第18期 銀河戦
本戦Gブロック 3回戦
室岡克彦七段 vs 澤田真吾四段
対局日: 2009年10月28日
解説:佐々木 慎五段
聞き手:久津知子女流初段
記録:井道千尋女流初段

20年度の成績は、澤田9勝6敗 室岡10勝13敗 2人は初手合い

解説の佐々木「澤田は17歳の関西棋士、力戦の居飛車党
 室岡は研究家で最近は藤井システムに凝っていて四間飛車党」

雑談で佐々木「室岡は普段、すごいキチッとしている人、データをファイルをしていてまさしく研究家」
という発言があった でも、雑談がこれくらいしかなかった・・・
聞き手の久津も黙ってしまって、音声が何も流れない状態が1~2分くらい続くこともあった
もうちょっとがんばって雑談のネタを仕入れてきてほしい(^^;

さて、先手澤田で、初手から▲7六歩△3四歩▲9六歩と進んだ
いきなり端歩突きだ 自分はちょっと考えて、「これは相振りのけん制か」と思ったら、やっぱりそうだった
もし後手が端歩を受けたら、相振りになったとき先手から端攻めの筋があるのだ

この3手目について、感想戦で室岡「意表をつかれた、どうすればいいかわからなかった」とのこと
おーい、室岡は研究家じゃなかったのか もう3手目がデータに入っていないのか(^^;

本譜は室岡は端歩を受けて、相振りになったのだが、
この室岡の構想がもう敗因ということになってしまった
澤田がスズメ指しをして、端をからめて順調に攻め続け、そのまま押し切った
室岡に攻める番は最後までまわってこなかった さすがにプロは高度だ

佐々木「室岡が悪い手を指したとは思えないが攻められる展開になってしまった」
 「終始澤田がペースをつかんでいたように思う」とのこと

終盤、最後の決め所で、澤田が中空にタダ取られの桂を放った一手は、お見事 ここは魅せた

うーん、しかし、この一局、いまいち盛り上がりに欠けてしまった
解説と聞き手が静かすぎたか もう少し大盤を使っての変化順の説明もほしいところだった

室岡は研究家らしいところが見せれなくて残念だったと思う
3手目でどうすればいいかわからなくなってるんでは、やっぱりダメだよね(^^;
澤田は前局の清水戦でも快勝だったが、本局も終始淀みなく指し続け、快勝した
どこまで強いのか、まだ底が見えない ちょっと注目の17歳だ