叡王戦、まずは好評なスタートを切ったということで、良かったですね
私は叡王戦の件では、ドワンゴの川上会長を見直してます
私が予想した企画の案なんか、ロクなのがなかったですもん(笑)
このブログの4月21日のところにありますが、相談将棋とか、アマチュアや女流を使った棋戦とかじゃ、盛り上がりませんもんねえ

川上会長にしてみれば、FINAL最終局があんな形で決着してしまい、後続のタッグマッチは白紙、もう電王戦も終わりだな~、とみんなから思われていたでしょうに、見事、復活させましたね さすがです

叡王戦は、対局中、ソフトの評価値が常に出ていて、ソフトの次の候補手も出ていますが、これはNHK杯や銀河戦には取り入れて欲しくないですね あくまで叡王戦と電王戦だけにしておいてほしいです

羽生四冠と渡辺棋王が出場しない、とのことですが、私はそれは今回は正解だったと思います
最初の今回は見送りでいいでしょう まだ電王戦のルールもはっきりしないし、どんなハプニングがあるかわかりませんもんね 
羽生四冠だけは別格なので、コンピュータと戦うとなれば、叡王戦に出場して優勝するまでもないでしょう
羽生vsコンピュータというだけで興行が成り立つので、また別に考えるべきだとも思えます

2番勝負の第1期電王戦はどうなるか これは、ルールで揉めるんでしょうねえ まだこのルールが決まっていないのだから、羽生と渡辺の両氏は参加しないという理由づけが成り立ちます 
私の案は前にも書きましたが、①電王トーナメント終了時のソフトを貸し出す ②開発者が本番までソフトの改良は自由 ③クラスタで何台つなぐのも自由、これでどうかというものです

さて、叡王戦にプロの154名もの参加者があったというのは、私は本当に驚きです 辞退したのがたった5人です
プロのみんなは、ソフトと指すのが嫌ではなかったのでしょうか? 第2回での佐藤慎一は、終ったあとに、佐藤「(なぜ自分が選ばれたのか)理由を聞いていないので、今からでも知りたいです。」と書いてます(「ドキュメント電王戦」より) 
塚田なんかは、立候補したときは「ハードが変わるとソフトの強さが変わることを知らなかった」(「ドキュメント電王戦」より)という、コンピュータ将棋の超ド素人でした
三浦は「正直に書く。私は出場したくなかった。負けたときのリスクがあまりに大きすぎる。」 と、書いてます(「第2回電王戦のすべて」より)

そしてFINALでは、若くて勝率がいい(34歳以下、勝率6割4分くらい以上)という条件に合う候補者が、私の調べで23名いました(2014.08.29の私のブログの記事)
すでに出場した阿部光瑠、船江、菅井、豊島を除けば19名です その19名の中で、FINALに立候補したのは村山たった1人という有様・・・ 

よくこれで154名も、今回は出たなあ~というのが私の率直な感想です 要するに、羽生、渡辺を除くほぼ全員、コンピュータと戦いたい、と見なされる、そういうことですよ、これは・・・

佐藤康光なんか、どうなってるんでしょう 前会長の米長著の「われ敗れたり」の中から、抜粋します
2007年にBonanzaと誰が戦うかとなったときの話です↓

「佐藤くん、頼みがある。コンピュータと戦ってくれるか」と打診したところ、「固く、お断りします」といってきた。私が「そう堅いことを言うな。しょせん、遊びやで。機械相手に数時間遊びで指してくれれば、1000万円以上の収入になるんやで」と説得しようとしたところ、佐藤棋聖は血相を変えて、「米長先生、そこに正座してください」という。
「これはまずい」と私がいずまいを正すと、佐藤棋聖から「米長先生、プロが将棋を指すのに“遊び”ということがありますか。先生はそんな気持ちで将棋を指していたんですか。私は固くお断りします」といわれてしまった。そういわれては私も、「佐藤君、この話はもうなしにしよう」と答えるしかない。そんな一幕もありました。(「われ敗れたり」より)

私はこの場面、「さすが康光、カッコよすぎる~」と拍手喝采して読んだものです ・・・今、なんで佐藤康光は180度、心変わりしたのか? 謎としか言いようがありません

ハッシーも、コンピュータと戦う電王戦に反対していたのではなかったですかね まあ、私はソースを見たわけではないのですけどね
康光もハッシーも、本当はコンピュータと戦いたかった、あるいは意見を真逆に変えた、ということなのでしょう・・・ そう受け取らざるを得ません
なんで? やっぱり、金銭面の問題だった? それとも、出場はするが、優勝する気はない?
その意味では、エントリーしなかった羽生と渡辺は、今まで通りの意思を感じるので、まだ私は納得できます

でも、批判や悲観的なことばかりでは全然ないのですよ 上記のことは、どうしても一度、まとめて書いておきたかったのです
叡王戦で誰が勝ちあがっていくのか、電王トーナメントはPonanzaがやはり勝つのか、私はワクワクしてます 来年春の第1期電王戦2番勝負が今から本当に楽しみです  
松尾歩 七段vs井上慶太 九段 NHK杯 1回戦
解説 阿部隆 八段

今日は松尾(35歳)と井上(51歳)か 松尾は前期銀河戦で準優勝の実力者だ 私は井上さんの応援するぜ~
井上さんは関西会館の解説者の中で、一番良かったもんなあ 井上さん自身の棋力が高く、どの戦型でも対応して解説できるし、説明が実にわかりやすく、ギャグもたっぶりと期待できる、最高の解説者だった

松尾は1999年四段、竜王戦2組、B1 予選はシード 12回目の本戦出場
井上は1983年四段、竜王戦3組、B2 予選で星野、小林裕士に勝ち 23回目の本戦出場

解説の阿部「松尾はとにかく序盤で工夫するタイプ 目新しい手を必ず盛り込んで新手を編み出すタイプ
井上はオーソドックスに当たり前の手を当たり前に重ねる 地味ではあるんですが、プロらしい将棋」

事前のインタビュー
松尾「前期あんまりパッとしない将棋で、冴えなかったので、今期こそはという気持ちがありますね 最近調子が上がってきている感覚もありますので、今期こそはがんばりたいです 相手の井上さんはバランスのいい棋風で、受けの強い方なんですけど、そこをなんとか突き崩したい いい内容を指して、結果もともなえば」

井上「予選では若い人と2局当たったんですけど、まあ勝てると思わなかったんで、非常にうれしかったですね 対戦相手の松尾さんは、非常に研究熱心な方なので、本局は最新形にならないように戦いたいと思っています」

ここ、井上さん、予選で当たったのは星野良生四段と小林裕士七段なので、若いのは星野だけだね

先手松尾で、居飛車 井上さん、どうするかなと思ってたら、いきなりやってくれた 4手目△7四歩!
阿部が「序盤に注目」と言ってたら、ホントにそうなった! この△7四歩は、第2回電王戦の▲船江vs△ツツカナで、ツツカナの作者の一丸さんが「船江の師匠の井上さんがたまに採用するので」と言って、ツツカナに事前に組み込んで指させた一手だった 
それを本家の井上さんがやってくれた、やったー、これは見もの! マニア心をくすぐるね~

もう1つ、うれしかったのは、5手目から解説が始まったことだ いつもこれくらいに解説を開始してほしい
阿部「井上先生、たまに△7四歩を指されるんですね」

ここで対戦成績が出た 松尾2勝、井上4勝 井上さんは順位戦B1で松尾に3連勝しているとのこと ほお~

清水「井上さんはご自身の棋風を『平凡流』と呼ばれています」
阿部「普通の手を積み重ねられるのがプロの技なんです」

局面は相居飛車の力戦になっている 阿部「相掛かりに似てるかな」
▲松尾のカニ囲いもどきvs△井上の中住まい、だ

井上さん、早指しで快調に進めている 阿部「作戦を決めておいて、序盤は飛ばすというのが井上ペースなんです」
松尾は小考を重ね、残りの考慮時間が▲4回vs△10回まで差がついた

局面のほうも、ちょっと井上さんが良いようだ 松尾玉の金をはがすことに成功し、松尾は玉が裸に近いかっこう
これ、井上さんが押してるんじゃない、いいんじゃない?
さらに、ここから井上が魅せた 阿部の解説より1マス踏み込んだ垂れ歩を放ち、強く攻め立てた
そして、阿部の解説に対して清水が「他に(候補手)は?」 阿部「他にはないと思いますよ」と言っていたところ、井上さん、手つきも美しく、ビシッ!と強烈に△2七金という手を打ち込んだ! うおっ 敵の飛車の尻に、尻金! 
阿部「はあ~! ありましたね~ 今すごくいい手つきでしたね」

飛車を入手した井上さん、えーぞえーぞ、どう見ても井上ペースに間違いない! このままいけええーーー
残りの考慮時間も▲0回vs△5回と差がついた 松尾を追い込んだ!

だが、阿部「まだ難しいですよ」 清水「少し井上持ちですか」 阿部「はいはい」
松尾も勝負手を繰り出してくる 井上玉の玉頭に特攻、怖いところだ これを乗り切れ、井上さん~

井上さん、松尾のしがみつく手を、振り払おうとしている いったん王手を利かせたのも好手か
玉をさばく手つき、ビシッと、自信があるように見える いける、これはいける・・・

井上さんは王手飛車を食らったのだが、これは先に駒得しているし、大丈夫なんだろう 
両者30秒将棋で私は局面の変化についていけなくなり(笑) 、清水ですら「え? ん?」と混乱している(^^;
阿部「見せ場、充分になりました 井上は頭を抱えてましたね 今ね」

がんばれ~ 井上先生~ 松尾に勝つまで、あと少し・・・
そして、ついに、阿部「今、詰みがあったと思うんですけど、これでも大丈夫でしょ」 阿部のお墨付きが出た
井上さんが松尾の猛攻をしのいだ! 106手、井上の勝ち やったーーーー

阿部「井上さんが(後手の井上から見て)左辺だけでうまく手を作りましたよね 井上は飛車が使えなかったにも関わらず、手を作った それが感服した」
やったね、井上さん これは会心譜といってもいいくらいの出来ではないだろうか △2七金って、見えてたのがすごい!
感想戦で松尾も△2七金に「見えにくい手」と言っていた

4手目△7四歩作戦でのこの内容、これは、私のような井上ファンにとっては垂涎(すいぜん)の一局となった(^^; 井上さんの真剣な表情もファンにはポイント高かった
前期銀河戦準優勝者の松尾に快勝、井上先生、これは解説会で自慢できまっせ まだまだやれるなあ 次局もぜひこの調子で!! いやー、気分いいわ 井上先生、グッジョブ、パチパチパチパチ
銀河戦のDブロック10回戦、▲丸山九段vs△村山七段 解説はハッシー
昨日放送があった分 (対局日は5月13日)

角換わりの相腰掛け銀 ただし、もう研究では行き届かないような力戦形
突如、村山が、超強引に攻めかかった! 村山と言えば、定跡通の受け将棋というイメージだったのだが、それは本局では間違いだった

ハッシーいわく、「コンピュータがやりそうな攻め 村山さん変わっちゃった 野蛮になっちゃった こういう将棋見ちゃうと、角換わりをやりたくなくなりますね 私は激しいの嫌いなんです(^^;」

▲丸山のいかにも捕まりそうな裸玉vs△村山のいかにも切れそうな細い攻めという、ハラハラの攻防が続く
聞き手の真田女流「村山七段の指し手、無理なんじゃないかというのがたくさんあったんですが、攻めが続いてますね」
ハッシー「村山さんはこれだけ攻めれれば満足じゃないでしょうか 先は長いですが・・・ この攻めがホントに成立していたとすれば、恐ろしい時代になったものです」 

しかし丸山も粘り、形勢は2転3転、どっちが勝つかわからない 
ハッシー「さすが丸山さんも2枚腰ですね」
ねじり合いが続いたが、最後は丸山が長手数の詰みを見切り(手数は25手連続王手の詰み)、見事に勝ちきった
127手、丸山の勝ち いやー 見ごたえあったわー 38手目が仕掛けだったから、延々戦っていた

ハッシーは総括で、「私はプロなんですが、驚いてばっかりで、解説になってなかった」
ハッシーの想像を超える手の連発だったもんねえ

感想戦で、村山は「ちょっと強引だけど、こういう筋もあるかなと思って」とコメント
いいよ、村山、Very Good!! 村山と言えば電王戦でPonanzaに負けて、その後どうなってるのか知らなかった
本局ではコンピュータの強引さを盗んで会得したのか、と思えるような奇天烈(キテレツ)な攻めっぷり、素晴らしい、ナイス!!
観てて、めっちゃ面白い!!
あんな筋違い角、誰もが打てるもんじゃない このまま棋風を改造して、第2の佐藤康光を目指せ(笑)
「芸術は爆発だ」、と言った人がいるが、「将棋は爆発だ」、そう言えるようなプロを目指して欲しい! 
一方の丸山も30秒将棋とは思えない落ち着きっぷり、ものすごい対応力、一流プロだねえ~ 

コンピュータの影響で、こういう将棋がプロで多く指されるとすれば、観るファンにとってはプロ棋界の未来は明るいと思える一局だった 良かった、面白かった!!
今の私の気持ちを、替え歌にしました 
大黒摩季の「ら・ら・ら」の替え歌で「あ・ら・ら」です 

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=zM_RQK32FD0

ハメ手の 匂いがした 阿久津の2八角 
電王戦ってもっと 楽しいと思ってた

第2回では 盛り上がったのに 
輝き 持続するのは・・・
あ・ら・ら~ もうプロ棋士はソフトに 勝てない?

羽生や渡辺は いったい誰のもの
負けると危ないから とりあえず逃げてます
他が出るのは いいのだけど たった一人選ぶのじゃ・・・
あ・ら・ら~ 叡王は 郷田? 糸谷? 森内?

年月(とき)が経つのはナゼ こんなに早いのだろう 
あっという間にもう 
サトシン負けたし 屋敷負けたし 村山も負けたし・・・ ねぇ
あ・ら・ら~ Ponaとやらなきゃ 納得できない

米長の「永遠になし」は ただの望みだったりして
振り返ればコンピュータは 強くなる一方で
これから私 何 趣味にして 
生きていけばいいんだろう

あ・ら・ら~ やっぱり 今日も強いプロ棋士に 逢いたい
あ・ら・ら~ だけど もうプロ棋士はソフトに 勝てない?
ずっとずっとずっと・・・ 一緒に 観ようね
畠山鎮 七段 vs 杉本昌隆 七段 NHK杯 1回戦
解説 浦野真彦 八段

先週の稲葉vs天彦、解説中村太地から一転、今日は昭和の香りがするカード(^^;
ちなみにハタチンと杉本は同じ46歳、浦野51歳だ  先週から一気に高齢化(笑)  

はたけやままもる、略してハタチンは1989年四段、竜王戦2組、B1 本戦にシード 18回目の本戦出場
杉本は1990年四段、竜王戦2組、B2 予選で村田智弘、斎藤に勝ち 12回目の本戦進出

あ、両者竜王戦2組なのね 今、竜王戦の表を見たら、2人とも今年も2組から落ちてないね ちょっと見直したな

解説の浦野「畠山さんは一言で言うと、まっすぐな人 居飛車一刀流
杉本さんは名古屋でがんばってはってね どこにいても強くなれるという信念の人 振り飛車党、最近は居飛車も指しているみたいですね」

事前のインタビュー
ハタチン「ここ何年かシードで出させていただいているんですけど、やはり30秒という瞬発力が年々落ちているんですけど、年々厳しくなる戦いにはなるんですけど、やっぱり1回戦が大きい勝負なんで、しっかりした将棋で落ち着いて指して勢いづけて勝ってちょっとでも上を目指したいと思っております 杉本七段とは10代の頃から30年近く切磋琢磨しているので、今日はこのNHK杯で指せるというのは非常にうれしいですね 本当は年代もいっしょなんでお互いに勝ち上がって戦いたいくらいですけど、戦えるのがうれしいんで、今日、戦型は杉本さんは色んな戦型をやるので、どうなるかわかんないですけど、しっかりついていって戦いたいと思っております」

杉本「最近、予選で負けてしまうことが多かったので、今回勝ち抜けて本戦に出れたことを非常にうれしく思います この対局に備えて弟子たちと10秒将棋を指して備えてきました 今日はいい将棋を指せればいいかなと思っております」

浦野「見どころは終盤のデッドヒート」

先手ハタチンで、居飛車 後手杉本の角交換四間飛車になった
角を交換したものの、すぐにお互いに元のラインに打ち合って、何事もなかったかのように駒組みが続く

2人の対戦成績が出て、ハタチン12勝、杉本10勝とのこと

浦野「最近のNHK杯は序盤がパーッと進むけど、今日はずいぶんマッタリとした序盤ですね」
そう、ものすごい持久戦になり、駒がぶつからない ▲4枚銀冠vs△4枚穴熊になっている こういう両者ガッチガチの玉形、私は見るのは久しぶりだ

浦野「杉本は長手数が好き 順位戦でもいつも最後までやっている印象がある」
清水「駒のぶつかるところの予想がつかないですねー」

ここで浦野が雑談をした
浦野「私も若い頃、NHK杯に出てる頃は、3手詰めを200題を10分くらいでやってましたね」
うむ、これはそれくらいで解けるんじゃないかな もっと早くても不思議じゃない

浦野「飛車落ちでプロに勝てるようになると、奨励会に入れる」
おお、そうか プロに飛車落ちで勝ったら奨励会6級か いい事を聞いた

さて、ハタチンが動き、ようやく角以外の駒がぶつかったのは、番組開始から50分も経ったときだった
両者の考慮時間、残りが▲3回vs△4回まで減っている ここまでが、長かったなー(^^;

浦野「ちなみに、浦野vs畠山鎮は、私の1勝10敗 飛車落ちくらいでいいんとちゃうかと(笑) 」
うわ、そんなに負け越してるか でも正直に言うっていいね

浦野「杉本の玉は金銀がはがされてから、リフォームするんですよね それで長くなるんですわ」
ハタチンに気持ちのいい手が続く 飛車を叩き切って、取った角で両取りをかける
杉本は防戦に立たされた でもまだいい勝負か?と思っていると、ハタチンに渾身の一手が出た

杉本から△6四銀とやってきそうなところを、ハタチンのほうが▲6四歩打ち一発! おおおお! そんな逆転の発想が! ここはTVを観ていて、私は叫んだところだった(笑)
浦野「はあ~ これまたすごい手ですね 銀を逃がす手 これ、ちょっと盲点ですよね」
杉本、結局その歩は取れず、▲6四歩が拠点として残ってしまった
浦野「これは利かされ、歩がでかいですよ」

これでペースががぜん、ハタチンに傾いた 
杉本は、打った香をタダで次の手で取られるが辛抱するという、すごい我慢を見せたが、形勢は動かなかった
浦野「ハタチンの作った、と金が厳しいです」

清水「ハタチンのほう、序盤で取った位が広いですね」
上部に脱出したハタチンの玉に、杉本の竜が下段から迫る しかし、ハタチンは落ち着いて対応、しっかりまとめて勝ちきった
113手でハタチンの快勝に終った

浦野「長い序盤で、アレでしたけどね 戦いになってから畠山さんがうまく攻め込んで、杉本さんの粘りをかわして寄せきった 杉本さんの粘りも攻めもすごかったんですけど、ちょっと届かずでした」

感想戦が3分も経たないくらいで終ってしまい、おーい、もっとやってくれよ、と私は声を出してしまった

結局、駒組みが飽和状態になってから杉本が1筋から香交換を挑んだのが無理筋ということか? 杉本は飛車を先手で打たれて、その後も先手先手と攻められては苦しくなってしまったか 負けても150手くらい指したかっただろう 清水情報によれば、体重を5kg落としてきた、ということだったけど、力がそんなに発揮できなかった感じだ

一方のハタチンは、なかなかお見事だった ▲6四歩は魅せたね 対局後に、さかんに「いやー、まずかった」ということを言っていたけど、快勝譜だったのでは? 堅い玉形から攻めまくる、ハタチン流を全国に披露できた一局だったと思う 
新棋戦の名称が決まりましたね 叡王戦(えいおうせん)ですか
まあ、いいんじゃないですかね この間、私はネットで色々な意見を見ました
すると、「帝」の文字は「みかど」を意味し、「王」の上だからダメだという意見がありました
的を得た意見ですね これで「天帝戦」と「抗帝戦」、「棋帝戦」は消えました 「棋帝戦」は読み方が「棋聖戦」に似ているのでダメという意見も的確ですね
「神」の字が入っている「棋神」もやはりダメです
一般棋戦なのに、「王」の上にくる「帝」と「神」が入っていてはダメなのです

となると、残りは「覇王戦」「叡王戦」「賢王戦」「仁王戦」 この中からなら、私は何でもいいです
それか、思い切って「一刀座戦」です 一刀座でも良かったですよ 
なぜかというと、よく考えたら、どうせ3年しか続く予定がない棋戦、まあ、何でもいいんじゃ・・・
(追記・上記の書き方は私の間違いでした 川上会長が「最低3年間は続けたい」と言っていたのは、第1期電王戦のことだったんですね、私は叡王戦のことと間違えて受け取ってました 叡王戦はずっと続く可能性があるんですね)
叡王戦、無難じゃないですかね ただ叡の字って、日本人の何パーセントが漢字で書けるんでしょうか  私は今練習しました(^^;

ところで、何が何票だったのか、なんで集計結果を見せてくれないんでしょうか 投票で叡王戦が一位ではなかったのでしょうかね 

日付がちょっと戻って、先日の私と父との会話
私「今度、プロの新棋戦があって、名前を募集してるんだけど、何か良い名前はないかな? 優勝したプロは、コンピュータと戦うんだ」
父「『玉砕戦』 『いけにえ戦』 『かないません』 『勝てません』 『ありません』 『申し訳ございません』」
私「ぶわっはっは」


さて、羽生四冠と渡辺棋王がエントリーしないんですってね まあ、しょうがないですね
というか、なんで154人もエントリーしたのか 第2回で三浦がイヤイヤ出場させられたり、FINALで立候補が村山たった1人だったのは、一体なんだったのでしょうか 「赤信号、みんなで渡れば怖くない 車にひかれるのは1人だけ」状態なんでしょう、きっとね
そうじゃなかったら、こんなにエントリーしないでしょう

渡辺棋王には、私は本当に心から感謝してますよ このブログが始まったのが2007年9月です 渡辺竜王(当時)がBonanzaと戦って辛勝したのが2007年3月 あのときもし負けてたら、プロ棋界はどうなっていたことやら・・・ そのときは私のブログも、平穏なときを過ごせなかったでしょう
羽生四冠がコンピュータと戦うときが来るのか、それはまだ今後の、お楽しみですね
2015.06.18 常識外の一手
常識外の一手
谷川浩司著 新潮新書 700円+税 2015年6月20日初版 評価B
コンセプト<タニーの会長職の大変さがわかる本>

私は阪田大吉さんのブログで、この本の発売を知りました
タニーの「まだまだ一線で他の棋士たちと争っていくつもりですが、体力をはじめとして、年齢による衰えというのはどうしてもあります。」(P7)という告白から始まる本です
しかし本全体を読むと、B1から落ちたら引退か、と思っていた私の予測はどうやら、はずれている感じです
50代には50代の現役のやり方があるはず、そして60代の将棋、というのが最後のほうの文に出てきます それがタニーの生き方なんですね(現在53歳)

P23に図面があるのですが、後手側の2九の香が生の香のままです 成香の間違いでしょうか? これではダメですね ちなみにこの本には図面はこれを含めて2つしか出てきません

電王戦に関しては、2005年に米長会長がソフトと対局禁止令を出した頃から、時系列で載っています
私はもうほぼ知っていることばかりなのですけど、読んでいてやはりドキドキしますね

第3回とFINALで問題になったソフトの「事前貸し出し」については、タニーはこう書いています
「事前に棋士が研究できるのでは、棋士側が一方的に有利に見えるかもしれません。しかし一方で、そもそもプロ棋士は普段から対戦相手の棋士の過去の対戦棋譜を研究して対局に臨んでいるのだから、将棋では当たり前のことだという見方もありました。」(P59)

これ、本当に「将棋では当たり前のこと」ですか? 私のようなアマチュア棋士では、当たり前のことではないですよ? ネットで指すときは相手のことなんか知りませんし、大会に参加しても、事前に相手のことは全く知らない場合なんて、普通です
プロ棋士って、対戦相手が決まったあとに、自宅にその相手を直接呼んで、実戦練習に付き合ってもらうのが当たり前なんですか?

電王戦に関するところは、面白い場面が多いです
第3回のことで、「菅井君には、電王戦後から一週間ほどのちに行き会ったので、『負けちゃダメじゃないか』と冗談交じりに叱ったのですが、『すみません』という返事も明るく、負けを引きずるようなところがなくて安心させられました。」(P67)
こういうエピソードは心温まるので、いいですね

タニーがコンピュータをどう捕らえているか、が書かれているところがあります
「身びいきとのように思われると残念ですが、もしプロ棋士がコンピュータに勝つことだけに集中すれば、まだまだ人間であるプロ棋士が勝てると考えているのです。」(P81)
私は、それは身びいきと思いますが、どう思うかは人それぞれなので、別にいいです(^^; もう第1期電王戦の開催も決まりましたしね

この本のキモは、連盟の会長職の大変さ、これです 米長前会長からバトンタッチする場面は、ちょっとウルッときます
そしてもし立ち読みする機会があったら、P119を開くことをおススメします 
タニーの2013年10月の、一ヶ月のスケシュールが載っているのです
・・・うぎゃー、こんなスケジュール、こなしたくねえー(笑)
タニー本人ですら、「我ながらなかなか凄まじい日々です。」と書いています(^^;

何処にでも顔を出して、挨拶やらなんやらしないといけないんですもんね 代わりの人じゃダメなんですもんね
「私自身の連盟会長の務めも、どうもかなりの長期戦になりそうです。(中略)まだタイトルを活発に奪い合っている次の世代を同じ目に合わせるわけにもいきません。」(P191) こう書かれてありますので、当分はタニー政権が続くのでしょう 本当にご苦労様です

タッグマッチの白紙について、私としてはこの機会に何か一言でもいいから書いて欲しかったのですが、全く書いてません
高額賞金のタッグマッチは、いったんは「2016年から開始します」と大々的に発表していたのですからね 白紙化の経緯について触れて欲しかったです この一件は、貴重な経験に変えて今後につなげていくべき、大事なことだったはずです 高額賞金のタッグマッチこそ、悪い意味で「常識外の一手」ではなかったですか? 
そして今度のドワンゴの新棋戦について、何も書かれてません これも残念です

この本は、全五章のうち、第三章までは電王戦のことや、会長職の苦労話が読めて期待以上に面白かったのですが、それ以降、第四章はタニーのエリート街道を歩いた自伝、第五章はどこかで読んだような大山、升田、羽生らに対する評論になっていて、盛り下がってしまってます 
評価はBとさせてもらいます 読みやすい本で、そこはグッドでした タニーの、「会長職もがんばるし、まだまだ現役続行」宣言が聞けた本でした 
昨日放送があった銀河戦
Aブロック10回戦、ここまで驚異の8人抜きをしてきた西尾と、タニーとの一戦
先手西尾で、角換わりの相腰掛け銀 
西尾が積極的な猛攻を仕掛け、一気にタニーを吹っ飛ばしてしまった
63手で西尾の完勝! 番組開始からわずか50分の出来事だった (銀河戦のフルの放送枠は1時間36分)

私は昨日、タニーの新刊本「常識外の一手」という本を注文したばかりだったので、タニーがどれほどやってくれるのか注目していたのだが・・・orz 
「常識外の一手」の表紙には、こうサブタイトルが書かれている
「本筋」からはずれてこそ「一流」

んー、それで勝てばいいけど、ボロ負けしたんじゃあ、ただの弱い人・・・orz
タニーの去年度の成績は12勝20敗 0.375 なんだよね 今回のようなこういう負け方が、もう特別じゃないと思わせるだけに、悲しい結果だった ガクッ

対して、西尾は絶好調 前局のハッシー戦と同じで積極的で、乱れがない 勢いがある
次の最終戦の渡辺戦に勝てば、2回戦から11回戦まで勝ち抜いての最終勝ち抜き者として決勝トーナメント進出だ
これはすごいぞ 西尾、次もこの調子で! 
20日からドワンゴ主催の新棋戦が始まりますね 
そこで、今までのソフトvsプロの戦いをまとめた替え歌を作りました 
タイトルは「ドワンゴさんよ ありがとう」
元歌は「兵隊さんよ ありがとう」↓ 昔、すごく流行った歌です 

https://www.youtube.com/watch?v=IeROFuS0cQ0

ソフト気にせず 心地よく あの頃 将棋を観れたのは 渡辺さんのおかげです
Bonanzaとガチで Bonanzaとガチで 戦った 渡辺さんのおかげです

ソフトと対局 禁止して これまで 気楽におれたのも 米長さんのおかげです
連盟のために 連盟のために 考えた 米長さんのおかげです

淋しいけれど ソフトらが プロ棋士 負かしてしまうけど 電王戦のおかげです
将棋ファンのために 将棋ファンのために 企画した 電王戦のおかげです

明日からソフトと プロ棋士が 共存共栄 できるのも 谷川さんのおかげです
棋界のために 棋界のために 尽くされた 谷川さんのおかげです

ドワンゴさんよ ありがとう  川上さんよ ありがとう 
稲葉陽 七段vs佐藤天彦 八段 NHK杯 1回戦
解説 中村太地 六段

今日は実力派の若手どうしの対決、好局が期待されるなあ 楽しみだ 調べたら稲葉26歳、天彦27歳、そして太地27歳とのこと

画面に映った稲葉、体がすんごいペタンコ、最新のノートパソコンかと思えるくらいスリムだね(^^; 顔が相変わらずのホームベース型だ 
そばで見ていた私の母「この人は、将棋するのにピッタリの顔やな」
天彦は髪型をパーマをかけている でも割と自然な感じ 胸元のハンカチがおしゃれだね
中村太地を見た私の母「小泉孝太郎に似ているなー」 おお、そういえばそうだね 雰囲気があるわ

稲葉は2008年四段、竜王戦2組、B1 予選で山本、竹内に勝ち 3回目の本戦出場
天彦は2006年四段、竜王戦1組、A級 本戦にシード  7回目の本戦出場

太地「稲葉は若手の実力者、居飛車党でキビキビした攻めに定評がある 天彦はトップ棋士の一人で、王道を行く指し回しで多くのファンを魅了している」
 
事前のインタビュー
稲葉「NHK杯は子供の頃から観ていた棋戦ですし、勝った、負けたですごい反響が大きい棋戦なので、がんばりがいがあります 1回戦からすごい強敵に当たったんですけど、自分の力をしっかり出し切りたいなと思います」

天彦「NHK杯は非常に多くの方に観ていただける大きな舞台だと思っています 相手の稲葉さんは若手の強豪なんですけど、一手一手を大切にがんばりたいと思います」

インタビューを聞いていた太地「お互いがお互いを認め合っている、素晴らしい関係だと思います 1回戦屈指の好カード 最後の最後まで熱戦になると思います」

・・・全く認め合っていない2人どうしの対戦っていうの、それもまた勝負の世界なんだから、見てみたいと思うけど、そういうの、もう最近は聞かなくなったね

先手稲葉で、横歩取りになった △3三角型の中の、△8四飛型というやつだ
駒組みが一段落するまでスラスラ進み、天彦のほうから、さっそく仕掛けていった
太地「もう実戦例の少ない形 いきなり桂をピョンと跳ねて、華々しい空中戦」
横歩取りねえ、私は実戦では全然指さない形だわ とにかく私に向いてないと、毎回観ていて思い知る作戦だ(^^;

太地「空中戦は技がたくさん出てきます 私は先手後手、両方持つことが多いですね 華々しい戦いを私は好きなので、よくやりますね 観ていても指していても、明るい将棋って言うんですかね 楽しいじゃないですか 相手の狙いを地道に消していくよりはね 自分の性格にも合っていると思います」

太地「天彦は細かい攻めをつなげるのがとてもうまい 天彦は横歩取りの後手番で8~9割勝っている A級入りの原動力になったと思いますね」
清水「横歩取りのコツは?」
太地「駒をタダで取られない、飛び道具を意識して使う、後は経験が大事」

盤上、天彦がどう攻めをつなぐかになっているが、太地の解説が、とてもわかりやすい
清水「盤上を広く見ていないと、色んなところから手が出てきますね」
そう、それが私にとっては難しすぎるのだ 私はもう横歩取りを指すことはあきらめている(^^;

天彦が桂損ながら、攻めている 天彦の攻めがこのまま続くかどうかだ
稲葉、中段で飛車を圧迫され、苦しいか? どう処理する?と思われたところ、思わぬ手が飛び出した
なんと、相手に「どうぞ角を成ってください」という、びっくりの手、一発! こんな発想があるのか! 妙手か? 疑問手か?
何しろ香を取られながら馬を作られる、ほとんど観たことがない類の手だ すごい受け・・・
太地「これは思い切った、浮かびづらいすごい手ですね 私はかなり驚いてます」

天彦の攻めvs稲葉の受けで、戦いが続く
太地「先ほどまでは、天彦がうまく指していたと思ったんですけど、稲葉の香を取らせる勝負手から、稲葉が巻き返してます あれは思い浮かんだとしてもできない手でした」
おおー、稲葉が有利か 持ち駒、いっぱい持ってるしなー 持ち駒の桂3枚がどうなるかだ

天彦、なんとか攻めようとするが、稲葉に持ち駒の小駒をたくみに使われて、ことごとく受けられた
天彦は角が働きが薄い、よく見たら飛車も隠居状態、これは・・・ 見た目以上の差だぞ? いつの間にこんなに差が開いた? 稲葉が、かなり優勢だ
太地「天彦が苦しいです」
はい、太地先生のお墨付きが出ました! 稲葉の課題だった、持ち駒の桂3枚が全部きれいに使えた 

天彦、好きな駒は飛車ということだったが、今回、飛車が全く終盤で使えなかったなあ もう天彦玉は、詰みまでも時間の問題だというのに、稲葉玉にはまるで迫っている駒がない あー、これは大差 なんでこうなっちゃったのか 天彦、A級棋士がこれではいかんだろう・・・

両者30秒将棋だけど、ここまで差が開くともう勝負は決まったね 2人ともプロだからねえ
あ、稲葉が飛車を切ったか 決めに出たな 保険として手堅く相手の銀がタダで取れたけど、それはしなかったか 必至をかけにいったのね うむ、あとはこれで稲葉玉に詰みがなければいいか 稲葉が選んだのだから、自玉には詰みなしを読みきったのだろう

太地「稲葉もけっこう、怖い思いはすると思います」
まあでも、怖い思いだけだろう? ・・・と、ところが! 
太地「嫌ですね これ もしかしたら」
うん? え? なに? 天彦がもらった飛車を好位置に打ち込んだ、とのこと
太地「これは! いや!? 詰んじゃいました これはやってしまいましたね 稲葉のほうとしては・・・」

な、なにーーー 後手の2九の、と金まで利いてきてたのか! 先手の玉は7筋に居たんだぞ
太地「んー これはトン死になってしまいましたねー」

120手まで、稲葉玉がトン死で、天彦の勝ち! ちゅどーーーん
ぐあああー 稲葉が絶対的な決定権を握っていたのに! これを負けるか ぐあああー(笑)

太地「最後、驚きの結末でした 稲葉が優勢で進めていたんですけど、最後の最後に逆転が待っていましたね」

稲葉は決定権は持っていたけど、どれを選ぶか、手が広かったからなあ 
飛車を切った手と、保険で銀を取らなかった手、2度、逆転への細い道を選んでしまったか・・・
一緒に観ていた私の父「稲葉に判断を迫ったのが、天彦の勝因やな」
うむ、まさにそのとおり いやー、面白かった 今までの1回戦の中でも格別に面白かった
天彦は最後の詰めはさすがだった

だけど、これ、両者ともに納得はしてないだろう  天彦は敗勢になったのを反省して次に活かして欲しいし、稲葉はこれはかなり反響が大きいのでは(^^; 2人とも、若手のリーダー格の位置に居るのだから、これは納得してはいけないね

終盤、もう「稲葉の勝ち」と思って、チャンネルを変えた人もいたんじゃないか
対局者2人が協力して作り上げた大逆転劇、いやー、将棋って面白いわ 観てて楽しかった
稲葉七段、お疲れ様でした(^^; 
この棋戦に優勝したプロ棋士が、コンピュータと2番勝負を戦いますね
その棋戦名の案が発表されました
http://ex.nicovideo.jp/denou/shinkisen/

どれにするか、私も考えてみました あくまで、私の思ったことです

覇王戦 (はおう)  ・・・無難 これにするか?
叡王戦 (えいおう) ・・・読みにくい、言いにくいので、却下
賢王戦 (けんおう) ・・・なかなかいい 覇王は大げさなので、これくらいがちょうどいいか
棋帝戦 (きてい) ・・・なかなかいい 無難 「王」の字が入ってないのが特徴
抗帝戦 (こうてい) ・・・「こうてい」と言えば「皇帝」だろう 却下
仁王戦 (じんおう) ・・・ 仁の字の意味がわかりにくい 却下
天帝戦 (てんてい) ・・・天帝と言えば、藤井のニコ生での愛称なので、やめておきたい
一刀座戦 (いっとうざ) ・・・ 3文字にしたパイオニア精神はいい しかしやはり奇抜すぎるので却下
棋神戦 (きしん) ・・・ コンピュータに勝って初めて「棋神」を名乗るべきなので、却下


以上のような感想を持ちました 
すなわち、覇王か賢王か棋帝 私の中では3択ですね

この3つでもう一度、HPの紹介文を読んでみると、「賢王」の紹介文、「コンピュータ側の『電王』に対抗するもの」、ということが書いてあり、なるほどな、そのとおりだなと思いました

「覇王」の紹介文は、おかしいです
「自ら名乗り出た棋士から勝ち抜いたものとコンピュータートップとの勝負の覇者に相応しい名称であろう。」と書いてありますが、正しくは、プロ側の代表者に送られる名称でしょう こんなミスをしていてはだめでしょう
制覇した、というからには、やはりコンピュータに勝ってからでないとね

「棋帝」もいいのですが、名称に意味がないなと思いました

私は「賢王」に一票を投じます 17日夜までが締め切りですね
少し話が古いのですが・・・
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(通常版)は、2012/8/2にNintendo Wii 用に売り出されたTVゲームです
ドラクエ初の、オンラインでやるゲームとなっています 
私はドラクエは7を途中で放り出して、7以降はやっていないです 私はすごく方向音痴で、3Dになったマップについていけないのです(^^; ですので、このドラクエXも当然、やっていません

このオンライン対応のドラクエX、Amazonでなんと1000件ものレビューがあります
その評判が、かなり悪い(笑)  星5つが満点で、星1つが最低ですが、1000件のレビューのうち、星1つが459件もあるのです
そのレビューを私は読んでいて面白かったので、以下に評価が低かったレビューの中から少し抜粋します


・1400時間と大部分のコンテンツ楽しませていただきました!という書き出しにしたかったのですがそうもいかない内容です

・プレイ時間は1,300時間を超えてしまいました…。人によっては、人生を棒を振ることになりかねません。

・ラスボス風の敵を倒すまで200時間かかりましたが、こんな作業ゲームをするなら、50時間で終わる他のゲームを4本遊んだほうが遙かに楽しいと思います。絶対に買うべきではありません。

・900時間程プレイしました。900時間程度で評価をするなという意見もあるかもしれませんが、900時間で評価ができないのならそれこそライトユーザーさんはプレイする事などできないはずです。

・1200時間ほどプレイして、現在すべての職をカンストして200万Gほど所持しているプレイヤーです。が、もう付き合いきれないので引退します。

・ドラクエ10を2000時間プレイした感想を書きます。尚、2000時間プレイしましたが5月で課金をやめる事にしました。

・私は2500時間プレイしました。その感想です。 まず時間がいくらあっても足りないです。私は前のバージョンで全職業のレベルをカンストさせましたが、大半以上レベル上げでした。



おい! どんだけやるねん(笑) ! なんで1000時間とかいう単位がポンポン出てくるねん! それで最低の星1つって、どういうこと? もっと早く、面白くないことに気づこうよ! 2500時間、プレイしたということは、そこそこ面白かったということではないのか? どうなっとるねん(笑)  笑わずにはおれなかった 面白くないとわかるまでに、1000時間とか、かかるものなのか・・・(^^;

そして、こんなレビューがあった 

・30時間で気付いた。こんなくだらないものに時間をさくなら猫触っていた方が楽しいと。

うん、それが正解だ、きっと猫を触ってるのが正解だ(笑)
ふうー、オンラインゲームって、怖いですね・・・
2月、3月、4月と、スカパーを解約して、囲碁将棋チャンネルを観なかった 
私が囲碁将棋チャンネルを解約したのは、ブログを書いている8年間の中では初めてのことだ
基本料とチャンネル契約料で、1ヶ月約2000円かかるのだが、お金のせいで観るのをやめたわけではない
2月~4月の間、これといった観たい番組内容がなかったからだ

観なかった理由は、ズバリ、銀河戦に出るプロ棋士たちのランキングが低かった、これに尽きる
下のほうのプロ棋士の対局まで観ようという気がなくなっていた

何しろ、他方ではNHK杯が2月3月は大詰め、そして電王戦が3月、4月にあったのだから・・・
電王戦のビッグさに比べれば、銀河戦はもう比較にならない棋戦だからね・・・

さて、5月からまた契約して、観るようになった 
そしたら、これが面白い(^^; そろそろ上位者が出ているのだ
西尾vsハッシーなんて、最高だった 2回戦から7連勝して9回戦まで勝ち上がってきた西尾
ハッシー相手に、非常に積極果敢に攻める攻める、そして、圧倒してしまった! おおー、西尾、絶好調! パチパチパチ

藤井vs鈴木大介も良かったわー 面白い発想の持ち主どうしが指すと、将棋って面白い対局になるんだね
藤井が元気よくしっかりした指し回しで、大介をねじ伏せていた 藤井、B2に落ちたけど、まだまだ強い!

山崎vs安用寺、これがまた、マニア向けの一局で、例によって山崎が序盤にテキトーに指して、チョイ悪になる
そこからの勝負手が圧巻! こんなの山崎しか思いつかねえという妙手連発! 安用寺さん、中盤以降は完全な切られ役だったが、序盤の的確なリードの奪い方は、さすがプロだった
山崎マニア垂涎(すいぜん)の逆転勝ちで、これは観た甲斐あったわ

2月~4月、休んだ反動で、今、私は銀河戦を、前期の再放送まで観ている(笑)
前期の再放送も上位者どうしの放送が続いているのだ

銀河戦は面白い! ただし、上位ランク者が出てくれば、だ 私は下位まで観るかどうか、今後はどうするか、もうわからない
ここ数年、下位の対局は観てないなあ・・・
これからもっとコンピュータが強くなったら、ますます上位ランク者しか、みんなから注目されなくなるだろうから、プロ棋士は大変だわ・・・
http://www.igoshogi.net/shogi/
上記の囲碁将棋チャンネルのHPで、今月の番組の「見どころ」が紹介されています
そこの銀河戦の中の、阿久津八段を紹介する文章、一読の価値があります 以下に抜粋します

Cブロック10回戦では阿久津主税八段が登場。阿久津八段といえば記憶に新しいのが、4月に行われた電王戦FINAL第5局でのコンピュータ将棋「AWAKE」との死闘。FINALを締め括る大熱戦を繰り広げ、多くの将棋ファンが深い感銘を受けた。今度は人間同士の一局で熱い戦いを繰り広げる(23日)。


あの一局は、色々な意見があると思います
囲碁将棋チャンネルは、たった21手で終った一局を「死闘」 「大熱戦を繰り広げ」 「多くの将棋ファンが深い感銘」
もう、賛辞の嵐、激賞! あの、これ、ほめ殺しですか(^^;
飯塚祐紀 七段vs伊藤真吾 五段 NHK杯 1回戦
解説 中田宏樹 八段

飯塚と伊藤真吾か 地味~な2人だけど、盛り上がればいいな 解説は・・・デビルこと中田宏樹 うわ、解説も地味だ(^^;

飯塚は1992年四段、竜王戦4組、B2 本戦にシード 7回目の本戦出場

伊藤は1993年に奨励会入会で2007年に四段だから、14年も奨励会に居たことになる 苦労人だね
竜王戦5組、C2 予選で富岡、泉、門倉に勝ち 2回目の本戦出場

中田「飯塚は重厚な棋風 なかなか相手に勝たせない、負けにくい将棋
伊藤は振り飛車党で、攻めっけが強く、筋がいい けっこう早指しが得意」

事前のインタビュー
飯塚「大勢の方に応援していだだいて、この場に立たせていただいてます そのことに大変感謝しています 一手一手心を込めて指せればとそのように思います またその上でこの一局を勝てればいいなと思います よろしくお願いします」

もう、飯塚のインタビュー、毎度のことながら、すんごい丁寧で、笑ってしまう(^^;

伊藤「(本戦入りを決めたときの気持ちは) 緊張してしまうタイプなので、うれしい気持ちとプレッシャーになる気持ち、両方でしたね 小さい頃からたくさん見せてもらっている棋戦なので、一つでも多くいい内容で勝てたら最高です」

2人の対戦成績は1-1のイーブンとのこと

先手飯塚で、いつもどおり居飛車 伊藤の角交換四間飛車になった
中田「最近、振り飛車の中で一番指されている形」

さて、メモの取りどころはどこかな、と思って待っていると、それが見当たらない(^^; ずーっと駒組みが続いて、持久戦だ
▲居飛車の銀冠vs△振り飛車の美濃という形
清水「序盤は角交換で華々しかったんですけど、中盤はじっくりした戦いですね」
うむ、戦いが起こらないね

すると、ここで手待ち合戦が続くことになった 伊藤は、△7一金~△6一金~△7一金~△6一金と、ずーっとやっている
その間、飯塚は銀冠を少しずつ形を組み替えている すごいのは、伊藤の手待ちの回数だ 数えたら、金の左右の反復運動を5セットも繰り返したではないか こんなの、見たことがない?(笑)  なんやねん、この手待ちの回数は・・・

中田「千日手模様ですね 指しているほうもツライものがありますけどね」
清水「飯塚は、金銀を多く動かすのは好き、と言っておられました」
飯塚は、囲碁将棋チャンネルで「コッテリ将棋の真髄 あくまでも手厚く」という講座をやっていたね

そして、ようやく戦いが開始された 番組開始から54分の時点 な、なげー(^^;

端攻めを仕掛けた飯塚、地下鉄飛車だ 飯塚は最初はずいぶん盤の後ろに下がって座っていたが、もう座布団から足が半分くらいはみ出て、前傾姿勢だ(笑)

中田が「形勢はなんとも言えない」という中盤の端の攻防が続いた
9筋の端がお互いに破られた 双方の玉が逆方面に逃げ出すことが予想される 
これはまだまだ終らないんじゃないか・・・

しかし、そこで出た、飯塚の妙手一発、この一局の白眉(はくび)となる一手、相手の飛車を狙う桂打ち!
伊藤の玉は7二に居て、これをどう狙うか、と私はそればっかり思っていたのだが、伊藤の2二に居る飛車を狙うのが急所だったのか! うわ、これは気づかなかった
中田「この桂打ちは厳しいですね」

さらに飯塚の大局観のいい構想が続いた 一見、のんびりしすぎと思える2筋の、▲2四歩~▲2三歩成の、と金作りを間に合わそうというのだ ここにきて、2筋を破る手が間に合う!? 伊藤の玉は7二に居るのに? 
そして、本譜、それが見事に間に合った! おおー、これはすごい 
129手、飯塚の快勝となった

清水「長い中盤が繰り広げられましたが」
中田「飯塚が端から攻めていって、伊藤も反撃してそんなに悪い感じじゃなかったと思うんですけど、その後飯塚がうまく受けを入れながら、と金で攻めていった」 

飯塚としては、千日手模様になりそうなところを、自分から打開して勝ったのだから、満足な一局ではないだろうか
伊藤は・・・ △7一金~△6一金の反復運動を5セット、合計10手もパスしてた それで負かされたのだから、いいところを見せられなくて残念だろう 角交換四間飛車、こう着状態になりやすい戦型なのだろうか

個人的には、飯塚の飛車を狙った桂打ち、あれは大局観が見事だった 伊藤の玉が1筋方向に延々逃げて、ダラダラした終盤になるかと思っていたから、そうならなくて良かったよ

本局の意味づけは、伊藤の反復運動の手待ち、あれを倒したことにあると思う あの手待ちで勝てるんなら、将棋というゲームがつまらなくなるわけだからね その意味で飯塚が勝って良かったと思った
1ヶ月くらい前、「将棋ブログ更新状況一覧」様のサイトが、壊れました(^^;
原因は知りませんが・・・ この更新状況サイト、あるとすごく便利だったんですよね
ブログというのは、ほとんどが不定期更新で、いつ訪れたらいいかわかりませんからね
それが壊れてなくなってしまって、私は困ってました 

でも、3日ほど前、復活しました!
http://mizjiee.sakura.ne.jp/rss_shougi/RssRecords/

以前と比べて、だいぶ掲載ブログの数が減っております
しかし私のブログはからくも載せてくれております

何しろ、全12個の中で、一般の将棋ファンが運営しているブログは、私のところを含めてたった2個しかない(笑)
あとの10個は全部、プロ棋士やらの関係者のブログです

いやー、生き残って良かった・・・ でも「妻の小言」がはずされたので、できればそれは載せて欲しいです
追記・「妻の小言」が追加されました! うれしいです(^^)

この「将棋ブログ更新状況一覧」から、まだ私のブログがはずされないように、NHK杯の記事だけはちゃんと載せていこうと思っております
名称がごちゃごちゃしているので、まとめました

ドワンゴが名前を募集する「新棋戦」とは、プロどうしがエントリー制で戦うものを言う
この「新棋戦」は公式戦であるが、タイトル戦扱いなのかどうかは、現状、はっきりしない
朝日杯みたいなものなのでしょうか?

「電王トーナメント」とは、例年どおりソフトどうしが戦うもの 優勝したソフトは「電王」を名乗る

「第1期 電王戦」とは、プロ1人とソフト1つの2番勝負 そのプロとは「新棋戦」で優勝した人 ソフトとは「電王トーナメント」で優勝したソフト 

「DENOUSEN Rebirth」は、これら全部をまとめて呼んだようなPV用の言葉で、深い意味はない
 
こういうことが、もう1回聞いて、やっとわかりました ややこしいですね

私は「新棋戦」をニコニコで対局の模様を観るということは、特にしないと思います
「新棋戦」、トーナメントの最後のほうになったら、勝ち残ったプロたちが勝ちを譲り合う、というふうにはなりませんかね?
そうなったら大問題です(^^; 公式戦でそんなことになったら八百長ですからね


さて、注目のプロとソフトの2番勝負「第1期 電王戦」のレギュレーションを私なりに考えてみました
・封じ手は、プロが必ず行う  
これはこうなるんじゃないですかね ソフトに「ここで今日は終了にしたいから、封じたい」と思う思考なんてないでしょう 

・ソフトの貸し出しは、あり 「電王トーナメント」終了時のものを貸し出す
・開発者は、対戦前日まで、プログラムを改良していい
・クラスタ化は、あり 本番で何百台つないでもいい

要するに、第3回とFINALでソフトを縛っていた3つの縛りのうち、2つを解くというものです
プロはソフトの貸し出しがあるのでそれで練習できるけど、本番は同じものとは全然限らないよ、ということです

「ソフトの貸し出しなんてなくていい、普段の素のままで楽勝だ」、というプロが「新棋戦」で優勝したら、そのときは運営側にその旨を言い、貸し出しなしにすればいいのです 「貸し出しなしで戦ってますよ」というプロ、カッコイイではないですか 

要するに、ソフトにその時点での最高性能を発揮させる、ということです これくらいしなくては、「新棋戦」で壮大な予選をやった意味がないでしょう 今までのように、またソフトを縛りまくりのルールでは、ダメでしょう

以上が私の納得できる「できるだけ公平なルール」ですね
記者発表会がありました 週刊新潮の記事、ほとんど合ってましたね

・全棋士に参加権利がある、エントリー制 
・エントリーしたプロ棋士側でトーナメントをやり、優勝した棋士が、電王トーナメントで優勝したソフトと2番勝負
・ソフトとの2番勝負は先後一局ずつで、持ち時間が長い2日制
・今のところ、エントリーが判明しているのは、阿部光瑠五段、佐藤慎一五段、西尾六段、豊島七段、佐藤天彦七段、藤井九段、深浦九段、屋敷九段、三浦九段、佐藤康光九段、谷川九段、森内九段、糸谷竜王、そして理事の青野九段の14人の棋士 羽生名人の名前は今のところない
・青野理事の発言によれば、かなりの数がエントリーするはずとのこと
・タイトルホルダーはタイトルを名乗らず参加 糸谷は八段扱いで参加
・棋戦名は一般公募
・今月の20日から、すぐにこの棋戦が始まる ソフトとの2番勝負対決は来年3月から
・プロとソフトの対局の詳しいレギュレーションは、まだ決まっていない
・タイトル戦なのかどうか、はっきりしない もしソフトに勝ったプロ棋士はタイトルを名乗るのか? ソフトが勝ったらソフトがタイトルを名乗るのか? よくわからない会見だった
・DENOUSEN Rebirth (リバースは転生という意味) という名前も最初に表示されており、もう棋戦名が何が何だかわからない
・賞金は非公開
・川上会長は「最低3年間は続けたい」と発言
・川上会長、風邪で声が悪く、あまりしゃべれず

もっと詳細は、ワンストップ様が書いてくれるでしょう

まあー、良かったんじゃないですか? だって、タッグマッチをやるより、はるかにマシですよ
ただ、エントリーした棋士が、本当にソフトとの対決をやる気があるかは、もう謎です 参加棋士の中には、途中で負けて逃げちゃおう、と思っているかもしれません そこそこ勝ち抜いて、そこまでの賞金だけもらって、適当に負けてソフトとは対戦せずに済ませちゃおう、という気持ちがプロ側に働いても不思議じゃありません
だって、FINALは立候補が村山七段だけだったんですからね 心の底からソフトと戦いたいと思っている棋士がそんなに多いとは、私には思えません それがこの棋戦のモチベーションを下げないかな、と、どうしても思ってしまいます

タイトルを名乗らず参加というのも、謎です 竜王戦(りゅうおうせん)を戦っている糸谷と、今回の棋戦を戦う糸谷とは別人だ、とでも言いたいのでしょうか 糸谷が負けてもタイトルホルダーが負けたわけじゃない、という、苦しすぎる言い訳をするんでしょうか でも、読売新聞社を納得させるための運営側の苦肉の策で、つっこまないのがオトナのマナーなのかもしれません

ともあれ、ponanzaの山本さんなんかは、大喜びの棋戦でしょうし、「やる気のあるプロ」の代表と、一位のソフトが戦うということで、私はそれは注目しますね
あとは、ソフトとの対局に貸し出しがあるのかどうするのか、が最大の焦点ですね

つまるところ、連盟もソフトから逃げないという腹をくくった、ということですので、それは良かったと思います
プロ側の「まだプロはトップが出てないんだから、ソフトには負けてませんよ」という言い訳は不可能になりますんで、すっきりしていいと思います 

今までは、連盟が意図してタイトルホルダーを保護してきました でもそれをもうやめて、タイトルホルダー1人ひとりの意思に任せた、ということですね

エントリーしないトップ棋士たちは、「ああ、もう逃げれるだけ逃げるんだな」とファンに思われても仕方ないですからね
ソフトと対局したくなければ、それはそれで仕方ない、とも私は思います やりたくないものを無理にやらせるのはおかしいと前からずっと思っていました ただエントリーしない場合は、「ソフトに負けてない」という言い訳は出来なくなった、ということです

連盟も覚悟を決めた、とのことで、良かったです なにしろそれまでの企画が高額賞金のタッグマッチだったんですから、それを思えば・・・ どのみち色々とまた問題が出るのでしょうが、私は今回の棋戦の案に、肯定派です プロがまたソフトに負けたら、ものすごくガッカリするでしょうけど、それはもう仕方ないです
記者発表が明日に迫りましたね どんな発表があるのか、非常に楽しみです
私は週刊新潮の記事を読みました その記事のとおりなのでしょうか?

それともまさかの、タッグマッチが復活か(笑)
もしタッグマッチをやる、なんてまた言い出したら、もうこのブログのNHK杯の記事は休止になるでしょうね
私の、ほとばしる熱いパトス(情念)が爆発するでしょうから(^^;
実は、替え歌がまだあと1つ、作ってあったんですよ タッグマッチが復活になった場合は、それを載せますね できばえがあまりに過激でストレートすぎるので、ブログに載せるのをあきらめた替え歌があるんですよ DRAGON BALLの替え歌で、DWANGO BALLというやつです  ♪操作~ 今こそ ソフト指し~

んー、明日が待ち遠しいです また明日、なんらかの記事を書きます