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藤井猛 九段vs北浜健介 八段 NHK杯 3回戦
解説 行方尚史 八段

人気者の藤井と、2回戦で羽生に勝った北浜の一戦  
「ああ、北浜でなく羽生だったら」というのはNGワードなのだろう(笑)

藤井は1991年四段、竜王戦1組、B2 1回戦で高橋、2回戦で屋敷に勝ち 21回目の本戦出場
北浜は1994年四段、竜王戦2組、B2 1回戦で村田顕弘、2回戦で羽生に勝ち 15回目の本戦出場

解説の行方「藤井は数々の新戦法を開拓されて、現代の将棋界で一番大きな影響を与えていると思います
北浜はプロになって長らく居飛車党だったんですけど、ここ2年ほどで振り飛車党に転向されて、それが非常に好結果に結びついている 
戦型の予想が読みづらい、全くわかりません」

先手藤井で、注目の戦型は角交換四間飛車だった 北浜は普通に居飛車で対応した
行方「角交換することで、こう着状態になりやすいので、先手番で角交換振り飛車を使う人はめずらしい」

2人の対戦成績が出て、藤井10勝、北浜2勝だった 
しかし北浜の2勝はNHK杯でとのことで、不気味なデータだ

力戦模様になり、手探りが続く いつ戦いが始まるのか・・・
▲高美濃vs△金銀2枚の銀冠で、持久戦になっている
北浜が自陣角を放ち、藤井がどう対処するかという、長い序盤だ
行方「神経戦になりました」

北浜が仕掛けたときには、番組開始から46分が経っていた
その直後に藤井が考慮時間をすべて使い切り、もう30秒将棋だ

行方「ひとまず北浜の仕掛けがうまくいっている印象」
そして、北浜に、じっと我慢の銀引きが出て、行方を非常に驚かせた
このあたり、北浜は策士と思わせた

盤上、北浜は銀を取ったが、藤井は取り返せないではないか! 藤井、モロに銀損!
行方「藤井はここで手がないです」
そして、こんな言葉が飛び出した
行方「もう藤井は、まな板の上のコイ」

あーあー、ダメだこりゃ、ソフトにかけたら1000点以上差がついてそう、もう後は手続きだろう・・・と思っていた、らば・・・
行方「だいぶ藤井が持ち直しているんじゃないですかね」
藤井は「合わせ角」の手筋を放ち、北浜の光っていた急所の馬を消すことにも成功した
さらに手が進むと、行方「おー、北浜の手が泳ぎましたね」
北浜もすでに秒読み、迷って手が駒台にいったん行ってから盤上の駒を動かした

ついになんと、行方「これはいきなり藤井が優勢になりましたね」
ええーー、あの銀損で手がなかったところからの逆転???
行方「北浜の表情は、何がおかしかったんだ、という感じ
恐ろしいですね、いきなり藤井の必勝形になってしまいました」

トドメに藤井の鮮やかな捨て駒が炸裂し、北浜陣は壊滅した
103手、藤井の見事な逆転勝ちとなった

終局直後、北浜「ひどすぎる」
この一言は笑えた(笑) 正直だね(^^;

行方「北浜の抑え込みが成功したかに見えたんですけど、藤井の角合わせからの粘りがさすがという感じで、振り飛車の急所を分かっているなという感じ、あれよあれよという間に逆転になりましたね」

6分ほどの感想戦が貴重で、北浜「角を合わされたときに、馬で取ってしまったのが変でしたかね」
北浜「この順を選ぶ人はいないですね」
北浜「おかしな手ばっかりで」
北浜「ありえない」
北浜「指してて自分で、あ然としました」
・・・大逆転負けした側の感想戦での発言は、実に面白い(^^;

この一局、藤井の粘り腰が見れた、楽しい一局だったと思う
まあでも、これでは2人ともコンピュータにはもう早指しでは勝てないだろう、とも思わせたが、もうしょうがない
感想戦で、すぐに2人で修正手順を示していたのはさすがと思えた
北浜が何手も連続で疑問手を指していたとのことだった
藤井の角合わせなどが光り、振り飛車ならではの逆転術のショーで、番組として面白かった
不利になってからの藤井の指し回しは見ごたえがあった
しかしベスト16にしては、逆転してはいけない将棋だったと思う、やはり北浜ではなく羽(以下NGワード)
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青野照市の基本の詰将棋5手 (将棋パワーアップシリーズ)
青野照市著 創元社 1000円+税 難易度★★★  2015年12月10日第1刷発行
評価 A
コンセプト<そこそこの難易度の詰将棋202題>

レイアウトは、創元社のいつもの2問2答形式のパターンです 
持ち駒の表示がちょっと小さいと感じる以外は、問題ありません
裏透けもなく、いい感じです
ヒントがいっさいないのも、私の好みです
12問、わからなくて答えを見ました 
まあ、もっと考えれば答えがわかったかもしれないのですけど、もう我慢できなくて見てしまうことがあるんですよね・・・
難易度は、5手詰ハンドブック(赤)と同じくらい、と感じました
(赤は一番最初に出た5手詰ハンドブックです)
難易度が最初から最後まで変わらないので、安心して解くことができます
解説は詳しいと言えば詳しいんですけど、まだ説明が足りないかなと思う問題もありました
分岐がけっこう多い問題がありましたからね・・・ でも、これ以上はスペースの都合上、解説は増やせないし・・・

私は詰将棋がとりわけ苦手なんで、もうヒーヒーとなりながら解きました
3日がかりで、もしかしたら10時間くらいかかっちゃってるかも?
数題、解けるたびに休憩とかになっちゃってるから、もう何時間かかったかわかりませんわ(笑)

肝心の、問題のセンスはどうか? これはまずまず及第点と思います
以前レビューした「加藤一二三の5手詰め」の問題のように、「一題に使っている駒が17枚とかって多すぎる」とか、「意味のない駒が配置してある」ということがありません 
解後感も、詰め上げたときは「おっ、やった」という問題が多いです

さて、この本の悪いところは何か? それはタイトルに「基本の詰将棋」と題してあるところです
基本って何でしょう? 頭金とか腹金でしょうか? そんなレベルを期待した人にとっては、もうめっちゃ難しい本ですよ、これは・・・
この本は、作品性を重視しています
詰将棋の作品にとって、「基本」なんて、無きに等しいものでしょう
「基本」をわざと超えて「あっ、そうか、もしかして、その手があるか」と思わせる解き方だから、「作品」として仕上がっているわけで・・・

本当の基本の詰まし方を書いた本もあるでしょうに、こんな作品性を重視した本に「基本」と書かれていては、まぎらわしい、迷惑な話だと思いますね
初心者さんたちが、遠ざかってしまうと思います

まあそれはそれとして、内容は良いと感じましたので、A評価にしています
B評価にするかどうか、そうとう迷いましたけど、問題の質は一定レベルにあり、私にちょうど良かったですからね
2題、例として載せておきます 
コピペしてKifu for Windowsに張り付けて見て下さい

第50問↓

後手の持駒:飛二 角 金三 銀三 桂二 香三 歩十四 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉 ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ とv歩 ・v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v銀|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 金 桂 

-----------------------------------------------------------------------------------------------
第90問↓

後手の持駒:飛 角 金四 銀三 桂四 香四 歩十六 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| 角 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:飛 銀 
手数=0 まで
今日の朝日新聞の夕刊に載っていたんですけど、もう囲碁でもプロ棋士がコンピュータに負けていたんですね
「囲碁のコンピュータは将棋と比べて10年遅れている」
というのが私の認識だったんですけど、全然甘かったですね
なんか、もう将棋の電王戦が古い話題になってしまってきてますね・・・

プロ棋士に勝ったGoogle人工知能のすごさ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00010000-bfj-sci
電王戦へのロード ~THE 虎舞竜 「ロード」の替え歌~
故・米長前会長に捧ぐ

ロード https://www.youtube.com/watch?v=PbTM8w8EV-U


ちょうど20年前に アンケートしたときの
米長前会長を 今はっきりと思い出す 
まだコンピュータは弱く ヨネさんとても強気さ
どこまでも勝つ羽生の 7冠ロード 見事で

アンケートの質問は まるでリトマス試験紙
「コンピュータがプロ棋士を 負かす日はくるだろうか?」
プロ棋士全員の答え 真っ二つに 分かれて
米長当時九段は 「永遠になし」と言った

何でもないような事が 幸せだったと思う
何でもない将棋界 二度とは戻れない日々

ハッシー負けそうになり 理事会で問題に
米長新会長は 深いため息を吐く
「勝手に対局するな」と プロ全員に命じて
2005年連盟は 鎖国体制を敷いた

何でもないような事が 幸せだったと思う
何でもない将棋界 二度とは戻れない日々

2年後のBonanzaには からくも渡辺勝ち
だけど清水が「あから」に 完敗した2010年
そしてドワンゴが来て 「カネなら出す」と言ったから
2012年ついに 電王戦が始まった

ボンクラーズに挑み 結果はご存じだろう
ヨネさん討ち死にして 「おい、みんながんばれよ」

何でもないような事が 幸せだったと思う
何でもない将棋界 二度とは戻れない日々

時代(とき)の流れの必然で 仕方なかったと思う
ヨネさんどうぞ安らかに 天国で見守っていて・・・
千田翔太 五段vs糸谷哲郎 八段 NHK杯 3回戦
解説 森信雄 七段

コンピュータ将棋を好きな千田と、前竜王の糸谷、これまた注目のカード さすがに3回戦ともなると、観たい人がぞろぞろ出てくる
解説には2人の師匠の森さん 森信雄さんで大丈夫か、まだ現役だったのかという状況だがどうなるか(^^;

千田は2013年四段、竜王戦5組、C1 1回戦で中村亮介、2回戦で阿久津に勝ち 本戦初出場
糸谷は2006年四段、竜王戦1組、B2 2回戦で井上に勝ち 7回目の本戦出場

森「(2人とも弟子で)どちらかが勝つので、ゆっくり観たいと思います
千田五段とは雑談をするんですけど、たいてい最後は将棋の話がずっと続いて将棋三昧にさせられます
糸谷八段はすごく優しくて、気配りとかもすごくできて、勝負よりもそういうほうが印象的です
全く展開が読めないので楽しみにしています」
森さんは、弟子2人のことを、段位付けで呼んでいた

さて、先手千田で、初手▲7八金だった これはponanza流というところか
それを見た糸谷が、ノーマル四間に振り、双方持久戦模様となった
▲千田の銀冠vs△糸谷の高美濃だ そこからさらに、▲居飛穴vs△銀冠への進展を見せた 
森「流れとしては糸谷のほうがわかりやすい、千田のほうはまとめにくい
序盤は少し糸谷ペースだと思います、初手▲7八金をうまく逆用した展開です」
・・・と森は言っていたが、角が交換になり、双方手待ちを連続し、千日手模様になってしまったではないか

雑談で、森「糸谷がタイトル戦に出てくれただけでもうれしかった、(森内竜王に)勝つとは思っていなかった」
タイトル初挑戦で、相手が森内だったから、なかなか獲る姿を想像できないよね
森「千田はコンピュータ将棋にすごく興味を持っている、話の方向がたいていそっちの方向に行く」
うむ、千田にはコンピュータに詳しくなってもらって、他のみんなにコンピュータがどういう手を指すのかの、情報を提供する係になってほしい

森「師匠が解説だと、千日手にはしにくい」
清水「そういう教えが森一門にあるんでしょうか」
森「いや、ないですけど(笑) 」

もう千日手になるのか、と思ったが、千田が考慮時間を5回投入して、打開していった
私には相当強引な打開と思えた
森「ちょっと無理気味」
しかし、糸谷は自然な手を返さず、ひねった指し方をし、戦いが盤全面に広がっていった
森「あっという間に、終盤になりましたね」
とにもかくにも、千田としては、打開策としては成功だったようだ

糸谷が、両取りに角を打ってきたのだが、千田がそれを無視して、どっちでもどうぞ取ってください、としたのが、なかなかの好判断だったようだ
仕方なく糸谷は馬を見捨てたが、駒損が確定した
森「糸谷のほうが決めにいった感じもするし、非常手段としてやっているのか、どちらかですね」
うむ、そのどちらかなのか、が知りたいのだが(笑)

森「糸谷は攻め駒が一枚足りない気がします」
そして、千田の好手連発が始まった 角を遠見の同じラインに2回打つという、なかなか気づきにくい発想!
森も感心、「こういうぼんやりした手は難しい」
難しいの意味は、指すのも難しいが、指されたほうの対応も難しいということだった
森「千田が手広く指して、糸谷に最善を要求している」
おお~、コンピュータ将棋の申し子のような千田が、人間らしい「相手が間違える可能性を高くした手」を指しているという図か、こりゃー楽しい! これが人間同士の勝負! ここが本局一番のハイライトだった

森「形勢は、千田がわずかな優勢だけど、逆転圏内ということでしょう」
糸谷、勝負手を指してみたものの、千田にあっさりかわされてしまった
森「千田は読み筋だったみたいですね」
そして、的確に寄せのアミを絞っていく千田
森「ぼんやり打った角が働きましたね」

穴熊の遠さを存分に活かし、千田が攻め勝った 119手で千田の勝ち
考慮時間の残り、千田▲1回、糸谷△2回だった 糸谷の将棋らしく、20分ぐらい時間が余った 

森「千田の初手▲7八金から、意外な展開で糸谷ペースだったと思うんですが、千田がうまく打開して勝負に持ち込んで、でも糸谷のほうが逃げ切るかと思ったんですが、最後千田の角打ちとか、終盤面白いというか、不思議な手が出て押し切った将棋ですね
糸谷としてはちょっと不本意だったかもしれませんけどね
千田としては後半は会心の出来だと思います」

感想戦で、初手▲7八金について
千田「控室でponanzaの話もされていたので」とのこと
もう、初手▲7八金は、千田流じゃなくて、ponanza流と名前がついていそうだ

糸谷は、振ったことについて
糸谷「今期は飛車を振ると全敗だったんで、(△6六歩を)突きたくなかったんですけど(^^;」
ああ、振り飛車の勝率イメージが、また悪くなる(笑)

千日手模様について
千田「千日手は考えなかったです」、とはっきり

糸谷は、どうも戦いが起こってからずっと、自信がなかったようだ
森「結局、どこが悪かったかな?」
糸谷「この本譜の順が悪かったら、しょうがないかなと・・・ どこが悪かったか、わからない」ということだった

初手▲7八金については、この対局を観ると、まだよくわからない、振り飛車でとがめられるものなのか? それとも、千日手模様になったときの、糸谷の玉の位置、あるいは左香の位置が悪くて、千田の強引な仕掛けが成立したのだろうか? もう私レベルではわからない 
千田は「千日手は考えなかった」ときっぱり言っていたし、▲7八金を千田の得意の一手にしてもらいたい

本局最大のハイライト、それはやはり千田の遠見のぼんやりした角打ちだった
「相手が間違えやすい、相手にとって手広い展開に持っていく」という、人間同士ならではの勝負術が炸裂した一局だったと思う
その意味で、面白かった 森さんも、解説をなんとか乗り切ってくれた 感想戦が充実していたので文句なし(^^; 個人的に満足な内容だった
2016.01.21 孤独のグルメ
孤独のグルメというTV番組、およびマンガをご存じだろうか
一人のサラリーマンが色々な町の食堂を食べ歩くグルメドラマなのだ
別に名店というわけではなく、その辺にあるふつうの店を食べ歩くのが、目新しいところだ
TV版ではサラリーマン役は、俳優の松重豊さん

この人が、様々な町(たいがい商店街)の食堂で食べるのを、視聴者がひたすら観るという、一風変わった番組になっている

そこでの松重さんの食べっぷりが本当に良く、2人前ぐらいをペロッと食べる
カロリーも気にしなければ、料金も気にしない、栄養も気にしない、食べたいものだけを食べたいだけ注文しているという、贅沢な作りになっている
観ているがわも、けっこう満足感を得られるのが不思議だ

一番面白いのは、松重さんのセリフだ
「ちょいと腹もペコちゃんだし、飯にするか」
「いいじゃないか」
「こういうのが、俺にお似合いなんですよ」
「おいおい、めちゃくちゃうまいじゃないか」
「いいぞいいぞ、この店にして大正解だ」
「うぉォん 俺は人間火力発電所だ」
「今日の戦(いくさ)は、俺の大勝利と言えよう」

なんだか、観ていて笑える(笑)
食べるという行為に、一心不乱なそのさまは、もはや、無我の禅の境地にたどり着いているとは言えまいか

ただ、問題なのが、この番組、視聴者がどういうお腹の減り具合で観たらいいのか、ということだ
あまりにお腹が減っていると、もう「おいしそうだな」とのんびり観ているどころではなくなってしまう
小腹が減っていてもヤバい、何か食べたくて、いてもたってもいられなくなる
逆に、お腹がいっぱいの状態だと、これまた楽しめない
難しいところだと思う

音楽も良く、私がブログを書いているとき、最近ではBGMに「エレキのツンドラ」がかかっている
https://www.youtube.com/watch?v=A3hxICyXi7U
才能とは続けられること 強さの原点
羽生善治著、というかインタビューの書き起こし
2012年2月初版だが、実は2008年10月のTV放送から取り上げたもの 
PHP社 定価 1100円(税別)  評価 A 

また古い本のレビューです
この本、私は図書館で借りました 将棋本のコーナーに置いてあったのです
文字は大きいし、120ページ強で終わるし、中身の少ない本かな?と思いましたが、そうではありませんでした
でも買うほどではないしで、結論として、図書館で借りるにピッタリの本でした(^^;

印象に残った羽生さんの発言を抜き出しておきます
P33より 「人間には二通りの考えがあると思うのです。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間。(中略)たとえ不利な局面でも、あまり落ち込まずに淡々と指していく。ここが勝負のツボを見出すポイント」

そりゃ、それができれば将棋では圧倒的に有利になりますねえ 羽生さんは不利を喜べる第一人者、さすがです

P44 「対局前には必ず頭を休ませます。人によっては、将棋の研究をして将棋漬けになっている人もいますが、私は頭の中を空っぽにし、ボーッとできる空白の時間をつくるように心がけています。」

これは私も、休ませる派です 
単に体力の問題も大きいですが、アマの大会の対局直前は将棋の駒すら見ないようにしていました
一度、「5手詰ハンドブック」を解いた直後に対局して、戦ってる最中にバテてしまったので(笑)

P52 「常に手堅くやり続けるのは、長い目で見たら一番駄目なやり方だと、私は思っています。将棋はどんどん変化していきますから、勝率の高いやり方をずっと続けていると、もたなくなるのです。目の前の勝利は、とても大事なことではあるけれど、私はあえてリスクをとる。」

だから羽生さんの将棋は元気があって面白いんですね
でも、もっと振り飛車を採用するというリスクはとってくれないんでしょうか(^^;
羽生さんが振れば、私を含め、もっとアマチュアは喜ぶと思います 

P75 「なんでも合理的に割り切って無駄を省き、徹底してやるやり方が必ずしも一番いい方法ではない、と私は思っています。」

これは、渡辺竜王の「高い勝率のやり方を採用」、「指し手は合理的に」という発想と、完璧に反しますね
羽生vs渡辺の対決は、これからも興味深いです

コンピュータと人間について
P121 「私の予想では、今は考える方向性はまったく違うけれど、最終的に選ぶ一手、決断は同じになるのではないかと思っています。」

この羽生さんの予想は、はずれそうです・・・ 
これまでの電王戦で、散々、コンピュータはプロ棋士の想像できない手を指して、プロ棋士を破ってきましたからね
(GPSの△8四銀、習甦の古い囲い方、ponanzaの屋敷戦の△1六香と△7九銀、村山戦の▲7七歩から飛車交換拒否)

P121 「私としてはコンピュータがどんな手を指すのかに非常に興味があり、機会があれば対戦してみたい気持ちはあります。そのときは勝ち負けではなく、面白く、楽しい将棋を指したいと思います。」

うわ、羽生さんはこんなことを言っていたのか、でも2008年時点での話ですけど・・・

この本は、多くの漢字にふり仮名をつけてあって、それはいいと思うのですが、ふり仮名がついてない漢字も半分くらいあります
それが残念といえば残念ですね もう全部につければいいと思いました

羽生さんがしゃべりたいことをしゃべった、中身のある本だと思いました 
でも今から買うなら中古で充分と思います
豊島将之 七段vs佐藤康光 九段 NHK杯 3回戦
解説 森下卓 九段

豊島の前髪が、元に戻って一安心だ 強豪の康光との一戦、豪華カードだ

豊島は2007年四段、竜王戦1組、B1 1回戦で塚田、2回戦で三浦に勝ち 7回目の本戦出場
康光は1987年四段、竜王戦1組、A級 2回戦で宮田敦史に勝ち 27回目の本戦出場

解説の森下「豊島には若武者という言葉がピッタリ 私とは年齢が2回り違う
康光とは30年ぐらい戦ってきました  強豪の風格がふさわしい
戦型ですが、最近康光は角交換振り飛車に独自の、余人を持って代え難しという作戦を取られていますので、それの力戦が観れるかもしれません」

先手豊島で、居飛車 後手康光、注目の作戦は、ふつうに居飛車・・・かと思いきや、飛車先を2つ伸ばしてから、向かい飛車にするという、変わった作戦だった
森下「どう見ても居飛車から振るのが康光流」
しかし豊島も、どんどん指していく 「想定内です」という豊島の言葉が聞こえてきそうだ

2人の対戦成績が出て、豊島5勝、康光6勝とのこと

結局、▲居飛穴vs△銀冠の、対抗形の持久戦に落ち着いた
清水「康光は最新形を研究するのは、すごく好きなんだけれども、人から教わった手を指すのは好きではないんです、とおっしゃってました」

じっくりした駒組み、飽和状態になったところを、康光から仕掛けていった
2人とも強い棋士なので、観ていて安心感がある
そんな中、豊島が「自分の飛車先をさえぎる歩打ち」をして、発想の豊かなところを示している

康光の強引な攻めが続いたが、豊島が、これまた、なるほどという発想の受けでしのいだ
穴熊を再構築する受けに、角を打ったのが、うまい 
受けに打つなら銀かと思われたところを、角を打ったのだ 
銀は後から打ったほうが、より堅い玉になる  どうせ2枚とも打つ進行だったのだ
指されてみれば、なるほどだ

攻めでも、豊島に鋭い着手が出た 飛車を犠牲にする、鮮やかな寄せ筋だった
駒損になるが、攻めが続けばそれでいいところだったので、見事な判断だった

145手、豊島が終始安定し、攻め勝った 全体を考えれば、力勝ちというところだ

森下「康光らしい力戦振り飛車から、すごい攻め合いだったんですね 
しかし途中、桂2枚を豊島が得をした局面がありまして、その得を豊島が活かしきったです
康光の頑強な受けもすごかったですけどね
豊島が若武者らしい見事な寄せをみせてくれた」

やっぱり、豊島からは地力がすごい感じられる、そうそうミスはしないという、安心感、安定感があるねえ
発想も豊かだし、A級にふさわしい棋士だ 早くA級に上がってほしい
今期はB1で5連敗スタートだったけど、その後4連勝している 
私は豊島は落ちないと思っていたよ

展開的に、康光としては自分から仕掛けたのが裏目という形になってしまった
ただ、この飛車先を突いてからの振り飛車、前から気になっていたが、プロでも有力なのだろうと思った
それをやってくれた康光のファンサービスはありがたいものだ
豊島は、将来の名人候補の異名に恥じない指しっぷりだった 若手がしっかりと強い、いいことだね
人間に勝つコンピュータ将棋の作り方
あから2010を生み出したアイデアと工夫の軌跡
監修・コンピュータ将棋協会 著者・瀧澤武信ら12人  定価 2030円(Amazon)
2012年11月初版  評価 A  コンセプト<主要ソフト関係者の解説を集めた書>

もうすでに3年以上前に発売された本、今頃レビューすることになってしまいました
専門書かと思っていたので、スルーしていましたが、図書館で見かけたので読むと、理系の知識がなくても読める箇所が多いです
とてもよくできた本で、評価Sでもいいのですが、専門用語が出てきて私には難しいところも多かったので、Aにしてあります

ソフトの開発者、Bonanzaの保木さんやYSSの山下さんらが自らのソフトについて語っています

激指の鶴岡さんの一言が印象深いので、抜き出しておきます
「強くなりすぎた将棋ソフトが引き起こす問題を耳にすることも増えてきた。もはや将棋ソフトが強くなることを誰もが喜んでくれた時代ではない。開発者としては、コンピュータ将棋に負の面があることを認めた上で、将棋ソフトがもたらすプラスの面を充実させていくことを目指すよりないのだが、悩ましい時代になったものである。」

本当にそうですねえ、まあでも私は、新作の強くなった激指が発売されたら、買いますけどね・・・
強いものを入手して、持っていたいという所有欲が働きますからね

ソフト同士が戦うネット上のFloodgateのことが書かれてあります
それぞれのソフトの棋風も書いてあるので、楽しめます

コンピュータ将棋の弱点を探る、という章も、面白いです
元奨励会三段の、古作登さんが書いています
「相矢倉で、人間側が右銀を動かさずに組んで、コンピュータが玉を矢倉に入城したところを見計らって棒銀に出るとうまくいく」
とか、「コンピュータが穴熊なら、相穴熊ではなく銀冠に」とかが書かれています
でも、これって、むなしい作業だなー、としか私には思えません
これらの弱点が発覚しているというのは、2012年の話であって、もう2016年になった今となっては、過去の参考文献でしかないですからね (古作さんはよく研究したと思いますよ)
山崎八段は今頃、こんな作業に追われているのかと思うと、げんなりしますね・・・
コンピュータ将棋の弱点を探る作業なんて、物好きなアマチュアにまかせておけばいいと思います

エピローグの、松原仁さん(はこだて未来大学)の言葉を抜き出しておきましょう
「少し前までは、コンピュータ将棋が世界チャンピオンである名人に勝つXデイはいつ来るかが話題になっていたが、筆者にとってもはや興味がなくなってしまった。いまでもコンピュータ側がちょっと頑張れば(並列化などを普通にやれば)、名人相手に4回戦えば1回以上は勝てる。コンピュータ側が最善を尽くせば数年のうちに勝ち越すことができる。名人がコンピュータ対策をすればXデイは1~2年先に延びるかもしれないが、いずれにしろ時間の問題である。実際のXデイがいつになるかはコンピュータ将棋の強さではなくいつ対戦が実現するかで決まる。」

すでに3年前に、ここまで書かれちゃってますねえ 
もう、名人がコンピュータに抜かれるのはどうしようもないですね・・・
私も名人とコンピュータ、どっちが強いかには興味がほぼないですが、今後に連盟や羽生名人がどのような動きを見せていくのか、何が起きて何が起きないのかに興味がありますね
民放の「しくじり先生」という番組をご存じだろうか
去年からゴールデン枠で、月曜にときどき放送されている
これが相当面白いし、ものすごく勉強になる番組なのだ

過去に人生で大きな失敗を犯した有名人が出てきて、「しくじり先生」となり授業するという形式でしゃべってくれる
しくじり先生の一人ひとりに合わせて専用に作られた、オリジナルの教科書が非常によくできていて、次はどうなるのかとハラハラして観れるようになっている

今、TVでやっている、あらゆる番組の中で、最高にノッている番組と思う
面白いだけではなく、しくじり先生が自分を詳しい実例として教訓を教えてくれるから、説得力が爆発しているのだ

この番組、いつ放送をやっているのか分かりにくく、見逃しやすいのが欠点だ
私は初期の頃の授業をTUTAYAでDVDも借りて観たが、まだ全員は網羅できていない

年末にオリラジの中田が決めた2015年のトップ3、ホリエモン、内山信二、辺見マリ、どれも見ごたえ抜群だった
私が好きだったのは、一発屋芸人のヒロシだ 今も苦境にあるところがいい(笑)
渡辺直美の回も好きだ 暗闇で「月光」を聴きながらコッペパンを食べてみたくなった

つい先日放送のあった、間寛平の回もまたまた大ヒットだった 
もうこの番組、全部の授業を必ずDVD化して欲しい 
そこらへんの映画なんか太刀打ちできない内容が目白押しだからだ 
有料でも優良なコンテンツには、お金出すから!
今年も去年までのような面白さが続くのかどうか、それはわからないんだけどね
村山慈明 七段vs森内俊之 NHK杯 NHK杯 3回戦
解説 佐藤天彦 八段

年始は、あまりこのブログを更新しなかった・・・
私が今頃、「冬のソナタ」を観ていたという話とか書いてもしょうがないと思ったんで(^^;

村山対森内、解説は今をときめく天彦か これ以上はなかなかない好カードだな
3週間ぶりのNHK杯、楽しめるといいなー 
何しろ、ソフトがあまりに強いんで、私が将棋への興味が薄れる危険と、私は最近戦っているのだった

村山は2003年四段、竜王戦3組、B1 1回戦で矢代、2回戦で菅井に勝ち 6回目の本戦出場
森内は1987年四段、竜王戦2組、A級 2回戦で木村に勝ち 27回目の本戦出場

解説の天彦「村山は居飛車の正統派、受けの棋風 
最新形にも詳しくて色んな情報を知っている
一番旬の形をピックアップして一局一局のぞまれている印象
森内も居飛車の正統派で、受けの棋風
読みを主体とする将棋 適当にやっちゃう棋風とは違う」

先手村山で、相居飛車 何でもない角換わりか、と思われたところ、森内が変化した
今回、解説が始まるタイミングが早くて、良かった いつもこれぐらいから解説を始めて欲しい
天彦「森内は飛車先交換を許すかわりに、銀を盛り上がっていく主張」

村山が一番強くとがめに出る順を選んで、早々に動きが出て、面白くなった
天彦「ここまで序盤から激しくなるのは、両者予想していなかったんじゃないですかね」

村山が居玉のまま、単純明快な攻めを見せる
天彦「以前の村山でしたら、もうちょっと玉形を整備する気がするんですけどねー
コンピュータと戦った影響で、攻める棋風にチェンジ中なのでしょう」

▲村山の居玉vs△森内の玉ひとつ寄っただけ、という図式で、序盤から見たことのない将棋が展開されていく
天彦「この将棋は最初から両者、前傾姿勢の対局」
うん、手将棋ってやっぱり面白いわ 
角換わりといえばもう相腰掛け銀となっちゃう対局が多い中、今回の力戦は楽しい!

村山が攻め立てる ビシッと手つきもよく、森内陣に歩を打ち込んだ手に、天彦は感心
天彦「あ~ やっぱり強気な村山ですね」
そして、どんどん森内陣が薄まっていく 
特に森内がこれといった悪い手を指したとは思えないのだが、森内の玉は一方的に裸にされてしまった

そんな中、森内も楽には勝たせないとばかりに、玉を村山の飛車の側へ逃げるという、意表の一手!
天彦「これはもう勝負手ですね、相手を混乱させるような手」

しかし、村山は全くブレなかった 
じっくり、ではなく、一気に寄せる、最短を目指す気持ちのいい手順で、どんどん森内玉を追いつめていく
天彦「気が付くと、村山だけが攻めている」

125手、村山、攻めきっての快勝譜で大勝利となった 
結局、村山玉は居玉のまま一手も動くことはなかった
村山陣は森内に攻めの手がかりを作らせなかった
うん、これは見事! 森内を相手に、ここまできれいに攻めが決まるというのは、なかなか見れるものではない

終局直後、森内「なんかうまくまとめられちゃって」

天彦「序盤の早い段階から戦いが始まったんですけど、村山のほうが終始一貫して攻めの姿勢を貫いてましたね
以前の村山を知る身としては、こんなに攻めるんだと驚きました
森内のほうも、玉をよろける勝負手を見せたが、村山がうまくまとめた
村山が玉形が壁のまま攻めていったのが印象に残りました」

天彦の解説、かなり良かった、見たことのない手将棋なだけに解説者の力量が問われたが、さすが今一番勝っている若手、確かな棋力の裏付けを感じさせた

村山が居玉のまま攻めまくって勝ち切った一局、これはponanzaと練習した影響があるのだろうか?
居玉で勝てるなら、それに越したことはない、囲うばかりが将棋じゃないねえ 
村山、実に強かった、グッジョブだ 時間配分も完璧だったように見えた 
これだけうまく指せた内容というのは、年に何局もないのではなかろうか パチパチパチパチ!

プロもソフトから学んでそれまで以上に強くなれるのかもしれない、と思わせた貴重な一局となった
本局は序盤から、知識ではなく互いの力のぶつかり合いで、囲いもそこそこにという戦いで、3週間ぶりのNHK杯、面白かったわ
毎回こういう力戦を期待したい!
週刊少年ジャンプ連載の将棋マンガ、「ものの歩」
その話の中で、主人公が作戦を「矢倉だけ」に絞って戦う、と言い出して、どうなるかというのが今のところの進行です

矢倉には振り飛車が天敵と言われています
どういうことなのか、私が勝手に進めてみました
以下をKifu for Windowsに取り込んでみてください

先手:居飛車の矢倉
後手:振り飛車の高美濃 
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3五歩 ▲6八玉 △3二飛
▲4八銀 △6二玉 ▲7八玉 △7二銀 ▲7七角 △7一玉
▲5八金右 △5二金左 ▲6七金 △6四歩 ▲8八銀 △7四歩
▲6八角 △7三桂 ▲7七銀 △6三金 ▲8八玉 △8五桂
▲8六銀 △6五歩


矢倉って、対振り飛車の場合、右辺で飛車角をさばき合ったあとの、横からの攻めに弱いです
そして、上記のように高美濃を相手にしたときの縦からの攻めにも弱いんです
中盤で一方的に受け身になりかねません これをどう克服するのか・・・

ちなみに、私は矢倉は初心者に教えるべきではない囲いのナンバー1だと思っています
完成までに手数がかかりすぎるし、8八の地点に玉が行くのは相手の角筋に入って危険だし、
矢倉崩し右四間で一方的に攻められることを覚悟しないといけないしで、全面的に受けに回る覚悟が要る作戦だからなんです
初心者は、攻めたい人が多いんじゃないですかね 
相手も矢倉の「相矢倉」になれば、受けの作戦とは言えなくなるんですけどね
矢倉は何より、私のおじいちゃんの遺言、「心臓止めても角道止めるな」に反してますから、私が指導者なら初心者には絶対おすすめしません

でも、主人公の信歩君は、もう初心者ではないようです
その彼が矢倉と決めたんだから、まあいいんじゃないかな、と思って読んでます
今後の展開に多少の無理があっても、まあマンガだからしょうがないか、というところです


ちなみに、クイズです 
Q.居飛車の矢倉と振り飛車の穴熊、どっちが手数がかかるでしょうか?
ちょっと考えてみてください
答えは、以下をKifu for Windowsに貼って確かめてください

先手:居飛車の矢倉
後手:振り飛車の穴熊
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4二飛 ▲6八銀 △6二玉
▲7八金 △7二玉 ▲5八金 △8二玉 ▲6九玉 △9二香
▲7七銀 △9一玉 ▲7九角 △8二銀 ▲6七金右 △7一金
▲6八角 △5二金 ▲7九玉 △6二金寄 ▲8八玉 △7二金寄
▲5六歩

最後の▲5六歩は必要な一手だと思いますんで、答えは、なんと矢倉のほうが手数がかかりました!
矢倉13手、振り飛車穴熊11手(角道を開ける手を含まない場合)です
なお、居飛車穴熊は12手で組みあがります
穴熊よりも手数がかかる矢倉、これでは囲う途中で狙われても仕方ないですね
昨日、NHKで放送された番組

中村太地、阿部光瑠、瀬川、山崎、菅井、今泉の6人のプロが、10分切れ負けでトーナメントをするというもの

冒頭で、トーナメントの組み合わせを決めるために、「駒タワー」という競技をしていた
プラスチックの駒をどこまで高く積み上げられるかというもの
瀬川さんが最高記録の14枚を積み上げていた
そこでの光瑠がダントツに面白かった 全くうまく乗せれず、記録0枚(笑)
めっちゃ不器用なのが伝わってくる映像が流されていた グッジョブ、光瑠!

さて、肝心の10分切れ負けなのだが、これは私には合わないことが分かった
序盤、中盤としっかり進めていても、終盤で猛烈な時計の叩き合いになると、しらけてしまうのだった
あー、こんなにバシバシ猛スピードで指しちゃって、もうどっちが勝ってもどうでもいいや、となってしまう
解説者も「もうこれは解説できない」と発言する始末

やっぱり、将棋は次の一手を考えながら観ないと、ただ局面が進んでいくだけの状態を観ても、楽しくないということが分かった
指している本人たちは、必死だから楽しいのかもしれない
「将棋フォーカス」でやってる1分切れ負けは、局後に山崎の詳細な解説があるから、面白いんだけどね・・・
昨日は爆睡しており、紅白は完全に見逃しました
乃木坂46の、伊藤かりんさんを観たかったのですが・・・
曙vsボブサップは、録画していたのを今朝に観たのですが、いまひとつでした

今年の私の目標は、このブログをNHK杯だけは休まず更新する、です(^^;

TV放送のお知らせ 新春お好み将棋対局 1月2日(土) 午後1時~3時 Eテレです
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