第19期 銀河戦
決勝トーナメント 1回戦 第7局
久保利明二冠 vs 杉本昌隆七段
対局日: 2011年6月30日
解説:中田宏樹八段
聞き手:斎田晴子女流五段
記録:渡辺弥生女流1級

土曜に放送された銀河戦 久保の登場だ

杉本は、北浜、松尾に勝ち決勝トーナメント進出、久保は行方に勝ち決勝トーナメント進出
23年度の成績は、杉本1勝2敗 久保7勝2敗 2人の対戦成績は久保の6-5 意外と競っているね

解説のデビル「杉本は振り飛車党、丁寧な受けと粘り強い将棋、長手数を苦にしない
 久保は振り飛車党、軽快にさばいていく将棋」

先手杉本が居飛車を選択、後手久保はゴキゲンで5筋位取り 杉本は流行の▲3七銀だ
デビル「杉本は最近、居飛車もやっている 超速▲3七銀は、奨励会の星野三段が指して、
 升田幸三賞を受賞している」

▲4六銀と出た杉本に対し、久保は△4四銀とがっちり受ける作戦 
こうなると、盤面右側はどちらからも手が出せない そして、お決まりの相穴熊に~orz
ああー 相穴かー ダメだ 見る気がしない

長くなりそうだったので、終盤だけ見ることにした
すると、▲攻める杉本vs△攻められっぱなしの久保、という展開 

杉本、快調に攻め続ける 実にうまい 流れるような手順だ 
攻め駒が5枚あるので、理論上、攻めが切れることはない、と頭ではわかっているのだが、
攻め駒が多い分、選択肢も多いのだ それを、杉本、全然間違う様子がない これは実に強い! 
杉本陣は全く安全で受けを考えなくていいことを差し引いても、
これだけ間違わず攻め続けるのは容易ではないはず、しかも終盤はずっと30秒将棋だった
へ~、杉本ってこんなに攻めがうまかったんだ

結果、杉本が押し切り、157手で勝ち 久保相手に、見事な完勝だった
あー、久保が負けたか 優勝候補の本命と見ていたんだけど・・・ 
相穴熊では、さばきの将棋にならないので、久保の本領が発揮されず、残念だった
杉本、これで久保との対戦成績が6-6のイーブンだ これはすごいね

局後のインタビュー
杉本「長手数の将棋、自分らしい将棋が指せた
 次の相手の稲葉には、公式戦でも何度か負かされているので、その借りを返したい」