第19期 銀河戦
本戦Cブロック 8回戦
先崎 学八段 vs 糸谷哲郎五段
対局日: 2011年2月4日
解説:島 朗九段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:渡辺弥生女流2級

土曜に放送された銀河戦
元天才?の先崎vs怪物・糸谷だ これは興味を引かれる一戦だ

22年度の成績は、先崎14勝14敗 糸谷25勝10敗 2人は初手合い
先崎は予選で宮田利男に勝ち 糸谷は本戦で遠山、富岡、広瀬、森けい二に勝って4連勝中

解説の島「先崎は自在の将棋、中盤から迫力がある 羽生世代の中でも才能がきらめいている一人
 糸谷は、銀河戦でもいかんなく怪物ぶりを発揮している
 いつの間にか自分のペースに持ち込むのがうまい
 苦しくなったときの勝負手に個性的なものがある はげしいパンチの応酬になるんじゃないか」

聞き手の本田「先崎さんは子供の頃、道場で、すぐに指して相手の考慮中にマンガを読んでいる、
 という子供だったそうです」
島「一番負けたくないタイプですよね~」
ここ、笑った 勝負に淡白な島さんもそんなことを思うのか(^^;

先手先崎で、相振りに、そしてこの将棋、ものすごく見ごたえある一戦になった!

糸谷が飛車を5段目で浮かして使い、手を作ろうとがんばった

先崎、スキありと見て、仕掛けた 糸谷ピンチ?

糸谷、わざと王手飛車をかけさせる手順でなんとかこらえた 逆に自陣が乱れている先手が不利か

角金交換の駒損ながら、先崎陣を乱し、竜を作って糸谷有利か 先崎ピンチ?

先手玉、うまい受けがなく、糸谷の勝ちか 最後のお願いで先崎、美濃に玉頭攻め

これがことのほか厳しく、形勢は混沌 先崎に絶妙の自陣角が出る 先崎の勝ちか?

もう後手投了、と島が解説していたが、糸谷にわけのわからない先受けの香打ちが出る

先崎対応を誤ったらしく、また逆転? しかし、先崎は島には見えていなかった王手金取りをかけて、
勝ちを確定させた 155手で先崎の勝ち

とにかく、両者が、あらゆる手練手管を使いまくり、もうね、終盤の手筋のオンパレード、
逆転術の秘術の応酬、この一局は両者が魅せた!! 
解説の早投げで有名な島さん、島さんの解説が終了モードに入ったときが途中で2回はあったね(笑)

ホント、終盤にも手はあるものだ、と思わせた 自分に見えなかった手の連発だもんね
先日、森下のふがいない終盤力に、ついに私はブチ切れしてしまったが(笑)、
これがホントの大熱戦!!っていう将棋を見させてもらったよ いや~ 良かった!!

糸谷は、NHK杯で見せていた、あの強いときの糸谷だった
それを先崎が、腕力、底力で上回ったんだからね これは良かった!!

島「40才になっても手が見えますね~」 
島さんも、感心しきりだった いや、この1局、良かったよ!! もう1回書こう、良かった!!
何気に、自分はまだ先崎ファンなのかも・・・(笑)

実は、このブログ、かるーく閉鎖の危機だったんだけど、それを免れたね 
だって私が将棋観戦で感動をしなくなったら、書くことがないサイトだもんね

先崎、40才、これからタイトル挑戦をまだ狙って欲しい この一局を見たらそう思える 
今からでも、まだやれるぞ!! いけいけ、先ちゃん!!