堀口一史座七段vs糸谷哲郎五段 NHK杯 3回戦
解説 広瀬章人

12月26日に放送されたNHK杯
矢内、まっ白のジャケットに紫のタートルネック、なかなかいい!
そして解説は広瀬王位か

解説の広瀬「2人とも早指しを得意としていて、決断がいい シーザーは本筋を追及する将棋、
 糸谷はその反対で(笑)力強い指しまわし、それが早指しで威力を発揮する」

事前のインタビュー
シーザー「糸谷はバランスのとれた将棋、臨機応変に勝負したい」

糸谷「シーザーは早指しと長考の両面を持ち、居飛車の本格派
 相居飛車になると思う 最後まで楽しんでいただければ」

広瀬「シーザーは裏芸で振ることもある、糸谷は対局が始まってしまえば、
 先輩だろうがなんだろうが遠慮なく戦う」

先手シーザーで、一手損角換わりの相腰掛け銀に進んだ
広瀬「一手損角換わりは糸谷の得意戦法」
駒組みはノータイムで進み、シーザーが手待ちをしたところ、糸谷が△1二香! 穴熊か
広瀬「こればあまり見たことがない手ですね」

ここから互いに長考になった この戦型、仕掛けのタイミングが一番難しいのだろう 
シーザーが銀を引いてまた手待ち、糸谷も考えこんで、ついに△6五歩の仕掛けを決行した

その後、全面戦争になり、一気に激しい駒の交換になった
ものすごいスピードで手が進んだ(^^; 糸谷は飛車もドカンと切って、攻勢だ

広瀬「どちらかといえば後手持ち 先手は3七の金が遊んでいる」
考え込み、どんどん考慮時間を使ってしまうシーザー 残り▲2回vs△8回まで差が開いた
シーザー、苦戦か・・・ いや、かなり差があるかも? 先手はどうやって後手の攻めを防ぐんだ?
後手の攻め駒は全部さばけているし、後手玉はとても固い

糸谷の相変わらずのノータイム指しに、
矢内「糸谷は読み上げの最中に手が出てますね(笑)」 

そして、△3八角の飛車銀両取りが来た! ぐ、ぐあ、これは痛い
うわあ、銀をタダで取られたぞ 成りかえった角も絶好の位置だ
矢内「銀を取られたのはけっこう大きい気が」
これは・・・ もう大差なのでは・・・ 後手の2枚の馬が手厚すぎる

糸谷はシーザーの攻めにも、ノータイムで対応 「もう見切ってます」と言わんばかりだ
先手は攻防ともに見込みがなくなり、シーザー「負けました」

糸谷、シーザーを圧倒! 考慮時間も7回も残していた
番組開始からわずか1時間ちょうどで終局 は、早いよ(^^;

あー、これはシーザー、力が出なかった・・・ 
感想戦を終盤だけ見たが、やはり中盤のワカレで、もう差がついてしまったとのことだった
そうだよね、先手は一方的に陣形を乱されて、後は攻められるばかりだもんね 
シーザー「単調な展開で、馬を作られてるんじゃダメだね
 バカバカしかったね 自信ないもん 全然ね 金と銀、2枚も遊んでるもんな」
シーザーはぼやきっぱなしだった

シーザーの中盤のワカレでの形勢判断が間違っていて、そのまま大差で決着、という一局だった
残念な一局となってしまった 糸谷の強さは相変わらずだったけどね
来週は羽生vs勝又か 勝又の健闘に期待だ