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ここ数ヶ月の間、チャールズ・ブロンソンにハマッていた 
ブロンソンという人は、映画俳優で、男の中の男、男臭さ満点の人なのだ

ブロンソンが主演の映画を10本くらい観た 
どれも面白かった~ ・・・というのは間違いで、どれもB級だった~、というのが合っている

一番面白かったのは、やはり「狼よさらば」だ 
これが一番、単純明快なストーリーとアクションで、良かった 

二番目に面白かったのは、「テレフォン」という映画 これはスパイ映画だ
ブロンソンがロシア人のスパイという設定で、アメリカに潜入してうんぬん、というストーリーだ

三番目は微妙だけど、「スーパーマグナム」かな 狼よさらば、の第3作に当たるものだ
ブロンソンが、色んな銃器をバンバン撃ちまくってくれる

「狼よさらば」と、「テレフォン」は、TUTAYAにあったので、レンタルで観た
それ以外は、アマゾンで買った ・・・彼の作品の特徴は、どれもB級~C級で、
普通の映画ファンには、おススメできない(^^; (でも、狼よさらば、はおススメ)
ブロンソンが主演じゃなかったら、最初の15分で観るのをやめてる、というのが非常に多かった

でも、このおっさん、なぜか観ていて飽きないんだよね 
観て「面白くなかった」とは思うんだけど、「損した」とは思わないのだ
ストーリーがどんなものであっても、このおっさんのおかげで、最後まで観てしまうのだった 
ブロンソンはいぶし銀の男の魅力をプンプンと発散させている、まさに他では得がたい俳優なのだ

彼の主演映画を観て、「あまり面白くなかったな」と思っても、
2週間くらいしたら、またブロンソンを観たくなるのだった

もう彼は亡くなっているので、ブロンソンの映画の新作はない、残念だ
「狼よさらば」は、また今度借りて、2回目を観たいと思う  う~ん、マンダム(^^)

マンダム CM ↓ (ちょっと画像は悪いけど)
http://www.youtube.com/watch?v=Nabxi5DGmvg
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第20期 銀河戦
本戦Eブロック 10回戦
松尾 歩七段 vs 豊川孝弘七段
対局日: 2012年4月20日
解説:木村一基八段
聞き手:矢内理絵子女流四段
記録:渡辺弥生女流1級

平成23年度の成績は、豊川9勝17敗 マッツォ18勝14敗 対戦成績はマッツォの9-2

解説の木村「豊川は居飛車で力戦に力を発揮する  マッツォは何でも指す、棋界屈指の研究家 
 マッツォは『春になったら振り飛車を指したくなる』と言ったことがある」

先手豊川で、横歩取りかと思われたが、豊川は引き飛車にして、相掛かりになった
そこから持久戦だ 筋違い角を打った豊川が、その角をうまく使って快勝していた 
105手で豊川の勝ち 

この一局、私はどうにも眠くて、半分、寝ながら見てしまいました 
今週は体調が全然だめだ、毎日、眠くてしかたがない もうだめだーorz
日曜にはちゃんとブログを書けますように・・・
第20期 銀河戦
本戦Dブロック 10回戦
深浦康市九段 vs 阿久津主税七段
対局日: 2012年4月20日
解説:木村一基八段
聞き手:矢内理絵子女流四段
記録:渡辺弥生女流1級

聞き手が矢内ではないか おおー、NHK杯のときより、かわいいかもしれない
NHK杯では、矢内が出てくることが当たり前になってしまっているため、ありがたみが少ない
銀河戦だと、意表を突いて出てくるので、おおっ、この子はかわいいじゃないか、となるのだった

平成23年度の成績は、阿久津25勝13敗、深浦27勝20敗 2人の対戦成績は深浦の5-4
阿久津は前局で杉本に勝ち 深浦は予選シード

解説の木村「阿久津はプロから見ても、才能があふれる 見ている人が、おおっと言う手が出る
 深浦はミスが少ない 後手番でも積極的 いつも高勝率を保っている」

先手阿久津で、相横歩取りになった 阿久津が途中で▲9六歩としたため、
阿久津が後手側を持っている相横歩取りだ 飛車交換にはならず、局面が落ち着いた
あー、相横歩取りの、飛車角総交換の、一番激しい変化のやつ、誰かやってくれないかな~(^^;
番組開始から20分過ぎても、木村「まだまだ駒組みが続きますね」

序盤、木村は、起こりうるであろう全ての変化を解説してくれる、いつもの名調子だ

さて、この将棋、中盤の折衝で、深浦、角桂交換の駒損を免れない(まぬがれない)という事態に
なってしまったではないか 深浦の角が、単純に詰んでしまった 木村「阿久津が優勢」
安定感抜群の深浦をして、こんな単純な展開で不利になってしまうとは、実にめずらしい

深浦、終盤で追い込みを見せたものの、阿久津に見切られ、届かなかった 117手で阿久津の勝ち
阿久津、深浦の勝負手にもビビることなく、踏み込んで寄せた これはさすがだったね
この一局の感想は、これくらいだ 阿久津は決勝トーナメント入り、次の相手は羽生だ 
深浦にして見れば、中盤で角が死んだ、めずらしい拙戦だったと思う

雑談で、深浦のA級昇級の感想の文が、話題になっていた
将棋世界に載っている文章だ 抜粋してみる
(将棋世界2012年5月号P90 昇級者 喜びの声より↓)

A級棋士になりたい 九段 深浦康市
「4度目の婚姻届を書く気分である。そんなのハリウッドスターでも聞いたことがない。
 相性が悪いのか、自分の素行が悪いのか・・・・・・。いやいや、将棋の世界は至ってシンプル。
 自分が弱いのである。 ただ・・・・・・。A級で安定した将棋を指したいと思う。(以下略)」

冒頭のタイトルは、真のA級棋士になりたいという意味だろう 
4回落ちたけど、4回上がるってのは記録だもんね 今、順位戦データベースで調べたら、
深浦は今期でA級4期目、ということは、いままですべて1期で落ちているのか
A級1期目は4勝5敗で落ち、2期目も4勝5敗で落ち、3期目は3勝6敗で落ちている
4度目の婚姻届、実にうまい、おしゃれな表現だ

それと、最近発売された「羽生の五手詰」という本の中に、こんな文があった
P149の名棋士列伝 深浦康市↓
2007、8年と2年続けて4勝3敗で羽生を破り、王位を防衛したシリーズは今でも語り草。
「相手の事ばかり考えるので、タイトル戦と恋愛は似ている」と言ったことから「恋愛流」と呼ばれる。

「恋愛流」? そんなの、初めて聞いた(笑) さすがに、これは定着してないのでは(^^;
佐藤天彦 七段vs佐藤和俊 五段 NHK杯 1回戦 
解説 戸辺誠

今回は佐藤どうしの対決か どんな将棋かな
その前に、天彦のこの髪型、どうなってるんだろう この髪型はありなんだろうか
そば屋で出前をしているときに、自転車の片手運転でバランスを崩し、
コケて頭にそばが乗っかった、というのが連想される 
そのそばを天日で干してしっかり固めた、という様相だ 素人は真似しないほうがいいだろう

天彦は2006年四段、竜王戦2組、順位戦B2 
予選は、新人王戦優勝の実績によりシード 4回目のNHK杯本戦出場

和俊は2003年四段、竜王戦3組、順位戦C2 
予選で、堀口弘治、泉、大野に勝ち、3回目のNHK杯本戦出場

解説の戸辺「天彦とは私は四段昇段が同期で、普段から仲良くしている ファッションが独特で個性的
 和俊には、将棋もよく教わった 食事にも連れて行ってもらったり、ずっと世話になっている」

事前のインタビュー
天彦「和俊は早指しで実績のある方なので、相手のペースに巻き込まれずに自分のスタイルで戦いたい
 NHK杯は2回戦以上に行けたことがないので、まずは今日勝って、上を目指したい」

和俊「天彦はおしゃれなイメージ、自分の持ち味である粘り強さを出して、いい将棋を指したい
 大きなことは言えないので、目の前のことをがんばりたい」

天彦と言えば、その名を有名にしたのは、やはり三段リーグで次点を2回取って、四段になる権利を
得たのに、それを蹴って、もう一度三段リーグをやり直したことだったね
(次点が2回になったとき、天彦は4期目の三段リーグ)
そして見事、8期目の三段リーグで2位になり、四段になったのだった
それと、瀬川さんのプロ試験の試験官の一人として天彦は登場、瀬川さんに勝っていた
著書では、「居飛車穴熊必勝ガイド」という本を出している

和俊は、先週放送された将棋フォーカスの中での「将棋とサッカー」の話題で、
将棋連盟サッカー部のキャプテンということだった シュートするプレーが流れたが、うまかった
ピアノもうまい、とのこと そして著書に、「よくわかる振り飛車穴熊」がある

戸辺「和俊と話したことがありますか?」
矢内「あ、あると思うんですけど(^^;」
戸辺「あまり印象に残っていないですよね(笑)」
この会話が面白かった 

さて! 今回の将棋、いよいよこのときが来たか、ということになってしまった
戦型が、相穴熊! それも、お互いにガチガチに固めた、
もうどこからどう見ても疑う余地のない相穴熊だ 
天彦が仕掛けたところあたりまでは、ちゃんと理解して、見ていたんですよ
戸辺「和俊が有利」

しかし、中盤(終盤なのかもしれない)、天彦が、崩れた穴熊を再構築しはじめたところあたりで、
もう眠くて眠くて、仕方なくなってしまった 
戸辺「熱戦ですね なかなか玉が薄くならないですね」
矢内「金銀がわいてくる(笑)」
こうなると、私はついていけなくなるんです だめだー、眠い zzz・・・

最後は突然、和俊が投了、「受けきられた」とのことだった 
投了になった瞬間、ハッと目が覚めるのは、何でなんだろうか(^^;

131手で天彦の勝ち 逆転したらしい もう今回はこれで勘弁してください 
相穴熊で、金銀で囲いを再構築しだすと、もう私はだめだ 
一気の勝負、はがし合いなら、まだしも面白く見れると思うんだけどね
今回は寝てしまった もうこれで今回は終わり(^^;
第20期 銀河戦
本戦Cブロック 10回戦
佐藤康光王将 vs 長沼 洋七段
対局日: 2012年5月2日
解説:渡辺 明銀河
聞き手:安食総子女流初段
記録:渡辺弥生女流1級

個人的に応援している、長沼さんと康光の対局 楽しみだ
解説に渡辺か 豪勢だ

平成23年度の成績は、長沼19勝16敗 康光22勝21敗
長沼はここまで5人抜き、康光は予選シード

解説の渡辺「長沼は駒取り坊主と呼ばれる 康光は王将を獲得して充実している
 康光は銀河戦を3回優勝している 升田幸三賞も2回取っている 2人とも田中魁秀 門下」

先手長沼で、▲7六歩△3四歩▲5八金右! これで、康光に振り飛車を指させようという狙いだ
康光はそれに応え、三間に振った
渡辺「▲5八金右をとがめるなら、三間」

康光が石田流の浮き飛車に組んだ これが無条件に組めるのが後手の権利、とのこと
ここから、すごく長い時間、駒組みになった というのも、先手から仕掛けることができないのだ
渡辺「先手から仕掛ける手は、もうない 動くところがない 
 3手目▲5八金右としたら、ほぼこうなる」

康光から打開したが、もったりした展開 
両者、非常に遠まわしに指すしかないという、切り合いとは程遠い将棋 見ていて眠い・・・

渡辺は「形勢難しい」と言っていたが、私見では長沼が有利と思えた
康光の左金が遊び駒になり、長沼はその金を相手にしないで攻める権利があったのに、
さばかせてしまった なんでだ? 

その後も、長沼は変な角を打つなど、疑問手があったと思う 
最後は大差がつき、140手で康光の勝ち

うーー、この一局、期待が大きかったということを抜きにして、凡戦だった
この一局は、はっきり言って、見ていて面白くなかったorz ガックリ
仕方ない、こういう一局もあるか 残念無念 
第20期 銀河戦
本戦Bブロック 10回戦
屋敷伸之九段 vs 橋本崇載八段
対局日: 2012年5月17日
解説:青野照市九段
聞き手:久津知子女流初段
記録:伊藤明日香女流初段

土曜に放送された銀河戦 ハッシーの登場だ 相手は屋敷、好カードだ
ハッシー、頭が茶髪、服はそれに合わせてブラウンのスーツ
聞き手の久津「ハッシー、髪型はこれで(前より)普通にしたって感じですね(笑)」
青野さん、派手な黄色のネクタイだ なかなか似合っている

平成23年度の成績は、屋敷18勝13敗 ハッシー29勝10敗
屋敷は予選シード、ハッシーは前局で北浜に勝ち

解説の青野「屋敷は昨年、A級に上がって勝ち越して、充実している
 居飛車、振り飛車、両方指すが、どちらかというと居飛車党 軽い速い将棋が好き
 ハッシーは今期からA級、有望な若手 最近は振り飛車が多い印象 バランスが取れた終盤型」

先手屋敷で居飛車、後手ハッシーは角道を止めた三間飛車だ へー、実にめずらしい 
青野「最近ではほとんど見たことがない、新鮮な感じ」

雑談で、久津「屋敷さんは、4つ記録を持っている 10代で、タイトル挑戦、奪取、防衛、失冠、
 全部最年少記録 本人に言ったら、失冠のところで笑ってました」

さらに、久津「以前、屋敷さんに詰将棋を見せたら、30秒くらいで、『あ、19手詰めだね』と
 言われたことがある 本当にびっくりした」
屋敷と言えば、一日10分しか将棋の勉強をしない、と言ったことがあるとかいう話があったけど、
30秒で19手詰めが解けるんだもんね 10分だけでも、凡人の何時間にも相当する量になるね

青野「屋敷は、早くにタイトルを3回取って、九段の資格があったのだが、
 八段になかなかならなかったために、その間、九段になれなかったという不思議な棋士(笑)」

さて、三間に対するセオリーと言えば居飛穴、屋敷が居飛穴に組もうとしたところを、
ハッシーがけん制、屋敷は米長玉にして、香と玉が逆の穴熊?が出来上がった
さらにそこから、ビッグ4に組み上げた ▲屋敷の米長玉ビッグ4vs△ハッシーの高美濃だ

青野「先手は固いが、攻めをどうするか 昔は、こんな風に4枚でガチガチに固めたら、
 師匠に怒られた こんなに固めて攻めがなくて負けたら、田舎に帰れ、と言われた(笑)」

対抗形で、▲さばきを狙う屋敷vs△押さえ込もうとするハッシー、というわかりやすい図式
私はハッシーの応援なので、押さえ込め~、と思って見ていた 
それに私はたいがい、玉が薄いほうを応援するからね

局面、ハッシーが押さえ込めそう、と解説の青野
青野「ほっとくと、本当に押さえ込まれてしまいますね 何もできないまま終わっちゃったら、
 どうしようもないですから」
じりじりと追いつめられる先手の飛車、屋敷は考慮時間も減らしていく
おお、いけるか~ ビッグ4の姿焼きか~

が、しかし! 完封まであとほんのちょっと、というところで、
屋敷がパズルみたいな手順で、完封負けを回避! 飛車を切って勝負形にもっていった
実に巧妙、う~ん、さ、さすがだ やっぱり屋敷は強い! 
青野「飛車と角だけで、手になるわけないだろう、と油断していると、大変なことになる
 ハッシーは『え?ホントですか?』と思ってるかもしれない」

青野「形勢、どっちがいいか、わからない」
ハッシー、がんばれ~ この将棋、まだまだわからんぞ
ところが、屋敷に、使えていなかった角を活用する、好手一発!
さらに、ハッシーのちょっとした疑問手?から、屋敷が押せ押せに、うわー、ハッシー大ピンチ

王手がかかる形になった高美濃、こうなると、玉の固さの差がモロに出る
もうハッシー、さすがにあきらめたかなあ、と思って見ていたら、ハッシー、あきらめない!
おお、まさか、詰むや詰まざるや、のギリギリか!

ところが、屋敷、18才で棋聖を取った実力を見せ付けた 
ハッシーに金の合駒を請求し、その金を取り、金を自陣に打ちつけ! ここで受けに回るのかあ 
攻防一体だ これは強いわ 
さらに、寄せ方も、青野、久津をうならせる好手順! うわー、こ、これはうまい
30秒将棋とは思えない さすが、19手詰めを30秒で解く屋敷 お、お見事

ハッシーも、青野が「受けがない」と言っていたところを、自陣飛車をひねり出し、
青野を感心させたが、手数が伸びただけに終わった 127手で、屋敷の勝ち

青野「ハッシーが押さえ込めたと思ったが、ちょっとした穴が開いた」
ハッシーも、そんなに悪い手を指したわけじゃないんだけどなあ 感想戦を見ると、
ほんのちょっと、本当にほんのちょっとの差、で押さえ込みが成功するかどうかのギリギリだったようだ

この一局、居飛車vs振り飛車の対抗形、私は一番手が見えるのがこの戦型だ
そして、中盤も終盤も、そんなにゴチャゴチャしていたわけではなく、手が広いわけでもなかった
それなのに、え?そんな手が?という手の連発だった
自分と屋敷、ハッシーとの間に、実力差がすごいあることをイヤほど感じさせられた
ちょっと落ち込むなあ~

それに比べて、解説の青野の、手が見えていたこと! これは特筆物だった
この日の青野さん、どうしたの、というくらい、手がビシビシ見えていた
長年A級に居たのは、まぐれじゃなかったんだね(^^; すっかり見直しました
勝った屋敷より、青野さんに拍手を送りたいくらいだった

ハッシー、自身のブログによれば、今4連敗だそうだ
A級で通用するかどうか、これからが正念場だね この一局、決して悪くなかった 
でも、相手もA級、ハンパな強さではないわ 
厳しいけど、ハッシーにはA級リーグを盛り上げてほしい!
深浦康市 九段vs門倉啓太 四段 NHK杯 1回戦
解説 石田和雄

矢内、髪の毛、グリングリンに後ろで巻いて、凝っているな~ セットするのに何分かかるんだろう
お、今日は石田さんの解説かあ 面白くなるといいな

深浦は1991年四段、竜王戦1組、A級 予選はシードで、20回目のNHK杯本戦出場
門倉は2011年四段、竜王戦6組、C2 予選で、小倉、佐藤秀司、坂口に勝ち、NHK杯本戦は初出場

門倉、2000年に6級で奨励会に入会した、と紹介されていたから、奨励会に11年もいたのか

解説の石田「深浦は、本格的で確実な将棋 とっぴな手というのはあまり見ない
 攻めは鋭く、容易に腰を割らない 深浦に勝つまでには、一山二山、いっぱい山がある
 プロになる前に、九州の将棋大会で、私が指導してあげた
 そのとき、私はA級だった 深浦がプロの先生に接したのは、私が最初だと思う
 有望な子がいるから見てやってくれないか、と頼まれてね
 優秀でまじめな印象を受けた 当時、ここまで強くなるとは思わなかった(笑)

 門倉は勝又の紹介で私の弟子になった
 門倉は三段が長かった、石田一門がバタバタッとプロになったときに、それに刺激されて
 猛勉強した 1日7時間くらい、やったみたいですよ それで四段になった、すばらしいと思う」

調べたら、佐々木勇気四段、門倉啓太四段、高見泰地四段というのが、近年四段に昇段した、
石田門下の若手だね

事前のインタビュー
深浦「門倉は、斬新なアイデア、構想を持っているので、集中力を高めて、それに対応していきたい
 NHK杯は、前期は惜しいところで負けた(3回戦で菅井に負けている) 
 1回戦から一つ一つ、いい将棋を目指してがんばっていきたい」

門倉「NHK杯は、記録係を長年務めさせていただいた 対局者として出場できて本当にうれしいです
 初戦から実績のある強敵が相手なので、自分らしい面白い将棋が指せればなと思う」

石田「深浦の居飛車、門倉の振り飛車で、対抗形になると思う」

先手深浦で居飛車、後手門倉は角道を止めた三間飛車だ 深浦が穴熊を目指したとき、
門倉、小考の末、ビシッ!と玉頭銀にでた 左銀だけでなく、右銀も攻めに参加させる、という、
意欲的な作戦だ お~、ええぞええぞ、面白い作戦だ 三間飛車の藤井システムみたいだ 
駒音が高く、気合いが入っている門倉 いけ、いけ~

矢内「それではよろしくお願いします」
石田「あ~、どうもどうもどうも 銀をパパパーと出て、2枚銀でねえ~」
矢内「いきなり本陣を攻めてしまおうと」
石田「そうですよ そーそーそーそーそー 飛車が逆に、8筋に戻ってくる可能性がありますよ」
矢内「あ 居飛車に」
石田「えー、えー、えー、えー」
解説の石田さん、相変わらず、同じ言葉を連呼してくれる 面白い

石田「先手は、この手とこの手、両方指せればいいですけどね ピャピャッ!と」
矢内「どっちを指したいですか」
石田「どっちも指したい」
矢内「(笑)」

さて、門倉、2枚銀でガリガリ、一気に攻略、と行きたいところだったが、
深浦の巧みな守りで、銀が追い返されてしまったではないか あれれ、これはどういうことだ
もう、少しまずいのでは・・・ 深浦の、金2枚を3段目に上げる受け方、これはお見事!
石田「銀を引かされるようでは、この銀2枚出る戦法は、たいしたことなかったかなー」

雑談で、石田さん、インターネットで書き込みをしていて、「今週のつぶやき」というのを連載、
一日千件のアクセス!があるそうだ うへ~、すごいね~ 負けたわ(笑)

門倉の作戦、あまりうまくいっていないようだが、まだ勝負はこれからだ
石田「飛車をまた2筋に戻すかなあ わけがわからないから、最近の将棋はねえ
 居玉は避けよ、というのが格言の第一にきたもんですが」
と言っていたら、なんと、門倉、△3六歩と飛車交換を挑む、強行手段! 
▲穴熊vs△居玉で、居玉のほうから飛車交換を狙うという、すごい発想!
TVの前で、△3六歩を見たとき、私は「おお~、いったでこれ!」と大声を上げてしまった(^^;
石田「あ やっぱり! は~、ま、これはすごいね! こうまで将棋は変わってきたかと思います」

が、この門倉の強行策、深浦に冷静に対処され、飛車交換はならなかった
石田いわく、やったら動き回ってる門倉vs微動だにせず、受け流している深浦という図式だ
 
石田「門倉が、色々技をかけて、突っ張って、突っ張って、あの手この手を出しているが、
 深浦は相手の動きに合わせて、腰を低くして動じない」

画面に大写しになった両者、門倉が顔をゆがめているのに対し、深浦は全くのポーカーフェイスだ
石田「深浦の表情は、余裕シャクシャクなのか、余裕クシャクシャなのか」
矢内「(爆)」 矢内、爆笑してた(^^;

門倉、8筋に嫌味をつけ、飛車をぶったぎり、おお、何か手があるか!と思わせた
3五の銀をタダで取れ、石田に「これは面白くなったか」と言わせ、おおお、まさか、門倉、
この将棋がまだいけるのか? と一瞬、なったのだが・・・
銀をタダで取らせたのは、深浦の予定の行動だったのだった
決め手に▲3九飛、とドカン、と自陣飛車を放たれ、万事休す!
あらああ こりゃ、また、見事な決め手があったもんだなー
石田「あ なるほど これはしびれたんじゃないですか~」
矢内「見えにくかったですね」

深浦、最後は鮮やかな即詰みを見せてくれた 85手で深浦の勝ち 
さすがA級棋士、若手相手に、快勝と言える内容だった
石田「門倉が技を仕掛けまくったが、深浦は微動だにせず、貫禄勝ちでした」
 
感想戦では、門倉「この戦法は、藤井がやっていた戦法  
 ムチャクチャでも、攻め続けなければいけなかった 本譜は攻めが止まっちゃいましたね」

この戦法、やはり、後手のほうが手が広く、1手間違えたら攻めが失敗となるので、
指しこなすのが、相当難しいと思った 流行することはないだろう 
しかし、これで穴熊を攻め潰したときは、すごい楽しいだろうし、流行しないからこそ、
得意戦法にしておけば、秘密兵器になる作戦と思った 将棋はまだこんな戦法もある、面白いね 

門倉、負けたけど、門倉将棋の魅力は見せてくれた 大勢に注目されている一局で、作戦のチョイスが
良かったと思う 私ですら、この作戦、一局通して見たのは初めてだった
そして、横綱相撲だった深浦、こっちは万全だね 
飛車切りから攻められたとき、一瞬、危ないと思ったけど、読み筋だったんだね これぞA級の安定感だ
「安定感」という言葉は深浦のためにある、そんな一局だった

石田九段(奨励会時代から数えて)約50年の現役生活、お疲れ様でした!
愛知県の地元での、岡崎将棋祭り、まだ続けてくださいね~ よろしく頼みます 
私も現地からレポートしたいんで、マジで頼みます
第20期 銀河戦
本戦Aブロック 10回戦
丸山忠久九段 vs 山崎隆之七段
対局日: 2012年4月13日
解説:阿久津主税七段
聞き手:室谷由紀女流初段
記録:野田澤彩乃女流1級

名人戦、終わりましたね まさか森内が4-2で防衛とはね
私の予想は4-1で羽生だったんですけどね 

さて、銀河戦、そろそろ大詰めだ 今回から10回戦になる 
各ブロックで全11回戦まであるので、大御所が登場してくる どれも見逃せない対戦が続く

本局は、丸山vs山崎の好カードだ
平成23年度の成績は、丸山22勝23敗 山崎24勝17敗 
丸山は予選シード、山崎は前局で戸辺に勝ち 2人の対戦成績は、5-3で山崎がリード

解説の阿久津「丸山は居飛車党、研究が深い 先手だと角換わりが得意
 山崎は自分から積極的に将棋を作っていく 独創性が高い」

先手丸山で、山崎は4手目に早くも角交換した
阿久津「丸山も、後手なら4手目に角交換する将棋を指すことがある」

角交換型の、▲居飛車+船囲いvs△四間飛車+居玉、という将棋になった
山崎は4筋の歩を伸ばし、積極的だ 居玉のままで、いかにも山崎将棋という感じが出ている
阿久津「山崎はこういう突っ張った形をまとめるのが得意
 もしかしたら、玉は居玉のまま動かないのかもしれない かかってこんかいっていう感じ(笑)」

阿久津「後手側は力が要る将棋 先手は自然な形」
力が要る、そういう将棋こそ、山崎は得意としてるからねえ どうなるか、楽しみだ

山崎、玉は右側か左側か、どちらに動かすのだろう、と思っていたら、仕掛けた~
阿久津「居玉のまま、行きましたね~! 自由な将棋ですね!」

え~ぞ、え~ぞ、山崎、「我が拳は我流! 我流は無型! 無型ゆえに、誰にも読めぬ!」という、
北斗の拳のジュウザのセリフが聞こえてきそうな、山崎の踏み込んだ攻めだ 
丸山も攻め合いにでて、さあ中盤まっさかり、これから、終盤へ、というところだ

丸山が▲2四歩、と、飛車先を軽くさせようと突き捨てた手に、山崎が考え込んでいる
なぜだ? ノータイムで△同歩と取る一手だけど?
阿久津「△同歩以外の手を考える人はいないと思いますけどね」

したらば、なんと、山崎、▲2四歩を放置で攻めた!! なんと放置!!
阿久津「いや~、これはさすがに無理です」
だよね~、だよね~、全然無理だよね~ なんでだー、山崎、どうしちゃったの??
山崎の玉は居玉だから、▲2三歩成がめちゃ厳しくなってる こんなの、誰でも一目じゃん?

直後、また考え込んでいる山崎、しかし、これはもう手遅れ・・・orz
聞き手の室谷「何か、うっかりされたんですかね?」
あの、山崎さん、番組開始から、まだ38分しか経ってないんですけど、もう局面、決定的ですね・・・

TV画面に、山崎が大写しになった
室谷「どうでしょう、この表情は?」
阿久津「なんでこんなにひどくなっちゃったんだろうな~と、あきれているように見える(^^;」
ここまでが、面白い将棋だっただけにね ああ~、盛り上がっていたところだっただけに、
ガックリ度が大きかった この盛り上がりを、どこに持っていけば・・・orz

結果、65手で丸山の勝ち 番組開始から、わずか52分!
丸山、この一局はすごく早指しで、なんと考慮時間を10回まるまる残していた 
阿久津「見たことのない形から、激しい攻め合いになったが、山崎は居玉が響いた」

感想戦で、阿久津「まさか、▲2四歩を手抜くとは」
山崎「攻めあう手はなかった、△同歩しかなかった、それなら難しかった △同歩だった
 すいません、ごめんなさい」

あー、期待していただけに残念な内容だった・・・ 
山崎の前局の、戸辺vs山崎戦、相穴熊だったんでスルーしちゃったけど、見れば良かったかな・・・

ところで、室谷さん、最初の挨拶、大きな声だねえ 
すごく初々しくて(ういういしくて)いいね(^^) 
第20期 銀河戦
本戦Gブロック 9回戦
鈴木大介八段 vs 豊島将之六段
対局日: 2012年3月23日
解説:橋本崇載八段
聞き手:山田久美女流三段
記録:野田澤彩乃女流1級

遅くなってしまったが、先週の木曜に放送された銀河戦

平成23年度の成績は、豊島は43勝14敗 大介14勝14敗
豊島は、佐々木勇気、森下、野月に勝ち3連勝中 大介は予選で武者野に勝ち

解説のハッシー「豊島はいつでも勝ってる、若手のホープの代表格、読みが深く、粘り強い
 死角がない 将棋が洗練されている いかにも優等生で頭が良さそうに見える
 
 大介は早指しが大得意、天才肌の棋士 サウスポーで振り飛車党だと、
 見かけよりさばけているように見える(笑)
 大介が若手バリバリの頃、奨励会員だった僕はけいこをつけてもらったが、全く勝てなかった」

先手豊島で、超速▲3七銀vsゴキゲンだ 
ハッシー「研究で終わるのは味気ないので、ねじり合いが見たい」

豊島の右銀が棒銀模様、後手の角頭を狙っているように見えた
ハッシー「こんな角頭攻めを気にしていたら、振り飛車党はやってられない、ということでしょう
 こういうさばきが一瞬で見えないと、振り飛車党じゃない」

豊島はもちろん角頭攻めはしないで、▲5六歩、と打った 一見、守ったかに見えたのだが、
この歩を足場にして、左銀を▲5五銀と出ていき、銀2枚のスクラムで、攻めていった
こういう足場作りの▲5六歩ってのは、知らないと指せないなあ
ハッシー「この攻めはすごい迫力、大介は、腕の見せ所」 

大介、腕の見せ所ということだったのだが、なんら、さばきの形を作ることができず、
豊島の攻めがそのまま決まり、豊島が桂の丸得になってしまった あれれ?
ハッシー「大介はもっと手順を尽くさないといけなかった 桂損で、竜も作られてる
 まいったね こりゃ 困りました 困り果てました 豊島、大優勢」

しかし、大介のほうも、馬を作っているし、損したのは玉と反対側の桂馬だから、
まだまだ先が長いのでは? ハッシー、形勢は豊島が大優勢と言っているが、こんなことも発言した
ハッシー「大介の名言で、『局面は悪いけど、勝ちやすい将棋と思った』というのがある(笑)」

桂の丸得で、豊島がどう見てもいいはずなんだけど、後手の玉、見た目より安定している
私見では、どこが後手陣の急所なのか、わからないなー 
したらば! それはなんと豊島も同じだったようだ 
なんとなく、の手を指すうちに、形勢の差が詰まっていく
ハッシー「この交換は大介がだいぶ得している」ということが続く

そして豊島、秒に終われ、強引に竜を切って攻めていったら、これがなんと無理攻め!
完全に見切られ、受けきられてしまった 大介の最後の寄せは鋭く、114手で大介の逆転勝ち
ハッシー「この将棋を勝つなんて、強すぎるなあ(^^; 大介は相手の心理を突く指し方がうますぎる
 大優勢だった豊島、一見、普通に見える手を指していたが、おかしくしてしまった」

感想戦で、途中の形勢について、大介は「気が早い人なら投げてる」「研究会なら投げてる」と発言
そこからの振り飛車党ならではの逆転劇で、「左側の折衝で失敗しても、まだまだ勝負所がある」
という、典型的な一局だった 大介、さすがにB1棋士だねえ 若手に将棋の怖さを教えてやったね

豊島は、3人抜きをしたが、このブロックは佐々木勇気が5人抜きをしているので、
決勝トーナメントには出れなくなった まあ、豊島は他棋戦で勝っているので、別にいいだろう(^^;

土曜にあった銀河戦、▲中田宏樹vs△畠山成幸、デビルvsナルゴンの対局は、スルーしました
横歩取り△8五飛で、先手の中田が87手で勝ちでした
昨日のNHK杯を見た、友人Nからのメール↓

>マッツォ、随所にこれでもかこれでもかと地味にいい手を積み重ねていったね
>なんというか、地味な指し方は地味に修正がきく
>差し手に体重を預けてない感じ
>いつでもバックはききますよ、という
>羽生は2六香が詰めろかどうかにこだわる感じだが、なぜだかマッツォなら許せるね

>手厚さも徹すれば特長になる
>きみがあと300年くらい生きて、順調に経験を積んだら、
>マッツォのような将棋をさせるようになると思うよ
>きみ型ポケモンの究極進化系という感じがした


私の返信↓

>マッツォというのは、非常にいいネーミングだ
>こんどから使おうかな 松尾、今のままだと、どうしても目立たない
>「今日は松尾の登場」、というのが「今日はマッツォの登場」というと、何か期待がもてる
>プロレスのリングネームみたいなものだね
>松尾が今から、なんらの個性を身に着けるとは思えないので、
>今あるもので、こっちから松尾を飾り立てたいのだ(^^;

友人N、実にたとえがうまい 
松尾は、「ボクシングでいうところの、相手側に体重をかけすぎないパンチを得意としている」
とのこと 松尾の特徴をしっかり捕らえてると思う!

私があと300年くらいしたら、昨日の松尾のような将棋が指せるかもしれない、ですか(^^;
でも、横歩取りは何万年経っても、私は松尾のようには指せないでしょうね(笑)

とにもかくにも、松尾のニックネーム、マッツォに決定しました 
これからこのブログでは、松尾はマッツォと書かせてもらいます(^^)
松尾歩 七段vs中尾敏之 五段 NHK杯 1回戦
解説 青野照市

今日は松尾と中尾かあ って、中尾って誰? 観戦マニアの私ですら、知らないんだけど(^^;

松尾は1999年四段、竜王戦2組、順位戦B1 予選はシードでNHK杯本戦は9回目の出場
中尾は1998年四段、竜王戦4組、順位戦はフリークラス フリークラスの人だったのか
予選で、ヒフミン、村山、豊川に勝ち、本戦初出場 へ~、なかなかのメンバーに勝ったね

解説の青野「松尾は居飛車党で本格的な将棋、戦型のバリエーションが広く、
 横歩取り、矢倉、腰掛け銀と、何でも指す NHK杯で優勝も狙える実力者
 中尾は居飛車党で、矢倉を中心としたじっくりとした将棋が好き
 まず相手の攻めを受け止めてから、反撃に移る」

事前のインタビュー
松尾「中尾は流行に流されず、じっくりした将棋を好んでいる
 今日は臨機応変に、自分らしく指したい 先のことはわからないが、優勝目指してがんばりたい」

中尾「松尾は正統派の将棋で、常に本筋の手を指す
 (初出場で)多くの方に見ていただけると思うので、いい将棋を指したい」

先手松尾で、後手中尾は一手損角換わりを選んだ
▲棒銀vs△腰掛け銀、松尾は銀をすぐ立て直して▲3七銀の形
中尾は専守防衛で、金銀4枚でがっちり守っている

青野「この後手の金銀4枚のスクラムを崩すのは、大変に見える 
 しかし、この全体の勝率では先手がいい」 
4月にあった、岡崎将棋祭りの▲谷川vs△森内もこの戦型だった 
その将棋は、森内が見事に受け切って勝っていたね

雑談で、青野「中尾は弟弟子、彼が奨励会6級の頃は振り飛車党だった、しかし将棋がじっくり型で、
 さばく将棋とは違っていたので、私が『居飛車党に変えたほうがいいんじゃないの』と
 言ったら、素直に変えた それから勝ちだした
 やはり、自分の棋風に合わない戦法をやっていたら、勝率が上がらないですからね
 私も100局に1局くらいは振り飛車を指すが、まあー、さばけない(笑)」

うーむ、私も実は、24で、居飛車オンリーのハンドルネームでは二段あるけど、
振り飛車主体のハンドルネームでは初段から陥落しそうなのだ 
居飛車と振り飛車、押さえ込みとさばき、やることが正反対の戦法だからね

青野「私がNHK杯に初出場したときは、緊張した お尻が浮き上がったみたいな感じで、
 何をやったかわかんないうちに、負けちゃった」
この日の中尾、それほど緊張していたようには見えず、力を発揮していたように思う
ただ、駒を盤に置くときに手が震えていたシーンはあったね

青野「松尾は所司門下、三羽ガラス(渡辺、松尾、宮田敦史)、
 序盤、中盤、終盤、苦手なところがない」
松尾は居飛車本格派で、何でも指し、序盤から終盤、苦手なところがない・・・
この棋風が「どこが松尾の特徴か」と訊かれて返事に困る、目立たない要因になってるような(^^;
居飛車本格派なら、もっと上位に、郷田とか深浦とかがいるわけだしね

さらに雑談で、青野「今の若手は、若いのに将棋が完成されている感じ
 攻守にバランスが取れていて、全然あせらずじっくりと指し、かわいげのない勝ち方をする」
青野先生も、同じことを思ってるんだなあ 将棋が完成されている、という表現が、
まさにピッタリなのだ 先週のアベケンなんか、その代表例だ

さて、局面、中盤を迎えている
青野「後手は、今は怖いけど、やりたい手がいっぱいありますからね」と言った直後、
松尾に▲6四歩という、軽い突き出しが出た
青野「これはいい手ですね~! 逆に後手をあせらそうという手ですね」
矢内「なるほど」
ほおー、松尾らしい、本筋の手というわけか

▲6三歩成で、と金ができて、松尾有利?
青野「この、と金は大きいですね~! 早指しだと、悪くなってからだと、ペースが戻らない」
ほおー、もうこの将棋、松尾の勝ちムード? やはり、格の差か

が?中尾、△3三玉!と力強く指し、玉をいっぺんに安泰にしたではないか
青野「中尾、落ち着いてますね~!」
ええ、また難しくなったのか どっちやねん(^^;
この△3三玉ってのは気がつきにくいなあ 一手損角換わりという戦法、
自玉の、うまいさばき方が求められるようだね

青野「力の入った将棋ですよ 中尾に攻めのターンがまわって、面白くなったんじゃないか
 △3三玉の形が妙に安定している」
もう手数もだいぶ進んだのに、駒の損得なしだ さすが、プロ同士だ ハイレベルだ

青野「先手の7二の銀は受けに働いている」
そうだよな~、この先手玉の入玉模様、どうやって防ぐんだよ 私ならもう入玉が阻止できなくて
負けちゃう、というパターンだなあ

したらば! 中尾に渾身一滴の手が出た! △7三香・・・って、なにコレ? 
意味がまったくわからん 自分の頭で考慮することしばし、やはり全くわからん(^^;
矢内「なんですか これは」
青野「なんでしょう(^^;」
あー、解説者も意味がわかんないのか え、あ、馬を1マス、どかせただけか
それのために香をタダ捨てってのは、もったいなかったんじゃ・・・

それまで、かなり善戦していた中尾、この香を捨てた手がアダとなり、攻めが切れてしまった
松尾に香、香、飛という、縦3マスにコロニーレーザーみたいな大砲を設置されてしまった
コロニーレーザー、次に発射というところで投了となった 129手で松尾の勝ち

青野「終盤、中尾が有利だったと思うが、香を捨ててしまったのが敗着と思う」
あー、中尾、惜しかったなあ 初出場ながら、力は出していたんだけど、秒読みに追われた感があった
△7三香のところで、銀3枚と香1枚と歩がいっぱい、で、どういう迫り方があったのか、
感想戦が見たかった

うーん、内容としてはまずまずなんだけど、無口なこの対局者2人、
やはりエンターテイメント性に欠けると感じてしまった 
先日の佐藤紳哉くんみたいに、何か面白い発言とか、してほしかった
例えば、中尾が「松尾ぉ? 強いよね 序、中、終盤とスキがないと思うよ
 だけど、俺は負けないよ! 駒たちが躍動する将棋をみなさんに見せたいね!」
とか言えば、もっと興味が湧いたのかもしれないが(^^;

もうコンピュータがプロ並みに強くなっている昨今、「レベルの高い正統派の将棋」という
キャッチコピーで売り物になるというのは、ほんの数名のトッププロか、
もしくは将来に期待がもてる若手に限られてくると思う 
プロの方々には、どうにかして「独自の個性」を確立してほしいと思う
里見香奈奨励会初段昇段記念対局
渡辺 明銀河 vs 里見香奈奨励会初段
対局日: 2012年4月19日
解説:鈴木大介八段
聞き手:井道千尋女流初段
記録:飯野 愛研修会員

先週の土曜、こんな将棋が放送されていたではないですか 注目の対局ではないですか
この将棋、棋譜を見る価値ありです 棋譜だけとりあえず載せます
解説の鈴木大介のコメントがついていたほうがいいのはわかってる、
でもメモるのがめんどうくさい
(約2時間後)・・・でも、がんばってコメント、メモりました

ルール・持ち時間は里見45分、渡辺15分 切れたら30秒 1分単位の考慮時間はなし

事前のコメント
里見初段「奨励会では、いい環境で勉強できている 大変なこともあるが、充実していて楽しいです
 今日は、渡辺銀河と対局できることがすごくうれしいので、盤上に集中したい」

渡辺銀河「楽しみな対局ではありますが、貫禄を示さないといけないと思います がんばります」

開始日時:2012.4.19
先手:里見奨励会初段
後手:渡辺銀河

▲7六歩
*持ち時間は、里見45分 渡辺15分
*切れたら1手30秒
*以下、コメントは解説の鈴木大介八段のもの
*(カッコの中は、私の補足です)
△8四歩 ▲5六歩 △8五歩 ▲7七角 △5四歩 ▲5八飛
△6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3四歩
*ここまでは定跡どおりです
*今は角道を止めない振り飛車が流行してますね
▲1六歩
*(里見、勢いのある手つきで、バシッと)
*あ、これは渡辺対策じゃないですかね
*将来の端攻めの狙いですね
△1四歩
*受けましたね 穴熊にはしないということですかね
▲6六歩
*これは珍しい、止めましたね
△3二玉 ▲3八銀
*プロ棋士の中で、一生、渡辺と指す機会がない棋士が半分くらいいるんじゃないですか
*だから里見にとって、今日の対局は大事です
△3三角
*渡辺はわざと穴熊に囲って、里見の研究をはずそうとしてるんじゃないか
▲3九玉 △2二玉
*(ここで長考した里見)
*ここで考える、ということは、序盤が強くなっている証拠 細かい違いがわかっているということですからね
▲6七銀 △5三銀
*△5三銀ですか これなら▲6五歩が有力です
*△7七角成~△8六歩~△8六同飛には▲7五角があります
▲3六歩 △1二香
*里見さんは、今、勉強しすぎるくらいしている、
*あとは体調の管理が大切
▲8八飛 △5二金右 ▲3七桂
*△4四歩を突かせようと言う手
*後で△6六角がなくなりますのでね
△4二角
*読みの入った高度な手です ▲4五桂を警戒しながら、穴熊に組むための手です
*(詳しいことは省略(^^;)
▲8六歩 △同 歩 ▲同 角
*普通は、飛車と飛車の間に駒があるほうが損なんですけどね
△8五歩
*渡辺はゆっくり指そうということですね
▲6八角 △4四銀 ▲2六歩 △1一玉 ▲7五歩
*これは、△同角だと、▲1五歩からの端攻めがありそうですね
△2二銀
*渡辺はじっくりした将棋にしようとしてますね
▲7六銀
*玉が薄いので、先手が勝ちづらいけど、研究すれば先手がいいかもしれない、という局面ですね
△5五歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲5八金左
*次の手、△6六銀としたいが、駒が玉と逆に行っている感があるのでどうか
△6六銀
*ここで、先手に何かいい手がありますかね?
*あれば△6六銀と指さないですよね
▲4六角 △5六歩
*ここで次の手、▲1五歩、▲6八飛、▲2九玉が有力です
▲1五歩
*これはいい手、里見さん、最低限、勝負にはなりますよ
△同 歩 ▲6八飛
*これは里見さん大健闘、形勢は振り飛車がいいんじゃないですかね
△5七銀不成
*ここは▲1三歩を利かせたい
▲同 金
*▲1三歩と打ちたかったです
△同歩成 ▲同 角 △5六歩
*もう▲1三歩は入らない 利かしそこないましたね
▲6六角
*これは△2四角を誘ってますね
△2四角
*あ、これはいい手に見えない(^^;
*△3三角が良かったと思います
*渡辺さんとしては、角をぶつけずに慎重にいこうという趣旨でしょうけどね
▲5八飛
*これは振り飛車側、うれしい 
*軽くなりましたね 後手はどうしましょう
*△2四角が疑問で、景色がいっぺんに変わった感じです
△5七歩成 ▲同 飛
*これはそうとうチャンスがありますよ
*楽しみです 形勢は里見良し!
△同角成 ▲同 角
*あとは、端攻めだけで勝てそうですけどね
△5六飛
*これは、普通の手ではイカンということですね
*ここは里見さん、正念場です
*▲6六銀が手堅く、いい手と思います
▲6六銀
*(ビシッと駒音高く打ちつけた)
*これは渡辺銀河、しびれたでしょう! 次の▲6七銀が絶品です
△3五歩
*んー さすがの勝負手です
*▲7一角は誘いのスキで、以下△3六歩▲8二角成り△3七歩成の順は、後手が勝ちますね
*
*ここでは、▲1三歩がド急所ですよ
*打つと、後手はどれで取るか迷う
*何で取るか迷うところ、そこが打つタイミングなんです
▲1三歩
*解説どおり! 私はもう出る幕がないですね
△同 香 ▲2五桂
*あとはメンタル、気持ちで負けないことですね
△4二金寄
*これは辛抱! イヤな手ですね~ △5二飛右と回ってくるんでしょう 形勢は里見さんがいいので、メンタルの勝負です
*先手は手が広いところです
▲1四歩 △同 香 ▲4五角 △5七飛成 ▲同 銀 △1二金
*これは後手、ツライ! ▲3四飛が厳しいですね
*(ここで里見は45分を使いきり、以後、両者30秒将棋)
▲3四飛
*里見さん、お見事です この半年くらいで強くなってますね ミスが少ないです 後手はもう粘れないでしょう
△4四歩
*慌てず騒がず、取るべきです
▲同 飛 △5二飛
*これはたぶん、形つくりでしょう
▲5四歩
*あ、▲5六歩の方が良かったです
*自分の飛車と角が狭くなった
△5五角
*これはちょっと、あせりますね~
▲1四飛 △1九角成
*まだ大幅に里見さん有利です 
*▲1二飛成~▲1四香でしょうか
▲1三歩
*これでもいいですね
△同 桂 ▲同桂成 △同 銀 ▲同飛成
*これは渡辺銀河、もう粘れないんじゃないかなあ
*先手側に確実な攻めの手段が多すぎる
△同 金
*男子プロ160人の中で、渡辺に勝ったことがある棋士は一握りですからね
▲1四歩
*とは言え、渡辺さんですから、何かありますかね?
*普通は、何事も起こらないですよ これいい手ですよ
△8八飛
*ん? なんか、すごい勝負手? 詰めろですが、受けに持ち駒を使うのはもったいないけど、使わないのは怖いなあ
▲6八桂 △1二金
*▲7七銀で飛車を詰ませちゃうか? しかしそれは△5五角があるか これはさすがですね、渡辺銀河!
*私が後手なら、もう負けてました
▲1三香 △3二金上 ▲1二香成 △同 玉
*いや~、渡辺銀河、うまい この将棋を勝負形に持っていくんですね!
▲1三金
*▲2四銀かと思いましたが、▲1三金ですか
*んー、でも、あまり見ない攻め筋なんで、どうかな・・・
△2一玉 ▲2三金 △2二歩
*あー、これは▲1二金△3一玉に、▲7七銀として飛車を取りに行く手がありますね
▲3二金
*これはちょっとまずいかな~ 渡辺が底力を発揮してますね
△同 玉 ▲5三銀
*もう逆転してそうですが、ギリギリです
△同 金 ▲同歩成 △同 飛
*ここで▲5四金か
▲5四歩 △4三飛
*これは逃げのテクニックを使われてどうか
▲3四角 △4四飛 ▲4五金
*あ、これは里見さん、いい手に見える
△3四飛
*あ! 渡辺さん、見切りましたね
▲同 金
*しかし、里見さんはよく戦ってます
△1七角
*なんという渡辺の落ち着きぶりでしょうか
▲4八玉 △5六桂
*渡辺さん、手が早いですね もう読み切ってますね
▲5八玉 △6八桂成
*んー、里見さん、おしい やはり、勝つことは大変なことだということですね
▲同 銀 △6六桂
*ここで里見さん投了
*120手で、後手の渡辺銀河の勝ち
*鈴木大介「投了図以下は、1九の馬がよく利いていて即詰みです 里見さんの練ってきた作戦がうまくいって、かなりうまく指していたが、渡辺の寄せの力に屈した
*いい内容の一局だった」
*(感想戦では、△8八飛のとき、持ち駒を温存して▲4八金なら里見がはっきり良かった、とのことだった)

終局後のコメント
渡辺銀河「里見さんは、今日は序盤から積極的に動いて、これといった悪手がなかった
 △8八飛に対する▲6八桂が結果的に良くなかったが、あれは普通の手なのでね
 (四段を狙うのは)今しかできないことなので、がんばってほしい」

里見初段「渡辺銀河と対局させてもらう場を与えられたことに感謝している
 今日は、踏み込めたので、自分なりに良かったと思う 
 今日の将棋をはげみに、もっとがんばっていきたい」
2012.06.06 深夜食堂
ここのところ、「深夜食堂」というドラマを借りてきて、見ていた
(1話が30分ほどで、全10話あった)
店長のこんなセリフから始まる

「一日が終わり 人々が家路へと急ぐころ 俺の一日は始まる
 メニューはこれ(酒と豚汁)だけ あとは 勝手に注文してくれりゃあ
 できるもんなら 作るよってのが 俺の営業方針さ
 営業時間は 夜12時から 朝7時頃まで
 人は『深夜食堂』って 言ってるよ 
 客が来るかって? それがけっこう来るんだよ」

毎回、食べ物の題がつけられてる 1話目は、ソーセージと卵焼き、だった
ヤクザのお兄さんと、それに恋?する年取ったオカマの話

個性的な客が、自分の食べたい好きなものを注文をしてくる
そのリクエストに応えて、店主が作るのだ ただ、注文される料理は、非常に単純なものが多い
タマゴサンド、お茶漬け、バターライス(ごはんにバターを乗せて食べる)・・・

人情味あふれる話が多く、毎回、うるっとさせてくれる いいねー すっかり、はまっていたよ
はまると、不思議なもので、くせあるオープニングの曲はもちろん、
エンディングのどこにでもあるような曲も、好きになってしまうから、不思議だ

私が好きだった登場人物は、常連の年を取ったおっちゃんで、場をにぎわしている人
その人のエピソードは特にないのだが、こういうおっちゃん、いるよなー、
この人、地のまんまで、演技を全くしていないんのでは、と思わせるのだ
もう何年も前から、この店に通ってるんだろうなー、と思えて、
もはや店の空気と一体化している、と思える人だ どこからこんな俳優、探してきたのだろう?

マンガが原作、とのことで、毎回、話にちょっと無理はあるけど、それを乗り越えて受け入れれば、
楽しく見れると思う 
第1部はもう全部見てしまったが、第2部もあるとのことで、楽しみにしている
中村修 九段vs阿部健治郎 五段 NHK杯 1回戦
解説 三浦弘行

わけあって、昨日中には更新ができなかったギズモです どーもです

あ、今回の矢内は、紫の服ではないですか 
なんか、清水市代さんがいつもこんな色の服を着ているような・・・
矢内も清水と同じく、ずっと独身なのかなー もったいないなー

中村修(以下、修)は1980年四段、竜王戦4組、順位戦B2 予選はシード NHK杯本戦は20回目

阿部健治郎(以下、アベケン)は2009年四段、竜王戦4組、順位戦C1 
 予選で所司、中川、土佐に勝ち NHK杯本戦は2回目 (アベケンは現在23才)

解説の三浦「修は、一風変わった受け将棋、受けには『強気の受け』と『受けただけの手』の
 2種類があるが、修はその中間の手を指す
 アベケンは、非常に研究熱心な若手、攻め将棋、私の弟弟子」

事前のインタビュー
修「アベケンは、見た目はおとなしいが、しゃべると面白い 研究熱心でしっかりした将棋を指す
 (NHK杯での目標は)解説で出てくることのほうが多くなってしまったので、ぜひとも少しでも
 勝って、がんばりたいと思う アベケンは強敵だが、49才の抵抗でがんばりたい
 よろしくお願いします」

アベケン「修は、不思議な感覚の将棋で、どちらかというと受けが強いイメージ
 まあ一局一局、ベストを尽くしたいという思います 
 前期(ベスト16)より上を目指してがんばります」

先手修で、角道止めずの四間飛車、対してアベケンも振って、相振りになった
角交換型の相四間、という、かなりめずらしい戦型になった 双方、金無双という囲いだ
三浦「金無双は、とにかくコビンが薄いんです」

雑談で、三浦「アベケンと練習将棋をしていて、指されたうまい手を、
 私が公式戦で使って勝ったことがある 私以外にも、アベケンの手を参考にして使った、
 という、そういったプロ棋士がいる アベケンは山形出身で、地元の期待が高い」
 
三浦「修は変わった手を指すわりには、なかなか作戦負けにならない
 私が升田幸三賞を取ったミレニアムは、修が先に指した戦法だった」

三浦「相振りは、怖い、難しい戦法 細かくポイントを上げていくので、
 気がついたら手のほどこしようがなくなっている」

アベケンが飛車先を2歩交換することに成功、
三浦「ちょっとアベケンがポイントを上げた アベケンは相振りを指しなれてる」

また雑談で、三浦「私と阿部くん、2人でイベントに行くときのタクシーの中、将棋の話をしていて、
 現地に着いて私がちょっと席を離れていたら、女性と楽しくしゃべっている阿部くんがいた
 あれ? 阿部くん? 本当に阿部くんなの?と衝撃でした
 タクシーの中では、阿部くんは『この後、私、用があるので、早めに失礼します』と言っていた
 私が気になって、『そろそろ、阿部くん、時間じゃないの』と言うと、
 阿部くんは『いや、いいんです いいんです』って感じだったんで、
 また、阿部くん?おかしいなーと思ってね 
 となりの女性がきれいなこともあったんでしょうけどね」

この話、矢内にはかなり受けていた 
三浦の「あれ?阿部くん?」という言い方が面白く、とてもおかしかった(笑)
しかし・・・話の内容自体は、よくわからない?
阿部くんが女性と楽しくしゃべることが、変なこと? 
早めに帰るはずだったのに、女性としゃべっている阿部くんが変?
別に、普通なのでは・・・ むしろ、それを見て「あれ? 阿部くん?
と思う三浦のほうが変なのでは?
だって、阿部くんは23才の若者なのだから、女性とも話すでしょ、そりゃあね(^^;

さて、2歩を手持ちにした阿部くん、じゃなかった、アベケン、△5四角という筋違い角を打った
三浦「これは一目(ひとめ)、いい角ですね」
なんか、これ、もう終わってませんか? 1筋の端攻めが受からないじゃありませんか?

三浦「ちょっと困っちゃいましたかね?」
矢内「どうしましょうか」
三浦「(攻められたときの)被害が大きすぎる」
まさか・・・ ここでもう投了ってありうるか? 
先手が島さん、「早投げの島さん」なら、投げるかも?

修、自陣角を打ち「受ける青春」の片鱗を見せた この角は他の誰にも思いつかんだろうなあ
しかし、アベケンの攻めは的確だ 
三浦「一手ずつ、受けが間に合ってない」

アベケン、攻めが冴え渡り、カライ手を指し、圧倒していく 竜ができ、馬ができ、駒得、
自陣はまだ鉄壁、負ける要素がない 
三浦「山形のみなさんが見ているんで、確実にね」

すごく考えにくい攻めの巧手も指し、大優勢なのに、そこまで念入りに考えてるのか、と思える手を、
アベケンは連発した 三浦「視聴率を上げる手が出ました」
最後は、タダで取れる銀には目もくれず、馬を△5四馬、と引きつけ、
磐石にしたところで、修が投了 106手でアベケンの勝ち

アベケン、怒涛の攻めで、圧勝! 三浦「アベケンの中押し勝ち」
終局後、頭を抱えた修「ひどい将棋だった」

修がヘタだったのか、アベケンがうまかったのか・・・ 両者の実力差がモロに出てしまった感があった
アベケン、これが、今が旬の、バリバリの若手、というやつだね
順位戦C2で10連勝は、伊達じゃない!

三浦の解説では、「修は序盤、変わった手を指すけど、なかなか作戦負けにならない」との
ことだったので、私は序盤、ぼんやり見ていたんだけど、もう序盤で勝負が決まっていたんだね
△5四角で、もう「終了」だったね 相振りは怖い、そしてアベケンは怖い!

中堅棋士には、ツライ時代になったと思う 羽生世代、そして、豊島をはじめとする、
有望な若手の大群 これにキリキリ舞いにさせられている、という現状がかいま見れた、
象徴的な一局だった

それにしても、有望な若手のなんと多いことよ 豊島、中村太地、アベケン、佐藤天彦、糸谷、稲葉、
菅井、佐々木勇気、船江・・・ 他にもまだいるだろう
いまや、「中村」と言えば「中村太地」のことだし、
「阿部」といえば、「アベケン」もしくは「阿部光瑠」のことだ 
ベテラン、中堅たちはツライだろうが、若手の台頭がすさまじく、見ている側としては実に面白い
この調子で、若手のみなさんにはがんばってもらいたい(^^;

さて、冒頭、なんで昨日、更新できなかったか、というと、おとといの土曜、
私は友人Nと指していたのだった 昼の1時に対局がはじまり、終わったのが夜の1時過ぎ!
なんと、一局に、12時間! 順位戦じゃないんだからorz
友人Nは長考を連発するからなー しかし、このブログを始められたのは、友人Nのおかげ
ここのところ、毎週土曜、4週連続で、友人Nと指している
しかししかし、毎週、こんなことをしていたんでは、私の体がもたないぞ 今後どうする??
今週の銀河戦、見送らせていただきます
なんだか、今、将棋に、お腹いっぱいなんです
私は、たまにこうなることがあるんですよ 2~3日したら治ると思います たぶん・・・
NHK杯はしっかり更新する予定ですけど、はたして大丈夫かな?

今は将棋に触れないでおきます
「盤、駒に触れない」という表現は、使えない?ですね
ネット将棋だと、触れているのはマウスですからね(^^;

第20期 銀河戦
本戦Eブロック 9回戦
豊川孝弘七段 vs 南 芳一九段

第20期 銀河戦
本戦Fブロック 9回戦
中村 修九段 vs 飯島栄治七段

スルーするのは、この2局 正直、あんまり見なくてもいいかなー

藤井九段が渡辺竜王に勝って、王位戦の挑戦を決めたそうじゃないですか しかも、藤井システムでね
羽生との王位戦、勝敗が競って、盛り上がるといいですねえ

やっと更新したと思ったら「見送りする」という内容かよ!と思われる方も、いるでしょうけど、
時々、休んで、トップギアでなくローギアでいくのが、
ブログを長続きさせるコツ、ということがありますのでね
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