勝又清和六段vs西尾 明五段   NHK杯  1回戦
解説 阿久津主税

さあ、サッカーのW杯で盛り上がっている中でのNHK杯
1回戦屈指の好カード・・・というのはウソで、正直、あんまり視聴意欲を誘われないメンツ
W杯の1次リーグで言えば、スロバキアvsニュージーランドくらいの感じ(^^;

さて、まずは見所は矢内の髪型だ
また髪型が変わってる、髪を後ろに回してまとめてるね
わかりにくく例えると、メスのカブトムシの頭型のヘルメットを後ろ向きにかぶっている感じだ
(わかりにくくてすいません)
ついでに、勝又はスポーツ刈り、西尾は茶髪、阿久津はふつうに黒だ

勝又は、予選でクマー、田中悠一、岡崎に勝ち出場
西尾は、予選で飯野、先崎、千葉に勝ち出場

事前のインタビュー
勝又「相手の西尾は居飛車党で、相居飛車の戦型全般をキチンと研究している
 どんな将棋になるかわからない、足を捻挫していて正座ができないが、内容でいい将棋を見せたい」

西尾「相手の勝又は『教授』と呼ばれているだけあって、色んな戦型に精通しているという印象
 僕は居飛車党なんですが、最近は振り飛車も始めたので試してみたい
 NHK杯はまだ勝ったことがないので、1回勝ちたい」

解説の阿久津「勝又は実はイメージと違って、力戦タイプ 学者的に見えるがアツい
 西尾は理想が高く、一手の緩みもなく勝ちたいという将棋」

先手勝又で、相居飛車かと思いきや、なんと4手目に西尾が△3五歩と伸ばしてきたではないか!
おお、これは後手番の早石田、これは無理と言われている順では?
何か西尾に新研究が!? よし、勝又、「教授」と言われているからには、
これをもちろん、とがめに行ってくれるんだろうな、と思いきや、
勝又は穏やかにする順を指したではないか ズコッ 

え~、勝又、序盤に精通しているなら、積極的にとがめに行って欲しかった・・・
と思っていると、西尾が△3六歩、ともう仕掛けてきたではないか!
ここ、番組が解説になかなか移ってくれず、盤上だけを流している
もう勝負どころをすぎちゃうよ~、
ここまでで実は解説する順がいっぱいあるのに~

番組開始から24分たって、ようやく解説開始
うーん、現代将棋は序盤が発達しているんで、もっと早くから解説を開始してくれないとね・・・ 
銀河戦は、4手目くらいからもう解説が始まるからいいんだけど、NHK杯はここは問題だね

結局、勝又だけが馬を作り、西尾は盤上にナマ角が残る、という結果に収まった 
阿久津「西尾のほうががあせる局面」
んー、結局、西尾はどういう作戦で何をやりたかったのか、わからないことになってしまった
ナマ角がやはり盤の中央で敵の目標になっているのはつらい・・・

西尾が困ったかと思いきや、△6四歩とじっと突いた
これは角の引き場所を作り、局面を複雑にするという効果もある一石二鳥の手だ
この手は見ていて感心した 勝又が気合で▲同馬として一気に終盤に突入

この後、終盤が続いたが、どうにももう西尾が勝てない将棋だったようだ
後手玉は居玉だったのが響いたね

勝又がハッキリとした勝つ順を逃し、最後のほうはわからなくなりかけたが、なんとか押し切った
123手で勝又の勝ち
勝又が▲9五金、としたところでは、先手玉はトン死しちゃったんじゃないか、とびっくりしていたら、
そうじゃなかったんだね 阿久津も勘違いしていたね

あ~、この将棋、なんだかプロらしくない、アマチュアが指しているような印象だった
序盤、西尾が4手目に挑発してきたのに、勝又は研究家らしからぬ安全策、
そして西尾の無理攻め、勝又は明快な勝ちを逃す、という内容だった
阿久津の解説もキレがなかったね 

勝又が捻挫していただけに、この内容は残念ざ
と、もうどうしようもなく、これで終わります