私が住んでいる愛知県岡崎市で、将棋まつりが明日行われます
その一環として、今日は特別講演会がありました
それを聞きに行ってきました

ホールは250席ほどで、お客は200人くらい(事前申し込み制)

冒頭、「撮影・録音は固くお断りします」というアナウンスが流れたけど、メモを取るのはかまわないのでしょう
私はこういうイベントのときは必ずメモを取っていて、それをもとにブログを書いているというわけです

副市長の挨拶と、家康武将隊の3人の演武
武将隊の演武のときにかかる音楽が私は好きだ
🎵豊田~ 安城~ 岡崎~
🎵グレート グレート グレート グレートーー 武~将~隊~
武将隊の1人「冷めた空気は性に合わん、みなのもの、士気を上げよ!」
シーンとする会場・・・
武将隊の1人「冷めた空気は性に合わん、みなのもの、士気を上げよ!」
やり直して今度は拍手、良かったね(笑)

さて、ここから講演の話
渡辺竜王と、伊藤かりんさんと、鈴木カンナ女流が出演していました
以下、つらつらと書き連ねます

司会のお姉さんから、講師という紹介を受けた渡辺
渡辺「講師と銘打っているので、まじめな話をしなきゃならないかなーと思ってるんですけど」
かりん「講師というんじゃないんですけど(^^;」

Qどうして将棋を始めたかのきっかけ
渡辺「父から習いました。父いわく、父は将棋くらいしか娯楽がなかったので。私に将棋を教えたところ、案外できた」
カンナ「私も父から習いました。父はアマ初段もないくらいだったんですけど」
かりん「詰将棋をやりすぎて、戸辺先生に怒られました。駒を捨てすぎるので」
渡辺「詰将棋のように駒を捨てるのは、あんまり指し将棋とは関係ないからなあ」

かりん「大きくなるまで、将棋に関わることはなかったんですが、一件、将棋の仕事が来て、依頼を受けたグループの中で私しか将棋ができるようにならなかったんです」
渡辺「僕も昔はアイドルのおっかけをやっていたんですよ。だからまさかアイドルの方が将棋というのは驚いてしまいますね。将棋界にとってはありがたいです」
カンナ「私は清水さんとかを見て、こうなりたいと思いました。かりんさんはすごい強くなりましたね」
かりん「私にはバックについている講師陣(戸辺・中村太地・山崎)が最強なので(笑)  そういえば前に、棋士の方と話していたら、アイドルの握手会ってどのくらい人が来るのっていう話になりました」
渡辺「僕はモー娘。のファンだったんですよ。モー娘。とは握手ができなかった」
カンナ「どうすれば握手できるんですか?」
かりん「CDを買ってもらえれば・・・ この後、名古屋で握手会があるので」
カンナ「私が行けば握手できますかね?」
渡辺「CDを買わないとダメですよ」

こんな感じのトークがまだ続くんですけど(笑)  読む人がいるのかな(^^;
講演のテーマが決まってないんですよね、だから雑談みたいな感じになってました
せっかくメモを取ったのでまだ書きます

Q仕事で苦労したときはいつでしょうか
カンナ「私は日々の戦いが苦労です。負けたときが一番きついです。毎回同じくらいきついです。以前は立ち直るのに時間がかかったんですが、最近は早くなりました。今はすぐに負けた一局を振り返れるようになりました」
渡辺「僕も同じですよ。負ける痛みは同じですから。勝ったときが、ゆるんじゃうんです。負けたときの敗因として、勝ってゆるんだなあっていうのはありますね。それから、勝つおまじないみたいなことはしないですね」
かりん「アイドルの仕事では、楽しいというほうが先行しますね。将棋のレーティングが上がらないときがつらいですね。勝つことでしか癒せないので、ひたすら指し続けます」
カンナ「勝つことでしか癒せない、名言ですね。安西先生もびっくりの」
かりん「アイドルの世界はみんな負けず嫌いだと思いますよ、自分に負けたくないという」

渡辺「将棋の世界では変わった人がいっぱいいるんですけど、一般社会でも同じくらいの割合でいるのかなあ?と思います。将棋界ではわりと、一般社会では成り立たないくらいの上位・先輩棋士のわがままというのが、昔はけっこうあったんですよ。今は違いますよ」
カンナ「個性を受け入れる雰囲気があるのが将棋界だと思います」
渡辺「それは、将棋界は毎日顔を合わせないですからね」
カンナ「何か言いたい人がいるんですね?」
渡辺「それはいますよ。僕はキチッとしたいタイプなんですよ。でも言いませんね、あんまり言ったら人権侵害になるじゃないですか。かげで悪口を言うくらいです(笑) 」

かりん「私は(乃木坂46の)正規メンバーではないときに将棋に出会えて、自分にもできることがあると思えました」

Q竜王を取られたときの気持ちは
渡辺「まだ他のタイトルを2つ持っていたんですけど、呼びかけられるときに竜王と呼ばれなくなってしまいました。竜王に戻ったら泣いちゃうかなと思っていましたけど、別に泣かなかった。ただ、寝るときに竜王に戻ったときの夢は見てましたね」
カンナ「最近、泣いたのは?」
渡辺「僕は泣かないんですよ、心の冷たい人間なんです。映画を見ても泣かない。あ、でも戸辺くんの結婚式で泣いた」
カンナ「でも戸辺さんの結婚式ってかなり前では」
渡辺「7~8年も前(笑) 」

Qライバルと思う人はいますか
カンナ「いっぱいいます、いすぎます。最近だと室谷女流がタイトル戦に出てる。女流棋士みんながんばってるなと、全員がライバルだと思います」
渡辺「それはさすがに違うでしょう」
カンナ「5人くらいがライバルだと思います(笑)  チェックが厳しいですね(笑) 」
かりん「私は、戸辺先生」
渡辺「アイドルの中でライバルは?って聞いているのに(笑) 」
かりん「いこまりなさんがどうたらこうたら~」
渡辺「僕は、う~ん、あんまりライバルと思う人はいないんですけど、やっぱり羽生さんにどうやって勝つかは考えますね。2番手3番手が踏ん張らないと、7冠を許してしまう。羽生ファンには申し訳ないんですけど」

Qこれからの目標は
かりん「私は将棋初段を目指したい」
カンナ「私は将棋では亀のような人間で、一歩一歩進んでいくしかない。それと、乃木坂46の全員の名前を覚えたい」
渡辺「やっぱり今までどおりタイトル戦を戦いたい。32歳になったんですけど、自分がいくつまで元気でいられるか考えるようになった。世の中になんらかの貢献をしたい」

講演会の最後に、抽選会がありました
500円分の図書カード10名、本の将棋世界5名、サイン色紙10名ほど

そしてチャリティーとして、3000円払って渡辺竜王の色紙を30名に買ってもらい、その全額を熊本震災の寄付にまわすという企画がありました 

こんな感じの1時間半でした 講演会というか、雑談トーク、でしたね 
渡辺竜王はなんでもスパスパとハッキリと答えてくれるのでいいですね
かりんちゃん、どんどん強くなっているようなので、何かの企画でまた楽しませてほしいです 以上です
4月23日、24日に行われた山形県天童市での人間将棋のイベント、
タイムシフトをニコ生で観ました 
そしたら面白かった! PONANZAの2枚落ちと飛車落ちの強さ、そして阿久津八段と郷田王将の掛け合いの妙、堪能させてもらいました

PONAの駒落ちの強いことといったら、もうすごいとしか言いようがない
特に2枚落ちでの、猛攻っぷり! 上手からあんなに猛攻をされたら下手はいつかパンチを食らってしまうわ
いや~、PONAは駒落ちでも魅せるね~! 並のアマ初段なんかでは、PONAに2枚落ちでは勝てないですね
私も全く自信がない(笑)  
(棋譜データベースで、対局者をponanzaと入力すれば、駒落ちの棋譜も出てきます)

そして打って変わって、ゆるい談合将棋のようなトーク将棋だったのが、阿久津vs郷田
真剣勝負じゃなくて面白いか?と私は思っていたのですが、丁々発止の掛け合いで、これはこれで実に楽しかった
阿久津と郷田の人気が上がりますね 
こんな将棋のやり方もあるんですね・・・
第24期 銀河戦 本戦Cブロック 8回戦
先崎 学九段 vs 飯島栄治七段 
対局日:2016年3月1日
解説:阿久津主税八段
聞き手:長沢千和子女流四段

久しぶりに銀河戦の感想
囲碁将棋チャンネル、私は最近まで解約していた
下のほうのプロにはもう興味がなくなってきているためだ
だけど、4月に入って契約しなおした
それというのも、どうしてもこの一局が観たかったのだ
先崎さんがどんな将棋を指すのか、それに非常に興味があるのだ
あれこれ思うところがあっても、結局のところ、私は先ちゃんのファンなのだ 
それはしょうがない事実(笑)

解説の阿久津「先崎さんは早見え早指しで、早指し棋戦に強い
定跡にとらわれない、力強い居飛車党
飯島さんは堅実で一歩一歩駒が進んでいく、すごく研究している居飛車党」

先手先ちゃんで、力戦調の相掛かりとなった
互いに速攻での棒銀狙い、という、アマ好みの、非常に興味をそそる序盤だ

角交換から、飯島の積極的な筋違い角での攻めに、先ちゃんも強く対抗
双方の、角、銀、そして飛車までが一気に交錯し、王手飛車や素抜きの筋もあるという、大乱戦になった
阿久津も思わず「すごい(派手な)将棋になりましたね~(笑) 」と苦笑していた

これは面白い! ハラハラ感がすごい!
両手で頭を抱える先ちゃんvsハンカチを噛みながら頭を抱える飯島という、両者のポーズも笑える終盤となっていった

そして飯島が踏み込んだ! 一番激しい順で先崎玉に迫る
おおお、やったやった、どこまで読んでいるのか?
先ちゃんも当然ながら、強く突っ込み対応、どっちが読み勝っているのか・・・!

そしてしばらく進んで、結論が出た
阿久津「飯島さん、危ない踏み込みかと思ったけど、ちゃんと読み切っていたのかも」
そしてついに、阿久津「はっきり飯島さんがリード」

飯島の、「いったん自陣が破壊されるが、玉形を再構築する」という構想が実に見事で、飯島玉は鉄板となり、勝負がついた
68手で飯島の勝ち 
飯島玉は、居玉のまま一回も動かなかった 「居玉も囲いの一種」、と呼ぶのにふさわしい一局だったね

阿久津「序盤から飛車角が飛び交う大乱戦になった、飯島さんが踏み込んだのが好判断、飯島がすごくいい内容だった」

この一局、完全に飯島が先ちゃんの読みの上を行った、という内容だった
う~ん、勝てなかったか、先ちゃん、残念! 
飯島のほうがもう格上だな、と思わざるを得なかった
だけど積極策で前向きに倒れた先ちゃん、本局はもう仕方ない
戦型、そして中身が非常にアマ受けする内容で、これは番組としてとても面白かったよ
両者が駒をどんどん前に出しての攻め合い、こういう展開は私は大好きだ(^^;

感想戦もたっぷりあり、私のようなマニアを喜ばせた
先ちゃんは感想を素直に言葉にして言ってくれるので、楽しいのだ
先崎「ここで詰んでくださいよ~」
先崎「(飯島が)守りを再構築することなんて、こんな前の段階で心配できないですよね~」
先崎「それが見えるのかよ、天才」

銀河戦は、コンピュータの形勢判断ボードや次の一手が表示されない旧来の方式だが、それがやはり私には合っている
本局のような大駒が乱舞する展開では、コンピュータが圧倒的に強く、もう正解をバンバン指摘してくるだろう
そんな表示があったら、視聴者が自分で考える楽しみが奪われるではないか
そしてただ単に、プロが、コンピュータの表示した正解を指せるかどうかのテストになってしまう
銀河戦はコンピュータの形勢判断ボードの表示なんてないまま、このままやっていただきたいものだ

本局は面白かった、先ちゃんが後輩に抜かれていく様を見とどけることができたのは、私には有意義だった
先ちゃん、NHK杯では藤倉勇樹 五段が相手だけど、ぜひ勝ってね!
伊藤博文 六段 vs 増田康宏 四段 NHK杯 1回戦
解説 稲葉陽 八段

56歳の伊藤vs18歳の増田という、ベテランと若手の対決となった

伊藤は1984年四段、竜王戦6組、フリークラス 予選で中村太地に勝ったとのこと 4回目の本戦出場
増田は2014年四段、竜王戦5組、C2 本戦初出場 まだ高校3年とのこと

事前のインタビュー(要約)
伊藤「私は相手に合わせて対抗形にする、最年長vs最年少なので楽しみ」
増田「一勝できるようにがんばりたい」

▲伊藤の四間飛車+4枚高美濃vs△増田の4枚穴熊となった

実に長い時間、駒組みをしている 駒がぶつかるまで、番組開始から40分近くかかってしまった
ハッキリ言って、特筆することもなく、ヒマであった
稲葉「先手の伊藤側から見ると、後手が堅過ぎてクラクラしますね」
これはそうとう、伊藤が勝ちにくそうだな どうやってこれを崩していくんだ 
伊藤が勝つには先が長いとしか言いようがない

伊藤が飛車の位置をさかんに変えて、対応していっている
稲葉「伊藤は四間→三間→中→向かいと、すべてに振りましたね」
この辺が振り飛車の難しいところだ 
居飛車はとりあえず飛車先突破を考えていればまず間違いないのだからなあ

さて中盤、さばき合いに入ったが、伊藤が感触の良さそうな手を指した
飛車をふわっと浮いた▲5四飛という手で、この対局で初めて私は「おお」と声を上げた
これはなんか、良さそうな手! 稲葉が「この飛車は四段目に横利きが強い」と解説している
よし、抑え込めるか伊藤!
考慮時間も、伊藤▲5回vs増田△0回となった いけ、伊藤!

大きく駒交換が行われ、形勢はどうか
伊藤がいけるかと思っていたが、なんかだんだん、増田の攻め駒も、足りてきてるような・・・
増田は飛車を取られたけど、もう別に飛車はいらないし・・・

そして、増田の攻めが続き、つながり始めた
拾った桂香、と金の活用、そしてちょうど落ちていた歩、すべてがうまく攻め駒として機能し、増田が伊藤の美濃を壊滅させていった
増田の攻めに、伊藤の受けが間に合わない
あああああーーー 一方的に美濃だけボロボロになる展開・・・
稲葉「穴熊は優勢になるとわかりやすいですね」

最後の即詰みも鮮やかで、増田がきれいに勝ち切った
118手で増田の勝ち

稲葉「伊藤がうまく指している局面はあったんですけど、やっぱり一手間違えてしまうと穴熊の堅さが活きて、うまく増田が攻めた一局になりましたね」

伊藤は、あの飛車を▲5四飛と浮いた手には手ごたえを感じていたようで、
伊藤「受け間違えた?飛車浮いたときは感触良かったんやけどな」と言っていた

感想戦では、伊藤に良くなりそうな手が示されていた 
ああー、でも本譜は間違えてしまったか 
振り飛車側は全部完璧に受け切らないといけないわけで、穴熊側のさばきをどこかで許してしまうケースが圧倒的に多い
今回も、御多分に漏れず、穴熊が勝つパターンの典型的な展開だった

序盤で4枚穴熊に組ませては、人間同士の戦いではもう作戦負けと言っていいのでは、と、再認識させられた、私には残念な展開だった
「4枚穴熊は勝ちに直結する、堅さは正義」、本局もそういう将棋だった 合掌 

ただ、伊藤は中盤までよくやっていて、強さは見せたと思う
増田は沈着冷静な手の連続で、きっちりと攻めをつなげて仕上げていたね
まだ18歳ということなのに、落ち着きぶりは実にたいしたものだった それが見れたのは良かった
それが一大事 ~「それが大事」の替え歌~
プロ棋士たちに捧ぐ応援歌

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=PypF2XiQdss&spfreload=10

負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ Oh

高価なパソコン使わずに
安くてもすでにプロ棋士は負けてる
プロが勝てぬから 傷ついてる人はいるけど

さんざん練習やった後
ハメ手を使うA級もいるけど
ドワンゴの興行に 時折乗りそうになる

竜王と名人の 不参加が淋しいのじゃなくて
連盟に未来への ビジョンがない事が淋しい
(でも)
負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事

ソフトに最善を聞くより
ヘタでもプロの手のほうが面白い?
人間同士の戦いを 興味持てるかどうかにある

今はソフトに負けている
そしてこれからますます離される
でも傷つかぬように プロを見守っていたい

タニーにカリスマ がないのが せつないのじゃなくて
羽生に戦う プライドがない事がせつない
(でも)
負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事
涙見せてもいいよ それを忘れなければ
Oh・・・
平藤眞吾 七段 vs 斎藤慎太郎 六段 NHK杯 1回戦
解説 畠山鎮 七段

平藤52歳と、斎藤22歳の対決 解説は斎藤の師匠のハタチン

平藤は1991年四段、竜王戦5組、C1 5回目の本戦出場
斎藤は2012年四段、竜王戦4組、B2 本戦初出場

ハタチン「平藤さんは50歳を過ぎたんですけど、非常に若々しい将棋で、毎年高勝率の若手を何人か倒すんですね
ですからひそかに若手の間で、若手キラーと呼ばれてますね
非常に攻め将棋で若手みたいな将棋を指す
斎藤は私の弟子、小学生の頃から指導対局に来て、4年生のときに手紙で弟子にしてくださいと来ましたね
非常に攻めも受けも、よく読んで丁寧に指します」

事前のインタビュー(要約)
平藤「斎藤はふところが深い、手強い新鋭との対局を楽しみたい」
ここ、平藤は「てづよい」と言っていた そんな読み方があるのかと思ったが、あるのだった

斎藤「初めての出場でとてもうれしい、のびのび前に出る将棋を指したい」

ハタチン「平藤の受けvs斎藤の攻め、になりそう」

先手平藤で、横歩取らずの相掛かり調になった
平藤は趣向で、両方の端に手をかけている
端以外は、先後を逆にした、ちょうど先日の電王戦のような出だしになった

平藤が9筋を2つ伸ばしたが、ハタチン「これはもう(理屈ではなく)カンでしょう」
雑談で、ハタチン「斎藤とは彼が奨励会時代に、700~800局指した
彼は詰将棋解答選手権で2年連続1位を取った」
へー、斎藤は詰将棋も得意なのか

平藤の▲中原囲いvs斎藤の△中住まいという形 
角交換した角を平藤がいい位置に打って、ちょっとリードしたように見える
斎藤が時間を使い、苦心の末に手持ちの角を手放して、なんとか耐えた
藤田「ちょっと斎藤が首をかしげましたね」
ハタチン「角打ちは、ひねり出した受けですね」

残り考慮時間、平藤▲8回vs斎藤△3回となっている
おお、平藤がけっこう追いつめているぞ・・・
オジサン平藤、このまま若手バリバリをいてこませるか?

互いに攻め合いとなった
そして、平藤が放った桂打ちで、平藤が銀得を果たした
しかし、駒の働きは、斎藤がいいように見える これはまだまだ難しいか
藤田「形勢はどうでしょうか」
おお、ナイスなところで質問してくれるね
ハタチン「1筋の端の突き合いは斎藤に有利になっています」
・・・なんだそれは、答えになっていないorz

難しい終盤となっている 
攻め合いなのだが、双方、桂をとにかく打ち合って、駒得を果たすのが目的になっているな
平藤が考え込むことが多くなっていった
残りの考慮時間、平藤▲2回vs斎藤△2回と、並んでしまった

ハタチン「斎藤のこのゆったりした手つきは、ちょっと優勢だと思っていますね」
んー、平藤の攻め、なんか単調になってしまったか
手がかりだった種駒を清算して、飛車で王手して、隅の香車を拾っているようでは、工夫がない

そして、斎藤の、桂で単純に「カナ駒に取り」をかけて攻める、という攻め方の前に、平藤は屈した
最後のほうの、斎藤の△5六香というのは、なかなか好手のようだった 
(もし先手が5筋の自陣に歩を受けたら、先手に5筋からの歩攻めがなくなる)
最後は差がついた 104手で斎藤の勝ち

終局直後、平藤「読みが甘かったな、桂馬を打って(形勢が自分側に)いいのかと思った」
中盤のあの桂打ち~銀得になった流れで、読みを打ち切ってしまったとのことだった
銀得でも、駒の働きが違うから、形勢は難しかったよね

ハタチン「平藤の趣向が面白くて、いけそうな局面もあったと思うんですけど、んーちょっと敗因はわからないですね
激しい難しい将棋でした、双方やりたいことが全部出ましたね」

斎藤は感想戦で「最初から失敗したと思っていた」と言っていた
あの端歩に惑わされたのか・・・
斎藤は勝ったけど、「わからない、難しい」を連発していた

本局、双方の攻めが桂馬を使ってとにかく相手の価値の高い駒と換えていくというのがメインで、単調だったように思えてしまった
先週の電王戦でPONANZAが一日目に見せたような、鮮やかな攻めではなかった・・・
あのPONANZAの攻めの切れ味たるや、カネが取れるね
昨日やっていた、山崎が電王戦第1局を振り返る検討番組を見ていて、改めてコンピュータの強さを実感した次第
もう人間が及ばなくても、しょうがないんだけどね・・・

私にとって電王戦は、今週はNHK杯に悪影響が出たと言える
やっていることが同じ「対局を見せる」ということなんで、どうしても比べてしまった
まあプロvsプロにまた意識が戻ることもあるだろう、ぜひそうであってくれ・・・
叡王 山崎 ~「真っ赤なスカーフ」の替え歌~
第1期電王戦 第1局の私の感想を替え歌にしました

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=7bWpaHmIyME

山崎落ち込んで 「完敗だった」
まさか勝てると 思っていたか
別に負けても いいじゃないか
みんな 勝てると 思ってない
戦う男の胸には
勝ち目の かけらがほしいのさ
ラララ・・・
ラララ・・・ 叡王 山崎

一日目から 早くも劣勢
そして二日目 敗戦の処理
今は自宅の パソコン使い
研究するけど 成果はない
PONANZA あまりに強すぎて
もう人の 手には負えないのさ
ラララ・・・
ラララ・・・ 叡王 山崎
初代叡王ヤマサキ ~「宇宙戦艦ヤマト」の替え歌~
山崎八段に贈る応援歌

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=uGvIspfzLU4

さらば本筋 異端の棋士は
初代叡王 ヤマサキ
独自の手将棋 居玉の力戦
電王戦に 今 飛び立つ
棋界屈指の 駆け引き上手(じょうず)
ちょいワル王子の 逆転ホームラン
長年B1 そろそろAに はるばるのぞむ
初代叡王 ヤマサキ

さらば「なぞり」よ コピー将棋よ
初代叡王 ヤマサキ
ソフトを倒す 使命を帯びて
戦う男 プロの意気地
誰かがPONAを 止めねばならぬ
期待の人が この俺ならば
村山聖の 勇姿を胸に はるばるのぞむ
初代叡王 ヤマサキ
PONANZA作者ヤマモト ~「宇宙戦艦ヤマト」の替え歌~
山本一成さんに贈る応援歌

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=8Y_JM9XA4Oc

さらば定跡 旅立つソフト
PONANZA作者 ヤマモト
将棋の彼方 神の一手へ 
電王戦に 今 飛び立つ
創造性は ソフトもあると
自信にあふれ 笑顔で答え
人知を離れ はるか高みへ はるばるのぞむ 
PONANZA作者 ヤマモト

さらば敗北 最強ソフト
PONANZA作者 ヤマモト
プロ棋士倒す 使命を帯びて
戦う男 燃えるロマン
誰かがこれを いつかやるから
期待の人が この俺ならば
将棋を制し 囲碁の世界へ はるばるのぞむ
PONANZA作者 ヤマモト
第1期電王戦に使用されているハード、そのCPUは、前回の電王戦FINALの3分の1の値段だということに気が付きました
(今更ですけど・・・)

ソフトどうしが争う電王トーナメントのハードが、そのまま電王戦に使われることはご存知だと思います

まず、電王戦FINALに使われたCPUから調べてみます
第2回電王トーナメントの公式HP
http://ex.nicovideo.jp/denou/tournament2014/index.html

ここの「対戦ルール」から、「将棋トーナメントルール」のPDFファイルを開きます
すると、CPUは、インテルプロセッサ 8コア 16スレッド と出てきます ついでにメモリは64GBです

これだけでは詳細がわかりませんが、この宣伝ページで、詳細がわかりますhttp://www.diginnos.co.jp/galleria/galleria_denou.html
使用CPUは i7-5960X EE だということですね

これを「価格.com」で検索してみます
http://kakaku.com/pc/cpu/itemlist.aspx?pdf_se=23
約12万7千円です


次に、今行われている第1期電王戦のCPUを調べます
第3回電王トーナメントの公式HP
http://denou.jp/tournament2015/

ここの「対戦ルール」から、「第3回 将棋電王トーナメントルール」のPDFファイルを開きます
すると、CPUは Core i7-6700K と出てきます ついでにメモリは32GBです
Core i7-6700Kを「価格.com」で検索してみます
http://kakaku.com/item/K0000800540/
約4万円ということがわかります
(ちなみに今回の電王戦で使われているパソコンのモデルは販売されてません)

電王戦FINALで使われたCPUが12万7千円で、第1期電王戦で使われているCPUは4万円・・・
そしてメモリも64GBから32GBへ、半分に・・・

もちろん、i7-5960X EE と Core i7-6700K では発売時期が1年違うので、そこは考慮にいれなければなりませんが、それにしても3分の1以下の値段のものに引き下げたっていうのはどういうことなんでしょうか

ドワンゴといえば、GoogleのAlphaGoに対抗するDeep Zen Goプロジェクトを立ち上げて、「個人では持てないような、すごいハードを用意してソフト開発をバックアップする」という企業なのに、なんなんでしょうかね、今回の第1期電王戦に使用するCPUのしょぼさは・・・

第1期から新たに始まった電王戦、このままこういう「ハードの性能を低下させていく現象」が続くんでしょうかね?
第2期、そして第3期の頃には使用CPUの値段はどうなってるんでしょうか、まあそれもまた見所のひとつ?
どんどん安いパソコンに負けるプロの姿があるんでしょうかね・・・
大石直嗣 六段vs石井健太郎 四段 NHK杯 1回戦
解説 所司和晴 七段

大石は3年前にNHK杯ベスト4まで行ったことがあった 石井というのは全然知らない
解説が所司さんだけど大丈夫か(^^;

大石は2008年四段、竜王戦4組、C1 5回目の本戦出場
石井は2013年四段、竜王戦6組、C2 本戦初出場

所司「大石は関西の若手強豪 石井は私の弟子、初出場で緊張してると思うけどがんばってほしい」

事前のインタビュー(要約)
大石「石井さんとは初対面、駒箱を開けてみないとわからない
前期、弟弟子の千田が快進撃を見せたので、それに続きたい」

石井「子供の頃から観ていた棋戦なので、非常にうれしいです」

所司「大石は基本的には居飛車党、石井は両方指す」

先手大石で、▲居飛穴vs△ノーマル四間+高美濃になった
駒組み以降も双方手が早く、所司「この辺まで研究しているんでしょうね~」

石井が飛車側で動きを見せるも、大石は流れに乗って鉄壁の「松尾流4枚穴熊」に囲うことに成功
うわ~、これは四間側から見たら、頭がクラクラするな~

雑談で、所司が石井の思い出について語ってくれた
所司「石井が将棋教室に来たのは、また幼稚園の年長のときだったんですよ」
藤田「駒落ちから始めて?」
所司「実は平手からなんですよ、最初ですね、地元の将棋センターに来まして、大人の方々に6枚8枚で、こてんぱんに負かされて、もう何回も何回も泣いちゃってたんですよ、それで私がこれはかわいそうだというので、カルチャー教室のほうで私が全部平手で負けてあげていた」
・・・これは面白いエピソードだった
そのまま石井が大人に負かされ続けていたら、今の石井はなかったかもしれない(笑)

そして、この将棋、中盤から、延々のねじり合いとなった
互いに歩を垂らし合い、手を渡し合う高度な手筋
石井に桂の逃げ道を作るだけの端歩突き、大石の角のさばきの妙
そして私が感心したのが、石井の手で、銀で玉側に厚みを作る格調高い一手!
そしたら、大石も離れていた金を玉に寄せる、似たような手筋!
う~ん、そう指すものか これは渋いやりとり、なんとも本格的・・・

この互いの応酬に、所司「お互いの持ち味が非常に出てますね」
そうだな~、これは見ごたえあるわ 若手どうしとは思えない

終盤に入っているが、どちらがいいのか 盤面左で、延々攻防が続いている
そんなとき、大石に▲3九香という田楽指しの香打ちが出た! 気づきにくい手だ
所司「これが秒読みで発見できるのはさすがですね、局面広く見えている」
もうずっと盤面の左ばかりで戦っていたからなあ

もう寄せ合いだが、所司「こういうのは正しく指せば穴熊が勝ちやすい」
石井玉、ギリギリに追いつめられているが、持ち駒がすごい大量にある
そして石井が勝負手を放った 相手の歩頭に金のタダ捨て!
うお~ そして大石も、このタダの金を取らない!
どっちが勝ってるんだ~

石井の最後の「王手ラッシュ」が続く これは・・・ 大量の持ち駒があるから・・・ 何かやばそう・・・
そしたら、怒涛の捨て駒のラッシュで詰んでしまった! 大石玉、詰まされた あああーー 
168手で、石井の勝ち

所司「すごい細かい、渋い応酬などもあって、大熱戦でした だけど平均すると、ずーっと大石のほうが有利だったんではと思いますね 最後も大石の勝ちだったと思うんですが、ちょっと調べてみないとわからないんですけど、トン死だったのか、正しく受ければ詰まなかったのか、本当に最後の最後まで緊張する、ギリギリの戦いだったですね」

うん、これは面白かった 大熱戦だった 
お互い、技をたくさん見せてくれたもんなあ 
歩の垂らし合い、中盤で金銀を玉側に寄せる手、田楽指しの発見、金の歩頭捨ての大技
どちらも譲らずで、プロの技術のオンパレードという感じだった

所司さんの解説も、なかなか良かったと思う 特に中盤までは良かった 
そもそも、終盤の解説にそんなに期待してないっていうところがあるし(^^;
1回戦でこれだけ見せてくれたら、満足だ 観ていて楽しいね

山崎vsPONANZAでは、圧倒的な強さをコンピュータが見せたわけだけど、
持ち時間が短くて1時間半で終わるNHK杯は、これまでどおり私は観ていくと思う
ただ、もしNHK杯に「コンピュータ枠」があったら、いやなんでもない・・・(笑)
二日目の感想といっても、私は対局を30分ほど観ただけで、途中もう1500点を超えていましたので、観るのをやめました
 (またあとでタイムシフトで確認しようと思いますが)

最後の記者会見だけ観ました 
山崎「全く何を言われても仕方ない完敗だったと思います」とのこと 
山崎さん、憔悴していたように見えました

でも、PONANZAが強すぎただけで、山崎八段が悪いわけではないでしょう
叡王戦の、優勝者に負担がすごいかかるシステム、違和感があるのは私だけでしょうか
私がプロの立場なら、叡王戦にはエントリーするけども、「優勝はしないようにして適当なところで負けたらいいや」と考えますね
何か別の方法を考えるか、もうコンピュータと戦うことはやめるか

まあ電王戦をやめるとなったら、「もうコンピュータにはかないません」と
プロが宣言する必要があると思いますが、それはプロは言いたくないんでしょうね(^^;

第1期電王戦、以前に記者会見のときに、質問で「第1期から新たに始まる電王戦は何年ぐらいやる予定ですか?」
と質問があったとき、川上会長が「最低3年は続けたいと思っています」と答えていました
でも、果たして3年も続けられるのか、という問題になってしまった、今回の一戦だったと感じています
NHK杯の感想は、明日の月曜に回します

(現在、日曜の早朝4時にこれを書いています)
昨日、私は午後に寝てしまい、タイムシフトで視聴しました
で、結論から言って、おととい私が書いた「最悪のケース」が当てはまってしまいました
つまり「山崎八段が早々に敗勢になり、二日目はひたすら敗戦処理」という状況が発生してしまいました

封じ手は、まだ40手目の時点なのに、もう500~700ほどPONANZAが良しで全てのソフトが意見一致
華麗に技を決められてしまいましたね(^^; 
検討のプロの方々もPONANZAの指し回しを称賛されていました
関西弁で言うと、もう、どうにもこうにも、さっぱりワヤや~
持ち時間も、8時間のうち、初日終了時点で残りがPONANZA6時間10分、山崎2時間52分と、圧倒的な差がついてます

この観戦マンガを描く「ものの歩」の作者の方は、どういうマンガを描き上げるのか
主人公の信歩くんたちが目指すプロがコンピュータにはボッコボコですので、どうしましょう(^^; 
二日制の一日目でここまで差がつくって、タイトル戦でもめったにないですからね
千田プロは正直で、「このまま推移しても右肩上がりに上がってしまう点数まで達してしまったので、そうとう厳しいですね」とおっしゃっていましたね

PONANZAが強すぎるわけで、山崎八段の責任ではないでしょう
もうすでに、電王戦というイベント自体が成立しなくなっているのではないか?
そんなことが頭をよぎる、悲しい状況です
何よりまず、先日行われた、AlphaGo対セドルと比べないことですよね
そのインパクトがすごすぎて、電王戦は・・・とならないことが肝要!

見どころは、山崎八段の序盤作戦でしょう
山崎将棋の特徴は、序盤で常識的な手よりも、自分のその場で思いついた好みの手を指すことにあります
そういう手を指すのかどうか?
それとも、真逆の、アンチコンピュータ戦略を研究してきて、それを採用するのか?
PVはそんなことはしない、山崎らしく自由奔放に指す、というような雰囲気で作られてましたけど、実際に明日を見てみないとわかりませんからね

一日目で、山崎八段が、いつもの自己流で「ちょい悪」な形勢になってしまったら、どうやって持ちこたえるのか?
逆に山崎八段が優勢になれば、「このままリードを守れ」という雰囲気になって、面白いんじゃないでしょうか

最悪のパターンとしては、山崎流の指し方で早々に一日目に不利に→PONANZAが一気に襲い掛かってボコボコ、二日目は一日中、敗戦処理
という図式が思い浮かんでしまうんですけど、どうなりますかね(^^;
楽しみです

2009年9月の、羽生vs山崎の王座戦(タイトル戦)、私のブログの解説会の記事から、
森信雄七段の言葉を紹介しましょう
森「山崎の将棋は序、中盤、苦しい将棋が多い だから終盤しか見ないです(笑)」
・・・山崎八段、がんばれ~
https://www.youtube.com/watch?v=5HXuRBAPcTA&list=PLTO1GtxhZ2_1fythsDnnaFc9oH6ioGkKm&nohtml5=False&spfreload=10

ザ・ノンフィクションは関東ローカルの放送ですが、You Tubeにアップされています
船江恒平 五段vs近藤誠也 四段 NHK杯 1回戦
解説 渡辺明 竜王

第66回に期が改まった 司会も清水さんから藤田さんに変わり、気分一新というところ
藤田「注目の女流代表は加藤桃子女王・女流王座です」
・・・しかし、加藤さんは女流棋士ではない、奨励会員だ
女流棋士ではない人が女流代表となってしまった  もちろん、対局には注目するけどね

他に注目は、やはり初出場勢
石井四段、藤倉五段、島本五段、黒沢四段、増田康宏四段、斎藤六段、そして今日登場の近藤誠也四段

船江は2010年四段、竜王戦5組、C1 3回目の本戦出場
近藤は2015年四段、竜王戦6組、C2 本戦初出場

解説の渡辺「今回は初出場が8人ということで、ちょっと多いみたいですね
船江は居飛車党で終盤が得意
近藤はまだプロになって半年なので、今後に活躍が期待される 私の弟弟子で年が一回り違う 居飛車党」

事前のインタビューがあったが、全部書き写すのはめんどうなので、今回から私が勝手に要約することにした
(よほど面白いインタビューだったときは全文を書き写すことにする)
船江「終盤が好きなので、そこに注目してほしいです」
近藤「緊張しすぎず、普段どおり指したい」

先手船江で、角換わりの相腰掛け銀になった ちなみに前期NHK杯では、9局がこの戦型だった
49局中の9局なので、やはり多いと思う 今期もさっそく、この戦型だ 
今、プロ間で一番流行っている戦型と言って間違いない

後手の近藤のほうから仕掛け、積極的に動いていった
近藤の△8六歩の突き捨てに、船江が▲同銀と取ったのが意外な手で、そこでできたスキを突いて近藤が遠見の角を打って攻め立てる
渡辺「ここまでは初出場の近藤がうまく指している感じ」

攻め合いになり、船江のほうも、右桂が後手の3三の銀と交換になった
渡辺「銀が取れたのは先手としてはラッキー」

形勢は難しいのか・・・ 手が進み、角銀交換で船江が駒損
船江は、と金作りに運命を託した
渡辺「正しく指せば、後手の近藤がいいんですけど、この将棋で初めて近藤が指す手が広い局面を迎えていますね
5~6個、選択肢がある」

渡辺の指摘どおり、ここが最大のポイントだった 
近藤の選択は角打ちからの攻め合いだったが、これが敗着になった

船江に強く踏み込まれ、駒が取り合いになったのだが、後手の近藤玉は薄かったのが響いた
渡辺「船江持ちになったかな」
そして、船江は間違えることなく、寄せのアミを絞っていった

渡辺「さすがに終盤が得意というだけありますね」
船江、持ち駒の歩の数がピッタリの寄せが決まり、89手で勝利となった

渡辺「手の広いところで、近藤の角打ちがポイントだったと思う
あそこでどうやっていれば良かったか
本譜は、船江の踏み込みが成功した」

感想戦で、渡辺が言っていた「後手の近藤が手が広いところ」をかなりやってくれていた
近藤に、本譜の角打ちではない、うまい手があったとのことを、近藤自身が指摘していた
近藤、惜しかったな もう考慮時間を使い切るまで考えたかったなあ

渡辺の解説は、やはり良い 
今、局面がどういう進行をしていて今後どうなりそうか、何を考えるべきかをしゃべってくれる
形勢判断も、随時してくれていたように思う

藤田さん、安定した聞き手ぶりだったと思う
藤田さんは清水さんと違い、そもそも棋力が低いので、「藤田さんの局面に対する見解を聞きたい」というようにはならない
観ている側がそんなことは始めから期待しない(^^; そこがいいね
声がかわいいしね そして、画伯でもある藤田さん、このブログ右上の絵は藤田さんのもの(笑)

初出場の近藤が、だいぶ追いつめたが大魚を逃したという一局だった
私は2週間ぶりの将棋観戦だったが、やはり1週間に1局は将棋を観たいと、強く思った
http://www.shogi.or.jp/topics/news/2016/03/1pv.html

色々、電王戦についての新情報がありました

第1期電王戦の、第1局が漫画になる! 「ものの歩」の作者の人が描いてくれるとのこと
(私は「ものの歩」は毎週コンビニで立ち読みしています)
山崎さんが勝てば、プロってやっぱりスゴイんだぜ、ってことで描きやすいと思いますけどね
もし山崎さんがボロ負けしたらどんな漫画になるのか・・・(^^; 
対局結果がどうなろうとも、これはかなり楽しみな企画です 

ちなみに私の予想はPONANZAの2勝です
阪田大吉さんのところのアンケートでも、7割以上の人がそう答えてます
みなさんの予想ではコンピュータが圧倒
山崎さん、1勝できるかどうか? 

代指しロボットがまた進化
「電王手くん」→「電王手さん」、と来たら、次は「電王手さま」になると思いきや、「新電王手さん」とのこと 
ロボットに「さん」づけするのは、そもそも私は納得いきませんね

西尾さんが電王戦の曲をエレキギターで弾いていました
今頃になってテーマ曲を作る、ということは、これから先、何年も電王戦は続くということなのでしょうか?
それが気になります 
デスクトップPCに勝てなくなったら次はノートPCで戦うのか?
ノートPCに負けたら次はスティックPCと戦うのか? どうなるんでしょう・・・

村山聖さんの映画、私は興味がなかったんですけど、PVを見て、マツケンさん、盤の前に座る姿がカッコいいと思いました
これはもしかして、いけるかもしれません 
どのみち私はレンタルで観ますけど(^^;

私はまだAlphaGoショックを引きずっています
第1期電王戦、気分を変えてできるだけ気楽に観ようと思います