里見香奈女流二冠vs小林裕士六段   NHK杯 1回戦
解説 森けい二

父からのDVDが届き、今日、ようやく見ることができました(^^;

さて! ワクワクだ いよいよ見るぞ
自分の心境は、ヒカルの碁でいうと、塔矢行洋と進藤との新初段シリーズのときに、
観戦にきた塔矢アキラのセリフがピッタリだ
「・・・里見二冠 里見二冠が 全国のファンが見守る中 デカコバと指す
 とうとうここまであがってきた 待っていたこの時を!
 いったいどんな将棋を指すのか どんな将棋を見せてくれるのか!」 

その前に、矢内のファッションチェックだ
また矢内の髪型が変わってる~ 編みこみにして、後ろに回している
モンゴルの部族みたいだ 後頭部には、のりで巻いたおにぎりを乗っけている きっと非常食なのだろう

里見は黒のスーツか 化粧をほとんどしてないみたい
里見は女流棋士枠の決定戦に勝ち、本戦出場

デカコバは、やはりデカイ 里見と比べると、体積が3倍くらいあるように感じられる
デカコバは総合成績優秀で予選免除

解説の森「里見は初めてのNHK杯で、師匠の私も緊張している
 デカコバは男子プロとしては負けると何を言われるかわからないので、プレッシャーがかかるでしょう」

事前のインタビュー
里見「相手の棋譜を並べたり、普段どおりの勉強をしてきた
 落ち着いて、見ている人に楽しんでもらえる将棋を指したい」

デカコバ「里見さんは終盤が強いので、終盤のねじりあいを見て欲しい
 NHK杯は、ひとつでも多く勝ちあがりたい」

先手里見で、三間飛車の早石田だ 里見は鈴木新手も久保新手も見送り、美濃に囲った
デカコバもオーソドックスな形で対応、角交換の定跡形になった
後手は飛車を浮いて受ける、△8四飛型というのが最近の研究ということらしい

里見は左銀を中央に出て、積極的だ
ドキドキドキ、どうなるんだ、と、こっちが緊張して見ていた
らば、里見、いきなり▲4六角の自陣角で、打開を図ってきた!
森「思い切った角を打ちましたね」
これは、成立しているのか?

ところが、直後にデカコバに△4三角と打ち返されてみると、なんともう攻めが失敗!?
森「この△4三角が受けの決め手でしたかね~」
えええ、もう決め手が出たの? うっそー(^^;

森の解説手順とは違ったが、飛車角、両取りの銀を打ち、着実に駒得をしたデカコバ
ここまではデカコバの思惑どおりに見える・・・

森「ここで▲7二銀と打ったらいいんじゃないの ほめますよ」
矢内「じゃあ、打ってくれるんでは」
が、無情にも、里見の手は▲7五歩・・・!
森「今の▲7五歩は、ほめられないです」 ああ~

ヒカルの碁でいうと、塔矢アキラvs佐為のネット碁での一局、
アキラ「形勢は・・・ まだ戦えるのに・・・ か、勝てる気がしない」といったところか
ムードがそういう感じだ、なんか力の差が歴然だ 

そして、押されていた終盤、里見が完全に一手パスの悪手を指してしまった!
うわー、これは、今出た銀が引かされて、本当に完全な見落としだ
級位者並みのミスだ わあー
森「あーこれは一手パスですね この一手パスはひどいな~ あーこりゃひどいわ 投了級です」
わあー orz

その後は押されまくり、美濃のコビンを徹底的に攻められ、一方的になってしまった
84手で、デカコバの勝ち
1時間9分で終局となった デカコバは考慮時間を6回余していた

矢内「ん~、なかなか・・・(内容が大差なので言葉がない矢内)」
森「里見が何回か勝負手を逃してました」

感想戦では、里見のほうに、こうやっていれば、という筋をずっと検討していたけど、
実戦でそれを指せる雰囲気じゃなかったね 実力差はいかんともしがたかった
正直、大駒落ちでもどうか、と思わせる大差負けだった

まあ~、しょうがないか うーん、終盤のねじりあいを見たかったが、全然そこまでいかなかったね
これが現状での男子プロと女流プロの差か
よ~し、清水にカタキを討ってもらおう! 
でもたしか、清水ってNHK杯に10回くらい出てるけど、まだ1回も勝ったことがないんだったっけ
女流に男子並みの強さを求めてはいけない、という原点に立ち返らねばならないのか
あー、残念だった