5月28日(土)に発売された、日刊ゲンダイをコンビニで買って読んでみました
「オトナの社会講座」というコーナーで「羽生善治は人類最後の砦となるのか?」と題された記事があり、羽生vsコンピュータの展望を田丸昇九段が解説している、というもの

田丸九段、記事の序~中盤は、コンピュータは強い、という論調だったのですが、終盤に来て、田丸節がさく裂しました
以下、抜粋してみましょう

>とはいえ、羽生名人ならコンピュータに勝ってくれるのか。
>田丸「予選(叡王戦)を突破するのが前提ですが、
>普通にやれば羽生名人が勝つに決まっているでしょう。
>羽生さんはこういった修羅場を何度も経験し、その都度乗り越えてきました。
>これまでの人間の対戦者は、『何を考えているのか分からない』
>というコンピュータを必要以上にモンスターのように恐れ、自分で負けてしまっていた。
>羽生名人は次元が違います」

田丸さんによれば「羽生名人が勝つに決まっている」んですね、いやはや、そうですか(^^;
阿久津主税 八段 伊藤真吾 五段 NHK杯 1回戦
解説 横山泰明 六段

阿久津はよく知っているが、伊藤はどんな将棋を指すのが思い出せない
居飛車党だったか、振り飛車党だったか・・・ そして解説の横山もほとんど見たことがない(^^;

伊藤は2007年四段、竜王戦5組、C2 3回目の本戦出場
阿久津は1999年四段、竜王戦1組、B1 12回目の本戦出場

解説の横山「伊藤は普段は明るいが将棋の研究をするときはまじめで、その変わり方が印象的
阿久津は付き合いがよくて常に友達といっしょにワイワイやっている印象、序盤が色々な居飛車や振り飛車を指すことができてうまい印象」

事前のインタビュー
伊藤「阿久津さんとは小学生時代から指してきた仲、阿久津はセンスがある 
たくさんの人が見てくれる舞台なので精一杯やりたい」

阿久津「伊藤さんは小学生のときから雰囲気がそんなに変わってない、伊藤は粘り強い
少しでもいいところを見せられるようにがんばりたい」

先手伊藤で、▲居飛車急戦調vs△ゴキゲン+美濃の対抗形になった
横山「伊藤は振り飛車党なのですけど、ここ1年ぐらいでは居飛車を指すこともあった」

序盤の早い段階で、伊藤が▲2四飛と浮いた飛車の尻に▲2五歩と打ったのが面白い手筋
横山「なかなか気づかないですね」
これは居飛車ではめったに見られない手だ 振り飛車なら、さばくために飛車の尻に歩を打つ手筋はたまにあるのだが・・・

阿久津がどう対応するか見ものだったのだが、阿久津はうまい具合にかわし、▲2五歩を空振りにさせてしまった
伊藤だけ考慮時間をどんどん減らし、▲0回vs△9回まで差が開いた

気づけば阿久津陣はスキなし、阿久津は竜を作っているが、伊藤の飛車は生飛車のまま
だが、これといった決め手が阿久津にも見つけられない 長々とした中盤が続いていく
横山「阿久津がずっとリードしているのかと思っていましたけど、けっこう難しいですね」
双方、玉形が整い、技がかからない
横山「いい勝負になってる」

両者が守り合いをし、互いにめっちゃんこ堅い玉形になっている
▲馬付き舟囲いvs△金銀4枚の美濃
ぐあー、終わりが見えない こういうのは苦手・・・(笑)
藤田「先の長い将棋」

だが、意外なところから攻め合いとなっていった
阿久津が「米長玉」にしたのをきっかけに、端での攻防になったのだ
伊藤が自陣の急所の馬を取られる手を放置して、攻めかかろうとしたところで、阿久津の強手が飛び出した
伊藤の玉の腹にズドーーンと角を打ち込む一手、△8八角!!
これが強烈だった 「おおーー」と叫んだね、この手はすごい!

横山「これはすごい手ですね、気づかないです」
藤田「一気に激しくなりましたね」
伊藤も端攻めに賭け、面白くなったー!
ようやくハラハラの展開
横山「いや~、これはまた難しいですね」とのことだったが、阿久津が寄せきった
122手で阿久津の勝ち

横山「阿久津が序盤でリードしていたんですけど、中盤で伊藤が力を出して形勢不明になった
終盤で阿久津が△8八角と打ち込んだ手から一気に寄せたのはすごかったですね」

阿久津の△8八角が観れたのは良かった
伊藤としては、やはり馬取られを放置したのがまずかったのではないか・・・
今回のような、守り合いになる、長すぎる中盤というのは私は苦手だ(^^;
もう、気が遠くなってしまう
細かい技としては、阿久津が自陣の3三に居た歩を突き捨ててわざと取らせて△3六歩と打った手、ああいうのがなかなかの芸だな~、と思った

横山がなかなかいい解説をしていたと思う 
特に笑いは取れなかったようだが(笑)

NHK杯、コンピュータの発達でもうプロに対する期待感というのが私はそうとうに薄まってしまったが、観て楽しめないかというと、そうでもないようだ 
できればNHK杯の感想は書いていきたい
<TBSラジオ>
爆笑問題の日曜サンデー
13:00 - 17:00
午後2時から「サンデーマナブくん」
「 ポナンザ なんぞや」。
プロ棋士に勝ち越しているというコンピュータソフトに
ポナンザや、その他注目の人工知能についてマナブくん
http://www.tbsradio.jp/37493
・You Tubeに毎週アップされているようです

<BS JAPAN>
日曜夜10時
「運命の日」~ニッポンの挑戦者たち~
将棋ソフト開発者・山本一成<前編>
http://www.bs-j.co.jp/official/unmeinohi/
壊れかけ将棋界 ~「壊れかけのRadio」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=C7QVaahn44A

何も変わらない 何でもないと思いたい
機械がプロ棋士の手より うまく指したらどうなのか
毎週チェックした 面白かったTV将棋
いくつもの名局が いくつもの時代を作った

最強が名人から 機械に変わる
プロを崇めていた けがれもないままに
止まらない テクノロジー 押し寄せる AIに
本当の幸せ 教えてよ 壊れかけ将棋界

PONANZA指してた 神の一手を次々と
PONANZAの棋譜を見たら かすかな恐怖が生まれた
山本さん言った 「定跡はもう要らない」
すでに人知を超えて はるかな高みに登った 

華やいだ 電王戦 盛り上がるファンを 背に
悲哀 溢れていた 敗れたプロたちの
遠ざかる米長会長 帰れないあの頃に
プロ棋士の強さ 教えてよ 壊れかけ将棋界

人間指してきた 次の一手もわからずに
400年の歴史 脳に汗かき考えた

最強が名人から 機械に変わる
プロを崇めていた けがれもないままに
止まらない テクノロジー 押し寄せる AIに
本当の幸せ 教えてよ 壊れかけ将棋界

華やいだ 電王戦 PV動画 背に
悲哀 溢れていた 山崎叡王の
遠ざかる共存共栄 帰れないもう昔に
本当の共存 教えてよ 壊れかけ将棋界

遠ざかる プロたる意義
帰れない もう昔に
観戦する意味 教えてよ
壊れかけ将棋界
松尾歩 八段 vs 佐々木勇気 五段 NHK杯 1回戦
解説 屋敷伸之 九段

松尾と佐々木勇気か、佐々木勇気はこの前、岡崎将棋まつりに来ていたな、
そこで終盤劣勢からの逆転で、藤井聡太三段を負かしていた
私は電王戦で疲れた頭で、観ることにした 果たしてどれだけ楽しめるのか?

松尾は1999年四段、竜王戦2組、B1 13回目の本戦出場
佐々木勇気は2010年四段、竜王戦4組、C1 4回目の本戦出場

解説の屋敷「松尾と佐々木勇気は、居飛車党で攻めが強い、似た棋風」

事前のインタビュー(要約)
松尾「佐々木さんはさわやかな元気な青年、今日和服を着ていたのを見て、おっとなった
私も負けないように気合を入れて一生懸命指す」

佐々木「松尾さんは落ち着いた雰囲気とともに、さりげない話題でも明るく話してくれる先生
こうして晴れ舞台に立ててうれしく思います、完全燃焼で戦いたいと思います」

先手松尾で、角換わりの相腰掛け銀になった
双方、着々と組み上げ、松尾が▲4六角と据える形
屋敷「松尾のクラシカルな作戦」

攻める松尾、受ける佐々木 
佐々木は浮いた飛車の横利きで、遠く1筋を守るという、面白い発想を見せた
駒交換になり、歩も各所でぶつかり、なかなか見ごたえがある

盤面はもう終盤というところ、松尾が攻めの中、自陣に歩を打ち、手を入れたのを見て、
屋敷「いや、堅くなりましたね、これは後手からしたら焦りますよ」
もうこれは後手の佐々木は絶望か、と思われたが、佐々木は粘った
屋敷「(松尾はどう対応するか)なかなか判断が難しい、佐々木もうまく勝負に持ち込んでいる」

そして、松尾が果敢に突っ込んでいった
それで勝てれば話は明快、という、わかりやすい手順だ

佐々木は自玉が受けなしと見て、豊富な持ち駒で、王手の連続で松尾玉に迫る
屋敷「詰むや詰まざるやという形になりましたね」
どうなるんだ、ハラハラ・・・ 「評価値」が出ていた電王戦ではなかった気持ちだ

でも、松尾が突っ込んでいった順だからなあ? これが詰んだらおかしいだろ?
自玉は詰まないと松尾は思ったから、この本譜の順になってるわけで・・・

さあ、詰むか? と思ってたら、松尾、突然投了しちゃったーー
な、なんでー 98手で佐々木の勝ち!

屋敷の解説を聞くと、なるほど、詰んでいたのか・・・
松尾、せめてあと2手は進めてほしかったなー

屋敷「松尾がどんどん攻めていって、そのまま松尾が押し切るかなと思ったんですけど、最後は佐々木が終盤の鋭さを見せた、返し技が見事に決まっちゃった」

10分ほどの感想戦で色々振り返ってくれたのは良かったが、肝心かなめの、「松尾が良かったはずなのに、どこで逆転したのか」が時間枠に入りきらなかった これは悪手だった

電王戦の影響だけど、まあ・・・ 今週のNHK杯もそれなりに楽しめたといえばそうだけど・・・
「この人たちはプロを名乗ってるけど、20万円足らずのPC1台に入ってるソフトを相手に4~5か月間も練習しても、全く勝てない人たちなんだな」、というふうには思わずにいられない
山崎なんて、年収は軽く1000万円以上あると思うのに、なんで20万円のPC1台に負けてるのか? 
もう心の深いところで、「プロを尊敬する気持ち」というのが溶解してしまった
はあ~、どうしよう・・・ とりあえず、今年は銀河戦はもう基本スルーにしよう・・・

将棋は面白い これからも続いていくだろう それはそう思う でもプロって何だろう? そう思ってしまう今日この頃だ
今日放映のNHK杯の記事は、明日に回します

電王戦1日目、山崎、初手から▲7六歩と「変化」
千田が「▲2六歩で練習してたのに」と、なげくのが笑えた(笑)
そして1日目終了時で300ぐらいのマイナス評価
ここで私の中ですでに勝敗への興味がなくなった

2日目、藤井と深浦の掛け合いは楽しいが、nozomiの評価が何しろ後手に偏る一方なので、ドキドキする場面がない
山崎、普段どおり指して、ふつーに力負けしたという印象しかない
盛り上がらなかった

記者会見の第2部では、第2期叡王戦への羽生四冠の出場が知らされた
しかし、羽生さんが叡王戦で負けたらどうすんの・・・
「ソフトとやりたくないから、羽生さんはわざと負けた、八百長じゃないのか」と言われかねないで・・・
しかも羽生さんが優勝してソフトと対戦するとしても、来年の今頃まで待つことになる 
そして例のトリプルハンデルール(何か月も貸し出し、20万円しないぐらいのPC1台、ソフトのバージョンアップ禁止)
で戦うのかと思うと、頭が痛い

1日目の来場者85万人というのは、「ドワンゴのギャグ」だったとのことで、2日目は25万人程度だった(笑)

コメントでは、「もうソフト戦はやめよう」という声も散見され、
すでに電王戦というものが「終わっている」のではないかという意見があり、私もそれを強く思っている
http://live.shogi.or.jp/denou/
ここの中継サイトは詳しいので、個人的にもう一度、第1局を振り返ってみてました

プロたちが今まで気づかなかった手順の中に勝機ありとみて▲6六角~▲8三歩を敢行し成功させたPONANZA
そして、山崎叡王と先崎九段に、後手の改良案まで示してくれたPONANZA(30手目の△2二歩)
なんか、1局で2局分、負けたっていう感じですね・・・
それも、プロたちの総意がPONANZAに負けた印象を私は抱きました 
だって▲6六角~▲8三歩は、やろうと思えばやれるのに、前例がなかったですもんね

山崎叡王~、明日はもうちょっとなんとかしてほしい、せめて勝敗のゆくえの興味を2日目までは持たせてほしい(^^;
ファミコン将棋ソフト ~シャ乱Q「シングルベッド」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=SbEwPSk6Bfg

流行(はやり)の定跡 指しこなして 強いはずのプロ棋士
電王戦も もう4年過ぎ 敗北 観慣れたつもりが 

それでもこの年齢(とし)まで俺が 育てたプロへの敬意は
たとえ去年が3勝しても 結局 取り戻せぬまま

早く忘れるはずの 三浦のボロ負けを
矢倉での △8四銀が 思い出させる

ファミコンソフトに全駒 やって遊んだ頃
「くだらない物だ」って 一人で笑えたね

今日日の 将棋ソフトは あの頃と同じかい?
プロを崇めてなけりゃ つらくないのに


PRIDEみたいなPVで 盛り上がった電王戦
初めてプロが 負けたときほら サトシン  ずっと震えてたね

羽生は何物よりも すごいんだと思ってた
なのにアルファ碁ショック あまりにでかい

ファミコンソフトにハメ手 食らわせていた頃
いつか俺よりも強く なるか賭けてた

あの頃にもどれるなら 将棋を離さない

ファミコンソフトが長考 ずっと待ってた頃
「くだらない物だ」って みんなで笑えたね  

今日日の 将棋ソフトは あの頃と同じかい?
次の趣味でもあれば ああ つらくないのに Woo…
面白くて50分があっという間でした 興味深かった点を2つ

絵の分野で、ナレーション「人工知能は創造性も獲得した。自らの発想で絵を描き出す。17世紀の天才画家をよみがえらせた。レンブラントの筆遣い、構図、絵の具の隆起まで3次元で分析。天才の技をマスターした人工知能が350年の時を超えて新作を生み出した。」
な、何だとー いくらでも過去の天才画家の新作を作り出せるということか
それだと、もう画家の存在意義がもう危ないじゃないか
「絵のありがたみ」というものが根本から問われている 恐ろしいことだ
以前読んだ本で、クラシック音楽の新曲をいくらでも作れる機械がすでに存在する話があったが、それとおんなじだろう・・・

命令に従わないロボットの出現
ナレーション「自分の判断で命令を拒絶する」
仲間のロボットが積みあげた空き缶のタワーを、人間が崩せと命令すると、そのロボットは命令を拒絶した
うわー、もうロボットが自立しはじめているじゃないか
いつか人間の上に立って、人間に命令してきそう・・・ 私は恐怖を感じましたね

う~ん、私はマイナス思考になってしまっているのか?(^^;
人工知能が発展すると、いいこともあるんでしょうけどね
丸山忠久 九段 vs 小林裕士 七段  NHK杯 1回戦
解説 阿部隆 八段

丸山とデカコバ・・・ 目立たないが実力者どうしというところか?

丸山は1990年四段、竜王戦1組、B1 26回目の本戦出場
デカコバは1997年四段、竜王戦3組、C1 10回目の本戦出場

解説の阿部隆「丸山は角換わりの大家 デカコバは居飛車の本格派で急戦を好む」

事前のインタビュー
丸山「NHK杯ではけっこうポッキリいっちゃうこともあるので、そうならないように集中して指したい
自分のペースで戦いたい」

デカコバ「NHK杯では大悪手を指して負けることがあったので、慎重にいきたい
中盤が好きなので中盤に注目してもらいたい」

先手丸山で、後手一手損角換わりとなった デカコバがこの作戦を採るのは阿部は意外とのこと
阿部隆「先後を逆に座ってるんじゃないかと」

デカコバ、積極的に攻勢に出たが、自陣の飛車のコビンを攻められてしまった
丸山の遠見の角のラインが厳しい・・・
長考するデカコバ
阿部隆「悪くなったときに考えてる感じはする」
飛車を横によろけ、どうにか粘るデカコバ
阿部隆「ちょっと困ったなというのが、デカコバの顔に出てますね」

しかし? 何が起こったのか、駒がたくさんぶつかっている状態になってしまった
阿部隆「けっこう大変に見えますね」
丸山、ここで決めなくてはと、飛車切りの決断
阿部隆「これそんなに後手ダメですかね? むしろ後手がよくなった気もするんですが
(先手を持って)自信がなくなりましたね、急に」

そんなときに出た、丸山の攻防の飛車打ち、▲6四飛!
これが絶妙手だった 攻めに猛烈な威力を発揮、丸山を勝利に導いた 109手で丸山の勝ち

阿部隆「序盤からデカコバが積極的に動いたんですけど、丸山がうまく返したなという感じ
ただ終盤の入り口あたりはよくわからないです」

ふー、なんだかよくわからなかった
感想戦では、丸山が相当なリードをしたが、丸山の一つのミスで接戦になったということだった
最近、私は将棋観戦がつらくなってきている
どうも、この将棋というゲームが難しすぎると思うことが多くなってきてしまった
特に男子プロどうしがやっている将棋、理解不能なことが目立ってきてしまっている・・・
まあ阿部隆や対局者の2人ですら感想戦で「これはどうか、こっちでしたかね」とわからないようだったので、私がわからなくても当然なのだが・・・
しばらく将棋観戦を休みたいと思う 
来週まで休んで、それで復活したいがどうなるか・・・
来週に第2局がある第1期電王戦
そのPCの性能は、値段にするとどんなものなのか?
今年の第1期電王戦モデルのPCは販売されておりません

ちなみに昨年の電王戦FINAL使われたガレリアPCは、ドスパラ特価 379,980円(+税)
こういう値段でした 税込みで41万ちょいですね

昨年11月に行われた、電王トーナメントのPCがそのまま第1期電王戦に使われているのはご存知のとおり
電王トーナメントのHPはこちら↓ (対戦ルールの項目)
http://denou.jp/tournament2015/rule.html

・CPU:Core i7-6700K
・メモリ:32GB DDR4
・SSD:120GB+2TB
・グラフィックボード:GTX960 2GB JT

・・・こう書いてあります
そこで、この性能で、PCショップのドスパラで見積もりを取ってみます↓
(ドスパラはガレリアのPCも販売しているところです)
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&tc=56&ft=&mc=4648&sn=0

Magnate XT という、ミニタワーを元にするといいようです
上記のCPU、メモリ、SSD、グラフィックボードにカスタマイズしていくと、いくらになるのか?
合計 176,168円(税込) (今日現在) 注・グラフィックボードのJTというのが私には意味がわからなかったです

なんとたった17万円台・・・ 標準的なモニターを付け加えて20万円いくかというところ・・・

対して、GoogleがAlphaGoで使ったコンピュータはいくらぐらいしたのか?
それが書かれているのが以下のページ↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/24/news058.html

なんと運用料金30億円? 第1期電王戦のPCを20万円として計算すると、その差は1万5千倍!!

ぐあああーー 20万円と30億円の差・・・ 将棋のプロをバカにしてるのか?と言っても、山崎叡王は初戦で完敗しているという事実・・・ ぐええーorz
銀河戦の▲阿部隆vs△菅井、某所でちょっと話題になっていたので、観てみました
(私は最近、銀河戦、よほど気になる対局しか観てません)

145手目、双方、考慮時間はもうなく、30秒将棋の秒読みの中 「8」まで読まれた阿部
阿部が▲1三歩を指そうとして、駒台から持った歩を1三に置こうとするが、歩は1三の地点で飛び跳ねて、豪快に菅井のほうにまで素っ飛んでいってしまった
焦った阿部は1二を指さし、「あ、すいません、銀、銀」と言い、駒台から銀を持とうとするが、今度は銀も手につかず、阿部の手から素っ飛んでいった  そして、阿部は間髪入れずに「すいません、負けました」と言った
そのあと、頭をペコペコ下げる阿部の姿があった 菅井も「いえいえ」という感じで頭を下げ返した

・・・結果は、たぶん「投了」でしょうね 「時間切れ負け」ともどっちとも取れますけどね 
記録の伊藤明日香は、「まで144手で菅井七段の勝ちとなりました」と事務的に言ってました

これは阿部隆さんが、マナーが普通、当たり前の行為をしたと私は思っています
指したのは▲1三歩のはずなのに、指し直しで▲1二銀をやろうとしたのだから、ダメですわ
阿部さんはそのことに本能的に気づき、もう「銀」と言った直後に1秒空けないくらいで「負けました」と言ってました
これは「待ったに相当するルール違反は即負け」という脊髄反射が普段から身についているということでしょう、プロの持つべき手本だと思います

阿部さんは終局直後、「二歩に見えちゃったんだよね、一瞬」と言っていました
後手の歩が1六にあったのですが、それが先手の歩に見えたということでしょう

解説の大石は、「▲1三歩と▲1二銀を迷われているうちに時間切れ負けという形に、まあ放送ならではのハプニングではあったんですけど」
大石が投了時の形勢について言ってくれてなかったのが私の不満ですね
それまで実にうまく解説していたんですけどね 
(私見ではたぶん阿部の劣勢と思います
阿部がちゃんと着手できていれば、あと少しで決着がついたのではと思えました) 
追記・激指14の検討モードPro+の判定では、投了図では+941で先手の阿部有利とのこと
うわー(^^; 阿部がリードしてたんかー

対局中の聞き手の伊奈川女流の「この手はどうでしょうか」というフォローが素晴らしかった
ただ、対局としては相矢倉でお互いに決め手に欠け長手数になり、私は退屈でした(笑)
感想戦がなく、番組は終了 
時間枠があと4分は余っていたのに、なんで阿部に感想戦でしゃべらせてあげないのか
「解けたら初段 七手詰め」を放送してどうするんですか・・・

話変わって、羽生さんの件ですけど、NHKスペシャルの予告で、羽生さん、煽られてますね~(笑)
ナレーション「最強の頭脳、羽生善治が唯一戦っていない相手、それが人工知能」
こんな風に言われたら、「いつ戦うのか」っていう話にもうなっちゃうじゃないですか
羽生さん自身がなんらかの動きがあることを示唆してしまいましたし、もう引けない・・・

どうなるかの私の予想ですが、叡王戦に予選から出場するというぐらいでは、もう済まないと思いますね
150何人が参加する予選を勝ち抜かないとコンピュータと対戦できない、そんなのではもうダメダメでしょう

スポンサーですが、今まで電王戦を開催してきたドワンゴを無視して他の企業がスポンサーになるっていうことができるのか?と思いますね 
ドワンゴは連盟にとって、もう欠かせないスポンサーでしょう いっぱいタイトル戦を中継していますからね

「羽生vsコンピュータ」をドワンゴ以外の企業が取り仕切り、一番おいしいところをさらっていったら、せっかく今まで「プロvsコンピュータ」の電王戦を盛り上げてきた川上会長が怒るのは目に見えてます ・・・まあ怒らせておけばいいか?(笑)
仮にドワンゴがスポンサーとなると、また貸し出し+PC制限+貸し出し後ソフトの性能変更禁止のトリプルハンデでやるってことなんでしょうか
アルファ碁とセドルさんはそんなことしなかったですけどね

囲碁で負けたあとに出てきたとなると、誰かが言ってましたけど本当に「羽生さんは戦艦大和」ですけど(^^;
もう敗戦が実質決まったあとに出撃していったという日本軍の最終兵器・・・
羽生さんが負けたら、私はどうなりますかね  
もう負けるのは覚悟してますけど、それでも負けたら・・・orz 
羽生さん、たとえ負けても大和魂を見せてくれ~
ソフトに勝ちたくて  
~松田聖子「あなたに逢いたくて」の替え歌~
山崎叡王の今の心境を想像して作ってみました

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=cbuk6tjyB2M

自宅の部屋で やる気を出して
PONANZA入れた ガレリア起動
貸し出し半年の 時間(とき)が流れて
ずっと 指しているよ

毎日研究を しているわ
PONANZAに 勝つベスト 私なりに尽くしてる

ソフトに勝ちたくて 勝ちたくて 眠れぬ夜は
ソフトの弱点を その弱点を 探し出し
そっと それを突いてみる

第1局は ボロ負けだった
ちょいワル王子 ふがいなかった

どんなにがんばっても かなうことない
敵もいることなど
気づきもしないほど 将棋だけ
見つめてた 愛してた
私のすべてをかけて

PONANZA 強すぎて 強すぎて 眠れぬ夜は
パソコン 電源を その電源を つかみあげ
ぐっと 引っこ抜いてみる

一緒に過ごした千田は 良きアドバイザー
後悔しないでしょう 叡王を 獲ったこと

ソフトに勝てなくて 勝てなくて 眠れぬ夜は
マウスを 握りしめ モニタ画面に 投げつけて
こんなもの と言ってみる

玉砕だと つぶやいて
羽生名人が、コンピュータと対戦するのか?という話が出てきていますね
でもまだ未発表で、「実はただ叡王戦に出場することにしただけだった」という話かもしれません
私はその線が濃いかな~、と思っています

とりあえず、日曜のNHKスペシャルは楽しみにしています
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160515

デイリースポーツオンライン
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/05/09/0009066480.shtml

日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1644560.html

山本一成さんのツイート
https://twitter.com/issei_y/status/729585896077451264

それから、違う話題ですけど、三段リーグで里見さんと西山さんが、なんと開幕から4連勝!
これはすごいですね! 今のうちに騒いでおかないと(^^;
「ヒカルの碁」9巻での、塔矢アキラのセリフのパロディを私の感想として書いておきます
「4連勝? 女性が2人とも4連勝? 4連勝といっても長い18戦の三段リーグから考えればたかだか4勝
だがここまで4連勝しているのはたった3人だけというのも事実
その3人の中に あの里見と西山が? 彼女らの実力は? 今の彼女らの実力を 誰か教えてくれ」

あと、また替え歌を作りました 2つあるんで、明日と来週とに分けて出しますね 
例によってコンピュータ将棋関連の内容です 
私が替え歌を作るとなぜかこのテーマばっかりになるんですよ(^^;
橋本崇載 八段 vs 小倉久史 七段 NHK杯 1回戦
解説 髙野秀行 六段

今日はハッシーが観れるのだ 楽しみだな~ 
お、ハッシー、前よりは、やせたんじゃないか? これでも(笑)

ハッシーは2001年四段、竜王戦1組、B1 12回目の本戦出場
小倉は1988年四段、竜王戦6組、C2 7回目の本戦出場

解説の高野「ハッシーはおなじみの実力者、小倉は振り飛車の使い手」

事前のインタビュー(要約)
ハッシー「今日は小倉さんが相手なので、おそらく振り飛車で来るかなと思います
私は居飛車でいくつもりです 対抗形もファンには根強い人気なので、ねじりあいを見て欲しいと思います
一年一年早いと感じる、一局でも多く指したい」

小倉「橋本さんは色んな将棋が指せるタイプなんでできれば自分が三間飛車にして、居飛穴に囲ってもらえれば作戦どおりになるかなと思っております 普段は子供たちに将棋を教えています、名人が出るように努めています」

先手ハッシーで、両者の意図がかみあい、対抗形になった
▲居飛穴vs△ノーマル三間飛車だ プロでノーマル三間の使い手、貴重だな~(^^;
高野「小倉はほとんど今、三間を指す」

高野「私のハッシーへの印象は、常に今日のインタビューのような感じです、すごく礼儀正しい」
そんな雑談をしてる間に、なんとあっという間に飛車交換になっちゃった!
お互いに囲いもまだ完成してなく、歩が一つ交換になっただけで、そこからもう飛車交換
双方が敵陣に飛車を打ち合い、もう中盤がすっとんだ(笑)

藤田「ハッシーはマンガの監修のほうで普及活動されていますが」
高野「毎週大変でしょうね」
うむ、「ものの歩」、私はコンビニで立ち読みしている・・・(^^; 私が唯一、雑誌で読んでいるマンガだ
高野「小倉は東京の江東区で、小学校が6校、ご自身の教室も4つあるのかな」
ぐあ、そんなに教えているのか

さて、局面、高野が「小倉が考えてた展開の一つかもしれないですね、小倉の手が早いですもんね」
と言っていたが、どうも私には穴熊の遠さが活きそうに見えるなあ
まだまだ小倉の攻めは、手がかりがなく、時間がかかるだろう
そう思っていたらば! なんと、小倉は角切り一閃、一気にハッシーの穴熊を解体に行った~!
おおお、そんな筋があるか ハッシーはこの猛ラッシュを受け切らなきゃいけないか

高野「勝負どころですね 小倉は居飛穴に対して、真っ向勝負ですね~」
うんうん、もう居飛穴が嫌で、初めからノーマル三間という作戦自体をあきらめる人が大半なのにね
小倉、魅せるね~ ハッシーはピンチじゃないか
高野「考えどころ中の考えどころですね」

小倉の、穴熊の金銀にへばりつく、貼りつき攻めがきた~ これ受かるか?
高野「小倉が攻め切るか、ハッシーがしのぐか」
小倉、露骨な角の打ち込みでガンガン迫る 迫力満点!
しかしハッシーも粘る どっちが優るのか?

高野「これは小倉の攻めのほうが厳しい」
やべえ、マジやべえよ ハッシーの穴熊から金銀がなくなって、もう見る影もない
裸の熊さん状態だ
高野「なにか小倉に勝ちがあるんじゃないかという感じです」

小倉の攻め、ボクシングでいうところの、幕の内一歩のデンプシーロール状態だ
猛ラッシュの攻めが止まらない~ ハッシーは防戦一方、ガードを固めてるだけ~

が!? どれだけ攻めても、まだハッシーは耐えてる!? 決め手が指せない小倉
高野「いや~」
藤田「熱戦ですね」
高野「ハッシーは、いったん猛攻を止めましたね」
・・・補強! 穴熊の奥義、持ち駒の金銀を貼り付けての、囲いの再構築! ハッシー、さすがの二枚腰!
高野「ハッシー玉は見えなくなっちゃった、寄らなくなった ハッシーが抜け出た」

そして、ハッシーはラストも圧巻だった まだ小倉玉は寄るまでには手数かかるかな、と思われていたところ、超速の即詰みを発動! 15手詰の見切り、実にお見事~!! 121手でハッシーの勝ち 逆転勝ちだろう

高野「すぐ中盤から終盤になったんですけど、小倉にチャンスがあったんじゃないですかね
おそらく寄っていたんじゃないかな~と思うんですけど、ハッシーはしのいだ後、見事でした
なかなかしのげないですよ、こんなに
ほとんど穴熊なくなりましたからね 見ごたえある攻防だったですね」

いや~、これは熱戦だった 小倉の攻めvsハッシーの受け、穴熊玉をめぐる局地戦だったのに、双方に手が広く、難しかったね
難解だったけど、面白かったわ~
感想戦でも、レベルが高い読み筋があったことを2人は言っていた 
穴熊が寄るか寄らないかだけでもこんなに面白いんだな
本局は、穴熊が強いんじゃなくて、ハッシーが強かったから勝てたという印象だ

ハッシーは感想戦で「(自分の)負けだったでしょうね」と言っていた
でもとにかくよく受けたよ 見ていて充実感があったわ 最後の即詰みも、プロの芸!
ハッシーさすがだね 強いハッシーが観れて満足満足
小倉もよくやった ノーマル三間も捨てたものじゃないね パチパチパチ
このブログの左下のほうにあるカテゴリー欄に、新たに「替え歌」の項目を追加しました(一番下)
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例外として、「電王戦タッグマッチを考える」のときに作った3作は、ここに載せておきます
なお、今まで作った替え歌はすべて、コンピュータ将棋関連の替え歌となっています(笑)

「残酷なタッグのテーゼ」 ・・・「残酷な天使のテーゼ」の替え歌
http://mune1232007.blog121.fc2.com/blog-entry-2425.html

「僕と将棋と終末に」 ・・・「僕と彼女と週末に」の替え歌
http://mune1232007.blog121.fc2.com/blog-entry-2432.html

「名もなき棋士」 ・・・「名もなき詩」の替え歌
http://mune1232007.blog121.fc2.com/blog-entry-2440.html
POISON 安いパソコンに負けるこんなプロ棋士は 
~「POISON 言いたい事も言えないこんな世の中は」の替え歌~
コンピュータと戦うプロ棋士たちに捧ぐ応援歌

元の歌↓
https://www.youtube.com/watch?v=ZrbT-xJf17Q

いつまでも信じていたい
最後まで思い続けたい
プロ棋士が指す意味があるはずと

冷めた手で追い抜いていく
魂のないコンピュータ
涙を流す 痛みはあるのかい?

安いパソコンに負けるこんなプロ棋士じゃ POISON
俺は愛想尽かすことなく見守りたい OH OH

まっすぐ向きあう現実(いま)に
誇りを持つために
戦う事も必要なのさ

電王戦 始まってから
この先がどうなってくか
夜が明けるまで思い続けてた

もうすでに4年が経って
無意識に視線を落とし
負けていく事に慣れてゆくのか

小さな夢も見れないこんな興行じゃ POISON
山崎らしさずっといつでも好きでいたい OH OH

将棋界の未来を
大切にしたいから
羽生に最後を 今 託したい

単なる見世物でこのまま終わりたくない POISON
歴史にその生きざまを刻みこんでくれ

安いパソコンに負けるこんなプロ棋士じゃ POISON
俺は愛想尽かすことなく見守りたい OH OH

まっすぐ向きあう現実(いま)に
誇りを持つために
戦う事も必要なのさ
ponanzaが優勝・・・ でも技巧も二次予選でponanzaに土をつけている
重要な対局で先手が勝ちということで、先手が有利なのか、と思いましたね

相手がponanzaといえど、勝つことは無理ではないのだということが証明され、
山崎叡王がどれだけやれるのかが私は注目しています

戦型分類の話になったとき、菅井七段が「数年後、振り飛車をやると振り飛車が『その他の戦型』に入ると思うんですよ」ということを言っておられたので衝撃でした(笑)
振り飛車、もう絶滅危惧種なの?(^^;
ただ、人間同士の対局では、振り飛車をやる人が少なくなればなるほど、対応策を知っておくのがめんどうになるので、絶滅はありえないと思いますね 
振り飛車が「その他の戦型」の扱いになる、そういう日が来るんでしょうかね
今でもプロ間では、ノーマル三間とかノーマル中飛車なんかは、めったに見なくなりました

記者の古作「激指を開発された鶴岡さんにお聞きしたんですけど、去年までの激指のバージョンは、人類というか人間の高段者、タイトルホルダーが指した手を教師情報として使っていてそれでももちろん非常に強かったわけですね。ふつうのプロ級のレベルは充分あったらしいんですけど、今年のバージョンはそれを書き換えてコンピュータが独自に考えた評価値をシミュレーションして、より勝率の高かった手を純粋に選ぶようにしたら棋風がガラリと変わって、前のバージョンに対して6割とか6割5分勝ち越すようになった」
菅井「あんまりうれしくない・・・(笑) なんかこれを見てると自分が指してるのは将棋ではない・・・ 違う競技をしてるんじゃないかと」
古作「それは私も感じますね」

ここの正直なやりとりは笑えました(笑)  
激指は人間らしい棋風が売りでしたけど、今後はそれが変わってしまうんでしょうか

2日間でいっぱい将棋を見せられ、おなかいっぱい状態になりました(ニコニコの放送を全部は見てませんが)
電王戦の2日がかりで一局というのと対照的ですね
山崎叡王は、古い弱いponanzaと戦うということになってます・・・
ponanzaは半年でレート200点弱上げたとのこと  どこまで強さが上がり続けるのでしょうか?
おととい日曜に放送があった小学生将棋名人戦
過去最多の2763人の出場者があったそうだ

いつもどおりベスト4からの3局の放送だった

準決勝第1局、大分の市岡くんというのが、ただ一人4年生でベスト4に残ったということだ
市岡くんの▲居飛車の銀冠vs相手の△振り飛車穴熊
で、振り飛車が少しやれているかと私は見ていた中盤、
なんと、先手の馬の利きを見落として、後手の竜がほぼタダ取られするという、超大ポカが相手の子に出てしまう!
ぐああああーー この見落としをした子は関西道場でアマ六段で指しているそうで、それがこんな大ポカするとは(^^;
まさにこの番組ならではといったところか 
渡辺竜王が「もしかしたら竜取りに気づかないかも」という発言をしていたところ、本当に気づかなかったので、見ていてひっくり返りそうになった(笑)
その後は市岡くんの圧勝となった

準決勝第2局、これも対抗形になった
これが激戦、大激戦となった 
異例の、放送時間に収めるために「何度か中断してVTRで手だけ進める」という措置が取られた
なんと217手、最後も大逆転という内容だった 何度逆転したのだろうか
解説の渡辺竜王も「二人とも勝たせてあげたい」と言っていた

そして決勝、市岡くんがうまく指して、快勝して優勝!
これも対抗形で、これは短期決戦の将棋だった 
終盤、良くなってからは市岡くんは完璧と渡辺のお墨付きだった
市岡くんの紹介VTRでは、恐るべきことに、勉強時間が1日平均9時間ということだ
アマ強豪早咲さんの指導を受けており、「飛車角の左右反転将棋」、「詰将棋早解き競争」、「特製オリジナルテキスト」などをやっているそうだ
事前の早咲さん「あまり市岡くんが負けるイメージがない」 「他の3人のことも全部調べ上げているので」

そして市岡くんの優勝報告の電話に、早咲「当たり前やな、当然やろ。あれだけ勉強したもんな。あなたが日本一勉強したってことですよ。また勉強しような。おめでとうございました」
という驚異の返事(笑)

1日9時間? そこまで将棋やるかー、と私なんかは思ってしまうが(^^;
市岡くん、まだ4年、今10歳くらいか あと何年かしたらプロになってるんかなあ

小学生名人戦はやはり面白い 私の中では、NHK杯を上回っている
ただし、年に1度の放送という限定番組だから、面白いというのはあるだろう
これを毎週放送されたらさすがに盛り上がらないだろうからね

準決勝の1局目の大ポカ、そして2局目の大激戦、どっちも楽しく、将棋はドラマを生むゲームで、やっぱりよくできてるわ~
及川拓馬 六段 vs 木村一基 八段 NHK杯 1回戦
解説 野月浩貴 七段

昨日放送された分 簡単に振り返りたい
及川は2007年四段、竜王戦2組、C2 2回目の本戦出場
木村は1997年四段、竜王戦2組、B1 18回目の本戦出場

解説の野月「及川は感覚が鋭くて、思いつかないような手を指す
じっくりした早指しでも落ち着いて戦える万能型
木村は受けが強くて、玉みずから受け駒の一枚にしてギリギリの受けが強い
引いて守る受けではなく強気の受け」

事前のインタビュー
及川「木村は形にとらわれない棋風だと思う、今日は積極的に前に出たい」
木村「及川は万能肌、その場での判断が的確で手ごわい、藤田さんをびっくりさせるような手が指せれば理想的」

先手及川で、例の戦型となった 角換わりの相腰掛け銀だ プロが最も好む戦型だ
及川から仕掛けたところ、木村からの猛反撃が待っていた
木村は歩がぶつかるのを待っていたのだろう

野月「かなり激しい攻め合いになってきましたね」
難しい中盤だが、野月の解説はわかりやすい

手がだいぶ進んだが、形勢はどうか
野月「及川の側を持って指してみたい、駒の損得なく、木村陣は薄くなっている」
これ、どう考えても私もそう思った 木村の玉は木村の頭髪くらい薄められている
木村玉、何か技がかかったらもう終わりだ そしていかにも技がかかりそうなのだが・・・

及川の猛攻が始まった
藤田「私は木村側を持って受け切れる自信がないんですけど」
野月「私もないですね」
・・・ところが! 木村、なんと、及川の攻めをしのいでしまった! ええーー 及川、他の手段が何かなかったか

攻めの手番を握った木村は、確実に及川を詰めあげた 120手で木村の勝ち

野月「及川の攻めに対して、木村がけっこうギリギリの受けをしたのが印象に残りました
木村の飛車が直通で攻めに使えていたというのが、及川の攻めを制約していた要因だった
なんか、でも、途中、及川にいい手、勝ちがありそうな気もしましたけど」

そうだよな~、駒の損得なしで木村側だけ玉が薄まっていて、あれで何も及川は攻めの技がかけられなかったのかと思えてしかたがない
ただ、木村は信用で勝ったとも言えそうだ
受けてるのが木村だから、この薄い玉形でも耐えているのだろう、という信用・・・
木村は指すときの手つきがよく、ビシンビシンと自信ありげに指して来る、それも勝因かもしれない(笑)
感想戦が4分しかなく、あと10分は感想戦を見ていたかった 

子供将棋名人戦の感想は明日書く予定です    
今日は地元の岡崎市で将棋まつりがありました
それに行ってきましたので、その感想 
NHK杯は明日まわしにします

午前中の30分間のトークショー、渡辺竜王と谷川九段と石田九段と鈴木カンナ女流が出演していました
300席くらいある、屋外会場の能楽堂(のうがくどう)が、満席でした(無料)
でもあまり面白くなかったです
とりわけ、谷川九段の声が聞き取れないのが、致命的でした(マイク使用)
私は後ろのほうに座っていたんで、それが原因かもしれませんが、渡辺、カンナの2人の声は聞こえるのに、タニーの声は判別不能、石田さんの声も半分くらいしか聞こえませんでした
となりに座ったおっちゃんが、「谷川の声は聞こえんなあ」と言ったので、私は「そうですね~」と話していました

どんな話だったか、ちょっと書くと、タニー「会長職は最初の1年が一番大変でした」
石田「岡崎の名物をいっぱい食べた」
カンナ「一番のおすすめは?」
石田「ど~れ~も、おいしい」
カンナ「私はパンケーキが好きです」
そして渡辺の奥さんのマンガの話 
誰が言っていたかわからないですが、奥さんに「洗濯物を見ておいて」と言われた渡辺が、雨が降ってきたけど、そのまま洗濯物を見ていただけという話

渡辺のトークはやはり面白く、
渡辺「竜王を失冠したのに、竜王という色紙を10枚くらい書いちゃって、あっと思ったけど、また使うかもしれないので、取っておいた(笑)  でもどっか行っちゃいましたけど」
渡辺「競馬が趣味だったんですけど、馬券を真面目に買うのをやめました。競馬を研究する時間を将棋をやっとけば良かった(笑) 」

お客から質問を受け付けるコーナーがあり、そこでもちょっと問題だなあと思ったことがありました
お客の声はマイクで拾っているわけではないので、何を質問したのかが、他の客たちにはわからない
本来ならば司会の棋士が、「今これこれ、こういう質問が来ましたが、どうでしょうか」と言わなくてはならないでしょう
それをせずにいきなり棋士どうしで話してしまうから、どんな質問が来たのか、私を含め、他の客にはわからないのです

質問では、盤外戦術をされた経験はあるか? と、 井山の7冠をどう思うか? と、 終盤どうすれば強くなるか?
という感じの3つの質問でした
盤外戦術について、タニー「私の世代より上の話ですね。今の若手はすごく礼儀正しい」(ギリギリ聞き取れた)
渡辺「竜王戦で糸谷さんに、盤外戦術をやられたんです。彼はすぐ席をはずしますからね~。糸谷さんがパッと席を立って、部屋から出た瞬間にこっちが指すとどうたらこうたら~」
この渡辺の話は何かお客に受けていましたが、私はメモを取るために目を下に向けていた都合上、よく分からなかったです

終盤力については、渡辺「僕は自然に強くなっちゃいました」
おお、さすが渡辺! 本音が聞けるんでいいねえ

さて、30分のトークショーがひとまず終わって、指導対局のコーナーをちらっと見てみると、瀬川さんが指導をちょうど一段落したところでした
これは「スキあり」とみて、私は瀬川さんに「いつもブログ見てます、また更新してください」と声をかけることができました
瀬川さんは「あ、ありがとうございます」と答えてくれました
瀬川さんって、何か、いい雰囲気を持った人なんですよね

さて、今後は午後の公開対局の話
能楽堂で、2時から5時頃までありました 
私は今年は事前の抽選に当たったので、入ることができたというわけです(入場料1000円)
入場料1000円ですけど、500円分の図書カードがもれなくもらえます

最初の岡崎市の人の挨拶で、「観客定員250人のところに650人も応募があった」と言っていました
どうも、申し込みが増えてるらしいです
出演棋士として、タニー、渡辺、石田、中田章道、杉本、勝又、瀬川、佐々木勇気、藤井聡太三段、カンナ女流、室田女流、中澤女流、と、もういっぱい(笑)  藤井くんは学生服姿でした

さて、3局行われましたが、1局目はカンナ女流二段vs室田女流二段 時間は初手から1手20秒未満
渡辺が解説ということでしたが、冒頭に、岡崎市のマスコットキャラである「オカザえもん」が出てきました
渡辺が「僕、今日、初めて見たんですけど、気持ち悪くって」と言ったので、私にはかなりウケました
将棋のほうは、カンナの居飛車でカニカニ銀風の2枚銀vs室田のゴキゲン中飛車となり、
この戦型では、思わぬ長手数の熱戦になりました
結果、145手でカンナの勝ちとなっていました 2人とも、これだけ指せれば満足じゃないかな

室田「20秒にしてはいい将棋だったかな」
カンナ「終盤、グダグダになってしまって、室田さんにも勝ちがあったと思う。楽しかった」

解説の途中で、佐々木勇気に「解説するときに心がけていることはありますか」と問われた渡辺が、
渡辺「どうやって笑いを取ろうかなと考えてる」と言ってくれたのには、私は心の中で拍手しました(笑)

次、2局目 事実上のメインイベントだったと思います
石田「期待の新人、藤井聡太三段です! まだ13歳、中2」 それに対するは石田の愛弟子、佐々木勇気
持ち時間は初手から1手20秒未満
これが、前局に引き続き、熱戦となりました
棋譜を下のほうに貼っておきます

そして、ラストの3局目、本来のメインイベントだった、渡辺vsタニー
持ち時間は5分、切れたら1手20秒未満
先手は振り駒で渡辺となりました この時点でいやな予感はしてたんですが・・・(^^;
相矢倉になり、双方組みあがったあと、渡辺がスズメ指しで端から先攻 1筋で香交換
タニーも攻め返すが、渡辺が自玉の頭に▲8七香と手堅く打つ手で、タニーの攻めが止まってしまう
タニーは駒を渡す攻めになってしまい、渡辺のお返しの反撃が猛烈に厳しい
あとは渡辺に一刀両断という感じで、タニー玉はあっさり詰んでしまった
渡辺、圧勝といっていい内容でした これは・・・ 両者の実力差がモロに出たとしか・・・



開始日時:2016/05/01
先手:藤井聡太三段
後手:佐々木勇気五段

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金
▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩 ▲6七金右 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩
▲2六歩 △4三金右 ▲3七銀 △6四角 ▲4六角 △3一玉
▲7九玉 △2二玉 ▲8八玉 △9四歩 ▲9六歩 △5三銀
▲1六歩 △7三桂 ▲2五歩 △6二飛 ▲1五歩 △4五歩
▲6八角 △8五桂 ▲8六銀 △5五歩 ▲同 歩 △4四銀右
▲2四歩 △同 歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲1七桂 △5五角
▲4六歩 △5三銀 ▲3五歩 △2四銀 ▲3四歩 △同 金
▲2六歩 △4二銀 ▲2五歩 △3三銀引 ▲1四歩 △9五歩
▲同 歩 △9七歩 ▲同 桂 △5七歩 ▲同 角 △5六歩
▲6八角 △5二飛 ▲8五桂 △同 歩 ▲同 銀 △5四桂
▲7七金上 △4六桂 ▲3五歩 △4四金 ▲4七桂 △5八桂成
▲5五桂 △6八成桂 ▲同 金 △5七歩成 ▲7八金寄 △2七歩
▲同 飛 △4九角 ▲2六飛 △5五飛 ▲2四歩 △3五金
▲3四歩 △2六金 ▲3三歩成 △同 玉 ▲2六銀 △6七と
▲3五銀 △7七と ▲9七玉 △9六歩 ▲同 銀 △7六角成
▲3四銀打 △2二玉 ▲2三歩成 △3一玉 ▲3二と △同 馬
▲4三歩 △2七飛 ▲2二金 △同 玉 ▲2三歩 △3一玉
▲2二金 △同 馬 ▲同歩成 △4一玉 ▲3二角 △5一玉
▲4二歩成 △6一玉 ▲8五桂 △5九飛成 ▲4三角成 △7一玉
▲5三角 △8一玉 ▲7三桂成 △9九龍 ▲8六玉 △7六金
▲同 馬 △同 と ▲同 玉 △7五金 ▲同角成 △同 歩
▲8五玉 △9六龍 ▲同 玉 △8四桂 ▲8六玉 △7六金
▲8五玉 △9六角 ▲8四玉 △9三銀
まで154手で後手の勝ち

藤井「勝てなかったのは残念でしたけど、いい機会になりました」
佐々木「藤井くんのうわさは広まっている、中終盤、苦しかった、またどこかで当たるかもしれない」
タニー「素晴らしい将棋でした」
勝又「終盤の最後、▲7九歩と底歩を打っていれば先手が有利だったのではないか」
この一局は、要するに相矢倉での細かい手筋を使った高度な応酬でした
ついていくのも一苦労という感じ 藤井くんは負けたけども、20秒将棋でこれですから、やはり三段は、レベルが高いですね~
何しろまだ13歳ですもんね

さて、この能楽堂での公開対局なのですが、問題もあるのです
大盤が設置されてあるそばに、木の柱があり、そのせいで先手側の持ち駒が見えない席があるのです
それもかなり大量の席、3分の1の席は確実に、先手の持ち駒が見えません
私は中央付近に座っていたのに、「先手の持ち駒が目隠し将棋状態」でした これはどうにかなりませんかね
大盤をもう一つ増やして、右だけでなく左にも大盤を置くのはどうでしょうか
人手は余っているので、解説は右の盤でやって、現在の進行を左の盤でも示せばいいと思いますよ
お客が駒の全容が見えない将棋観戦、それはやはりダメでしょう

以上、レポートでした 疲れました