山田洋次さん
>「初心者~有段者までの勉強法」 自分よりちょっと強い人と指すことです。
>それに詰将棋の本を解くのもおすすめだと思います。三手詰めの本を買ってきて、
>一日一問でもいいので、解くようにすると、強くなりますよ。
>「有段者~県代表の頃」 棋譜並べと詰将棋を解いていました。詰将棋は七~十五手の詰将棋
>です。毎日、五問解くようにしました。これが終盤の基本につながり、自信にもなりました。
>詰将棋は先を読む力がつくので、必要だと思います。長い手数の詰将棋より、五~十三手の
>詰将棋は実戦で役に立つと思います。
>一、自分の指し将棋 二、プロの棋譜、三、詰将棋 四、次の一手
>これらを組み合わせて、自分なりの勉強法を作ると良いと思います。

山田洋次さんは、とてもノーマルな勉強法のようですね
「タバコの煙がいやで、道場には今も昔も全然行かない」と書いてあります
ネットもなかった時代、それでどうやって強くなったのだろう?と思っていると、冒頭の個所に
「将棋年鑑を高校生の頃は全局並べていたと思います。」とありました、さすがですね(^^;


渡辺俊雄さん
>普段は例えば北海道将連ブックスの詰将棋集、将棋世界(詰将棋サロンでも初級くらい)や
>週刊将棋の詰将棋など、簡単な詰将棋は解いていますが、あまり難しい問題を解いても
>意味がないような気がします。米長永世棋聖は「将棋図巧・将棋無双の200題を解けば
>最低プロ四段にはなれる」とおっしゃっていますが、これはこの200題を解く位の情熱が
>あれば、という意味で解釈しています。
>そういえば自分はトイレで詰将棋を解くことが多いのですが、
>この間解いたはずの詰将棋の本を再び開くと忘れていて、
>新鮮な気持ちで解ける自分に驚いてしまいます。

渡辺さんは上達法を色々試していて、「結局何が上達にいいのかはわからない」と書いていますね
「究極を言えば自分自身で考えていいと思ったことをやるべきだとしか、答えはないと思う」
とのことです これは私も同感ですね


ここからの3人は、昔のアマ強豪の人です 本人ではなく、宮崎国夫氏が著した伝記です
平畑善介さん
>「俺は昔、仕事が船乗りだったから、詰将棋が便利でよくやった。そこで実戦に最も役立つ詰将棋
>といえば大道詰将棋だ。大道詰将棋は一般の詰将棋と異なり、受け方の手法に妙技が多く、
>容易に詰みそうに見えるが、そうは問屋が卸さぬ。それだけに正解を発見するには深く正確な
>読みが要求される。というわけで、真の強者になりたかったら大道詰将棋が一番いい。
>俺は五百問くらい解いた。大道詰将棋は深く味わえば味わうほど、尽きない妙味が潜んでいる。」

>平畑善介が言う詰将棋の効用をまとめた。詰将棋はスポーツで言えば基礎体力をつける
>ランニングのようなものだ。たとえば野球選手が打つのが好きだからといってバッティング練習
>だけをいくらやっても真の強打者になれないのと同じで、将棋も指しているだけでは真の強者に
>なれない。また、定跡や新戦法など小手先の芸だけを覚えても然りである。
>基礎体力を身に付けていれば少々のことでは崩れない。

>平畑善介の上達法
>①天野宗歩の名局を約百局、初手から投了まで棋譜を全部覚える
>②「大道詰将棋」を約五百問解く
>③平畑善介の座右の銘「対局中は後悔しない」

ひえー、大道詰将棋ですか、私には無理です(^^;
基礎体力を身に付けていれば、少々のことでは崩れない、というのは名言ですね
上達法の③の、「対局中は後悔しない」は実行しようと思います


大田 学さん
>やはり将棋は深く読まなければいけない。弱いうちに早指ししては、将棋の腕が上がるわけがない。
>考えて勝つのが本当の将棋だ。

>大田は善さん(上記の平畑善介さん)と二人きりになると雑談の中、ダメでもともとと思い、
>意を決して聞いて見ることにした。
>「善さんのように強くなるには、どんな勉強を?・・・・・・」
>「天野宗歩の将棋を研究することと、大道詰将棋を一問でも多く解くことだ。」
>即座に返ってきた。大田にしてみれば僥倖(ぎょうこう)だった。
>以後、大田は善さんの教えを忠実に実行して一皮むけたのである。

「考えて勝つのが本当の将棋」というのは至言と思います
これは最近、私の胸に重く染み込んできていますね


小池重明さん
>棋書の定跡の本はなにが書いてあるかさっぱり理解できなかったので、「必死」の本を愛読した。
>それと、縁日で大道詰将棋に出会ってから興味を持ち「大道詰将棋」の本を探し求め、
>多くの問題を解いた。

この方法が、終盤型の小池氏の棋風を作ったんでしょうね

以上、11人のアマ強豪の人の詰将棋に関する部分を書き出してみました
今回、各氏の文を書き出してみて、私自身、得るところがあったので良かったです