2023.01.31
将棋倶楽部24の24周年
ネットの大手将棋サイト、将棋倶楽部24が24周年を迎えてます。おめでとうございます!
といっても、24ができたのは1998年の末だから、去年のうちに祝っておかなければならなかったのかもしれませんが。
24でいつでも将棋を指せるということは、私にとって「救い」です。
最近も私はあんまり体調がよくなく、月に10局くらいしか指せてないのが現状。でも、それでもいいんです。
私には24じゃなきゃダメなんです。将棋ウォーズの切れ負けは私には向いてません。
24の「早指し2」で指すのが一番楽しい。猶予時間の1分が、すごくよくできたシステムと感じてます。
盤面も見やすい。そして、シンプルで飾り気がない作りが私はとても好きです。
24の欠点といえば、相手を自動で選ぶオートマッチングに対応してない、ということでしょう。
ユーザーが相手を指定して挑戦するから、同じくらいの点数どうしでしか、ほぼ対局が成立しないんですよね。上達するには、自分より点の高い人とも指すべきなので。
それと、私個人にはあんまり関係ないけど、一番下の15級でも強い人が多すぎて、初心者お断りになっていることでしょうね。
それと、最近言われていることですが、レートのデフレ。私もかなり点数が下がり、このブログを始めたときには1700付近で指していたのが、今、初段の1550をなんとかキープしているといった具合。ただ、今私はあまり対局してないので、そのせいで弱まっているのかもしれませんが。
2000年頃の24では、私はチャットする友達がいっぱいできました。
対局を終えたあと、見知らぬ人どうし、感想戦をする文化があったんですよ。
掲示板に精力的に書き込んだりと、昔はそういった文化がありました。
まだブログもない時代だったので、掲示板に人が集まるということもあったんです。今となってはいい思い出です。
その頃は、よく通信が切れる「落ちる」という問題がありました。各個人の原因であったり、サイト全体がサーバーダウンということもありましたけど、今は通信環境が安定して、まったく落ちなくなりましたね。
とにかく、24には感謝しかありません。24で指すのは楽しいの一言に尽きます。
席主の久米さん、いつも本当にありがとうございます。どうかこれからも24をよろしくお願いします。
といっても、24ができたのは1998年の末だから、去年のうちに祝っておかなければならなかったのかもしれませんが。
24でいつでも将棋を指せるということは、私にとって「救い」です。
最近も私はあんまり体調がよくなく、月に10局くらいしか指せてないのが現状。でも、それでもいいんです。
私には24じゃなきゃダメなんです。将棋ウォーズの切れ負けは私には向いてません。
24の「早指し2」で指すのが一番楽しい。猶予時間の1分が、すごくよくできたシステムと感じてます。
盤面も見やすい。そして、シンプルで飾り気がない作りが私はとても好きです。
24の欠点といえば、相手を自動で選ぶオートマッチングに対応してない、ということでしょう。
ユーザーが相手を指定して挑戦するから、同じくらいの点数どうしでしか、ほぼ対局が成立しないんですよね。上達するには、自分より点の高い人とも指すべきなので。
それと、私個人にはあんまり関係ないけど、一番下の15級でも強い人が多すぎて、初心者お断りになっていることでしょうね。
それと、最近言われていることですが、レートのデフレ。私もかなり点数が下がり、このブログを始めたときには1700付近で指していたのが、今、初段の1550をなんとかキープしているといった具合。ただ、今私はあまり対局してないので、そのせいで弱まっているのかもしれませんが。
2000年頃の24では、私はチャットする友達がいっぱいできました。
対局を終えたあと、見知らぬ人どうし、感想戦をする文化があったんですよ。
掲示板に精力的に書き込んだりと、昔はそういった文化がありました。
まだブログもない時代だったので、掲示板に人が集まるということもあったんです。今となってはいい思い出です。
その頃は、よく通信が切れる「落ちる」という問題がありました。各個人の原因であったり、サイト全体がサーバーダウンということもありましたけど、今は通信環境が安定して、まったく落ちなくなりましたね。
とにかく、24には感謝しかありません。24で指すのは楽しいの一言に尽きます。
席主の久米さん、いつも本当にありがとうございます。どうかこれからも24をよろしくお願いします。
2023.01.27
第31期 銀河戦 女流4人の戦いぶり
第30期銀河戦が終わり、新たに第31期銀河戦が始まっている。
女流枠が前期の2枠から、今期は4枠に増えて、私としてはとてもうれしい。
囲碁将棋チャンネルさん、ありがとう!
今期の女流4人の戦いぶりはどうだったのか、簡単に振り返りたい。
Eブロック1回戦 加藤桃子女流三段vs星野良生五段
相矢倉の力戦。カトモモが早々に桂を五段目に跳ねていったが、これが取り切られてしまった。ほぼ無条件の桂損。その後は差が開いて、危なげなく星野が勝ち切った。カトモモ、完敗。
Fブロック1回戦 伊藤沙恵女流名人vs長沼洋八段
相居飛車で伊藤の矢倉、長沼の中住まいという力戦。中盤、危ない手を長沼が指し、伊藤が長考。AIの評価値は80%まで伊藤有利に上昇。伊藤、最善手を指せるか!という非常に盛り上がる展開に。しかし、伊藤は最善手を逃す。あああー。惜しかったと言えるのか?伊藤はその急所で考慮時間を3回くらい使っていたのに、間違えた。終盤は伊藤は攻めが切れ模様になり、負けた。
Gブロック1回戦
里見香奈女流五冠vs矢倉規広七段
里見はいつもの中飛車。矢倉が居飛車で見たことない囲いを採用。中盤のねじり合いのところで、里見が優位に立つ。評価値が70%まで里見側に振れる。しかしそこから里見が崩れた。矢倉の疑問手をとがめきれず、成立させてしまう。結局、矢倉にごまかされて、里見は失速。いったん有利になった矢倉は完璧な指し回しを見せ、最後は大差で矢倉が勝った。
Hブロック1回戦
西山朋佳女流二冠vs安用寺孝功七段
西山のノーマル三間+美濃に、安用寺もオーソドックスな居飛車穴熊で対抗。
戦い開始早々から、西山が苦しくなる。盤面の飛車側で普通に居飛車がリード。玉も居飛穴のほうが堅い。西山はどこに主張があるのか。安用寺は徹底した安全運転で、逆転を許さない。手数は158手と、かかったものの、安用寺の完封勝ちとなった。西山、完敗。
結局、女流勢は4人、全滅。内容的にも、完敗2局と逆転負け2局で、悪かった。
しかし私は満足だ。2人しか出てなくてその2人が負けても、たまたまか?となる。
4人出て4人負けたら、実力だ、となる。納得できる。来期もぜひ女流枠4名でお願いしたい。頼みます。
最後に、▲伊藤沙恵女流名人vs△長沼洋八段の一戦から、一番の急所となった局面を載せる。
現在、後手の長沼が4四にいた銀を△4五銀と上がったところ。
これが悪手で、AIの評価値が80%まで先手に傾いた。
次の一手で伊藤が一気に優位に立てる手がある。それを当ててみてほしい。

正解は▲5六銀とぶつける手。これを指していれば伊藤が優勢だった。以下△同銀なら、▲3六飛と十字飛車をかけて、先手が攻め駒がさばけて一気に抜け出せる。しかし伊藤は考慮時間を3回ほど使ったにもかかわらず、▲5八飛と指し、紛れてしまった。残念!
(▲5六銀には△3四銀が辛抱のいい手だが、その場合は▲5五銀以下、先手の攻めが続くと水匠5の判断)
女流枠が前期の2枠から、今期は4枠に増えて、私としてはとてもうれしい。
囲碁将棋チャンネルさん、ありがとう!
今期の女流4人の戦いぶりはどうだったのか、簡単に振り返りたい。
Eブロック1回戦 加藤桃子女流三段vs星野良生五段
相矢倉の力戦。カトモモが早々に桂を五段目に跳ねていったが、これが取り切られてしまった。ほぼ無条件の桂損。その後は差が開いて、危なげなく星野が勝ち切った。カトモモ、完敗。
Fブロック1回戦 伊藤沙恵女流名人vs長沼洋八段
相居飛車で伊藤の矢倉、長沼の中住まいという力戦。中盤、危ない手を長沼が指し、伊藤が長考。AIの評価値は80%まで伊藤有利に上昇。伊藤、最善手を指せるか!という非常に盛り上がる展開に。しかし、伊藤は最善手を逃す。あああー。惜しかったと言えるのか?伊藤はその急所で考慮時間を3回くらい使っていたのに、間違えた。終盤は伊藤は攻めが切れ模様になり、負けた。
Gブロック1回戦
里見香奈女流五冠vs矢倉規広七段
里見はいつもの中飛車。矢倉が居飛車で見たことない囲いを採用。中盤のねじり合いのところで、里見が優位に立つ。評価値が70%まで里見側に振れる。しかしそこから里見が崩れた。矢倉の疑問手をとがめきれず、成立させてしまう。結局、矢倉にごまかされて、里見は失速。いったん有利になった矢倉は完璧な指し回しを見せ、最後は大差で矢倉が勝った。
Hブロック1回戦
西山朋佳女流二冠vs安用寺孝功七段
西山のノーマル三間+美濃に、安用寺もオーソドックスな居飛車穴熊で対抗。
戦い開始早々から、西山が苦しくなる。盤面の飛車側で普通に居飛車がリード。玉も居飛穴のほうが堅い。西山はどこに主張があるのか。安用寺は徹底した安全運転で、逆転を許さない。手数は158手と、かかったものの、安用寺の完封勝ちとなった。西山、完敗。
結局、女流勢は4人、全滅。内容的にも、完敗2局と逆転負け2局で、悪かった。
しかし私は満足だ。2人しか出てなくてその2人が負けても、たまたまか?となる。
4人出て4人負けたら、実力だ、となる。納得できる。来期もぜひ女流枠4名でお願いしたい。頼みます。
最後に、▲伊藤沙恵女流名人vs△長沼洋八段の一戦から、一番の急所となった局面を載せる。
現在、後手の長沼が4四にいた銀を△4五銀と上がったところ。
これが悪手で、AIの評価値が80%まで先手に傾いた。
次の一手で伊藤が一気に優位に立てる手がある。それを当ててみてほしい。

正解は▲5六銀とぶつける手。これを指していれば伊藤が優勢だった。以下△同銀なら、▲3六飛と十字飛車をかけて、先手が攻め駒がさばけて一気に抜け出せる。しかし伊藤は考慮時間を3回ほど使ったにもかかわらず、▲5八飛と指し、紛れてしまった。残念!
(▲5六銀には△3四銀が辛抱のいい手だが、その場合は▲5五銀以下、先手の攻めが続くと水匠5の判断)
2023.01.16
vs初段 筋違い角
以下を青く反転させてコピーし、Kifu for Windowsに張り付けて見てください。
局後に激指15で検討しています。
開始日時:2023/01/16
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人
▲2六歩
*私の先手で、いつもの居飛車。
△3四歩 ▲7六歩
*この局面で後手を持って何を指すかは、居飛車党の後手番の課題だ。振り飛車党なら何も迷わないだろうけど。
△3二金
*何だこれは?一手損角換わりか?
▲2五歩 △3三角
*めずらしい手だ。せっかくだから、誘いに乗ろう。
▲同角成
*めったにない後手の作戦なので、どんな対応なのかワクワクだ。
△同 金
*これは・・・阪田流向かい飛車か?
▲4八銀
*私は様子見。
△5四角
*筋違い角キター。これで△2二飛と向かい飛車にする作戦か?
▲6八玉
*▲2六飛とすれば、7六の歩は受かるのだが、△2二飛と回られて、浮いた飛車が標的にされそう。
*ただ、激指15によれば▲2六飛は最有力手。(+200ほど)
△7六角 ▲7八銀
*この手はけっこうポイント。▲7八金では、後手が振ってきたときに壁になる。
△4四歩 ▲3六歩
*右銀を出していく構想。△5四角と引かれると、この歩は突けなくなるから早めに突いた。
△5四角 ▲3七銀 △8四歩
*あら、後手も居飛車か!▲7八銀型の欠点を突いてきた格好だ。
▲5六歩 △8五歩 ▲7七玉
*しょうがないから玉で受けた。
*激指も最有力に上げている。
△7二銀 ▲5五歩
*どっか行ってくれ。
△6五角 ▲5八金右 △8三銀
*うわ、棒銀キター。ここまで変な手を指した覚えがないのに、なんか不利になりやすい将棋になっている。後手は8筋突破という目標があり、手がわかりやすいのだ。
▲6六歩
*この手はあんまりおススメでない、と激指。角は近くに居てくれたほうが先手は受けやすかった。
△3二角 ▲8八玉
*この手はちょっとした疑問手。激指が+150くらいで推移していたのだが、-150くらいになってしまった。もう8筋は破られても▲4六銀からの攻めを急ぐべきだった。
△7四銀 ▲6七金
*とりあえず固めたが、まったく自信がない。玉頭に棒銀が直撃しそう。▲8八玉が悪い構想だった。
△8六歩 ▲同 歩 △同 飛
*あれ?△7五銀じゃないのか、助かった。
▲8七歩 △8二飛
*相手が一手緩んだ。こっちも攻めを急ごう。
▲4六銀 △7五銀
*ここは先手は何かしないと、次に△8六歩からの攻めが見えている。
▲5六角
*激指によれば、まずまずの手とのこと。▲8三歩を狙っている。
*形勢は-300ほど。
*ここでは▲6五角と打つのが激指のおススメだが、それでは後手の作戦成功を認めた手になる。人間には指せないだろう。
△8四飛 ▲7七桂
*これで▲8五歩を狙う。
△6四歩
*よくわからない手だ。一手パスに近い。そして6三の地点が空いたことがこの後、大きな意味を持つ。
▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀
*この銀がここまで捌ければ、先手もやれる。
△3四歩 ▲同 銀
*ここで銀を引く人はいないだろう。
△同 金 ▲同 角 △7六銀打
*この将棋で、お互いを通じて出た、初めてハッキリとした悪手。7五の銀が遊び駒になったからだ。
*ここで私は決断の一手を指す。それは?
▲6一角成
*いっちゃえー。
△同 玉 ▲6三金
*激指もまずまず有力な角切りだったと評価。形勢は+500ほどで先手良し。
△8七銀成 ▲7九玉 △8二飛
*ここで私は▲8三歩か▲7二歩かでそうとう悩んだ。
▲8三歩
*この手は激指の一押しだった。▲8三歩で正解。
△4二飛
*さて、逃げられたが、慌てることはない。先手玉はまだまだ堅い。確実な攻めをしたい。
▲5四歩
*我ながら好手。
△同 角 ▲5三金
*これが飛車角両取りで厳しい。
△7八成銀 ▲同 金
*先手の手駒が増えて、攻めが切れなくなった。
△5二飛
*ここの局面、最大に迷った。どう考えても、先手がハッキリ勝ちになる手順があるはず。時間を費やしたが、正解が読めない。私は自分を弱いと思った(笑)
▲同 金
*これもないわけではないが、▲5四金が正解。以下△同飛に▲4三角の王手飛車で決まっていた。
△同 玉
*紛れたか?
▲5三歩
*急所の歩打ち。こういうところは私は強い(笑)。
△4三玉 ▲4一飛 △4二銀打
*ここで何をやるかもかなり迷った。ヘタをすれば逆転する。
▲5一銀
*正解の銀打ち。
△5三玉 ▲5五歩
*厳しい。一歩千金。
△3六角 ▲5四金
*玉は下段に落とせ。
△5二玉 ▲4二銀成 △同 銀 ▲8一飛成
*これが詰めろでは勝負あり。あとは慎重に指すべし。
△5一歩 ▲3八飛
*ちょっと変な感じもする手だが、許容範囲。
△4七角成
*ここでは後手玉に詰みもあるのだが、合駒の関係で少し難しい。一番手堅い勝ち方は何か?
▲3二飛成
*これでも勝ちだが、▲7二竜が正解で手堅い勝ち方。それで金か銀を合駒すれば取って詰み。角を合駒すれば▲6三金から詰みもあるし、▲3二飛成でもいい。
△4六角 ▲6八桂 △6三金 ▲6一銀
*相手の変則作戦に惑わされ、押されているところから、▲6一角成からの一気の攻めが決まって気持ち良かった一局。
△同 玉
*相手は反則してきた(^^; 88手という偶数手で先手の勝ち。
*私の消費時間は約10分、相手は約6分。
▲反則勝ち
*王手放置の反則
まで88手で先手の反則勝ち
局後に激指15で検討しています。
開始日時:2023/01/16
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人
▲2六歩
*私の先手で、いつもの居飛車。
△3四歩 ▲7六歩
*この局面で後手を持って何を指すかは、居飛車党の後手番の課題だ。振り飛車党なら何も迷わないだろうけど。
△3二金
*何だこれは?一手損角換わりか?
▲2五歩 △3三角
*めずらしい手だ。せっかくだから、誘いに乗ろう。
▲同角成
*めったにない後手の作戦なので、どんな対応なのかワクワクだ。
△同 金
*これは・・・阪田流向かい飛車か?
▲4八銀
*私は様子見。
△5四角
*筋違い角キター。これで△2二飛と向かい飛車にする作戦か?
▲6八玉
*▲2六飛とすれば、7六の歩は受かるのだが、△2二飛と回られて、浮いた飛車が標的にされそう。
*ただ、激指15によれば▲2六飛は最有力手。(+200ほど)
△7六角 ▲7八銀
*この手はけっこうポイント。▲7八金では、後手が振ってきたときに壁になる。
△4四歩 ▲3六歩
*右銀を出していく構想。△5四角と引かれると、この歩は突けなくなるから早めに突いた。
△5四角 ▲3七銀 △8四歩
*あら、後手も居飛車か!▲7八銀型の欠点を突いてきた格好だ。
▲5六歩 △8五歩 ▲7七玉
*しょうがないから玉で受けた。
*激指も最有力に上げている。
△7二銀 ▲5五歩
*どっか行ってくれ。
△6五角 ▲5八金右 △8三銀
*うわ、棒銀キター。ここまで変な手を指した覚えがないのに、なんか不利になりやすい将棋になっている。後手は8筋突破という目標があり、手がわかりやすいのだ。
▲6六歩
*この手はあんまりおススメでない、と激指。角は近くに居てくれたほうが先手は受けやすかった。
△3二角 ▲8八玉
*この手はちょっとした疑問手。激指が+150くらいで推移していたのだが、-150くらいになってしまった。もう8筋は破られても▲4六銀からの攻めを急ぐべきだった。
△7四銀 ▲6七金
*とりあえず固めたが、まったく自信がない。玉頭に棒銀が直撃しそう。▲8八玉が悪い構想だった。
△8六歩 ▲同 歩 △同 飛
*あれ?△7五銀じゃないのか、助かった。
▲8七歩 △8二飛
*相手が一手緩んだ。こっちも攻めを急ごう。
▲4六銀 △7五銀
*ここは先手は何かしないと、次に△8六歩からの攻めが見えている。
▲5六角
*激指によれば、まずまずの手とのこと。▲8三歩を狙っている。
*形勢は-300ほど。
*ここでは▲6五角と打つのが激指のおススメだが、それでは後手の作戦成功を認めた手になる。人間には指せないだろう。
△8四飛 ▲7七桂
*これで▲8五歩を狙う。
△6四歩
*よくわからない手だ。一手パスに近い。そして6三の地点が空いたことがこの後、大きな意味を持つ。
▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀
*この銀がここまで捌ければ、先手もやれる。
△3四歩 ▲同 銀
*ここで銀を引く人はいないだろう。
△同 金 ▲同 角 △7六銀打
*この将棋で、お互いを通じて出た、初めてハッキリとした悪手。7五の銀が遊び駒になったからだ。
*ここで私は決断の一手を指す。それは?
▲6一角成
*いっちゃえー。
△同 玉 ▲6三金
*激指もまずまず有力な角切りだったと評価。形勢は+500ほどで先手良し。
△8七銀成 ▲7九玉 △8二飛
*ここで私は▲8三歩か▲7二歩かでそうとう悩んだ。
▲8三歩
*この手は激指の一押しだった。▲8三歩で正解。
△4二飛
*さて、逃げられたが、慌てることはない。先手玉はまだまだ堅い。確実な攻めをしたい。
▲5四歩
*我ながら好手。
△同 角 ▲5三金
*これが飛車角両取りで厳しい。
△7八成銀 ▲同 金
*先手の手駒が増えて、攻めが切れなくなった。
△5二飛
*ここの局面、最大に迷った。どう考えても、先手がハッキリ勝ちになる手順があるはず。時間を費やしたが、正解が読めない。私は自分を弱いと思った(笑)
▲同 金
*これもないわけではないが、▲5四金が正解。以下△同飛に▲4三角の王手飛車で決まっていた。
△同 玉
*紛れたか?
▲5三歩
*急所の歩打ち。こういうところは私は強い(笑)。
△4三玉 ▲4一飛 △4二銀打
*ここで何をやるかもかなり迷った。ヘタをすれば逆転する。
▲5一銀
*正解の銀打ち。
△5三玉 ▲5五歩
*厳しい。一歩千金。
△3六角 ▲5四金
*玉は下段に落とせ。
△5二玉 ▲4二銀成 △同 銀 ▲8一飛成
*これが詰めろでは勝負あり。あとは慎重に指すべし。
△5一歩 ▲3八飛
*ちょっと変な感じもする手だが、許容範囲。
△4七角成
*ここでは後手玉に詰みもあるのだが、合駒の関係で少し難しい。一番手堅い勝ち方は何か?
▲3二飛成
*これでも勝ちだが、▲7二竜が正解で手堅い勝ち方。それで金か銀を合駒すれば取って詰み。角を合駒すれば▲6三金から詰みもあるし、▲3二飛成でもいい。
△4六角 ▲6八桂 △6三金 ▲6一銀
*相手の変則作戦に惑わされ、押されているところから、▲6一角成からの一気の攻めが決まって気持ち良かった一局。
△同 玉
*相手は反則してきた(^^; 88手という偶数手で先手の勝ち。
*私の消費時間は約10分、相手は約6分。
▲反則勝ち
*王手放置の反則
まで88手で先手の反則勝ち
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