<第67話>
『2回戦 勝った同士 負けた同士が戦う
 ここで勝てば リーグを抜ける目はまだある 双方必死だ』

(対局がはじまった)
飛鳥田“角野くん「チームプレーするな!!」って いつもムチャクチャだなぁ・・・
 馬島くんの「企て」って 何だろ 角頭歩?”

馬島の対戦相手“後手の・・・ 角頭歩? なんだ・・・ わけが分からない・・・ とりあえず”
カチャ 
(馬島、即座に指し、時計を思い切り叩く)
バァン!
馬島の対戦相手“ひっ”

飛鳥田“もしかしたら・・・ 馬島くんの「企て」って・・・”
(そのとき、横から角野の視線を感じた 振り向くと角野が思い切りにらんでいる)
飛鳥田“うひっ! じ・・・自分の対局に 集中します”

飛鳥田の対戦相手“なんだ 西風って? 無名ってだけじゃない・・・
 雰囲気もバラバラだよ このチーム チームワークは 絶対 俺らのほうが上だ!!”

(局面、▲飛鳥田の矢倉vs△相手の急戦矢倉中飛車の中盤になっている)
飛鳥田の対戦相手“この局面 激しい流れはイヤだけど
 ▲8八玉とかなら こっちがよくなりそうだ 
 コイツは手堅くくる 西風の中で 唯一周囲を気にしてる こういうヤツは 手堅くくる・・・
 2回戦は絶対取る!!”

この辺、団体戦ならではの空気がありますね

飛鳥田“角野くん チームプレーするなって ホントムチャクチャ・・・ 団体戦だよ?
 だいたい君のほうこそ いつもバランスに 気をつかってくれてたじゃないか”

角野くん、場の雰囲気を和ませようと、セクハラ発言をしたときもありましたね(^^;

飛鳥田“だったらボクも・・・ 安心して・・・ チームプレーをしない!!
 そっちはまかせた!! 自分の将棋に専念するよ!”
(飛鳥田、踏み込んだ手を指した)
飛鳥田の対戦相手“ええ・・・!? 激しくきた!? うそだろ?”

対戦相手の3人“チームワークは オレたちのほうが 上のハズなのに・・・”

馬島、飛鳥田、角野の3人がドアップで描かれました!これはいけそうです!

<第68話>
飛鳥田の対戦相手“このままじゃ ジリ貧だな”
飛鳥田“暴れてくるな・・・ やっぱり・・・  このまま 差を詰めさせない!! 丁寧に 丁寧に
 チームプレーなんか 考えない 隣の将棋は関係ない”

(横で馬島が、またも思いきり時計を叩いた)
パァン!
飛鳥田“びくっ ・・・・・・ 角野くんは振り向きもしない!!
 馬島くんには 馬島くんなりの 作戦があるんだ ボクも集中しなきゃ”

(角野、ため息をつく)
角野“ホウッ ウマのバカが・・・ でっかい音たてるから 見ないフリが 大変じゃねぇか・・・”

(角野の対局が終局した)
角野の対戦相手「う・・・ 負けました ここのところ銀じゃなく 角でしたかねぇ?」
角野「そうですね」

(飛鳥田の対局を横から見る角野)
角野“大将がこれなら 飛鳥田でも 何とかなるかな・・・? 
 うわぁ・・・ 勘どころだけ 出てきて あとは ヘッコむ・・・ 
 部活ンときより オッサンくせぇ将棋だ・・・”

飛鳥田君の棋風はオッサンくさいんですね(笑)

飛鳥田の対戦相手「・・・負けました」
飛鳥田「・・・・・・・ 勝った・・・ 勝った・・・ 西風将棋部が ボクが部長になって 初めて”
(飛鳥田、泣きそうになり、角野のほうを振り向いた)
角野“お・・・ おい・・・ 周囲が怪しむぞ なんか オレまで・・・”
(角野も、もらい泣きしそうになる)

ここまで長かったですもんね 
何しろ、最初は部員が飛鳥田君だけになったところからのスタートでしたもんね
チームの初勝利まで来るのに、連載開始から1年半ほどかかりましたね(^^;

(が、そのとき、馬島の時計を叩く音が響いた)
バン!!
(びっくりして目が飛び出る飛鳥田と角野)
角野“そうか・・・ ウマがまだ指してた(^^;  ハハァ ウマの狙いは・・・”

西風将棋部の初勝利が確定しました! 角野君は馬島君の狙いに気づいたようです (つづく)