第19期 銀河戦
本戦Dブロック 8回戦
北浜健介七段 vs 宮田敦史六段
対局日: 2011年2月15日
解説:千葉幸生六段
聞き手:貞升 南女流1級
記録:野田澤彩乃女流1級

木曜に放送された銀河戦
宮田は前局で勝浦に勝ち、北浜は予選で武者野に勝ち
22年度の成績は、宮田15勝11敗 北浜17勝10敗 2人の対戦成績は北浜の2-1

解説の千葉「宮田は終盤の強さ、読みのスピードの速さで有名 序盤にもこだわりがある
 北浜は居飛車党で相掛かり、横歩取りを得意とする 攻めの棋風で、やはり終盤力に定評がある」

先手宮田で、▲居飛車急戦vs△5筋位取りのゴキゲン中飛車になった
宮田の右銀が▲2五銀と出たところで、北浜は△5六歩と開けて戦闘開始

宮田が▲6六歩と角交換を拒否した手に対し、北浜はなんと△6五銀! おお~歩頭に銀か
先手はこの銀が取れない! これは後手が気持ちいいな~

が、北浜、つづく飛車浮きがどうだったのか、角銀交換の駒損になっちゃったぞ
千葉「宮田が少しいいと思うが、先手は陣形が弱いので間違えたら負けやすい」
とにかく、宮田としては、北浜に手を作らせたら絶対にダメな将棋だ 押さえ込めるか?

が、この勝負どころで、宮田、北浜の攻めを呼び込む、危険な手を指しちゃった!
すかさず、つけいる北浜 攻めが続き、もう宮田の陣形、バッラバラ!

そして、北浜の、実にうまい歩の垂らしが決まった~ 飛車交換になっちゃった
千葉「後手のほうは美濃が無傷で残っているので、先手は苦しいですね~
 サッカーでいうと、先手はディフェンスラインを高くあげた、その裏に入られたという感じ」

陣形は圧倒的大差で、駒の損得もほぼなく、飛車交換だ この時点で勝負はあった 
その後、寄せるまではまだ長くかかりそうだったのだが、北浜は実にうまい寄せの構想を見せた
あっという間に、宮田玉を寄せてしまった うーん、これは鮮やか!
千葉「北浜がすごくスマートに仕上げましたね センスのいい攻めでした」

北浜、終盤力に定評がある、という看板に偽りなし!
読みではなく、寄せの構想力が必要とされた局面で、見事に寄せた すばらしい 
一方の宮田は得意の終盤力を発揮するチャンスが全然なかった 後手陣は全く手付かずだった(^^;

いやいや、北浜、プロらしい寄せだった うんうん、良かったよ