<第65話>
『高校選手権 予選 神奈川県大会 女子団体は 西風ヶ丘高校将棋部しか
 参加がないので 自動的に 全国大会出場が 決まってしまった!!』

男女の比率が99対1の競技だから、現実はこんなものかもしれませんね(^^;

内村「やったぁ やったぁ」
角野「やってねぇだろ なんも・・・」
鳥山香「これはこれで お腹痛い・・・」

馬島「あー 楽でいーなあ ひょっとして男もウチだけとか?」
他校の生徒達の視線“周り見ろよ テメェ・・・”

鳥山香「せ・・・先輩 どうしましょう?」
飛鳥田「ぜ・・・全国大会は目標だから よろこんで代表になるといいよ」

係の先生「全部終わったら 表彰と全国大会の 説明あるから 待ってて」
成田「それまで何してれば いいんですか?」
係の先生「女子個人も 参加一人で・・・ あ ちょうど来た」
(セーラー服を着た番さんがきた)
番「おっはよぅ ございます」 
鳥山香「番さん!!」
内村「セーラー服!!」
鳥山香・内村「可愛い!!」
番「中学からブレザーだったから 一回着てみたかったんだ!!」
係の先生「4人で練習対局・・・・・・ オーイ」

(キャイキャイはしゃぐ女子たち)
角野「あー なんか拍子抜けだな」
飛鳥田“玉姉は ああ言ったけど・・・ こういうのも悪くないよね・・・”

(会場の視線が鷹洋の3人に向けられる)
みんな「鷹洋が来た」 「鷹洋だ」 「せめて違うブロックになりたいな」

(飛鳥田、すっと鷹洋の美形君に近づいた)
飛鳥田「お・・・おはようございます 先日はどうも」
美形「・・・・・・ ・・・・・・・ おはようございます・・・・・・」

美形「あれ番さん!? 女子個人今日だっけ?」
番「おはよ」

今日は団体戦だけで、個人戦は一週間後のはずですね
しかし、女子個人も参加が一人だけなので、たぶん今日でもう出場が決定なのでしょう

角野「強豪どうしは 顔見知りなんだな」
内村「思いっきり覚えてるふり されましたね」
飛鳥田「わかってるから 念押さないで・・・」

『男子団体は31校参加 4校ずつ8つのブロックに分かれ(第8ブロックのみ3校)
 リーグ戦の勝者が 本戦トーナメントに出られる
 西風が第5ブロック 鷹洋は第6ブロックである』

(さっそくみんな席に着き、大将の振り駒で先後が決まった)
馬島「ゴテ?」
飛鳥田「後番(あとばん)」

馬島君、後手の意味がわからなかったようです さすがに「歩」を「ほ」と読んでいただけありますね

飛鳥田“とにかく リーグを抜けなきゃ!!”
係の先生「それじゃあ 始めて下さい!」
みんな「お願いしぁっす!」
(プラ駒の鳴る音が響いた)
バキバキッ

(飛鳥田の対局にて)
飛鳥田“お!? あの歩を取ってくれれば こちらが良くなる!!
 しかも取ってくれそうだ・・・ 取れ!!”
誰か「あーバカ それ取ると・・・」
飛鳥田“助言!! 労せずして 反則勝ち!”

(飛鳥田、手を挙げて係の先生に報告しようとした)
飛鳥田「先生── 助げ・・・」
誰か「それ取ると ハマるんだよな~」
飛鳥田「・・・? この声?」
馬島「なぁ 飛鳥田」
飛鳥田「ま・・・ 馬島くん・・・」
ガクッ

馬島君、いきなりやってくれました!!またトラブル発生です!!
よりによって、対戦相手に助言を送るという前代未聞の行動です!! (つづく)