第19期 銀河戦
本戦Bブロック 6回戦
真田圭一七段 vs 金井恒太五段
対局日: 2010年11月26日
解説:櫛田陽一六段
聞き手:斎田晴子女流四段
記録:井道千尋女流初段

金井は前局で神崎に勝ち、真田は予選で中尾四段に勝ち本戦進出
22年度の成績は、金井13勝10敗 真田6勝9敗 2人は初手合い

解説のクッシー「金井は四段のときは居飛車党だったが、
 五段になってからは色んな戦法を試している 粘り強い棋風
 真田は居飛車一本の正統派 相手の得意に飛び込んでいく 鋭い攻め将棋」

雑談で、聞き手の斎田「真田は奨励会の顧問をやっている、最近奥さんの古河女流との間に
 お子さんが誕生した」
そうか、真田と古河女流が夫婦だったのか 今聞いて思い出したよ(^^;

斎田「金井は2年前、法政大学を卒業した 今は将棋一本」
クッシー「ホントですかね(笑)」
クッシーは金井が将棋に専念していることを疑っていた
クッシー、四段になってから自分は遊んだんじゃないかな(笑)

斎田「将棋祭りの企画で、金井は中村太地と『王子さま対決』をやった 雰囲気が貴公子みたいだから」
たしかに、そんな感じがするね 金井は気品があるもんね 中村太地も体型がスラッとしてるもんね

さて、先手金井で、相矢倉になった ▲穴熊vs△4枚矢倉で、がっぷりと組み合った
▲金井の攻めvs△真田の受け、という展開で進む
解説のクッシーは、良く手が見えて、ビシビシと指摘している さすがだ

だが、クッシーは秒読み将棋は苦手とのことだ
クッシー「残りありません、と言われると、死刑宣告をされた気分です(笑)」

中盤、金井が攻勢で、飛車を見捨てて一気に攻めにいった
金井はバシッ!と駒音高く指して、勝負!という感じだ
クッシー「うわ いったんですか 大丈夫なのかな~」

真田が飛車を取ったが、成銀が遊び駒になるからどうか、というところだ
クッシー「こういう遊んでいる駒のことを、誰々さんみたいな駒だ、と言うんです(笑)」

しかし、真田が好位置に飛車を打って、竜にした手が好手、後手玉が入玉模様になってしまった
ああー、金井、これはもう、後手玉を捕まえられないわ
クッシー「遊び駒だった銀が働いてきましたね(笑)」

結局、真田に入玉されてしまった 先手玉は穴熊だったので、相入玉はもう無理だった
128手で真田の勝ち
金井、飛車を取らせたのがやりすぎ、ということだった 飛車はやはり逃げておくべきだったとのこと

うーん、この将棋はあんまり何も感じるところがなかった(^^;
相矢倉の、攻めを失敗して入玉されて負けた、という典型の内容だった

相矢倉の特徴として、お互いの角が直接相手の急所を睨んでいるわけではないので、
角の使い方がとても難しくなる、ということは再認識させられた 
やはり相矢倉は最上級の難しい戦法と思った次第