三浦弘行八段vs佐藤康光九段   NHK杯  3回戦
解説 先崎 学

27日に放送のあったNHK杯 順位戦で6連敗している康光が心配だが、どんな将棋を見せてくれるか

解説の先崎「三浦は粘っこいんだけど攻めが好き 康光は棋界の第一人者、ここのところちょっと不調
 2人とも細い攻めで突っ込んでいく感じ」

先手三浦で、後手の康光はいきなり端歩を2つ伸ばしてから角交換するという、手損振り飛車作戦だ
先崎「康光はこの戦型の先駆者」 
「昔は居飛車の矢倉の正統派だったけど、何があってこうなったのか(笑)」
「先手は速攻を仕掛けたくなるが、うまくいくかどうか」

角交換から、自陣に角を打ち合う展開
三浦は先崎の言葉どおり、速攻で右銀を進出した そして3筋から攻めるかと思われた
しかし、三浦がひょいと銀を逆方向の5五に出た!
よく検討してみると、この銀で中央を制圧して、相当な好手だった
これで三浦の右桂が楽に中央に跳べるではないか その間に康光は指す手がない 
先崎「いや~、これは機敏でしたね」 「これ、康光は困ったかもしれませんよ」 
矢内「やけに先手の駒がノビノビして」
そして実際に桂が跳んできた 康光はどうするか あら~、康光は飛車を1筋に避けて耐えてる
これはやばそう・・・ 

先崎「後手にうまい手がないと、早々に終局ですね」 「矢内さん、なんとかしてくださいよ」
矢内「んふ(笑)」
康光は考慮時間もどんどん使ってしまい、三浦8回vs康光0回まで差が開いてしまった
先崎「考えちゃうと困っているのが相手にわかっちゃう」
 「でもホントに困ってるからそうも言ってられないか」
困っているのが視聴者にもバレちゃうよね(^^;

先崎「けっこう大差」 「駒の損得はそれほどない局面だけど、後手は平べたすぎて戦う場所がない」
 「参りました」 「無責任に言えば、ここでお開きです」
うへー、せっかく楽しみにしていたのにもう終わるのか 
そうだ 先手を三浦から藤井に入れ替えろ そうすればまだわからんぞ
こういう場面、藤井ならきっと芸術的なファンタジーを見せてくれる
「藤井を呼んで来い、藤井を!」と思ったのは自分だけではないだろう

だが、指しているのは三浦だ 三浦はなぜか飛車交換して、紛れるのかと思う場面もあったけど、
確実な攻めで寄せていって、三浦の勝ちとなった
康光、全くいいところなし・・・ ああー、なんでこうなっちゃうんだ 

終局直後の康光はさすがに元気がなく、「作戦がひどすぎました」
感想戦を見ていると、1筋の歩の突き合いがポイントだったようだ
解説で先崎は「1筋の歩の突き合いは明らかに後手が得した」と言っていたのに、
感想戦では「1筋の歩を突かれて後手がしびれた」となっていた(^^;

康光、ホントに不調なんだな、というのを如実に思った一局だった 早く復調してほしいものだ
まあ、棋王戦では挑戦者になってるから大丈夫とは思うけどね

<今週のやっぴー>
灰色で地味めの服だけど、胸元が広いのがポイント なんか学校の先生みたいに見えた 
タートルネックはそろそろ飽きた(^^; 服装B
矢内みたいな人が担任の先生なら、もういちど学校に通ってみたい度 ★★★