第18期 銀河戦
本戦Eブロック 最終戦
丸山忠久九段 vs 谷川浩司九段
対局日: 2010年5月19日
解説:阿久津主税銀河
聞き手:野田澤彩乃女流1級
記録:伊藤明日香女流初段

21年度の成績は、丸山26勝19敗 タニー21勝16敗 2人の対戦成績はタニーの26-24
さすがにすごい数を対戦しているね 50局やって、ほぼ互角か

解説の阿久津「丸山は角換わり腰掛け銀が得意、非常に研究熱心 終盤が正確
 タニーは角換わりが得意で、終盤の寄せの速さに定評がある」

先手丸山で、横歩取りになった タニーの△8五飛戦法だ
丸山は全くのノータイム指しで、スッスッスと駒をすべらせていく 
タニーもついていき、両者本当にノータイム指しで、
番組開始15分にして、もう終盤になってしまった

阿久津「指し手が速いですね~」 もう、この戦型は解説者だけが頼みの綱だ
今回は阿久津なので安心だ
松尾流(だったよね)の角筋に飛車を回る、△5五飛の変化だ
阿久津「(43手目の)▲6七金が、丸山の研究でやってみたい手だったのかも」
感想戦で、丸山「▲6七金をやってみたかった」
初手の段階から43手目まで、もう考えているんだね

途中、阿久津と聞き手の野田澤との雑談になった
野田澤「阿久津さんは、普段けっこう研究とかされてるんですか? ひとりでとか・・・」
阿久津「自分なりにはやりますけどね 野田澤さんは研究はしないんですか?」
野田澤「そうですね 根(こん)つめてはあんまり、なかなか・・・」
阿久津「根つめずにやってるんですか(笑)」
野田澤「ふふふ(^^;」

阿久津「研究は、人それぞれ色々な場所でやっているでしょう、棋士は頭の中に盤がありますよね」
野田澤「・・・はい(^^;」

ここ、面白かった 野田澤さん、ビクビクしていた雰囲気が感じ取れた 
野田澤さんは研究ということをしているのだろうか、頭の中に盤はあるのだろうか(笑)

丸山が激しい順に突っ込んでいき、タニーも付き合って攻め合いになった
が、感想戦でタニー「△8九竜のところでは、一回、△6四銀と自陣に手を戻しておくのが正解だった
 本譜ははっきり負けにした」
しかし、丸山にも疑問手が出た 感想戦で丸山「▲6九馬はひどい手だった 一気に難しくなった」
そうだよね、▲6九馬は感触が変すぎる手だもんね

阿久津「どっちが勝つかわからない大熱戦です」 考慮時間も両者使いきり、30秒将棋だ
おお、これはもしかして、タニー、いけるのか?

丸山の▲6九馬の悪手で、タニーにチャンスボールが来たはずなのだが、どうにも局面が難しすぎた
はっきりした手を見つけられず、107手で丸山の勝ちになった

感想戦でも、タニーの勝ち筋は見つからなかった
開始15分で終盤になったが、終局は1時間17分経ったところだった
これで、Eブロックは、丸山が最終勝ち抜き者、中村太地が3連勝で最多勝ち抜き者になった

実はこの一局、自分は、始まる前から勝敗がわかってしまっていたのだ
タニーがA級順位戦で三浦に勝ったとき(6月29日)、
「今期のタニーは絶不調で、銀河戦で先崎に勝った1勝だけで、あとは全敗している」
との情報を、どこからかソースは忘れたけど、得てしまっていたのだ
だからこの一局は、タニーが負けるんだろう、と思っていたら、やはり負けてしまったか

まあ、しかし、この一局、それほどメチャクチャな内容ではなかった
ちなみに、激指9で、終盤を調べてみたのだが、難しくてわかんなかった

事前に勝敗がわかってしまう・・・ 収録が5月19日、放映が7月22日だもんね
今の時代、2ヶ月間、どこにも情報がバレないってのも、無理がある
もうちょっと、なんとかならないもんだろうか

それはそれとして、聞き手の野田澤さんと、記録の伊藤明日香さんで目隠し将棋をやってほしいと思った
この2人、果たして、できるんだろうか? できないような気が・・・(笑)