第18期 銀河戦
本戦Gブロック 10回戦
三浦弘行八段 vs 糸谷哲郎五段
対局日: 2010年4月2日
解説:近藤正和六段
聞き手:上田初美女流二段
記録:渡辺弥生女流2級

21年度の成績は、糸谷35勝16敗 三浦27勝17敗 2人の対戦成績は三浦の1-0

解説の近藤「糸谷は居飛車党の力戦派、勇敢に突進していく棋風
 三浦は序盤の作戦をあらかじめ決めてくるタイプ 銀河戦でも準優勝があり、早指しも得意
 角換わりか、横歩取りの激しい将棋になると思う」

先手糸谷で、何と糸谷がゴキゲン中飛車に! これは、解説者が近藤だからこうやったのか?
5連勝して、すでに決勝トーナメント進出を決めている余裕か?
聞き手の上田「近藤先生の顔が、ほころんでいるんですけど(笑)」

が、ここからが問題だ 糸谷は5筋位取りにしたのだ
こうやると、自分的にある大問題が発生するのだが・・・

危惧したとおり、三浦は、もう早々に穴熊を決め込んでしまった
上田「5筋の位取り中飛車に対して、居飛車の穴熊は、少し前まで、
 『うまくいかない』と言われていたんではないですか?」
近藤「居飛車の方は、右銀を△6二銀~△5一銀として、防御に専念する指し方が出てきたんです」

対して、糸谷、美濃か?穴熊か?どっちだ?
近藤「私でしたら、美濃にするんですけどね 私は穴熊を指したこともあるんですけど、
 先輩の棋士から『お前は穴熊はヘタだからやめろ』と言われました(笑)」 

自分は見ていて、▲3八銀! ▲3八銀! と、心の中でエールを送っていた
糸谷の選択は・・・ 無情にも、▲1八香! ぐああ 相穴熊orz

ここから、両者金銀4枚のガッチガチの相穴熊になった だめだこれは・・・ 見る気が到底起きない・・・
ああ~、この一局、昨日からずっと楽しみにしてたのに! 近藤のギャグももっと聞きたかったのに!

早回しで結果だけ見ると、140手で三浦の勝ち 攻め合っての、一手違いだった 
近藤「終盤、糸谷が自玉の玉頭から攻めていって、私は糸谷の勝ちかと思ったんですが、
 三浦が余しに余した 大熱戦だった」

あー、見る気が満々だったのに、かなり残念だった
もっと見たかったのに、序盤だけで終わってしまい、ガックリきてしまった(^^;

ところで、序盤だけでも見ていて思ったのだが、聞き手の上田初美さん、この人は相当いいね
NHK杯の聞き手役をまかせたい、矢内の次の聞き手役の最有力候補に推したいと強く思った
明るいし、ちょうどいいくらいの美人、質問も適度にするし、意見もちゃんと言う
そして何より、声が抜群に聞き取りやすいのだ この人の声の通りは棋界でナンバーワンだ
この人をたまにしか見れないのは、非常にもったいない 

NHK杯の聞き手は、慣例では3年交代、まだ矢内は来期もやってくれると思うけど、
今から次の聞き手のことを考えてしまうのだった