三浦弘行八段vs森内俊之九段 NHK杯 3回戦
解説 豊川孝弘

矢内登場・・・って、え? 矢内、日焼けしてる? こんな冬に?
髪の毛を後ろにバニューンと伸ばしてまとめている なんか、頭にエイリアンを飼っているようだ
 
森内は髪の毛が多いなー 本人も、どうまとめていいものか、といった感じだ
散髪屋で切って、前髪を減らしてもらえばいいのにね

解説の豊川「三浦は基本は居飛車党、序盤の研究家で、研究に裏打ちされた踏み込みの良さが持ち味
 森内は手厚い受け将棋のイメージ」

事前のインタビュー
三浦「森内は受けがうまくて、少しくらいこちらが良くても、勝ちきるのが難しい
 森内には攻めきって勝つのは難しいので、こちらも受けて、押したり引いたりしないといけないと思う」

森内「三浦は研究家で、最新の序盤作戦に精通している 研究合戦では厳しそうなので、
 力将棋に持ち込んで、ねばりで対抗したい」

豊川「僕も毎朝、納豆を食べているんですよ ねばりが効くようにね」
矢内「ははは(笑)」

さて、先手三浦で、意外にも森内が角道を止め、▲居飛車vs△向かい飛車になった
三浦は穴熊を目指し、森内は急戦での攻めを狙う展開

矢内「向かい飛車は力将棋になりやすいですか?」
豊川「まだ定跡が整備されていないのと、穴熊をけん制している意味がある」

慎重に駒組みをしていく両者
豊川「この辺、ホントに1手のミスで、そのまま持っていかれちゃいますんで、神経を使いますね」
三浦は特に、穴熊に囲うよりも先に、右辺の急戦を警戒した指し手だ
豊川「先手が後手に速攻で潰される展開にはなりそうもないですね
 第二次駒組みになりそうです 後手の作戦に先手がうまく対応した」

後手は、急戦狙いで、左金を△3二金と上がっているので、持久戦になってからの駒組みが難しい
矢内「後手の構想は?」
豊川「そう、後手の升田構想は難しい」
矢内「ははは(笑)」
矢内、こんなレベルの低いダジャレなのに、マジで受けてる・・・
うーん、自分も矢内をダジャレで笑わしたい! 豊川がうらやましい!(^^;

三浦が、ことごとく先受けし、後手の狙いを消した結果、▲4枚穴熊vs△銀冠に進んだ
豊川「がっぷり四つになりました 三浦はここまで固めることができたのでまずまずと思っているはず
 ただ、相手が森内なのでどうか」

どうやって戦いを起こすんだ?と思っていると、三浦に軽手が出た
▲3五歩△同歩に、▲3二歩の垂らし!
豊川「歩って、魔法の駒なんですよね 1回突き捨てて、垂らしただけなんですけど、対応が難しい」

さらに、三浦は▲7五歩、と動いた
矢内「思わぬところから・・・」
豊川「(この手の意味は)要するに、味付けのりなんですよ」
矢内「ふふ(笑)」
豊川、調子がいいね~(^^; が、この▲7五歩は疑問だったようだ
森内、渾身の△4五桂のカラ跳ね!
豊川「勝負手ですね さすが森内さん」

この辺りまでは、見ていてすごく面白かった、この将棋・・・
ここから、自分にとってはずーっと難解すぎ、高度すぎる手の連続・・・
メモを取る右手が、ぱったりと動かなくなってしまった・・・orz

長い長い終盤、三浦の▲4七歩という、後手の角に行き場を問うた手もかなり高度
豊川「三浦は草食動物のように、横に目がついている 普通、ここで右辺に目が行きませんよね~」
矢内「(笑)」

豊川もうなる終盤
豊川「(形勢は)またちょっとヨリが戻ってきましたかね」
矢内「これはどうなってるんですか?」
豊川「これはねー 難しすぎてわからないですね(^^;」
やはりそうか、豊川でもわからないのか 駒がごちゃごちゃと、入り組みすぎてるもんね

結果、157手で三浦の勝ち 
感想戦がなかったので、終盤、実際は形勢がどうなっていたか、全く不明だった(^^;
三浦、3一の飛車を馬で取らされているようでは、負けかと思ったんだけどね
ギリギリで自玉に詰みなし、と見切った三浦、強かったね
終盤は、自分には理解不能な手が延々続いたという、高度な一局だった

あ~、こんな感想しかないのか 肝心の将棋は理解不能、
豊川のダジャレしか自分には理解できないのか ドッタンコ