PM6時、森信雄七段(以下、モリノブ)登場、拍手が起きる
お客は40人~50人くらいだった
ちなみにモリノブ先生は山崎の師匠だ
なので、今回の将棋はずっと山崎の応援の雰囲気で解説がされた

モリノブ先生、普通のスーツ姿に、黒のメガネだ
あいさつもそこそこに、間髪入れず、さっそく棋譜を並べ始めたモリノブ先生、
ふつうは何か雑談が少しあるんですけどね(^^;

モリノブ「一局目なので、山崎君、はりきっていると思います、山崎は▲2六歩が多いですね 相掛かりは山崎が自信がある戦型、羽生は受けてたつタイプです 子供将棋教室で、覚えたての子に一番初めに教えるのがこの戦型」とのこと

モリノブ「9筋の端の突き合い、これは正直、わかりません!」
お客「はは(笑)」

モリノブ「相掛かりでの△8五飛は、▲羽生vs△郷田の名人戦第4局に出てきました 実戦例は少ない、後手が積極的な意味がある」

モリノブ「58分で羽生は△9五歩、これは山崎君、負けたな、と思いました(笑) 先手としてはイヤな手、僕が対局者だったら逃げて帰ろうかなと思います(笑)」

モリノブ「山崎も長考で▲3八銀、構想の練り直しですね ▲2六飛と浮いてなんとか持ちこたえている、山崎君は、今年は崩れにくい将棋を指している △9五歩とされたときは、もう今日の解説会は仮病で休もうかなと思ってました(笑)」

モリノブ「先手がちょっと悪いと思う、山崎がなんとか、くっついていっている この▲8四飛とフラフラと飛が散歩に出たような手は、とても山崎君らしい手です」
たしかにこの飛車浮きは、自分なんかには全く思いつかない 
うんうん、山崎らしいフワリとした手だね

さて、解説会開始から15分で、もう現局面まで進めてしまったモリノブ先生、まだまだ解説会は時間がたっぷりあるというのに、どうするんだろう、と思っていたら、
モリノブ「今はここまで進んでます、さっと進めましたが、もう一回最初から並べます」と言った
へえ~、そんなやり方もあるのか、たしかに、一理ある合理的なやり方と思った
まだこの時点での現局面が、序盤だしね

ここで自分は質問してみた
私「先手は何か悪い手をやったんでしょうか?」
モリノブ「問題があったとは思えない」とのこと
でも、なぜか羽生がすでにわずかにペースをにぎっているんですよね どういうことでしょうか(^^;

モリノブ「朝日オープンで0-3で負けてから5年、山崎君にも力がついて勝ち目が出てきたかな~、と思います」
お客「山崎には才能がありますよね」 
モリノブ「さあそれはわからないです(笑) 才能がある、とか言われているうちはダメですね、結果を出さないと」   
その3に続く