竜王戦第3局、大盤解説会に行ってきました
解説者は小林健二九段(以下、コバケン)

PM5時、コバケン登場 拍手が起きる 客は最初は30人足らずだったが、すぐに増えて
60人近くまでなった
コバケン「今はもうケータイやBS放送やパソコンで見れますから、ここに来てくれるのは非常にありがたい 私もがんばって解説したいと思います」

コバケン「竜王戦、羽生の2連敗で始まりましたね さっき、上の階で、井上さんと脇さんが、『羽生は先に3連敗して4連勝する作戦とちがうか』と言ってました(笑) もし、羽生相手に、私が挑戦者になって、私が3連勝したら、どっちに乗ります?」
・・・お客はだまってましたが、自分なら正直、羽生に乗りますね(^^;

コバケン「近頃は、▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角成とする作戦まである、昔はこんなことやったら、田舎へ帰れ、と言われましたね」

先手渡辺で、戦型は横歩取り△8五飛になった
コバケン「私と同年代の方は、内藤流空中戦法という名前で勉強した形です ▲6六歩と角道を止めた渡辺が、どうまとめるか注目です」

少し手が進んで、
コバケン「次の一手は、渡辺がこの局面を研究していたんじゃないかと思える手です じっと▲4六歩と、堂々と突いた これはなかなか指せませんよ」

封じ手から少し進み、
コバケン「羽生が攻めの継続をはかれるかどうかが2日目のポイントですね 羽生の△3三角はどうでしたかね~ プロ間では評判がよくなかったです」

で、羽生、打った角をズバッといきなり切ってしまったではないか
コバケン「いきなり切るのは、予定としても、ちょっと短気だった気がするんですけどね・・・ ここで渡辺が狙いすました一手を放ちます、それが▲9五角!」

なかなか理解するのが難しいが、形勢は渡辺やや良し、とのこと
羽生は歩切れが痛い、という言葉が何回も出てきた 

次の一手クイズがあり、正解は、羽生が△2七銀と打ち込んだ手だった
雑談で、コバケン「初めてタイトル戦をやる旅館では、色々トラブルがあったりするんです
仲居さんが駒台の上にお茶を乗せた、とか、となりの部屋で宴会をやっていて、よっぱらいにからまれたとか」

▲2九香と味良くつなぎ香を打ち、コバケン「形勢は渡辺はっきり良し」

コバケン「ここで次の渡辺の手を当てた人は、終盤が強いですよ~」
お客らが何回かはずした後、誰かが「▲3五桂」と正解を言った
コバケン「この▲3五桂はいい手です」と言っていたのだが・・・
羽生に飛車をぶつけられて、渡辺は▲同飛と取れずに、歩を謝ったではないか!
こ、これはおかしい! (つづく)