第18期 銀河戦
本戦Hブロック 1回戦
大野八一雄七段 vs 矢内理絵子女王
対局日: 2009年9月4日
解説:滝 誠一郎七段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、矢内13勝13敗(対女流) 大野9勝9敗 2人の対戦成績は大野の1-0

解説の滝「矢内は手厚い棋風、大野はしぶい棋風、両者居飛車党」

さて、矢内の登場だ しかし、自分はこの一戦、あまり矢内に期待できないな~、と思っていた
なぜなら、おととい大野が解説だったとき、とてもリラックスムードだったからだ
大野が「対女流には緊張しますか?」と聞かれていたときの受け答えが、ニコニコしていたのだ

おとといに大野が機嫌よく解説していたときの収録日が、9月30日だ
この対局の対局日がその前の9月4日、ということは、
機嫌がよかった大野がこの対局には勝った可能性が高い・・・
こんな裏事情を推測して見てしまった(^^;

そしたら、案の定、矢内の負け、それもけっこうひどい内容だったorz
矢内、いいところほぼなし!借りてきたネコのような指し口だった
ああ~ なんでこうなっちゃうんだろう  ううう悲しい・・・

先手矢内で居飛車、後手の大野は4手目△3三角戦法から向かい飛車+美濃という戦型
序盤、矢内が▲6六歩と角道を止めた手が、もう早くも元気のない手だった
この▲6六歩と、その直後の▲4六銀が矛盾した組み合わせで、もうこれが敗因だった

▲6六歩は持久戦を目指した手、▲4六銀は急戦を狙った手、なんでこう指しちゃったんだろう
ハンバーガーを注文したのに、ドリンクに味噌汁を選んでしまった、
そのくらい相性の悪い組み合わせだったね

大野に機敏に飛車をぶつけられ、守勢に回らされ、もうあとは一方的な展開だった
駒音高く、ビシビシ指して来る大野に、もうなすすべなしだった
飛車交換してからは、なんだか大野が一人で指していたような気がする
矢内は防戦一方、かろうじて主張したのは端攻めくらいだった

大野は全駒になりそうなほどにかなり駒得し、「あんまりやっぴーをいじめないでくれ~」と
思ってしまった

うーん、矢内、服装が地味すぎたんじゃないだろうか
上下黒で、下はロングスカート、これといって目立たない服装だった
せっかくのテレビ対局なんだし、もっと派手にしてきても良かったんじゃないかな
地味さが指し手にも現れてしまった感がある
顔も横顔しか映らず、残念だった

近年は女流名人戦などで、清水と互角にわたりあっている矢内、
でもまだまだ総合力では清水には及ばないんだろう、
おとといの清水と本局の矢内を比べてそんなことを思ってしまった 
うーん、ホントに残念!