第18期 銀河戦
本戦Gブロック 1回戦
植山悦行七段 vs 清水市代女流二冠
対局日: 2009年9月30日
解説:大野八一雄七段
聞き手:山田久美女流三段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、清水26勝13敗(対女流)、植山3勝9敗 2人の対戦成績は植山の1-0

解説の大野「清水はかなりストレートな攻め将棋、攻めはかなりの破壊力
 植山は大局観のしっかりしたプロらしい将棋、どちらかといえば受け将棋
 両者とも居飛車党」

先手清水で、後手の植山が無理矢理矢倉にしたのに対し、清水は▲5五歩と位をとった作戦
相矢倉の力戦になった
清水はめったに相矢倉はやらないそうなのだが、大丈夫なのか

序盤、清水がちょっとしたミスで先手番の得をなくすという展開で、
「ああ~、これだから難しい相矢倉はやらないほうがよかったのでは、
このまま植山に押し切られるんだろう」と思って見ていたら、とんでもなかった

局面が細かい手の連続になったにも関わらず、
清水は解説の大野の言ったとおりの手順、もしくは解説を上回る手を指していった
自分は「え~、解説と偶然手が一致しているのでは?清水はそんなに深く考えてるのか?」と
信じられなかったが、清水の巧みな指し回しは最後まで続くことになる

中盤の難しいところで、清水、絶妙の手渡しが出た
感想戦で植山は「じっと手を渡されてしびれた」
それが植山の無理攻めをさそい、あとは植山の攻めをきっちりと受けていった
結果、清水の受け切り勝ち!
植山に指す手を無くさせての勝ちだった

うわ~、清水、つ・よ・い!! これは強いわ  
手渡しから、相手に攻めさせて受け切り勝ち、これは実に強い勝ち方!ブラボー!!
いやしかし・・・女流ってここまで強いのか?! まあ清水は特別だとは思うけど・・・

解説の大野にも、清水は読み勝っていたね 
なんか清水は植山と大野の2人に勝った感じ(^^;

これは見ごたえがあったなあ 大野がしっかり中盤を解説してくれ、
清水が何を考えて指していたかが良く分かった
相矢倉だから、手を最後まで読み切る、というわけにはいかない将棋だった
「この手順の分かれはどちらがいいか」というしっかりした大局観が求められたのだが、
それをことごとく清水はやっていたことになる
局面の枝分かれ、そして選択肢がすごく多かったのにね

うー、マジで清水強かった 今回で女流の強さを見直したね
これは清水、女流ではまず無敵なはずだ
女流の強いところを見れてとてもよかった
やっぱり、プロは見てる人に「強いなあ」と思わせてナンボ、だもんね
清水さん、強かった! 恐れ入りました
この調子で清水さんには次もいい将棋を期待!