新春お好み将棋対局 1月1日、NHKで放送された新春特別番組

藤田女流、笠井アマ、広瀬王位がまず挨拶したのだが、
門倉三段がバニーガールみたいなうさぎの耳をつけて出てきて、これには引いた
完全にスベッっていたと思う・・・

外国人将棋愛好家とプロ棋士の対戦、という趣旨だった

1局目は、広瀬王位と、オランダのグリムベルゲンさんの角落ち対決
グリムベルゲンさんはアマ四段の免状をもっていて、オランダチャンピオン6回、
世界チャンピオン3回、そしてコンピュータ将棋ソフトを作っているという
職業は東京工科大学の教授ということだ
本もいっぱい持っていて、本棚には羽生の頭脳が揃っていた
一番気に入っている本は、「光速の終盤術」だそうだ
グリムベルゲン「将棋の魅力は、持ち駒 チェスと違って、持ち駒のおかげで、終盤になるほどに面白い」

持ち時間は、広瀬王位は1手30秒 グリムベルゲンさんは30分、使い切ったら30秒、
ただし5回の考慮時間あり そして「お年玉」として、青野九段に3回アドバイスがもらえる、というものだ

結論から言って、この一局、グリムベルゲンさんのボロボロ負け! 
上手に押さえ込まれ、下手は飛車、角が全く働かなかった
これ以上ないくらいの大差がついた・・・ orz
この対局、放送をやめて、撮りなおしにしたほうがいい、というくらいだった

グリムベルゲンさんは、「お年玉」をポイントの局面で有効に使って、
青野九段にちゃんとアドバイスをもらっていたのだが、広瀬にことごとく予想手順をはずされた

局後の感想 広瀬「駒組みが長引いているうちに、だんだんこちらの陣形が良くなった」
グリムベルゲン「難しいところで間違えた」

いったん休憩時間になり、世界各国の将棋が紹介された
日本の「禽将棋」(とりしょうぎ)というのが興味深かった 初めて見た
駒が全部、鳥の名前で、取った駒が持ち駒になる、ということだ
青野「世界で持ち駒の概念があるのは、日本の禽将棋と本将棋だけ」 

本将棋の説明で、玉、金、銀は宝石、桂は月桂樹、香は香木(こうぼく)とのこと
長いこと将棋やってるけど、桂と香にそんな意味があったのは初めて知った(^^;

2局目は甲斐女流二冠と、イタリアのモメットさんの2枚落ち対決
持ち時間は1局目と同じルール

モメットさんはイタリア語のインストラクターとのこと
モメット「本で勉強して、道場に毎週末通っている
 将棋の魅力は音 私は長考するので、相手が寝てしまう
 そのとき大きな音をだして指すと相手が起きる そこがいい チェスだと駒音が出ない」
 
「我流」というモメットさん、1筋から飛車、香、銀での物量攻めを敢行
1筋は破れて、竜ができて、そこそこの勝負にはなったのだが・・・ 
中盤、攻め合いにいかず、受けに金を投入してしまった判断が痛かった
上手に駒を持たせすぎていたのが響いて、最後は単純な詰みで負け
「お年玉」でアドバイスを受けたが、もうそのときには局面が難しくなりすぎていて、
解説していた青野ですらどう指していいのか、わからないくらいだった

局後、モメット「お年玉のことを忘れていた」 甲斐「自信はなかった」

この企画、どうだったのか もう1回、撮りなおすべきではなかったか 
上手のプロの強さだけが出た内容を見せられても・・・ 
お好み対局なんだから、撮りなおしができるはず
それも、グリムベルゲンさんは2枚落ち、モメットさんは4枚落ちでちょうどいいくらいだろう
青野のアドバイスもないほうがいい 一人で指して、自分の力で勝負することに意義があると思う
そもそも、どこの誰とも知らない外国人を連れてくるのではなく、誰か有名人を(以下略)

でも、なぜか2時間があっというまに過ぎていた これは不思議だった(^^;