糸谷哲郎五段vs森内俊之九段   NHK杯  準々決勝
解説 杉本昌隆

解説の杉本「糸谷は居飛車の本格正統派 角換わりが得意で攻めも受けも力強い 
 関西若手有望株の一人
 森内は説明不要の第一人者 従来の強靭な受けに加えて、積極的な攻めも加わり凄味が出た」

先手糸谷で居飛車、後手の森内が角道を止めて、相居飛車の力戦に持ち込んだ
杉本「森内のウソ矢倉に対して、糸谷が急戦矢倉で攻める構図」

糸谷は▲6六角と上がっているのが工夫のようだ
これで森内が8筋の歩交換に来たら、飛車の後ろにフタ歩を打って、飛車を捕獲しようという狙いだそうだ
これ、覚えていたら、お得だね 自分の24の実戦で試して見よう 楽に一勝できるかも(^^;

2人の対戦成績で、去年の1月18日に2人はNHK杯で対戦していると出た
どんな将棋だったか自分は全然覚えてません(笑)
今回は糸谷のリベンジ戦だそうだ ・・・あとでこのブログでどんな将棋だったか確認しよう(^^;

雑談になり、矢内「糸谷は大学で哲学を学んでいる
 控え室で哲学の話をしていたが、私にとっては呪文のよう(笑)」
ちなみに自分は哲学はわかりません、呪文はギラとかホイミとかよく使ってます 

さて、森内が指しにくいと思われた飛車先交換をしてきた 
糸谷はその瞬間に右方面にアヤをつけてから、飛車を閉じ込めるフタ歩を実行!
矢内「これはもう収まらないですね」
杉本「積極的ですね」 これは双方に言えることだろう よく踏み込めるもんだ

森内はどうやって飛車を助けるのかと思われたが、7筋の歩を突き捨てて飛車を助けた
杉本「これは本筋の手ですね」 うーん、森内、さすがだわ

ここまで、考慮時間を1回も使わない糸谷 
矢内「どんどん手が見えちゃうんでしょうね」
杉本「指したくてウズウズするんでしょうね 難しい局面でも速いですね」

糸谷が飛車を捕獲しにいったので、杉本「差がついてどちらかが良くなるはず」と言っていたのだが、
双方決め手を与えず、まだまだ均衡が保たれることになった
歩の手筋の応酬があり、なんと局面はここから第2次駒組み合戦となった

杉本「糸谷がどう陣形をまとめるか難しい」と言っていたが、糸谷はうまく指していったようだ
杉本「押したり引いたりが続いている」
杉本の解説、わかりやすいわ 手がよく見えているし、ポイントを抑えている

杉本「どちらも容易に崩れない、どちらがいいか難しい」
本当にどちらも疑問手を指さない、秒読みで延々力将棋が続くことになった
うわー、これは手の見え方と、正確な判断力と、体力が必要な総力戦だ

手の広い局面で、森内が△2五歩と突いて2四に角を出て使おうとしたのに対し、
糸谷はノータイムで▲3五歩の切り返し!
ホント、糸谷の手の見え方は抜群だね 糸谷にすれば△2五歩は予想の範囲内だったということか

杉本「どういう結末を迎えるのか全くわかりません」
しかし、糸谷玉が捕まりにくくなってきた 糸谷はさらに玉の早逃げをして、入玉を確定させた
相入玉の可能性が・・・ そうなると、糸谷の自陣飛車が効いてくる展開だ
どうやら糸谷はこうなることをだいぶ前から予期していたようだ
だから飛車を追われたとき、▲1八飛とガマンしていたのだろう 糸谷、恐るべし・・・

結果、181手の総力戦を制したのは糸谷!
これは強いわ 確かな地力を見せ付けた
杉本「糸谷の玉さばきが絶品でしたね」

糸谷はこの長手数にも関わらず、特に疑問手は見当たらなかった
鉄板流の森内を相手に、総合力で勝ったという、とても強い勝ち方だった

しっかし、見ていて疲れたわ よく体力がもつねえ(^^;
もう自分なんて、途中でエネルギーが切れて、全く手が読めなくなっちゃったもんね

森内にしてみれば、ショックな負け方かもしれない
もう、羽生世代もうかうかしていられない時代になってきたということか 
今後の、若手有望株たちvs羽生世代たちの対決が楽しみだ

これで準決勝の第1カードは、久保と深浦を下した渡辺vs
谷川と鈴木大介と森内を下した糸谷の対戦となった これは見ものだね

<今週のやっぴー>
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時折見せた笑顔が超かわいかった  きれいなお姉さんは好きですか度 ★★★★★