昨日に引き続き、馬島君vsトップアマの角頭歩戦法です
30手目以降の棋譜を、私が想像して継ぎ足しました
最後の局面からして、たぶんこんな手順で進んだものと思われます

最後の局面、激指9の検討モードでは+1145で先手の馬島君が優勢です
しかし、浅利氏の△4六歩は、詰めろになっています(長い手順で詰みます)
次の先手の手としては、何か受けの手、▲6八銀や▲3八銀や▲4八玉が有効のようです
馬島君は、詰めろを見破って、受けの手を指すことができるんでしょうか?
来週号が楽しみです

先手:馬島
後手:浅利(トップアマ)

*浅利「俺は強くねぇよ 安心しな」
*席主「世界アマ5連覇の浅利が弱いわけねぇだろ よく教わるといいよ」
*浅利「よせよ ・・・ま・・・ 暇人には暇人の矜持(きょうじ)があるんだがな」
*(注:矜持とはプライド、誇りの意味)
▲7六歩
*浅利「平手でいいかい? じゃ先手でどうぞ」
*馬島「ハイ お願いします!!」
△3四歩 ▲8六歩
*浅利「ホォ?」
△8四歩
*馬島“鷹洋と比べて普通の対応だ この人この戦法知らないな?”
▲9六歩
*馬島“トップアマ? 遠慮なくいかせてもらうよ!!“
△8五歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂
△8九飛成 ▲8八飛 △同 龍
*浅利「少年 本当に度胸あるな」
▲同 銀 △8七歩 ▲同 銀 △8九飛 ▲7八銀 △9九飛成
*馬島“香損 損はすぐ取り返す”
▲8六飛 △8二香 ▲8三歩 △同 香 ▲同飛成
*馬島“取り返した 読み通り!!”
△9二角
*浅利「ネット将棋をやり込んできたな 少年」
*馬島「!」
▲8六龍
*浅利「あー 驚くこたぁない・・・ やたら早い指し手 損をしない序盤 ぎこちない手つき 乱雑な駒 意外と分かるもんだ」
△4七角成
*浅利「ああいいうのは便利だけど 便利ってのは大雑把なものでさ 将棋の面白さを どっかで取りこぼしちまうんだよね」
▲6五角
*馬島「これで俺が優勢ですよね? 言ってる意味がよく分からないですけど? 世界アマ5連覇つっても 羽生や渡辺よりは弱いんでしょ? 結局」
△5七馬
*席主「あのなぁ 君」
*浅利「いいから いいから」
▲8一龍
*浅利「将棋をある定規で見ると 確かにそうだ だがそれが将棋の強みで弱みなんだ」
△8八歩
*馬島「??」
*浅利「今はわかんないだろうが・・・ 気にするな少年」
▲4三角成
*(馬島、カーッと熱くなる)
*馬島“少年・・・ 少年って・・・”
△7二銀 ▲9一龍 △8九歩成 ▲5八金左 △8八と ▲6九銀
△7九馬 ▲8四桂
*パン!
*馬島“勝った!!”
*席主“うっわ こりゃ▲7二桂成が受からない? どーなってんだよ浅利?”
*馬島“トップアマに勝った!! オレはいける!! 見てろ鷹洋!!”
△4六歩
*コトッ
*馬島“な・・・ なんだよこれ? 銀取って4七から打ち込むつもりか・・・?”