第20期 銀河戦
本戦Dブロック 3回戦
永瀬拓矢四段 vs 野田敬三六段
対局日: 2011年10月26日
解説:瀬川晶司四段
聞き手:高群佐知子女流三段
記録:井道千尋女流初段

土曜に放送された銀河戦
永瀬は予選で富岡に勝ち 野田は前田、岡崎に勝ち2連勝中 
23年度の成績は、永瀬21勝10敗 野田3勝6敗

解説の瀬川「永瀬は19才、私の弟弟子、受けが強い 大山名人を彷彿とさせる 
 今期、18連勝という記録を作り、波に乗っている 
 研究量がすごく、1日10時間くらいは勉強しているようだ 
 (NHK杯で康光と2局連続千日手をやったが)研究会でも千日手を指すことがある
 野田は軽快な振り飛車党」

先手永瀬で、石田流▲7六飛型+美濃vs居飛車+船囲い急戦調
野田が7筋から棒金で逆襲という展開

野田が棒金で押さえ込めるかどうかだったが、永瀬が特にうまい手をやったとも思えないが
なんとなく指しているうちに、さばけて振り飛車優勢に、
しかし永瀬、終盤で寄せを失敗して、危うくなった
ええ~、これがもしかして逆転しちゃうの? と思ったが、永瀬、なんとか最後は勝った、という一局だった

この将棋、両者、肝心なところで疑問手が出て、プロらしからぬアマチュアっぽい内容になってしまった
このくらいの実力だったら、2人とも確実にボンクラーズに負けちゃうと思う(^^;
永瀬、次は糸谷戦なので、そこで真価を見せてしてほしい

瀬川が雑談で、永瀬の面白いエピソードを話してくれた

瀬川「永瀬が15か16のとき、『名刺はどうやって作るんですか』と訊いてきて、
 街の店に名刺を作りに一緒に行ったことがあるんです 
 それから彼と地方に行ったとき、地元の人と合って、向こうの人が名刺を出してきた
 でも彼は、そのとき名刺を出さなかった
 持ってくるのを忘れたのかな、と思って、彼に『なんで出さなかったんだ、忘れたのか』
 と訊いたら、永瀬は『いや、だって名刺が減っちゃうんで』と答えた」