矢内理絵子女王vs櫛田陽一六段  NHK杯 1回戦
解説 先崎学 聞き手 千葉涼子

いよいよ矢内登場、期待の一戦で自分はもちろん矢内の応援だ

解説の先崎「矢内は粘り強い居飛車党で、最近絶好調
 クッシーは筋がいい四間飛車党、序盤がうまい
 見どころは、クッシーの序、中盤のサバキを矢内が抑えられるか」

先手矢内で、▲居飛車の端玉銀冠vs△四間飛車美濃になった
矢内は独特の囲いで、金銀4枚に固めた 対して、クッシーは金銀4枚の高美濃だ

矢内がどう戦機をつかむか、だったが、▲2六飛~▲3六飛、と揺さぶりをかけたところでは、
先崎「矢内がうまくやったんじゃないか 矢内独特の作戦がとりあえず当たった」
おおー、いいよいいよ これで終盤の寄せ合いになれば、と思って、自分はかなり盛り上がっていた

先崎「一段落して、先手が悪くない」
よっしゃよっしゃ、ただ、まだ先は長そうだけど・・・と思っていたら、
クッシーの△4七歩の垂らしが来た!ええ、こんな遠くにと金を作る手が間に合うのか?
先崎「△4七歩は四間飛車を何十年も指してきた手ですね」
たしかに、手を渡されて見ると、具体的に矢内の動く手が難しい
考慮時間がどんどんなくなっていく矢内

さらにクッシーの△6五歩、という一見重い歩打ちで、矢内は角を下がらされた
先崎「△6五歩は櫛田ワールドの一手」
これで角の利きをそらし、何が何でも、4筋にと金を作ろうというのだ

本局はこのと金作りがモロに決まった クッシーは2枚目のと金を作ることに成功 
先崎「矢内の品の良さが裏目に出た これはまいったですね しびれてる
 終盤まで互角になれば、と思っていたんですけど、そういう展開とは程遠い」
時間も、矢内の考慮時間が0回に、クッシーはまだ7回もある
ああ~、素人目に見ても、大差だ・・・orz
画面には、あきらかに不満げな顔の矢内の表情があった

しかし、終盤、クッシーの手が荒っぽくなり、クッシーは考慮時間もなくなり、
もしかしたら?と思う場面もあったのだが、やはりリードされすぎていたのだろう、届かなかった
ただ、矢内、飛車を成りこむときに、当然桂を取って一段目に成る、と思われたところで、
三段目に成ったのには、先崎に「すばらしい」と言われていたね こういう手をもっと見たかった
結果、矢内、勝てなかった 内容的にも、完敗だった・・・orz

感想戦で、クッシーが口にしていた、桂を跳ばれて王手されていたら危なかった、という筋を、
せっかくなので並べてほしかった
うーん、矢内、残念だった また次週からは聞き手として楽しませてほしい

<今週のやっぴー>
ノーマルな黒のスーツだったが、こんなことなら和服でも着てくるべきだったか 服装B
やはり男女の間に実力差があることを見せつけられた度 ★★★★☆