開始日時:2021/10/24
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:1級の人

▲2六歩
*私が先手。いつものように居飛車。
△3四歩
*相手は1級の人。
▲7六歩 △4四歩
*しばらくは駒組み。解説は21手目から。
▲4八銀 △3二飛 ▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △4二銀
▲7八玉 △9四歩 ▲9六歩 △7二銀 ▲6八銀 △5二金左
▲5六歩 △6二玉 ▲3六歩 △7一玉 ▲3七銀 △8二玉
▲2六銀
*いつものように棒銀。これが私のスタイルだ。左銀を6八。そして右金を初期位置のままなのがポイント。
△1四歩
*意味が分からないが、様子見か。しかし、これで相手は一手遅れた。
▲3八飛
*3筋に狙いを定める。この飛車に代えてすぐに▲3五歩は△4五歩で紛れると私が判断した。
△4三銀
*こう銀が上がったのを見てから、仕掛けた。
▲3五歩
*これ、後手はどうやって受けるんだろうなー、と私は思っていた。
△同 歩
*取るんかい!銀が3五に出てるじゃん!私はもう勝ったような気でいた。
▲同 銀 △4五歩
*当然のさばきだが、これは棒銀側にどうするか選ぶ権利がある。
▲3三角成
*対抗形で角がぶつかったときは、居飛車側から取っておけば、だいたい間違いない。
△同 飛
*次の手、▲7七角のラインに打つのが有力と、やねうら王先生。
▲3四歩
*これも有力と、やねうら王。こっちのほうが私の好み。
△3二飛 ▲7七角
*これは厳しそう。もう、勝った気でいる私(^^;
△6四角
*あら、そんな角打ちが・・・。▲4六歩で受かればいいが、△同歩で無効だ。
*私は自分が優勢と思っていたが、やねうら王はここでは+150ほどで互角と判断してる。
▲1一角成 △1九角成 ▲3九金
*こっちの桂は取らせない。相手の桂は取れる。だからこっちが優勢と思っていたのだが。。。
△3七歩 ▲5八飛 △3八香
*いかにも苦しい手。
▲4九金
*疑問手。▲4八金が優った。
△2九馬 ▲2一馬 △3九香成 ▲5九金右 △3八歩成 ▲5五桂
*これでこっちの優勢が決まったと思ったのだが。
△3四飛
*げっ!すごい勝負手。見えてなかった。振り飛車党にしてみれば当然の手か。
▲同 銀
*自然に取った。
△同 銀 ▲3一飛 △4九と ▲3四飛成
*この遊び銀を2手もかけて取ってるとは。私はここら辺から、形勢が難しいことをようやく感じた。
△5九と ▲同 金
*▲同飛が優った。
△5四銀
*この手は、やねうら王によれば疑問手。▲同馬と切れるからだ。
▲3一龍 △4六歩
*これはうまい手だと思った。手抜きもできない。
▲同 歩 △4七金
*後手の攻めは、やや重いので、正確に指せればこっちが勝つと思っていた。
▲8六香
*なんとなく打ったが、この香は疑問手と、やねうら王。香は守りのために温存しておかねばならなかった。
△7四桂 ▲5四馬
*攻めを決行。他に手も見えなかったから。
△8六桂
*この王手は疑問手と、やねうら王。後手としては桂は△6六桂打のつなぎ桂を見せておいたほうが良かった。
▲同 歩 △5四歩 ▲4三桂成 △6二金寄
*ここ、本局の最大の勝負所だった。美濃囲いをどう攻めるのがいいか。
▲5三銀
*敗着。ここでは▲5一銀、▲9五歩、▲5三成桂、どれでも良かった。この銀打ちは最悪。
△同 金 ▲同成桂 △5八金 ▲同 金
*次の一手が私は見えてない。
△4四角
*ド急所の攻防の角。ここで私は猶予時間を使って長考したが、すでに時遅し。
▲6六桂
*もう全然ダメになってる。
△5三角
*手がかりがなくなって、こちらの攻めが切れてしまった。
▲4二銀
*しかも竜に当たっていた。もうダメ。以下は指しただけ。
△8六角
*以下、100手までで私の投了。私の棒銀の大局観がおかしかったという、ショックな負け方だった。そして美濃崩しが分かってない。これも課題だ。
▲8四歩 △同 歩 ▲8三歩 △同 玉 ▲7五金 △2八飛
▲5九金打 △8五香 ▲同 金 △同 歩 ▲8八香 △6四角
▲3三龍 △8六桂 ▲同 香 △同 歩 ▲7七銀 △8七銀
▲6八玉 △5六馬
*思考時間の総計は、私が10分40秒、相手が6分30秒。時間でも負けた。ああー。
まで100手で後手の勝ち
なお、前回と今回は、自分のために書いています。棒銀マニア向けで、それ以外の一般人にはほぼ関係ない(^^;

前回からの続き。前回は△9五銀と出る筋で、攻めが続き、棒銀が互角に攻めることができました。
では、▲9六歩と先受けされていた場合は、どうすればいいのか。やねうら王で検討させてみました。

結局、何をやりたいのか。それは、棒銀で一方的に押さえ込む手を狙いながら、振り飛車側に最善の受けをされたとしても、互角に持ち込もうという私の思惑です。その方法がありました。手順をやねうら王に教えてもらいました。

先手:ノーマル四間飛車
後手:棒銀

▲7六歩
*序盤の早い段階の駒組みの手順は適当。実戦から取ってる。
△8四歩
*解説は25手目から。
▲6八飛 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉
▲2八玉 △4二銀 ▲3八銀 △5四歩 ▲1六歩 △1四歩
▲7八銀 △8五歩 ▲7七角 △7四歩 ▲6六歩 △7三銀
▲6七銀 △8四銀 ▲7八飛 △7二飛 ▲5九角
*ここからは全て研究手順。実戦からは離れる。ここに角を深く引いたのにも意味がある。
△3四歩 ▲5六歩 △6四歩 ▲4八角
*先手はここに角が来たかった。▲6八角~▲5七角だと、将来△7三桂~△6五桂が角に当たってくるのを避けたのだ。
△7五歩
*そろそろ仕掛ける。まあ、▲同歩と取ってくる人はいないんだけど。
▲6八金
*手堅い受け。
△7四飛
*6一の金はそのままにしておく。先手からの飛車成を防いでいる意味がある。
▲9六歩
*△8六歩~△9五銀の筋を先受けして、手堅い待ちかた。
*こうやられたら、後手の棒銀側としてはどうすればいいのか。
*やねうら王の指摘は?
△7六歩
*一回、取る。
▲同 銀 △7五歩 ▲6七銀
*ここで、何が何でも▲7三桂から攻めようというのは、先手が最善で待っていると、棒銀が遊んで、どうしてもうまくいかない。△6五歩も▲5五歩と利かされて、うまくいかない。
*ではどうするか。やねうら王先生の一手は?
△7三銀
*なんと、この一手!これで、もう棒銀はあきらめるのだ。手損だが、もう手損は関係ない将棋になっている。
▲7六歩
*ここからは仮の手順。
△8四飛
*これで8筋に照準を変える。
▲7七金
*こう受けるくらい。
△7六歩 ▲同 金 △7四銀
*これで難しい形勢。もし先手が短気を起こしてここで▲7五金なら△同銀▲同飛△8六歩で後手良し。
▲7五歩 △6三銀
*形勢は全くの互角。(+100ほど) 棒銀で押さえ込むのはあきらめたが、ここからの勝負。やねうら王は、ここから△3一金とエルモ囲いに囲うのをおススメしている。ここからは自力で勝とう。以上。
まで46手で中断
実戦を元にした、▲ノーマル四間飛車vs△棒銀の研究。水匠4改を使ってます。

開始日時:2021/10/23
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:2級の人
後手:私

▲7六歩
*ノーマル四間vs棒銀の戦いから、定跡を研究してみる。
*相手が先手。2級の人。
△8四歩
*私は後手。
▲6八飛
*この時点で、早くも相手の振り飛車が確定。
△6二銀
*後手の私としては、角道を開けない作戦で行く。
▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉
*しばらく駒組み。
▲2八玉 △4二銀 ▲3八銀 △5四歩 ▲1六歩 △1四歩
▲7八銀 △8五歩 ▲7七角 △7四歩
*私は例によって急戦。
▲6六歩 △7三銀 ▲6七銀 △8四銀
*私は銀をスイスイと出て、隙あらば、押さえ込んでしまおうと考えている。
▲7八飛
*振り飛車としては、大事な対応手。
△7二飛 ▲6八角 △7五歩
*私はすぐに歩をぶつけたが、大した意味はない。押さえ込めるとは思っていない。
▲5六歩
*次に▲4六角を狙っている。
△5三銀
*▲4六角を警戒している。
▲5八金左 △6四歩 ▲4六歩
*これも振り飛車にとって、ある手。▲4五歩と突いてしまえば、また▲4六角とのぞく手が発生する。
△3四歩
*そろそろ突いておいた。ここまではあんまり手順前後は関係ない。(特に居飛車側は)
▲9八香
*先手の人もなかなか定跡を勉強してらっしゃる。
*ここまで先手は通算27秒しか考えてない(^^;
△5二金右
*この金上がりは、居飛車の駒組みの中でも、後回しでいいと私は思う。
▲5七角
*これも受けの形。振り飛車側はいい形で居飛車側の攻めを待っている。
*ここで、居飛車側の作戦が大きく分かれる。
*①△7四飛と②△7六歩である。分岐させるので、それぞれ見て行こう。
△7四飛
*私の好みはこっち。
▲3六歩 △7三桂
*この桂が使えるのが大きい。
▲3七桂
*形勢は水匠4改で+17で全く互角。
*ここで本譜は私は△5五歩から動いていったが、これは疑問手。ここでは端から動く手がある。
*以下は研究手順。
△7六歩
*まずここを取っておく。
▲同 銀 △7五歩 ▲6七銀 △8六歩
*突き捨て。
▲同 歩 △9五銀
*これで、居飛車側は銀と桂が攻めに使えそう。ここからはもう実戦で考えるしかない。ここでは水匠4改は+100ほどで互角。
*▲7六歩の合わせには△8六銀がピッタリ。先手が早くに▲9六歩と受けておいた場合は、また別の将棋になるが、それはもう仕方ない。
*(35手目に戻る)
まで46手で中断

変化:36手
△7六歩
*ここからは研究手順。
*この△7六歩のほうは、よく定跡書にある手。
▲同 銀 △6五歩
*棒銀側としては収まってはおもしろくないので、攻めを継続するが・・・
▲5五歩
*振り飛車党らしい手筋。将来の5筋に歩を打つ手を可能にしている。
△同 角 ▲6七金
*このように進むのが一例。これは互角だが、居飛車側としては棒銀が残ってしまいそう。棒銀で押さえ込んで攻める方針だったので、面白くない。私のおススメは△7四飛~△7三桂、そして△8六歩~△9五銀だ。それでも棒銀側は互角に戦える。

「ズッコケ三人組シリーズ」という、児童文学があるのをご存じだろうか。那須正幹さんの作で、1974年~2004年の間に、50冊が刊行されている。で、私、最近、50冊全部、読んだのだ(^^;
だってもうNHK杯も銀河戦も観なくなったから、時間ができたのだった。

きっかけはドラクエ3をやろうとしたときだ。いつもは4人パーティだけど、たまには3人パーティでプレイしてみよう、と思った。そのとき「三人組」で思いついたのが、ズッコケ三人組の、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんだった。
(例によって1回全滅したらゲームオーバーのルール。三人組は少々きつい旅となる)

さて、そんな折、先日、作者の那須さんが亡くなられた。まったく奇遇なことがあるものだ。
私がズッコケシリーズを読むなんて、小学校のとき以来。このタイミングで逝去されるとは。

ちなみに、私は、中学校で図書委員をやっていた。そのときに仕入れる本を自由に選べるという立場になったので、ズッコケシリーズを購入した。すると、これが見事にヒット。一般の生徒に人気を博し、ガンガン借りられていったのだった。先生たちが「中学生でもズッコケは人気あるねんなあ」と言っていたのを私は覚えている。
ズッコケシリーズの良いところとして、「一冊完結方式」が採用されている。どの本から読んでもかまわないのだ。学校の図書室に置かれる用途にピッタリである。

そんな私が数十年の時を経て、再びズッコケシリーズを読んだ。
そしたら、やっぱり面白いんだ、これが。那須さんの文章、実に楽しい。そして三人のキャラが抜群に引き立っている。
たいていハチベエがトラブルメーカーになるのだが、この子の魅力がすごい。ハカセは知恵を出し、小学6年とは思えぬ雑学の達人。モーちゃんはムードメーカーで、気は優しくて腕力はそれほどない。

せっかく50冊読んだので、ベスト4を発表。(順位はない)
「ズッコケ三人組のダイエット講座」・・・いつも食べたいだけ食べてるモーちゃんが奮闘するが、果たしてやせられるか?
「うわさのズッコケ株式会社」・・・お金を稼ぐことの大変さを通じて、三人たちは成長できるか?
「ズッコケ文化祭事件」・・・文化祭でする劇の台本をプロに頼んだが、それがつまらない出来。生徒たちは勝手に台本を変えてしまい?
「花のズッコケ児童会長」・・・ハチベエがケンカで負ける。その相手が児童会長に立候補。阻止すべくハチベエは動くが?

私にとっては、実際に起こりえる類の話が面白かった。SFもの、ファンタジーものは、あんまり興味がない。
もっと困るのは、殺人事件の推理もの。登場人物が多く出てきて、覚えられない(笑) それで、誰それさんが犯人でした、と言われても、それって誰のこと?となってしまう(^^;
三人は小学生ということで、スマホやパソコンを持っていなくても、ギリギリ大丈夫で、それほど話が古くなってない。

軽妙な文体で、「次はどうなるんだ」と読者を引き付けるのがうまい。三人組にかかれば、この世は冒険の連続だ。
教育のためという、押しつけがましいところが全くないと言っていい。素晴らしい。
作者の那須さんは、児童向けのエンタテイメントが少ないので、それを作りたかった、と言っていた。
今回、全50作を読めて良かった。那須先生、ありがとうございました。
開始日時:2021/10/18
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:初段の人
後手:GizumoのセカンドHN

▲2六歩
*相手が先手。居飛車だろうか。
△8四歩
*私は後手。2手目は△8四歩が私の今のスタイル。
▲2五歩 △8五歩 ▲7六歩
*これは横歩取りになることを避けねばなるまい。私は横歩取りは指せないのだ。ということは、次の私の手はこれになる。
△3二金
*△3四歩と突くと、その歩を取られる横歩取りになる可能性が高くなる。なのでここは私は△3二金。
▲7七角
*どうやら、角換わりになりそうだ。
△3四歩
*まあ先手がここで▲6六歩としたら雁木模様になるけど。
▲8八銀 △7七角成
*戦型は角換わりに決定。
▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲4六歩 △7二銀
*後手の私は、何で行こうか迷っている。棒銀か、早繰り銀か、腰掛銀か。
▲3六歩 △7四歩
*ここを突いたのは、ちょっとした罠。次に先手が▲4七銀とすれば、△7五歩▲同歩△6五角の筋が発生する。
▲3七桂
*早い桂跳ね。もしかしたら・・・と思った。
△7三銀
*飛車の横利きを通しておいた手。次の先手の手は・・・?まさか・・・。
▲4五桂
*やっぱりキター!これ、最近の手なのか。もう私は実戦から離れてるし、定跡本も新しいのは読んでないから、対応策を知らない!
*△2二銀は▲5三桂成で論外。△4二銀も▲2四歩~▲3四飛で、結局、桂が死ぬことはなさそう。
△4四銀
*だからこの一手になった。
*今ソフトで検討させたら、激指15のおススメも、この△4四銀になっている。
*ここまでは全くの互角。後手が悪いわけではないのだった。
▲2四歩
*しかし、攻めつぶされそうな予感がビリビリある。
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩
*激指先生によれば、△2二歩も有力とのこと。のち展開を見れば、△2二歩の意味が分かる。
▲3四飛
*ここで後手が手が広い。激指は△5五角か、△2五角を推奨している。
*ただ、△2五角は▲4四飛~▲5三桂成でちょっと先手良しとのこと。
△4二玉
*これで受かっているだろう、と私は指したが、次の一手を完全に見落としていた。
▲2二歩
*げえええー。これは取れば▲3一角があるから取れない。△5五角なんて、そんな手、指せないよ。ここでは激指は+550ほどで先手良しになった。
△2五角
*遅まきながら飛車を取りにいったが、まだしも△3三桂が良かったと激指先生。
*ここでは+1160ほどで先手が明らかに良し。
▲1五角
*しかし、先手の人も、学んだ知識が▲2二歩までだったのだろう、この手は疑問手。素直に飛車を切って、▲2一歩成で先手優勢だった。
△3三桂
*桂が手順に逃げることができた。局面、互角に戻った。激指ではここでは+24で差がない。たった一手のミスで優勢がパー。これぞアマの将棋だ。
▲3五歩 △1四歩
*催促したが、△2二金が良かったと激指。でもこの△1四歩も有力手だ。
*ここで先手が間違える。
▲2六角
*敗着。もう▲3三角成と特攻するしかなかった。それなら互角だった。この手は弱気すぎた。持ち駒だった角が遊び駒になってしまったのだから。
△4五桂
*後手が優勢になっている。-700ほど。
▲2一歩成
*この手も激指によれば疑問手。▲4五同歩が優った。
*で、ここで後手に歩があれば△3三歩で飛車が取れる。だから次の手を指した。
△5七桂不成▲同 銀
*激指では-1800ほどだが、点数以上にもう先手に勝ち目はないだろう。
△3三歩
*ここで先手の人が時間切れ負け。わずか40手だが濃かった。
*それにしても恐るべし、▲4五桂跳ねの早仕掛け。▲3四飛に△5五角という対策を知っておかねばならないのか???
まで40手で時間切れにより後手の勝ち
久しぶりに24で実戦を指した。序盤のレベルが高い。▲棒銀vs△ノーマル三間飛車の戦い。
以下を青く反転させて、コピーしてKifu for windowsに張り付けて見てください。

開始日時:2021/10/07
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人

▲2六歩
*先手が私。早指し2。超ひさびさの24。
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛
*相手は三間飛車だ。
▲2五歩
*今、ここを突かないと△3五歩~△3四飛の好形を許してしまう。
△3三角
*ここからはしばらく駒組みだ。
▲6八玉 △9四歩 ▲9六歩
*玉側の端歩は受けておいたほうが無難。
△4二銀 ▲7八玉 △6二玉 ▲5六歩 △7二銀 ▲3六歩
*この手で私のほうは急戦の意思表示。居飛車側は持久戦にした場合にこの歩を突くと、左右両方に手数がかかり、中途半端な形になってしまう。
△5四歩 ▲6八銀 △7一玉 ▲3七銀 △8二玉 ▲2六銀
*例によって、棒銀。相手は急戦に強いとされる三間飛車だけど、まあなんとかなるっしょ?
△1二香 ▲3五歩
*私の工夫としては、右金を4九のままにしてある。
△4三銀 ▲3八飛 △4二角
*相手はピッタリ受けが間に合っている。さすがだ。ここで▲3四歩の取り込みも目につくが、△6四角が受けづらい。
▲4六歩
*だから一手、力を溜めた。
△5三角
*相手の人、棒銀を受け慣れているようだ。
▲5七銀
*私も、すぐには攻め切れないとみて、力を溜めた。
△4二金
*棒銀に対する最強の受けの形をとされる△4二金型だ。しかし、ここの形勢は激指15は全くの互角となっている。別に棒銀側が悪いわけではないのだ。
▲5八金右
*居飛車側としては、とにかく力を溜める。振り飛車側はもう理想形だし、振り飛車側から攻めてくることもないのだから。
△1四歩 ▲3六飛 △3三金
*この金も、棒銀の受けでときどきある形。2六の銀を遊ばせようというわけだ。
▲3七桂
*桂が使えて、居飛車側としても不満はない。あとは力と力の勝負だ。
△6四角
*双方、指す手に困っている(^^;
▲6六歩 △5三角 ▲6五歩
*6筋を2つ突いたのは、プラスなのかどうか、よく分からない手。
△3一飛
*まだお互い、動かない。
▲4五歩
*とりあえず突いた。しかし別に先の展望はない。
△4一飛 ▲6八金上
*まだ待つ。
△1三香 ▲5五歩
*動いたが、もう一手待って、▲6七金右も有力だった。
△同 歩 ▲6六銀
*面白くなってきた。相手の人はどう受けるのか、楽しみだ。
△3五歩
*これはありがたいと思った。2六の銀が使えるからだ。
▲同 銀 △3四歩
*ここで▲4四銀は元気が良すぎ。相手の術中にはまる。銀交換のあと、△3五銀で飛車が死ぬ。
▲4六銀
*棒銀が中央に来て、居飛車が調子が良い。
△5四銀 ▲5五銀右 △4五銀 ▲同 桂 △同 歩
*居飛車側だけ桂がさばけて、居飛車良し。
*激指15は+1000ほどを示している。棒銀作戦は成功。
▲5四銀
*ちょっと先手が損をした。激指15はこの手に代えて▲4三歩と垂らせと言っている。しかし、そんな難しい手が指せるわけはない。ここまではレベルが高かったが、ここから目まぐるしく形勢が動く。
△3五角 ▲5三歩 △5一歩 ▲5七銀
*味のいい活用だと思ったが、激指15はやはり▲4三歩を推奨している。△同金なら▲3二銀がある。
△4四金
*難しい中盤で、何が起こるか分からない。
▲5五銀 △同 金 ▲同 角 △4六銀 ▲同 銀
*先手としては角を5五から動かしたくないのだが、後手の4筋の歩が伸びるのは気になる。
△同 歩 ▲4三歩 △4七銀
*ここでは全くの互角と激指先生。
▲3九飛
*悪手。飛車はもう切って角と交換すべきだったと激指先生。
△5六銀成 ▲2二角成
*角がそっぽへ行って、遊んでしまった。しかし後手にも疑問手が出る。
△6六桂
*これは疑問手と激指の指摘。単に△4七歩成で後手が充分だった。
*これを▲同馬と取り、△同成銀▲3五飛△同歩▲5五角と打てば難解だった。
▲8八玉
*しかし、私は、そんな筋は1秒も考えつかなかった(^^; 
△5八桂成 ▲同 金 △4七歩成
*ここではまた先手に互角に戻すチャンスが来ている。これを▲同金として、△同成銀に▲5五馬とすべきだった。
▲5九金
*あーーあ。
△5七角成 ▲2九飛
*後手が優勢。美濃が堅い。
△5八と ▲3二銀 △5九と ▲4一銀成
*この遊んでる飛車を、銀を使って取ってるんでは、もう先手だめだろう。
△6七成銀 ▲5九飛 △6八馬 ▲5五馬
*先手の最後の希望は▲7四桂のみ。
△7八金 ▲9七玉 △7四金
*これはちょっとした疑問手。△8四金と打つのが正しい。
▲2二飛 △9五歩 ▲8六桂 △9六歩 ▲9八玉 △8四金
▲9四歩
*もう私はあきらめていた。
△5九馬 ▲6三銀成 △6二歩 ▲2一飛成
*形作りで桂を取った。
△6三歩
*!!!
▲7四桂打
*一手ばったり~!!これで私の勝ち(笑) こういうこともあるんだな~。
*この将棋は序盤はとてもレベルが高いと思う。中盤以降はそれなりだ。
*私の消費時間は合計10分。相手はなんと合計2分40秒。よくそんな早く指せるものだ。
まで107手で先手の勝ち
テレビのBS12で放送されていた、「ふたりっ子」が終わった。
この半年間、最初から最後まで観た。全150回。面白かった。
(もとはNHKの朝ドラで1996~1997年に放送があった)
私はもうほとんどストーリーは忘れていた。

最初、マナカナが出て来るが、やはり抜群にかわいい。
大阪弁がふんだんに聞けて、1985年に阪神が優勝したときの状況が描写されていたのも高ポイント(笑)
香子の将棋、麗子のビジネス、結婚、出産、豆腐屋のお父ちゃんの不倫、オーロラ輝子の歌「夫婦みち」など、観ていて飽きさせなかった。

やはり私が一番面白かったのは、香子の奨励会三段のシーンだ。師匠の米原によって鍛えられた香子が、盤上、神の一手にたどり着く。ここはしびれた。

ああー、終わってさみしい。しばらくは、ふたりっ子ロスになるだろう。
前回から2週間ちょっとしか経ってないが、ぜひ記録しておきたい。
なんと、体重が59.8㎏という数字を叩きだした~!! ついに60㎏を下回った!
ダイエットを始めた1年3か月前の73.1㎏から、約13㎏の減量に成功!

もう大満足だ。私のBMI標準が62.8㎏なので、それよりも3㎏も低い。これで充分だ。
これからは60㎏周辺を維持していきたい。やったーーー。

先日、古着屋で大量に服を買いなおした。ズボンのサイズが合わなくなってたから。今までのブカブカなズボンは捨てた。気持ちよかった。
今は胃がかなり小さくなり、少量のご飯ですぐお腹いっぱいになる。食費も少なくて済む。便利だな~。

また来月あたりにダイエットについて、まとめたい。
すぐにあきらめないことが超重要だ。
多く食べてしまった、と思ったら、次の食事を減らせばそれでいいのだ。トータルでカロリーを減らしていればそれでいいのだから。