第18期 銀河戦
本戦Aブロック 3回戦
及川拓馬四段 vs 櫛田陽一六段
対局日: 2009年10月16日
解説:西尾 明五段
聞き手:早水千紗女流二段
記録:伊藤明日香女流初段

20年度の成績は、及川21勝16敗 クッシー10勝11敗 2人は初手合い

解説の西尾「及川は最近の若手に多い、どんな戦型でも指せる器用なタイプ、
 終盤のするどい踏み込みが持ち味
 櫛田六段には外見にびっくりしました(^^; 生粋の四間飛車党」

クッシーには聞き手の早水も「ぼうず頭にされて、剃ったばっかり」と驚いていた

先手及川で▲居飛車穴熊vs△四間飛車+美濃だ
クッシーは△4四銀型で、西尾「この形を指すのは今では櫛田六段くらい」と言っていた
しかし、普段めったに出ない戦型にもかかわらず、西尾の解説はめちゃめちゃ詳しかった
さすがプロ、これだけ序盤に知識があれば、普通のアマにはまず負けることはないね

及川が7筋に飛車を、クッシーは3筋に飛車を持ってきて、2~5筋で歩の折衝、
このあたり難しいわ 感想戦ではずっとここをやっていた

及川が5筋で手を作ろうとしたが、本譜はなぜか読み筋の手を指し損ねたとのこと
そして終盤の△7七歩に飛車を逃げたのが決定的な悪手で、
モロに飛車角両取りの金を打たれてしまった 及川はこの金打ちをうっかりとのこと

結果、クッシーの快勝だった 及川はいまいち力を見せれなかった

個人的には、何でも指せるという及川に、居飛穴以外の戦法を指してほしかった
結果的に、及川は居飛穴対策の経験値が豊富なクッシーの早指しに、
ペースを奪われてしまった印象の一局だった 
若手プロらしさを出すことができず、それは見ていて残念だった

3連勝のクッシー、ぼうず頭にしたのはこの銀河戦への意気込みの表れだろうか
だとしたら面白い ホントに剃りたてだったからね