第19期 銀河戦
本戦Fブロック 3回戦
村中秀史六段 vs 菅井竜也四段
対局日: 2010年10月5日
解説:松本佳介六段
聞き手:矢内理絵子女流四段
記録:伊藤明日香女流初段

矢内、明るい水色の服で、髪型もオシャレだ

22年度の成績は、菅井14勝5敗 村中7勝7敗 2人は初手合い
菅井は本戦2連勝中、村中は予選で千葉に勝って本戦進出

解説の松本「菅井は、ゴキゲンと三間石田流を使う、最先端を行く振り飛車党、久保に棋風が似ている
 村中は居飛車の本格派、じっくり指すタイプ」

先手菅井で、▲ゴキゲン+穴熊vs△居飛車+船囲いになった
互いに角道が空いていて、菅井は角頭の8筋を放置して穴熊に囲うという、めずらしい作戦

松本「現在は角道を止めない形が増えましたね 菅井は自分で新しい形を切り開いていく
 これで振り飛車側が大暴れできたら、この戦法はわかりやすいので流行りますね(笑)」
居飛車が急戦調なのに、穴熊というのはめずらしいが、うまくいくのか・・・

松本「村中は特徴として堂々としている、悪手でも堂々と指す(笑)」

8筋の折衝があって角交換、そこから互いに端歩を突きあって、手を渡しあうという中盤
松本「お互いに仕掛けにくい、何を指していいのかわからない(笑)」

長考の末、菅井は船囲いの玉頭をめがけて動いた
ここから互いに角を打ち合い、激しくなった
村中の攻めvs菅井の受け、という展開が延々続くことになる
村中の端攻めに対し、菅井は自陣に竜を引いて、さらに自陣角を打って受けている
どちらも考えにくい手だ

菅井は穴熊を放棄して、玉を上に逃げ出す、という勇気ある判断
寄るか寄らないか、入玉できるかどうか、ギリギリだ

互いに秒読みの中、村中の自陣の金を活用する△3二金という好手、
矢内が「よくこんな手が見えましたね」と言っていたら、
菅井は後手の歩の頭に香を打つ、▲2四香という好手で応戦!
矢内「敵の打ちたいところへ打て、ですね」 ここは非常に見ごたえがあった

菅井は、桂、銀、香、歩、香、と、玉の周りに駒を打ちまくって、升目を塞いだ
松本「囲碁みたいになってますね(笑)」

結果、入玉を決めて135手で菅井が勝ち やっぱ菅井は強いわ

感想戦がなかったので、村中の敗因は全くわからなかった(^^;
なかなかの好局だったと思う
が、しかし、解説の松本が、しゃべった後に常になぜか笑っているのが気になった
「(笑)」が、毎回ついている感じ これはクセで、もう直らないのかな