豊川孝弘七段vs小林裕士八段   NHK杯  1回戦
解説 阿部隆

おおっ 矢内、青と白のストライプの服だ 胸元に大きなネクタイがあるやつ
前にも思ったけど、この服はかわいい

今日は豊川とデカコバだ 「こばやしひろし」はプロで2人いるので、
今日の対局者のほうは、体がデカイという理由で「デカコバ」という愛称で、このブログでは定着している
解説は阿部ちゃんかあ 毒舌解説が聞けるかな 

豊川は去年までB1だったので予選免除で7回目の本戦出場、
デカコバは予選で増田、稲葉、村田顕弘に勝ち7回目の本戦出場

阿部「豊川はサービス精神あふれる楽しい人、だが今日は控え室でいっさいしゃべらなかった
 気合いが入っている
 デカコバは才能がすごい、私が買っている棋士、六段以上の実力を秘めている」

事前のインタビュー
豊川「デカコバは才能肌で早見え早指し、スケールの大きい怪物君、今日は気が重い
 見事に潰されちゃうところを見てください」
このコメントにはさすがに笑った ははは 矢内も阿部も笑っていた

デカコバ「豊川は非常に力強い棋士 定跡形にはならないと思う、力戦を堪能していただければ」

先手豊川で、なんだかヘンテコな出だし デカコバは一手損角換わりをやろうとしているのだが、
豊川が角道を止めて持久戦に持ち込んだ 結局、▲矢倉vs△腰掛け銀+矢倉模様に進む
阿部「豊川はシメシメとと思っているだろう 勝負にカライ」

デカコバが△4五銀と出て、早くも仕掛けてきた 
阿部「あ 銀を出ましたね 気合いがいいですね 
 後手は景気はいいが、玉を囲っていないので、どうなるか」

デカコバが△6五歩と突いて、7三の角で飛車取りにしたときが、この一局のハイライトだった
阿部「▲3七歩は論外 プロは全く考えない手」と言っていたのだが!
なんと豊川の手は▲3七歩!! な、何~!?
矢内「おお~!」 阿部「ええ~?」 2人は驚愕だ 矢内が「おお~」というなんて珍しい

阿部「豊川さんらしくないですね 元気がない なさすぎる」
豊川の意図は何なんだ? 3筋の歩を交換したのに、▲3七歩とあやまるなんて、
この後どう駒組みするのだろう?
豊川、考慮時間をどんどん使っていく あら~ 何の構想も考えてなかったのか あらら~
結局、▲9八香から穴熊に潜った豊川だったが、もう考慮時間はあと1回のみ
デカコバはまだたっぷりある こ、これは厳しい

デカコバの△4三金右と矢倉を完成させた手に、豊川、秒を9まで読まれて▲8四角と飛び出した
ここでひと勝負か! 角交換になり、阿部「さっきまでより、紛れた印象」 

だが、先手は右銀が完全に立ち遅れていて、見た目よりも、もろかったようだ
デカコバ、飛車を取らせる間に、絶好のラインに角打ちという好判断があって、勝負あった
阿部「いや~ これは小林先生らしい、才能あふれる手」
デカコバ、大局観がいいんだね 

穴熊を成駒で受けなしに追い込み、デカコバの快勝となった あ~、豊川、いいところなし・・・
阿部「豊川の▲3七歩がかなり疑問、ちょっとずつ差がついた 
 デカコバの飛車を見捨てた判断が見事だった」

感想戦で、▲3七歩のところ、豊川「ひよっちゃいました 実力が出ちゃいましたね」
あー、豊川、▲3七歩とあやまるようでは、やはり勝ち目がなしか 残念な手だったね

阿部「デカコバの寄せはシャープでしたね」
豊川「ペンシルだったよ」
完敗した豊川だったが、シャープペンシル、のダジャレを言っていたのは私は聞き逃さなかった(笑)

デカコバは相当強いよ 銀河戦を見てればわかるもんね 
豊川は順位戦ではB1まで上がったけど、持ち時間が短いNHK杯ではデカコバにはかなわないね 
デカコバの快勝で、私にとっては予想通りの一局、でした

さて、それはそうと、最近、なんだか暑くないですか? 半年くらい前と比べて、かなり暑いんですけど・・・
何でですかね? 去年もたしか、こんな風だったような・・・
もう、体に相当厳しいんですけど、どうしましょう? ぐったりしてる日が多い今日この頃です