第20期 銀河戦
本戦Aブロック 7回戦
青野照市九段 vs 佐々木 慎五段
対局日: 2012年1月6日
解説:泉 正樹七段
聞き手:本田小百合女流二段
記録:渡辺弥生女流1級

昨日の銀河戦の、青野vs佐々木慎は名勝負、面白かった~
ここのところ、銀河戦の観戦記事の更新をストップしてるんだけど、
全く見ていないわけではなく、いちおう、どんな戦型か、くらいは見てるんですよね
(豊島vs佐々木勇気は注目のカードだったんで全部見たけど、そんなには盛り上がらなかった)

昨日はひさしぶりにリアルタイムで放送されているのを見ました
戦型は、▲青野の4六銀+6六銀の2枚銀vs△佐々木慎の5筋位取りゴキゲン中飛車+穴熊

青野、後手の5五の歩がタダで取れるが取らず、自陣を固めるという工夫
佐々木慎は端からいきなり角切りの猛襲をかけ、青野の玉側の香と交換しちゃう!という攻め
そこから攻め合いになり、ハラハラドキドキの展開!

一手指すほうが有利か、と思える攻防、そして終盤、佐々木慎の会心の「銀のタダ放り込み」が出た~!
こんな手が出るようではもう終わり、のはずだったのだが、青野も投了寸前、「飛車のタダ捨て打ち」!
それがなんと功を奏し、今度は佐々木慎がミスった! 
しかし、実戦は玉を追われた青野が粘りきれず、ついに寄せられ、
佐々木慎の勝ちという将棋だった

いや~、これは早指しの名勝負だった 
ただ、唯一残念だったのが、「銀のタダ放り込み」を佐々木慎が指した瞬間、
泉が大盤で解説しており、TVが大盤のほうを映していたこと
この手だけは佐々木慎がどんな風に指したのか、盤上の空気を見たかったな~ 実に惜しい(^^;

感想戦では、水面下の変化で、後手の「飛車を捨てる受け」があり、
さらに先手が「その飛車を取らない手」があった、というから、これまた面白かった! 
こんな大技が何度もある将棋は珍しい 

人間vs人間の将棋ならでは、と言えるかどうかわからないけど、
将棋の醍醐味が詰まった一局だったと思う 楽しかった(^^)