<第109話>
(一柳の対局が終わったが、呆然として動けない馬島)

馬島“こいつの将棋・・・ まるで浅利さんの・・・”
ガタッ(一柳がイスから立ち上がった)
馬島“ビクッ”

(馬島を見つけた鷹洋の八嶋)
八嶋「あれ 神奈川の?」
六本木「なんでここに?」
一柳「さぁ・・・ おおかた 全国レベルを見ておけば 県代表にでもなれると 思ったんじゃない?」
八嶋「へー そー へー」
六本木「クッ クッ クッ」

鷹洋のメンバーをもう一度整理しておくと、
大将の美形が一柳、副将のでっかいガタイが六本木、三将の長髪で眼鏡が八嶋です
前に乱闘騒ぎを起こした馬島君、完全に顔を覚えられてますね

馬島「・・・・・・」
八嶋「へー そー」
六本木「ギャハハハハ!」

(馬島、笑われて頭にきた)
馬島「お前ら ダッせぇ 全国で勝てねぇ理由が 分かったぜ」
一柳・六本木・八嶋「・・・・・・・」

(不穏な空気に気づいた飛鳥田)
飛鳥田“わぁあああ! 馬島くん 鷹洋の子と にらみあってる!? なんで?”

馬島「チャンピオンはどこだっけ? 東京の大仏学院か?
 あんたら そこに勝てるなんて これっぽっちも 思ってねぇだろ?」
一柳・六本木・八嶋「・・・・・・・」
飛鳥田「ま・・・ 馬島くん!」
馬島「身分わきまえて 決められた席に 座っているだけだ 
 士農工商で言ったら 商? おとなしく案内された席に座る あんたらはそれだけだ
 よい子ちゃんたち!」

(鋭い目で馬島をにらむ一柳)
六本木「このヤロ! 勝てもせずに よくも言えたもんだな!」
審判の先生「そこ 静かに」
飛鳥田“オロッ オロッ”
馬島「神奈川県 最強の座? へっ 次はよく見て 腰おろせ
 イスがなくなって 尻もち つくかもな!! オレたちが座ってっから!!」

六本木「将棋に勝ってから ほざけ!」
ドン(六本木が馬島の肩を突き飛ばした)
馬島「あーあ 見た? ねぇ 暴力」
そばに居た他校の生徒「いや あの・・・」
ヒュン ドゴッ!!(いきなり馬島の強烈な後ろ回し蹴りが、六本木の腹にモロに炸裂した)
六本木「ゴッ・・・!」

この後ろ回し蹴り、かなり高度な技ですが、馬島君、難なく使いこなしてます! 

馬島「正当防衛 ね? 証言してね」
そばに居た他校の生徒「いや あの・・・ だからって・・・」
六本木「ゴッ ゴフッ」
八嶋「この!」
止めに入った飛鳥田「だめ!」
ボカッ(飛鳥田の顔に八嶋のパンチが入った)

ワアアア(大騒ぎになった会場)
角野「な・・・ なんだぁ?」
内村「ウマだ・・・ 絶対ウマに違いない・・・ 全国大会でもやったか・・・」

ちょ・・・馬島君・・・ 心を入れ替えて真面目になったはずでは・・・
もう・・・空手部にでもテコンドー部にでも転部してください・・・ マジで・・・orz  (つづく)