まずはkifu for Windowsで、↓の図を取り込んでください

後手:羽生名人
後手の持駒:角二 歩二 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・v香|一
| ・ ・v玉v金 ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・v桂v銀v銀 ・ 龍 ・ ・|三
|v歩 ・v歩 ・v歩v歩v歩 ・v歩|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 歩v歩 ・ 銀 歩 ・ 歩|六
| ・ 歩 銀 ・ 歩 歩 桂 ・ ・|七
| 香 ・ 金 金 ・ ・ ・ ・ ・|八
| 玉 桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 桂 歩 
後手番
先手:渡辺竜王

(図は▲3三竜まで)

2008年の竜王戦7番勝負第1局、▲渡辺vs△羽生の有名な将棋です
この将棋は、羽生の大局観のすごさが出た一局ということで、覚えている人も多いのではないでしょうか
今週の週刊将棋のP16「ご存じですか?」のコーナーは、「大局観」の話です
その記事に、この一局が紹介されています 以下、週刊将棋からの引用です

>ここでは先手が角と金桂の2枚換えで駒得し、一方的に竜を作ってもいます。
>渡辺本人はもちろん、多くのプロ棋士が図では先手優勢と見ていました。
>ところがただ一人、羽生だけは難しいと見ていたのです。
>図から△6七歩成▲同金直△6九角▲6八金引△4七角成▲4三金△6四角と進んだところで、
>渡辺は思わしい手がないことに気づき、愕然としたそうです。以下は羽生が圧倒しました。
>羽生の卓越した大局観に、多くのプロ棋士がショックを受けた将棋です。

ところが、です! この局面を激指定跡道場2の検討モードにかけてみたところ、
1秒かからずに、約+100、形勢は互角、と出たではないですか!! す、すごい!
この局面、当然もう定跡からははずれています、事前に組み込んであった局面ではありません
この局面を1秒かからずに互角と判断するのは、人間には無理でしょう
その後、検討モードを起動させ続けたところ、15分ほどで思考完了、
形勢は-21で互角、次の後手の最善手は△6七歩成、としっかり出ました!
激指定跡道場2、す、すっげー!!

以前から、この激指定跡道場2の形勢判断には、私はかなり信頼を寄せていましたが、
今回、この局面の検討をさせて、ますます信頼が高まりました もうエベレスト級の信頼の高さです

清水女流vsあから2010では、あからの性能は約160台パソコンをつないだものでした
しかし、あからほどのコンピュータでなくても、10万円のデスクトップパソコンと1万円のソフトで、
この局面を正確に判断する大局観を誇っているのです これが現状なんですね 
激指定跡道場2、ハッキリ言って、ものすごいですね・・・