<第100話>
『全国大会 出発の日 ボクたちは 学校近くの神社に 必勝祈願をしに行った』
パンパン(目を閉じて手を合わせる、武藤先生以下、6人の部員たち)

鳥山さん、体を前のめりに曲げて、マジで必死に拝んでます

飛鳥田「思えば・・・ 4カ月前 ここで武藤先生と 角野くんと会って
 もう2年100回のようだよ」
角野「なんだよ 100回って?」

作者の柳葉あきら先生自身が、端っこに出てきていて、
「ありがとうございます」のタスキをかけて、読者に向かって手を合わせています(笑)
柳葉先生、こちらこそ、面白い漫画をありがとうございます!

飛鳥田“大見得を切った目標は 果たせなかったなぁ・・・”
(角野、落ち込んだ顔をする飛鳥田の背中を、思い切りぶっ叩いた)
バン!!
飛鳥田「!」
角野「胸張れ 飛鳥田!!」
飛鳥田「えっ?」
角野「全国大会は 西風将棋部 初の快挙なんだぞ こういうときは胸張るんだ 女子とか関係ねぇ」

角野君、いいことを言いますね 背中をぶっ叩いたのも、
普段から猫背ぎみの飛鳥田君には、いい薬と思います

(角野、女子たちを指差しながら)
角野「女子ったって アイツらだし 男子とかわらん ぷぷっ(笑)」
飛鳥田「(^^;」

いいことを言ったと思ったとたん、角野君、また余計な発言を・・・

内村「ちょっとぉ」
鳥山香「聞こえてるよ」
(女子3人が目を合わせた 飛鳥田の地位を上げて、
 相対的に角野の地位を下げることに考えが一致した)

(女子3人が飛鳥田にすり寄って来て、全員上目づかいで)
内村「胸張って下さい部長 女子チーム作れるのは 部長しかいません」
成田「ほかの男にはムリ」
鳥山香「胸張って下さい 私らのためにも」
かーーっ(完全に舞い上がった飛鳥田)

女子3人にすり寄られるなんて、飛鳥田君の人生で、これが最初で最後かもしれませんね
飛鳥田君、良かったですね(笑)

飛鳥田「そ・・・ それじゃ い・・・行くじょおお」
(壊れたロボットのように歩き出した飛鳥田)
馬島「動きが 変だぞ」
角野「お前ら ほめ方に ムリありすぎ」
内村「あれ先輩 荷物 忘れてる」

『西湘市から 群馬県前橋市へは 電車を乗り継いで 3時間半ほどだ』
前橋市に到着した一同「ケツ いてぇ~」 「すげえ 高文祭の ノボリだらけだ」

第32回全国高等学校総合文化祭、略して「高文祭」なんですね

内村「あ 会場までの 無料シャトルバスだって!」
角野「おお!? 高文祭 太っ腹! よし 会場に下見に行こう!」
ドヤドヤ(バスに乗り込んだみんな)

(走り出したバス)
飛鳥田「・・・・・・将棋指すにしては 山のほうに行くよね?」
角野「・・・ん・・・」

(バスが終着駅に止まった)
飛鳥田「え・・・」

目の前には、巨大なドーム型のスタジアムがありました!

鳥山香「こ・・・ こんなリッパな会場で 将棋を・・・?」
角野「高文祭 ふ・・・太っ腹」

(不審に思った武藤先生が、バスの運転手に訊きに行った 遠くの別方向を指差す運転手)

角野「全然違うバスじゃん!!」
内村「いくつも会場があるなんて 知らなかったもん!!」
角野「同じバスで 帰るの オレらだけじゃん 間違えたって 丸分かり!!」
内村「タダだから いいでしょ!?」
飛鳥田「・・・」

会場を間違えて、将棋を指せずに終わってしまった、という事態だけは避けたいものですね(^^; (つづく)