<第120話>
『──前橋の朝』

(近所の主婦が、犬を散歩させている なぜか吠える犬)
犬「ワンワン」
主婦「こら ご近所に迷惑よ ンン?」
ズンズン
(向こうから何かが、ズンズン近づいてくる)
ズンズンズン
主婦「ンンン?」
ズンズンズンズン
犬「ワンワ・・・」

(近づいてきたのは、朝のランニング中の武藤先生だった すごい形相でドアップになる武藤先生)
武藤先生「ブハー!!」
主婦「ヒィイイ」
犬「ワ・・・」

(小一時間後、会場に向かう、西風の女子3人と武藤先生 
 さっき武藤先生が走っていたところにパトカーが来ている)
内村「なに あれ?」
鳥山香「朝から 変質者だって」
武藤先生「・・・」
『投薬と体重管理のランニングを欠かさない武藤先生だった』

武藤先生、何事もなかったかのように平然としてます
他人に向かって一直線に走るのは、やめたほうがいいと思われますが・・・(^^;

『大会2日目 男女団体・男女個人 すべて準決勝から
 会場の場所 セッティングも 大きく変えられる』

土佐丸の内の生徒たち「おっはょお」
内村「あ おはよーございまーす 頑張ってください」
土佐丸の内の生徒たち「うん 頑張るー」

内村さん、両腕をいっぱいに広げて、親愛を表現しています
こういう仕草を自然にやってのけるのが、すぐ友達が出来る要因なんでしょうね

土佐丸の内の大将・桃井「見ちょってや」
成田「はい」
ザッザッザッ(会場入りした土佐丸の内チーム)

馬島「いつの間に 高知のチームと仲良くなったんだ? 紹介してほしいよ」
角野「特に あの成田が・・・ 超驚き」

成田さんは、人との接触を避けるタイプですからね

角野「オレらも 女子といっしょに見るか?」
飛鳥田「ん ボクは 番さんを見に行くよ」
馬島「おーっ! あのメガネちゃん!? ダンナ 大人っぽいのが好きか!?」
角野「いいからいいから 行こう!」

馬島「ダンナ 残念なお知らせだが あのメガネちゃんは オレに気があるな
 ノーブルなタイプが 好きそうだもん」 
飛鳥田「え・・・ ええ?」
角野「ウマ・・・ お前 それ 何重にも間違ってるって・・・」

ノーブルとは、英語で「気品のあるさま、高貴なさま」だそうです
馬島君とは、一切無縁な言葉ですね

『女子個人準決勝 三条良乃vs番 
 事実上の決勝といわれる一戦は 堂々とした角換わり相腰掛け銀になった』

(戦いが始まらず、こう着状態の局面が続く)
馬島「あ これ同じ手順が続くやつ 百万遍とかなんとか」
角野「しっ 千日手」

三条良乃「フゥ」 (決断し、攻めていった良乃)
飛鳥田“三条さんから・・・ 打開に”
番“果敢・・・ でも・・・”
番の師匠の福岡“この打開は 無理しすぎだな・・・”

三条良乃「フゥ・・・」
飛鳥田“三条さんは3年生 あとがない どうしても勝ちたいんだ・・・ 分かる その気持ち”

『果敢に 千日手打開にいった三条だが 無理であった
 番の的確な反撃の前に 三条の陣は崩れ落ちた』
三条良乃「負けました」

(となりでもう一方の準決勝を戦っていた、妹の三条良美)
三条良美“しのちゃん・・・” 

番さん、最大のライバル、三条良乃さんを下しました! (つづく)