兄が小学校以来、20年ぶりぐらいに、将棋に興味をもってやり始めたことは
以前からちょっとずつ書きました

実家の愛知で、兄は父とも指したが、私とも指しました
結果はもちろん私のボロ勝ちです(^^;
私との対局では、兄の先手で、▲7六歩△3四歩▲7八金、と、いきなり金を上がってきてました
まだ、対居飛車と対振り飛車で囲い方を変えたほうがいいことを区別できていないのですね

兄はヤフー将棋でのレートで、1200ちょうどくらいでした
兄のヤフーでの棋譜を見せてもらいましたが、ほとんど何も考えず矢倉に囲って、
端歩を突いたために相手に棒銀でつぶされる、というものでした(^^;

そこで兄に定跡をひとつ教えました
早石田で、王手飛車をかける有名な定跡です
これです↓

ファイル名:早石田の定跡.kif
▲7六歩
*まず、こちらは角道を開ける
△3四歩
*相手も角道を開けてくる
▲7五歩
*これで早石田の意思表示する
△8四歩
*相手は飛車先を突いてくる
▲7八飛
*歩を伸ばした筋に飛車を振る
*角道を開けたまま戦う三間飛車を、早石田と言う
△8五歩
*相手はもうひとつ飛車先を突いてくる
*ここで、次の先手の手がポイント
▲4八玉
*いったん、玉を逃げておく(後手番での早石田は、この玉を逃げる一手がない)
*8筋はオトリなのだ
*ここで先手は「△8六歩と突いてこい~!」と念じる
△8六歩
*よっしゃ~!こうなったらもうハマリ形
▲同 歩 △同 飛
*ここで先に角交換しては紛れる
▲7四歩
*歩を先に突いておく 今のタイミングなら取るはず
△同 歩
*これで、もうこの勝負もらったも同然
▲2二角成
*角をドカンと交換
△同 銀
*さあ、次の一手をお見舞いしましょう!
▲9五角
*王手飛車!!やったね

手数は15手と短いですが、兄は6~7回、盤で駒を動かして、繰り返し並べて
ようやく手順をつかんでいました
初めて定跡というものに接するだけに、手順を完璧に覚えるのは大変なようでした

私が思うに、初心者の人に一番最初に教える定跡は、これが最も適しているんじゃないでしょうか
王手飛車のインパクトが強烈で、楽しいと思います
後手番でも同じように使えますしね↓

ファイル名:早石田の定跡 後手番.kif
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3五歩 ▲2五歩 △3二飛
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3六歩 ▲同 歩 △8八角成
▲同 銀 △1五角

「囲いはいつでも美濃囲いでOK、この順に相手がハマッてこなかった場合には、
▲7六飛の浮き飛車、さらには石田流本組みを目指して戦うといい」、
と教えましたが、それはどうしても難しくなるので、兄がどこまで理解できたか不明です(^^;
でも、兄は「ちょっと強くなったわ」と言って、神奈川に帰っていきました よかったです(^^)