第18期 銀河戦
決勝トーナメント 1回戦 第3局
佐藤康光九段 vs 櫛田陽一六段
対局日: 2010年6月25日
解説:木村一基八段
聞き手:井道千尋女流初段
記録:渡辺弥生女流2級

先週の木曜に放送された一局
クッシー、またハゲにしてる ツルッツルの剃髪(ていはつ)だ

トーナメント表が映し出されたが、対局者2人が緑色で光っているだけ、
今日はどっちが勝ったかの赤線は引かれていない、安心した(^^;

22年度の成績は、康光5勝3敗 クッシー2勝2敗 2人の対戦成績は2-2のイーブン

解説の木村「康光は序盤から積極的に動く、初手から何をするかわからない
 クッシーは四間飛車の一本槍(いっぽんやり)、待っているだけでなく積極的に動く
 この一局は攻め合いになりそうで、面白そう」

先手康光で、▲居飛穴vs△四間飛車+高美濃の△4四銀型だ

聞き手の井道「一番積極的な攻め筋は?」
康光、▲3五歩とビシッと指した
木村「これが一番積極的ですね(笑)」
さらに、康光、▲7五歩と攻めかかる!
木村「積極的すぎて、興奮して鼻血が出てる 康光は攻めていきっぱなし、前に出っぱなしですね」

木村、解説名人と言われるだけあり、スラスラ~と手順を説明していく さすがだ
聞き手の井道さんも、なかなか良し! これならNHK杯の聞き手をしてもいいだろう

さて、局面、康光の攻めをクッシーがうまく受けている
木村「クッシーがうまく指している展開と思います」
そこでまた出た、康光の、駒損する2枚換えの強引な攻め!
これはムチャだ~(^^;と思った
今、自分は「キャプテン翼」というゲームをやっているんだけど、それで例えると、
康光の攻めはハーフラインからずーっと、ひゅうが君が一人で「ごういんなドリブル」で
突破していっているような攻め方だ

木村「クッシーが良い、駒得しているし、康光からの攻めはきつい攻めではない」
と言っていたのもつかの間、康光の歩成一発で、と金が出来る攻めが出た!
これを木村も対局者のクッシーもまったくうっかり、木村「康光の攻めがつながった」
感想戦でクッシー「これがきびしかった」

その後もガリガリと強引に攻め続け、木村「名前を隠しても康光とわかる棋譜ですね」と言わしめた
最後まで攻めた康光、クッシー玉を陥落させた 康光の快勝! 穴熊はほぼ手付かずで残していた

クッシーもずっと耐えて、守りの手を間違えずに指し続け、力は出したのだが、
康光にそれ以上の力で攻め倒されてしまった

ホント、キャプテン翼で例えると、康光はひゅうが君だな、と思わせるのにピッタリの一戦だった
相手の守り、ディフェンダーを吹き飛ばして、最初から最後まで攻め続け、
ゴールに向かって一直線、最後はタイガーショットで相手のゴールネットを突き破る、
こんな棋風だと思った
康光の「うおおお」とドリブルする声が聞こえてくるような棋譜だった

局後のインタビュー
康光「想定した仕掛け、ギリギリだったが攻めはつながった 
 今日の将棋は緩みなく指せた 2回戦もまたこういう将棋を指したい」