<第117話>
『高校選手権全国大会 神奈川県各代表は 全員本戦トーナメントに進出していたのだった
男子団体・鷹洋学園高校  女子団体・西風ヶ丘高校
男子個人・三塚健人(緑欄高校)  女子個人・番沙姫(湘南美園高校)』

注:男子個人の三塚君は、全く覚える必要の無いキャラです(^^;

鳥山香「ここを勝ちあがれば べスト8だ 全国5位だ 
 ここまでがんばったんだもん もう一息! お腹痛いけど頑張る!」

あら、鳥山さん、まだお腹痛かったんですね(^^;

選手全員「お願いしまーす!」 ビシ バシ
(ここで、鳥山さんの棋譜が載っています)

先手:陸奥圓明女子の副将
後手:鳥山香

▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △8四歩 ▲7八飛 △6二銀
▲4八玉 △4二玉 ▲7四歩 △3二玉 ▲3八玉 △8五歩
▲2八玉 △5四歩 ▲3八銀 △7二金 ▲1六歩 △1四歩
▲5六歩 △6四歩 ▲6六角 △6五歩 ▲5七角
*(第1図)
△8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲9八飛 △8九飛成 ▲8八歩
△8七歩 ▲7八銀 △9八龍 ▲同 香 △8八歩成 ▲8五飛
△8三歩 ▲6五飛 △7八と ▲同 金 △4四歩 ▲6八金
△4五歩
*(第2図)
▲5八金寄 △4四角 ▲4五飛 △9九角成 ▲6六角 △同 馬
▲同 歩 △3三桂 ▲7五飛 △5三角 ▲6五飛 △2四歩
▲2六角 △4二金 ▲8五飛 △9九飛 ▲8四歩 △同 歩
▲同 飛 △8三歩 ▲8五飛 △2五桂打 ▲5三角成 △同 銀
▲7五飛 △9八飛成 ▲7三歩成 △同 金 ▲7四歩 △7二金
▲6五飛 △6二銀 ▲6一角 △1五歩 ▲7二角成 △5三角
▲5四馬 △2二玉 ▲2一金 △2三玉 ▲3一金 △1七桂成
▲同 桂 △8九龍
*(第3図)

(物陰から見ていた飛鳥田)
序盤~中盤“オ? いける!” 終盤“えっ? な・・・なんでこんなことに?”

序、中盤は駒得で必勝体勢だったのに、逆転されてしまいましたね

飛鳥田“あ・・・ あああ 良かったのに途中までは 途中からグズグズに・・・”
(馬島が飛鳥田のすぐ後ろで、すごい顔をして驚かせた)
飛鳥田「・・・? キャア!!」
角野「物陰から見てるって 魔球投手の姉かよ お前は」
飛鳥田「すいません やっぱり気になって・・・」

馬島「まぁ女子はもういいだろ ベスト16だし 男子団体2回戦が始まんぞ 行こうよ」
角野「鷹洋の相手 大仏学院だって アンラッキーなヤツら」

ここで、大仏学院の詳細な情報が書かれています

『東京代表・大仏学院は 過去31回全国優勝している 高校将棋界の王者だ
 特にここ25年の活躍ぶりはものすごい 15年連続東京代表 うち全国優勝は10回
 2年おいて6回連続東京代表 うち全国優勝4回 
 中・高合同部員は100人 春・夏の合宿 プロ棋士の指導など いろいろな意味でケタ外れの学校だ
 2年連続全国大会に 出られなかった年は 東京代表は 都立明日葉高校
 特にその1年目は 武藤先生所属のチームだった! 大仏を止めた勢いのまま全国優勝している』

説明、長いです(^^;

飛鳥田“アンラッキーかな? そーかな?”
馬島「えー オレならラッキーだけどな」
角野「なんで?」
馬島「だって強いヤツとやるんだろ そのほうが楽しいじゃん」
(少し馬島を見直した飛鳥田)
飛鳥田「そーだよね うん そーだよ」
角野「そーか?」 

(大仏学院の3人が、姿を見せた 全員バラバラな服装で、
 三将はTシャツで頭にカチューシャ、副将は黒のワイシャツでちょんまげ、大将は眼鏡に作務衣だ)

馬島「あれが大仏? えっらい個性的な いでたちだな」
角野「カチューシャ ちょんまげ 作務衣・・・かよ」
飛鳥田「鷹洋の3人も さすがに緊張してるみたい・・・」

馬島「なあ 鷹洋が全国優勝してさ 来年俺らが 神奈川県大会で鷹洋に勝ったら・・・ 俺ら日本一?」
角野「んな理屈あるかよ!」

飛鳥田“神奈川のレベルが問われる一戦・・・ こればっかりは鷹洋に勝ってほしい!
 神奈川の・・・ ボクらの代表として・・・!”

いよいよ鷹洋と大仏がぶつかります! (つづく)