一局では、非常に落ち着いていた 早指しは得意なのではないか
大石はモリノブ門下の、関西期待の若手 棋士になって2年目」
先手甲斐で、▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩 大石が甲斐の早石田を受けてたった
小林宏「早石田は、昔は升田先生くらいしかやらなかった戦法
最近は角を持ち合う将棋が多くなりましたね」
さて、角交換で、駒組みが一段落してみると、局面、膠着(こうちゃく)状態だ
先手早石田、いつもこうなるね(^^;
小林宏「先手から手を作らないと、千日手になる戦型」
甲斐は▲4六角と打ち、打開した さあーどうなるか 左方面で一気の大決戦は必至、と思われたところ、
大石、長考の末、△2四角! なんだこの手は、▲同角△同歩なら後手の手得というわけか
また角を持ち合い、戦いが先延ばしになってしまった
小林宏「実戦ならではの順、研究ではこういう手順は出ないでしょう」
甲斐、駒組みを進めるが、もうあんまり動かすところもない
ここくらいか、と思える歩(▲4六歩)を突き出してみたのだが、
それが△6九角の打ち込みで狙われるハメに! 下図↓
後手の持駒:角
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・v金v金 ・v玉 ・|二
| ・ ・v歩v銀 ・v歩 ・v歩 ・|三
|v歩 ・ ・v歩v歩v銀v歩 ・v歩|四
| ・v歩 歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| 歩 ・ 飛 ・ ・ ・ 歩 ・ 歩|六
| ・ 歩 桂 歩 歩 歩 銀 ・ ・|七
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角
▲4六歩 △3三桂 ▲2七銀 △6九角
実戦では、上図からの▲4六歩が敗着、△3三桂と跳ばれ、
後手の△2五桂~△6九角の筋を受ける手が、甲斐さんには発見できなかった
激指定跡道場2に訊いてみたところ、▲4六歩△3三桂には▲5九金でどうにかまだ互角、
ということだった(-150ほど)
▲4六歩のところでは、▲6六歩としておけば全く互角とのことだ
ありゃりゃりゃ、馬作りが受からないではないか 無条件で馬を作られた
しかも、馬を先手陣に潜り込まれて、形を乱されることに・・・ この馬に追われ追われて、
先手の左金、なんと9八に行かされちゃった! ▲9八金って、うわー、こんな金、見たことがない
小林宏「後手はっきり良し」
考慮時間も、残り▲0回vs△8回になり、もう盤上、甲斐のボロ負けムードが漂った
甲斐、端攻めでどうにか反撃したが、まあボロ負けは避けられないだろう、と思っていたのだが・・・
なんか、大石が受け間違えたようで? 甲斐、後手玉を追い込んでる???
甲斐が攻めてるけど、どうなってる?
小林宏「けっこう難解な終盤になってきた さすが女流王位ですね 逆転してる気もしてきました」
ええー ▲9八金を強いられたのに、甲斐が逆転したの??
が、大石に玉の早逃げを指されてみると、結局、甲斐の反撃は及ばなかった
甲斐、手のうちようがなく、116手までで投了となった 投了図は、結局大差だった
小林宏「かなり苦しかった将棋を甲斐が猛然と追い込んだが、大石がかろうじて逃げ切った」
これ、視聴者は小林宏の解説に惑わされただけで、実際は終始後手リードで、
甲斐が逆転してるってことはなかったと思う
大石は、勝ちを見切って端を対応したのでは、と終わってから思った
まあー、先手に勝ち目はないよね 何しろ、▲9八金だもんね 金落ち将棋だよ・・・
解説の精度がどうか、だったと思う 甲斐の、まさかの逆転勝ちを期待してしまったよ
残念だけど、仕方がない いつも思うが、女流vs新鋭四段では、やはり女流に勝ち目が薄い
女流にはロートルプロを当てて欲しい 大石にしたって、12勝6敗の高勝率だもんね
甲斐さんと、解説の小林宏さんとなら、いい勝負と思った(^^;
2011.11.20
羽生善治二冠vs戸辺 誠六段 NHK杯 2回戦
羽生善治二冠vs戸辺 誠六段 NHK杯 2回戦
解説 先崎学
矢内、グレーのスーツですっきりまとめている ワイシャツがピンクでかわいいね
おっ、解説は先ちゃんか 顔がハンバーグのようだ
アンパンマンの顔はアンパンでできているが、先ちゃんの顔はハンバーグでできているんだね
合びき肉のミンチをこねて焼いたら、こんな風になりました、あとのソースはお好みで、という顔だ
さて! 今日の一戦は見逃せない 天下の羽生と、講座をやってる戸辺だ
戸辺の講座、私は見てるよん 振り飛車党の勝ち方、参考になる
ただ、「相振りになったらどうするんだ」の一言はきっと禁句だろう(^^;
先崎「羽生は目の上のタンコブ(笑)、貫禄が出てきた
戸辺は人懐こくてかわいい後輩、人気者」
羽生は王位、棋聖を保持 NHK杯3連覇中 竜王戦1組 順位戦A級
1回戦はシードでNHK杯は26回目の出場
戸辺は1回戦は片上に勝ち NHK杯は2回目の出場 竜王戦4組 順位戦B2
2人の対戦成績は1勝1敗だそうだ 戸辺、去年度の王位リーグで羽生と2回、戦っていたのか
事前のインタビュー
羽生「戸辺は振り飛車党で軽快な将棋 私も元気よく面白い将棋が指せるようにがんばりたい」
戸辺「羽生は、自分が子供の頃からトップを走り続けている雲の上の存在、
つるのさんも応援してくれている、『戸辺攻め』が見せられるようにがんばります」
先手羽生で、堂々と居飛車 後手戸辺はゴキゲン中飛車だ
羽生の▲3七銀急戦を、戸辺が△4四銀型で受けた
先崎「△4四銀は手堅い」
ここから先手側は、穴熊にする手もあっただろうが、羽生は左銀も元気よく出て行った
▲4六銀+▲6六銀で、カニカニ銀風だね
戸辺が面白い構想を見せる
美濃囲いじゃなくて、△7二金+△6二銀型、このほうが進展性があるということか
そして、▲3七桂で3三の角が狙われたところで、△2二角
ふーん、2筋を空け渡す、こんな指し方があるのか
解説のハンバーグ、じゃない、先ちゃんも、「へぇ~ これは戸辺の研究手でしょう」と感心している
先崎「飛車先の歩交換はどうぞ、そのかわり後手は玉頭で盛り上がっていく作戦」
羽生、考えてるけど、表情がなんだか困ってる様子だ △2二角の一手で、そんなに困るものなのか
「迷ったときには、前に出ろ」と誰かが言っていたように思うが、本局で羽生は前に出た
▲4五銀とぶつけて戦闘開始 羽生はいつも元気がいいなあ! 桂がタダ取られするわけだからね
戸辺、手厚く△5四銀打と投入して受け、桂を取り切り、ペースをつかんだようだ
羽生は2筋を突破したけど、それだけだもんね
△4一飛と寄られて、次の△4七歩成が受けにくい ▲4八歩と打つ一歩がない
先崎「▲4八金打はねぇ~ さすがにそれじゃあ、つらいでしょうから、やらないでしょうねぇ
序盤、戸辺はうまくいきましたね」
ここで、なんと羽生の指し手は▲4八金打!! げえっ 苦戦を認めた手だ
先崎「羽生さん、相当自信ないと思いますよ」
この手、羽生以外が指したのなら、そうとう批判を受けそうだ(^^;
ここから、よくわからない応酬に! 戸辺、手を渡されてチャンスボールをもらって、間違えたのか
多分、最善は逃したのだと思う △5六歩って必要な手だったんだろうか
普通に△4七銀と打ち込んでどうだったのだろう
手に汗握る攻防が続く どっちがどうなってるんだ 先崎の解説も揺れている
先崎「意外と勝負ですね」→先崎「戸辺がうまく指せば勝てる」→
そこで戸辺、△6六角と切りとばして、△6三飛の飛車回りが絶品で、
先崎「この飛車回りは一石三鳥くらいのうまい手ですね! しかし形勢はわからない」
うまい手を指したのに、形勢はわからないのか おーい、どうなってんねん(^^;
やっぱり戸辺が勝つのか? ▲4八金打の時点では、戸辺がどうみても良さそうだったもんね
でも、NHK杯3連覇中の羽生だぞ? 羽生が2回戦で負けるのか?
戸辺が羽生玉を追いつめ、寄せがあるのか? 羽生が逃げて余しているのか?
私ごときには全然わからん 先ちゃんもわからないようだ
どっちだ、どっちが勝つんだ どうなってるんだ、最後に笑う勝者は・・・ 羽生だった!
あーー、見事に後手玉を即詰みに討ち取って、羽生、107手で勝ち!
107手? もっと手数がいっていたように思えた ああー 戸辺、きっとチャンスがあったはずなのに、
▲4八金打とさせた局面から勝ちきれなかったのは残念だろう あー、羽生、やっぱ強いなあ
ハンバーグ先崎「戸辺がうまく指しているように思えたが、
羽生がしぶとくがんばって勝負形に持ち込んだ、すばらしい将棋だった」
感想戦では、玉と玉が向かい合う図が検討されていた
終盤の変化で、超ギリギリのこういう手順があったのか あー、この変化を実戦で見たかったなー
戸辺、うーん惜しかった △2二角の研究手の一発で、羽生を混乱に陥れたわけで、
しかし結果は勝てなかったか 惜しい
今、調べたら、羽生がNHK杯で負けたのは、第57期のベスト8で、長沼に負けたのが最後だ
もう4年くらい前、長沼に負けたあの一戦以来、勝ちっぱなしか 実にNHK杯16連勝中!!
このNHK杯、誰が羽生を止めるのか? 本局も、羽生の将棋は見ごたえがあった、面白かった
解説 先崎学
矢内、グレーのスーツですっきりまとめている ワイシャツがピンクでかわいいね
おっ、解説は先ちゃんか 顔がハンバーグのようだ
アンパンマンの顔はアンパンでできているが、先ちゃんの顔はハンバーグでできているんだね
合びき肉のミンチをこねて焼いたら、こんな風になりました、あとのソースはお好みで、という顔だ
さて! 今日の一戦は見逃せない 天下の羽生と、講座をやってる戸辺だ
戸辺の講座、私は見てるよん 振り飛車党の勝ち方、参考になる
ただ、「相振りになったらどうするんだ」の一言はきっと禁句だろう(^^;
先崎「羽生は目の上のタンコブ(笑)、貫禄が出てきた
戸辺は人懐こくてかわいい後輩、人気者」
羽生は王位、棋聖を保持 NHK杯3連覇中 竜王戦1組 順位戦A級
1回戦はシードでNHK杯は26回目の出場
戸辺は1回戦は片上に勝ち NHK杯は2回目の出場 竜王戦4組 順位戦B2
2人の対戦成績は1勝1敗だそうだ 戸辺、去年度の王位リーグで羽生と2回、戦っていたのか
事前のインタビュー
羽生「戸辺は振り飛車党で軽快な将棋 私も元気よく面白い将棋が指せるようにがんばりたい」
戸辺「羽生は、自分が子供の頃からトップを走り続けている雲の上の存在、
つるのさんも応援してくれている、『戸辺攻め』が見せられるようにがんばります」
先手羽生で、堂々と居飛車 後手戸辺はゴキゲン中飛車だ
羽生の▲3七銀急戦を、戸辺が△4四銀型で受けた
先崎「△4四銀は手堅い」
ここから先手側は、穴熊にする手もあっただろうが、羽生は左銀も元気よく出て行った
▲4六銀+▲6六銀で、カニカニ銀風だね
戸辺が面白い構想を見せる
美濃囲いじゃなくて、△7二金+△6二銀型、このほうが進展性があるということか
そして、▲3七桂で3三の角が狙われたところで、△2二角
ふーん、2筋を空け渡す、こんな指し方があるのか
解説のハンバーグ、じゃない、先ちゃんも、「へぇ~ これは戸辺の研究手でしょう」と感心している
先崎「飛車先の歩交換はどうぞ、そのかわり後手は玉頭で盛り上がっていく作戦」
羽生、考えてるけど、表情がなんだか困ってる様子だ △2二角の一手で、そんなに困るものなのか
「迷ったときには、前に出ろ」と誰かが言っていたように思うが、本局で羽生は前に出た
▲4五銀とぶつけて戦闘開始 羽生はいつも元気がいいなあ! 桂がタダ取られするわけだからね
戸辺、手厚く△5四銀打と投入して受け、桂を取り切り、ペースをつかんだようだ
羽生は2筋を突破したけど、それだけだもんね
△4一飛と寄られて、次の△4七歩成が受けにくい ▲4八歩と打つ一歩がない
先崎「▲4八金打はねぇ~ さすがにそれじゃあ、つらいでしょうから、やらないでしょうねぇ
序盤、戸辺はうまくいきましたね」
ここで、なんと羽生の指し手は▲4八金打!! げえっ 苦戦を認めた手だ
先崎「羽生さん、相当自信ないと思いますよ」
この手、羽生以外が指したのなら、そうとう批判を受けそうだ(^^;
ここから、よくわからない応酬に! 戸辺、手を渡されてチャンスボールをもらって、間違えたのか
多分、最善は逃したのだと思う △5六歩って必要な手だったんだろうか
普通に△4七銀と打ち込んでどうだったのだろう
手に汗握る攻防が続く どっちがどうなってるんだ 先崎の解説も揺れている
先崎「意外と勝負ですね」→先崎「戸辺がうまく指せば勝てる」→
そこで戸辺、△6六角と切りとばして、△6三飛の飛車回りが絶品で、
先崎「この飛車回りは一石三鳥くらいのうまい手ですね! しかし形勢はわからない」
うまい手を指したのに、形勢はわからないのか おーい、どうなってんねん(^^;
やっぱり戸辺が勝つのか? ▲4八金打の時点では、戸辺がどうみても良さそうだったもんね
でも、NHK杯3連覇中の羽生だぞ? 羽生が2回戦で負けるのか?
戸辺が羽生玉を追いつめ、寄せがあるのか? 羽生が逃げて余しているのか?
私ごときには全然わからん 先ちゃんもわからないようだ
どっちだ、どっちが勝つんだ どうなってるんだ、最後に笑う勝者は・・・ 羽生だった!
あーー、見事に後手玉を即詰みに討ち取って、羽生、107手で勝ち!
107手? もっと手数がいっていたように思えた ああー 戸辺、きっとチャンスがあったはずなのに、
▲4八金打とさせた局面から勝ちきれなかったのは残念だろう あー、羽生、やっぱ強いなあ
ハンバーグ先崎「戸辺がうまく指しているように思えたが、
羽生がしぶとくがんばって勝負形に持ち込んだ、すばらしい将棋だった」
感想戦では、玉と玉が向かい合う図が検討されていた
終盤の変化で、超ギリギリのこういう手順があったのか あー、この変化を実戦で見たかったなー
戸辺、うーん惜しかった △2二角の研究手の一発で、羽生を混乱に陥れたわけで、
しかし結果は勝てなかったか 惜しい
今、調べたら、羽生がNHK杯で負けたのは、第57期のベスト8で、長沼に負けたのが最後だ
もう4年くらい前、長沼に負けたあの一戦以来、勝ちっぱなしか 実にNHK杯16連勝中!!
このNHK杯、誰が羽生を止めるのか? 本局も、羽生の将棋は見ごたえがあった、面白かった
2011.11.18
西尾 明六段 vs 吉田正和四段
第20期 銀河戦
本戦Eブロック 2回戦
西尾 明六段 vs 吉田正和四段
対局日: 2011年9月13日
解説:村山慈明五段
聞き手:野田澤彩乃女流1級
記録:井道千尋女流初段
23年度の成績は、西尾15勝15敗 吉田7勝8敗
西尾は予選で中村亮介に勝ち 吉田は前局で上田女流に勝ち
解説の村山「西尾は居飛車党の本格派 横歩取りのような空中戦を得意とする
吉田は受けの棋風のオールラウンダー」
先手西尾で、▲イビアナvs△ノーマル四間+高美濃 になった
村山「吉田は後手番ではノーマル四間をよく指している」
私の記憶では、たしか、朝日オープンでプロを3回くらい負かしたときもノーマル四間だったように思う
▲西尾の攻めvs△吉田の受けという展開で、中盤が進む
村山「後手側は受けに自信がないと指しこなせないですね」
どんどん受けまくる吉田、よく受けるな~
まだまだ受ける吉田 がんばるな~
どうやら受け止められそうか 吉田、さすがだな~ しかしまだ先は長そう
というか、これ、いつまで続くの めっちゃ眠いんですけど
まだ受けてる吉田 すっごく後手玉、固くなってきてる ううう眠い ZZZ・・・
結果、184手で吉田の勝ち なげーーーよ 長い あーよく寝た(^^;
本戦Eブロック 2回戦
西尾 明六段 vs 吉田正和四段
対局日: 2011年9月13日
解説:村山慈明五段
聞き手:野田澤彩乃女流1級
記録:井道千尋女流初段
23年度の成績は、西尾15勝15敗 吉田7勝8敗
西尾は予選で中村亮介に勝ち 吉田は前局で上田女流に勝ち
解説の村山「西尾は居飛車党の本格派 横歩取りのような空中戦を得意とする
吉田は受けの棋風のオールラウンダー」
先手西尾で、▲イビアナvs△ノーマル四間+高美濃 になった
村山「吉田は後手番ではノーマル四間をよく指している」
私の記憶では、たしか、朝日オープンでプロを3回くらい負かしたときもノーマル四間だったように思う
▲西尾の攻めvs△吉田の受けという展開で、中盤が進む
村山「後手側は受けに自信がないと指しこなせないですね」
どんどん受けまくる吉田、よく受けるな~
まだまだ受ける吉田 がんばるな~
どうやら受け止められそうか 吉田、さすがだな~ しかしまだ先は長そう
というか、これ、いつまで続くの めっちゃ眠いんですけど
まだ受けてる吉田 すっごく後手玉、固くなってきてる ううう眠い ZZZ・・・
結果、184手で吉田の勝ち なげーーーよ 長い あーよく寝た(^^;
2011.11.17
レトロゲームのレビュー その3 (全3回)
最後の3回目、その他編のはずだったのですが、何をレビューしていいのかバラバラになってしまう
そこで、歴代ドラクエをレビューしてみます
ドラクエ1 (FC)
小学生のとき、友達から借りてやったが、最後の竜王の城で、迷路が複雑で挫折
マップ上でのグラフィックが悪いんで、さすがに今からやる気は起きないなあ
町の人に話しかけるときに、東とか北とか出るもんね
ドラクエ2 (FC)
去年やって、クリアーした なかなか面白かった
「ふっかつのじゅもん」を写メールで撮るのが、めんどうくさかった
破壊の剣+はやぶさの剣を組み合わせる裏技を使った これをやらないとすごく敵が強いね
ドラクエ3 (FC)
今でもやってる神ゲーム 10本くらい持ってる(^^;
自由度、音楽、シナリオ、モンスターの個性、マップ、全てそろった完璧なゲーム
黄金の爪を売って、大金を持った状態からスタート、一度でも全滅したらゲームオーバーのルール
このスリルは最高だ
ドラクエ4 (FC)
5年に1回くらいやってる シナリオが一本道で、自由度が低いと感じてしまう
前作の3の出来栄えがすごすぎるので、しかたないところだけどね
5章でミネア、トルネコが弱い モンスターにあんまり印象に残るヤツがいないのも残念
しかし音楽はすごくいい
ドラクエ5 (SFC)
これ、すごくやり込んだ 100回くらいやったかも、もっとかも(^^;
モンスターが仲間になるのがとにかく楽しい 色んなパーティの組み合わせが楽しめる
勇者なんかいなくてもクリア可能、というのがとても斬新だ
近年「ひとしこのみ」の裏技で、またやる機会が増えた作品 「はぐりん」がすぐ仲間にできる!
温かみのあるSFC独特のドット絵が最高
ドラクエ6 (SFC)
1回クリアーしただけ この作品から、明らかにドラクエは衰退したと思う
ドラクエ7 (PS)
なんともコメントのしように困る 途中で挫折した これ以降のドラクエには興味をなくした
8はスクエアエニックスの作品で立体的になったけど、めんどくさそうなのでやってない
ついていけなくなった、とも言う(^^;
ドラクエ1・2 (SFC)
ときどきやってる 1を特に何回もやってる シンプルさがいいね
ただ、1はベギラマが全く意味のない呪文になってしまっているのが残念
ドラクエ3 (SFC)
これもだいぶやった でも、やっぱり私はファミコン版のほうが好きだ
ドラクエ4 (PS)
これは1回もやったことがない
ドラクエ5 (PS2)
このゲームをやるためにプレステ2を買った
メモリーカードが全部ドラクエ5で埋まるくらいやった(笑)
色んなモンスターの組み合わせでクリアーするのが楽しいね
でも、結局はスーファミ版のほうが好き
ちなみに、ドラクエシリーズと双璧をなすファイナルファンタジーシリーズは、
全くと言っていいほどやってません ドラクエが合うんだね
これでレトロゲームレビューを終わります
そこで、歴代ドラクエをレビューしてみます
ドラクエ1 (FC)
小学生のとき、友達から借りてやったが、最後の竜王の城で、迷路が複雑で挫折
マップ上でのグラフィックが悪いんで、さすがに今からやる気は起きないなあ
町の人に話しかけるときに、東とか北とか出るもんね
ドラクエ2 (FC)
去年やって、クリアーした なかなか面白かった
「ふっかつのじゅもん」を写メールで撮るのが、めんどうくさかった
破壊の剣+はやぶさの剣を組み合わせる裏技を使った これをやらないとすごく敵が強いね
ドラクエ3 (FC)
今でもやってる神ゲーム 10本くらい持ってる(^^;
自由度、音楽、シナリオ、モンスターの個性、マップ、全てそろった完璧なゲーム
黄金の爪を売って、大金を持った状態からスタート、一度でも全滅したらゲームオーバーのルール
このスリルは最高だ
ドラクエ4 (FC)
5年に1回くらいやってる シナリオが一本道で、自由度が低いと感じてしまう
前作の3の出来栄えがすごすぎるので、しかたないところだけどね
5章でミネア、トルネコが弱い モンスターにあんまり印象に残るヤツがいないのも残念
しかし音楽はすごくいい
ドラクエ5 (SFC)
これ、すごくやり込んだ 100回くらいやったかも、もっとかも(^^;
モンスターが仲間になるのがとにかく楽しい 色んなパーティの組み合わせが楽しめる
勇者なんかいなくてもクリア可能、というのがとても斬新だ
近年「ひとしこのみ」の裏技で、またやる機会が増えた作品 「はぐりん」がすぐ仲間にできる!
温かみのあるSFC独特のドット絵が最高
ドラクエ6 (SFC)
1回クリアーしただけ この作品から、明らかにドラクエは衰退したと思う
ドラクエ7 (PS)
なんともコメントのしように困る 途中で挫折した これ以降のドラクエには興味をなくした
8はスクエアエニックスの作品で立体的になったけど、めんどくさそうなのでやってない
ついていけなくなった、とも言う(^^;
ドラクエ1・2 (SFC)
ときどきやってる 1を特に何回もやってる シンプルさがいいね
ただ、1はベギラマが全く意味のない呪文になってしまっているのが残念
ドラクエ3 (SFC)
これもだいぶやった でも、やっぱり私はファミコン版のほうが好きだ
ドラクエ4 (PS)
これは1回もやったことがない
ドラクエ5 (PS2)
このゲームをやるためにプレステ2を買った
メモリーカードが全部ドラクエ5で埋まるくらいやった(笑)
色んなモンスターの組み合わせでクリアーするのが楽しいね
でも、結局はスーファミ版のほうが好き
ちなみに、ドラクエシリーズと双璧をなすファイナルファンタジーシリーズは、
全くと言っていいほどやってません ドラクエが合うんだね
これでレトロゲームレビューを終わります
2011.11.16
岡崎 洋六段 vs 野田敬三六段
第20期 銀河戦
本戦Dブロック 2回戦
岡崎 洋六段 vs 野田敬三六段
対局日: 2011年9月14日
解説:室岡克彦七段
聞き手:安食総子女流初段
記録:井道千尋女流初段
土曜に放送された銀河戦 もう日付が変わって水曜になってしまった
岡崎vs野田、解説に室岡 しぶ~、しぶい 超マニア好み(^^;
岡崎は予選でヒフミンに勝ち 野田は前局で前田に勝ち
23年度の成績は、岡崎4勝8敗 野田2勝5敗
解説の室岡「岡崎は居飛車党で妥協しない攻め将棋 野田は居、振り、両方指す力戦の棋風」
先手岡崎で、▲居飛車急戦模様vs△向かい飛車+木村美濃という、アマチュアっぽい戦型
岡崎は棒銀を見せたが、あきらめて5筋位取りに作戦を変更 室岡はそれに対応
番組開始30分してもまだ駒がぶつからないという、眠い展開
が! この将棋、終盤、すごい大熱戦になった
▲岡崎の小駒ばかりの成駒4枚の攻めvs△野田の盤上の大駒4枚の攻め
という、見たこともない終盤だ
野田のほう、大駒4枚で、手が広く扱いにくかったと思うが、実にうまく使った
これ、延々秒読みのところ、両者とも、よくもまあ集中力が続くものだ
双方、最善ではない手も多かっただろうが、好手と思える手も随所に見せた
野田が力強い玉上がりの受け、眠っていた飛車角の活用などの見事な指しまわしで、
勝ちに持っていった
130手で野田の勝ち 大熱戦だった すごかった! 野田、強し
先日のNHK杯の▲阿久津vs△村山が拙戦だったのに比べ、
こちらは大熱戦で将棋の醍醐味が味わえた
こっちを見た人は少ないだろうな~(^^; 面白い一局だった
本戦Dブロック 2回戦
岡崎 洋六段 vs 野田敬三六段
対局日: 2011年9月14日
解説:室岡克彦七段
聞き手:安食総子女流初段
記録:井道千尋女流初段
土曜に放送された銀河戦 もう日付が変わって水曜になってしまった
岡崎vs野田、解説に室岡 しぶ~、しぶい 超マニア好み(^^;
岡崎は予選でヒフミンに勝ち 野田は前局で前田に勝ち
23年度の成績は、岡崎4勝8敗 野田2勝5敗
解説の室岡「岡崎は居飛車党で妥協しない攻め将棋 野田は居、振り、両方指す力戦の棋風」
先手岡崎で、▲居飛車急戦模様vs△向かい飛車+木村美濃という、アマチュアっぽい戦型
岡崎は棒銀を見せたが、あきらめて5筋位取りに作戦を変更 室岡はそれに対応
番組開始30分してもまだ駒がぶつからないという、眠い展開
が! この将棋、終盤、すごい大熱戦になった
▲岡崎の小駒ばかりの成駒4枚の攻めvs△野田の盤上の大駒4枚の攻め
という、見たこともない終盤だ
野田のほう、大駒4枚で、手が広く扱いにくかったと思うが、実にうまく使った
これ、延々秒読みのところ、両者とも、よくもまあ集中力が続くものだ
双方、最善ではない手も多かっただろうが、好手と思える手も随所に見せた
野田が力強い玉上がりの受け、眠っていた飛車角の活用などの見事な指しまわしで、
勝ちに持っていった
130手で野田の勝ち 大熱戦だった すごかった! 野田、強し
先日のNHK杯の▲阿久津vs△村山が拙戦だったのに比べ、
こちらは大熱戦で将棋の醍醐味が味わえた
こっちを見た人は少ないだろうな~(^^; 面白い一局だった
2011.11.13
阿久津主税七段vs村山慈明五段 NHK杯 2回戦
阿久津主税七段vs村山慈明五段 NHK杯 2回戦
解説 野月浩貴
矢内、胸のでっかいネクタイ、色が白と黒と紫でオシャレだね いいね
今日は阿久津と村山か 若手の強豪どうし、きびきびした攻め合いが見たいが、どうなるか
阿久津は1回戦で窪田に勝ち 竜王戦2組、順位戦B1 NHK杯は7回目の出場
村山は1回戦で船江に勝ち 竜王戦3組、順位戦C1 NHK杯は4回目の出場
解説の野月「2人とも似た棋風 最近、終盤にしぶとさが出てきて、バランスがとれてきた
阿久津は持ち時間の短い将棋が得意、村山は持ち時間の長い将棋が得意」
事前のインタビュー
阿久津「村山は、小学生のときから知っているが、見た目も将棋もそんなに変わっていない印象
TV対局というのを意識しすぎないようにして、自分らしい将棋を指せたらいい」
村山「阿久津は、非常に切れ味のある攻め将棋
いい将棋を指せるようにがんばりたい」
雑談で、野月「阿久津は明るくて寂しがりや 家が私と近く、よく電話がかかってくる
西尾、広瀬とも家が近所、この4人では将棋は指さないが、将棋論をよく話す
誘うのはいつも阿久津からで、『野月先生、おなかが空きました』と電話がかかってくる
冬中、私の車の中には彼のスノーボードの用具が入っている いつでもスノボに行けるようになってる
村山は序盤は何でも知ってる 質問をすると、訊いていないことまでしゃべってくれる
他人に教えても、自分はそれ以上に研究するから大丈夫、という自信の表れ」
対戦成績は、阿久津0勝、村山の2勝か 前の対局が3年前、3年に1回ずつ当たってるね
先手阿久津で、3手目にノータイムで▲6六歩、なんと三間飛車に振った
野月「阿久津が村山の得意をはずした、阿久津は相手の得意をはずす戦い方をよくやっている
しかし阿久津の三間飛車というのはほとんど見たことがない、めずらしい」
私は、相居飛車での、薄い玉での切り合いを予想していたので、肩透かしを食らった感じだ
▲三間+美濃vs△居飛車+穴熊だ このまま、まだ駒組が続くんだろう、と思っていたら、
野月が「阿久津は勝負どころと思っているんでしょう」と言っている
先手は今がベスト、手が進めば後手だけ固くなるばかり、か
すると、阿久津が▲6五歩と仕掛けた! こうやるものか 一気に開戦だ
この仕掛け、そうとう機敏だったようだ
野月「形勢は微妙だが、阿久津の攻め駒が全部働いている 先手がペースを握った」
ここ、私が疑問に思った変化で、大事な変化があった 下の図で解説します
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・v銀v桂v玉|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v金 ・v香|二
|v歩 ・v歩v銀v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・v歩 ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 角 飛 ・ 金 ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 玉 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
▲6五歩
*ここから戦いが始まった 機敏な仕掛けだった
△8八角成 ▲同 飛 △2二角
*野月は「▲7七角だろう」と言っていたが・・・
▲6八飛
*意表のこの手! 次の手、村山は△6四歩だったが、
*私の疑問は、△9九角成はないのか?ということだ
△9九角成 ▲6四歩
*私の読みは、ここで△6六香が厳しいのでは?と思っていたが、それには▲5五角の返し技があって、先手が優勢だ
△5四銀 ▲6三歩成
*この局面、ちょっと先手がいいようだ
*以下、一例を進めてみる
△6六香 ▲7八飛
*△6六香には、この飛車寄りが軽い好手
△8九馬
*桂が取れるが、馬のラインがずれてしまう
▲7六飛 △6三銀
*ここで▲6六飛もあるし、▲7四歩~▲5五角の狙いもある 先手がやれる局面だ
局面進み、阿久津は▲7三銀成と襲い掛かり、有利を拡大した
今、後手が△9五角と打った局面 もう1回、図を使って書きます
後手の持駒:銀
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・ ・ ・v桂v玉|一
| ・ ・v飛v歩v銀 ・v金v銀v香|二
|v歩 ・v桂 ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
|v角v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ 飛 金 ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 玉 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩二
*今、後手が△9五角と打った局面 ここで、私の疑問、当然▲7八飛では?
*本譜は▲6九飛と逃げたけど、どうだったのか?
*
*ここは私の意見と激指定跡道場2の意見が一致、最善は▲7八飛で先手有利と出た(+600くらい)
▲6九飛
*本譜はこの手だった
△8六歩
*これがかなり疑問だったようだ
▲同 歩
*普通に取られて困った
*△同角は▲7三歩成があるので全然ダメだ
△8五桂
*なんか、無理やりっぽい手
▲7九飛 △7七銀
*えーー プロがこんな手指すのか・・・
*序盤は棋界屈指と言われる村山が、序盤の構想でここまでひどくなるのは悲しい
▲9六歩 △8六角 ▲7三歩成 △7一飛
*先手、大優勢 と思いきや、本局、ここから一手違いになるとは!? どうなってるんだ(^^; 激指のおススメは、以下▲6九飛と手を渡す すると後手には有効な手がなく△4四歩くらいしかない そこで▲6五飛で先手の優勢が拡大するとのこと すごい読みだ
△7七銀に、野月は「めちゃめちゃ困った指し手 思わぬ展開になってしまった」
そうだよね こんな手はプロではめったに見たことがない
△7一飛のところでは、激指は+1100くらいで先手優勢と出てる
ところがなんと、これがここから、一手違いになっちゃうとは?
終盤、野月「先手玉が詰むか詰まないか、そういう将棋ではなかったはず」
阿久津はなんとか勝ちきったけど、もっとキレイに勝ちきってほしかった
終局直後、阿久津「怪しかったか」 村山「怪しくなったとかと」
うーーーん、阿久津も村山もどうしたのか
若手トップ級の2人、それなりの高いレベルの将棋を期待していたのだけど、
本局はどうにもこうにも、2人とも本調子ではなかったと思う
阿久津の仕掛けは見事だったのだけど・・・
野月、雑談は面白かったけど、中盤では、もっと解説してほしかった
んー、私にとっては残念な一局となってしまった
解説 野月浩貴
矢内、胸のでっかいネクタイ、色が白と黒と紫でオシャレだね いいね
今日は阿久津と村山か 若手の強豪どうし、きびきびした攻め合いが見たいが、どうなるか
阿久津は1回戦で窪田に勝ち 竜王戦2組、順位戦B1 NHK杯は7回目の出場
村山は1回戦で船江に勝ち 竜王戦3組、順位戦C1 NHK杯は4回目の出場
解説の野月「2人とも似た棋風 最近、終盤にしぶとさが出てきて、バランスがとれてきた
阿久津は持ち時間の短い将棋が得意、村山は持ち時間の長い将棋が得意」
事前のインタビュー
阿久津「村山は、小学生のときから知っているが、見た目も将棋もそんなに変わっていない印象
TV対局というのを意識しすぎないようにして、自分らしい将棋を指せたらいい」
村山「阿久津は、非常に切れ味のある攻め将棋
いい将棋を指せるようにがんばりたい」
雑談で、野月「阿久津は明るくて寂しがりや 家が私と近く、よく電話がかかってくる
西尾、広瀬とも家が近所、この4人では将棋は指さないが、将棋論をよく話す
誘うのはいつも阿久津からで、『野月先生、おなかが空きました』と電話がかかってくる
冬中、私の車の中には彼のスノーボードの用具が入っている いつでもスノボに行けるようになってる
村山は序盤は何でも知ってる 質問をすると、訊いていないことまでしゃべってくれる
他人に教えても、自分はそれ以上に研究するから大丈夫、という自信の表れ」
対戦成績は、阿久津0勝、村山の2勝か 前の対局が3年前、3年に1回ずつ当たってるね
先手阿久津で、3手目にノータイムで▲6六歩、なんと三間飛車に振った
野月「阿久津が村山の得意をはずした、阿久津は相手の得意をはずす戦い方をよくやっている
しかし阿久津の三間飛車というのはほとんど見たことがない、めずらしい」
私は、相居飛車での、薄い玉での切り合いを予想していたので、肩透かしを食らった感じだ
▲三間+美濃vs△居飛車+穴熊だ このまま、まだ駒組が続くんだろう、と思っていたら、
野月が「阿久津は勝負どころと思っているんでしょう」と言っている
先手は今がベスト、手が進めば後手だけ固くなるばかり、か
すると、阿久津が▲6五歩と仕掛けた! こうやるものか 一気に開戦だ
この仕掛け、そうとう機敏だったようだ
野月「形勢は微妙だが、阿久津の攻め駒が全部働いている 先手がペースを握った」
ここ、私が疑問に思った変化で、大事な変化があった 下の図で解説します
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・v銀v桂v玉|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v金 ・v香|二
|v歩 ・v歩v銀v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・v歩 ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ 角 飛 ・ 金 ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 玉 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
▲6五歩
*ここから戦いが始まった 機敏な仕掛けだった
△8八角成 ▲同 飛 △2二角
*野月は「▲7七角だろう」と言っていたが・・・
▲6八飛
*意表のこの手! 次の手、村山は△6四歩だったが、
*私の疑問は、△9九角成はないのか?ということだ
△9九角成 ▲6四歩
*私の読みは、ここで△6六香が厳しいのでは?と思っていたが、それには▲5五角の返し技があって、先手が優勢だ
△5四銀 ▲6三歩成
*この局面、ちょっと先手がいいようだ
*以下、一例を進めてみる
△6六香 ▲7八飛
*△6六香には、この飛車寄りが軽い好手
△8九馬
*桂が取れるが、馬のラインがずれてしまう
▲7六飛 △6三銀
*ここで▲6六飛もあるし、▲7四歩~▲5五角の狙いもある 先手がやれる局面だ
局面進み、阿久津は▲7三銀成と襲い掛かり、有利を拡大した
今、後手が△9五角と打った局面 もう1回、図を使って書きます
後手の持駒:銀
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・ ・ ・v桂v玉|一
| ・ ・v飛v歩v銀 ・v金v銀v香|二
|v歩 ・v桂 ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
|v角v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ 飛 金 ・ 銀 ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 玉 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩二
*今、後手が△9五角と打った局面 ここで、私の疑問、当然▲7八飛では?
*本譜は▲6九飛と逃げたけど、どうだったのか?
*
*ここは私の意見と激指定跡道場2の意見が一致、最善は▲7八飛で先手有利と出た(+600くらい)
▲6九飛
*本譜はこの手だった
△8六歩
*これがかなり疑問だったようだ
▲同 歩
*普通に取られて困った
*△同角は▲7三歩成があるので全然ダメだ
△8五桂
*なんか、無理やりっぽい手
▲7九飛 △7七銀
*えーー プロがこんな手指すのか・・・
*序盤は棋界屈指と言われる村山が、序盤の構想でここまでひどくなるのは悲しい
▲9六歩 △8六角 ▲7三歩成 △7一飛
*先手、大優勢 と思いきや、本局、ここから一手違いになるとは!? どうなってるんだ(^^; 激指のおススメは、以下▲6九飛と手を渡す すると後手には有効な手がなく△4四歩くらいしかない そこで▲6五飛で先手の優勢が拡大するとのこと すごい読みだ
△7七銀に、野月は「めちゃめちゃ困った指し手 思わぬ展開になってしまった」
そうだよね こんな手はプロではめったに見たことがない
△7一飛のところでは、激指は+1100くらいで先手優勢と出てる
ところがなんと、これがここから、一手違いになっちゃうとは?
終盤、野月「先手玉が詰むか詰まないか、そういう将棋ではなかったはず」
阿久津はなんとか勝ちきったけど、もっとキレイに勝ちきってほしかった
終局直後、阿久津「怪しかったか」 村山「怪しくなったとかと」
うーーーん、阿久津も村山もどうしたのか
若手トップ級の2人、それなりの高いレベルの将棋を期待していたのだけど、
本局はどうにもこうにも、2人とも本調子ではなかったと思う
阿久津の仕掛けは見事だったのだけど・・・
野月、雑談は面白かったけど、中盤では、もっと解説してほしかった
んー、私にとっては残念な一局となってしまった
2011.11.12
レトロゲームのレビュー その2 (全3回)
将棋と全く関係ない話題なので、ひんしゅくを買ってるかもしれない(^^;
今回はスポーツゲーム編です
FCはファミコン、SFCはスーパーファミコン、PSはプレイステーションの略です
今となってはマイナーゲームで、他のサイトではレビューが見つからないものが多いです
・サッカー(FC) 100円
一番初めに出たサッカーゲームとしては、よくできてる これで対戦で盛り上がった人、多いんだろうなあ
私は今頃になってやった(^^; 6人vs6人の横型サッカー
挙動(コンピュータが作り出すボールの動き)がこのゲームのみの独特のものがあり、
今でも捨てがたい魅力をもっている
あまり飛ばなかったゴールキックを相手オフェンスが奪い、そのままシュート、というのは、
小学生くらいのリアルサッカーでよくあることで、うまく再現されているね(笑)
チームも6チームの中から選べる、コンピュータの強さも4段階、試合時間の長さも調節できる、
これは当時画期的だったんじゃないだろうか
ハーフタイムでのコートチェンジがないが、あると、かえってとまどうことを考慮してだろう
・テクモワールドカップサッカー (FC) 200円くらいか
真上視点から見たゲーム 縦型のゲーム
ボールの挙動が気持ちよく、ドリブル、パス、シュートのリズムがいい
世界16チームから選んで世界一を目指す が! 致命的な欠点がある
ハーフタイムで、コートチェンジがないのだ
下から攻めるのと上から攻めるのでは全然感覚が違うのに、それが味わえないのだ
人間は下に固定 これでは飽きがすごく早い
それに、コンピュータの強さ、試合時間も選べない 流れる音楽もどのチームも同じ
点の取り方も単調で、一人でドリブルしていってナナメにシュート、これで点が入る
横からのクロスに真ん中の選手が合わせて、なんていうのが全く発生しない
さらに、頭の色が同じチームどうしが試合をすると、どっちの選手なのか見た目が判別できない
15分くらいで飽きてしまった もうやらないと思う
・サッカーリーグウィナーズカップ (FC) 箱、説明書付きで500円くらいか
2頭身の絵が非常にきれい ファミコンのドット絵の強みを存分に発揮している すばらしい
世界8チームから選んで世界一を目指す ボールの挙動がよく、やっていて楽しい
COMの強さは選べない 試合時間も選べない でもまあ気にならない コートチェンジあり
しかし! COMとやるとき、致命的な欠点がある
ドリブルでBボタン連打するとスピードアップするのだが、これでCOMをごぼう抜きできてしまう
相手キーパーまで楽々抜くことができ、あっというまにゴール量産・・・(^^;
仕方ないので、Bボタンドリブル禁止でクリアーした なかなか楽しかった
けど、センタリングに合わせてダイレクトシュート、とかの複雑なプレーは一切、出現しなかった
ヘディングすら1度もせず(^^; (説明書では出来る、と書いてあるが)
もうやらないだろうなあ
・ワールドサッカー (SFC) 箱、説明書付きで400円くらいだったか
ココナッツジャパンというメーカーのゲーム
タイトルが安直すぎ、そのせいで検索するのにすごく不便(^^;
このゲーム、すごいがんばって出来てる! サッカーの試合本編以外の部分が(笑)
世界各国64チームもあり、選手も一人ひとりデータが違うという懲りっぷり
さらに、チームエディットですんごい色々変更が可能 それをバックアップにセーブできる
でも、肝心の試合が面白くない 縦型ゲームなんだけど、ボールの挙動が変なんだよね
ドリブルと縦パス、シュートだけの単調な試合展開、音楽が全然流れない やっててさみしいよ
グラフィックも、ちまちましてしまっている
肝心の部分がダメで、やる気が起こらなかった残念なゲーム
・FIFAインターナショナルサッカー (SFC) 箱、説明書付きで340円
ナナメ上から見た、俯瞰(ふかん)視点のゲーム グラフィックはとてもいい
このゲーム、底が知れない、すごい奥が深そう まだちょっと触っただけなのだ
COMどうし対戦させて観戦できるモードを見てると楽しい ボールの挙動が実にリアル
操作は複雑だけど、覚えたら一生遊べそうなゲーム メガドライブ版が一番いいらしいけど、
メガドライブは持っていないのでスーファミ版
今、点数が何対何かが常に表示されないのは残念、シュートが決まったとき、一言もなし
「ゴール!」くらい言ってくれてもいいのにね
リプレイ機能もあるけど、ゴールしたとき自動で見せてくれてもいいのにね
説明書がないと、操作がわからないのが欠点 選手が実名ではなく、完全に架空の人たち
でも、とてもよくできたゲームっぽく、最初、ソフトのみ入手したけど、
箱、説明書付きを買いなおした 私にとってまだ未知数のゲーム
・スーパーバレー2 (SFC) 200円くらい
真横から見たゲーム こういう視点から見たゲームにしたのは画期的だと思う
サーブ、レシーブ、アタック、と、バレーの面白さが明快に伝わってくる
国別に、男子12チーム、女子8チーム
COMの強さがレベル1~4で選べるが、レベル2でもすごく強い
レベル1は攻撃の仕方が単調で面白くない レベル3、4なんてどうやって勝つんだろう?
操作説明が組み込まれているので、説明書がなくても遊べるのはすごく親切
日本代表で、COM(レベル2)を相手にワールドカップを戦ったが、すごく燃えた
設定を変え、10対10から、ラリーポイント制でたった5点取ればいいんだけど、それが取れない!
アメリカ代表相手に、1時間くらいかかったりして(^^;
このゲーム、バランスが惜しい ブロックが弱すぎる
こちらのブロックが決まったことが、一度もなかった
ノーマルなアタックなど、まず決まらない バックアタックで相手コート最後尾に打ち込んで、
やっと決まるかどうか、という具合
でもバレーの面白さが伝わってくる良作と思う もう少しゲームバランスが良ければ・・・
・バレーボールツイン (SFC) 200円くらいだったか
こちらは一転、ナナメ俯瞰から見た、6人制の本格的バレー こんなゲーム、あったんだ
操作の説明モードがあるので、非常に助かる 練習モードもある
でも・・・ なんか、やってて面白くない気がする まだ私が操作に慣れていないからだろうか?
リアルなんだけど、ゲームならではの面白さっていうのが伝わってこない
でも、とりあえず置いておいて、様子を見ようと思う
・ワールドスーパーテニス (FC) 200円くらい
イワンレンドルか、クリスエバートを選んで各大会をツアーする
ボールの挙動が変! それに尽きる レベルを上げていくと、魔球が打てるようになるそうで、
魔球を打ってみたいが、1試合にけっこう時間がかかるので、レベル上げがめんどう
テニスゲームは他に良作を発見したので、これはやる時間はないなあ
コートチェンジがなく、常に手前というのもマイナス材料だ
・インターナショナルテニスツアー (SFC) 200円くらい
グラフィック、選手の動きがしょぼく、やる気が起きず ダメだこりゃ
・アメージングテニス (SFC) 105円
すごく低い視点からのゲーム 説明書はいらないくらいに、操作方法は単純だ
これ、掘り出し物!
なかなかうまくボールが打てない具合が実にリアル これ、ホントにリアルだわ~
私は軟式テニスの経験者だからわかるけど、テニスってこういうスポーツだ
なかなか思いどうりできないんだよね ダブルフォルトもこんな感じで、よく出る(笑)
視点が低いのにも関わらず、コートチェンジあり 向こう側でのプレーも面白い
コンピュータ相手に連戦連敗、まだ1回も勝ったことがないのに、
これだけ面白く遊べるゲームは他にない
プレーがなかなか思いどうりいかないため、人によっては
「クソゲー」の一言で終わっちゃう可能性も非常に高いゲーム
・スーパーファイナルマッチテニス (SFC) 箱、説明書付きで580円
テイクバックでボタン、スイングでボタン、つまり打つときにボタンを2回押すことが必要なゲーム
4つのボタンの組み合わせで球種が膨大な数になる
操作、激しく複雑 格闘ゲームじゃないんだから・・・
肝心のボールの挙動も悪く、やる気にならなかった
・ジミーコナーズのプロテニスツアー (SFC) 箱、説明書付きで700円くらい
これ、私にとって、究極のテニスゲームかもしれない
ボタンを押しているうちがテイクバック、離すとスイング、という画期的なシステム!
長くボタンを押していると、その分強烈なショットが打てる しかし、ボタンを押している間は動けない
これ、このシステムだよ、求めていたのは! グラフィックもよい ボールの挙動も最高峰
練習モードもある この練習モードで、COMが球出しをやってくれるが、それを打っているだけで楽しい
パコーン、パコーン うううー、きもちいいーー
しかし、欠点が! それは、練習モードとツアーモードでジミーコナーズしか選べないのだが、
彼は左利き、ということ なんでコナーズしか選べない仕様にしちゃったのか
しかし、私は実は左利きなのだった! だから、私は気にならない(^^; (字を書くのは右だよ)
サービスが独特で、ものすごく練習しないと入らないというのも欠点かもしれない
このゲーム、これからやりまくると思う
・ワールドプロテニス98 (PS) もう買ったのが10年くらい前で、ほぼ定価で買った
プレイステーションのゲーム ボールの挙動が最高
男子キャラ32人の中から選んで、年間ランキング1位を目指す
COMの強さ、5段階くらいから変更可能
サービスゲームをキープするかどうかが実際の男子プロテニスでは重要だが、
それが実にうまく再現できている ブレイクポイントでの緊張感はすごいものがある
私はレコンタというキャラを使ってた これ、COM戦がすごく燃えた
COMのエドボーグを相手に、ウィンブルドン決勝でタイブレークの末の2時間の激闘、とか(^^;
でも! 致命的な欠点が・・・ それはグラフィックが悪すぎること
このせいで、もう今となってはやる気にならないゲームになってしまった
他の部分が完璧なだけに、非常に残念だ
・みんなのゴルフ (PS) 今ならブックオフで105円で買えるよ
私にとっての、ゴルフゲームの神ゲーム
このゲームがあるせいで、私には他のゴルフゲームはいらない
みんゴルは初代、2、3、4とやったけど、初代がシンプルで一番面白い
唯一の問題のグラフィックも、自分には今でもまだいける
打球がうまく飛んでも、失敗しても、すべて自分のせい、と思える まさに神ゲーム
次回は、その他編です 次回でレトロゲームレビューは最終回です
今回はスポーツゲーム編です
FCはファミコン、SFCはスーパーファミコン、PSはプレイステーションの略です
今となってはマイナーゲームで、他のサイトではレビューが見つからないものが多いです
・サッカー(FC) 100円
一番初めに出たサッカーゲームとしては、よくできてる これで対戦で盛り上がった人、多いんだろうなあ
私は今頃になってやった(^^; 6人vs6人の横型サッカー
挙動(コンピュータが作り出すボールの動き)がこのゲームのみの独特のものがあり、
今でも捨てがたい魅力をもっている
あまり飛ばなかったゴールキックを相手オフェンスが奪い、そのままシュート、というのは、
小学生くらいのリアルサッカーでよくあることで、うまく再現されているね(笑)
チームも6チームの中から選べる、コンピュータの強さも4段階、試合時間の長さも調節できる、
これは当時画期的だったんじゃないだろうか
ハーフタイムでのコートチェンジがないが、あると、かえってとまどうことを考慮してだろう
・テクモワールドカップサッカー (FC) 200円くらいか
真上視点から見たゲーム 縦型のゲーム
ボールの挙動が気持ちよく、ドリブル、パス、シュートのリズムがいい
世界16チームから選んで世界一を目指す が! 致命的な欠点がある
ハーフタイムで、コートチェンジがないのだ
下から攻めるのと上から攻めるのでは全然感覚が違うのに、それが味わえないのだ
人間は下に固定 これでは飽きがすごく早い
それに、コンピュータの強さ、試合時間も選べない 流れる音楽もどのチームも同じ
点の取り方も単調で、一人でドリブルしていってナナメにシュート、これで点が入る
横からのクロスに真ん中の選手が合わせて、なんていうのが全く発生しない
さらに、頭の色が同じチームどうしが試合をすると、どっちの選手なのか見た目が判別できない
15分くらいで飽きてしまった もうやらないと思う
・サッカーリーグウィナーズカップ (FC) 箱、説明書付きで500円くらいか
2頭身の絵が非常にきれい ファミコンのドット絵の強みを存分に発揮している すばらしい
世界8チームから選んで世界一を目指す ボールの挙動がよく、やっていて楽しい
COMの強さは選べない 試合時間も選べない でもまあ気にならない コートチェンジあり
しかし! COMとやるとき、致命的な欠点がある
ドリブルでBボタン連打するとスピードアップするのだが、これでCOMをごぼう抜きできてしまう
相手キーパーまで楽々抜くことができ、あっというまにゴール量産・・・(^^;
仕方ないので、Bボタンドリブル禁止でクリアーした なかなか楽しかった
けど、センタリングに合わせてダイレクトシュート、とかの複雑なプレーは一切、出現しなかった
ヘディングすら1度もせず(^^; (説明書では出来る、と書いてあるが)
もうやらないだろうなあ
・ワールドサッカー (SFC) 箱、説明書付きで400円くらいだったか
ココナッツジャパンというメーカーのゲーム
タイトルが安直すぎ、そのせいで検索するのにすごく不便(^^;
このゲーム、すごいがんばって出来てる! サッカーの試合本編以外の部分が(笑)
世界各国64チームもあり、選手も一人ひとりデータが違うという懲りっぷり
さらに、チームエディットですんごい色々変更が可能 それをバックアップにセーブできる
でも、肝心の試合が面白くない 縦型ゲームなんだけど、ボールの挙動が変なんだよね
ドリブルと縦パス、シュートだけの単調な試合展開、音楽が全然流れない やっててさみしいよ
グラフィックも、ちまちましてしまっている
肝心の部分がダメで、やる気が起こらなかった残念なゲーム
・FIFAインターナショナルサッカー (SFC) 箱、説明書付きで340円
ナナメ上から見た、俯瞰(ふかん)視点のゲーム グラフィックはとてもいい
このゲーム、底が知れない、すごい奥が深そう まだちょっと触っただけなのだ
COMどうし対戦させて観戦できるモードを見てると楽しい ボールの挙動が実にリアル
操作は複雑だけど、覚えたら一生遊べそうなゲーム メガドライブ版が一番いいらしいけど、
メガドライブは持っていないのでスーファミ版
今、点数が何対何かが常に表示されないのは残念、シュートが決まったとき、一言もなし
「ゴール!」くらい言ってくれてもいいのにね
リプレイ機能もあるけど、ゴールしたとき自動で見せてくれてもいいのにね
説明書がないと、操作がわからないのが欠点 選手が実名ではなく、完全に架空の人たち
でも、とてもよくできたゲームっぽく、最初、ソフトのみ入手したけど、
箱、説明書付きを買いなおした 私にとってまだ未知数のゲーム
・スーパーバレー2 (SFC) 200円くらい
真横から見たゲーム こういう視点から見たゲームにしたのは画期的だと思う
サーブ、レシーブ、アタック、と、バレーの面白さが明快に伝わってくる
国別に、男子12チーム、女子8チーム
COMの強さがレベル1~4で選べるが、レベル2でもすごく強い
レベル1は攻撃の仕方が単調で面白くない レベル3、4なんてどうやって勝つんだろう?
操作説明が組み込まれているので、説明書がなくても遊べるのはすごく親切
日本代表で、COM(レベル2)を相手にワールドカップを戦ったが、すごく燃えた
設定を変え、10対10から、ラリーポイント制でたった5点取ればいいんだけど、それが取れない!
アメリカ代表相手に、1時間くらいかかったりして(^^;
このゲーム、バランスが惜しい ブロックが弱すぎる
こちらのブロックが決まったことが、一度もなかった
ノーマルなアタックなど、まず決まらない バックアタックで相手コート最後尾に打ち込んで、
やっと決まるかどうか、という具合
でもバレーの面白さが伝わってくる良作と思う もう少しゲームバランスが良ければ・・・
・バレーボールツイン (SFC) 200円くらいだったか
こちらは一転、ナナメ俯瞰から見た、6人制の本格的バレー こんなゲーム、あったんだ
操作の説明モードがあるので、非常に助かる 練習モードもある
でも・・・ なんか、やってて面白くない気がする まだ私が操作に慣れていないからだろうか?
リアルなんだけど、ゲームならではの面白さっていうのが伝わってこない
でも、とりあえず置いておいて、様子を見ようと思う
・ワールドスーパーテニス (FC) 200円くらい
イワンレンドルか、クリスエバートを選んで各大会をツアーする
ボールの挙動が変! それに尽きる レベルを上げていくと、魔球が打てるようになるそうで、
魔球を打ってみたいが、1試合にけっこう時間がかかるので、レベル上げがめんどう
テニスゲームは他に良作を発見したので、これはやる時間はないなあ
コートチェンジがなく、常に手前というのもマイナス材料だ
・インターナショナルテニスツアー (SFC) 200円くらい
グラフィック、選手の動きがしょぼく、やる気が起きず ダメだこりゃ
・アメージングテニス (SFC) 105円
すごく低い視点からのゲーム 説明書はいらないくらいに、操作方法は単純だ
これ、掘り出し物!
なかなかうまくボールが打てない具合が実にリアル これ、ホントにリアルだわ~
私は軟式テニスの経験者だからわかるけど、テニスってこういうスポーツだ
なかなか思いどうりできないんだよね ダブルフォルトもこんな感じで、よく出る(笑)
視点が低いのにも関わらず、コートチェンジあり 向こう側でのプレーも面白い
コンピュータ相手に連戦連敗、まだ1回も勝ったことがないのに、
これだけ面白く遊べるゲームは他にない
プレーがなかなか思いどうりいかないため、人によっては
「クソゲー」の一言で終わっちゃう可能性も非常に高いゲーム
・スーパーファイナルマッチテニス (SFC) 箱、説明書付きで580円
テイクバックでボタン、スイングでボタン、つまり打つときにボタンを2回押すことが必要なゲーム
4つのボタンの組み合わせで球種が膨大な数になる
操作、激しく複雑 格闘ゲームじゃないんだから・・・
肝心のボールの挙動も悪く、やる気にならなかった
・ジミーコナーズのプロテニスツアー (SFC) 箱、説明書付きで700円くらい
これ、私にとって、究極のテニスゲームかもしれない
ボタンを押しているうちがテイクバック、離すとスイング、という画期的なシステム!
長くボタンを押していると、その分強烈なショットが打てる しかし、ボタンを押している間は動けない
これ、このシステムだよ、求めていたのは! グラフィックもよい ボールの挙動も最高峰
練習モードもある この練習モードで、COMが球出しをやってくれるが、それを打っているだけで楽しい
パコーン、パコーン うううー、きもちいいーー
しかし、欠点が! それは、練習モードとツアーモードでジミーコナーズしか選べないのだが、
彼は左利き、ということ なんでコナーズしか選べない仕様にしちゃったのか
しかし、私は実は左利きなのだった! だから、私は気にならない(^^; (字を書くのは右だよ)
サービスが独特で、ものすごく練習しないと入らないというのも欠点かもしれない
このゲーム、これからやりまくると思う
・ワールドプロテニス98 (PS) もう買ったのが10年くらい前で、ほぼ定価で買った
プレイステーションのゲーム ボールの挙動が最高
男子キャラ32人の中から選んで、年間ランキング1位を目指す
COMの強さ、5段階くらいから変更可能
サービスゲームをキープするかどうかが実際の男子プロテニスでは重要だが、
それが実にうまく再現できている ブレイクポイントでの緊張感はすごいものがある
私はレコンタというキャラを使ってた これ、COM戦がすごく燃えた
COMのエドボーグを相手に、ウィンブルドン決勝でタイブレークの末の2時間の激闘、とか(^^;
でも! 致命的な欠点が・・・ それはグラフィックが悪すぎること
このせいで、もう今となってはやる気にならないゲームになってしまった
他の部分が完璧なだけに、非常に残念だ
・みんなのゴルフ (PS) 今ならブックオフで105円で買えるよ
私にとっての、ゴルフゲームの神ゲーム
このゲームがあるせいで、私には他のゴルフゲームはいらない
みんゴルは初代、2、3、4とやったけど、初代がシンプルで一番面白い
唯一の問題のグラフィックも、自分には今でもまだいける
打球がうまく飛んでも、失敗しても、すべて自分のせい、と思える まさに神ゲーム
次回は、その他編です 次回でレトロゲームレビューは最終回です
2011.11.11
中村太地五段 vs 森 信雄七段
第20期 銀河戦
本戦Cブロック 2回戦
中村太地五段 vs 森 信雄七段
対局日:対局日:2011/9/6
解説:伊藤 能五段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:伊藤明日香女流初段
モリノブは前局で伊藤博文に勝ち あの一局、「待った」の反則負けになるべき一局だったのだが・・・
太地は予選で片上に勝ち
23年度の成績は、モリノブ7勝5敗 太地15勝3敗 太地の勝率が8割を超えている
解説の伊藤能「モリノブは振り党で、振り穴を得意とする 振り党なのだが、重厚な指しまわしが得意
太地はまだ23才、すごい攻め将棋 四段の頃は振り党だったが、今は居飛車党」
モリノブは59才だ 年齢がかなり離れているので、聞き手の本田「親子対決みたいですね」
雑談で、伊藤能「太地は今年の春、早稲田を留年なしで卒業した
太地は米長門下で、師匠の米長にかわいがってもらっていて、自分の将棋を見てもらっている」
さらに伊藤能「モリノブは30年ほど前、新人王を獲ったことがある
太地は2年前、新人王戦で決勝で広瀬に負けた」
さて、先手モリノブで、相振り飛車になった ▲中飛車+美濃vs△三間飛車+美濃だ
伊藤能「中飛車に対しては、相振りが得策とされている
相振りでは、相手の玉に近いところに振るのがいいとされている」
この一局、解説の伊藤能の言葉をそのまま受け入れて聞いていた私には、こんな風だった
太地の1筋の端攻めを、モリノブが弱気に受けたため、後手の攻めの香と先手の守りの香の交換に
伊藤能「後手が早くも優勢」
↓
直後、後手に攻めの決め手と思える手があったのだが、太地はそれを逃す
伊藤能「(先手側に、私にはわからない受けの手が)何かあったんですかね?」
↓
モリノブが攻め合いに出た 太地、単純な受けをなぜか逃す 形勢不明になった
伊藤能「いや~ 謎ですね~」
↓
モリノブも当然の桂成の攻めの手を逃す 形勢、また後手が優勢に
伊藤能「桂を成るのが普通でしたが・・・」
↓
最後だけは、太地が緩みなく寄せて勝ち
こんな風で、最後の寄せ以外は、グダグダな一局だった、
まともだったのは伊藤能だけで、対局者は2人とも疑問手連発、こりゃ駄局だ、と私は感じたのだ
ところが! 感想戦をやってみると、対局者2人は伊藤能の見えなかった手を次々に指摘 ええー
ことごとく伊藤能の解説を上回る手が、裏に隠されていたのだった!
高度な手が裏にはあり、それを2人が回避したために、伊藤能の解説が全然当たらなかったのだ
ああー、伊藤能にすっかりだまされたorz
伊藤能、聞き取りやすい声で理路整然としゃべっていたのだが・・・
私が伊藤能より手が見えるはずもなく、だまされっぱなしだった一局だった
解説、もっとしっかり頼むよ・・・
解説者にも高い棋力が必要、としみじみ感じた一局となってしまった ガクッ
本戦Cブロック 2回戦
中村太地五段 vs 森 信雄七段
対局日:対局日:2011/9/6
解説:伊藤 能五段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:伊藤明日香女流初段
モリノブは前局で伊藤博文に勝ち あの一局、「待った」の反則負けになるべき一局だったのだが・・・
太地は予選で片上に勝ち
23年度の成績は、モリノブ7勝5敗 太地15勝3敗 太地の勝率が8割を超えている
解説の伊藤能「モリノブは振り党で、振り穴を得意とする 振り党なのだが、重厚な指しまわしが得意
太地はまだ23才、すごい攻め将棋 四段の頃は振り党だったが、今は居飛車党」
モリノブは59才だ 年齢がかなり離れているので、聞き手の本田「親子対決みたいですね」
雑談で、伊藤能「太地は今年の春、早稲田を留年なしで卒業した
太地は米長門下で、師匠の米長にかわいがってもらっていて、自分の将棋を見てもらっている」
さらに伊藤能「モリノブは30年ほど前、新人王を獲ったことがある
太地は2年前、新人王戦で決勝で広瀬に負けた」
さて、先手モリノブで、相振り飛車になった ▲中飛車+美濃vs△三間飛車+美濃だ
伊藤能「中飛車に対しては、相振りが得策とされている
相振りでは、相手の玉に近いところに振るのがいいとされている」
この一局、解説の伊藤能の言葉をそのまま受け入れて聞いていた私には、こんな風だった
太地の1筋の端攻めを、モリノブが弱気に受けたため、後手の攻めの香と先手の守りの香の交換に
伊藤能「後手が早くも優勢」
↓
直後、後手に攻めの決め手と思える手があったのだが、太地はそれを逃す
伊藤能「(先手側に、私にはわからない受けの手が)何かあったんですかね?」
↓
モリノブが攻め合いに出た 太地、単純な受けをなぜか逃す 形勢不明になった
伊藤能「いや~ 謎ですね~」
↓
モリノブも当然の桂成の攻めの手を逃す 形勢、また後手が優勢に
伊藤能「桂を成るのが普通でしたが・・・」
↓
最後だけは、太地が緩みなく寄せて勝ち
こんな風で、最後の寄せ以外は、グダグダな一局だった、
まともだったのは伊藤能だけで、対局者は2人とも疑問手連発、こりゃ駄局だ、と私は感じたのだ
ところが! 感想戦をやってみると、対局者2人は伊藤能の見えなかった手を次々に指摘 ええー
ことごとく伊藤能の解説を上回る手が、裏に隠されていたのだった!
高度な手が裏にはあり、それを2人が回避したために、伊藤能の解説が全然当たらなかったのだ
ああー、伊藤能にすっかりだまされたorz
伊藤能、聞き取りやすい声で理路整然としゃべっていたのだが・・・
私が伊藤能より手が見えるはずもなく、だまされっぱなしだった一局だった
解説、もっとしっかり頼むよ・・・
解説者にも高い棋力が必要、としみじみ感じた一局となってしまった ガクッ
2011.11.10
レトロゲームのレビュー その1 (全3回)
最近、レトロゲームを色々買ったので、その買ったレトロゲームをレビューして見ます
自分の頭の中を整理するために書きます(^^;
半年前から買ったものを含めると計30本ほどです 昔のゲームは安いので、気軽に買えますね
検索でもほとんどひっかからない物も多いので、誰かがレビューを見に来るかもしれませんのでね
ハードは、FC(ファミコン)、SFC(スーパーファミコン)、PS(プレイステーション)の3種類
ジャンル別にレビューします 値段は大体で、送料込みです
ブックオフで買ったものと、アマゾンなどの通販で買ったもの、ごちゃまぜです
今回は、ボードゲーム、シューティング、格闘アクション編です
<ボードゲーム>
・スーパートランプコレクション (SFC) 300円
大富豪だけのために買った コミカルな動物の絵で、楽しい
人間1人、COM3人の合計4人でやる COMの強さは4段階から選べる
ルールは、革命ありorなし、2とジョーカー上がり禁止orあり、ストレートありorなし から選べる
8とか11は普通の札 都落ち(大富豪が1位になれなかったら、即刻大貧民)はなし
最初に10個持っている星をCOMから奪い取るのが目的 大富豪は大貧民から2個奪える
富豪は貧民から1個奪える 人間がCOMを破産させたらゲームクリアー
後で出された2より、こっちのほうが演出がいい、そしてCOMが強くて面白い!
革命が起きると、戦車が行進してくるのには笑った
COMの思考は、革命が起こせる状態だと、後先考えずに革命を起こしてしまうので、そこが弱点
この思考のおかげで、だいたい15分くらいで1位になれる 気分転換にはちょうどいい
・スーパートランプコレクション2 (SFC) 300円
以前、持っていた 大富豪だけやっていた 出せるカードが自動でピックアップされて親切
しかし、COMが弱いのが欠点 これより初代のほうが自分には楽しい
・THEカード2 (PS) 1000円以下くらい
大富豪のためだけに買った なかなか面白かった カジノでお金を増やすのが目的
絵はシリアス系の渋い絵で良い 上流階級風のカジノの雰囲気が出ていてとても良い
人間1人、COM3人でやる 8や11は普通の札 都落ちなし COMまあまあ強い
ルール設定変更は、ジョーカーありorなし ジョーカー対抗札スペード3orなし カード交換ありorなし
が選べる しかし、ルールが独特 大貧民から大富豪になると、ボーナスがあり、
お金が一気にドカーンと増えるシステムなので、
短時間でお金を増やすには、わざと大貧民になるほうが早い 何か矛盾を感じる
だから大貧民になってもそれほどショックがない
(逆に大富豪から大貧民になるとお金が一気に減らされる)
それから、カードの交換で、大富豪は大貧民に、必ず低い札から2枚、あげなくてはいけない
自分で任意の札を選べないのだ だから、大富豪が3を2枚持っていたら、それをあげなくてはいけない
それって変と思う・・・
もうけたお金で、自分の部屋を飾っていくことができる
最終的に、部屋が金ピカな物ばっかりになるのが、モロに成金状態で、悪趣味な気分を味わえる
金ピカな物に囲まれても、私は全然うれしくなかった 貴重な体験だった
・シンプル1500シリーズ UNO (PS) 105円
めずらしい、ウノ専用のソフト ストーリーモードが、すごくよく出来てる!
シンプル1500なのに、よくこれだけがんばって作ったなあ
11人のアニメ絵のキャラがちゃんと立っている 豪華声優陣によるフルボイス
高校生の宇野君というのが主人公で、他のゲーム部員と対戦していくというもの
このソフト、ほとんど知られていないだろう もったいない ウノ好きな人にはぜひおススメ
<シューティング>
・グラディウス (FC) 箱、説明書ありで550円
私にでも一周できる 難易度がちょうどいい 持っておきたい名作だね
・グラディウス外伝 (PS) 980円
ゲーム開始時に、ゲームバランスを自分で色々調節できる とても良くできたゲームと思う
今見ても、画像はきれい 機体が4機あり、それぞれで一周ずつクリアーした
個人的に、グラディウスシリーズの最高傑作だ
・沙羅曼蛇(サラマンダ)(FC) 980円
グラディウスとほぼ同様のゲームなので、安心して買った
らば! なんか縦スクロールみたいなのがでてきてびっくり まだ1面しかやってない
難易度も高いそうで、クリアーできるのか?
・スーパーアールタイプ (SFC) 350円くらい
死にまくって、パターンを覚えていくタイプのゲーム 一番やさしいモードで、無事一周クリアーできた
画面いっぱいに弾が出るとき、処理落ちがあるところが多いのが残念
気がつくと3時間とか4時間経っていて、ハマっている自分がいた(^^;
・アールタイプ3 (SFC) 350円くらい
難易度は選べない これは難しかったが、とにかく死にまくって覚えこんだら、
どうにかこうにかギリギリ、一周クリアーできた
シリーズ中、覚え要素が一番強いので、根気の勝負と思う
・アールタイプデルタ (PS) 買ったのが昔なので価格はもう忘れた
これはずっと昔、やってクリアーできた もちろん一番やさしいモードでね
自機のスピード調整がアイテムを獲らずに出来るため、プレーに幅が出ている よくできたゲームと思う
・アールタイプス (PS) 約4000円!
初代アールタイプと2のカップリング これだけは別格に値段と難易度が高かった
初代も2も両方激ムズ!! 途中で挫折した
裏技を使い、パワーアップ状態からでもクリア無理だった
ユーチューブで攻略法を確認し、そのとおりやろうとしたが、自分には出来なかった ガックリorz
・雷電伝説 (SFC) 480円
同じ「雷電」のアーケード版の移植なので、どうしてもPS版と比べてしまう
サウンドがショボイ!! それに尽きる
弾を撃つ音が、ペコペコという音 何コレ・・・orz 下敷きを振って出る音のようで、萎え萎え
自機がやられたときも、何も音がしないのはなんで?
・雷電プロジェクト (PS) 980円
初代雷電と雷電2のカップリング 個人的に初代のほうが好きだ
2は、攻撃の紫の追尾レーザーが強すぎると思う こんな兵器の開発は無理だろう(^^;
このゲーム、空中の戦闘機と、地面の戦車が同じ弾道でやっつけることができてしまう
これが自分にはどうしても納得がいかない・・・
武器が8段階にレベルアップするが、1回死ぬと何にもなし状態からなので、辛い
かと思うと、「Pマーク」を取ると、一気に最強までレベルアップ
「Pマーク」を取るか取らないかで、もう全然別のゲームになる バランスがおかしいと感じてしまう
初代は、やられた後、復活が一定の場所に戻されてしまう仕様で、
自分にはクリアは無理かと思っていたのだけど、ゲーム開始時に2人同時プレイにすることで、
「その場復活」に変更できる これで私もクリアーできるようになった!
・ダライアスツイン (SFC) 180円
残念ながら、全く私には合わず 2回プレーしただけで投了 合う、合わないってあるね
タイトーのゲームはどうもダメだ
<格闘アクション>
・ストリートファイター EX アルファ (PS) 105円
3D(すりーでぃー)のゲーム ポリゴンが荒いけど、ギリギリどうにか許せる範囲
私は昇竜拳は失敗しないで出せる、というレベルで、ほとんど自分でプレーはしないのだ(^^;
これのWATCHモードでCOMどうしの戦いをボーっと見るのが好きだ
サクラがかわいい、スカロマニアがとてもいい味を出してる ザンギエフの声がとてもいい
・ストリートファイター EX2 プラス (PS) 1000円くらい
サクラがいない! WATCHモードがない! なんで~orz ほとんどプレーせずじまい
次回はスポーツ、その次はその他編を書きたいと思います 全3回でレビュー、終わりです
自分の頭の中を整理するために書きます(^^;
半年前から買ったものを含めると計30本ほどです 昔のゲームは安いので、気軽に買えますね
検索でもほとんどひっかからない物も多いので、誰かがレビューを見に来るかもしれませんのでね
ハードは、FC(ファミコン)、SFC(スーパーファミコン)、PS(プレイステーション)の3種類
ジャンル別にレビューします 値段は大体で、送料込みです
ブックオフで買ったものと、アマゾンなどの通販で買ったもの、ごちゃまぜです
今回は、ボードゲーム、シューティング、格闘アクション編です
<ボードゲーム>
・スーパートランプコレクション (SFC) 300円
大富豪だけのために買った コミカルな動物の絵で、楽しい
人間1人、COM3人の合計4人でやる COMの強さは4段階から選べる
ルールは、革命ありorなし、2とジョーカー上がり禁止orあり、ストレートありorなし から選べる
8とか11は普通の札 都落ち(大富豪が1位になれなかったら、即刻大貧民)はなし
最初に10個持っている星をCOMから奪い取るのが目的 大富豪は大貧民から2個奪える
富豪は貧民から1個奪える 人間がCOMを破産させたらゲームクリアー
後で出された2より、こっちのほうが演出がいい、そしてCOMが強くて面白い!
革命が起きると、戦車が行進してくるのには笑った
COMの思考は、革命が起こせる状態だと、後先考えずに革命を起こしてしまうので、そこが弱点
この思考のおかげで、だいたい15分くらいで1位になれる 気分転換にはちょうどいい
・スーパートランプコレクション2 (SFC) 300円
以前、持っていた 大富豪だけやっていた 出せるカードが自動でピックアップされて親切
しかし、COMが弱いのが欠点 これより初代のほうが自分には楽しい
・THEカード2 (PS) 1000円以下くらい
大富豪のためだけに買った なかなか面白かった カジノでお金を増やすのが目的
絵はシリアス系の渋い絵で良い 上流階級風のカジノの雰囲気が出ていてとても良い
人間1人、COM3人でやる 8や11は普通の札 都落ちなし COMまあまあ強い
ルール設定変更は、ジョーカーありorなし ジョーカー対抗札スペード3orなし カード交換ありorなし
が選べる しかし、ルールが独特 大貧民から大富豪になると、ボーナスがあり、
お金が一気にドカーンと増えるシステムなので、
短時間でお金を増やすには、わざと大貧民になるほうが早い 何か矛盾を感じる
だから大貧民になってもそれほどショックがない
(逆に大富豪から大貧民になるとお金が一気に減らされる)
それから、カードの交換で、大富豪は大貧民に、必ず低い札から2枚、あげなくてはいけない
自分で任意の札を選べないのだ だから、大富豪が3を2枚持っていたら、それをあげなくてはいけない
それって変と思う・・・
もうけたお金で、自分の部屋を飾っていくことができる
最終的に、部屋が金ピカな物ばっかりになるのが、モロに成金状態で、悪趣味な気分を味わえる
金ピカな物に囲まれても、私は全然うれしくなかった 貴重な体験だった
・シンプル1500シリーズ UNO (PS) 105円
めずらしい、ウノ専用のソフト ストーリーモードが、すごくよく出来てる!
シンプル1500なのに、よくこれだけがんばって作ったなあ
11人のアニメ絵のキャラがちゃんと立っている 豪華声優陣によるフルボイス
高校生の宇野君というのが主人公で、他のゲーム部員と対戦していくというもの
このソフト、ほとんど知られていないだろう もったいない ウノ好きな人にはぜひおススメ
<シューティング>
・グラディウス (FC) 箱、説明書ありで550円
私にでも一周できる 難易度がちょうどいい 持っておきたい名作だね
・グラディウス外伝 (PS) 980円
ゲーム開始時に、ゲームバランスを自分で色々調節できる とても良くできたゲームと思う
今見ても、画像はきれい 機体が4機あり、それぞれで一周ずつクリアーした
個人的に、グラディウスシリーズの最高傑作だ
・沙羅曼蛇(サラマンダ)(FC) 980円
グラディウスとほぼ同様のゲームなので、安心して買った
らば! なんか縦スクロールみたいなのがでてきてびっくり まだ1面しかやってない
難易度も高いそうで、クリアーできるのか?
・スーパーアールタイプ (SFC) 350円くらい
死にまくって、パターンを覚えていくタイプのゲーム 一番やさしいモードで、無事一周クリアーできた
画面いっぱいに弾が出るとき、処理落ちがあるところが多いのが残念
気がつくと3時間とか4時間経っていて、ハマっている自分がいた(^^;
・アールタイプ3 (SFC) 350円くらい
難易度は選べない これは難しかったが、とにかく死にまくって覚えこんだら、
どうにかこうにかギリギリ、一周クリアーできた
シリーズ中、覚え要素が一番強いので、根気の勝負と思う
・アールタイプデルタ (PS) 買ったのが昔なので価格はもう忘れた
これはずっと昔、やってクリアーできた もちろん一番やさしいモードでね
自機のスピード調整がアイテムを獲らずに出来るため、プレーに幅が出ている よくできたゲームと思う
・アールタイプス (PS) 約4000円!
初代アールタイプと2のカップリング これだけは別格に値段と難易度が高かった
初代も2も両方激ムズ!! 途中で挫折した
裏技を使い、パワーアップ状態からでもクリア無理だった
ユーチューブで攻略法を確認し、そのとおりやろうとしたが、自分には出来なかった ガックリorz
・雷電伝説 (SFC) 480円
同じ「雷電」のアーケード版の移植なので、どうしてもPS版と比べてしまう
サウンドがショボイ!! それに尽きる
弾を撃つ音が、ペコペコという音 何コレ・・・orz 下敷きを振って出る音のようで、萎え萎え
自機がやられたときも、何も音がしないのはなんで?
・雷電プロジェクト (PS) 980円
初代雷電と雷電2のカップリング 個人的に初代のほうが好きだ
2は、攻撃の紫の追尾レーザーが強すぎると思う こんな兵器の開発は無理だろう(^^;
このゲーム、空中の戦闘機と、地面の戦車が同じ弾道でやっつけることができてしまう
これが自分にはどうしても納得がいかない・・・
武器が8段階にレベルアップするが、1回死ぬと何にもなし状態からなので、辛い
かと思うと、「Pマーク」を取ると、一気に最強までレベルアップ
「Pマーク」を取るか取らないかで、もう全然別のゲームになる バランスがおかしいと感じてしまう
初代は、やられた後、復活が一定の場所に戻されてしまう仕様で、
自分にはクリアは無理かと思っていたのだけど、ゲーム開始時に2人同時プレイにすることで、
「その場復活」に変更できる これで私もクリアーできるようになった!
・ダライアスツイン (SFC) 180円
残念ながら、全く私には合わず 2回プレーしただけで投了 合う、合わないってあるね
タイトーのゲームはどうもダメだ
<格闘アクション>
・ストリートファイター EX アルファ (PS) 105円
3D(すりーでぃー)のゲーム ポリゴンが荒いけど、ギリギリどうにか許せる範囲
私は昇竜拳は失敗しないで出せる、というレベルで、ほとんど自分でプレーはしないのだ(^^;
これのWATCHモードでCOMどうしの戦いをボーっと見るのが好きだ
サクラがかわいい、スカロマニアがとてもいい味を出してる ザンギエフの声がとてもいい
・ストリートファイター EX2 プラス (PS) 1000円くらい
サクラがいない! WATCHモードがない! なんで~orz ほとんどプレーせずじまい
次回はスポーツ、その次はその他編を書きたいと思います 全3回でレビュー、終わりです
2011.11.08
田中悠一四段 vs 淡路仁茂九段
第20期 銀河戦
本戦Bブロック 2回戦
田中悠一四段 vs 淡路仁茂九段
対局日:対局日:2011/9/9
解説:宮田利男七段
聞き手:藤田 綾女流初段
記録:井道千尋女流初段
土曜に放送された銀河戦
田中悠一は予選でシーザー(堀口一史座)に勝ち 淡路は前局で大島に勝ち
23年度の成績は、田中悠一6勝6敗 淡路6勝4敗
解説の宮田利男「田中悠一は振り党 淡路は居、振り、両方指す不倒流」
田中は26才、淡路61才 若手vs大ベテランだ
先手田中悠一で、▲角道を止めた石田流+美濃vs△居飛車になった
駒組みが一段落してみると、淡路のほうは玉が薄く、構想が難しい
宮田「このままでは後手が作戦負けになる」
何か策があるのか・・・と思って見ていると、
淡路、守りの銀を先手の攻めの銀にぶっつけていくという発想を見せた
こんな手は見たことがない 大丈夫か?
宮田「昔から、こういう攻めが決まったことはあんまりない(^^; 淡路さん、若いわ」
▲田中のさばきvs△淡路の押さえ込みという図式で進んだ
田中、絶好の垂れ歩を指し、と金作りが後手、受からない
宮田「いや、気がつかない 田中君、強いですねえ」
こりゃー決まった、もうダメだろう、やっぱり若手は強いもんねえ
若手がベテランを踏みつけていく、ありがちな一局か、と思ったのだが・・・
ここから淡路の粘りがすごかった 淡路、自陣に、と金を3枚も作られながら、粘る粘る
後手は玉と飛と角が接近している悪形なのだが、なりふり構わずだ
さらに悪形にする角筋を止めてしまう△3三金と上がる手、思い浮かばないな~!
田中の、と金がすり寄ってくる攻めを、ギリギリ一手間に合わせて受けてる
寄せ合いの終盤、秒に追われる田中 淡路は時間をまだ余している
お互い技を出し合う攻防、長手数になってきた、これは面白い かなりの熱戦だ
・・・いつの間にか、田中のほうが玉が危なくなってる!?
でも田中も勝負手を指してる どっちが勝ってるんだ??
難しくて長い戦いだ しかし、いつの間にかやや淡路ペースか
扇子を開く淡路さん、そこには「不倒」の2文字が! ヒュー、淡路さん、かっこいい!!
どうも、田中の玉に受けがないみたい??
後手玉はけっこう安泰だ ええー 先手の、と金が3枚での攻めが、まさか受けられてしまうとは!
そして、淡路は最後まで間違えず、田中をノックアウトしてしまった 144手で淡路の勝ち
ひえー、後手は中盤で駒がバラバラな感じだったのに、淡路さん、この将棋をまとめるのか
と金を3枚も作られて、普通ならあきらめそうなものだったのに・・・
まさに「不倒流」の面目躍如の一局! これはお見事だった! パチパチパチ
宮田「何回か形勢、入れ替わった一局 不倒流、強いですね 尊敬します」
いや、この一局は見ごたえがあった
難解な終盤で理解不能なところもあったけど、「終盤が複雑ゆえの将棋の面白さ」がよく伝わってきた
見ていてとても楽しかった 不倒流、健在だね 淡路さん、かっこよかった!!
本戦Bブロック 2回戦
田中悠一四段 vs 淡路仁茂九段
対局日:対局日:2011/9/9
解説:宮田利男七段
聞き手:藤田 綾女流初段
記録:井道千尋女流初段
土曜に放送された銀河戦
田中悠一は予選でシーザー(堀口一史座)に勝ち 淡路は前局で大島に勝ち
23年度の成績は、田中悠一6勝6敗 淡路6勝4敗
解説の宮田利男「田中悠一は振り党 淡路は居、振り、両方指す不倒流」
田中は26才、淡路61才 若手vs大ベテランだ
先手田中悠一で、▲角道を止めた石田流+美濃vs△居飛車になった
駒組みが一段落してみると、淡路のほうは玉が薄く、構想が難しい
宮田「このままでは後手が作戦負けになる」
何か策があるのか・・・と思って見ていると、
淡路、守りの銀を先手の攻めの銀にぶっつけていくという発想を見せた
こんな手は見たことがない 大丈夫か?
宮田「昔から、こういう攻めが決まったことはあんまりない(^^; 淡路さん、若いわ」
▲田中のさばきvs△淡路の押さえ込みという図式で進んだ
田中、絶好の垂れ歩を指し、と金作りが後手、受からない
宮田「いや、気がつかない 田中君、強いですねえ」
こりゃー決まった、もうダメだろう、やっぱり若手は強いもんねえ
若手がベテランを踏みつけていく、ありがちな一局か、と思ったのだが・・・
ここから淡路の粘りがすごかった 淡路、自陣に、と金を3枚も作られながら、粘る粘る
後手は玉と飛と角が接近している悪形なのだが、なりふり構わずだ
さらに悪形にする角筋を止めてしまう△3三金と上がる手、思い浮かばないな~!
田中の、と金がすり寄ってくる攻めを、ギリギリ一手間に合わせて受けてる
寄せ合いの終盤、秒に追われる田中 淡路は時間をまだ余している
お互い技を出し合う攻防、長手数になってきた、これは面白い かなりの熱戦だ
・・・いつの間にか、田中のほうが玉が危なくなってる!?
でも田中も勝負手を指してる どっちが勝ってるんだ??
難しくて長い戦いだ しかし、いつの間にかやや淡路ペースか
扇子を開く淡路さん、そこには「不倒」の2文字が! ヒュー、淡路さん、かっこいい!!
どうも、田中の玉に受けがないみたい??
後手玉はけっこう安泰だ ええー 先手の、と金が3枚での攻めが、まさか受けられてしまうとは!
そして、淡路は最後まで間違えず、田中をノックアウトしてしまった 144手で淡路の勝ち
ひえー、後手は中盤で駒がバラバラな感じだったのに、淡路さん、この将棋をまとめるのか
と金を3枚も作られて、普通ならあきらめそうなものだったのに・・・
まさに「不倒流」の面目躍如の一局! これはお見事だった! パチパチパチ
宮田「何回か形勢、入れ替わった一局 不倒流、強いですね 尊敬します」
いや、この一局は見ごたえがあった
難解な終盤で理解不能なところもあったけど、「終盤が複雑ゆえの将棋の面白さ」がよく伝わってきた
見ていてとても楽しかった 不倒流、健在だね 淡路さん、かっこよかった!!
2011.11.06
永瀬拓矢四段vs広瀬章人七段 NHK杯 2回戦
永瀬拓矢四段vs広瀬章人七段 NHK杯 2回戦
解説 遠山雄亮
うおー、矢内、変わった衣装! なんだこれは、幼稚園の保母さんか?
赤の水玉の、赤い服 髪は後ろにすっきりまとめてる NHKの朝の連続ドラマの主人公になれそうだ
解説は遠山か 遠山のブログは更新が頻繁(ひんぱん)なので、よく見ている
お、遠山、眼鏡を新調したね 新しいのもいいけど、前の黒ふちの眼鏡、似合っていたと思う
永瀬は1回戦で、千日手2局の末、康光から金星 NHK杯初出場 竜王戦6組、順位戦C2
広瀬は1回戦はシード NHK杯は6回目の出場 竜王戦4組 順位戦B2
解説の遠山「永瀬は勝負をあせらない、勝負に辛い 今期18連勝を記録した、今が旬の若手
広瀬は王位を羽生にフルセットの末、奪われたが、ここ1~2年でトップ棋士の仲間入りをした
充実している2人の対戦 2人は公式戦では初手合いだが、練習では良く指している」
事前のインタビュー
永瀬「広瀬は序盤からスキがない、終盤も切れる 序盤から狙っていきたい
広瀬には、三段の頃からお世話になっているので、恩返しできるようにがんばりたい」
広瀬「永瀬はプロになって1年ちょっと、勢いのある若手 彼は受け将棋、私は攻め将棋なので、
そこを見て欲しい (永瀬は振り党なので)居飛車で行こうと思う」
雑談で、遠山「永瀬はプロになったとき、大山名人のような棋士になりたい、と言っていた
広瀬の終盤力はプロの中でも輝きを放っている 大学にも通い、付き合いもいい もう弟子もいる」
調べたら、永瀬19才、広瀬24才 若い2人の対戦だね
さて、先手永瀬で対局開始 ▲7六歩、と思い切りビシッと指す手つき、元気があっていいねえ
▲ゴキゲン+美濃vs△居飛車+位取り模様に進んだ
遠山「中飛車は私の得意戦法なので、永瀬が気を使ってくれたのかなあ(笑)
解説しやすくて助かります 矢内さんも中飛車を指してますよね」
矢内「いやいや、素人で(^^;」
この一局とはあんまり関係ないけど、矢内は2009年に「矢内理絵子の振り飛車破り」という本を
出している 内容は端玉銀冠と、▲4五歩早仕掛けだ
その本の帯には、大きく「私はこれで戦います!!」と書いてある
ところが、この本を出して以降、矢内は棋風が明らかに変わって、端玉銀冠と▲4五歩早仕掛けは
ほとんど指さなくなってしまったのではないだろうか?(^^; 矢内の棋譜を全部見たわけではないけどね
序盤、早くもこの対局のハイライトを向かえた 永瀬が▲5五歩とぶつけた後、▲5四歩と取り込んだのだ
これで広瀬の銀が、手順に△同銀と出てくることになった
遠山「広瀬の穴熊を警戒して、穴熊に組ませないようにした手」
そうか、そういう裏事情があったのか
広瀬に△6五銀と出られては困るので、永瀬は▲6六歩 これで先手の角道が止まってしまった
ここがもう、本局の最大の勝負所だったのではないだろうか
なんと、この後、終局まで先手の角が使えることはなかった・・・
盤上に現れない裏側で、「広瀬の穴熊」が無言の圧力になっていたのだ
やはり、絶対的な得意戦法がある、というのは強みだね
遠山「かなりじっくりした駒組みになった」
永瀬、広瀬にガッチリと手厚く構えられ、駒組み負けしているのでは?
少なくとも、先手番の得は全然なくなったように見える
遠山「広瀬が若干リードしていると思う」
広瀬は歩をぶつけて攻めてきた やはり、広瀬は自分のほうがいいと判断しているのだろう
遠山「広瀬の厚みの攻めを、永瀬がしのげるか」
しかし永瀬もさすがに力がある、強く受けている 勝負手と思える銀上がりの受け!
広瀬、角を切っての特攻で押せ押せ、後手を持っても怖いところだ
遠山「先手は左側の角と銀が遊びそう 7七の角は石ころ同然
私が先手を持ったら、攻められていてイヤだけど、永瀬は苦にしない」
石ころ同然、という表現はいいね これから私も使わせてもらおう
ここで永瀬が力を見せた、じっと ▲4六歩! △4五桂を消しただけの手だ これが指せるのは強い
広瀬も地味な手で返す、自陣の銀をじりっと上がって、力を溜めた
広瀬も並みではないなー ここの応酬は見ごたえがあった!
遠山は「広瀬が勝ちそう」と言っているが、永瀬は決め手を与えない
遠山「混沌としてきた 微妙なあんばい」
む、難しい どっちが勝ってるねーん 後手の厚みでのじっくりした攻めのため、見ていて疲れる(^^;
手が続くが、永瀬、やはりちょっと苦しいか おー でも後手玉に詰めろまでかけたか
さらに玉を早逃げでがんばるか ど、どうだ?
遠山「まだまだ難しい勝負であってくれ、という願いがこもった手つき」
永瀬の手つき、「念」が入ってるもんね(笑)
広瀬、強気に玉を上に逃げてきた! うおー そうか、さっきまでは入玉できなかったけど、
今度は入玉が狙えるようになったのか! そして、待望の手番が広瀬に回ってきた
遠山「クライマックス」
広瀬、自玉を安泰にしながら、鮮やかな寄せ順を見せた
最後の手、△7八角成だったけど、私には見えなかった
私なら△8九角成、と突っ込んでしまうところだった(^^;
ああー、広瀬、やはり終盤が強い さすがだね 136手で広瀬の勝ち
遠山「広瀬の攻め、永瀬の受けの持ち味が出た熱戦だった」
矢内「どこがポイントだったんだろう」
ポイントは、やはり永瀬が序盤で、広瀬の穴熊を警戒し、▲5四歩と取り込んだところなのではないか
△同銀とされ、△6五銀を防ぐために▲6六歩と角道を止めざるを得なかったことにあるんじゃないか
もうそこまでさかのぼりそう 後手に厚みを作られてからは、先手はノーチャンスだったのでは・・・
先手の角は「石ころ」だったもんね
終盤ずっと「際どい勝負」に見えて、序盤の構想が勝敗を分けた そんな一局だったと思う
プロの将棋は厳しいね 勝つのが大変だ
私はいつの間にか先手側を持って見ていたため、厚みの押しつぶしの攻めを喰らい、
見ていて疲れた一局でもあった(^^;
解説 遠山雄亮
うおー、矢内、変わった衣装! なんだこれは、幼稚園の保母さんか?
赤の水玉の、赤い服 髪は後ろにすっきりまとめてる NHKの朝の連続ドラマの主人公になれそうだ
解説は遠山か 遠山のブログは更新が頻繁(ひんぱん)なので、よく見ている
お、遠山、眼鏡を新調したね 新しいのもいいけど、前の黒ふちの眼鏡、似合っていたと思う
永瀬は1回戦で、千日手2局の末、康光から金星 NHK杯初出場 竜王戦6組、順位戦C2
広瀬は1回戦はシード NHK杯は6回目の出場 竜王戦4組 順位戦B2
解説の遠山「永瀬は勝負をあせらない、勝負に辛い 今期18連勝を記録した、今が旬の若手
広瀬は王位を羽生にフルセットの末、奪われたが、ここ1~2年でトップ棋士の仲間入りをした
充実している2人の対戦 2人は公式戦では初手合いだが、練習では良く指している」
事前のインタビュー
永瀬「広瀬は序盤からスキがない、終盤も切れる 序盤から狙っていきたい
広瀬には、三段の頃からお世話になっているので、恩返しできるようにがんばりたい」
広瀬「永瀬はプロになって1年ちょっと、勢いのある若手 彼は受け将棋、私は攻め将棋なので、
そこを見て欲しい (永瀬は振り党なので)居飛車で行こうと思う」
雑談で、遠山「永瀬はプロになったとき、大山名人のような棋士になりたい、と言っていた
広瀬の終盤力はプロの中でも輝きを放っている 大学にも通い、付き合いもいい もう弟子もいる」
調べたら、永瀬19才、広瀬24才 若い2人の対戦だね
さて、先手永瀬で対局開始 ▲7六歩、と思い切りビシッと指す手つき、元気があっていいねえ
▲ゴキゲン+美濃vs△居飛車+位取り模様に進んだ
遠山「中飛車は私の得意戦法なので、永瀬が気を使ってくれたのかなあ(笑)
解説しやすくて助かります 矢内さんも中飛車を指してますよね」
矢内「いやいや、素人で(^^;」
この一局とはあんまり関係ないけど、矢内は2009年に「矢内理絵子の振り飛車破り」という本を
出している 内容は端玉銀冠と、▲4五歩早仕掛けだ
その本の帯には、大きく「私はこれで戦います!!」と書いてある
ところが、この本を出して以降、矢内は棋風が明らかに変わって、端玉銀冠と▲4五歩早仕掛けは
ほとんど指さなくなってしまったのではないだろうか?(^^; 矢内の棋譜を全部見たわけではないけどね
序盤、早くもこの対局のハイライトを向かえた 永瀬が▲5五歩とぶつけた後、▲5四歩と取り込んだのだ
これで広瀬の銀が、手順に△同銀と出てくることになった
遠山「広瀬の穴熊を警戒して、穴熊に組ませないようにした手」
そうか、そういう裏事情があったのか
広瀬に△6五銀と出られては困るので、永瀬は▲6六歩 これで先手の角道が止まってしまった
ここがもう、本局の最大の勝負所だったのではないだろうか
なんと、この後、終局まで先手の角が使えることはなかった・・・
盤上に現れない裏側で、「広瀬の穴熊」が無言の圧力になっていたのだ
やはり、絶対的な得意戦法がある、というのは強みだね
遠山「かなりじっくりした駒組みになった」
永瀬、広瀬にガッチリと手厚く構えられ、駒組み負けしているのでは?
少なくとも、先手番の得は全然なくなったように見える
遠山「広瀬が若干リードしていると思う」
広瀬は歩をぶつけて攻めてきた やはり、広瀬は自分のほうがいいと判断しているのだろう
遠山「広瀬の厚みの攻めを、永瀬がしのげるか」
しかし永瀬もさすがに力がある、強く受けている 勝負手と思える銀上がりの受け!
広瀬、角を切っての特攻で押せ押せ、後手を持っても怖いところだ
遠山「先手は左側の角と銀が遊びそう 7七の角は石ころ同然
私が先手を持ったら、攻められていてイヤだけど、永瀬は苦にしない」
石ころ同然、という表現はいいね これから私も使わせてもらおう
ここで永瀬が力を見せた、じっと ▲4六歩! △4五桂を消しただけの手だ これが指せるのは強い
広瀬も地味な手で返す、自陣の銀をじりっと上がって、力を溜めた
広瀬も並みではないなー ここの応酬は見ごたえがあった!
遠山は「広瀬が勝ちそう」と言っているが、永瀬は決め手を与えない
遠山「混沌としてきた 微妙なあんばい」
む、難しい どっちが勝ってるねーん 後手の厚みでのじっくりした攻めのため、見ていて疲れる(^^;
手が続くが、永瀬、やはりちょっと苦しいか おー でも後手玉に詰めろまでかけたか
さらに玉を早逃げでがんばるか ど、どうだ?
遠山「まだまだ難しい勝負であってくれ、という願いがこもった手つき」
永瀬の手つき、「念」が入ってるもんね(笑)
広瀬、強気に玉を上に逃げてきた! うおー そうか、さっきまでは入玉できなかったけど、
今度は入玉が狙えるようになったのか! そして、待望の手番が広瀬に回ってきた
遠山「クライマックス」
広瀬、自玉を安泰にしながら、鮮やかな寄せ順を見せた
最後の手、△7八角成だったけど、私には見えなかった
私なら△8九角成、と突っ込んでしまうところだった(^^;
ああー、広瀬、やはり終盤が強い さすがだね 136手で広瀬の勝ち
遠山「広瀬の攻め、永瀬の受けの持ち味が出た熱戦だった」
矢内「どこがポイントだったんだろう」
ポイントは、やはり永瀬が序盤で、広瀬の穴熊を警戒し、▲5四歩と取り込んだところなのではないか
△同銀とされ、△6五銀を防ぐために▲6六歩と角道を止めざるを得なかったことにあるんじゃないか
もうそこまでさかのぼりそう 後手に厚みを作られてからは、先手はノーチャンスだったのでは・・・
先手の角は「石ころ」だったもんね
終盤ずっと「際どい勝負」に見えて、序盤の構想が勝敗を分けた そんな一局だったと思う
プロの将棋は厳しいね 勝つのが大変だ
私はいつの間にか先手側を持って見ていたため、厚みの押しつぶしの攻めを喰らい、
見ていて疲れた一局でもあった(^^;
2011.11.05
ハム将棋と対戦してみた
24のトップページに、フリーソフトのハム将棋の話題が出ています
私も一局、対戦してみました ハム将棋と対戦するのは初めて、一局だけのガチンコ勝負です
先手:ハム将棋
後手:ギズモ
▲7八金
*先手はハム将棋 私は後手
*なんだ、これは? いきなり金上がりかあ
*うーん(^^;
*私はカチカチの居飛車党なんだけど、
*この手を見て、振り飛車にしたくなった
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩
*角道を止めるのは気がひけるが、この後△3五歩~△3二飛で石田流に組みたいという意味
▲2六歩 △3二飛
*えーと、石田流に組みたいけど・・・
▲2五歩
*あらあ 石田流、間に合わなかった(^^;
*ノーマル三間になっちゃった
△3三角
*以下、しばらく駒組みが続いた
▲6八銀 △6二玉 ▲5八金
*相手はカニ囲いだね
△7二玉 ▲4八銀 △4二銀 ▲6九玉 △5四歩 ▲3六歩
△5三銀
*コーヤン流で軽くさばくやり方 私にできるか?
▲3七銀 △8二玉 ▲4六歩 △7二銀
*美濃が完成
▲2六銀
*棒銀でキター
△5二金左 ▲3五歩
*ど、どうしよう △4五歩をからめられたら、やっかいなのでは・・・
△5一角
*振り飛車らしい手って、こんな感じか・・・?
▲3四歩
*▲3八飛のほうがイヤだった
△同 飛 ▲3七歩
*あらー そんなとこに歩を打つのか!(^^;
*先手からの攻めがなくなり、こっちはかえって何を指していいのかわからなくなった
△1二香
*こんな手しか見えない
▲1六歩
*第二次駒組みか
△9四歩 ▲1五歩
*うーむ 相手もパスしている
*仕方ない、危険だけど、こっちから何か動くか
△7四歩
*角を転換させよう
▲9六歩 △7三角
*さあどうなるかな
▲4八飛
*しっかり守ってきたか
*玉形が大差だけど、どうやってさばくか、
*まだやり方がわからない
△5五歩
*あまり感触は良くない手
▲4五歩
*え?? 何これ?
△同 歩 ▲同 飛
*ウソやろ~(^^; 玉形が大差すぎる
△4四飛
*これで飛車交換が確定
*勝負あった
▲同 飛 △同 銀 ▲1一飛 △3九飛
*必勝形
▲5九金 △4八歩
*桂を取る手も、もちろんある
▲1二飛成 △4九歩成 ▲5八金 △4八と ▲5九香 △5八と
▲同 玉 △2九飛成 ▲1七銀 △4七歩 ▲2一龍 △4六桂
▲4七玉 △3八龍 ▲4六玉 △4五金
*私の勝ち 完勝でした
*中盤での飛車交換が・・・(^^;
*でも、私は総計5分くらい考えたと思います
*ハム将棋は時間的には、ほとんど考えてませんでした
まで64手で後手の勝ち
私も一局、対戦してみました ハム将棋と対戦するのは初めて、一局だけのガチンコ勝負です
先手:ハム将棋
後手:ギズモ
▲7八金
*先手はハム将棋 私は後手
*なんだ、これは? いきなり金上がりかあ
*うーん(^^;
*私はカチカチの居飛車党なんだけど、
*この手を見て、振り飛車にしたくなった
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩
*角道を止めるのは気がひけるが、この後△3五歩~△3二飛で石田流に組みたいという意味
▲2六歩 △3二飛
*えーと、石田流に組みたいけど・・・
▲2五歩
*あらあ 石田流、間に合わなかった(^^;
*ノーマル三間になっちゃった
△3三角
*以下、しばらく駒組みが続いた
▲6八銀 △6二玉 ▲5八金
*相手はカニ囲いだね
△7二玉 ▲4八銀 △4二銀 ▲6九玉 △5四歩 ▲3六歩
△5三銀
*コーヤン流で軽くさばくやり方 私にできるか?
▲3七銀 △8二玉 ▲4六歩 △7二銀
*美濃が完成
▲2六銀
*棒銀でキター
△5二金左 ▲3五歩
*ど、どうしよう △4五歩をからめられたら、やっかいなのでは・・・
△5一角
*振り飛車らしい手って、こんな感じか・・・?
▲3四歩
*▲3八飛のほうがイヤだった
△同 飛 ▲3七歩
*あらー そんなとこに歩を打つのか!(^^;
*先手からの攻めがなくなり、こっちはかえって何を指していいのかわからなくなった
△1二香
*こんな手しか見えない
▲1六歩
*第二次駒組みか
△9四歩 ▲1五歩
*うーむ 相手もパスしている
*仕方ない、危険だけど、こっちから何か動くか
△7四歩
*角を転換させよう
▲9六歩 △7三角
*さあどうなるかな
▲4八飛
*しっかり守ってきたか
*玉形が大差だけど、どうやってさばくか、
*まだやり方がわからない
△5五歩
*あまり感触は良くない手
▲4五歩
*え?? 何これ?
△同 歩 ▲同 飛
*ウソやろ~(^^; 玉形が大差すぎる
△4四飛
*これで飛車交換が確定
*勝負あった
▲同 飛 △同 銀 ▲1一飛 △3九飛
*必勝形
▲5九金 △4八歩
*桂を取る手も、もちろんある
▲1二飛成 △4九歩成 ▲5八金 △4八と ▲5九香 △5八と
▲同 玉 △2九飛成 ▲1七銀 △4七歩 ▲2一龍 △4六桂
▲4七玉 △3八龍 ▲4六玉 △4五金
*私の勝ち 完勝でした
*中盤での飛車交換が・・・(^^;
*でも、私は総計5分くらい考えたと思います
*ハム将棋は時間的には、ほとんど考えてませんでした
まで64手で後手の勝ち
2011.11.04
長岡裕也五段 vs 東 和男七段
第20期 銀河戦
本戦Aブロック 2回戦
長岡裕也五段 vs 東 和男七段
対局日:対局日:2011/9/27
解説:高田尚平六段
聞き手:中村桃子女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級
1回戦がA~Hブロックで終了、ここから2回戦だ
長岡vs東(あずま)、解説には高田・・・
今回の顔ぶれも実にマニアックだな~(笑) 銀河戦ならではでいいねえ
聞き手の中村桃子ちゃんも、普段なかなか見る機会がない フレッシュでいい
桃子ちゃん、体が細いなー 目とか口が大きいので、なんかアンバランスな感じ
宇宙人みたいな声も個性的だ 親しみがもてる
長岡は予選で近藤に勝ち 東は前局で佐藤義則に勝ち
23年度の成績は、長岡6勝5敗 東2勝5敗
今期から、対局者同士の対戦成績の表示がなくなってしまった 残念だ
解説の高田「長岡は四段の頃は振り飛車党だったが、今は居飛車党 すごい熱心な研究家
東は関西で理事を長く務めている けれんみのない居飛車党 戦型は相居飛車になるだろう」
戦型は高田の予想に反し、▲ゴキゲン中飛車vs△居飛車+玉頭位取りになった
なんと、序盤早々、東の駒組みに問題があったようで、下図以下、▲5五歩と合わせたところで、
もう長岡が有利に!▲5五歩に△同歩は▲同飛が▲7一角の筋と▲8五飛の筋を見せられて後手不利
▲5五歩を放置すると、▲5四歩△同銀直▲同飛!△同銀▲7一角で技が決まってしまう
後手、うまい受けが見当たらないではないか
後手:東
後手の持駒:角
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・v金 ・ ・v玉 ・|二
|v歩 ・v歩 ・v銀v銀 ・v歩 ・|三
| ・ ・ ・v歩v歩v歩 ・ ・v歩|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|五
| ・ ・ 歩 銀 ・ 歩 ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 桂 歩 ・ ・ 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ 金 飛 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 歩
先手:長岡
▲5五歩 △3三角
うっそー、と言いたくなるくらいだ プロがこんなに早く作戦負けになるのか? こんなんでいいの?
高田「主導権は先手が握ってますね 後手はどうやるのかなあ わからない」
東は考慮時間を5回も投入し、△3三角という手をひねりだした(4四の地点を守った手)
これ、24の早指しなら、5分も長考できないから、もう後手が一方的に負けていても不思議はなかった
この後手の居飛車の作戦だけど、▲5六歩に△5四歩とするのは、そもそも理にかなってないと思う
先手が中飛車で5筋を攻めようとしているところなのだから、
私には居飛車の△5四歩は、お手伝いの悪手としか思えない
居飛車側は他の対策のほうがいいと思う 本局の後手の序盤は「先手のお手伝い」になる典型例だった
今、ちょうどNHK講座で戸辺が先手中飛車をやっているけど、
それも△5四歩と受けている例をやっている
私は居飛車党だけど、△5四歩と受けない作戦を選ぶようにしている
長岡の一方的な将棋になるのか、と思いきや、ここから東が見事な指し回しを見せた
最強の勝負手をどんどん繰り出してくるのだ 高田の予想を上回る好手連発だ 東、強い!
高田も感心しきりだ 高田「非常に実戦的な指し方ですね」
局面がどんどん複雑になり、東は自陣に手放した角もすごく巧妙に活用した
高田「先手が良さそうだけど、先手は玉が薄いからどっちが勝つかわからない」
うわー、泥試合だ これは面白い
さらに手が進んで、高田「これは逆転したんじゃないかなあ 東が逆転しましたね 大熱戦」
ええー、この将棋を後手が勝つのか 東、やるぅ!! これは拍手ものだ ベテラン、強し!
と、思って、もう終了モードで見ていたら、何と、東、勝勢だったのに単純な受けを誤り、
一気に玉が危なくなった え~、何で??
そして、東、最後はなんと大トン死の一手詰み!!
う、うっそー なんという終わり方、見ていて呆然・・・ 111手で長岡の勝ち
いや~、熱戦で見ていて楽しかったけど、うーん、お互いに逆転されすぎという感も大アリ(^^;
東、序盤はあっという間に作戦負け、中盤はすごく粘り強くどんどん盛り返す、
最後は簡単な受けを逃しトン死 ・・・強いんだか弱いんだか全然わかりゃあしない(笑)
この一局、高田の解説が面白かった 戦型から高田の予想がもうハズレたが、
その後も高田の予想した手がもうハズレにハズレた こんなにハズレるのはめったにないぞ(^^;
しかも、ハズレっぷりがいい 高田の予想手と全く違う発想の手を対局者がやるもんだから、
見てて楽しかった
ことごとく予想した手が当たらず、高田「あら、全部ハズレるなあ」 「見事にハズレますね(笑)」
しかも、最後の最後も、誰が考えても絶対手というところでも、予想手が、まさかのハズレの連発
それもそのはず、東の最後の手は大悪手の一手詰み こんなの誰が予想してもハズレるわ(笑)
勝った長岡のほうも、研究家なのはいいんだけど、この序盤の作戦勝ちを勝ちに
直接結び付けられないのでは、上に上がるのは苦しいだろう、と思わずにはいられなかった
色々あって、とても内容が濃かった一局だった
本戦Aブロック 2回戦
長岡裕也五段 vs 東 和男七段
対局日:対局日:2011/9/27
解説:高田尚平六段
聞き手:中村桃子女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級
1回戦がA~Hブロックで終了、ここから2回戦だ
長岡vs東(あずま)、解説には高田・・・
今回の顔ぶれも実にマニアックだな~(笑) 銀河戦ならではでいいねえ
聞き手の中村桃子ちゃんも、普段なかなか見る機会がない フレッシュでいい
桃子ちゃん、体が細いなー 目とか口が大きいので、なんかアンバランスな感じ
宇宙人みたいな声も個性的だ 親しみがもてる
長岡は予選で近藤に勝ち 東は前局で佐藤義則に勝ち
23年度の成績は、長岡6勝5敗 東2勝5敗
今期から、対局者同士の対戦成績の表示がなくなってしまった 残念だ
解説の高田「長岡は四段の頃は振り飛車党だったが、今は居飛車党 すごい熱心な研究家
東は関西で理事を長く務めている けれんみのない居飛車党 戦型は相居飛車になるだろう」
戦型は高田の予想に反し、▲ゴキゲン中飛車vs△居飛車+玉頭位取りになった
なんと、序盤早々、東の駒組みに問題があったようで、下図以下、▲5五歩と合わせたところで、
もう長岡が有利に!▲5五歩に△同歩は▲同飛が▲7一角の筋と▲8五飛の筋を見せられて後手不利
▲5五歩を放置すると、▲5四歩△同銀直▲同飛!△同銀▲7一角で技が決まってしまう
後手、うまい受けが見当たらないではないか
後手:東
後手の持駒:角
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・v金 ・ ・v玉 ・|二
|v歩 ・v歩 ・v銀v銀 ・v歩 ・|三
| ・ ・ ・v歩v歩v歩 ・ ・v歩|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|五
| ・ ・ 歩 銀 ・ 歩 ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 桂 歩 ・ ・ 歩 歩 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ 金 飛 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 歩
先手:長岡
▲5五歩 △3三角
うっそー、と言いたくなるくらいだ プロがこんなに早く作戦負けになるのか? こんなんでいいの?
高田「主導権は先手が握ってますね 後手はどうやるのかなあ わからない」
東は考慮時間を5回も投入し、△3三角という手をひねりだした(4四の地点を守った手)
これ、24の早指しなら、5分も長考できないから、もう後手が一方的に負けていても不思議はなかった
この後手の居飛車の作戦だけど、▲5六歩に△5四歩とするのは、そもそも理にかなってないと思う
先手が中飛車で5筋を攻めようとしているところなのだから、
私には居飛車の△5四歩は、お手伝いの悪手としか思えない
居飛車側は他の対策のほうがいいと思う 本局の後手の序盤は「先手のお手伝い」になる典型例だった
今、ちょうどNHK講座で戸辺が先手中飛車をやっているけど、
それも△5四歩と受けている例をやっている
私は居飛車党だけど、△5四歩と受けない作戦を選ぶようにしている
長岡の一方的な将棋になるのか、と思いきや、ここから東が見事な指し回しを見せた
最強の勝負手をどんどん繰り出してくるのだ 高田の予想を上回る好手連発だ 東、強い!
高田も感心しきりだ 高田「非常に実戦的な指し方ですね」
局面がどんどん複雑になり、東は自陣に手放した角もすごく巧妙に活用した
高田「先手が良さそうだけど、先手は玉が薄いからどっちが勝つかわからない」
うわー、泥試合だ これは面白い
さらに手が進んで、高田「これは逆転したんじゃないかなあ 東が逆転しましたね 大熱戦」
ええー、この将棋を後手が勝つのか 東、やるぅ!! これは拍手ものだ ベテラン、強し!
と、思って、もう終了モードで見ていたら、何と、東、勝勢だったのに単純な受けを誤り、
一気に玉が危なくなった え~、何で??
そして、東、最後はなんと大トン死の一手詰み!!
う、うっそー なんという終わり方、見ていて呆然・・・ 111手で長岡の勝ち
いや~、熱戦で見ていて楽しかったけど、うーん、お互いに逆転されすぎという感も大アリ(^^;
東、序盤はあっという間に作戦負け、中盤はすごく粘り強くどんどん盛り返す、
最後は簡単な受けを逃しトン死 ・・・強いんだか弱いんだか全然わかりゃあしない(笑)
この一局、高田の解説が面白かった 戦型から高田の予想がもうハズレたが、
その後も高田の予想した手がもうハズレにハズレた こんなにハズレるのはめったにないぞ(^^;
しかも、ハズレっぷりがいい 高田の予想手と全く違う発想の手を対局者がやるもんだから、
見てて楽しかった
ことごとく予想した手が当たらず、高田「あら、全部ハズレるなあ」 「見事にハズレますね(笑)」
しかも、最後の最後も、誰が考えても絶対手というところでも、予想手が、まさかのハズレの連発
それもそのはず、東の最後の手は大悪手の一手詰み こんなの誰が予想してもハズレるわ(笑)
勝った長岡のほうも、研究家なのはいいんだけど、この序盤の作戦勝ちを勝ちに
直接結び付けられないのでは、上に上がるのは苦しいだろう、と思わずにはいられなかった
色々あって、とても内容が濃かった一局だった
2011.11.01
上野裕和五段 vs 樋田栄正アマ
第20期 銀河戦
本戦Hブロック 1回戦
上野裕和五段 vs 樋田栄正アマ
対局日: 2011年9月17日
解説:松本佳介六段
聞き手:甲斐智美女流王位
記録:伊藤明日香女流初段
土曜に放送された銀河戦
出場者の名前が読みにくいので、ふりがなを書くと、うえのひろかず、ひだひでまさ、まつもとよしゆき
上野は予選で神谷に勝ち 23年度の成績は4勝6敗
樋田さんはアマ王将戦準優勝
解説の松本「上野は作戦家で研究家の居飛車党 樋田さんは学生の頃からの強豪」
樋田さん、横顔しか映らなかったが、若い頃の森下卓に似ている
背筋がまっすぐ伸びて、すごく対局姿勢がいい 姿勢の良さは清水女流に匹敵するね
先手上野で、後手の樋田さんは一手損角換わりを選択した
持久戦になり、▲矢倉vs△四間飛車だ この形、けっこう出るね
この将棋、すんごくレベルが高かった! これが1回戦とは到底思えない
はっきり言って、タイトル戦並みの内容だった
樋田さんが4筋突破を図ったら、上野はじっと▲4八歩で手を渡す、
すると樋田さんは△3八歩という見えにくい妙手!
大長考に沈んだ上野、考慮時間を6回くらい使って筋違い角でしのぐ
駒がいっぱいタダで当たっている中盤になり、松本が「ギリギリの利かし」という手の連発、
上野は秒に追われながら▲5八飛という勝負手、松本が「相手の読みにない手を指しましたね」
人間同士だからこそ、出る手だろう
相手がコンピュータの場合、相手の読みをはずす手、というのは有効なのだろうか?
終盤も大接戦、飛車の王手に中合いの歩、というのが2回も出てきたのはめずらしい
最後は、合駒が悪くて、ピッタリの詰みとなった 123手で上野の勝ち
いや~、これはレベルが非常に高かった ホント、上野と言えば全然目立たないのに、この強さは何?
樋田さんも、強かったわ なんなんだ、この一局は・・・ とても面白かった 大満足だ
本戦Hブロック 1回戦
上野裕和五段 vs 樋田栄正アマ
対局日: 2011年9月17日
解説:松本佳介六段
聞き手:甲斐智美女流王位
記録:伊藤明日香女流初段
土曜に放送された銀河戦
出場者の名前が読みにくいので、ふりがなを書くと、うえのひろかず、ひだひでまさ、まつもとよしゆき
上野は予選で神谷に勝ち 23年度の成績は4勝6敗
樋田さんはアマ王将戦準優勝
解説の松本「上野は作戦家で研究家の居飛車党 樋田さんは学生の頃からの強豪」
樋田さん、横顔しか映らなかったが、若い頃の森下卓に似ている
背筋がまっすぐ伸びて、すごく対局姿勢がいい 姿勢の良さは清水女流に匹敵するね
先手上野で、後手の樋田さんは一手損角換わりを選択した
持久戦になり、▲矢倉vs△四間飛車だ この形、けっこう出るね
この将棋、すんごくレベルが高かった! これが1回戦とは到底思えない
はっきり言って、タイトル戦並みの内容だった
樋田さんが4筋突破を図ったら、上野はじっと▲4八歩で手を渡す、
すると樋田さんは△3八歩という見えにくい妙手!
大長考に沈んだ上野、考慮時間を6回くらい使って筋違い角でしのぐ
駒がいっぱいタダで当たっている中盤になり、松本が「ギリギリの利かし」という手の連発、
上野は秒に追われながら▲5八飛という勝負手、松本が「相手の読みにない手を指しましたね」
人間同士だからこそ、出る手だろう
相手がコンピュータの場合、相手の読みをはずす手、というのは有効なのだろうか?
終盤も大接戦、飛車の王手に中合いの歩、というのが2回も出てきたのはめずらしい
最後は、合駒が悪くて、ピッタリの詰みとなった 123手で上野の勝ち
いや~、これはレベルが非常に高かった ホント、上野と言えば全然目立たないのに、この強さは何?
樋田さんも、強かったわ なんなんだ、この一局は・・・ とても面白かった 大満足だ
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